JPH04121122A - 果樹のマルチシート - Google Patents
果樹のマルチシートInfo
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- JPH04121122A JPH04121122A JP24167590A JP24167590A JPH04121122A JP H04121122 A JPH04121122 A JP H04121122A JP 24167590 A JP24167590 A JP 24167590A JP 24167590 A JP24167590 A JP 24167590A JP H04121122 A JPH04121122 A JP H04121122A
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- melt
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
本発明は果樹の糖度を高めるために敷設する果樹のマル
チシートに関するものである。
チシートに関するものである。
従来、果樹や果菜類が熟す前から水分を制限することに
より果実の糖度を高められることが知られており、一部
の栽培農家において、ハウス栽培で、は給水制限が行わ
れ、露地栽培では株元に雨水の浸透を防止するためにビ
ニルシートなトノマルチシートを敷き詰めることが行わ
れている。ところが、ビニルシートなどは通気性がない
ため、地面に敷き詰めることにより地中の酸素が不足し
て根が窒息状態になり、根腐れなどを起こし樹勢が衰え
、翌年の結果が少なくなると共に場合jこよっては枯死
することもある。そこで、最近、防水性で通気性、透湿
性のある微多孔質フィルムを果樹のマルチシートに使用
することも行われている。 また、マルチシートとして吸水率が少なくとも100%
である親水性繊維の不織布またはその不織布を加工した
シートを敷設して地中の水分を吸収・発散させて地面を
乾燥させると共に、そこに蓄積する余剰の肥料や水溶性
物質を吸い上げて地中の濃度を低下させることが、特開
昭63−216409号公報、特開昭63−21641
1号公報などに提案されている。
より果実の糖度を高められることが知られており、一部
の栽培農家において、ハウス栽培で、は給水制限が行わ
れ、露地栽培では株元に雨水の浸透を防止するためにビ
ニルシートなトノマルチシートを敷き詰めることが行わ
れている。ところが、ビニルシートなどは通気性がない
ため、地面に敷き詰めることにより地中の酸素が不足し
て根が窒息状態になり、根腐れなどを起こし樹勢が衰え
、翌年の結果が少なくなると共に場合jこよっては枯死
することもある。そこで、最近、防水性で通気性、透湿
性のある微多孔質フィルムを果樹のマルチシートに使用
することも行われている。 また、マルチシートとして吸水率が少なくとも100%
である親水性繊維の不織布またはその不織布を加工した
シートを敷設して地中の水分を吸収・発散させて地面を
乾燥させると共に、そこに蓄積する余剰の肥料や水溶性
物質を吸い上げて地中の濃度を低下させることが、特開
昭63−216409号公報、特開昭63−21641
1号公報などに提案されている。
従来のマルチシートの使用は果実の糖度向上に効果をも
たらすが、通気性が殆どないため地中のガスや湿気が抜
けず酸素不足となり、更に地中温度の上昇のために根痛
みを生じ、樹勢の低下をもたらす。そうした弊害を防ぐ
ために、天候の状況に応じてマルチシートを剥がして地
中の湿気を抜き、温度上昇を抑えるなどの作業に手間が
かかる。 また、微多孔質フィルムも通気性が不十分であり、作業
の省力化にはさほど期特出米ない。一方、親水性繊維を
主体にした繊維で作られた不織布シートは通気性、透水
性の高いシートであり、湿りすぎの土壌の乾燥にはある
程度の効果があるが、雨水や露を通して、果樹の水分管
理が出来ないため、果実の糖度向上には効果をもたらさ
ない。 本発明は、天候が変化しても剥がす必要がなく敷き放し
