JPH0411933A - 非対称性中空糸炭素膜及びその製法 - Google Patents
非対称性中空糸炭素膜及びその製法Info
- Publication number
- JPH0411933A JPH0411933A JP11015790A JP11015790A JPH0411933A JP H0411933 A JPH0411933 A JP H0411933A JP 11015790 A JP11015790 A JP 11015790A JP 11015790 A JP11015790 A JP 11015790A JP H0411933 A JPH0411933 A JP H0411933A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hollow fiber
- membrane
- asymmetric
- fiber membrane
- gas
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Inorganic Fibers (AREA)
- Spinning Methods And Devices For Manufacturing Artificial Fibers (AREA)
- Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)
- Artificial Filaments (AREA)
Abstract
め要約のデータは記録されません。
Description
部分的に炭素化して得られた、炭素原子の含有率が70
〜93重量%とかなり高い特殊な材料で形成されている
非対称性中空糸炭素膜、並びに、芳香族ポリイミド製の
非対称性中空糸膜を、250〜495℃の温度であって
該中空糸膜の非対称性構造が維持される温度で予備熱処
理して熱安定化し、次いで、500〜900℃の高温で
部分的に炭化して、部分炭化された前記の組成の材料で
形成されている非対称性中空糸炭素膜を製造する方法に
係わる。
性、耐溶剤性を有していると共に、水素とメタンとの混
合ガスから水素を分離する場合などのガス分離性能が高
いレベルのものである。
のポリマーを素材とするものが知られている。それらの
中で、ビフェニルテトラカルボン酸二無水物と芳香族ジ
アミンとを重合及びイミド化して得られた可溶性の芳香
族ポリイミドの溶液を使用して、湿式製膜法で製造され
た非対称性のガス分離膜(中空糸膜)は、特に、耐熱性
、耐薬品性が良好であるガス分離膜であることが、特開
昭61−133106号公報などにおいて、知られてい
る。
ス中に、ヘキサン、トルエンなどの有機溶剤などの不純
物を多く含む場合には、膜性能に悪影響を与えることが
あり、前述の不純物を除去するという前処理を充分にし
た後でないと、原料混合ガスの分離操作を行うことがで
きなかったのである。
平1−221518号公報などにおいて、有機ポリマー
類の膜を極めて高温で熱処理して多孔質有機膜を炭化し
て、耐薬品性の優れたガス分離膜用の炭素膜を製造する
方法、および、それらの方法で得られた炭素膜(中空糸
炭素膜)について、捉案された。
には、ポリアクリルニトリル製の膜を、1200℃付近
の温度で熱処理して充分な炭素化を行って、膜全体に微
細孔を形成させた分離性炭素膜を製造する方法が記載さ
れており、前述の製法によって得られたガス分離炭素膜
は、実質的に多孔質ガス分離−に関するものであるので
、その分離用炭素膜は、透過速度が比較的大きいのであ
るが、選択透過性が非常に小さいものであり、実用的な
ガス分離膜とはならないものであった。
リアクリルニトリル、セルロース、ポリビニルアルコー
ルなどの有機ポリマーからなる多孔質中空糸膜を、架橋
、酸化を施した後、不活性雰囲気、600〜1000℃
の温度で炭素化し、さらに、水蒸気、炭酸ガス等の酸化
性ガスを含む雰囲気で賦活性化処理をして、細孔径10
〜50人の多孔質構造を有する中空糸炭素膜を製造し、
最後に、前記中空糸炭素膜を、必要であれば熱分解性炭
化水素に浸漬した後、不活性ガス中で900℃以上の温
度で1分間以上熱処理して細孔を熱収縮させて、特殊な
中空糸炭素膜を製造する方法、並びに、前述のようにし
て製造された特殊な中空糸炭素膜が記載されている。
の中空糸膜から製造される細孔径10〜50人の多孔質
構造を有する中空糸炭素膜を準備して使用することが必
要であり、その製造が極めて複雑であり、その後の細孔
の収縮のための熱処理も簡単ではないと共に、最初の有
