JPH04120524A - 光伝送システム - Google Patents
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Abstract
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Description
幅器を有する光伝送システムに関する。 [0002]
て発生することが知られている損失を充分補償できるよ
うな光信号増幅器が必要である。この増幅器として知ら
れているものを2種類挙げると、集中形増幅器と分布形
増幅器がある。 [0003] 集中形又は離散形増幅器は半導体装置と希土類不純物添
加光ファイバ装置との両方に用いられている。希土類不
純物添加光ファイバ増幅器は、簡単、低コストであり、
現存の光ファイバと共存して結合できることがら、最近
比較的広く知られてきている。局部ポンピング式の希土
類不純物添加光ファイバ増幅器の例については、[エレ
クトロニクス・レター」第23巻第]9号、1026頁
以下(1987年)を参照されたい。 [0004] 理論的には、これらの増幅器は、例えばエルビウム(E
r 3”)のような、局部的に加えられる光信号ポン
ピング源による光ファイバ添加不純物のイオンの誘発放
出を介して、増幅器入力信号の光信号電力を直線的に増
加させる。集中形増幅器は多くの利点を有するが、一方
、これらの増幅器を用いることによって、大きな通信シ
ステム中で一つの増幅部から次の増幅部へと順次累積さ
れる増幅された誘発放出雑音が発生することを見過ごし
てはならない。更に、好ましくないフィードバック効果
を防止するために、増幅器の出力部において光アイソレ
ータ又は類似の装置を用いることも、しばしば必要とな
る。 [0005] 雑音及びフィードバックの問題に対応して、誘発ラマン
散乱又は誘発プリルアン散乱に基づく分布形増幅システ
ムが提案されている。これらのシステムは、アイソレー
タの使用を避け、二方向に作動するようにしている。こ
れらのシステムにより、はぼ均一な分布形増幅が得られ
る。これば、ソリトンを主体とする光システムに特に重
要な特性である。これらの増幅器も分布形増幅器全体に
わたって増幅された誘発放出雑音を発生することが当業
者に知られている。しかし、増幅された誘発放出雑音の
量は高利得集中形増幅器により発生する雑音に比べると
はるかに少ない。 [0006] 二方向ポンピング光ファイバスパンにおけるポンピング
電力を妥当な値にすると、光ファイバのスパンは50
km台に限られる。その理由は、光ファイバの損失係数
に応じて、ポンピング電力が指数関数的減衰を示すため
である。残念ながらこのようにスパンが短いと、据え付
けと保守との両方について光伝送システムのコストが増
大する。 [0007] 現時点では、大抵の電気通信システム設計者は、分布形
増幅部分用又は増幅器開用の光ファイバのスパンとして
、少なくとも1100k台の長いスパンを指定する。縦
続式集中形増幅器の多段構成でこのような長スパンにわ
たって伝送を行うために、送信機において光ファイバ内
に投入される光信号電力を増大させて長い光ファイバに
おける固有損失を克服することは可能である。 [0008] しかし、このような解決方法では伝送用光ファイバ中で
信号強度が著しく変動することとなり、これは、光ファ
イバそのものにおいて非線形効果を伴う重大問題を発生
させることになり、更には信号増幅器の飽和問題を起こ
すことにもなり得る。信号レベルが不均一なこと(すな
わち、増幅器前の低い信号レベルと増幅器後の非常に高
い信号レベルとの間の不均一)から生じる非線形効果は
、信号搬送にソリトンが用いられている場合に特に有害
である。 [0009] その理由は、衝突のうちの接近部分の影響が衝突のうち
のその後の離脱部分の影響によってほぼ打ち消されるた
めソリトン同士の衝突は均一な増幅システムにとって通
