JPH041209B2 - - Google Patents

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JPH041209B2
JPH041209B2 JP57010285A JP1028582A JPH041209B2 JP H041209 B2 JPH041209 B2 JP H041209B2 JP 57010285 A JP57010285 A JP 57010285A JP 1028582 A JP1028582 A JP 1028582A JP H041209 B2 JPH041209 B2 JP H041209B2
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bearing
soft
bearing material
sliding
groove
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Eerentorauto Otsuto
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Miba Gleitlager Austria GmbH
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Publication of JPH041209B2 publication Critical patent/JPH041209B2/ja
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C33/00Parts of bearings; Special methods for making bearings or parts thereof
    • F16C33/02Parts of sliding-contact bearings
    • F16C33/04Brasses; Bushes; Linings
    • F16C33/24Brasses; Bushes; Linings with different areas of the sliding surface consisting of different materials
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C33/00Parts of bearings; Special methods for making bearings or parts thereof
    • F16C33/02Parts of sliding-contact bearings
    • F16C33/04Brasses; Bushes; Linings
    • F16C33/06Sliding surface mainly made of metal
    • F16C33/12Structural composition; Use of special materials or surface treatments, e.g. for rust-proofing
    • F16C33/122Multilayer structures of sleeves, washers or liners
    • F16C33/124Details of overlays
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C2240/00Specified values or numerical ranges of parameters; Relations between them
    • F16C2240/40Linear dimensions, e.g. length, radius, thickness, gap
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C2240/00Specified values or numerical ranges of parameters; Relations between them
