JPH04120003A - 害虫駆除剤 - Google Patents

害虫駆除剤

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JPH04120003A
JPH04120003A JP23724290A JP23724290A JPH04120003A JP H04120003 A JPH04120003 A JP H04120003A JP 23724290 A JP23724290 A JP 23724290A JP 23724290 A JP23724290 A JP 23724290A JP H04120003 A JPH04120003 A JP H04120003A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、害虫駆除剤に関し、さらに詳しくは、害虫駆
除効果に優れ、しかも低汚染性で安全性の高い害虫駆除
剤に関する。
〔従来の技術〕
一般に、害虫駆除剤、例えばエアゾール剤は、人畜に被
害を及ぼす蚊、蝿、蚤、南京虫、ゴキブリ、ダニ、蟻、
ムカデ、ゲジゲジなどの害虫を殺滅駆除するため、害虫
駆除成分を多量に含有する薬剤を噴射して直接虫体と接
触せしめるものである。これらの害虫は人間の住居内に
棲息することが多いため、害虫駆除エアゾール剤は人体
に影響を及はすものであってはならない。
さらに、このような害虫駆除エアゾール剤は、室外で使
用される他、室内でも使用されることから、床、壁、家
具、食器、玩具などを油分で汚染してはならない。
ところが、従来のエアゾール剤においては、害虫駆除成
分を溶解する溶剤としての石油分40〜50容量%及び
噴射剤50〜60容量%の処方が通常であり(例えば、
特開昭52−47922号公報、特開昭59−8480
1号公報等参照)、このようなエアゾール剤を蝿や蚊、
ゴキブリ等が前切、静止している鏡面やガラス面、床面
等に直接噴射するとその表面が著しく汚染されることか
ら明らかなように、その汚染性は相当に高い。このため
、台所や高級家具、絨穂のある部屋等での使用はひかえ
られる傾向にある。
〔発明が解決しようとする課題〕
前記したように、害虫駆除剤については、人体に対する
安全性や取締り法規に規定された条件を満たすと共に、
害虫駆除効果に優れ、しかも低汚染性であることが必要
であるが、このような要求を全て満たす害虫駆除剤は未
だ開発されていないのが現状である。
ところで、上記低汚染性という要望だけを達成するため
には、原液の量を減らし、噴射剤の量を増やせばよい。
すなわち、例えば一般にエアゾール剤は、害虫駆除成分
とこれを溶解するケロシン等の溶剤から成る原液と、こ
れを噴霧するだめの噴射剤とから成っており、従って、
汚染性を低減するためには溶剤の配合量を減らし、噴射
剤の配合量を増やせばよいわけである。
しかし、この方法では、汚染の少ない程度まで溶剤(原
液)の量を減らすと、害虫駆除成分の虫体内への付着性
・浸透性(量、速度)か悪くなり、害虫駆除効力は著し
く低下する。従って、単純に溶剤の配合量を減らし噴射
剤の配合量を増しただけでは、汚染性の低減という目的
は達成し得るが、害虫駆除効力も著しく減少するという
問題が生ずる。
また、従来の害虫駆除剤においては、ゴキブリ用、ハエ
・力用、アリ用等と数多くの各種害虫専用の剤、例えば
エアゾール剤か市販されているが、対象の害虫専用の殺
虫剤を選択し、調合・製造されており、ハエ・力用のも
のはゴキブリには効力が低い等の欠点があり、互換代用
性がなく使用しにくいものであった。
さらに、従来より、フロンガスが爆発性、燃焼性などの
危険性か無く、噴射状態も良好であるので、エアゾール
殺虫剤用の噴射剤としては最も広く用いられ、さらにフ
ロン系溶剤としても使用されてきた。しかしながら、近
年、米国において大気汚染のオゾン層破壊に伴う毒性問
題から使用禁止となり、わが国においても自主規制実施