にしても果樹の根痛みを防止し、果実の精度を高めるこ
とが出来るマルチシートを提供するにある。
たらすが、通気性が殆どないため地中のガスや湿気が抜
けず酸素不足となり、更に地中温度の上昇のために根痛
みを生じ、樹勢の低下をもたらす。そうした弊害を防ぐ
ために、天候の状況に応じてマルチシートを剥がして地
中の湿気を抜き、温度上昇を抑えるなどの作業に手間が
かかる。 また、微多孔質フィルムも通気性が不十分であり、作業
の省力化にはさほど期特出米ない。一方、親水性繊維を
主体にした繊維で作られた不織布シートは通気性、透水
性の高いシートであり、湿りすぎの土壌の乾燥にはある
程度の効果があるが、雨水や露を通して、果樹の水分管
理が出来ないため、果実の糖度向上には効果をもたらさ
ない。 本発明は、天候が変化しても剥がす必要がなく敷き放し
にしても果樹の根痛みを防止し、果実の精度を高めるこ
とが出来るマルチシートを提供するにある。
本発明は、遮光性物質を含有する疎水性熱可塑性重合体
のメルトブローン極細繊維不織布シートであって、該メ
ルトブローン極細繊維不織布シートの少なくとも一面が
緻密化されており、シートの耐水度が50On+m)1
20以上、通気度が2cc/cm”/sec以上である
ことを特徴とする果樹のマルチシートであり、また、疎
水性熱可塑性重合体のメルトブローン極細繊維不織布シ
ートと遮光性物質を含有する高通気性シートの積層シー
トであって、シートの耐水度が500mmH2O以上、
通気度が2cc/cff12/sec以上であることを
特徴とする果樹のマルチシートである。 本発明のメルトブローン極細繊維不織布を形成する疎水
性重合体は、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、
ポリブテン、ポリ−3−メチルブテン−11ポリ−4−
メチルペンテン−1,エチレンプロピレン共重合体、エ
チレンオクテン共重合体、エチレンブテン共重合体など
のポリオレフィン、塩素化ポリエチレン、フッ素化ポリ
エチレンなどのポリオレフィン誘導体、ポリエチレンテ
レフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリヘキ
サメチレンテレフタレートなどのポリエステル、ポリカ
ーボネートなどから選ばれた1種類または2種類以上の
熱可盟性重合体である。また、メルトブローン不織布を
巣独でマルチシートとして用いる場合には、重合体には
遮光性物質、例えば、カーボンブラック、酸化チタン、
酸化アルミニウム、その他金属酸化物、金属塩、アルミ
ニウム粉末、銅粉末、その他金属粉末などから選ばれた
粉末を重合体に対して0.7〜15重量%添加する。こ
れらの添加粉末は遮光性以外に保温性、耐候安定性など
を付与することを考慮して選択することが好ましい。メ
ルトブローン不織布を、遮光性物質を添加した高通気性
の補強シートと積層する場合にはメルトブローン不織布
にはこれら遮光性物質の添加は必ずしも必要ではなく、
紡糸性の点からはメルトブローン不織布に遮光性物質を
添加しないことが好ましい。 次に、疎水性重合体組成物は通常のメルトブローン紡糸
装置を用いて溶融し、溶融重合体の一定量をダイから吐
出させ、その溶融重合体を高圧気体流で平均繊維直径約
0.1〜5.0μmの極細繊維流として紡出・搬送し、
その繊維流を捕集体に集積してメルトブローン極細繊維
不織布とする。この不織布の重量は、単一不織布で使用
する場合は平均重量100〜1000g/+o”、他の
高通気性シートと積層して使用する場合は平均重量工5
〜200 g / m 2のメルトブローン極細繊維不
織布とする。得られた不織布は少なくとも一面をカレン
ダー掛け、プレスあるいは熱プレスなどの処理を施して
緻密化あるいは部分融着し、必要に応じて耐水度を高め
るための処理剤を付与して高耐水性不織布シートとする
。また、メルトブローン極細繊維不織布シートは他の高
通気性シート、例えば、通常の短繊維を湿式法あるいは
乾式法で作った短繊維不織布、またはスパンボンド法長
