JPH04117206U - 天板と脚部との連結装置 - Google Patents

天板と脚部との連結装置

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JPH04117206U
JPH04117206U JP2825691U JP2825691U JPH04117206U JP H04117206 U JPH04117206 U JP H04117206U JP 2825691 U JP2825691 U JP 2825691U JP 2825691 U JP2825691 U JP 2825691U JP H04117206 U JPH04117206 U JP H04117206U
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弘一 北田
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株式会社伊藤喜工作所
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 スチール机等の天板と脚部とを連結具を介し
てワンタッチで連結するための天板と脚部との連結装置
に関し、従来から用いられている連結具を利用して、天
板と脚部とを連結する場合に、連結具を案内してその連
結作業を容易とするものである。 【構成】 天板(1)の下面に固着したビーム状の補強部
材(4)には、連結具(3)のテーパー(14)を内接する傾斜
面(24)を有する下方開放の凹溝(23)をその長さ方向に形
成するとともに、両傾斜面の上縁間に有する連続面(25)
の中央部を下方へ山折りして溝に沿った突条(26)を形成
し、この凹溝内の適所であって前記連続面に連結具の先
端部を嵌挿し且つ爪を係合する開口(5)を形成するとと
もに、前記突条を切り欠いて該開口内に連結具を案内す
る下方へ広がった傾斜縁(27)を形成してなる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、スチール机等の天板と脚部とを連結具を介してワンタッチで連結す るための天板と脚部との連結装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、天板と脚部との連結装置は、既に本出願人の先願である特公昭62−2152 4 号公報にて開示されている。即ち、天板と脚部を連結する連結具として、両側 板と連結板からなる断面コ字形のフレームの両側板の両端縁を先端に向けて細く したテーパーとなし、両側板間の一側寄りに先端外方に爪を有する係止片の基端 を回動可能に支持するとともに、両側板間の他側寄りにフレームの連結板から延 設して形成した支持片と前記係止片の先端部間にスプリングを介在させて係止片 を外側方へ弾性付勢し、もって前記爪をテーパーから側方へ出没可能となし、更 に前記連結板に頭部を有するピンを突設した連結具が開示されている。
【0003】 そして、前記連結具のピンを天板の下面に固着した補強部材に開口したひょう たん穴に着脱自在に嵌合係止する。一方、脚板及び引出しを有する袖部等の脚部 の上板一部を四角錐台に凹設し、該凹部の底板を四角形状垂直に打抜いて装着口 と傾斜ガイド部を有する装着部を形成し、この装着部に連結具の略半分を嵌合す るとともに、爪を装着口の口縁に係合させて連結するのである。
【0004】 しかし、脚部の上板に前述のような装着部を形成するには、プレス加工と打抜 き加工の2工程を必要としてコスト高になるばかりでなく、袖部の上板に連結具 の装着部を凹設したため、その下面に突出部が生じ、引出しの収容空間が狭くな るといった問題もある。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