    • F16C2240/40Linear dimensions, e.g. length, radius, thickness, gap
    • F16C2240/42Groove sizes

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Sliding-Contact Bearings (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、支持を行なう支持殻体とこの支持殻
体上に設けられる軸受メタル層とを含み、この軸
受メタル層が、回線方向に相互間隔をおいて配置
されかつ回転方向に対し0より大きく3°より小さ
い角をなして少なくともほぼ全周にわたつて延び
て軸受メタル層の材料より軟らかい軟質軸受材料
を収容する溝状凹所をもつている、大きい荷重を
かけることのできるすべり軸受に関する。
〔従来の技術〕
大きい荷重をかけることのできるすべり軸受に
は、一部互いに矛盾する要求が課される。なぜな
らば、例えば良好な非常摺動特性のために必要と
なる容易な塑性変形可能性と、運転温度における
高い疲労強度とが、両立することはできないから
である。種々の軸受材料の欠点を甘受することな
くその利点を利用できるようにするため、大きい
荷重をかけることのできるすべり軸受は一般に多
層に構成され、しかも鋼製支持殻体上にアルミニ
ウムまたは銅を主成分とする軸受メタル層が設け
られ、この軸受メタル層がそれより軟質の軸受材
料例えばホワイトメタルまたはプラスチツクから
なる別の層をもつている。その際摺動層はそれよ
り硬質の軸受メタル層によつて保護されるので、
個々の軸受材料の欠点が完全に出てくることはな
い。それにもかかわらず不利な性質が認められ
る。硬質軸受材料からなる摺動面の疲労強度およ
び耐磨耗性は、軟質摺動層が硬質中間層によつて
保護される場合にも、この軟質摺動層によつては
決して得られない。
耐磨耗性を高めながら摩擦状態を改善するため
に、摺動面を単一の軸受材料の連続する層として
構成せずに、硬質軸受メタルの層内へ軟質軸受材
料を埋込んで、硬質軸受材料の区域と軟質軸受材
料の区域とを回転方向に交互に出現させること
は、既に提案されている(ドイツ連邦共和国特許
出願公開第2251637号明細書)。ここで前提となつ
ている考えは、硬質軸受メタルがある程度支持を
行なう骨格を形成し、軟質軸受材料が摩擦面へ過
度に移転するのをこの骨格が防止し、支持骨格の
突出する頂稜が回転方向に対して直角に延びてい
るため、これらの頂稜を軟質軸受材料で薄層状に
覆うことができるということであつた。しかしこ
のようなすべり軸受は、なるべく自己潤滑性プラ
スチツクからなる軟質軸受材料が硬質軸受材料の
軸線方向溝またはらせん状に延びる溝へ埋込まれ
るかどうかに関係なく、それにかけれる期待にこ
たえることができない。すなわち驚くべきこと
に、摩擦の危険をあまり低減することはできなか
つた。
この種の他の公知のすべり軸受(フランス特許
第797483号明細書または特公昭27−4753号公報)
では、軟質軸受材料を収容するためらせん状に延
びる溝は回転方向に対してほぼ直角になつてはお
らず、それに対し鋭角をなして設けられ、それに
より回転方向と軟質軸受材料から硬質軸受材料へ
の移行区域との間に、切削を行なう部分が生ず
る。このため軟質軸受材料から硬質軸受材料への
移行区域に固体異物があると、軟質軸受材料から
硬質軸受材料へ極めて僅かしか押込まれず、した
がつてこれらの異物は大部分軟質軸受材料中に埋
込まれたままで、局部的な過荷重の原因となる障
害個所を生ずることがない。それにもかかわらず
この公知のすべり軸受の荷重負担能力は比較的小
さい。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明の課題は、公知のすべり軸受の上述した
欠陥を回避し、軟質および硬質の軸受材料のそれ
ぞれの欠点を回避しながらこれらの材料の利点を
まとめるような、大きい荷重をかけることのでき
るすべり軸受を提供することである。
〔課題を解決するための手段〕
この課題を解決するため本発明によれば、隣り
