JPH04116597U - 防潮板締付装置 - Google Patents

防潮板締付装置

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JPH04116597U
JPH04116597U JP2911991U JP2911991U JPH04116597U JP H04116597 U JPH04116597 U JP H04116597U JP 2911991 U JP2911991 U JP 2911991U JP 2911991 U JP2911991 U JP 2911991U JP H04116597 U JPH04116597 U JP H04116597U
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理 木戸
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鈴木シヤツター工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 防潮板の締付装置に関し、構造簡単で締付け
が容易でかつ完全密閉性を有する締付装置を提供するこ
とを目的とする。 【構成】 開口部の少なくとも一部を閉塞する防潮用堰
板の裏面に、幅方向及び高さ方向に複数個のラチェット
機構による締付け部材を配置すると共に、これらの締付
け部材の少なくとも一端を開口部側に固定したものであ
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、地下道、ビルなどの出入口に設置する防潮板装置に関わり、特に防 水性を確保するための締付装置に関する。
【0002】
【従来技術】
周知のように地下道、ビルなどの出入口には大雨、高潮時の以上出水による雨 水、海水の流入を防ぐために防潮板装置が取付けられている。前記防潮板装置と しては、天井面に複数の堰板を収納しておき使用時に開口側面に立設した複数本 のガイドレールに沿って、電動機などで堰板を下降させるもの、あるいは開口部 を引き戸式に閉塞させるものなどがある。そしていづれも堰板を開口部に配置し たのちクサビ材、グレモンハンドルなどを用いて開口壁面に密着させ防水性を高 めるようにしている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら前記従来形の防潮板装置には以下に述べるような問題点があり、 改善が望まれている。すなわち従来形のものは、堰板配置後における防水性確保 のためにクサビ材の打ち込みやグレモンハンドルの回動による密着作業を行って いたが、クサビ材の打ち込み箇所が多数箇所にわたるため打ち込みに時間がかか り、また不使用時におけるクサビ材の保管管理を考慮しなければならないなどの 問題点がある。またグレモンハンドルは操作が簡単で、密着性の確保には優れて いるものの高価であり、これによりコストアップを招くという難点がある。
【0004】 本考案は前記従来形の難点を排除するためになされてもので、その目的とする ところは構造簡単にして使い勝手がよく、しかも完全防水を確保することの出来 る防潮板の締付装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】 前記目的を達成するため本考案は、開口部の少なくとも一部を閉塞する防潮用 堰板の裏面に幅方向及び高さ方向に複数個のラチェット機構を用いた締付け部材 を配置すると共に、これらの締付け部材の少なくとも一端を開口部側に固定する ようにしたものである。
【0006】
【作用】
前記構成の防潮板締付け装置は、堰板で開口部を閉塞したのち堰板裏面に収納 したラチェット機構を用いた締付け部材をとりだし、この一端を開口部側に固定 し、しかるのち締付け部材のハンドルを操作して締付け作業を行い堰板を開口部 側に引き寄せて密着させるものである。
【0007】
【実施例】
以下図示の実施例に基づき本考案を具体的に説明する。 図1は本考案の一実施例による締付け装置を引き戸形の防潮板に適用した例を示 す図であって、図中符号1が防潮用堰板、2が締付け部材である。
【0008】 防潮用堰板1は開口部全体を閉塞する大きさで、開口部の上面に配設したハン ガーレール3に吊持され、通常は開口部の側端部(図1において右側)に収納さ れており、緊急持には前記レール3に沿い、下端部を床面に配設した支持溝4に 保持されながら人力によってまたは自動的に開口部を閉塞する。なお前記支持溝 4は通常時には通行の支障にならないように蓋体4aが被せられており、堰板閉 塞時には前記蓋体4aを開放する。堰板1は4周をチャネル状の枠体5で囲むと 共に、この表面側(堰板を配設したとき室外に面する部分)にはステンレススチ ール製の面板6が溶接によって固着されており、さらにこの面板6と枠体5の隅 角部には縦方向、横方向に複数の補強リブ7が固着されている。
【0009】 また堰板1の裏面には図1に示すように幅方向に4個、高さ方向に3個の締め 付け部材2が配置されている。締め付け部材2は図4に示すようにいづれもバッ クル8に固定ベルト9を取付けると共に、バックル8に組込んだラチェット機構 による巻取部10に巻取りベルト11を取り付けたもので巻取り部10に取付け た作動レバー10aを回動させ巻取りベルト11を巻き取っていくものである。 また各ベルト9、11の先端には係止金具12、13が取付けられている。これ らの締め付け部材2はいづれも堰板1の裏面に設けた複数のコ字形のガイド14 に各ベルトを挿通して保持させると共に、各ベルト9、11の端部はガイドロー ラ15、16に巻き掛けた上で堰板1の裏面に突出形成した保持金具17、18 に掛け止められている(図3)。
【0010】 また堰板1の裏面(堰板を配設したとき室内に面する部分)には、図2及び図 3に示すように防水用のパッキン19が周設されている。このパッキン19は合 成ゴム製で枠体5に接着材を用いて固着されている。
【0011】 一方開口部の4側面、すなわち両側壁、天井及び床面の前記締め付け部材2に 対応する箇所には図2及び図3に示すように前記締め付け部材の各ベルト9、1 1の端部に取り付けた係止金具12、13を掛け止める掛け金具20、21が配 設されている。