常無害であると考えられているが、集中形増幅器におけ
る非線形効果の場合にはこれとは大きく異なり、衝突の
影響は打ち消し合うよりはむしろ蓄積されることになる
からである。 [0010]
又、集中形増幅器の場合に知られるソリトン同士の衝突
問題を改善するための技術として、分布形増幅技術が開
示されている。この分布形増幅技術においては、二方向
の光伝送が復元され、長い光ファイバスパンにわたって
の光信号の均一な増幅が潜在的に長いスパン上で達成で
きる。 [0011] 分布形増幅を行うには、光ファイバのほぼ核心(コア)
部の領域に薄い濃度の希土類添加不純物のある長い光フ
ァイバと、この添加不純物のある光ファイバの一端また
は両端に結合され、ラマン効果とこの希土類添加不純物
からの誘発放射との両方によって光信号の増幅作用を生
じさせるのに適当な波長及び電力を有−t−ルポンピン
グ信号源と、からなる光ファイバ増幅器を用いる。ここ
でいう「薄い濃度」とは、はぼ完全な反転分布になるま
でポンピングを行ったときに、この希土類添加不純物か
ら得られる利得が光ファイバの損失にほぼ等しい、とい
う条件をほぼ満足するような濃度範囲を意味する。 [0012] 成る実施例では均質な光ファイバスパンを用いて均一な
分布形増幅を得ているが別の実施例では、かなり長い長
さ(≧1km)の、薄い濃度の添加不純物のある光ファ
イバと、添加不純物のない長い光ファイバとを同じスパ
ン内で組み合わせて用いることによって分布形増幅を得
ている。均−分布形増幅(すなわち利得)は、添加不純
物のない光ファイバにおける発散ラマン効果と、添加不
純物を有する光ファイバにおける発散放射とによって得
られる。 [0013] この方法で分布形増幅を行う場合の欠点は、長さの長い
非標準光ファイバ製品、すなわち薄い濃度の希土類添加
不純物を有するシリカ光ファイバを作る必要があること
である。本発明は、以上の欠点を改善してほぼ均一な増
幅が得られる光増幅器を含む光伝送システムを提供する
ものである。 [0014]
純物のある、シリカを主成分とする短い複数の光ファイ
バ部分と、これに対応する、ほとんど添加不純物のない
、シリカを主成分とする長い複数の光ファイバ部分とを
交互に配置して、損失が補償される光伝送媒体部分と補
償されない光伝送媒体部分とが交互に介在するように光
ファイバスパンを形成する。この光ファイバスパンのい
ずれかの端部から、増幅光ファイバ部に対して遠隔操作
でポンピングを行う。 [0015] 二方向のポンピング、すなわち光ファイバスパンの各端
部からのポンピングを行うことにより、スパン全体にわ
たる信号の光増幅の均一性が増大する。増幅光ファイバ
部の長さは、その部分の添加不純物濃度にほぼ反比例さ
せて変える。 [0016]
おいて、はぼ均一な増幅が得られる。一方、本発明の別
の利点としては、直接ポンピング形で高利得の添加不純
物のある光ファイバ増幅器を組み込むことにより一つの
スパン内でいくつもの光ファイバ要素を共存させて使用
できること、各スパンに標準光ファイバ要素を使用でき
ること、システム構成に対して雑音が減少していること
が挙げられる。 [0017]
ステムでは、光ファイバスパンの各端に集中形増幅器を
設けることによって中継器を用いずに長い光ファイバス
パンを得ようとしている。図1に光ファイバの各スパン
の後に光集中形増幅器を設けた従来技術の長距離光通信
システムの簡略ブロック図を示す。 [0018] 図中、各集中形増幅器Gは、これに続く光ファイバスパ
ンL1に供給される光信号電力を直線的に増大させる。 この増幅はアナログ同軸ケーブルシステムにおける通常
の電子式増幅器の場合とほとんど同じである。「光ファ
イバ電気通信、IIj(ミラー(S、 E、 Mi l
1er)ほか編、819〜822頁、アカデミツクプ
レス(Academic Press) 1988年
刊)を参照されたい。一般に各増幅器に光アイソレータ