合う溝状凹所の一方の凹所の凹所中心から他方の
凹所の凹所中心へ側つた軸線方向間隔が、10mmの
最大値まで、それぞれミリメートルで測つた軸受
直径dを使用する際ミクロンで得られる上限値a0
=250+0.5d+0.01d2と下限値au=25+0.1dとの間
にあり、摺動面における軟質軸受材料の面積割合
が、摺動面の少なくとも半分である。
〔発明の効果〕
本発明によれば、すべり軸受の隣り合う溝状凹
所の一方の凹所の凹所中心から他方の凹所の凹所
中心へ測つた軸線方向間隔が軸受直径に関係して
前述した上限値と下限値との間にあり、したがつ
て軸受の直径に応じて、軟質軸受材料およびこれ
より硬質の軸受メタル層(硬質軸受材料)が、摺
動面にわたつて微細に分布しているので、軟質軸
受材料を収容する溝状凹所が回転方向に対し0よ
り大きく3°より小さい角をなして延びていること
と相まつて、軸受摺動面の軟質軸受材料と硬質軸
受材料とが回転方向に極めて頻繁に交互に出現
し、したがつて局部的に限られた摺動面範囲にお
いても、軟質軸受材料の効果と硬質軸受材料の効
果とが常に組合わされて、組合わせ効果として生
ずる。すなわち軸受の使用中に大きい荷重ピーク
は摺動面の局部的に限られた範囲に生ずるので、
軟質軸受材料と硬質軸受材料の分布が粗く、換言
すれば溝状凹所の軸線方向間隔が大きいと、この
局部的荷重ピークの範囲において両方の軸受材料
の1つしか有効とならないが、本発明によれば、
軟質軸受材料と硬質軸受材料とが微細に分布して
いるので、摺動面の限られた範囲においても常に
軟質軸受材料と硬質軸受材料の組合わせ効果が得
られる。こうして本発明によれば、大きい荷重ピ
ークの限られた範囲において、軟質軸受材料が摺
動特性を改善し、硬質軸受材料が機械的強度を改
善するので、この範囲に軟質軸受材料または硬質
軸受材料しか存在しない場合におけるように、軟
質軸受材料が強度に関して過度の負担をかけら
れ、硬質軸受材料が摺動特性に関して過度の負担
をかけられて、軸受の故障に至ることがない。し
たがつて本発明による軸受には、摩耗のおそれな
しに、大きい荷重をかけることができる。なお軸
線方向間隔の下限は、軸受の製造公差によつて定
められる。
さらに摺動面における軟質軸受材料の面積割合
が摺動面の少なくとも半分になつているので、摺
動面における固体異物の影響を少なくして、軸受
の所定使用時間後における残存確立を高めること
ができる。すなわち異物は軟質軸受材料へ充分埋
込まれるので、硬質軸受材料へ一部しか埋込まれ
ずにその面から突出して、局部的な過荷重の原因
となつたり、均一な潤滑油膜の形成を妨げるおそ
れがない。なお異物が硬質軸受材料へ埋込まれる
危険は、回転方向に対する溝状凹所の傾斜に関係
し、この傾斜角が0より大きく3°より小さいと、
この危険が実際上除かれる。
〔実施例〕
図面について本発明を詳細に説明する。
第1図および第2図によれば、図示したすべり
軸受は鋼製支持殻体1を含み、この支持殻体1上
にアルミニウムまたは銅を主成分とする軸受メタ
ル層2が設けられている。この軸受メタル層2は
溝状凹所3をもち、これらの凹所3には、軸受メ
タル層2の材料より軟らかい軟質軸受材料4例え
ばホワイトメタル合金またはプラスチツクが満た
されている。第2図からわかるように、凹所3は
摺動面5内をらせん状に延びており、回転方向6
に対する凹所3の傾斜角αは0より大きく3°より
小さく選ばれている。
すべり軸受の荷重負担能力にとつて重要なこと
は、摺動面5にわたつて軟質軸受材料4が微細に
分布していることである。この分布は隣り合う溝
状凹所3の一方の凹所の凹所中心から他方の凹所
の凹所中心へ測つた軸線方向間隔aによつて示す
ことができる。この軸線方向間隔a(μm)はそ
れぞれの軸受直径d(mm)に関係し、上限値a0
250+0.5d+0.1d2と下限値au=25+0.1dとの間に
あり、摺動面5における軟質軸受材料4の面積割
合は摺動面5の少なくとも半分になつている。
第3図ないし第5図に示すように、溝状凹所3
について異なる断面形状を選ぶことができる。凹
所の深さt(μm)との比は、同様に直径d(mm)
に関係し、例えば0.03の最小値までt/a
0.5・(1500−d)/1500なるべくt/a0.2・