【0012】 前記各掛け金具20、21は、図2及び図3に示すように壁面W、天井面Sに 設けた取付溝22、23に固定されており、先端側には係止金具12、13の抜 けを防止するための抜け止め20a、21aがもうけられている。また床面に配 設される掛け金具20は図2に示すように床面Gに設けた取付溝24に配設され ている。この溝24は前記壁面W、天井面Sに設けた取付溝22、23より大き く、さらに未使用時における通行の支障とならないように上面に蓋体25が取付 けられている。そしてこの溝24には金具20がピン25を用いて不使用時には 倒伏状態に、使用時には起立状態になるように回動自在に取付けられている。
【0013】 また開口部の両側部、天井面、床面に配設した支持溝4の前面側には図2及び 図3に示すようにそれぞれ堰板1のパッキン19に対応する箇所に凸部26が突 出形成され、前記締付け部材2を用いて堰板1を室内側に引き寄せたとき前記凸 部26がパッキン19に食い込んで密着状態となるようにしている。
【0014】 つぎに前記構成の本考案の防潮板締付装置の作用について説明する。 まず異常出水が予想される場合には人力またはモータなどの適宜の駆動機構を用 いて堰板1をスライドさせ、開口部を閉塞する。ついで堰板1の後側に配置した 各締付け部材12の各ベルト9、11の係止金具12、13を保持金具17、1 8から外して開口側部、天井面、床面に設けた掛け金具20、21に掛け止める 。そして締付け部材2のバックル8の巻取り部10に連結した作動レバー10a を操作して巻取ベルト11を巻取り部10に巻きとって行くと、各ベルト9、1 1の両端は開口部に固定されているので堰板1は開口部側に引き寄せられ堰板1 に配設したパッキン19が開口部周縁に突出形成した凸部26に密着状態となっ て開口部を閉塞する(図5)。
【0015】 また堰板1を開放するには前記閉塞と逆の動作によってこれを行う。すなわち 締付け部材2の締付けを開放して、堰板1のパッキン19と凸部26との係合を 解除させる。そして締付け部材2の各ベルト9、11を緩めた上で係止金具12 、13と掛け金具20、21との係合を解き、各係止金具12、13を堰板1の 裏面に形成した保持金具17、18に掛け止めて締付け部材2を収納する。しか るのち堰板1を所定の方法でレール3に沿ってスライドさせ開口部側面に格納す るものである。
【0016】 本実施例は前記の構成としたので、構造簡単にして操作性がよく、スピーディ に開口部を完全水密状態で閉塞することが出来る。
【0017】 なお前記実施例においては締付け部材としてベルト巻取り形の締付け部材を用 いたが、ラチェット機構を有するものであればロープ、ワイヤ巻き取り形のもの でも差し支えない。さらに堰板は開口部全面を閉塞するものに限らず、開口部の 床面から所定の高さを有するものでもよく、また堰板は引き戸式に限定されず吊 り下げ式、巻取り式のものであってもよい。
【0018】 さらに本考案は前記実施例に限定されるものではなく、考案の趣旨を変更しな い限度において種々の修正、設計変更が可能であることはいうまでもない。
【0019】
【考案のの効果】
本考案は前記の構成としたので、構造が簡単で使い勝手がよく、迅速確実に防 潮用堰板を完全に開口部側に密着させることの出来る締付け装置を廉価で提供す ることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例による締付装置を適用した防
潮用堰板の背面図である。
【図2】本考案の一実施例による締付装置を適用した防
潮用堰板の一部省略した側面図である。
【図3】堰板の端部を示す拡大断面図である。
【図4】締付け部材を示す一部省略した斜視図である。
【図5】防潮板を密着させた状態を示す一部省略した断
面図である。
【符号の簡単な説明】
1 防潮用堰板 2 締付け部材 3 レール 4 支持溝 5 枠体 6 面板 7 補強リブ 8 バックル 9 固定ベルト 10 巻取り部 10a 作動レバー 11 巻取りベルト 12、13 係止金具 14 ガイド 15、16 ガイドローラ 17、18 保持金具 19 パッキン 20、21 掛け金具 20a、21a 抜け止め 22、23、24 取付溝 25 ピン 26 凸部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 開口部の少なくとも一部を閉塞する防潮
    用堰板の裏面に、幅方向及び高さ方向に複数個のラチェ
    ット機構による締付け部材を配置すると共に、これらの
    締付け部材の少なくとも一端を開口部側に固定したこと
    を特徴とする防潮板締付装置。
JP1991029119U 1991-04-02 1991-04-02 防潮板締付装置 Expired - Lifetime JP2506169Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1991029119U JP2506169Y2 (ja) 1991-04-02 1991-04-02 防潮板締付装置

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JP1991029119U JP2506169Y2 (ja) 1991-04-02 1991-04-02 防潮板締付装置

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JPH04116597U true JPH04116597U (ja) 1992-10-19
JP2506169Y2 JP2506169Y2 (ja) 1996-08-07

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ID=31913034

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6117830A (ja) * 1984-06-30 1986-01-25 Osaka Gas Co Ltd 燃焼制御方法

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6117830A (ja) * 1984-06-30 1986-01-25 Osaka Gas Co Ltd 燃焼制御方法

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JP2506169Y2 (ja) 1996-08-07

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