を設けてフィードバック効果を避けるようにしている。 アイソレータが一方向性の装置であるため、これを用い
た光システムも一方向性となる。 [0019] 図1の光増幅システムにおいて、各集中形増幅器は電子
ポンピング半導体増幅器又は光ポンピングファイバ増幅
器を有する。このうち、半導体増幅器は注入担体からの
誘発放出を利用して利得を得ているが、光ファイバ増幅
器は、ラマン又3十 はプリルアン発散散乱あるいは分子D2又はEr の
ような光ファイバ用添加不純物を利用して利得を得てい
る。光ファイバ増幅器の場合、各集中形増幅器G1は、
個々のポンピング信号源に局部的に結合されている。 [00203 局部ポンピング希土類不純物添加光ファイバ増幅器の例
については、ミアズ(Mears) ほかの論文(エ
レクトロニクレター第23巻第19号、1026頁以下
(1987年))を参照されたい。光電子式中継器に代
わるものとして、集中形増幅器は簡単で価格が安いが、
これを用いることで、次の増幅段へ累積される増幅され
た発散放射雑音のような雑音が生じることを見過ごすこ
とはできない。 [002月 将来の長距離光通信システム用のシステム設計としては
現在のところ、中継器、再生器、ポンピングレーザ等、
スパン上のシステム要素間の光ファイバスパンを約10
0 kmという比較的長い距離に指定している。縦続式
集中形増幅器の多段構成でこのような長スパンにわたっ
て伝送を行うために、送信機において光ファイバ内に投
入される光信号電力を増大させて長い光ファイバにおけ
る固有損失を克服することは可能である。 [0022] しかし、このような解決方法では伝送用光ファイバ中で
信号強度が著しく変動することとなり、これは、光ファ
イバそのものにおいて非線形効果を伴う重大問題を発生
させることになり、更には信号増幅器の飽和問題を起こ
すことにもなり得る。 [0023] 遠隔ポンピング準分布形増幅光ファイバシステムにおい
て、添加不純物のある、少なくとも中位利得を有する、
短いスパンの光ファイバをつなぎ合わせて長い伝送光フ
ァイバスパンを形成することにより、人工的に無損失と
した準分布形システムが得られ、これを長スパンの各々
の一端に高利得の集中形増幅器を設ける方式の代りに用
いる。 [0024] この遠隔ポンピング準分布形増幅光ファイバシステムは
又、高利得の集中形増幅器方式よりも雑音が少ない。そ
の理由は、各増幅光ファイバの、添加不純物のある利得
部の発する増幅された発散放射雑音が高利得集中形光フ
ァイバ増幅器よりも少ないからである。これに加えて、
遠隔ポンピング準分布形増幅光ファイバシステムは、分
布形増幅又は利得媒体として、薄い濃度の添加不純物の
ある光ファイバを長い長さで用いる純粋に分布形の増幅
システムよりも対費用効果がよい。 [0025] 下記の実施例においては長スパンについて述べであるが
、本発明は全ての長さ、すなわち、実施例の場合よりも
短いスパン(1km≦L≦10100k及び更にはより
長いスパン(L≧10100kを含めて適用可能である
ことを当業者は理解されたい。 [0026] 図2に本発明の実施例として、3つの準分布形増幅スパ
ンで送信機10と受信機16との間の長距離をほぼカバ
ーする光通信システムを示す。図2においては3つの準
分布形増幅スパンだけが示されているが、スパンの数は
1とNとの間のいかなる数でもよいことを当業者は理解
されたい。ここに、Nは大洋横断光通信システムの例に
みるような、80km単位のスパンで数えて100台又
はそれ以上の大台の整数である。 [0027] 送信機10は伝送媒体11によって第1スパンに光結合
されている。伝送媒体11としては、光ファイバ、光フ
ァイバとレンズとの組合せ、エア・ギャップ、又は当業
者に周知の、光信号結合に適したその他の導波路デバイ
スを用いる。同様に、受信機16は伝送媒体15によっ
て第3スパンに光結合されている。伝送媒体15として
