JPH04118936U - ボルト着脱装置 - Google Patents
ボルト着脱装置Info
- Publication number
- JPH04118936U JPH04118936U JP2400891U JP2400891U JPH04118936U JP H04118936 U JPH04118936 U JP H04118936U JP 2400891 U JP2400891 U JP 2400891U JP 2400891 U JP2400891 U JP 2400891U JP H04118936 U JPH04118936 U JP H04118936U
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- Monitoring And Testing Of Nuclear Reactors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 原子炉圧力容器の胴フランジのスタッドボル
トを着脱するためのボルト着脱装置に係り、特にスタッ
ドボルトを取外し時、スタッドボルトとの軸心のずれを
容易に調整することを可能にする。 【構成】 スタッドボルト1頂部の計測穴2の内周に、
180度対向して形成された一対の係合溝3と、下端に
係合溝3と係合する一対の係合ピン4を有し、外周に係
合ピン4と90度回転した位置に突設された一対のスプ
ライン突起部10を有する回転つめ部材11と、回転つ
め部材11の外周に嵌合し、内周にスプライン突起部1
0と係合するスプライン溝12を有するスプラインボス
13とを備えたことを特徴としている。
トを着脱するためのボルト着脱装置に係り、特にスタッ
ドボルトを取外し時、スタッドボルトとの軸心のずれを
容易に調整することを可能にする。 【構成】 スタッドボルト1頂部の計測穴2の内周に、
180度対向して形成された一対の係合溝3と、下端に
係合溝3と係合する一対の係合ピン4を有し、外周に係
合ピン4と90度回転した位置に突設された一対のスプ
ライン突起部10を有する回転つめ部材11と、回転つ
め部材11の外周に嵌合し、内周にスプライン突起部1
0と係合するスプライン溝12を有するスプラインボス
13とを備えたことを特徴としている。
Description
【0001】
本考案は、原子炉圧力容器の胴フランジにスタッドボルトを植設するためのボ
ルト着脱装置に関する。
【0002】
原子力発電設備等に設置される原子炉圧力容器の胴フランジには、圧力容器頂
部の蓋部を着脱するためのスタッドボルトが多数配列されて植設されている。こ
のスタッドボルトは、原子炉圧力容器の定期検査時に取り外されて検査されるこ
とがあり、その際、スタッドボルトは遠隔で操作されるボルト着脱装置で取り外
される。
【0003】
また、スタッドボルトは、その軸心に沿ってスタッドボルトの伸びを計測する
ための計測穴が形成されており、その計測穴の頂部内面には、180度対向して
一対の係合溝が形成されている。
【0004】
一方、従来の上記ボルト着脱装置は、図4に示すように、スタッドボルト1の
頂部に着座して、そのスタッドボルト1の計測穴2の頂部内面の係合溝3に係合
する一対の係合ピン4を有すると共に、外周面に多数条のスプライン5が形成さ
れた回転つめ部材6と、図示しない回転系に連結され、上記回転つめ部材6の外
周に嵌合すると共に、その内周面に上記スプライン5が係合するスプライン溝7
が形成されたスプライボス8とでボルト着脱装置9が形成されていた。
【0005】
ところで、上述のボルト着脱装置9にあっては、回転つめ部材6の係合ピン4
をスタッドボルト1の係合溝3に係合させると共に、回転つめ部材6をスプライ
ンボス8を介して回転させてスタッドボルト1の取り外しを行うことになるが、
スタッドボルト1が配列されるボルトピッチサークルダイヤ(図示せず)が大き
いため、ボルト着脱装置9の回転軸心とスタッドボルト1の軸心とのずれの調整
を行うのが難しく、また、軸心がずれた状態では、スタッドボルト1に加わる偏
心荷重が大となり、螺着されたスタッドボルト1を回転螺脱させることができな
くなるという問題がある。
【0006】
そこで従来は、軸心のずれを調整するためにボルト着脱装置9に専用の調心機
(図示せず)を付加して軸心の調整を行っていたが、ボルト着脱装置9全体が過
大化するという問題がある。
【0007】
一方、ボルト着脱装置9は、回転つめ部材6の係合ピン4の係合、スプライン
5の係合が多少の動きを許容するようスタッドボルト1の係合溝3,スプライン
ボス8のスプライン溝7が大きめに形成されているが、回転つめ部材6は多数条
のスプライン5に形成されているため、係合余裕範囲があっても移動が規制され
て自動的に軸心を調整する調心作用がなく、また、上記調心機は、ボルト着脱装
置9全体を移動させて軸心を調整するようになっているため軸心の調整が難しく
、調心に多大な時間を費やすという問題があった。
【0008】
そこで本考案の目的は、上記問題点を解決すべく、専用の調心機器を具備する
ことなくコンパクトな構成で偏心を自動的に調整することのできるボルト着脱装
置を提供するにある。
【0009】
上記目的を達成するために本考案は、原子炉圧力容器の胴フランジにスタッド
ボルトを植設するためのボルト着脱装置において、上記スタッドボルト頂部の計
