JPH04117726U - 射出成形機の逆流防止弁 - Google Patents

射出成形機の逆流防止弁

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JPH04117726U
JPH04117726U JP3064191U JP3064191U JPH04117726U JP H04117726 U JPH04117726 U JP H04117726U JP 3064191 U JP3064191 U JP 3064191U JP 3064191 U JP3064191 U JP 3064191U JP H04117726 U JPH04117726 U JP H04117726U
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JP
Japan
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diameter portion
outer periphery
inner hole
screw
ring valve
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Pending
Application number
JP3064191U
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English (en)
Inventor
洋典 小山
Original Assignee
株式会社名機製作所
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 閉鎖時間のバラツキがなく、且つ逆流のない
射出成形機の逆流防止弁を提供すること。 【構成】 外周に形成した嵌込溝に、加熱筒の内孔と抵
抗をもって摺動する環状の樹脂製シール部材を嵌込んだ
リングバルブを備えた逆流防止弁とした。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は射出成形機の逆流防止弁に関し、さらに詳しくはリングバルブを用い た射出成形機の逆流防止弁に関する。
【0002】
【従来の技術】
射出成形の1サイクル工程の中には、樹脂を可塑化溶融し所定量をスクリュの 前方に貯留する可塑化計量工程と、可塑化計量された所定量の樹脂を金型キャビ ティ内に射出する射出工程が含まれる。 このため通常、射出成形機のスクリュ前部には、可塑化計量時に溶融された樹 脂を加熱筒先端のノズル側に向け通過可能とし、射出時には後方への逆流を阻止 する逆流防止弁を設けている。この逆流防止弁にはリングバルブ方式、ボールチ ェック方式等種々の方式がある。 これらの内、本考案の関係するリングバルブ方式にあっては、スクリュヘッド の大径部の端面とスクリュ先端に設けたウエアプレートの間に、該スクリュヘッ ドの小径部の外側を前後移動自在に、円筒状のリングバルブを加熱筒の内孔に遊 嵌している。 そして、リングバルブがウエアプレートと当接したときに、リングバルブの内 周とスクリュヘッドの小径部外周との間の樹脂通路が閉じられて逆流を防止する 構造となっている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、かかる逆流防止弁にあっては、前記リングバルブの外周と加熱 筒の内孔とのクリアランスを、少なくすれば射出時における溶融樹脂の逆流量を 少なくすることができるがスクリュの往復動時や該リングバルブの閉鎖時等に摩 耗や噛りを発生しやすく、多くすれば摩耗や噛りの発生は減少しても逆流量が増 えるといった問題があった。 また、射出時における該リングバルブの閉鎖時間のバラツキという問題も存在 した。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本考案にあっては、小径部と、該小径部に対して垂 直な端面をもつ大径部と、該大径部から円錐状に縮径する頭部を有し、且つ該小 径部の外周と滑らかに連続する溶融樹脂通路を該大径部の端面から該頭部にかけ て形成したスクリュヘッドを、加熱筒の内孔に回転且つ往復動自在に挿嵌したス クリュの先端にウエアプレートを介して螺合固定するとともに、外周が前記加熱 筒の内孔と所定の間隙を有し、内周が前記スクリュヘッドの小径部の外周との間 で溶融樹脂の通過を許す両端が平行な円筒状をなし、且つその外周に形成した環 状の嵌込溝に、全周が該加熱筒の内孔と摺接する耐熱樹脂製のシール部材を嵌込 んでなるリングバルブを、一方の端面が該スクリュヘッドの大径部の端面と当接 して前記スクリュ側から該スクリュヘッドの前方に溶融樹脂の通過を許す位置と 、他方の端面が前記ウエアプレートの前面と当接して溶融樹脂の逆流を阻止する 位置との間を移動自在に設けたことを特徴とする射出成形機の逆流防止弁とした 。
【0005】
【作用】
リングバルブの外周と加熱筒の内孔との間に所定の間隙を設けるとともに、該 外周に形成した環状の嵌込溝に、全周が加熱筒の内孔と摺接する耐熱樹脂製のシ ール部材を嵌込んだ構造としたので、スクリュの往復動時やリングバルブの閉鎖 時に加熱筒の摩耗や噛りを惹起することがない。 さらに、樹脂製のシール部材と加熱筒の内孔との間に抵抗があるため、射出圧 がかかると、リングバルブは瞬時に確実に閉鎖せしめられ、該シール部材が加熱 筒の内孔に押し付けられて溶融樹脂の逆流を完全に防止する。
