JPH0411983Y2 - - Google Patents

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JPH0411983Y2
JPH0411983Y2 JP1986158183U JP15818386U JPH0411983Y2 JP H0411983 Y2 JPH0411983 Y2 JP H0411983Y2 JP 1986158183 U JP1986158183 U JP 1986158183U JP 15818386 U JP15818386 U JP 15818386U JP H0411983 Y2 JPH0411983 Y2 JP H0411983Y2
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shaped
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は棒状物類のワンタツチカバーに関する
ものである。
〔従来の技術とその問題点〕
ほうきやブラシの柄などの各種生活用品、各種
機材、機械類のハンドル、操作ロツドあるいは建
築用、建造物用の柱、ポール、軸部材などの棒状
ないし軸状をなした部材においては、生地にささ
くれやエツジなどの凸部が存在していることが多
く、これらを把持したり接触したりすることによ
り手指等を傷つける事故が生じやすい。また、ゴ
ミ等が付着すると、性能や商品価値が低下しやす
い。
この対策として、ビニールテープやビニールシ
ートなどの帯類を巻回することが行われている
が、作業に手間と時間がかかり、しかも内面に粘
着剤が塗布されているため、後日取外す場合にも
きわめて作業性が悪いという問題がある。これに
代え、実開昭52−123482号公報に代表されるよう
に合成樹脂製の薄板をわん曲させて一側に開口部
を持つた形状に加工することも考えられる。しか
しながらこの構造は被カバー物への着脱は比較的
容易であるが、取付け取外しのため開口した後手
指を開放したときの戻り(復元力)が弱く、被カ
バー物への巻付き力ないし巻締め力が小さい。そ
のため、被カバー体との間にすき間が生じて、自
重により被カバー物の軸線方向に移動してしまつ
たり、被カバー物のまわりでくるくるとまわつて
しまうなど、カバー効果が不確実となりやすい。
また、製造工程や工数が多くなるためコストが高
くなり、さらに製造上カバー寸法(長さ)が制約
されるという不具合もある。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は前記のような問題点を解消するために
考案されたもので、その目的とするところは、棒
状物類の軸線と直交する断面全体をワンタツチで
瞬時にカバーすることができてしかも強い巻き締
め作用とずれ抵抗力を発揮し、棒状物類からずれ
にくい特性を持ち、その上製造も容易で安価なこ
の種のカバーを提供することにある。
上記目的を達成するため本考案は、棒状ないし
軸状物の外面を覆うカバーにおいて、該カバーが
合成樹脂製の渦巻きパイプ状押出し成形体からな
り、常態において所定の直径の中空状を呈するよ
うに内端縁を基準として1ターン以上巻回された
状態に固定されかつ外端縁に内向き状の開口操作
部が形成され、内面に長手方向に走る複数の溝を
有している構成としたものである。
〔実施例〕
以上本考案の実施例を添付図面に基いて説明す
る。
第1図ないし第6図は本考案による棒状物類の
ワンタツチカバーの実施例を示すもので、1は押
出成形カバーであり、該カバー1は、第6図aの
ように熱可塑性合成樹脂材料たとえばコンパウン
ド10に螢光物質11を顔料のかたちでブレンダ
等により混練し、このブレンド材料を第6図bの
ようなの字状型面13を形成した押出ダイ12に
充填して押出し成形し、サイジング、水冷後所要
寸法に切断した薄肉の押出し成形体からなつてい
る。
前記押出し成形カバー1は第1図と第2図のよ
うに常態において、ダイ型面で設定された直径D
と略一致する直径D′の中空部2が得られるよう
に内端縁3を基準として1ターン以上渦巻き状に
巻回されている。図示のものでは外端縁4が内端
縁3と円周方向で略反対側の位置に到するまで巻
回形成されている。
そして、押出し成形カバー1の内面には長手方
向に走る複数の溝5が形成されている。この溝5
は第6図bの型面により押出し時に同時成形され
るもので、溝5の形状は第3図のaのようにV溝
でもよいし、bのようにアール溝でもよく、配置
間隔もa,bのように密接したものに限らず、c