(1500−d)/1500であり、この比の下限が上限
の約5分の1であるのがよい。
軸受の摩耗は硬質軸受メタル層2の性質によつ
て大体きまる。層2の凹所3の間に残つている頂
稜の支持作用は、凹所3にある軟質軸受材料4の
表面部分4の塑性変形を防止し、その際摺動面5
上において軟質軸受材料4と軸受メタル層2との
間の移行範囲に固体異物があると、これらが硬質
軸受材料2へ押込まれて障害になることはない。
すなわち異物は、硬質軸受材料2の頂稜を越え
て、隣接する軟質軸受材料4の範囲へ押しやら
れ、この軟質軸受材料2へ障害とならないように
押込まれる。したがつて異物は摩擦に対して僅か
な影響しか及ぼさない。
硬質軸受材料の支持機能は、軟質軸受材料の変
形の際その相対荷重軽減を伴い、その結果疲労強
度および耐摩耗性が高まる。さらに凹所3の形状
とその寸法比を介して、軟質軸受材料の塑性変形
の可能性が助長され、それにより形状寸法偏差へ
の適応性が高まる。
軟質軸受材料と硬質軸受メタルとの間に、公知
のように例えばニツケルを主成分とする阻止層7
を設けることができる。
上述した軸受の溝状凹所の軸線方向間隔および
摺動面における軟質軸受材料の面積割合の数値が
いかにして選ばれたかについて、以下に説明す
る。
前述したように、摺動面にわたつて軟質軸受材
料および軟質軸受材料を微細に分布させると、局
部的に限られた摺動面範囲においても、硬質軸受
材料および軟質軸受材料の性質が共に効果(組合
わせ効果)を発揮する。これに反し軟質軸受材料
および硬質軸受材料の粗い分布、したがつて溝状
凹所の大きき軸線方向間隔では、局部的に限られ
た範囲において、荷重ピークに対して両方の材料
の1つしか有効とならない。したがつて組合わせ
効果を維持するために、溝状凹所の軸線方向間隔
に上限a0を設けねばならない。
第9図は、60mmおよび210mmの直径と75%の軟
質軸受材料面積割合の摺動面とをもつ軸受につい
て軸受試験機でなされた実験結果を示している。
第9図の縦軸は、溝状凹所の軸線方向間隔aを
mm(=1000μm)で示し、横軸は破壊するまでの
回転数(×106)により、寿命係数を示している。
ここには、60mmおよび210mmの直径をもつ軸受の
溝状凹所の上限について、数式a0=250+0.5d+
0.01d2から与えられる値316μm=0.316mmおよび
796μm=0.796mmが、またその下限について、数
式au=25+0.1dから与えられる値31μm=0.031mm
および46μm=0.046mmが、実線および鎖線で示さ
れている。溝状凹所の軸線方向間隔が0.5mmの実
験軸受から、×印で示すように約1.5×106ないし
5×106回転の寿命係数が得られ、溝状凹所の軸
線方向間隔が0.3mmの軸受から約11×106ないし35
×106回転の寿命係数が得られた。また溝状凹所
の0.2mmの軸線方向間隔に対して11×106ないし55
×106回転の寿命係数が得られ、さらに溝状凹所
の0.075mmの軸線方向間隔に対して約15×106ない
し35×106回転の寿命係数が得られた。第9図に
示した実験結果からわかるように、上述した上限
a0の範囲内にある0.3mm、0.2mmおよび0.75mmの値
において、実線で示すように寿命係数に関する固
有の変化が生ずるので、直径60mmの軸受につい
て、特許請求の範囲に示した上限値a0の式の妥当
性が裏付けられる。
直径210mmの軸受については、鎖線で示すよう
な寿命係数変化が得られ、この場合も上限と下限
の間の範囲内にある溝状凹所の軸線方向間隔をも
つ軸受が大きい寿命係数をもつことがわかる。
第10図にはデイーゼル機関の連接棒軸受に実
際に生ずる最大圧力荷重Pnaxが、多数の実験に基
いて、軸受直径dに関して示されている。この図
から直ちにわかるように、最大圧力荷重したがつ
て潤滑油膜の許容最大圧力は、軸受直径の増大に
つれて減少するので、大きい軸受直径では、例え
ば第9図において直径60mmの実験軸受について求
められたような寿命係数を得るために、大きい軸
受の比荷重の減少に応じて溝状凹所の軸線方向間
隔の上限を大きくすることができる。
第10図に示す軸受比荷重を考慮して、軸受の