の状況となっており、規制フロンを用いないエアゾール
製剤が望まれている。
従って、本発明の目的は、広範囲な種類の害虫に対して
の害虫駆除効果に優れ、かつ低汚染性の安全な害虫駆除
エアゾール剤を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明によれば、前記目的を達成するため、n−ペンタ
ン、イソペンタン及びシクロペンタンからなる群から選
ばれた少なくとも1種の害虫麻酔効果を有する化合物を
含有することを特徴とする害虫駆除剤が提供される。
さらに本発明によれば、その第二態様として、前記化合
物と共に、さらに害虫駆除成分を含有することを特徴と
する害虫駆除剤が提供される。
〔発明の作用及び態様〕
本発明の害虫駆除剤は、揮発性の高い前記特定の化合物
を含有することを特徴とするものであり、これらの化合
物が有する麻酔作用及び蒸発潜熱を利用した低温麻酔作
用によって害虫のノックダウン・致死効果を奏する。
また、本発明の第二態様の害虫駆除剤は、前記特定の化
合物と共に害虫駆除成分を含有せしめることによって、
前記特定の化合物による麻酔作用及び低温麻酔作用と害
虫駆除成分の作用による害虫のノックダウン・致死効果
とを併せ具有せしめたものである。
以下、本発明の害虫駆除剤のこの主要な作用について説
明する。
一般に、害虫の麻酔方法としては、ジメチルエーテルや
二酸化炭素、クロロホルムによる麻酔剤を適当量使用し
て害虫を麻酔させ、一定時間後に蘇生し得るものが知ら
れ、各種生物試験等において使用されている。これらの
麻酔剤は、害虫の中枢神経系等に作用し、運動機能を麻
痺させて麻酔効果を発現するものである。その他、ドラ
イアイス等による低温麻酔方法も知られている。
本発明者らは、害虫に対する麻酔作用について鋭意研究
の結果、前記した特定の化合物、nペンタン、イソペン
タン及びシクロペンタンか、従来より知られているジメ
チルエーテルなどよりも害虫に対し即効性の麻酔効果を
有し、害虫駆除剤として用いることができることを見い
出した。これらの化合物は、気門等から体内へ吸入・吸
収され、中枢神経に作用することにより麻酔効果を現わ
すものと考えられ、吸入・吸収後の蘇生が生じにくい量
を施用することにより、運動機能の回復が阻害され、使
用者に不快感を与えることなく殆ど完全に死滅せしめる
ことができる。
また一般に、越冬虫の生物は、その組織液の氷点以下の
過冷却状態でも、凍結が起こらなければ死に至ることは
なく、一部の昆虫では凍結しても温めると再び活動する
ものもあり、これらは昆虫の種類や成長段階によっても
異なることなどが知られている。このように、変温動物
である昆虫は、温度を下げることにより体温が下がり、
活動が低下し、ついには不動状態や休眠状態となること
は一般的によく知られた現象であり、恒温動物において
も極度に体温を下げることにより活動が低下する。
このような現象を段階的に見ると、まず昆虫を極度に冷
却することにより筋肉収縮運動が不能になり、硬化して
不動となる寒冷硬化か生しくいわゆる低温麻酔)、次に
温度を徐々に上げると体肢が動かし得るようになり、さ
らに歩行できるようになり、飛行できるまでに回復する
本発明は上記低温麻酔作用をも害虫駆除に利用したもの
であり、そのための冷却剤として揮発性の前記特定の化
合物を用い、該化合物の揮発による蒸発潜熱により害虫
の低温麻酔をも行なうものである。すなわち、上記冷却
剤を瞬時に噴射処理し害虫に付着せしめると、該化合物
の揮発に伴う蒸発潜熱により害虫の体温は奪われ、急速
冷却されて寒冷硬化により害虫の動きが止められ、いわ
ゆるノックダウン効果が得られる。しかし、この作用の
みでは、−時的に低温麻酔された状態であり、前記した
ように、しばらくすると通常の歩行、飛行などの運動機
能を回復するので、実用上の効果は得られ難いものであ
る。
しかしながら、本発明で用いる前記特定の化合物は、上
記低温麻酔作用の他にも前述した麻酔作用を有している