のように一定の間隔を置いたものであつてもよ
い。
また、好ましくは外端縁4は開口操作部40が
形成されるもので、この開口操作部40は第1図
のようにU字状にわん曲した構造、第4図aのよ
うにヘアピン状にターンした構造、第4図bのよ
うに膨出断面としたものなど任意であるが、外方
に広がる方向への張出しは身体の一部や他物との
接触により変位したり、傷を与えることになるの
で好ましくなく、図示のように内向きとすること
が適当である。この構造はまた、被カバー体への
取付け時に、てこ作用で巻締め方向へ付勢するこ
とができる利点もある。
前記螢光物質11は太陽光、人口光などの光線
の照射を受けたときに光を発する物質であれば、
無機質、有機質のいずれもよく、照射停止後も所
定時間発光を続ける蓄光性のもの、さらには外部
からの刺激なしで発光する自発光性のものであつ
てもよい。
〔実施例の作用〕
本考案によるカバーの使用法と作用を説明する
と、押出し成形カバー(以下本案カバーという)
1は常態において第1図のように所要直径の中空
部2を有する渦巻きパイプ状となつている。
これを被カバー体aに取付けるには、第5図a
のように内端縁3側を巻回方向と反対側に戻し、
外端縁4とで開口6を形成するもので、このとき
カバーがの字状断面の押出成形体からなるため、
内端縁3と外端縁4間の中央部分はスプリングバ
ツク力の大きな内方膨出部7が形成される。そし
て、この開口操作は、外端縁4に手指の引掛りや
すい開口操作部40があり、内面に溝5があるた
め滑らず確実に行える。次いでこの内方膨出部7
が被カバー体aに当接するように長手方向と直角
方向から被せ、内端縁3と外端縁4の押えを解放
すれば、前記内方膨出部7による強力なスプリン
グバツク作用により、瞬時に元の渦巻状に復元す
る。
本案カバー1は、合成樹脂の平板ないしシート
を成形したのち加熱により円形状断面に加工した
ものでなく、成形時点から既にの字状断面に押出
ししたもので、本来的に丸まつた形状をなしてい
るため縮径力がすぐれており、夏期等において熱
を受けても緩みが少ない。しかも内面に長手方向
に走る溝5が形成されているため、この溝5の存
在でますます縮径側(巻込み側)に付勢される。
さらに溝5により摩擦係数が高い。
そのため、被カバー体aの断面寸法が中空部直
径D′と同等以上であるかぎり、さきのように内
端縁3と外端縁4の押えを解放した瞬間、本案カ
バー1は被カバー体aの外周に緊密に巻着され、
特に外力を加えないかぎり被カバー体aの長手方
向にずれることがなく、かつまた周方向にもみだ
りに回転することがない。
従つて、本案品は被カバー体aが可塑性物質か
ら垂直方向に植立し、この可塑性物質の表面にカ
バーを接触することが好ましくない場合、たとえ
ばコンクリート養生時の鉄筋類のカバーとしても
効果的に使用することができる。また、被カバー
体aが把持されて回転モーメントが与えにれるよ
うな場合にも、溝5により摩擦係数が高くなつて
いるためカバーが空転せず、被カバー体aに確実
に運動を伝達することができる。
さらに、カバー構成材料に螢光物質11をブレ
ンドして押出し成形した場合には、夜間等におい
て被カバー体aの存在と位置を遠くからでも瞬時
に判別することができ、たとえば夜間の現場パト
ロールや夜間作業を安全に行える。しかも螢光テ
ープ類を粘着するのではなく、押出し材料に顔料
としてブレンドしたいわゆる内臓型であるため、
低コストで量産することができると共に、剥離な
どによる性能低下が生じず、螢光特性を長期にわ
たつて維持することができる。
本考案カバーはさきのように巻締め力とずれ抵
抗力がすぐれているため、カバー対象は円形断面
に限らず、異形形状、多角形状など各種断面形状
に摘要でき、用途上もコンクリート建築用の鉄筋
類、アンカーボルトなどの金物類、足場用その他
の各種パイプ類のカバーは勿論、日用品、生活用
品類のハンドル、柄等のカバーとして、またロー
ルや軸、棒状あるいは筒状容器などの各種工業製
品の出荷運搬時の保護カバーとして、さらに建築
物、建造物中の各種備品、装置品、設備等の保護
兼存在を示すカバーなどとして広く利用できる。
〔考案の効果〕
以上説明した本考案によるときには、棒状ない
し軸状物の外面を覆うカバーにおいて、該カバー
が合成樹脂製の渦巻きパイプ状押出し成形体から
なり、常態において所定の直径の中空状を呈する
ように内端縁3を基準として1ターン以上巻回さ
れた状態に固定されかつ外端縁に内向き状の開口
操作部40が形成され、内面に長手方向に走る複
数の溝5を有しているため、次のようなすぐれた
