JPH04117218U - 湿式多板クラツチ装置 - Google Patents

湿式多板クラツチ装置

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JPH04117218U
JPH04117218U JP2876291U JP2876291U JPH04117218U JP H04117218 U JPH04117218 U JP H04117218U JP 2876291 U JP2876291 U JP 2876291U JP 2876291 U JP2876291 U JP 2876291U JP H04117218 U JPH04117218 U JP H04117218U
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JP
Japan
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clutch
release
plate
pressure plate
disc
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JP2876291U
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和成 池田
信二 末永
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Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd
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Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 一般機械、一般車両の湿式多板クラッチにお
いて、固定プレッシャプレートと作動プレッシャプレー
トに挟持された多板にかかっていた圧力を解除して動力
が断たれた後も完全に断の状態にならず、クラッチ以降
の回転部分の慣性力によって起こるいわゆるドラッグ現
象のために内部のレリーズボルトがねじれたり曲がった
りすることを防止する。 【構成】 レリーズプレートを圧し固定プレッシャプレ
ートと作動プレッシャプ多板にかかっていた圧力を解除
してクラッチを断にした後、更にレリーズプレートを作
動して制動を効かせる構造を有する湿式多板クラッチに
おいて、クラッチハブと固定プレッシャプレートとを固
定する円周複数本のボルトの一端を延長してピン付ボル
トと為し、そのピン部をレリーズプレートに貫通嵌合さ
せて固定プレッシャプレート、レリーズボルト及びクラ
ッチハブが同一の回転・停止をする構造とした。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
一般機械、一般車両における動力伝達用の湿式多板クラッチに関する。
【0002】
【従来の技術】
クラッチ切断後、制動を効かせる構造の湿式多板クラッチにおいて、クラッチ ハブと固定プレッシャプレートとを円周複数本のボルトで固定する構造のものは 既に知られている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
前記既知の構造の湿式多板クラッチにおいては、油の粘度、温度によってはク ラッチ切断時クラッチにかかる圧力を解除しても完全に断の状態にならず、クラ ッチ以降の伝動部分の慣性力でいわゆるクラッチドラッグ現象を起こし、レリー ズ側と作動側を貫通してスプリングを押えているレリーズボルトの頭部と先端部 の間にトルクの位相差を生じ、レリーズボルトが傾斜してクラッチ切り状態にな らないという不具合が発生することがあった。レリーズプレートが更に進み制動 が効いてくると相対的なトルクの位相差は更に大きくなり、時には破損につなが ることもあった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は、レリーズプレートを圧し固定プレッシャプレートと作動プレッシャ プレートの間の多板にかかっていた圧力を解除してクラッチを断にした後、更に レリーズプレートを作動して制動を効かせる構造を有する湿式多板クラッチにお いて、クラッチハブと固定プレッシャプレートとを固定する円周複数本のボルト の一端を延長してレリーズプレートに貫通嵌合させることにより上述の課題を解 決した。
【0005】
【作用】 入力軸から歯車、クラッチカバーを経て湿式多板クラッチに伝達された動力は 、クラッチハブに貫通する複数個のレリーズボルトに付勢されたスプリング圧に よってクラッチハブに伝達され、更にクラッチハブ内径のスプライン嵌合を通じ て駆動軸を駆動する。クラッチレリーズレバーを回動させるとその回動軸の内部 のカム面が軸端を押し、クラッチレリーズベアリングのアウタレースがレリーズ プレート裏面のクラッチハブに内蔵されたスプリング圧に打勝ってその内周部を 圧し、レリーズボルトの頭側に隙間を生じ、作動プレッシャプレートが軸方向に 遊隙が出来るので多板に対する圧力が解除されて動力伝達が断たれる。この際、 一般には油の粘度、温度によってはいわゆるドラッグ現象を起こすが、本考案の 構造では固定プレシャプレートをクラッチハブに固定しているボルトの頭部のピ ンをレリーズプレートに貫通嵌合させているので、クラッチハブはレリーズプレ ートと同一に回転・停止をするため、ドラッグトルクによる位相差を生じるとし てもレリーズボルトの頸部の極く短い区間であるためドラッグトルクによってレ リーズボルトが捩れたり曲がったりすることがない。クラッチレリーズレバーを 逆に回動させるとクラッチハブに内蔵されたスプリング力によって作動プレッシ ャプレートが軸方向に作動して再び多板に対して圧力を加え動力は入力軸から駆 動軸へ伝達される。
【0006】
【実施例】
本考案の一実施例を図面について説明すると、本案の湿式多板クラッチはクラ ッチハブ1の両側に円板状の固定プレッシャプレート2及び作動プレッシャプレ ート3を有し、その間に複数枚のデイスク4及びスチールプレート5を挟持し、 クラッチハブ1を貫通する複数本のレリーズボルト7により付勢されたスプリン グ6の圧力によって動力を伝達する。
【0007】 固定プレッシャプレート2は、複数本のピン付ボルト12によってクラッチハ ブ1に固定され前記スプリング6の圧力を受けている。ピン付ボルト12の他端 はレリーズプレート8に貫通嵌合し、クラッチハブ1、固定プレッシャプレート 2及びレリーズプレート8は常に同一に回転・停止している。 作動プレッシャプレート3は固定プレッシャプレート2との間に複数枚のデイス ク4及びスチールプレート5を挟持し、クラッチハブ1の側面に開けられた数個 の穴に内蔵されたスプリング6をレリーズプレート8との間に挟んで、レリーズ ボルト7及びロックナット9の調整によって適正圧をデイスク4及びスチールプ レート5に与えている。
【0008】 クラッチを断にするには、クラッチケース外のクラッチレリーズレバーを回動 させるとその回動軸の内部のカム19面が軸端を押し、クラッチレリーズベアリ ング20のアウタレースがレリーズプレート8裏面のスプリング6の圧力に打勝 ってその内周部を圧し、レリーズボルト7の頭下面と作動プレッシャプレート3 の外面の間に隙間を生じ、作動プレッシャプレート3が軸方向に遊隙が出来るの で各々のデイスク4及びスチールプレート5にかかっていた圧力が解除されて動 力伝達が断たれる。
【0009】 この際、一般には油の粘度、温度によってはクラッチ以降の回転による慣性力 によっていわゆるドラッグ現象を起こすが、本考案の構造では前述のようにピン 付ボルトを使用してクラッチハブ1、固定プレシャプレート2及びレリーズプレ ート8は常に同一に回転・停止をするため、ドラッグトルクによる位相差を生じ るとしてもレリーズボルト7の頸部の極く短い区間xであるためドラッグトルク によってレリーズボルト7が捩れたり曲がったりすることがない。
【0010】 更にクラッチレリーズレバーを回動させて、クラッチレリーズベアリング20 のアウタレースがレリーズプレート8裏面のスプリング6の圧力に打勝ってその 内周部を圧し続けると、レリーズプレート8の外周部はブレーキプレート取付座 13によって弾性的に支持されているブレーキプレート10に当接し、完全に回 転を停止する。このとき前述のドラッグトルクの位相差が最大になるが、本考案 の構造では、上記理由により確実に接断が可能である。
【0011】 クラッチを接にするには、クラッチレリーズレバーを逆に回動させるとクラッ チハブ1内のスプリング6の圧力によってレリーズボルト7を引張り、作動プレ ッシャプレート3が軸方向に作動して再びデイスク4及びスチールプレート5に 対して圧力を加え動力は入力軸14からAギヤ15、Bギヤ16、クラッチカバ ー17、クラッチハブ1を経由してミッション駆動軸18へ伝達される。
【0012】 なお、上述のドラッグ現象防止の手段として図2に示すようにピン付ボルト1 2のタップ下孔の中に、作動プレッシャプレート3とピン付ボルト12の先端と の間にスプリング21を介在せしめ、クラッチを断にした時スプリング21の付 勢力によって積極的に作動プレシャプレート3を引き離すことも可能である。
【0013】 また、図4に示すように、スチールプレート5を僅かに傾斜角を有する円錐状 円板に形成し、クラッチを接の時はスプリング6の圧力によって平面の円板にな っているが、クラッチを断にした時円錐状円板に復元しようとするバネ力で積極 的に、かつ柔らかい感触でデイスク4から離すことも可能である。更に、図5に 示すように、作動プレッシャプレート3外周部のスチールプレート5との当接面 をα度内向き傾斜の円錐状に形成し、クラッチを接の時はスプリング6の圧力に よって当接面が垂直面となり、内周部が逆にβ度内向き傾斜の円錐面になるよう にすることによって、クラッチを断にした時復元しようとするバネ力で積極的に かつ図6に示すごとく柔らかい感触でデイスク4から離すことも可能である。
【0014】
【考案の効果】
本考案は、レリーズプレート8を圧し固定プレッシャプレート2と作動プレッ シャプレート3の間の多板にかかっていた圧力を解除してクラッチを断にした後 、更にレリーズプレート8を作動して制動を効かせる構造を有する湿式多板クラ ッチにおいて、クラッチハブ1と固定プレッシャプレート2とを固定する円周複 数本のボルトの一端を延長してレリーズプレート8に貫通嵌合させてクラッチ断 の際発生するドラッグ現象を解決し、かつ円滑にして柔らかい感触のクラッチの 接断が可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】湿式多板クラッチの断面図である。
【図2】同上側面図である。
【図3】図2のA−A断面図である。
【図4】他の例のディスク及びスチールプレートの断面
図である。
【図5】固定プレッシャプレートの断面図である。
【図6】トルク図である。
【符号の説明】
1 クラッチハブ 2 固定プレッシャプレート 3 作動プレッシャプレート 4 デイスク 5 スチールプレート 7 レリーズボルト 8 レリーズプレート 10 ブレーキプレート 12 ピン付ボルト 14 入力軸 18 ミッション駆動軸

