JPH041197A - 有機リチウムの製造方法 - Google Patents

有機リチウムの製造方法

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JPH041197A
JPH041197A JP10037590A JP10037590A JPH041197A JP H041197 A JPH041197 A JP H041197A JP 10037590 A JP10037590 A JP 10037590A JP 10037590 A JP10037590 A JP 10037590A JP H041197 A JPH041197 A JP H041197A
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JP
Japan
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lithium
organic
lix
rli
reaction
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JP10037590A
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English (en)
Inventor
Tetsuya Iwao
岩尾 徹也
Shuichi Osaka
大坂 修一
Takao Sakaki
榊 孝雄
Tadao Nishida
忠雄 西田
Masahiko Asao
朝生 正比古
Seijiro Koga
誠二郎 古賀
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Nippon Aluminum Alkyls Ltd
Original Assignee
Nippon Aluminum Alkyls Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、ポリマー重合触媒、有機合成試薬などとして
、有用な、有機リチウム(RLi)の製造方法に関する
。
従来の技術 RLiを製造する最も一般的な方法は、リチウム(Li
)と有機ハロゲン化物(RX)とから下式(1)の反応
によって製造する方法である(たとえば。
USP3122592) 。
2Li+RX+ RLi+LiX     +1 @ 
a (1)又有機金属ハンドブック、6ページには、有
機ナトリウム(RNa)と塩化リチウム(LiC1l)
を原料とする下式(2)の方法が記載されている。
RNa+LiC1−+ RLi+NaC11* * *
 (2)発明が解決しようとする課題 しかしながら、上記(1)式の方法は、高価で危険なリ
チウムメタルを使用せねばならないこと、又、リチウム
の有効使用率は、理論値で最大50%であり、通常40
%程度で非常に低く、又副生じたLiXは通常電解によ
ってLiを回収再利用するか、廃棄されていた。その結
果製造したRLiは非常に高価になるという大きな欠点
を有している。
又(2)式の方法は、原料であるRNaが、炭化水素類
には全く溶解せず、また非常に分解しやすく取扱いが難
しい、又RNaは一般には下式(3)の反応で合成され
るが、RNaを副生するNaC1から単離する方法が知
られておらず純度の高いRNaが得られないといった欠
点を有する。
RCi + 2Na 4RNa+NaCQ    ・・
・(3)本発明者らは、LiC1として、市販の試薬を
用いて(2)の反応を行なったが、n−ブチルリチウム
の生成は全く認められなかった(比較例2)。
本発明は(1)式における副生LiXの有効利用を図り
、更に(2)式の反応においても収率の大巾向上を達成
し、安価に有機リチウムを製造する方法を提供するもの
である。
課題を解決するための手段 本発明者らは、上記問題を解決するため、鋭意研究を行
い、本発明を完成するに至った。
即ち本発明は、 (1)アルカリ金属とハロゲン化リチウム(LiX)と
有機ハロゲン化物(RX)とから有機リチウム(RLi
)を合成する反応において、LiXとして、リチウムと
RXからRLiを合成する際に副生ずるLiXを使用す
ることを特徴とするRLiの製造方法。
(ただし、XはC9、Br又はX基、Rは脂肪族、脂環
式又は芳香族の炭化水素基を示し、アルカリ金属はNa
又はKである。)、及び(2)アルカリ金属と・有機ハ
ロゲン化物(RX)とから、有機アルカリ金属化合物を
合成し、次いで、この有機アルカリ金属化合物とハロゲ
ン化リチウム(LiX)とを反応させて、有機リチウム
(RLi)を合成する反応において、LiXとして、リ
チウムとRXからRLiを合成する際に副生ずるLiX
を使用することを特徴とするRljの製造方法。
(ただし、XはC1l、Br又はX基、Rは脂肪族、脂
環式又は芳香族の炭化水素基を示し、アルカリ金属はN
a又はKである。)、である。
以下本発明について更に詳しく説明する。
尚以下の説明では、アルカリ金属としてNaで代表して
説明することがあるが、Kについても同様である。
本発明は、先ず以下の反応式(0で表わされる。