本考案が前述の状況に鑑み、解決しようとするところは、従来から用いられて いる連結具を利用して、天板と脚部とを連結する場合に、脚部の上板にはその下 面に突出した従来形状の装着部を形成することなく、単に連結具を適宜な取付手 段にて着脱可能となすのみとし、逆に天板の下面に固着したビーム状の補強部材 に連結具の大部分を収容可能となして連結し、しかもその連結作業を容易に行う ことが可能であり、更に補強部材の製造も容易である天板と脚部との連結装置を 提供する点にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案は、前述の課題解決のために、脚部の上板に適宜な取付手段にて着脱自 在に取付ける連結具の少なくとも両側面に先細テーパーを形成するとともに、該 テーパーを形成した一側面の先端部に外側方へ弾性付勢して出没可能な爪を有す る係止片を内装し、天板の下面には板体を折曲形成したビーム状の補強部材を固 着し、該補強部材には前記連結具のテーパーを内接する傾斜面を有する下方開放 の凹溝をその長さ方向に形成するとともに、両傾斜面の上縁間に有する連続面の 中央部を下方へ山折りして溝に沿った突条を形成し、この凹溝内の適所であって 前記連続面に連結具の先端部を嵌挿し且つ爪を係合する開口を形成するとともに 、前記突条を切り欠いて該開口内に連結具を案内する下方へ広がった傾斜縁を形 成してなる天板と脚部との連結装置を構成した。
【0007】
【作用】
以上の如き内容からなる本考案の天板と脚部との連結装置は、脚部の上板に適 宜な取付手段にて連結具を取付けて突出させた状態で、その上に天板を載置する と、天板下面に固着したビーム状の補強部材の凹溝の両傾斜面と突条に切り欠き 形成した傾斜縁とで前記連結具は案内されて、その上端部が凹溝内の連続面に形 成した開口に嵌挿すると、連結具の先細テーパーが両傾斜面に内接した嵌合状態 となるとともに、この挿入の途中では一方の傾斜面を慴動してその弾性付勢力に 抗してテーパーから内方へ収容されていた係止片の爪は、嵌合と同時に開口を通 過して突出し、開口の口縁に係合して抜け止めされ、もって天板と脚部をワンタ ッチで連結するものである。
【0008】
【実施例】
次に添付図面に示した実施例に基づき更に本考案の詳細を説明する。
【0009】 本考案は天板と脚部を連結する組立家具であれば、各種のものに適用可能であ るが、本実施例ではスチール机に適用した例を示し、図1は天板1と脚部2を分 解した状態を示し、図2はその要部を示し、図中3は連結具を示している。
【0010】 本考案は、天板1の下面の横方向の少なくとも前後に補強部材4,4を固着し 、該補強部材4には連結具3を抜け止め係合する取付用の開口5,…を形成し、 また脚部2の上板6には連結具3を着脱可能で上方への移動を規制した状態で取 付けることが可能なひょうたん形状の止め穴7,…を前記開口5と対応する位置 に形成したものである。
【0011】 本実施例で用いた脚部2としては、図1に示す如く引出し8,…を有する袖ユ ニット9と脚板10等を組合せたものを用いたが、該脚部2については本考案の主 旨から明らかなように構造限定は不要であるが、特に袖ユニット9を用いる場合 には引出し8の収容空間を大きく設定できるといった効果を有する。
【0012】 更に、本考案の詳細を図2及び図3に基づき説明する。尚、図2は下方より見 た斜視図であり、各部材は上下反転したものである。連結具3は、フレーム11を 両側板12,12の上端縁を連結板13で連続させて側面視倒コ字形に形成し、両側板 12,12の側端縁を先細テーパー14,…とするとともに、先端部を前記開口5に嵌 挿可能となし、また両側板12,12間であって一側寄り下部には先端外方に爪15を 有する係止片16の基部を支軸17等により軸着し、また他側寄りには前記連結板13 から一体的に延設した支持片18を立起形成し、そして係止片16と支持片18間にス プリング等のばね体19にて爪15を外側方へテーパー14から突出するように弾性付 勢し、さらに前記連結板13の下面には頭部20を有するピン21を突設したものであ る。また、両側板12,12には前記係止片16の爪15が十分突出した状態で、それ以 上の外方変移を規制するストッパー22を側板12を切起して形成している。そして 、前記連結板13と頭部20間の間隙は前記脚部2の上板6の板厚と略一致させてい る。尚、本実施例では連結具3を金属製で形成したが、合成樹脂製とすることも 勿論可能である。
