JPH04116294U - スペアタイヤの固定装置 - Google Patents
スペアタイヤの固定装置Info
- Publication number
- JPH04116294U JPH04116294U JP2794191U JP2794191U JPH04116294U JP H04116294 U JPH04116294 U JP H04116294U JP 2794191 U JP2794191 U JP 2794191U JP 2794191 U JP2794191 U JP 2794191U JP H04116294 U JPH04116294 U JP H04116294U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- spare tire
- recess
- vehicle
- fixing device
- bottom wall
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Body Structure For Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 車体後部の底壁に形成した凹部に格納するス
ペアタイヤの固定装置において、車体が後方から衝撃を
受けたとき、スペアタイヤが固定装置から解放され、車
体後部に形成された衝撃吸収部全体をつぶれ代として有
効に機能させるようにする。 【構成】 凹部2の底壁部2bに車体の全部方向に向けて
U字溝9を形成する。U字溝9に対応した位置に切り溝
12を設けた取付板11を、底壁部2bに沿って、かつU字溝
9に対し直交して取り付ける。ボルト10の頭部10a をU
字溝9の所定位置に位置決めし、ねじ部10b をスペアタ
イヤ取付板11とタイヤホイール1aとを貫通させ、蝶ナッ
ト7により締めつける。車体が後方から衝撃を受ける
と、スペアタイヤ1も車体の前進方向に力を受け、ボル
ト10の頭部10a はU字溝9を滑動し、かつ、ねじ部10b
は切り溝12を押し分けて移動するので、スペアタイヤ1
は固定装置から解放される。
ペアタイヤの固定装置において、車体が後方から衝撃を
受けたとき、スペアタイヤが固定装置から解放され、車
体後部に形成された衝撃吸収部全体をつぶれ代として有
効に機能させるようにする。 【構成】 凹部2の底壁部2bに車体の全部方向に向けて
U字溝9を形成する。U字溝9に対応した位置に切り溝
12を設けた取付板11を、底壁部2bに沿って、かつU字溝
9に対し直交して取り付ける。ボルト10の頭部10a をU
字溝9の所定位置に位置決めし、ねじ部10b をスペアタ
イヤ取付板11とタイヤホイール1aとを貫通させ、蝶ナッ
ト7により締めつける。車体が後方から衝撃を受ける
と、スペアタイヤ1も車体の前進方向に力を受け、ボル
ト10の頭部10a はU字溝9を滑動し、かつ、ねじ部10b
は切り溝12を押し分けて移動するので、スペアタイヤ1
は固定装置から解放される。
Description
【0001】
本考案は、自動車の車体構造に係り、特にスペアタイヤの固定装置に関するも
のである。
【0002】
従来、スペアタイヤ1の固定装置は、図9ないし図11に示す如く、車体後部の
底壁に形成されたスペアタイヤ格納用の凹部2の中央に、係合孔3を有するブラ
ケット部材4を立設し、下端部に折曲部5aを備えた固定用ロッド5をスペアタイ
ヤ1の中央から、スペアタイヤ1に当接されたリテーナ6を介して遊挿し、前記
折曲部5aを前記係合孔3に係合したのち、蝶ナット7により前記固定用ロッド5
を締め付け、スペアタイヤ1を前記凹部2に固定し、その上部をカバー8で覆っ
ていた。
【0003】
このようにスペアタイヤ1が車体後部の底壁に形成された凹部2に格納固定さ
れていると、図10及び図11に示すように、車体が後方から衝撃を受けた場合、車
体後部に形成されている衝撃吸収部Aが破壊されると共に、スペアタイヤ1によ
って凹部2の前壁部2a、即ち、リアフロア前部が変形される。しかも、スペアタ
イヤ1自体は変形されないので、スペアタイヤ1が凹部2の前壁部2aから抵抗を