は、当業者に周知の、光信号結合に適した導波路デバイ
スを用いる。図2の各スパンは、スパン全体をポンピン
グするために、ポンピングレーザを適当な結合要素を介
して準分布形光増幅ファイバのスパンの両端に結合して
構成し、これにより光ファイバの固有損失を最小に抑え
るのに充分な利得を得ている[0028] 第1スパンは、準分布型増幅光ファイバスパン12と、
これに結合器30を介して光結合されるポンピングレー
ザ21と、同じく結合器31を介して光結合されるポン
ピングレーザ22とから構成される。ポンピングレーザ
21は、伝送される光信号に対して同方向の遠隔ポンピ
ングに用いられ、ポンピングレーザ22は、伝送される
光信号に対して反対方向の遠隔ポンピングに用いられる
。 [0029] 第2スパンは、準分布型増幅光ファイバスパン13と、
これに結合器32を介して光結合されるポンピングレー
ザ22と、同じく結合器33を介して光結合されるポン
ピングレーザ23とから構成される。ポンピングレーザ
22は、伝送される光信号に対して同方向の遠隔ポンピ
ングに用いられ、ポンピングレーザ23は伝送される光
信号に対して反対方向の遠隔ポンピングに用いられる。 [00301 第3スパンは、準分布型増幅光ファイバスパン14と、
これに結合器34を介して光結合されるポンピングレー
ザ23と、同じく結合器35を介して光結合されるポン
ピングレーザ24とから構成される。ポンピングレーザ
23は、伝送される光信号に対して同方向の遠隔ポンピ
ングに用いられ、ポンピングレーザ24は、伝送される
光信号に対して反対方向の遠隔ポンピングに用いられる
。 [0031] 本実施例において、2つのスパンの結合部に位置する2
2のようなポンピングレーザは、同じ1個のレーザが一
方のスパンには同方向の遠隔ポンピングを行い、他方の
スパンには反対方向の遠隔ポンピングを行う。これは、
米国特許第1゜699.452号(第5図)に記載の仕
方と類似である。 [0032] このレーザ22の代わりに第ル−ザ及び第2レーザの2
個のレーザを用い、第ル−ザが一方のスパンに反対方向
の遠隔ポンピングを行い、第2レーザが一方のスパンに
同方向の遠隔ポンピングを行うことも考えられる。この
組合せ式ポンピングの配置が、米国特許第1.699.
452号(第6図)及びモレナウアー(L、 F、 M
ol 1enauer)ほかの論文(IEEE量子エレ
クト0.−クスジャーナル、第QE−22巻第1号、1
57頁(1986))に記載されている。 [0033] 遠隔ポンピングレーザ21.22.23、及び24は、
準分布形増幅光ファイバの一連のスパンにおいて伝送光
信号の波長で増幅を行うのに適した波長の連続波(CW
)又は準連続モードで作動するように選ぶ。、更に、ポ
ンピングを遠隔で行つので、光ファイバスパンはポンピ
ング波長での伝送を維持支援(サポート)することが必
要である。 [0034] 例えば、Er3+を不純物添加した増幅光ファイバによ
って、 1.53μmから1.58μmまでの波長範囲
での伝送光信号の増幅を可能とするには、 1.46μ
mから 1.48μmまでの波長範囲のポンピング信号
を必要とする。このように通常1.5μmで作動する標
準の融着シリカ光ファイバは、遠隔ポンピング信号と伝
送光信号との両方の伝搬をサポートできる。 [0035] ポンピング信号と伝送光信号との間の波長分離を賢明な
判断で選択した場合は、増幅光ファイバにおいて、更に
ラマン効果を介しての増幅も可能であることに留意され
たい。融着シリカ光ファイバにおいては、充分なポンピ
ング電力(約30mWから100mW)を加えた場合、
ポンピング周波数から約300−450cm’下の比較
的広い周波数帯域にわたって顕著なラマン増幅が得られ
る。 [0036] 得られるラマン利得の大きさは光ファイバに加えられる
ポンピング電力の大きさに直接比例する。例えばモレナ