【0013】 また、天板1の下面に固着する補強部材4は、金属製の板体を折曲し、ビーム 状に形成したものであり、幅方向の中央部であって長さ方向に沿って下方開放し た凹溝23を形成し、該凹溝23の対向面を前記連結具3のテーパー14,14を内接す る傾斜面24,24となし、両傾斜面24,24の上縁間に有する連続面25の中央部を下 方へ山折りして溝に沿った突条26を形成し、前記開口5は凹溝23内の適所にこの 突条26及び連続面25に渡って切り欠いて形成している。この際、前記開口5の口 縁から下方へ広がるように突条26を切り欠き、その端縁を傾斜縁27となして、前 記連結具3の両側板12,12の先端を慴動して開口5内に案内するようになしてい る。ここで、前記突条26の形状は、本実施例では三角形状となしたが、半円形状 でもまた他の任意の形状でよい。そして、この傾斜縁27の傾斜角度は、前記連結 具3のテーパー14と一致させておけば、図2に示した状態から連結具3を90度回 転させて、連結具3の係止片16と一方の傾斜縁27が対面するように設定した状態 で、該連結具3を開口5に嵌挿した場合に、テーパー14と傾斜縁27が接合してガ タつきなく装着できる。この場合には、前記テーパー14を連結具3の両側の略全 面に形成するものとし、一方のテーパー14面の上部から爪15を突出させるように 構成する。
【0014】 また、補強部材4の凹溝23の両側は突出部28,28となし、一方の突条26の下面 には脚部2の上板6の上面に当接する一条の突起29を突設している。また、突起 29,29の上端縁には、天板1の下面に固着する取付片30,30を折曲形成している 。そして、前記補強部材4を天板1の下面に固着した際に、その連続面25は天板 1の下面間に開口5から上方へ突出する連結具3の先端部を収容できる程度の最 小限の間隔を有するように設定している。
【0015】 そして、脚部2の上板6に連結具3を着脱自在に取付ける取付手段として、本 実施例で採用したものは、図2に示すようなひょうたん形状の止め穴7と連結具 3のピン21とからなる嵌合係止構造であり、この止め穴7は、ピン21の頭部20を 挿入可能な大孔31と頭部20を係止する小孔32とを連続させて形成したものである 。従って、脚部2の上板6には、この止め穴7を打抜き形成するだけの加工を施 せばよい。また、上板6の下方に突出するものは、連結具3のピン21の頭部20の みであるので、該上板6の下方に余分な空間を必要としない。尚、この取付手段 は適宜なものが採用されるが、いずれの構造を採用しても上板6の下方への突出 が少ないものとする。
【0016】 しかして、連結具3を用いて天板1は脚部2を連結するには、図3に示すよう に、先ず連結具3のピン21を前述のように脚部2の止め穴7,…にそれぞれ挿入 して係止し、上板6に複数の連結具3,…を突出させた状態で、前記天板1を載 置すると、各連結具3の上部は補強部材4の凹溝23内に位置し、傾斜面24,24及 び傾斜縁27,27で案内されて、上端部が開口5内に嵌挿される。その状態では、 連結具3のテーパー14,14は傾斜面24,24に内接した状態で嵌合している。そし て、連結具3の凹溝23内への挿入の際にテーパー14から突出していた係止片16の 爪15は一方の傾斜面24を慴動しながら内方へ押し込まれ、完全に嵌合すると同時 に、爪14は傾斜面24から離れて外側方へ突出し、開口5の口縁であって、傾斜面 24の上縁に抜け止め状態で係合する。この状態で、前記連結具3は天板1の内部 に完全に収容され、脚部2の上板6から下方へ突出するものは、ピン21の頭部20 のみである。
【0017】 また、図2及び図3の連結具3の向きを90度回転させて連結すれば、該連結具 3の係止片16は一方の傾斜縁27と対面する配置になり、その爪15は開口5の口縁 であって連続面25の端縁に係合する。この際、図示したような連結具3の構造に あっては、開口5に連結具3を係合させた連結状態において係止片16と傾斜縁27 間に間隙が生じるので、この間隙からドライバー等の工具の先端を挿入して係止 片16をばね体19の弾性力に抗して押し込めば、その爪15と開口5との係合関係が 開放されて、連結具3を開口5から抜き去ることが可能となり、分解作業が容易 である。
【0018】 尚、図4に示したものは、補強部材4′として、前述の補強部材4の連続面25 を突条26がないフラットに形成したものであり、それ以外は同一であるので同一 構成には同一符号を付して説明に代える。この場合、連結具3′の側板12,12が フラットであれば、連続面15に形成した開口5内に嵌挿する場合、その位置が少 しでもずれていれば挿入できないので、その作業は手間がかかるが、図示したよ うに両側板12,12の先端部を内方へ屈曲させて案内面33を形成することにより、 開口5への嵌挿作業が容易となるのである。ここでも、案内面33を形成した以外 は前記連結具3と同一じあるので、同一構成には同一符号を付して説明は省略す る。