受けるため衝撃吸収部A全体がつぶれ代として有効に働くことが妨げられていた
。
【0004】
本考案の目的は、車体が後方から衝撃を受けた場合、スペアタイヤが固定装置
から解放されるようにすることにより、車体後部の衝撃吸収部をつぶれ代として
十分有効に利用可能とし、かつスペアタイヤ格納凹部の前壁、即ち、リアフロア
前部周辺の変形を防止することである。
【0005】
本考案は、上記課題を解決するための手段として、荷物室底壁に凹部を形成し
、該凹部にスペアタイヤを格納し、該スペアタイヤをボルト及びナットにより固
定するスペアタイヤの固定装置において、前記凹部にその中心部から車体の前部
に向けて前記ボルト頭部の径に合わせた溝を形成し、スペアタイヤ取付板を前記
凹部の壁部に沿って前記溝の方向に対して直交するように配設し、前記取付板に
前記溝に対応する切り溝を形成した構成としたものである。
【0006】
以上のように構成することにより、車体が後方から衝撃を受けた場合、車体後
部の衝撃吸収部がつぶれ代として機能すると共に、荷物室底壁に形成された凹部
に格納されたスペアタイヤも車両の前進方向に力を受ける。そして、スペアタイ
ヤはボルト及びナットと一体に前進しようとし、ボルトは前記凹部に形成された
溝に沿って移動し、同時に、前記スペアタイヤ取付板に形成された切り溝を左右
に押し分けながら通過するので、スペアタイヤは固定装置から解放される。
【0007】
従って、車体後部の衝撃吸収部全体がつぶれ代として有効に働くと共に、スペ
アタイヤ格納凹部の前壁、即ち、リアフロア前部周辺の変形を防止することがで
きる。
【0008】
以下、本考案の一実施例を添付図にもとづいて説明する。図1ないし図3にお
いて、1はスペアタイヤで、車体後部の荷物室底壁に形成された凹部2に格納さ
れている。凹部2は、スペアタイヤ1の幅を深さとする略正方形に形成され、移
動可能なカバー8により覆われている。図4及び図5に詳しく図示されているよ
うに、凹部2の底壁部2bの中心部から車両の前進方向に沿ってU字溝9が形成さ
れている。U字溝9の幅は取付ボルト10の頭部10a の大きさに合わせて設定され
、これにより、取付ボルト10の回転を防止するようになっている。
【0009】
再度、図1ないし図3において、11はスペアタイヤ取付板であり、車体の横方
向に凹部2の底壁部2bに沿って配設され、両端が底壁部2bに固定されている。図
5に詳しく図示されているように、スペアタイヤ取付板11の中央部に、U字溝9
に対応して切り溝12が形成されている。又、切り溝12の取付ボルト10に対応する
位置には取付ボルト10のねじ部10b の径に合わせた円形の拡大部12a が形成され
ている。
【0010】
スペアタイヤ1の格納及び固定は、次のように行われる。先ず、取付ボルト10
をその頭部10a を下にしてU字溝9の特定位置に仮置きする。次にスペアタイヤ
取付板11を、取付ボルト10のねじ部10b が切り溝12の拡大部12a を貫通するよう
にして、凹部2の底壁部2bに沿って配設し、適宜手段により底壁部2bに取り付け
る。この時、取付ボルト10の頭部10a は底壁部2bとスペアタイヤ取付板11との間
に挟まれた状態となる。そして、スペアタイヤ1をタイヤホイール1aの中心部の
湾曲部1bを下にし、取付ボルト10のねじ部10b を貫通してスペアタイヤ取付板11
上に載置する。更に、リテーナ(図示せず)を介して取付ボルト10と対の蝶ナッ
ト7を取付ボルト10に螺合し、タイヤホイール1aをスペアタイヤ取付板11に対し
て締め付けることにより、スペアタイヤ1を凹部2内に固定する。最後に、カバ
ー8で凹部2を覆い、スペアタイヤ1の格納を終了する。
【0011】
以上のようなスペアタイヤの固定装置において、車体が後方から衝撃を受ける
と図8に示すように、車体後部に設けられた衝撃吸収部Aが衝撃を吸収しながら
破損され、同時にスペアタイヤ1も車両の前進方向に衝撃を受ける。この結果、
取付ボルト10の頭部10a がU字溝9を滑動し,図6及び図7に示すようにねじ部
10b がスペアタイヤ取付板11に形成された切り溝12の拡大部12a から、貫通溝12