ウアーほかの上記論文の165頁(第13図)を参照さ
れたい。又、下に述べるように、ラマン利得と光ファイ
バ添加不純物イオンの誘発で得られる利得との両方を得
るには、半導体から得られるような中位のポンピングレ
ーザ電力で充分である。 [0037] 結合器30.31.32.33.34、及び35は、同
業者に周知の標準形方向性結合器である。成る好ましい
実施例においては、波長によって異なる方向性を有する
結合器を用いてポンピング信号を横方向に結合すると同
時に、増幅された伝送光信号を直進方向に結合する。 [0038] これらの結合器は画形式とも、該当する各々のポンピン
グレーザ源からの光電力を、伝送光信号が伝搬する導波
路及び光ファイバに結合する手段を提供すると同時に、
伝送光信号が光ファイバ11がら光ファイバ12へ、光
ファイバ12がら光ファイバ13へ、又以下同様に、ほ
とんど妨害されずに進行できるようにする手段を提供す
る。 [0039] これらの結合器は、光ファイバ、半導体、及び他の誘電
性導波路(例えばニオブ酸リチウム)デバイスにおいて
実現されている。又、ダイクロイックミラーのような光
学要素部品も光学的結合用に用いられる。 [00401 準分布形増幅光ファイバ12.13、及び14は、各光
ファイバ中の添加不純物のある短い光ファイバ部分にお
ける添加不純物イオンの誘発から得られる利得を介して
、又、可能性としては増幅光ファイバ全体におけるラマ
ン効果から得られる利得を介して、準分布形増幅により
伝送光信号のほぼ均一な増幅を行うための媒体を提供す
る。準分布形増幅光ファイバはどのような長さにもでき
る。 [0041] エルビウム、ホルミウム、ネオジム、等の希土類添加不
純物は主に光ファイバのコア部領域に導入することが考
えられる。添加不純物イオンを光ファイバのコア部に配
置することにより、与えられたポンピング電力に対して
最大レベルの飽和を得ることが可能である。その理由は
、添加不純物イオンと光信号の光学的な場との間の相互
作用がほぼ最適化されるからである。光ファイバの種類
としては、その伝送特性が1.5μm近辺の光信号伝搬
によく適していることから、融着シリカ光ファイバが望
ましい。 [0042] システム全体にわたって伝送性能を改善するには、準分
布形増幅光ファイバの基礎材として、分散偏移形光ファ
イバ又は単一偏波光ファイバ(例えば偏波保持光ファイ
バ)を利用することが望ましい。損失を発生させる可能
性のある源を減少させるために準分布形増幅光ファイバ
を作る場合には、増幅光ファイバにおける添加不純物の
ない光ファイバとある光ファイバとの間の共存性を考慮
すべきである。添加不純物のある光ファイバの製造技術
は当業者に知られており、又、米国特許第1.787.
927号にも述べられている。同特許の説明内容をここ
に特に引用文献とする。 [0043] シリカを主体とするような光ファイバにおける希土類添
加不純物は、ポンピングによって容易に飽和状態にでき
る。ここで飽和とは、大部分の添加不純物イオンが光学
的に励起された状態にあることを意味する。飽和状態の
希土類添加不純物イオンから得られる利得は、加えられ
たポンピング電力への依存性カミ純粋なラマン利得を用
いたシステムにおける場合よりも著しく少ない。 [0044] 添加不純物イオン数の約90%が逆転した、すなわちポ
ンピングで約90%の飽和が得られたと仮定して、添加
不純物のある光ファイバ部分において望ましい大きさの
利得を得るための光ファイバの長さ及び添加不純物の濃
度は次の数1で想定できる。 [0045]
Gはこの添加不純物のある短い光ファイバから得られる
望ましい利得の大きさをdBで表す。飽和量が変わると
、数1の定乗数も当業者に周知の関係に従って変化する
。 [0047] 鈍物のある光ファイバ部分の添加不純物濃度は約3.3
×1016cm−3とするのが望ましいことがわかる。 しかし、この例における利得を得るためには、この数値