ため、各種害虫に対して著しい即効性を発現できる。従
って、各種害虫に対するノックダウン致死効果を有する
新規な害虫駆除剤が提供される。
また、本発明の害虫駆除剤は、その殆ど大部分が揮発性
であるため害虫以外の床や壁に付着しても揮発してしま
い、残渣が殆ど残らず汚染の危険性がない。
本発明の害虫駆除剤は、害虫に直接噴射して付着せしめ
ることによって充分な効果が発揮されるものであり、こ
のような意味において、従来の空間用エアゾール(空間
噴霧)剤等に比べてその適用態様において趣を異にして
おり、いわば直接噴射塗布式ということができる。従っ
て、前記化合物の周辺への拡がりを抑え、多量の前記化
合物を昆虫の体表に塗布でき、比較的に強靭な害虫に対
しても十分量の害虫駆除剤塗布ができ、良好な害虫駆除
効力を有する。
また、本発明の第二態様においては、前記特定の化合物
に加えて、さらに従来より使用されている殺虫剤、忌避
剤等の害虫駆除成分を添加することにより、前記特定の
化合物の麻酔作用及び低温麻酔作用による害虫のノック
ダウン・致死効果に加えての害虫駆除成分の各種作用の
相乗・相加効果により、さらに強靭な害虫に対しても高
い駆除効果が発現できる。
前記特定の化合物に加えて添加される害虫駆除成分とし
ては、一般に用いられる各種薬剤が使用でき、例えばア
レスリン、ピレトリン、フタルスリン、レスメトリン、
ペルメトリン、フラメトリン、フエノトリン、サイフエ
ノトリン、フェンフルスリン、プラレスリン、エンペン
スリン等のピレスロイド系殺虫剤、フェニトロチオン、
DDVP、ジクロルボス、プロペタンホス、クロルピリ
ホス、ホキシム、アザメチホス、フェンチオン、ピリダ
フェンチオン、ブロモフォス等の有機リン系殺虫剤、プ
ロポクスル、メトキサシアシン、カルバリル、エチオフ
ェンカブ等のカーバメート系殺虫剤などの各種殺虫剤;
ピベロニールブトキサイド、オクタクロロジプロピルエ
ーテル、チオシアノ酢酸イソボルニル、N−(2−エチ
ルヘキシル)−ビシクロ[2,2,1コーヘブタ−5−
エン−2,3ジカルボキシイミド、N−(2−エチルヘ
キシル)−1−イソプロピル−4−メチルビシクロ[2
,2,2]オクト−5−エン−2,3−ジカルボキシイ
ミドおよびβ−ブトキシ=β′チオシアノジエチルエー
テル等の効力増強剤などが挙げられる。また一般に使用
される忌避剤や殺ダニ剤を使用することもでき、例えば
、フタル酸ジメチル、フタル酸ジエチル、フタル酸ジブ
チル、N、N−ジエチル−m−トルアミド、サリチル酸
フェニル、安息香酸ベンジル等の防虫・忌避剤、安息香
酸エチル、サフロール、オイゲノール、シトロネロール
、アネトール、g−カルボン、リナロール等の防虫性香
料などが挙げられる。
以上のような害虫駆除成分は、単独でも又は混合しても
用いることかできる。このような害虫駆除成分をも含有
する本発明の害虫駆除剤は、前記特定の化合物の害虫に
対する麻酔及び低温麻酔によるノックダウン及び致死効
果と他の害虫駆除成分の作用による駆除効果とを併せ具
有するもので、上記害虫駆除成分の配合量が極微量でも
充分な駆除効力を発揮する。後述する実施例からも明ら
かなように、0.O1w/v%以上の配合量で100%
の死亡率が得られ、実用上安全性、経済性等を考慮する
と、害虫駆除成分の配合量は1.Qw/v%以下が好ま
しく、より好ましくはO,1w/v%以下である。
さらに、本発明の害虫駆除剤には、通常用いられている
効力増強剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤、消臭剤、香料
、着色剤等の各種添加剤を任意に添加することかできる
。その他、汚染の少ない量的範囲内において溶剤を添加
することもできる。例えば、メチルアルコール、エチル
アルコール、イソプロピルアルコール等のアルコール類
、ノルマルヘキサン、シクロヘキサン、灯油、ナフサ、
n−パラフィン、イソパラフィン、芳香族系等の石油系