溝状凹所の軸線方向間隔の上限a0と下限auの曲線
が、第11図に示されている。ここには、船舶用
デイーゼル機関(機関2)における連接棒軸受と
して、溝状凹所の0.2mm、0.3mm、0.5mmおよび0.9
mmの軸線方向間隔aをもつ軸受の実験結果が示さ
れている。また直径110mm(機関1)および60mm
の軸受についての実験結果も示されている。ここ
で上限と下限との間では、軸受摺動面の摺動層の
疲労破壊が許容範囲内にあることがわかる。
溝状凹所の軸線方向間隔の下限値auは、主とし
て軸受の製造公差から与えられる。すなわちこの
ような溝状凹所を実際に形成する際、適当な偏差
を考慮せねばならない。小さすぎる軸線方向間隔
を選ぶと、溝状凹所の幅および軸線方向間隔の考
慮すべき公差のため、摺動面の大きい局部範囲に
おける軟質軸受材料の充分な収容が行なわれなく
なつたり、この軟質軸受材料が大きい範囲を覆つ
て、2材料軸受や3材料軸受になつてしまう。
これに関して第12図のaには直径d=50mmで
溝状凹所の軸線方向間隔a=25+0.1×50=30μm
=0.030mmの軸受について、まず溝状凹所を切削
する刃が刃の半分の幅に対して0.005mmの公差を
もつことが示されている。溝状凹所が最大公差幅
の刃により切削されると、切削される溝の大きさ
は溝深さの公差に関係する。この溝深さの公差範
囲は、軟質軸受材料の形成後最終摺動面の仕上
げの際生ずる公差範囲に重畳される。第12図
のbに示すように、極端な場合これらの公差範囲
とが加算されると、摺動面の仕上げ後、縦線
で示す軟質軸受材料のみからなる一様な摺動面が
生ずることになる。
第12図のcには、公差限界内で硬質軸受材料
の範囲と軟質軸受材料の範囲とが交互に摺動面に
現われる場合を示している。これに対し公差範囲
が上限にあり、公差範囲が下限にある極端な
場合、軟質軸受材料のみからなる一様な摺動面が
生ずることになる。なお図には2つの公差範囲
との加算により生ずる全公差範囲のみを示して
ある。
第13図には、直径350mmしたがつて溝状凹所
の軸線方向間隔a=0.060mmをもつ軸受の例が示
されている。刃の幅の半分の公差は0.006mmであ
る。溝状凹所の切削および摺動面の仕上げの公差
範囲,は、大きい軸受直径に応じてもつと大
きくなり、ここでは0.012mmで示されている。こ
の例でも不可避な公差のため、下限auに対して数
式25+0.1dで与えられる値を使用せねばならな
い。
最後に所望の組合わせ効果をもつ軟質軸受材料
の作用を保証するため、摺動面における軟質軸受
材料の面積割合が摺動面の少なくとも半分(50
%)でなければならないことについて、第14図
により説明する。この図の縦軸には所定使用時間
後における軸受の残存確率が%で示され、横軸に
は摺動面における軟質軸受材料の面積割合が%で
示されている。軟質軸受材料が存在しないと、鋼
の支持殻体と軸受メタル層とからなる従来の2材
料軸受が構成される。全摺動面が軟質軸受材料か
ら形成されると、鋼支持殻体と軸受メタル層と軟
質軸受材料層とからなる3材料軸受が構成され
る。対比可能な試験条件において、第11図で示
す関係を得るため、2材料軸受、3材料軸受およ
び本発明の軸受による実験が、軸受試験機で固体
異物として焼結鉄粉を添加して行なわれ、溝状凹
所の0.2mmの軸線方向間隔aで溝幅を変化して、
摺動面における軟質軸受材料の種々の面積割合を
得た。第14図においてハツチングを施したブロ
ツクにまとめられる実験結果から明らかなよう
に、摺動面における軟質軸受材料の面積割合が50
%を越えると、実験結果に従つて外挿される曲線
が示すように、本発明による軸受の所定使用時間
後における残存確率は、最も左方のブロツクで示
す2材料軸受に比較して、著しく上昇する。した
がつて異物の影響を少なくするために、軟質軸受
材料のこのような面積割合を維持せねばならな
い。
本発明によるすべり軸受と公知のすべり軸受と
の比較結果を第6図ないし第8図に示してある。
第6図および第7図において、横軸に軸受の運
転時間T(時間)が示され、左側の縦軸に軸受の
百分率荷重L(%)が示され、また右側の縦軸に
運転時間の経過後まだ使用可能な軸受の個数N