測穴の内周に、180度対向して形成された一対の係合溝と、そのスタッドボル
ト頂部に着座し、下端に上記係合溝と係合する一対の係合ピンを有すると共に、
外周に上記係合ピンと90度回転した位置に突設された一対のスプライン突起部
を有する回転つめ部材と、回転系に連結され、上記回転つめ部材の外周に嵌合す
ると共に、その内周に上記スプライン突起部と係合するスプライン溝を有するス
プラインボスとを備えて構成されたものである。
【0010】
上記構成によれば、スタッドボルトを着脱する場合には、回転つめ部材の係合
ピンをスタッドボルトの係合溝に係合させて、スタッドホルトを回転させて着脱
させればよい。
【0011】
上記回転つめ部材は、一対のスプライン突起が係合ピンに対して90度回転し
た位置に形成されているので、スタッドボルトの頂部に着座する際、その軸心が
スタッドボルトの軸心からずれても、係合溝、スプライン溝に係合される係合ピ
ン、スプライン突起部の係合余裕範囲内で移動して軸心のずれを自動的に調整す
ることができる。
【0012】
このように、軸心のずれを回転つめ部材で調整することができるので、調心が
容易となり、ボルト着脱装置に従来のような調心機を備える必要がなく、装置全
体をコンパクト化することが可能である。
【0013】
本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
【0014】
図1〜図3は本考案のボルト着脱装置の実施例を示すものである。
【0015】
図1は本考案の実施例の要部を示すもので、この図1おいて、1は原子炉圧力
容器の胴フランジ15に植設されたスタッドボルトで、このスタッドボルト1の
軸心には、軸方向に沿ってスタッドボルト1の伸びを計測するための計測穴2が
形成されており、この計測穴2の頂部には、その内周に180度対向させて一対
の係合溝3が形成されている。
【0016】
一方、このスタッドボルト1を着脱するためのボルト着脱装置9は、スタッド
ボルト1頂部に着座し、その下端に上記係合溝3と係合する一対の係合ピン4が
図中矢印X方向に対向して形成されると共に、その外周面に上記係合ピン4に対
して90度回転位置(図中矢印Y方向)に一対のスプライン突起部10が形成さ
れた回転つめ部材11と、回転系17に連結され、上記回転つめ部材11の外周
に嵌合されると共に、その内周面に上記スプライン突起部10が係合するスプラ
イン溝12が形成されたスプラインボス13とで構成される。
【0017】
詳しくは、上記ボルト着脱装置9は、図2に示すように、その本体14が原子
炉圧力容器の胴フランジ15上に着座するよう支持装置16に昇降自在に支持さ
れており、この本体14内には、上記スプラインボス13及び回転つめ部材11
が設けられると共に、上記スプラインボス13を回転させるための回転系17が
設けられる。また、本体14には、上記回転つめ部材11と一体的にスプライン
ボス13を含む回転系17を昇降させるための昇降装置18が設けられる。
【0018】
この昇降装置18は、図2に示すように、本体14の上部に設けられた昇降駆
動装置19と、この昇降駆動装置19で回転駆動されて上下動する棒ネジ部材2
0と、この棒ネジ部材20の下端部に接続された昇降ケーシング21とで構成さ
れており、上記本体14には、昇降ケーシング21を安定に昇降させるべく昇降
ガイド33が設けられている。
【0019】
また、上記昇降ケーシング21の下端部には、図3に示すように、軸部材22
が昇降自在に接続されると共に、この軸部材22の下方には、上記スタッドボル
ト1の計測穴2に螺合してスタッドボルト1を引き抜くためのボルト引抜部材2
3が接続されており、この引抜部材23と軸部材22の間には、引抜部材23を
係脱するためのクラッチ24が設けられている。
【0020】
上記昇降ケーシング21の外周には、図3に示すように、これを軸方向に沿っ
て囲繞すると共に、その昇降ケーシング21に回転自在に支持された回転ケーシ
ング25と、この回転ケーシング25を回転駆動すべく歯車装置26を介して接
続された回転駆動装置27とからなる上記回転系17が設けられている。
【0021】
上記回転ケーシング25の外周には、これを軸方向に沿って囲繞する固定ケー
シング28が設けられ、この固定ケーシング28の外周には、上記回転駆動装置
27が設けられると共に、上記本体14のガイドレール29に沿って昇降を案内
するガイド部材30が設けられ、固定ケーシング28は、上記本体14にガイド
部材30を介して昇降ケーシング21,回転ケーシング25と一体的に昇降する
よう支持されている。
【0022】
また、上記回転ケーシング25の下端部内周面には、図示するように、上記ス
プラインボス13の上端部外周面が嵌合され、ボルト31で締結されて接続され
ており、このスプラインボス13の下端部内周面には、上記回転つめ部材11の
外周面がスプライン嵌合されると共に、スプラインボス13と回転つめ部材11
の間には、回転つめ部材11をスタッドボルト1の方向に押圧すべく付勢するバ
ネ部材32が設けられている。
【0023】
上記スプラインボス13のスプライン溝12は、これに係合されるスプライン
突起部10より大きめに形成され、また、上記スタッドボルト1の係合溝3も同
様に、これに係合される係合ピン4よりも大きく形成されている。
【0024】
これにより回転つめ部材13は、係合される係合ピン4,スプライン突起部1