より添加不純物濃度の薄い光ファイバをより長い長さで
用いても、又同様に、添加不純物濃度のより濃い光ファ
イバをより短い長さで用いてもよいことは当業者に周知
である。 [0048] 添加不純物のある短い光ファイバ部分の全利得は準分布
形増幅光ファイバを作るに際しての重要な設計因子であ
ることを理解されたい。これについては以下に述べる。 添加不純物のある短い光ファイバ部分の各々の利得は、
その長さ、添加不純物濃度、及びその部分に加えられる
遠隔ポンピング電力によって決まる。 [0049] 準分布形増幅光ファイバのスパンに遠隔ポンピングを行
うことがら得られる利点を認識するためには、図3に示
す二方向に遠隔ポンピングを行う単一スパン例の作動に
注目するのが最もよい。図3に示すように、この準分布
形増幅光ファイバの例示スパンは、ほとんど添加不純物
のない光ファイバ部分12−1.12−3.12−51
2−7、及び12−9と添加不純物のある光ファイバ部
分122.12−4.12−6、及び12−8とを交互
に配置して構成されている。 [0050] 添加不純物のある光ファイバ部分は各々、添加不純物の
ない光ファイバ部分に比較すると一般に長さが短いが、
加えられるポンピング信号電力に対して予め定める利得
レベルを得るのに充分な添加不純物濃度と光ファイバ長
さとを有する。この予め定める利得レベルは、通常、添
加不純物のない光ファイバ部分の固有損失に結線部及び
結合器損失を加えた損失を補償するように選ぶ。 [0051] 概して、添加不純物のない光ファイバ部分の距離は数k
m又は数十km台であるが、添加不純物のある光ファイ
バ部分は各々、長さが一般に数百mよりも短い。 実験の結果から、添加不純物のある、長さの短い光ファ
イバ部分については40mから100mの規模の長さを
選び、添加不純物濃度は約1015cm−3よりも大き
くして、約1dBと6dBとの間の、中位の大きさの利
得を得る。 [0052] 図3に示すスパンの場合、準分布形増幅光ファイバ12
の長さは約80kmである。添加不純物のない光ファイ
バ部分の長さは、10km(光、アイ、<部分12−1
及び12−9)と20km(光7フイバ部分12−3.
12−5、及び12−7)に選んだ。添加不純物のある
光ファイバ部分は、望む短い長さとし、添加不純物濃度
はかなり高い値として、予め定めた大きさの利得、すな
わち 2.6dB (光ファイバ部分12−2および1
2−8)と 3.4dB(光ファイバ部分12−4およ
び12−6)を得ている。 [0053] 図3において、添加不純物のある光ファイバ部分と添加
不純物のない光ファイバ部分とを連結するために、標準
結線部Sを設ける。これらの結線部は、融着結線ロータ
リ結線、等の形式を含むがこれに限らない。準分布形増
幅光ファイバの各スパンを連結するために、結合器Cを
設ける。これらの結合器は、図2においては結合器30
’及び31に相当する。 [0054] 伝送スパンに準分布形増幅光ファイバを用いることによ
り、付しlする信号レベル変動を低く維持しながらスパ
ン全体にわたって光ファイバの固有損失を効果的に補償
するのに充分な光信号増幅を得ることが可能となる。図
4は、図3のスパン例における信号相対レベル(dB)
とスパンに沿った距離Z(km)との関係を示す。図3
で二方向ポンピングを行うスパンにおいては、遠隔ポン
ピング信号電力レベルは、スパンの各端部注入時におい
て約50mWに選ぶ。 [0055] 屈曲線40が示すように、添加不純物のある光ファイバ
部分に遠隔ポンピングを行って得られる誘発利得はラマ
ン利得と組み合わされてスパンにおける損失を補償する
。距離10km、30km、50km、及び70kmに
おいて屈曲線40に見られる信号レベルの瞬間的変化は
、添加不純物のある、長さの短い光ファイバ部分12−
2.12−4.12−6、及び12−8からそれぞれ得