(%)が示されている。ここで荷重Lは、0%か
ら100%の全荷重まで、曲線8で示すように段階
的に高められる。
全荷重は、高出力内燃機関において生ずる運転
条件に相当している。軟質摺動層なしでアルミニ
ウム−錫合金から成る軸受メタル層をもつ2材料
すべり軸受では、実線の曲線9で示すように、全
荷重に達する前に、既に100個の軸受のうち20個
(20%)が故障することがわかる。例えばホワイ
トメタルからなる付加的な軟質摺動層をもつ3材
料すべり軸受は、曲線10で示すように、全荷重
に達した後に初めて100個のうち10個が故障する。
鎖線の直線11で示すように、本発明による軸受
では、全荷重に達しても軸受の故障が全く認めら
れない。
アルミニウム−錫合金より硬くしたがつて一層
高い強度をもつ鉛−青銅合金から成る軸受メタル
層を使用すると、第7図に示すように、差異はも
つと明らかになる。すなわち曲線9からわかるよ
うに、鉛−青銅合金のような硬質軸受メタルから
なる摺動層をもつ2材料軸受は、全荷重に達した
直後すべて故障する。このような硬質軸受材料で
は、固体異物はこの硬質軸受材料へ完全に埋込ま
れず、摺動面から突出して、均一な潤滑油膜の形
成を妨げる。軟質軸受材料からなる摺動層を付加
的にもつ3材料軸受では、破線10で示すよう
に、最終的に故障しなかつたのは30%だけであ
る。本発明によるすべり軸受のすぐれていること
は、直線11により特に明らかである。
運転中におけるこれらの軸受の摩耗の態様を第
8図に示してある。図において縦軸は、摩耗を表
わすものとして、摺動層の削除Wをミクロンで示
し、横軸は運転時間Tを時間で示している。軟質
軸受材料からなる摺動層をもつ3材料すべり軸受
の摩耗は曲線12で示され、軸受材料の削除した
がつて摩耗が軸受の寿命を甚だしく短くしてい
る。硬質軸受メタルから成る摺動層をもつ2材料
軸受は、曲線13で示すように最小の摩耗を示
し、著しくゆるやかな摩耗経過を示す。本発明に
よるすべり軸受の摩耗は、驚くべきことに、曲線
14で示すように、2材料軸受の摩耗(曲線1
3)に比較して少し多いだけである。これは組合
わせ効果によるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるすべり軸受の一部の軸線
に平行な拡大断面図、第2図は第1図によるすべ
り軸受の摺動面の展開図、第3図ないし第5図は
軟質軸受材料を満たされた異なる断面形状の溝状
凹所の拡大断面図、第6図および第7図は軟質軸
受材料からなる摺動層または硬質軸受材料からな
る摺動層をもつすべり軸受の平均故障率と本発明
によるすべり軸受の故障率とを比較した線図、第
8図は硬質軸受材料からなる摺動層をもつ軸受お
よび本発明による軸受における摺動層の摩耗につ
いて示す線図、第9図ないし第14図は本発明を
説明するための線図である。 1……支持殻体、2……軸受メタル層、3……
溝状凹所、4……軟質軸受材料、5……摺動面、
6……回転方向、a……凹所、d……軸受直径。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 支持を行なう支持殻体1とこの支持殻体1上
    に設けられる軸受メタル層2とを含み、この軸受
    メタル層2が、軸線方向に相互間隔aをおいて配
    置されかつ回転方向6に対し0より大きく3°より
    小さい角αをなして少なくともほぼ全周にわたつ
    て延びて軸受メタル層2の材料より軟らかい軟質
    軸受材料4を収容する溝状凹所3をもつている軸
    受において、隣り合う溝状凹所3の一方の凹所の
    凹所中心から他方の凹所の凹所中心へ測つた軸線
    方向間隔aが、10mmの最大値まで、それぞれミリ
    メートルで側つた軸受直径dを使用する際ミクロ
    ンで得られる上限値 a0=250+0.5d+0.01d2 と下限値 au=25+0.1d との間にあり、摺動面5における軟質軸受材料4
    の面積割合が、摺動面5の少なくとも半分である
    ことを特徴とする、大きい荷重をかけることので
    きるすべり軸受。
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