繊維不織布、織布、編布などの布帛、またはこれら布帛
にはバインダー繊維あるいはバインダー樹脂で繊維の少
なくとも一部が固定された布帛などから選ばれた少なく
とも1種類の高通気性シートを積層一体化した積層ント
とする。そして、このメルトブローン極細繊維不織布シ
ートまたは積層シートは、耐水度が500mm)1.0
以上であって、通気度が2CC/Cll12/SeC以
上、透湿度が2500 g / m”/ 24hr以上
の特性値を満足したものである。これらシートの特性値
が上記の条件を満足しない場合は、果樹のマルチシート
として使用しても雨水の浸透、地中水分の過多の解消な
ど栽培地の十分な管理ができず、果実の糖度を向上させ
ることも、出荷管理を行うこともできない。 この、不織布シートまたは積層シートから選ばれたマル
チシートは果樹の根元部分あるいは根元とその周囲の地
面に敷設するが、敷設面積、敷設方法などは果実の栽培
経過・状態で適宜選択すればよい。 次に、本発明を図面で説明する。 第1図は本発明のマルチシートを敷設した状態を示す図
で、1は果樹、2は栽培地、3はマルチシートである。 第2図ないし第4図は本発明のマルチシートの断面模式
図であり、第2図はメルトブローン極細繊維不織布シー
トの断面図で、3はマルチシート、4は不織布、5は不
織布の緻密化部分であり、第3図はメルトブローン極細
繊維不織布シートの一面に高通気性シートを積層した積
層シートの断面図で、3はマルチシート、4は不織布シ
ート、6は高通気性シートであり、第4図はメルトブロ
ーン極細繊維不織布シートの両面に高通気性シートを積
層した積層シートの断面図で、4は不織布シート、6.
6′は高通気性シートである。
のメルトブローン極細繊維不織布シートであって、該メ
ルトブローン極細繊維不織布シートの少なくとも一面が
緻密化されており、シートの耐水度が50On+m)1
20以上、通気度が2cc/cm”/sec以上である
ことを特徴とする果樹のマルチシートであり、また、疎
水性熱可塑性重合体のメルトブローン極細繊維不織布シ
ートと遮光性物質を含有する高通気性シートの積層シー
トであって、シートの耐水度が500mmH2O以上、
通気度が2cc/cff12/sec以上であることを
特徴とする果樹のマルチシートである。 本発明のメルトブローン極細繊維不織布を形成する疎水
性重合体は、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、
ポリブテン、ポリ−3−メチルブテン−11ポリ−4−
メチルペンテン−1,エチレンプロピレン共重合体、エ
チレンオクテン共重合体、エチレンブテン共重合体など
のポリオレフィン、塩素化ポリエチレン、フッ素化ポリ
エチレンなどのポリオレフィン誘導体、ポリエチレンテ
レフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリヘキ
サメチレンテレフタレートなどのポリエステル、ポリカ
ーボネートなどから選ばれた1種類または2種類以上の
熱可盟性重合体である。また、メルトブローン不織布を
巣独でマルチシートとして用いる場合には、重合体には
遮光性物質、例えば、カーボンブラック、酸化チタン、
酸化アルミニウム、その他金属酸化物、金属塩、アルミ
ニウム粉末、銅粉末、その他金属粉末などから選ばれた
粉末を重合体に対して0.7〜15重量%添加する。こ
れらの添加粉末は遮光性以外に保温性、耐候安定性など
を付与することを考慮して選択することが好ましい。メ
ルトブローン不織布を、遮光性物質を添加した高通気性
の補強シートと積層する場合にはメルトブローン不織布
にはこれら遮光性物質の添加は必ずしも必要ではなく、
紡糸性の点からはメルトブローン不織布に遮光性物質を
添加しないことが好ましい。 次に、疎水性重合体組成物は通常のメルトブローン紡糸
装置を用いて溶融し、溶融重合体の一定量をダイから吐
出させ、その溶融重合体を高圧気体流で平均繊維直径約
0.1〜5.0μmの極細繊維流として紡出・搬送し、