られる中位利得の結果として生じたものである。 [0056] ラマン利得の大きさは距離とともに指数関数的に減少す
るので、添加不純物のある光ファイバ部分であってその
位置がスパンの中央に近い光ファイバ部分においては、
位置がスパンの端部に近い光ファイバ部分におけるより
も、中位利得のレベルを高くすることが望ましいことを
、当業者は理解されたい。準分布形増幅光ファイバの大
部分の用途には、添加不純物のある光ファイバ部分の利
得を、概して1dBと6dBとの間に成るように設計す
る。 [0057] 光ファイバの共存性がスパンを作る際に考慮すべき重要
事項であると上に述べた。すなわち、添加不純物のある
光ファイバ部分とない光ファイバ部分とを、分散偏移光
ファイバ、又は偏波保持光ファイバ等の類似の形式の光
ファイバから作ることが望ましい。類似の形式の光ファ
イバを選んで共存性を得ることができない場合は、ファ
イバ・テーパを用いる等、モードマツチング技術によっ
て共存性を得ることが可能である。 [0058] 遠隔ポンピング源から遠隔ポンピング源までの距離力巴
約80 kmの場合の光ファイバスパンについて説明し
たが、光ファイバスパン中の添加不純物のある短い光フ
ァイバ部分から得られる中位利得と、そのスパン距離に
応じたポンピング電力とを適当に組み合わせることによ
り、本発明がより長い距離に対しても適用可能であるこ
とを理解されたい。1個の準分布形増幅光ファイバでカ
バーできる全距離は、1100kよりも長くできると考
えられる。 [0059] 又、図中には明示してないが、添加不純物のある光ファ
イバ部分は、準分布形増幅光ファイバのスパンの最初及
び、又は最後の部分とすることも考えられている。 [0060] 以上の説明は、本発明の一実施例に関するもので、この
技術分野の当業者であれば、本発明の種々の変形例を考
え得るが、それらはいずれも本発明の技術的範囲に包含
される。 [0061]
短い複数の光ファイバ部分と、これに対応するほとんど
添加不純物のない長い複数の光ファイバ部分とを組み合
わせて光ファイバスパンを形成し、この光ファイバスパ
ンに二方向のポンピングを行うことにより、光ファイバ
の固有損失が最小に抑えられ、スパン全体にわたってほ
ぼ均一な光増幅が得られる。
来技術の長距離光波通信システムの簡略ブロック図であ
る。
長距離光波通信システムの実施例を示す説明図である。
テムの光ファイバのスパンの実施例を示す説明図である
。
レベルとスパン距離との関係を示す線図である。
.12−3.12−5.12−7.12−9 ほとん
ど添加不純物のない光ファイバ部分 12−2.12−4.12−6.12−8 添加不純
物のある光ファイバ部分16 受信機 21.22,23.24 ポンピングレーザ30.3
1,32,33,34.35 結合器S 結線部 C結合器 G1 集中形増幅器 Ll 光ファイバスパン
Claims (16)
- 【請求項1】第1の波長を有する第1の光波を増幅する
光伝送システムにおいて、 第1の端部及び第2の端部を有し、ほとんど添加不純物
のないn個の光ファイバ部分と添加不純物のある少なく
ともn−1個の光ファイバ部分とを交互に配置して構成
し、これら添加不純物のないn個の光ファイバ部分は各
々固有損失を有し、これら添加不純物のある光ファイバ
部分は、10dBより小さい中位の利得を得るように、
各々1kmより短い予め定めた長さと10^1^4cm
^−^3より高い濃度の希土類添加不純物イオンとを有
し、前記nは2より大きい整数であり、前記添加不純物
のある少なくともn−1個の光ファイバ部分の利得は前
記添加不純物のないn個の光ファイバ部分の固有損失を
ほぼ補償するようにした光ファイバと、 前記添加不純物のある少なくともn−1個の光ファイバ
部分の各々における前記添加不純物イオンを励起状態に
させてそこから誘発放出を起こさせるための、第2の波
長を有する第1のポンピング信号の信号源と、前記第1