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レリーズプレート8を圧し固定プレッシ
    ャプレート2と作動プレッシャプレート3の間の多板に
    かかっていた圧力を解除してクラッチを断にした後、更
    にレリーズプレート8を作動して制動を効かせる構造を
    有する湿式多板クラッチにおいて、クラッチハブ1と固
    定プレッシャプレート2とを固定する円周複数本のボル
    トの一端を延長してレリーズプレート8に貫通嵌合した
    ことを特徴とする湿式多板クラッチ装置。
JP1991028762U 1991-03-31 1991-03-31 湿式多板クラッチ装置 Expired - Lifetime JP2572860Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1991028762U JP2572860Y2 (ja) 1991-03-31 1991-03-31 湿式多板クラッチ装置

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JP1991028762U JP2572860Y2 (ja) 1991-03-31 1991-03-31 湿式多板クラッチ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04117218U true JPH04117218U (ja) 1992-10-20
JP2572860Y2 JP2572860Y2 (ja) 1998-05-25

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ID=31912797

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JP1991028762U Expired - Lifetime JP2572860Y2 (ja) 1991-03-31 1991-03-31 湿式多板クラッチ装置

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02248727A (ja) * 1989-03-22 1990-10-04 Kubota Ltd 摩擦クラッチ

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH02248727A (ja) * 1989-03-22 1990-10-04 Kubota Ltd 摩擦クラッチ

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JP2572860Y2 (ja) 1998-05-25

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