を押し分けながら同方向に移動し、スペアタイヤ1は取付ボルト10と共に移動自
在となり、カバー8を押上げ、凹部2から脱出する。
【0012】
従って、車体の後方から衝撃を受けた場合、車体後部に設けられた衝撃吸収部
全体Aがつぶれ代として機能すると共に、凹部2の前壁、即ちリアフロア前部周
辺を変形させることもない。
【0013】
以上の説明から明らかなように、車体の後方から衝撃を受けた場合、荷物室底
壁に設けられた凹部に格納されたスペアタイヤが取付ボルトと共に凹部より脱出
できるので、車体後部に形成された衝撃吸収部全体がつぶれ代として機能し、か
つ凹部の前壁、即ちリアフロア前部の変形を防止できる。従って、衝撃時の乗員
に対する衝撃を可及的に緩和できると共に、車体修理に要する費用を低減できる
。
【図1】本考案の一実施例のスペアタイヤの格納状態を
示す平面図である。
示す平面図である。
【図2】図1のものの側面図である。
【図3】図1のものの右側面図である。
【図4】図1における要部の拡大断面図である。
【図5】図4における要部の拡大平面図である。
【図6】取付ボルトの取付状態を示す平面図である。
【図7】車体の後部から衝撃を受けたときの取付ボルト
とスペアタイヤ取付板の作動状態を示す説明図である。
とスペアタイヤ取付板の作動状態を示す説明図である。
【図8】本考案のスペアタイヤの固定装置を採用し、車
体の後方から衝撃を受け、車体後部に形成された衝撃吸
収部全体がつぶれ代として機能した状態を示す平面図で
ある。
体の後方から衝撃を受け、車体後部に形成された衝撃吸
収部全体がつぶれ代として機能した状態を示す平面図で
ある。
【図9】スペアタイヤの格納状態を示す斜視図である。
【図10】従来例のスペアタイヤの固定装置を示す平面
図である。
図である。
【図11】図10のものの断面図である。
【図12】図10の固定装置が車体の後方から衝撃を受け
た時の状態を示す説明図である。
た時の状態を示す説明図である。
1 スペアタイヤ
2 凹部
2b 底壁部
3 係合孔
7 蝶ナット
8 カバー
9 溝
10 取付ボルト
11 スペアタイヤ取付板
12 切り溝
12a 拡大部
Claims (1)
- 【請求項1】 荷物室底壁に凹部を形成し、該凹部にス
ペアタイヤを格納し、該スペアタイヤをボルト及びナッ
トにより固定するスペアタイヤの固定装置において、前
記凹部にその中心部から車体の前部に向けて前記ボルト
頭部の径に合わせた溝を形成し、スペアタイヤ取付板を
前記凹部の壁部に沿って前記溝の方向に対して直交する
ように配設し、前記取付板に前記溝に対応する切り溝を
形成したことを特徴とした固定装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2794191U JPH04116294U (ja) | 1991-03-29 | 1991-03-29 | スペアタイヤの固定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2794191U JPH04116294U (ja) | 1991-03-29 | 1991-03-29 | スペアタイヤの固定装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04116294U true JPH04116294U (ja) | 1992-10-16 |
Family
ID=31912148
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2794191U Pending JPH04116294U (ja) | 1991-03-29 | 1991-03-29 | スペアタイヤの固定装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04116294U (ja) |
-
1991
- 1991-03-29 JP JP2794191U patent/JPH04116294U/ja active Pending
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