2Na+LiX +RX−+ RLi+2NaX   
−* * (4)本発明に用いられるアルカリ金属は、
品質には特に制限は無いが、反応速度を速くするために
、粒子径は細かい方がよく、少なくとも10001L以
下であることが望ましい、微粒子化の方法としては例え
ば、流動パラフィン等の不活性溶剤中でHaを前もって
粒径1ルー数百川に微粒子化しておくことが挙げられる
。
RXのX基はci基、Br基、又はX基である。
一般には、安価なC1基が用いられる。
RXのR基は、脂肪族、脂環式又は芳香族の炭化水素基
であり、エチル基、n−ブチル基、5ec−ブチル基、
L−ブチル基、ヘキシル基、シクロヘキシル基、メチル
シクロヘキシル基、オクチル基、フェニル基、ベンジル
基等が挙げられる0反応速度が速いことや溶剤への溶解
性が良いことから炭素2から8までの炭化水素基が好ま
しい。
RXの例としては、エチルブロマイド、n−ブチルクロ
ライド、n−ブチルブロマイド、n−ブチルアイオダイ
ド、5ec−ブチルクロライド、t−ブチルクロライド
、n−ヘキシルクロライド、フェニルブロマイド、ベン
ジルクロライド等が挙げられる。
次に、本発明のLiXについて説明する。なおXはCi
、Br、又は工を示し、一般には安価なCLlが用いら
れる。
本発明は、LiXとして、最も一般的なRLiの合成反
応である(1)式において、副生ずるLiXを使用する
ことが最大の特徴である。(1)式の反応条件は特に制
限するものではなく、公知の方法が使用できる。
この副生LiXは、(1)式の製品であるRLiを除去
した後、溶剤スラリーとして用いても良いし、いったん
濾過してウェットケーキとして用いてもよい、少量の未
反応Liが混合していても差支えない。
副生LiXが高い反応性を示す理由は明らかでないが、
非常に細かい微粒子であること、非水系から生成したた
め結晶性が低く、表面積が大きく、表面の活性点が多い
こと等が考えられる。
次に(4)式で示される本発明の反応条件について説明
する。
本発明は有機溶剤を使用し、スラリー反応として行われ
る。
(4)式の反応に好ましく使用される溶剤は、脂肪族炭
化水素、脂環式炭化水素、芳香族炭化水素である。
ペンタン、ヘキサン、ヘプタン、オクタン、シクロヘキ
サン、ベンゼン、トルエン等の例が挙ケられる。さらに
上記溶媒中での反応が遅い場合等では、エーテル類例え
ば、ジエチルエーテル、ジブチルエーテル、テトラヒド
ロフラン等が用いられる。
次に原料の使用反応モル比は、Ha : LiC1: 
RX=2:l:1であれば良い、しかし多少の増減は反
応に影響しない。
L i C1lをNaに対して過剰に使用することは、
反応後の製品RLi中の残存不純物であるRNaを減少
させる効果があるので好ましい。
反応温度は、生成したRLiが分解しない範囲であれば
良いが、低い方が好ましい0通常O〜70℃の範囲であ
る。
反応は、好ましくは無水の雰囲気下で行なわれ、使用さ
れるシールガスは1反応に不活性であれば、特に限定す
るものではなくLi(J中に残存するかもしれないLi
メタルの存在を考えて、アルゴン、ヘリウム等の不活性
ガスが好ましい。
反応装置に特に制限はなく、通常の撹拌器付オートクレ
ーブ等撹拌効果のある装置であれば良い。
原料の添加順序についてはRX、 Na、及びLiXの
3成分の添加順序によって収率等に与える影響が異る。
本発明ではRXとNaをあらかじめ反応させて後にLi
Xを添加しても差支えない、すなわちRXとNaからR
NaとNaXの混合物を合成に適当な溶剤、例えばトル
エン中で合成し、ついで溶剤を除去して得られた固体の
RLiを稀釈するのに適当な溶剤、例えばn−へキサン
中に懸濁し、LiXを加えて反応させ反応終了後副生物
と反応残液を濾別してRLiの希釈液を得てもよい。
しかし、より一般的には、(3)式で合成したRNaと
NaClの混合スラリーに、NaCQを分離することな
く、直接LiXを混合することが、RNaの分解を少な
くする点で好ましい。
さらにより好ましい方法は、NaメタルとLiXの混合
スラリーにRXを滴下混合する方法である。
この方法によれば、前記のあらかじめRNaを合成する
方法(参考:実施例445%)に比較して、1.5〜2
.0倍の大幅な収率向上(参考:実施例1 83.7%
)が期待でき、さらに製品の着色も驚くほど減少し殆ど
無色になる。
この理由は明らかではないが、RNaの存在時間が短か
くてすむので、RNaの分解が少なくてすむことなどが
考えられる。
反応は、添加したRXがほぼ完全に無くなるまでたとえ
ば1〜2時間続けられる。終点は例えば未反応のBuC
1!をガスクロ分析する組成分析や発熱等の減少で推定
できる。
反応後は副生じたNaCQと未反応成分等を濾別する。
濾過装置はセライトを用いた濾過装置等、目的を達すれ
ば特に限定するものではない。
濾過されたRLiを含有する溶液は、そのまま又は法度
を調整し、あるいは、溶媒を完全に除去してそれぞれの
目的に用いられる。
実施例 次に本発明を実施例によりさらに具体的に説明する。
実施例1 微粒子の金属ナトリウム(粒径20〜100ミクロン)
 7.0g(0,304モル)と副生塩化リチウム8.