【0019】 このように、脚部2の上板6に形成した止め穴7の大孔31に、ピン21の頭部20 を挿入した後、連結具3を小孔32の方向にスライドさせて、頭部20を小孔32に係 止して抜け止め装着するが、前記上板6に多数形成した止め穴7の向き、即ち大 孔31に対する小孔32の向きが同一であれば、天板1がその方向に全体的にスライ ドして、ピン21が止め穴7から抜ける恐れがあるので、止め穴7の少なくとも一 つを他の止め穴7,…に対して90度回転させた方向に向けて設ける必要があるこ とを付記する。
【0020】
【考案の効果】
以上にしてなる本考案の天板と脚部との連結装置によれば、脚部の上板に適宜 な取付手段にて連結具を取付けて突出させた状態で、その上に天板を載置するだ けで、天板下面に固着したビーム状の補強部材の凹溝の両傾斜面と突条に切り欠 き形成した傾斜縁とで前記連結具は案内されて、連結具と開口の位置が多少ずれ ていてもその上端部が凹溝内の連続面に形成した開口に嵌挿することが容易にで き、しかもその連結状態では、連結具の先細テーパーが両傾斜面に内接した嵌合 状態となるとともに、係止片の爪が開口の口縁に係合して抜け止めされ、強固に ガタつきなく連結でき、その連結もビスを一切使用せずとも天板と脚部をワンタ ッチで連結することができる。
【0021】 また、従来から用いられている連結具をそのまま利用しても、前記突条の傾斜 縁で案内されるので容易に連結作業を行うことかでき、しかも天板と脚部とを連 結する場合に、脚部の上板にはその下面に突出した従来形状の装着部を形成する ことなく、単に連結具を適宜な取付手段にて着脱可能となすだけであり、逆に天 板の下面に固着したビーム状の補強部材に連結具の大部分を収容可能となして連 結するので、脚部の上板の下方に引出しを設ける場合にはその収容空間に対する 制約がなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】天板と脚部の分解状態を示す簡略斜視図
【図2】本考案の要部を下方より見た分解斜視図
【図3】同じく連結具を用いて天板と脚部を連結した状
態の部分縦断面図
【図4】両側板の先端に案内面を有する連結具を用いて
連結する状態を示した下方より見た要部の分解斜視図
【符号の説明】
1 天板 2 脚部 3 連結具 4 補強部材 5 開口 6 上板 7 止め穴 8 引出し 9 袖ユニット 10 脚板 11 フレーム 12 側板 13 連結板 14 テーパー 15 爪 16 係止片 17 支軸 18 支持片 19 ばね体 20 頭部 21 ピン 22 ストッパー 23 凹溝 24 傾斜面 25 連続面 26 突条 27 傾斜縁 28 突出部 29 突起 30 取付片 31 大孔 32 小孔 33 案内面

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 脚部の上板に適宜な取付手段にて着脱自
    在に取付ける連結具の少なくとも両側面に先細テーパー
    を形成するとともに、該テーパーを形成した一側面の先
    端部に外側方へ弾性付勢して出没可能な爪を有する係止
    片を内装し、天板の下面には板体を折曲形成したビーム
    状の補強部材を固着し、該補強部材には前記連結具のテ
    ーパーを内接する傾斜面を有する下方開放の凹溝をその
    長さ方向に形成するとともに、両傾斜面の上縁間に有す
    る連続面の中央部を下方へ山折りして溝に沿った突条を
    形成し、この凹溝内の適所であって前記連続面に連結具
    の先端部を嵌挿し且つ爪を係合する開口を形成するとと
    もに、前記突条を切り欠いて該開口内に連結具を案内す
    る下方へ広がった傾斜縁を形成してなることを特徴とす
    る天板と脚部との連結装置。
JP1991028256U 1991-03-29 1991-03-29 天板と脚部との連結装置 Expired - Lifetime JP2516140Y2 (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH022508U (ja) * 1988-06-16 1990-01-09

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH022508U (ja) * 1988-06-16 1990-01-09

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