【0006】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に従って説明する。
【0007】 図1は本考案の第1の実施例を説明するための要部断面図である。図において 1は射出成形機の加熱筒であり、1Aは該加熱筒の内孔である。 2は加熱筒の内孔1Aに回転且つ往復動自在に挿嵌したスクリュである。
【0008】 3はスクリュヘッドであって、鍔部3Aによってウエアプレート4を押圧挟時 しながら軸部3Bの先端部に形成したネジとスクリュ2に形成したネジとの螺合 により、該スクリュ2の先端に固定されている。鍔部3Aに続いて小径部3Cと 、該小径部3Cに対して垂直な端面3Eをもつ大径部3D、そして該大径部3D から円錐状に縮径する頭部3Fが連続して形成されている。3Gは小径部3Cの 外周と滑らかに連続して大径部3Dの端面3Eから頭部3Fにかけて形成した樹 脂通路である。該樹脂通路3Gは複数の溝となっている。
【0009】 5は外周が加熱筒の内孔1Aと少なくとも噛りを起こさない程度以上の間隙を 有し、内周がスクリュヘッド3の小径部3Cの外周との間で溶融樹脂の通過を許 す両端が平行な円筒状をなし、且つ該外周に形成した環状の嵌込溝5Aに耐熱樹 脂製のシール部材5Bを嵌込んだリングバルブである。
【0010】 シール部材5Bは、本実施例では、摩耗しても交換が容易なように二つ割の環 状リングとしており、100分の5ミリメートル程度のしまり嵌めの状態で摺動 抵抗をもって、加熱筒の内孔1Aに嵌入される。シール部材5Bの材質として、 PAI(ポリアミドイミド)やPEEK(ポリエーテルエーテルケトン)等およ そ250℃以上の連続使用に耐える樹脂を採用している。
【0011】 PS(ポリスチレン)やPP(ポリプロピレン)等の汎用樹脂の成形の場合に は、加熱筒の温度は前部220℃、中部190℃、後部160℃程度に設定され る。従って汎用樹脂成形の場合は、およそ耐熱温度が250℃以上のリングバル ブのシール部材5Bは温度的に充分耐えられるのである。
【0012】 そして、リングバルブ5はその前端面が大径部の端面3Eと当接してスクリュ 2側からスクリュヘッド3の前方に溶融樹脂の通過を許す位置と、後端面がウエ アプレート4の前面と当接して溶融樹脂の逆流を阻止する位置との間を移動自在 となっている。
【0013】 図2は本考案の第2の実施例を説明するための要部断面図である。図2におけ る図1との主たる相違は、リングバルブ5の嵌込溝5Aを、軸方向と垂直な方向 に、貫通する複数の孔5Cを設けたことにある。
【0014】 次に作動について説明する。 可塑化計量工程が開始されると、原料樹脂は加熱筒1からの伝熱と自らの剪断 発熱によって、可塑化溶融されながら回転するスクリュ2によって前方へと移送 される。 リングバルブ5は、前方へ送られる可塑化溶融された原料樹脂の圧力によって 、スクリュヘッドの大径部3D側へ押しやられ、その端面3Eと当接する。 このため、溶融樹脂はスクリュヘッドの小径部3Cの外周とリングバルブ5の内 周の間の空間を通過し、樹脂通路3Gを通ってスクリュヘッドの頭部3Fの前方 に貯留される。
【0015】 溶融樹脂がスクリュヘッドの頭部3Fの前方に一定量貯留されるとその分後退 したスクリュ2の位置を、リミットスイッチやエンコーダ等の位置検出装置が検 出し該スクリュ2の回転を停止させることにより、可塑化計量工程が終了する。
【0016】 次いでスクリュ2の前進作動に基づき、射出工程が開始される。 射出の開始と同時に射出樹脂圧力が立ち上がりリングバルブ5に作用する。本 考案にあっては、リングバルブのシール部材5Bが加熱筒の内孔1Aと抵抗をも って摺接しているので、リングバルブ5の外周から溶融樹脂の漏洩はない。従っ てリングバルブ5の浮遊現象が起きることがないので、該リングバルブ5は瞬時 にウエアプレート4の前面に当接押圧され、溶融樹脂の逆流を阻止する。 溶融樹脂の粘度が特に低い場合や射出圧力が高い場合は、リングバルブの嵌込 溝5Aに孔5Cを形成した図2の構成に従えば逆流防止効果がさらに高まる。
【0017】 溶融樹脂の逆流を阻止しながら、スクリュ2が前進を続け射出工程が続行され るが、この時、加熱筒の内孔1Aを摺動するリングバルブのシール部材5Bを樹 脂製としているため、何らの摩耗・噛りも惹起されない。 射出工程が終了すると、ふたたび可塑化計量工程が始まる。
【0018】
【考案の効果】
リングバルブの外周に環状の樹脂製シール部材を嵌込み、該シール部材が加熱 筒の内孔と抵抗をもって摺動する構造としたので、射出開始時に該リングバルブ への射出樹脂圧力のかかりがよく、該リングバルブの閉鎖が速くて確実となる。 このため、成形品の重量バラツキ等のない安定成形が可能となる。 また、高価な加熱筒やリングバルブの摩耗や噛りの発生が防止される。ととも に、摩耗や噛り等により発生する金属異物の成形品への混入といったこともなく なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1の実施例を説明するための要部断
面図である。
【図2】本考案の第2の実施例を説明するための要部断
面図である。
【符号の説明】
1 加熱筒 1A 内孔 2 スクリュ 3 スクリュヘッド 3A 鍔部 3B 軸部 3C 小径部 3D 大径部 3E 端面 3F 頭部 3G 樹脂通路 4 ウエアプレート 5 リングバルブ 5A 嵌込溝 5B シール部材