効果が得られる。
簡単な操作で棒状物類の全体を瞬時にカバー
することができる。
すなわち、単体の状態で本来的に一ターン以
上渦巻き状に丸まつたパイプ状であるため、外
端縁4の操作部40をつかんで広げ、棒状物に
当てて手を離せば、強力なスプリングバツク作
用によつて瞬時に元の渦巻き状に復元し、それ
によつて被カバー体aの全周にくるくると緊密
に巻着され、螺旋状への巻回といつた操作は全
く不要であり、広げ操作も、外端縁4の開口操
作部40による手がかりと、内面の複数の溝5
によつて滑らずに確実に行うことができる。
操作性がよいにもかかわらず、棒状物類を緊
密にしつかりとカバーすることができる。
すなわち、本願は本来的に一ターン以上渦巻
き状に丸まつている押出し成形体であるため強
い巻き締め力が働き(シートを加熱して丸めた
ものと異なり夏期などにおいても緩みが少な
い)、また、外端縁4の開口操作部40が内向
き状になつているため巻回された部分を外部か
ら巻き締め側に押圧することができ、内面に設
けられている複数の溝5によつて縮径側に付勢
されるとともに摩擦係数が高いためズレが抑制
され、開口操作部40が内向き状になつている
ため他物との接触で不用意にずらされることが
ない。
製造が容易で安価に提供することができる。
すなわち、本考案のカバーは、合成樹脂材料
を押し出しダイに充填して一挙に押出成形した
ものであり、所望長さのものを自在に作ること
ができ、シートを切断したり、加熱したりする
後工程は全く要さない。さらに、単体の状態で
渦巻き状であるため、一つの断面寸法で各種の
寸法の棒状物に自在に対応することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案によるワンタツチカバーの一実
施例を示す斜視図、第2図は同じくその断面図、
第3図a,b,cは本考案ワンタツチカバーにお
ける溝形状に例示する部分拡大断面図、第4図
a,bは本案カバーの外端縁形状を教示する部分
的断面図、第5図a,bは取付け状態を示す断面
図、第6図aは本考案カバーの製造材料を示す説
明図、第6図bは押出ダイの断面図である。 1……押出し成形体からなるカバー、2……中
空部、3……内端縁、4……外端縁、5……溝、
6……開口、11……螢光物質。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 棒状ないし軸状物の外面を覆うカバーにおい
    て、該カバーが合成樹脂製の渦巻きパイプ状押出
    し成形体からなり、常態において所定の直径の中
    空状を呈するように内端縁3を基準として1ター
    ン以上巻回された状態に固定されかつ外端縁に内
    向き状の開口操作部40が形成され、内面に長手
    方向に走る複数の溝5を有していることを特徴と
    する棒状物類のワンタツチカバー。
JP1986158183U 1986-10-17 1986-10-17 Expired JPH0411983Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1986158183U JPH0411983Y2 (ja) 1986-10-17 1986-10-17

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JP1986158183U JPH0411983Y2 (ja) 1986-10-17 1986-10-17

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JPS6364658U JPS6364658U (ja) 1988-04-28
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4977083U (ja) * 1972-10-06 1974-07-04
JPS52123482U (ja) * 1976-03-16 1977-09-20
JPS5516292U (ja) * 1978-07-19 1980-02-01
JPS6054553U (ja) * 1983-09-21 1985-04-17 株式会社 トツプ 円筒状飲食物の包装シ−ト

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JPS6364658U (ja) 1988-04-28

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