機ポリマー類の中空糸膜に対する中空糸炭素膜の収率が
30%以下であり、極めて生産性の悪いものであった。
膜と、実質的に同程度のガス透過速度と高い選択透過性
(高い分離度)とを有していると共に、極めて優れた耐
溶剤性と耐熱性とを有している非対称性中空糸炭素膜を
、工業的に容易に製造することができる方法を徒供する
こと、並びに、炭素原子の含有率が70〜93重量%と
かなり高い特殊な材質からなる前述の優れたガス分離性
能を有する非対称性中空糸炭素膜を捉供することを目的
とするものである。
が、炭素原子の含有率;70〜93重量%、窒素原子の
含有率;3.5〜7重量%、および、水素原子の含有率
、 i、 O〜4.0重量%である、芳香族ポリイミド
の部分炭素化物であり、そして、該中空糸膜の外表面に
緻密層を有すると共に、中空糸膜の内部が前記緻密層と
連続して多孔質支持層を有する非対称性中空糸炭素膜で
あることを特徴とする非対称性中空糸炭素膜に関する。
なる非対称性中空糸膜を、250〜495℃の範囲内の
温度であってしかも該中空糸膜の非対称性構造が維持さ
れる温度、および、酸素含有ガスの雰囲気で、予備熱処
理して熱安定化し、次いで、その予備熱処理された中空
糸膜を、5゜0〜900℃でおよび不活性ガスの雰囲気
下で部分的に炭素化処理することを特徴とする非対称性
中空糸炭素膜の製法に関する。
。
している材料が、 (a) 炭素原子の含有率が70〜92重量%(特に
70〜90重量%)、 (b) 窒素原子の含有率が3.5〜7重量%(特に
4.0〜6.5重量%)、および、 (C) 水素原子の含有率が1.0〜4.0重量%(
特に1.5〜3.5重量%)であって、 (d) 芳香族ポリイミドを高温で熱処理して部分的
に炭素化された部分炭素化物であり、そして、 (イ)該中空糸膜の外表面に、厚さ0. OO05〜5
μm(特にO,OO1〜2μm)の緻密層を有すると共
に、 (ロ)中空糸膜の内部が、前記緻密層と連続して多孔質
支持層(平均孔径50〜20000人、特に100〜1
0000人程度の微細孔を多数有する厚さ10〜200
0μm、特に20〜1000μmの多孔質支持層) を有する非対称性中空糸炭素膜であることが好ましい。
度(PHz、50℃)が、3×1O−s〜80 X 1
0−’d/ct ・sec ・csHg、特に、5X
10’〜60 X 10−’ad/afi−sec
−aeHg程度であって、水素ガスの透過速度(pH,
,50℃)とメタンガスの透過速度(PCtl、 、5
0℃)との比(PH,/PCB、 )で示される選択透
過性(分離度)が80〜1000、特に100〜800
程度であることが好ましい。
成している材料が炭素原子の含有率の余り低いものであ
って、炭素化の程度が低くなり過ぎると、n−ヘキサン
、ベンゼン、トルエン、キシレン、シクロヘキサンなど
の有機溶剤に対する耐溶剤性が著しく低下することがあ
るので適当ではなく、また、前記の炭素原子の含有率の
余りに多いものであって炭素化の程度が高くなり過ぎる
と、水素ガスなどの透過速度が低下したり、選択透過性
が悪化したりするので適当ではない。
〜2000μm、特に150〜1000μm程度である
ことが好ましく、また、その膜厚が10〜200μm、
特に20〜150μm程度であることが好ましい。
素化されている材料で形成されており、極めて薄い緻密
層(ガス分離活性層)と比較的厚い多孔質層(支持層)
とを一体に有する非対称性構造を有しているものである
ので、高いガス透過性と高い選択性(分離性)とを同時
に保持していると共に、有機溶剤が含有されている混合
ガスを前記非対称性中空糸炭素膜へ供給して、長時間、
ガス分離操作を行っても、前記中空糸炭素膜のガス分離
性能が高い割合(トルエン溶剤で保持率が70%以上で
ある)で維持され、耐久性が優れているガス分離膜であ
る。
まず、芳香族テトラカルボン酸成分と芳香族ジアミン成
分とを重合およびイミド化して得られる芳香族ポリイミ
ドの溶液から湿式製膜法などで製造された非対称性中空
糸膜を、250〜495℃(好ましくは260〜450
℃)の範囲内の温度であってしかも該中空糸膜の非対称
性構造が維持される温度、および、酸素含有ガスの雰囲
気で、0.1〜100時間、特に0.3〜50時間、予
備熱処理して熱安定化し、次いで、 その予備熱処理された芳香族ポリイミド製の非対称性中
空糸膜を、500〜900”C(好ましくは550〜8
00℃)の温度および不活性ガスの雰囲気下で、0.5
秒間〜100分間、特に1秒間〜50分間、部分的に炭
素化処理して、部分的に炭素化されていて、緻密層と多
孔質層とを一体に有する非対称性中空糸炭素膜を製造す
るのである。
特開昭61−133106号公報などに記載の製法など
で製造することができる。
ラカルボン酸二無水物などの芳香族テトラカルボン酸成
分と、ジアミノジメチルジフェニレンスルホン、ジアミ
ノジフェニルメタン、4,4′−ジアミノジフェニルエ
ーテルなどの芳香族ジアミン成分とを、略等モル、パラ
クロルフェノールなどのフェノール系溶媒中で、重合お
よびイミド化して、可溶性の芳香族ポリイミドの溶液を
調製し、その溶液を製膜用ドープ液として使用して、チ
ューブ・イン・オリフィスタイプの紡糸用ノズルから、
窒素雰囲気中に中空糸状に押し出し、次いで、エタノー
ル水溶液からなる凝固液中で凝固させて、非対称性構造
の中空糸膜となし、最後に、その中空糸膜をエタノール
洗浄してフェノール系溶媒を抽出して除去し、イソオク
タン溶剤によって前記エタノールの置換を行った後、乾
燥し、さらに熱処理して、好適なガス透過速度および選
択透過性を有する非対称性中空糸膜を製造することがで
きる。
称性中空糸膜は、水素ガスの透過速度(P)1..50
℃)がlX10−’〜100XIO−5c4/c4 ・
sec ・cmHg、特に、2X10−’ 〜70X
10−’aA/afl −sec −cmHg程度で
あって、水素ガスの透過速度(PH2)とメタンガスの
透過速度(PCl、 、50℃)との比(P H2/
P CH4)で示される選択透過性(分離度)が30〜
250、特に50〜200程度であり、さらに、 厚さ0.001〜5μm程度の緻密層(表面層)と厚さ
10〜2000μm程度の多孔質層(内部層)とが連続
して一体となっている非対称性構造が形成されている中
空糸膜であることが、この発明の製法において最終的に
得られる非対称性中空糸炭素膜が充分な非対称性構造を
有するようにするため、また、そのガス分離性能を高い
レベルとする上で、特に好ましい。
処理(熱安定化処理)は、次の炭素化処理工程において
前記の中空糸膜の非対称性構造が維持できるように、前
記中空糸膜を形成している芳香族ポリイミドを一部架橋
および/または一部環化させ、あるいは、不融化または
不溶化して、熱的に安定である芳香族ポリイミドとする
ために、250〜495℃の範囲内の温度であって、前
記中空糸膜の非対称性構造が維持される温度で行われる
。
例えば、該ポリイミドが後述する測定法で測定された軟
化温度を有する場合には、該ポリイミドの軟化温度より
も、5 ’C以上低い温度、特に10℃以上低い温度で
あり、また、該ポリイミドが実質的に軟化温度又は二次
転移温度を有していない場合には、その該ポリイミド製
中空糸膜の非対称性構造が電子顕微鏡などで観察して大
幅に変形したりしない温度、多孔質層の平均孔径が大幅
に(50%以下に)縮小したりしない温度であればよい
。
ば、280℃の付近の温度から450℃の付近の高温ま
で徐々に昇温させながら行うことによる予備熱処理、あ
るいは、250〜350℃の温度で5〜100時間(好
ましくは10〜50時間)の熱処理し、次いで、350
〜490℃の温度で10〜300分間(好ましくは20
〜200分間)の熱処理するというように、複数段階で
行う予備熱処理であってもよい。
(長尺の中空糸)を高温の加熱炉に連続的に供給して連
続的に行うことができ、また、複数本の非対称性中空糸
膜の糸束を形成して、その糸束を適当な温度の加熱炉内
に配置しである時間加熱炉内に放置してバッチ的に熱処
理を行うこともできる。
例えば、空気、酸素と窒素との混合ガスなどを好適に挙
げることができる。
処理を行わないと、その後の工程の炭素化工程で、中空
糸膜の非対称性構造が損なわれるので適当ではなく、ま
た、予備熱処理を余りに高い温度で行うと、芳香族ポリ
イミド類の非対称性中空糸膜がその非対称性構造を最適
に維持できなくなり、非対称性構造が損なわれたり、著
しくガス分離性能の劣った構造になったりすることがあ
り、最終的な非対称性中空糸炭素膜が低い性能のガス分
離膜となるので適当ではない。
れた非対称性中空糸膜は、例えば、窒素ガス、ヘリウム
ガス、アルゴンガスなどの不活性気体の雰囲気中で、5
00〜900℃(好ましくは550〜800℃の範囲内
の温度で、0.5秒間〜100分間(特に1秒間〜50
分間)、部分的に炭素化処理をすることが好ましい。
ば、例えば、500℃〜600℃の付近の温度から70
0℃〜800℃の付近の高温まで昇温させながら約10
秒間〜60分間で行うことによる高熱処理、あるいは、
500〜550℃の温度付近で0.5〜60分間(好ま
しくは1〜30分間)の高熱処理し、次いで、600〜
800℃の温度付近で0.5秒間〜20分間(好ましく
は1秒間〜10分間)の高熱処理をするというように複
数段階で行う高熱処理であってもよい。
、前述の予備加熱と同様に、前記中空糸膜(長尺の中空
糸)を高温の加熱炉に連続的に供給して連続的に行うこ
とができ、また、複数本の非対称性中空糸膜の糸束を形
成して、その糸束を適当な温度の加熱炉内に配置しであ
る時間加熱炉内に放置してバッチ的に高熱処理(炭素化
)を行うこともできる。
しく説明する。しかし、この発明はそれらの実施例によ
って限定されるものではない。
各ガスの透過性能、耐溶剤性、収率なとは、次に示すそ
れぞれの方法で測定した。
と、ステンレスバイブと、エポキシ樹脂系接着剤とを使
用して、透過性能評価用の中空糸エレメントを作成した
。
用の中空糸エレメントを装着し、水素ガスとメタンガス
との混合ガスを用いて、50℃の温度、10kg/cd
の圧でガス透過試験を行い、ガス透過速度と、各ガスの
透過速度比(選択透過性、ガス分離度を示す)とを、ガ
スクロマトグラフィー分析の測定値から算出した。
述のガス透過−性能に用いる原料ガスを、40℃に加熱
したトルエン中にバブリングさせ、トルエン蒸気濃度が
7400ppmの混合ガスとして、このトルエン含有の
混合ガスを用いて、しかも、混合ガスの供給開始後18
時間後に測定することにしたほかは上述の透過性能の測
定Aと同様にして、非対称性中空糸炭素膜の透過性能を
測定した。
指標として、前記の透過性・能Aと透過性能Bとにおけ
る保持率(B/A)X100 (%)を算出した。
のように予備加熱し、炭素化して、非対称性中空糸炭素
膜を製造する際の炭素膜の収率は、未処理の中空糸膜の
重量と、炭素化処理後の中空糸炭素膜の重量とを測定し
、両者から収率を算出した。
40C型)を用いて測定した。
000倍の写真を写し、その写真における中空糸炭素膜
の断面を観察することにより、中空糸炭素膜の緻密層と
多孔質層とからなる非対称性構造の状態、有無などを確
認した。
水物99ミリモルと、4,4゛−ジアミノジフェニルエ
ーテル60ミリモルと、3.5−ジアミノ安息香酸30
ミリモルと、4,4゛−ジアミノジフェニルメタン10
ミリモルとを、パラクロルフェノール253gと共に、
攪拌機と窒素ガス導入管とが付設されたセパラブルフラ
スコに入れて、窒素ガスを流して、攪拌しながら、18
0℃で13時間重合させて、芳香族ポリイミド濃度が1
5重量%である芳香族ポリイミド溶液を調製した。
116ボイズであり、70℃での回転粘度が3920ボ
イズであった。この芳香族ポリイミド溶液を、400メ
ツシユのステンレス金網で濾過して、紡糸用のドープ液
を準備した。
部の外径、1000μm、円形開口部のスリット幅:2
00μm、芯部開口部の外径;400μm)を備えた紡
糸装置にそれぞれ仕込み、そして、前記紡糸用ノズルか
ら中空糸状に吐出させて、その中空糸状体を窒素雰囲気
中を通した後、65重量%のエタノール水溶液からなる
一次凝固液(0℃)にそれぞれ浸漬し、さらに、一対の
案内ロールを備えた二次凝固装置内の二次凝固液(0℃
)中で案内ロール間を往復させて、中空糸状体の凝固を
完了させて、芳香族ポリイミド製のガス分離中空糸膜を
引き取りロールで引き取りながら(引き取り速度15m
/分)、紡糸を行った。
で充分に凝固溶媒等を洗浄した後、イソオクタン(置換
溶媒)でエタノール置換し、さらに、中空糸膜を100
℃に加熱して、イソオクタンの蒸発・乾燥を行い、さら
に、260℃の温度で30分間、中空糸膜の熱処理を行
って、乾燥及び熱処理された芳香族ポリイミド製の非対
称性中空糸膜を製造した。
は、デュポン990型熱分析装置を用いて引張りモード
による熱機械分析により、窒素ガス雰囲気下、昇温速度
1017分で測定した。
める温度を観測した結果、前記芳香族ポリイミドの軟化
温度は290℃であった。
−ジメチル−ジフェニレンスルホン90ミリモル、4.
4′−ジアミノジフェニルエーテル10ミリモルを使用
し、パラクロルフェノール293gを使用したほかは、
参考例1と同様にして重合して、芳香族ポリイミド濃度
が15重量%である芳香族ポリイミド溶液を調製した。
0℃としたほかは、参考例1と同様にして紡糸及び後処
理を行い、非対称性中空糸膜を製造した。
は、参考例1と同様の熱機械分析で測定したが、450
℃までの温度において、明確な軟化現象が現れなかった
。
オープン中、無緊張下、270℃で38時間熱処理した
後さらに400℃で30分間、予備熱処理して熱安定化
した。
ス管中を700℃に調節し窒素雰囲気に保たれた電気管
状炉内を、送りだしロールと引き取りロールとの間で2
0C11/分の等速度で通過して、滞留時間4分間の炭
素化処理が行なわれ、中空糸炭素膜が製造された。
を溶解する溶媒であるバラクロルフエノ−ルに浸漬し、
200℃で1時間加熱したが、実質的に溶解せず、また
、前記中空糸炭素膜を電子顕微鏡写真によって観察すれ
ば、その中空糸膜が非対称性構造(緻密層および多孔質
層)が確認され、芳香族ポリイミド製の非対称性中空膜
と同様な有効な非対称性構造の形状で維持されていた。
素膜は、水素ガスの透過速度(Plh)が、18 X
10−’c4/c4 ・sec −crtrHgであ
り、また、水素ガスの透過速度(PH,)とメタンガス
の透過速度(Pcn、)との比(Plh/ PCO2)
が140であった。
炭素膜は、水素ガスの透過速度が、17X 10−5a
A/ all−sec −cmHgであり、また、水
素ガスの透過速度とメタンガスの透過速度との比(P
H2/ P CH4)が148であった。
剤性(分離度の保持率)は106%であり、そして、前
記の非対称性中空糸炭素膜の収率は71.5%であって
、さらに、その炭素含有率は87.2%であった。
性中空糸膜を使用して、第1表に示した条件で、熱安定
化処理、および、炭素化処理を行ったほかは、実施例1
と同様の方法で、非対称性中空糸炭素膜を製造した。
、収率、元素分析値を、第1表に示す。
糸膜について、透過性能の測定Aを行った結果、水素ガ
スの透過速度が16 x 10−5c111/cd −
sec −ctaHgであり、また、水素ガスの透過
速度とメタンガスの透過速度との比(P Hz/ P
CH4)が167であったが、透過性能の測定Bを行っ
た結果、水素ガスの透過速度が6.2 X 10−’c
d/cd・sec−cml(gであり、また、水素ガス
の透過速度とメタンガスの透過速度との比(P R,/
P CH4)が25であって、前記の透過性能の測定
A及びBの結果から算出した耐溶剤性(分離度の保持率
)は15%であった。
糸膜を、空気雰囲気のオーブン中、無緊張下、400℃
で30分間熱処理し熱安定化した。
空糸膜について、透過性能の測定A及びBを行った結果
を第1表に示す。
有率が、66.4%と低く、そのための耐溶剤性(分離
度の保持率)が、35%と極めて低かった。
様にして、中空糸炭素膜を製造した。
どを行った結果を第1表に示す。
く、そして、水素ガスの透過速度が、1.1x 10−
’cd/cd −sec −cmHgと小さく、実用
的な中空糸炭素膜ではなかった。
〜93重量%であって、しかも、緻密層と多孔質層とを
一体に有する非対称性構造を保持しているので、例えば
、水素を含む混合ガスから水素を高い分離性能で分離す
ることができ、しかも、有機溶剤などの不純物成分が混
入した混合ガスの分離においても、その分離性能(分離
度等)がほとんど低下しないものであり、さらに、高温
で長期間使用できる高い耐熱性を有しているものである
。
中空糸炭素膜を、再現性よく高い生産性で容易に製造す
ることができる優れた製法である。
Claims (2)
- (1)中空糸膜を形成している材料が、炭素原子の含有
率;70〜93重量%、窒素原子の含有率;3.5〜7
重量%、および、水素原子の含有率;1.0〜4.0重
量%である、芳香族ポリイミドの部分炭素化物であり、
そして、該中空糸膜の外表面に緻密層を有すると共に、
中空糸膜の内部が前記緻密層と連続して多孔質支持層を
有する非対称性中空糸炭素膜であることを特徴とする非
対称性中空糸炭素膜。 - (2)芳香族ポリイミドからなる非対称性中空糸膜を、
250〜495℃の範囲内の温度であってしかも該中空
糸膜の非対称性構造が維持される温度、および、酸素含
有ガスの雰囲気で、予備熱処理して熱安定化し、次いで
、その予備熱処理された中空糸膜を、500〜900℃
でおよび不活性ガスの雰囲気下で部分的に炭素化処理す
ることを特徴とする非対称性中空糸炭素膜の製法。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11015790A JPH07121344B2 (ja) | 1990-04-27 | 1990-04-27 | 非対称性中空糸炭素膜及びその製法 |
| DE69102350T DE69102350T2 (de) | 1990-04-27 | 1991-04-24 | Asymmetrische Hohlfadenmembran aus Kohlenstoff und Verfahren zu deren Herstellung. |
| EP91303687A EP0459623B1 (en) | 1990-04-27 | 1991-04-24 | Asymmetric hollow filamentary carbon membrane and process for producing same |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11015790A JPH07121344B2 (ja) | 1990-04-27 | 1990-04-27 | 非対称性中空糸炭素膜及びその製法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0411933A true JPH0411933A (ja) | 1992-01-16 |
| JPH07121344B2 JPH07121344B2 (ja) | 1995-12-25 |
Family
ID=14528499
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11015790A Expired - Lifetime JPH07121344B2 (ja) | 1990-04-27 | 1990-04-27 | 非対称性中空糸炭素膜及びその製法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07121344B2 (ja) |
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000185212A (ja) * | 1998-12-22 | 2000-07-04 | Ube Ind Ltd | パーフルオロ化合物ガスの分離回収方法および装置 |
| JP2000342944A (ja) * | 1999-03-05 | 2000-12-12 | Ube Ind Ltd | 部分炭素化された非対称性中空糸分離膜とその製法およびガス分離方法 |
| US6395066B1 (en) | 1999-03-05 | 2002-05-28 | Ube Industries, Ltd. | Partially carbonized asymmetric hollow fiber separation membrane, process for its production, and gas separation method |
| WO2005087355A1 (ja) * | 2004-03-12 | 2005-09-22 | Ngk Insulators, Ltd. | 炭素膜積層体及びその製造方法、並びにvoc除去装置 |
| JP2007054693A (ja) * | 2005-08-22 | 2007-03-08 | National Institute Of Advanced Industrial & Technology | 微粒子分散チューブ状膜およびその製造方法 |
| WO2014132993A1 (ja) | 2013-02-27 | 2014-09-04 | Nok株式会社 | 中空糸状炭素膜の製造方法 |
| JP2018522713A (ja) * | 2015-06-01 | 2018-08-16 | ジョージア・テック・リサーチ・コーポレーション | 超選択性カーボンモレキュラーシーブ膜及び製造方法 |
| JP2019510624A (ja) * | 2016-03-21 | 2019-04-18 | ダウ グローバル テクノロジーズ エルエルシー | 炭素分子篩膜を作製する改善された方法 |
| JP2020516445A (ja) * | 2017-04-06 | 2020-06-11 | ダウ グローバル テクノロジーズ エルエルシー | 非対称ポリ塩化ビニリデン膜およびそれから作製された炭素分子篩膜 |
| US12502645B2 (en) | 2020-06-12 | 2025-12-23 | Norwegian University Of Science And Technology (Ntnu) | Carbon hollow fibre membrane |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7356768B1 (en) | 2002-11-27 | 2008-04-08 | Adobe Systems Incorporated | Using document templates to assemble a collection of documents |
-
1990
- 1990-04-27 JP JP11015790A patent/JPH07121344B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (14)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000185212A (ja) * | 1998-12-22 | 2000-07-04 | Ube Ind Ltd | パーフルオロ化合物ガスの分離回収方法および装置 |
| JP2000342944A (ja) * | 1999-03-05 | 2000-12-12 | Ube Ind Ltd | 部分炭素化された非対称性中空糸分離膜とその製法およびガス分離方法 |
| US6395066B1 (en) | 1999-03-05 | 2002-05-28 | Ube Industries, Ltd. | Partially carbonized asymmetric hollow fiber separation membrane, process for its production, and gas separation method |
| AU2005221562B2 (en) * | 2004-03-12 | 2010-05-27 | Ngk Insulators, Ltd. | Carbon film laminate and method for production thereof, and VOC removing device |
| US7621979B2 (en) | 2004-03-12 | 2009-11-24 | Ngk Insulators, Ltd. | Carbon film laminate and method for production thereof, and VOC removing device |
| WO2005087355A1 (ja) * | 2004-03-12 | 2005-09-22 | Ngk Insulators, Ltd. | 炭素膜積層体及びその製造方法、並びにvoc除去装置 |
| JP2007054693A (ja) * | 2005-08-22 | 2007-03-08 | National Institute Of Advanced Industrial & Technology | 微粒子分散チューブ状膜およびその製造方法 |
| WO2014132993A1 (ja) | 2013-02-27 | 2014-09-04 | Nok株式会社 | 中空糸状炭素膜の製造方法 |
| JP2014161816A (ja) * | 2013-02-27 | 2014-09-08 | Nok Corp | 中空糸状炭素膜の製造方法 |
| US9731250B2 (en) | 2013-02-27 | 2017-08-15 | Nok Corporation | Method for producing hollow fiber carbon membrane |
| JP2018522713A (ja) * | 2015-06-01 | 2018-08-16 | ジョージア・テック・リサーチ・コーポレーション | 超選択性カーボンモレキュラーシーブ膜及び製造方法 |
| JP2019510624A (ja) * | 2016-03-21 | 2019-04-18 | ダウ グローバル テクノロジーズ エルエルシー | 炭素分子篩膜を作製する改善された方法 |
| JP2020516445A (ja) * | 2017-04-06 | 2020-06-11 | ダウ グローバル テクノロジーズ エルエルシー | 非対称ポリ塩化ビニリデン膜およびそれから作製された炭素分子篩膜 |
| US12502645B2 (en) | 2020-06-12 | 2025-12-23 | Norwegian University Of Science And Technology (Ntnu) | Carbon hollow fibre membrane |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH07121344B2 (ja) | 1995-12-25 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| EP0459623B1 (en) | Asymmetric hollow filamentary carbon membrane and process for producing same | |
| JP2673846B2 (ja) | 非対称性中空糸炭素膜及びその製法 | |
| EP0390992B1 (en) | Aromatic polyimide double layered hollow filamentary membrane and process for producing same | |
| JP2588806B2 (ja) | ガス分離中空糸膜及びその製法 | |
| JP2626837B2 (ja) | 非対称性中空糸炭素膜の製法 | |
| US5810912A (en) | Composite hollow filamentary film of porous ceramics and process for producing the same | |
| JPH03267130A (ja) | ガス分離中空糸膜及びその製法 | |
| JPH0144804B2 (ja) | ||
| EP1034836B1 (en) | Use of a partially carbonized asymmetric hollow fiber separation membrane | |
| JPH0411933A (ja) | 非対称性中空糸炭素膜及びその製法 | |
| JP2671072B2 (ja) | ガス分離膜の製造法 | |
| JP4239618B2 (ja) | 非対称ガス分離膜 | |
| JP4081956B2 (ja) | 部分炭素化された非対称性中空糸分離膜とその製法およびガス分離方法 | |
| JPH06254367A (ja) | 非対称性中空糸ポリイミド気体分離膜 | |
| JP2000185212A (ja) | パーフルオロ化合物ガスの分離回収方法および装置 | |
| JPH0247930B2 (ja) | ||
| KR100263333B1 (ko) | 다공성 탄소분자체 분리막의 제조방법 | |
| JPS6135282B2 (ja) | ||
| JPS60150806A (ja) | ポリイミド中空糸膜の製造方法 | |
| JPH0636854B2 (ja) | ポリイミド気体分離膜 | |
| JPS6238207A (ja) | ポリイミド中空糸の製法 | |
| JPH0788601B2 (ja) | 指型構造の空孔を有する中空糸の製造方法 | |
| CN1068974A (zh) | 不对称聚酰亚胺气体分离膜的制备 | |
| JPS62231017A (ja) | コポリイミド中空糸及びその製造方法 | |
| JPH0693985B2 (ja) | ポリイミド二層中空糸膜の製法 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071225 Year of fee payment: 12 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081225 Year of fee payment: 13 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081225 Year of fee payment: 13 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091225 Year of fee payment: 14 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091225 Year of fee payment: 14 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101225 Year of fee payment: 15 |
|
| EXPY | Cancellation because of completion of term | ||
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101225 Year of fee payment: 15 |