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 小径部と、該小径部に対して垂直な端面
    をもつ大径部と、該大径部から円錐状に縮径する頭部を
    有し、且つ該小径部の外周と滑らかに連続する溶融樹脂
    通路を該大径部の端面から該頭部にかけて形成したスク
    リュヘッドを、加熱筒の内孔に回転且つ往復動自在に挿
    嵌したスクリュの先端にウエアプレートを介して螺合固
    定するとともに、外周が前記加熱筒の内孔と所定の間隙
    を有し、内周が前記スクリュヘッドの小径部の外周との
    間で溶融樹脂の通過を許す両端が平行な円筒状をなし、
    且つその外周に形成した環状の嵌込溝に、全周が該加熱
    筒の内孔と摺接する耐熱樹脂製のシール部材を嵌込んで
    なるリングバルブを、一方の端面が該スクリュヘッドの
    大径部の端面と当接して前記スクリュ側から該スクリュ
    ヘッドの前方に溶融樹脂の通過を許す位置と、他方の端
    面が前記ウエアプレートの前面と当接して溶融樹脂の逆
    流を阻止する位置との間を移動自在に設けたことを特徴
    とする射出成形機の逆流防止弁。
JP3064191U 1991-04-04 1991-04-04 射出成形機の逆流防止弁 Pending JPH04117726U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012533443A (ja) * 2009-07-17 2012-12-27 フラウンホーファー−ゲゼルシャフト ツア フォーデルング デア アンゲヴァンテン フォルシュング エー.ファオ. プラスチック成型部品を製造するための装置及びその使用

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60139249A (ja) * 1983-12-28 1985-07-24 松下電器産業株式会社 電気サウナバス

Patent Citations (1)

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