溶剤:アセトン等のケトン類;3−メチル−3−メトキ
シブタノール等のエーテル類、エチレングリコールモノ
ブチルエーテル、エチレングリコールモノメチルエーテ
ル、エチレングリコールモノイソプロビルエーテル、プ
ロピレングリコールモノメチルエーテル、プロピレング
リコールモノブチルエーテル、ジプロピレングリコール
モノメチルエーテル、ジプロピレングリコールモノブチ
ルエーテル、ジエチレングリコールモノメチルエーテル
、ジエチレングーリコールモノエチルエーテル、ジエチ
レングリコールモノプロピルエーテル、ジエチレングリ
コールモノイソプロピルエーテル、ジエチレングリコー
ルモノブチルエーテルなどのグリコールエーテル、グリ
コール類;シリコン系溶剤などが挙げられる。より好ま
しい揮散性溶剤としては、酢酸エチル(沸点76゜8℃
、以下同様にカッコ内には各化合物の沸点を示す)、酢
酸メチル(56,3℃)等のエステル類、n−へキサン
(68,8℃)、ヘプタン(98,4℃)、シクロヘキ
サン(80,8℃)、ベンゼン(80,1℃)、イソプ
レン(34,1℃)等の炭化水素類、アセトン(56,
3℃)、メチルエチルケトン(79,6℃)等のケトン
類、フロン112 (92,8℃)、フロン114B2
 (47,3℃)、クロロホルム(61,2℃)、四塩
化炭素(76,7℃)等のフロン系、ハロゲン化物、エ
タノール(78,3℃)、メタノール(64,7℃)等
のアルコール類、ジエチルエーテル(34,5℃)、ブ
チルエチルエーテル(92℃)、ビニルエーテル(28
,4℃)、メチルイソプロピルエーテル(32℃)、メ
チルプロピルエーテル(38℃)等のエーテル類などが
挙げられるが、エアゾール剤に製剤した場合の前記化合
物及び害虫駆除成分の噴射剤との相溶性あるいは反応性
あるいはさらに毒性等を考慮して選択することが望まし
い。これらの揮散性溶剤は、1気圧下で0℃以上100
℃以下の沸点を有することが望ましい。その理由は、こ
の沸点範囲の揮散性溶剤であれば、処理後適当な時間で
揮散して、いつまでも噴射面に残留せず、汚染の原因と
ならないためである。
また、エアゾール剤に製剤する場合の噴射剤としては、
ジメチルエーテル(DME) 、プロパン、イソブタン
、ノルマルブタンなどの液化石油ガス(LPG)、また
規制対象外のフロンガスとして、フロン134a (1
,1,1,2−テトラフルオロモタン)、フロン123
(2゜2−ジクロロ−1,1,1−トリフルオロエタン
)、フロン141b (1,1−ジクロロ−1フルオロ
エタン)、フロン142b (1−クロロ−1,1−ジ
フルオロエタン)、フロン152a (1,1−ジフル
オロエタン)等、および窒素ガス、炭酸ガス等が利用で
き、またこれら噴射剤を混合して使用することもでき、
20℃て11−6)c/c−の内圧にする事が好ましい
また、噴射量は、効力面から1g/秒以上が好ましく、
実用上6g/秒以下が望ましく、バルブ、ボタン等で調
整できる。バルブにおいては、ベーパータップ径が0〜
0.3m、ステム径及びハウジング径は0.6II11
以上であることか好ましく、ボタンにおいては0.6■
以上、好ましくはlll11以上であり、命中性を考慮
すると、ボタンにはノズル部を設け、好ましくは10關
以上である。
しかしながら、本発明の害虫駆除剤はエアゾール剤に限
定されることはなく、圧縮噴射方式、例えば弾性材や加
圧材・蓄圧材を応用したエクセル方式(ゴム製の風船状
の袋内に薬剤を加圧充填し、そのゴムの弾性力を利用し
て内容物を噴霧状に排出する方式)、エンパイロ方式(
化学的に反応する酸やアルカリ性物質を別々のカプセル
に入れておき、缶充填時に双方のカプセルを破り、直ち
にクリンプ(密封)して保圧せしめる方式)、トリガ一
方式等も使用できる。
また、単に溶液を封入した容器、活性剤利用のフオーム
剤等の剤型でも使用でき、他の溶剤等との混合使用もで
きる。
〔実 施 例〕
以下、実施例を示して本発明について具体的に説明する