4g(0,151モル)及びヘキサン150−をアルゴ
ン置換した300+dの四つロフラスコに仕込む、撹拌
機と、還流冷却器及び、塩化−n−ブチル14g(0,
151モル)とへキサン35Jの入った滴下ロートをセ
ットする。
充分に撹拌しながら、アルゴン気流下で室温から、塩化
−n−ブチルを徐々に滴下して行き反応させる6滴下時
間は45分で終了した。この時内温は85℃まで上昇し
、以降放冷状態で2時間撹拌熟成を行った。
この合成液を窒素ボックス中において、ガラスフィルタ
ーで吸引濾過し、殆ど無色透明なn−ブチルリチウムの
ヘキサン溶液を得た。この液中に含まれるn−ブチルリ
チウムは8.1g(o、t2eモル)で収率83,7%
となった。
ここで使用した副生塩化リチウムの製法は従来の有機リ
チウム製造における副生物である塩化リチウムを不活性
ガス雰囲気中において、炭化水素溶媒で洗浄乾燥させた
ものである。
即ち製法例を説明すれば、還流冷却器と滴下ロートを装
置した500dの四つロフラスコを用意する。雰囲気を
アルゴンに変える。
微粒子化したリチウム14g(2モル)とへ午サン30
0wJ1を四つロフラスコに装入する。ついで滴下ロー
トから塩化−n−ブチル92.Bg(tモル)を2時間
にわたって滴下装入する。四つロフラスコ内の温度は、
初めは室温であるが、滴下と共に上昇しヘキサンの沸点
(b、p、88℃)になり、ヘキサンはゆるやかに還流
する0滴下終了後室温に冷却する。
ガラスフィルターでn−ブチルリチウム溶液を濾別しく
n−ブチルリチウムの収率は43%であった。)、ガラ
スフィルター上に残った副生塩化リチウムをヘキサンで
充分洗浄し、乾燥させて、その一部を反応に供した。
実施例2 金属ナトリウム分散量(粒径20〜100ミクロン) 
7.0g(0,304モル)と副生塩化リチウム8.4
g(0,151モル)及び石油エーテル150シをアル
ゴン置換した300+dの四つロフラスコに仕込み、臭
化−n−ブチル2G、7g (0,151モル)を5(
1+al(7)石油エーテルに溶解したものを、実施例
1と同様の操作で反応させた。n−ブチルリチウム13
.8g(0,108モル)、収率70.3%を得た。
実施例3 金属ナトリウム分散量(粒径20〜100ミクロン) 
7.0g(0,304モル)と副生臭化リチウム13.