0の係合余裕範囲内で図1に示す矢印X方向及び矢印Y方向への移動が許容され
るようになっている。
【0025】
次に上記実施例の作用を説明する、
スタッドボルト1を原子炉圧力容器の胴フランジ15から取り外す場合には、
あらかじめ引抜き部材23の下端部をスタッドボルト1の計測孔2に螺着させて
おき、ボルト着脱装置9の本体14を、その引き抜くべきスタッドボルト1を囲
繞するように胴フランジ15上に着座させ、昇降ケーシング21,回転ケーシン
グ25及び固定ケーシング28を下降させ、上記引抜部材23と軸部材22をク
ラッチ24により係合させる。
【0026】
次に、回転つめ部材11の係合ピン4をスタッドボルト1の係合溝3に係合さ
せると共に、回転つめ部材11を回転させてスタッドボルト1を回転螺脱させた
後、引抜部材23を上昇させてスタッドボルト1を取り外せばよい。なお、これ
らの操作は遠隔操作で自動的に行われる。
【0027】
また、回転つめ部材11を着座させる際に、その軸心がスタッドボルト1の軸
心からずれた場合には、回転つめ部材11が、係合ピン4及びスプライン突起部
12の係合余裕の範囲内で軸心のずれ方向へ移動して自動的に軸心のずれを調整
する。
【0028】
このように、回転つめ部材11で軸心の調整ができるので、その調心が容易と
なり、従来のような調心機を備える必要がなく装置全体のコンパクト化が達成で
きる。
【0029】
本考案によれば、スプライボスの内面に嵌合される回転つめ部材の外周に、係
合ピンに対して90度回転した位置に一対のスプライン突起部を形成したので、
スタッドボルトを取り外す際、回転つめ部材の軸心がスタッドボルトの軸心から
ずれても、その軸心のずれを回転つめ部材の移動で自動的に調整される。これに
より、ボルト着脱装置に従来のような調心機を備える必要がなく装置全体のコン
パクト化が達成できる。
【図1】本考案のボルト着脱装置の要部を説明する概略
斜視図である。
斜視図である。
【図2】ボルト着脱装置の全体を説明する側面図であ
る。
る。
【図3】図2のA断面図である。
【図4】従来のボルト着脱装置を説明する概略斜視図で
ある。
ある。
1 スタッドボルト
2 計測穴
3 係合溝
4 係合ピン
10 スプライン突起部
11 回転つめ部材
12 スプライン溝
13 スプラインボス
15 胴フランジ
17 回転系
Claims (1)
- 【請求項1】 原子炉圧力容器の胴フランジにスタッド
ボルトを植設するためのボルト着脱装置において、上記
スタッドボルト頂部の計測穴の内周に、180度対向し
て形成された一対の係合溝と、そのスタッドボルト頂部
に着座し、下端に上記係合溝と係合する一対の係合ピン
を有すると共に、外周に上記係合ピンと90度回転した
位置に突設された一対のスプライン突起部を有する回転
つめ部材と、回転系に連結され、上記回転つめ部材の外
周に嵌合すると共に、その内周に上記スプライン突起部
と係合するスプライン溝を有するスプラインボスとを備
えたことを特徴とするボルト着脱装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991024008U JP2543751Y2 (ja) | 1991-04-11 | 1991-04-11 | ボルト着脱装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991024008U JP2543751Y2 (ja) | 1991-04-11 | 1991-04-11 | ボルト着脱装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04118936U true JPH04118936U (ja) | 1992-10-23 |
| JP2543751Y2 JP2543751Y2 (ja) | 1997-08-13 |
Family
ID=31909050
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1991024008U Expired - Lifetime JP2543751Y2 (ja) | 1991-04-11 | 1991-04-11 | ボルト着脱装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2543751Y2 (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS618282A (ja) * | 1984-06-23 | 1986-01-14 | バブコツク日立株式会社 | ボルト着脱装置 |
-
1991
- 1991-04-11 JP JP1991024008U patent/JP2543751Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS618282A (ja) * | 1984-06-23 | 1986-01-14 | バブコツク日立株式会社 | ボルト着脱装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2543751Y2 (ja) | 1997-08-13 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |