JPH0412088Y2 - - Google Patents

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JPH0412088Y2
JPH0412088Y2 JP16934286U JP16934286U JPH0412088Y2 JP H0412088 Y2 JPH0412088 Y2 JP H0412088Y2 JP 16934286 U JP16934286 U JP 16934286U JP 16934286 U JP16934286 U JP 16934286U JP H0412088 Y2 JPH0412088 Y2 JP H0412088Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はレール継目の遊間を調整するレール遊
間整正器に関するものである。
〔従来の技術〕
軌道整備作業においてレール継目の遊間を調整
するレール遊間整正作業は、夏期と冬期の温度変
化によるレールの伸縮に合せて継目部の破損を防
止する等、運転保安上に密接した関連性を有し、
古くから主要保守作業の一つとして挙げられてい
た。
そして、このレール遊間整正作業に適用される
機器としては、従来、第4図に示す衝撃式遊間整
正器、あるいは第5図に示すスクリユウ式遊間整
正器等が主として使用されている。この前者は、
図示のように、遊間整正を施すべきレール1上に
楔2を介してレール固定当金3を固定するととも
に、これに対向させレール1上にローラ4を有す
る打撃台5を走行可能に載架し、この打撃台5を
その把手6を持つて急進させ、上記レール固定当
金3に激突させることによりレール遊間の調整を
行なうものである。また後者は、第5図に示すよ
うに、レール1の継目前後に、該レール1を両側
から挾着するレール固定具7を取付け、これら前
後のレール固定具7間をレール1の両側でスクリ
ユウジヤツキ8または油圧ジヤツキにより連結さ
せて四辺リンクを構成し、このスクリユウジヤツ
キ8の作動によりレール遊間の整正を行なわせる
ようにしていた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかるに、上記従来の遊間整正器、先ず前者の
衝撃式遊間整正器による作業には、通過列車の間
合いを検討の上、約250kgに及ぶ重量のある打撃
台5を少なくとも4人の作業者により操作するこ
とを要し、このように過大重量物のため、その取
扱い上の不便さとともに、傷害事故の惧れがある
のみならず、レール上の移動時に信号ボンドを損
傷させ、信号の軌道回路を短絡させるなどの欠点
を免れなかつた。
また、後者のスクリユウ式遊間整正器において
も、その作業には前者と同様に通過列車の間合い
を検討の上、約90kgの装置本体をレールに取付
けて少なくとも3人の作業者により操作すること
が必要であり、特に装置の取付移動に労力と時間
が掛る難点を有していた。
叙上の点に鑑み、本考案は、列車通過に係りな
く作業を継続でき、軽量で取扱いが容易であり、
しかも信号ボンドの損傷や軌道回路短絡等の惧れ
のないレール遊間整正器を得ることを目的とする
ものである。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的を達成すべく、本考案に係るレール遊
間整正器においては、レール底面を横切つて延び
る先端部に該レール底部と嵌合する支持溝を形成
したレール把持部材と、このレール把持部材の基
端部直交方向において枕木に沿わせて道床に打込
まれる反力ベース部材と、この反力ベース部材と
上記レール把持部材の基端部との間に介装され上
記押進力を及ぼす油圧シリンダ装置等の押進力発
生装置とを備えたことを特徴としている。
〔作用〕
本考案によれば、上記構成を有するため、先ず
反力ベース部材を枕木に沿わせて打込むととも
に、レール把持部材の先端部をレール底面に嵌合
させ、かつこのレール把持部材の基端部と反力ベ
ース部材との間に油圧シリンダ装置等の押進力発
生装置を装着して該装置を進出操作させれば、レ
ール把持部材により嵌合把持されたレールは徐々
に押出されてレール継目の遊間を能率よく整正す
ることができる。
〔実施例〕
以下、第1図ないし第3図について本考案を詳
述すると、レール1の枕木9に沿わせて道床に打
込まれた反力ベース部材10は打込み先端を楔状
に形成するとともに、上方反レール側側面には押
進力発生装置としての油圧シリンダ装置11を受
入れる取付孔10aを形成し、かつ上端面にはハ
ンマ等に対する打撃突子10bを突設している。
然して、上記反力ベース部材10に対向してレ
ール1の底面に取付けられるレール把持部材12
には、先端部上面にレール1の底部を嵌合させる
断面蟻溝上の支持溝12aを形成し、基端部両側
に上記油圧シリンダ装置11の進出ピストン端1
1aを嵌入させる半球状の凹〓12bを設けてい
る。また、この凹〓12bに進出ピストン端11
aを当接させるとともにシリンダ側を反力ベース
部材10の取付孔10aに嵌合させた油圧シリン
ダ11には、圧力源と接続させた油圧ホース11
bを連結するとともに、操作用把手11cを設け
ている。
上記構成において、レール遊間の整正作業を行
なうには、先ず反力ベース部材10を、枕木9の
レール押進方向側面に沿わせ、打撃突子10bを
叩いて打込み、次いでレール把持部材12の支持
溝12aをレール底部に嵌合させるとともに、油