実施例1 10il用のガラス容器の中にn−ペンタン及びi−ペ
ンタンの混合物(混合比50:50)10mlをいれた
上面網付きシャーレ(90關φ)を底部におき、即時ク
ロゴキブリの成虫を10匹放飼し、経過時間ごとのノッ
クダウン数を調べた。尚、比較例としては市販のゴキブ
リ用殺虫剤の原液(第3石油類)と麻酔剤として試験で
よく使用されるジエチルエーテルを用い、同様の試験を
行った。その結果を表−1に併せて示す。
表 上記表−1から明らかなように、ジエチルエーテルに比
べ、本発明の化合物は、ゴキブリ等の害虫に対し、揮発
後の蒸気接触・吸入等により著しく早いノックダウン効
果を示した。これに対して市販のゴキブリ用殺虫剤の原
液にはこの効果が全く認められなかった。
また、別途本発明の化合物を用い、ノックダウン後早期
にガラス容器外に取り出した場合は供試虫が蘇生し、一
方、10分後に取り出した供試虫は致死することから、
麻酔効果及び麻酔致死効果を有すると推定される。
実施例2 表−2に示す如き各種処方のエアゾール剤を調製し、冷
却効果、効力及び汚染性について調べた。効力試験は、
内径8印、高さ6(1)のガラス円筒の底部にネットを
張り、床面よりlamMして固定し、内部にクロゴキブ
リ成虫5匹を放飼した後、底部より100印上方から、
各処方のエアゾール剤を5−秒間噴射し、このときの1
00%ノックダウン時間(KT 100)を求め、これ
を5回繰り返し、平均値を求めた。冷却保持時間は10
0cm離れた位置からエアゾール剤を床面に2秒間噴霧
し、その表面温度が氷点下である時間を測定し求め、さ
らに、汚染状態を観察した。その結果を各々3段階に区
分(汚染性は2段階)して評価し、表−2に併せてボす
尚、 市販のゴキブリ用殺虫エアゾール 剤 (第3石油類1 5CLnl。
を 前記表 2において、 各符号の意味は以下の とおりである。
[冷却保持時間] O・・・氷点下保持時間か1 0秒以上。
△・・・氷点下保持時間が3〜10秒。
×・・・氷点下保持時間が3秒以下。
C汚染性] O・・・残渣が殆どなく、処理前後の差がない。
×・・残渣が認められ、処理前後の差が判断できる。
C効力] ○・・・ノックダウンまでの時間が5秒以下。
△・・ノックダウンまでの時間が5秒以上30秒以下。
×・・・ノックダウンまでの時間が30秒以上。
前記表−2に示す結果から明らかなように、ペンタンの
配合量が2 Q v / v%以上、好ましくは30v
/v%以上で卓越した害虫駆除効果が得られた。
実施例3 表−3に示す如き各種処方のエアゾール剤を調製し、冷
却効果、効力及び汚染性について調べた。効力試験は内
径8cm、高さ6cmのガラス円筒の底部にネットを張
り、床面より10111離して固定し、内部にヤスデジ
匹を放飼した後、底部より50cm上方から、各処方の
エアゾール剤を5秒間噴射し、このときの100%ノッ
クダウン時間(KTloo)を求め、これを5回繰り返
し、平均値を求めた。冷却保持時間は50叩離れた位置
からエアゾール剤を床面に2秒間噴霧し、その表面温度
が氷点下である時間を測定し求めた。その結果を各々3
段階に区分(汚染性は2段階)して評価し、表−3に併
せて示す。尚、市販の不快害虫用殺虫エアゾール剤(第
3石油類 180mlSLPG−DME 12前記表−
3において各符号の意味は、前記表−2と同様である。
前記表−3に示す結果から明らかなように、本発明の化
合物は麻酔効果及び冷却麻酔効果を有し、従来品に比較
し卓越した害虫駆除効果及び低汚染性を有している。
実施例4 表−4に示す如き各種害虫に対して、本発明の化合物(
n−ペンタン、i−ペンタン、シクロペンタン)を炭酸
ガスにて5 )cg / c−に調圧したエアゾール剤
を噴射ill g/秒に調整し、効力試験を行った。効
力試験は、内径8 am 、高さ6σのガラス円筒の底
部にネットを張り、床面より1CIl+離して固定し、
内部に各種害虫5匹を放飼した後、底部より75cm上