その繊維流を捕集体に集積してメルトブローン極細繊維
不織布とする。この不織布の重量は、単一不織布で使用
する場合は平均重量100〜1000g/+o”、他の
高通気性シートと積層して使用する場合は平均重量工5
〜200 g / m 2のメルトブローン極細繊維不
織布とする。得られた不織布は少なくとも一面をカレン
ダー掛け、プレスあるいは熱プレスなどの処理を施して
緻密化あるいは部分融着し、必要に応じて耐水度を高め
るための処理剤を付与して高耐水性不織布シートとする
。また、メルトブローン極細繊維不織布シートは他の高
通気性シート、例えば、通常の短繊維を湿式法あるいは
乾式法で作った短繊維不織布、またはスパンボンド法長
繊維不織布、織布、編布などの布帛、またはこれら布帛
にはバインダー繊維あるいはバインダー樹脂で繊維の少
なくとも一部が固定された布帛などから選ばれた少なく
とも1種類の高通気性シートを積層一体化した積層ント
とする。そして、このメルトブローン極細繊維不織布シ
ートまたは積層シートは、耐水度が500mm)1.0
以上であって、通気度が2CC/Cll12/SeC以
上、透湿度が2500 g / m”/ 24hr以上
の特性値を満足したものである。これらシートの特性値
が上記の条件を満足しない場合は、果樹のマルチシート
として使用しても雨水の浸透、地中水分の過多の解消な
ど栽培地の十分な管理ができず、果実の糖度を向上させ
ることも、出荷管理を行うこともできない。 この、不織布シートまたは積層シートから選ばれたマル
チシートは果樹の根元部分あるいは根元とその周囲の地
面に敷設するが、敷設面積、敷設方法などは果実の栽培
経過・状態で適宜選択すればよい。 次に、本発明を図面で説明する。 第1図は本発明のマルチシートを敷設した状態を示す図
で、1は果樹、2は栽培地、3はマルチシートである。 第2図ないし第4図は本発明のマルチシートの断面模式
図であり、第2図はメルトブローン極細繊維不織布シー
トの断面図で、3はマルチシート、4は不織布、5は不
織布の緻密化部分であり、第3図はメルトブローン極細
繊維不織布シートの一面に高通気性シートを積層した積
層シートの断面図で、3はマルチシート、4は不織布シ
ート、6は高通気性シートであり、第4図はメルトブロ
ーン極細繊維不織布シートの両面に高通気性シートを積
層した積層シートの断面図で、4は不織布シート、6.
6′は高通気性シートである。
本発明は、メルトブローン極細繊維不織布シートまたは
メルトブローン極細繊維不織布シートと高通気性シート
の積層シートであって、耐水度が500amH,0以上
、通気度が2cc/ cm”/ sec以上、透湿度が
2500 g / wr”/ 24hr以上の特性値を
満足したものを果樹のマルチシートとして使用すること
で、地中の酸素を欠乏させることなく、雨水などによる
地中水分の変動を規制し、地中の湿気を発散させ、温度
上昇を抑制して十分な果機栽培地の管理を行うことがで
き、果実の糖度を向上させることができる。更に、遮光
性を有するため、雑草の成長を抑制することができる。
メルトブローン極細繊維不織布シートと高通気性シート
の積層シートであって、耐水度が500amH,0以上
、通気度が2cc/ cm”/ sec以上、透湿度が
2500 g / wr”/ 24hr以上の特性値を
満足したものを果樹のマルチシートとして使用すること
で、地中の酸素を欠乏させることなく、雨水などによる
地中水分の変動を規制し、地中の湿気を発散させ、温度
上昇を抑制して十分な果機栽培地の管理を行うことがで
き、果実の糖度を向上させることができる。更に、遮光
性を有するため、雑草の成長を抑制することができる。
次に、本発明の実施態様を具体的な実施例で説明する。
なお、実施例中の部および%はことわりのない限り、重
量に関するものである。 耐水度はJIS L−1092r繊維製品の防水性試験
方法」、通気度はJIS L−10966,27,l
A法「−紋織物試験方法」の通気性の項、透湿度はJI
S Z−02(18「防湿包装材料の透湿度試験方法」