のポンピング信号を前記光ファイバの第1の端部に光結
合させる手段と、からなることを特徴とする光伝送シス
テム。 - 【請求項2】前記希土類添加不純物イオンがEr^3^
+を含むようにしたことを特徴とする請求項1のシステ
ム。 - 【請求項3】前記第1の波長と第2の波長との差異が前
記光ファイバにおいて第1の光波信号のラマン利得を発
生させるに充分な大きさを有するようにしたことを特徴
とする請求項1のシステム。 - 【請求項4】前記添加不純物のある光ファイバ部分の利
得が前記光ファイバの中央から前記第1及び第2の端部
へ向かつてそれぞれ減少するようにしたことを特徴とす
る請求項1のシステム。 - 【請求項5】前記希土類添加不純物イオンがEr^3^
+を含むようにしたことを特徴とする請求項4のシステ
ム。 - 【請求項6】更に、前記添加不純物イオンを励起状態に
させてそこから誘発放出を起こさせるための、前記第2
の波長を有する第2のポンピング信号の信号源と、 前記第2のポンピング信号を前記光ファイバの第2の端
部に光結合させる手段と、からなることを特徴とする請
求項1のシステム。 - 【請求項7】前記希土類添加不純物イオンがEr^3^
+を含むようにしたことを特徴とする請求項6のシステ
ム。 - 【請求項8】前記第1の波長と第2の波長との差異が前
記光ファイバにおける第1の光波信号のラマン利得を発
生させるに充分な大きさを有するようにしたことを特徴
とする請求項6のシステム。 - 【請求項9】前記添加不純物のある光ファイバ部分の利
得が前記光ファイバの中央から前記第1及び第2の端部
へ向かってそれぞれ減少するようにしたことを特徴とす
る請求項6のシステム。 - 【請求項10】前記希土類添加不純物イオンがEr^3
^+を含むようにしたことを特徴とする請求項9のシス
テム。 - 【請求項11】第1の波長を有する第1の光波を増幅す
る光伝送システムであって、 第1の端部及び第2の端部を有し、順次連結された第1
、第2、及び第3の光ファイバ部分からなり、これら第
1及び第3の光ファイバ部分はほとんど添加不純物がな
く且つ各々固有損失を有し、この第2の光ファイバ部分
は、10dBより小さい中位の利得を得るように、1k
mより短い長さと10^1^4cm^−^3より高い濃
度の希土類添加不純物イオンとを有し、前記第2の光フ
ァイバ部分の利得は前記第1及び第3の光ファイバ部分
の固有損失をほぼ補償するようにした光ファイバと、 前記第2の光ファイバ部分における前記添加不純物イオ
ンを励起状態にさせてそこから誘発放出を起こさせるた
めの、第2の波長を有する第1のポンピング信号の信号
源と、 前記第1のポンピング信号を前記光ファイバの第1の端
部に光結合させる手段と、からなることを特徴とするシ
ステム。 - 【請求項12】前記希土類添加不純物イオンがEr^3
^+を含むようにしたことを特徴とする請求項11のシ
ステム。 - 【請求項13】前記第1の波長と第2の波長との差異が
前記光ファイバにおける第1の光波信号のラマン利得を
発生させるに充分な大きさを有するようにしたことを特
徴とする請求項12のシステム。 - 【請求項14】更に、前記添加不純物イオンを励起状態
にさせてそこから誘発放出を起こさせるための、前記第
2の波長を有する第2のポンピング信号の信号源と、前
記第2のポンピング信号を前記光ファイバの第2の端部
に光結合させる手段と、からなることを特徴とする請求
項11のシステム。 - 【請求項15】前記希土類添加不純物イオンがEr^3
^+を含むようにしたことを特徴とする請求項14のシ
ステム。 - 【請求項16】前記第1の波長と第2の波長との差異が
前記光ファイバにおける第1の光波信号のラマン利得を
発生させるに充分な大きさを有するようにしたことを特
徴とする請求項14のシステム。
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