方から、各処方のエアゾール剤を3秒間噴射し、このと
きの50%ノックダウン時間(KT50)を求め、さら
にその供試虫を他の容器にすみやかに移し、2時間後の
死亡率を求め、これを5回繰り返し、平均値を求めた。
その結果を表−4に併せて示す。尚、市販の不快害虫用
殺虫エアゾール剤(第3石油類180m1.LPG−D
ME 120m1 )を比較例として用いた。
表−4 上記表−4に示す結果から明らかなように、本発明の化
合物は、いずれの害虫に対しても市販の殺虫剤と比べ、
著しくノックダウンが早く、致死効果も非常に優れてい
る。これは麻酔効果及び冷却麻酔効果がいかなる害虫に
対してもほぼ同様に存在すると推定され、従来にない卓
越した効果及び対象害虫の広範性を有する害虫駆除剤で
あるといえる。
実施例5 ■−ペンタン97 w / w%、窒素ガス3w/W%
に表−5に示す如き害虫駆除成分を添加してエアゾール
剤を調製し、効力試験を行った。
すなわち、内径80、高さ6ωのガラス円筒の底部にネ
ットを張り、底面より1cITl離して固定し、内部に
クロゴキブリ成虫5匹を放飼した後、底部より150c
m上方から、各処方のエアゾール剤を1秒間噴射し、こ
のときの100%ノックダウン時間(KT 100)を
求め、さらにその後クロゴキブリを他の容器に移し、2
4時間後の死亡率を求め、これを5回繰り返し、平均値
を求めた。その結果を表 表−5 5に併せて示す。
表−5の結果から明らかなように、殺虫剤が添加されて
いないサンプルNo、9(対照)の場合、l−ペンタン
の麻酔効果及び低温麻酔効果により5秒未満のKTlo
oを示し、本発明のエアゾール剤は極めて高いノックダ
ウン効果を示すことが分かる。しかし、害虫駆除成分を
小量添加することによって高い死亡率が得られ、0、O
I V/V9oにおいても、殺虫効力が著しく優れてい
る。すなわち、従来より殺虫剤が少量で効果を発現する
ため、コスト低減かはかれ、安全性も向上する。
また、ピレスロイド系殺虫剤に限らず、有機燐系殺虫剤
、カーバメイト系殺虫剤を添加した場合においても同様
の傾向がみられた。なお、共力剤を添加することも有効
であった。
〔発明の効果〕
以上のように、本発明の害虫駆除剤は、前記した特定の
化合物の麻酔作用及び低温麻酔作用を利用して害虫のノ
ックダウン・致死効果を奏するものであるため、広範囲
な種類の害虫に対しての害虫駆除効果に優れ、またこれ
らの化合物は揮発性が高く、使用俊速やかに揮散するた
め、低汚染性でしかも安全であるという利点が得られる
また、前記化合物に加えて害虫駆除成分を添加すること
により、前記化合物の麻酔作用及び低温麻酔作用による
害虫のノックダウン・致死効果に加えての害虫駆除成分
の各種作用の相乗・相加効果により、さらに強靭な害虫
に対しても高い駆除効果が得られる。しがも、害虫駆除
成分を小量添加することによって高い死亡率が得られ、
殺虫効力か著しく優れている。従って従来より少量の害
虫駆除成分で効果を発現するため、コスト低減がはかれ
ると共に、安全性も向上する。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)n−ペンタン、イソペンタン及びシクロペンタン
    からなる群から選ばれた少なくとも1種の害虫麻酔効果
    を有する化合物を含有することを特徴とする害虫駆除剤
  2. (2)さらに害虫駆除成分を含有することを特徴とする
    請求項1に記載の害虫駆除剤。
  3. (3)前記害虫麻酔効果を有する化合物の含有量が害虫
    駆除剤全量の20v/v%以上であることを特徴とする
    請求項1または2に記載の害虫駆除剤。
JP23724290A 1990-09-10 1990-09-10 害虫駆除剤 Expired - Lifetime JP3268500B2 (ja)

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