圧シリンダ装置11のシリンダ底部を上記反力ベ
ース部材10の取付孔10aに嵌入させる一方、
進出ピストン端11aをレール把持部材12の凹
窩12bに当接させ、かつ該レール把持部材12
の側部を枕木9方向に叩いて、第1図に示すよう
に、その支持溝12aをレール1底部に噛み込ま
せ、油圧シリンダ装置11とレール把持部材12
とが緩まないように取付ける。このとき、反力ベ
ース部材10を打込んだ枕木9の背面側において
は道床バラストを堅固に締め固めた状態にしてお
く。なお、軽軌道構造の場合は反力ベース部材を
打込まずに枕木に沿い当てるだけでも充分反力が
得られる。
しかるのち、油圧シリンダ装置11の油圧ホー
ス11bを圧力源と接続して油圧を導入すれば、
進出ピストン端11aが進出することにより、レ
ール把持部材12を介してレール1を徐々に押出
し適切なレール継目の遊間を容易に調節しつつ能
率よく整正することができる。また、現場状況に
応じて上記整正器を複数台並置して協働操作すれ
ばより効率的な作業を行なうことができる。
上記構成を有するため、このレール遊間整正器
によれば、レール1との係合部分がレール下面側
に存するため、通過列車の間合いに関係なく連続
的に作業を継続できるとともに、重量的には約
20kg程度と軽量で2人の作業者により容易に取
扱い操作することができる。しかも、レールに対
する着脱操作が前述の如く極めて簡便で、かつ微
少量の遊間整正を油圧操作で簡単に行つて正確な
遊間値を設定可能であり、また従来のような信号
ボンドの損傷あるいは信号回路の短絡事故を生ぜ
しめる惧れを皆無とすることができる。
また、上記遊間整正器は枕木位置整正作業にも
転用することができる。この場合には、反力ベー
ス部材10は打込まずに枕木9の側面に当着する
ように挾み込ませ、かつ枕木の寄せ側のバラスト
を除去するか緩めておき、油圧シリンダ装置11
に油圧を導入すれば、レール1が支点側となつ
て、上述と同様な操作で枕木位置を容易に整正す
ることができる。従来の作業手段は、道床バラス
トを掻き出したのち掛矢で枕木側面を叩くか、小
型ジヤツキを用いて枕木整正を行なうようにして
いたが、手間がかかるのみならず、押進ストロー
ク量が小さく非能率的であつたが、上記遊間整正
器を用いることにより、短時間で容易に枕木整正
作業を終らせることができる。
〔考案の効果〕
本考案によれば、通過列車の間合いに関係なく
作業を継続できるとともに、微少量の遊間整正を
正確容易に行うことができ、しかも信号ボンドの
損傷や信号回路の短絡事故等の惧れを皆無とする
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は本考案実施例に係る遊間
整正器を示すものであつて、第1図はその平面
図、第2図は正面図、第3図は側面図、第4図は
従来の衝撃式遊間整正器の斜視図、第5図は同じ
く従来のスクリユウ式遊間整正器の斜視図であ
る。 1……レール、10……反力ベース部材、11
……押進力発生装置、12……レール把持部材、
12a……支持溝。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. レール底面を横切つて延びる先端部に該レール
    底部と嵌合する支持溝を形成したレール把持部材
    と、このレール把持部材の基端側直交方向におい
    て枕木に沿わせて道床に打込まれる反力ベース部
    材と、この反力ベース部材と上記レール把持部材
    の基端部との間に介装され上記レールに押進力を
    及ぼす油圧シリンダ装置等の押進力発生装置とを
    備えたことを特徴とするレール遊間整正器。
JP16934286U 1986-11-04 1986-11-04 Expired JPH0412088Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16934286U JPH0412088Y2 (ja) 1986-11-04 1986-11-04

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16934286U JPH0412088Y2 (ja) 1986-11-04 1986-11-04

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6376002U JPS6376002U (ja) 1988-05-20
JPH0412088Y2 true JPH0412088Y2 (ja) 1992-03-25

Family

ID=31103062

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16934286U Expired JPH0412088Y2 (ja) 1986-11-04 1986-11-04

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JP (1) JPH0412088Y2 (ja)

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Publication number Publication date
JPS6376002U (ja) 1988-05-20

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