1g(0,151モル)及びシクロヘキサン200wj
Lをアルゴン置換した四つロフラスコ(3ooa)に仕
込み、塩化−n−ブチル14g (0,151モル)を
滴下ロートより滴下し、実施例1と同様の操作で反応さ
せ、n−ブチルリチウム8.0g(0,125モル)、
収率82.8%を得た。
比較例1 金属ナトリウム分散量(粒径20〜100ミクロン) 
7.0g(0,304モル)と、試薬品塩化リチウム6
.6(0,151モル)及びヘキサン150+atをア
ルゴン置換した四つロフラスコ(300m11)に仕込
む。
塩化−n−ブチル14g (0,151モル)と、ヘキ
サン35.1を滴下ロートに仕込み、以下実施例1と同
様の操作で反応させた。この時ヘキサン溶液中にn−ブ
チルリチウムが全く検出されなかった(収率0%)。
比較例2 有機金属ハンドブック記載の方法を行った。
有機ナトリウムと塩化リチウムの反応で金属ナトリウム
分散量7.0g(0,304モル)とへキサン150シ
をアルゴン置換した四つロフラスコ(300d )に仕
込み、滴下ロートに塩化−n−ブチル14g(0,15
1モル)を入れ、撹拌しながら徐々に滴下し、ヘキサン
還流下反応させ、ブチルナトリウム8.7g(o、lo
sモル)を含む、塩化ナトリウムとの混合スラリーを得
た。
このフラスコ中に試薬品の塩化リチウム4.8g(0,
109モル)を加え、ヘキサン還流下68℃で2時間撹
拌反応させた後、ガラスフィルターで濾過しへキサン溶
液中のブチルリチウムの濃度を測定しだが、ブチルリチ
ウムは生成されなかった(収率0%)。
実施例4 金属ナトリウム分散量(粒径2o〜100ミクロン) 
23.5g(1,02モル)をヘキサン250gと共に
、アルゴン置換した四つロフラスコ(sooa)に入れ
、アルゴン雰囲気下、塩化ブチル47g(0,51モル
)を滴下し、反応温度を40℃に保ちながら反応させた
後、ガラスフィルターで、ブチルナトリウムと塩化ナト
リウムの混合粉末57.5gを得た。この混合物中に含
まれるブチルナトリウムは42.5wt%で反応率は8
0%であった。
この混合物leg(含有ブチルナトリウム6.8g、0
.085モル)と、実施例1の副生塩化リチウム3.8
g(o、oesモル)をヘキサン100gと共にフラス
コに入れ、40℃で3時間撹拌反応させた後、ガラスフ
ィルターで濾過し、黄褐色のヘキサン溶液を得た。この
溶液中に含まれたブチルリチウムは2.45g (0,
038モル)で反応率は45%であった。
発明の効果 本発明の方法によれば、RLiの製造の原料として、高
価なLi金属を使用する必要はなくなり代りに使用され
る金属は安価なHa又はKで良い。
さらに本発明にHa又はKと併用して使用するLiXは
、現在一般に用いられているRLi合成反応で必ず大量
に生成する副生物であり、そのまま廃棄されていた。又
再利用するにしても電解等面倒な方法で、Liメタルに
戻して利用しており、決して安価には利用できなかった
。
本発明の方法によれば、LiCtを殆どなんらの処理も
行なわず簡単に、経費をかけずに利用できる。
その結果本発明の方法では、従来の方法と全く格段に安
価にRLiを製造できる。
従来廃棄されていたLiXを利用するので、産業廃棄物
を再利用している点でも大いに好ましい。
又従来の2モルのLi金属とRXからRLiを製造する
方法と連結して使用することによって、全体として安価
なRLiを製造するプロセスを形成することもできる。
以上のように本発明は産業に寄与するところ大である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)アルカリ金属とハロゲン化リチウム(LiX)と
    有機ハロゲン化物(RX)とから有機リチウム(RLi
    )を合成する反応において、LiXとして、リチウムと
    有機ハロゲン化物(RX)から有機リチウム(RLi)
    を合成する際に副生するLiXを使用することを特徴と
    する有機リチウムの製造方法。 (ただし、XはCl、Br又はI基、Rは脂肪族、脂環
    式又は芳香族の炭化水素基を示し、アルカリ金属はNa
    又はKである。)
  2. (2)アルカリ金属と有機ハロゲン化物(RX)とから
    、有機アルカリ金属化合物を合成し、次いで、この有機
    アルカリ金属化合物とハロゲン化リチウム(LiX)と
    を反応させて、有機リチウム(RLi)を合成する反応
    において、LiXとして、リチウムと有機ハロゲン化物
    (RX)から有機リチウム(RLi)を合成する際に副
    生するLiXを使用することを特徴とする有機リチウム
    の製造方法。 (ただし、XはCl、Br又はI基、Rは脂肪族、脂環
    式又は芳香族の炭化水素基を示し、アルカリ金属はNa
    又はKである。)
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06298772A (ja) * 1993-03-23 1994-10-25 Fmc Corp 触媒化ヒドロカルビルリチウム法
JP4860776B1 (ja) * 2011-04-25 2012-01-25 文夫 弾塚 樹脂製キャップの取外し具および樹脂製リングの取外し具

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06298772A (ja) * 1993-03-23 1994-10-25 Fmc Corp 触媒化ヒドロカルビルリチウム法
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