に基づいて測定した値である。 実施例 l メルトインデックス(以下闘!とする)12g/10分
のポリプロピレンにカーボンブラック2部、耐候安定剤
0.8部を添加した重合体組成物を溶融押出機に仕込み
、ノズル直径0.3mmの孔を1mm間隔で一列に配列
し、その両側にスリット状気体噴出口を設けたダイを用
い、溶融紡糸温度280℃、噴射気体温度300°C5
気体圧力0 、5 K g / c ts ” 、 紡
糸孔当たりの吐出量0.2g/分で紡糸して、平均繊維
直径3.8μmの極細繊維流を形成させ、紡糸孔下約2
5cmの位置に設けた捕集装置の網状面上に捕集し、平
均重量21 g / m”の極細繊維不織布を得た。こ
の不織布は表面温度105℃のカレンダーロールでプレ
スし、緻密化不織布シート(不織布シートCI)とする
)を得た。 一方、カーボンブラック2部、耐候安定剤0.8部を添
加したM+−1のポリプロピレンを紡糸IL 度280
℃で溶融紡糸し、エジェクターノズルを用いて引き取り
、捕集ネット上に目標重量50g/+w”の繊維ウェブ
(繊維ウェブ−1)と、目標重量70g/w1”の繊維
ウェブ(繊維ウェブ−2)となるように堆積サセて2枚
のスパンボンド長繊維不織布を得た。 このスパンポンド長繊維不織布は上記不織布シート(1
)の両面に積層してカレンダーロールで熱プレスし、緻
密化と不織布シートとの一体化処理をして平均重量14
3g/m”の積層シートCI)を得た。 この積層シートは耐水度738書醜H,O1通気度5
、2cc/ c rn ” / s e c、透湿度7
250g/m”/24hrの特性値を有していた。 得られた積層シート〔■〕を、丘陵地の南斜面にあるみ
かん栽培地の上部、中部、下部の各10本の果樹にマル
チシートとして敷設した。その結果、無敷設栽培地のみ
かんの色着きと、色着き時期には殆ど変わりが無いが、
実の太りがよく、収穫時の糖度が前者が平均11度であ
ったのに対して、シート敷設栽培地のものは平均13.
5度であって、甘いみかんが得られた。特に、丘陵地の
下部では糖度差が大きく、無敷設栽培地が平均10度で
あるのに対して、敷設栽培地が平均13度と、地中水分
の多くなる部分で敷設効果が大きい。更に、果樹の機痛
みによる樹勢の低下も見られなかった。 また、積層シー)(1)はIシーズンの使用後でも十分
再使用できる強度性能を保持した状態にあった。 比較のために、金属粉を配合して製膜した遮光性シルバ
ービニルシートを10本の果樹に敷設したところ、地温
の上昇、地中の酸素不足などのI;め根痛みが著しく、
落果や寅の成熟不良のものが発生し、糖度の上昇効果は
殆ど認められなかった。 実施例2 実施例1の積層シート〔I〕を白桃畑の敷き藁の上にマ
ルチシートとして敷設して白桃栽培をした。 その結果、盛夏時の地温上昇の抑制、水分の管理が容易
になり、実の太りが良く、通常栽培の白桃の平均糖度1
3度に対して、シート敷設栽培の白桃の平均糖度15度
と高いものであった。
量に関するものである。 耐水度はJIS L−1092r繊維製品の防水性試験
方法」、通気度はJIS L−10966,27,l
A法「−紋織物試験方法」の通気性の項、透湿度はJI
S Z−02(18「防湿包装材料の透湿度試験方法」
に基づいて測定した値である。 実施例 l メルトインデックス(以下闘!とする)12g/10分
のポリプロピレンにカーボンブラック2部、耐候安定剤
0.8部を添加した重合体組成物を溶融押出機に仕込み
、ノズル直径0.3mmの孔を1mm間隔で一列に配列
し、その両側にスリット状気体噴出口を設けたダイを用
い、溶融紡糸温度280℃、噴射気体温度300°C5
気体圧力0 、5 K g / c ts ” 、 紡
糸孔当たりの吐出量0.2g/分で紡糸して、平均繊維
直径3.8μmの極細繊維流を形成させ、紡糸孔下約2
5cmの位置に設けた捕集装置の網状面上に捕集し、平
均重量21 g / m”の極細繊維不織布を得た。こ
の不織布は表面温度105℃のカレンダーロールでプレ
スし、緻密化不織布シート(不織布シートCI)とする
)を得た。 一方、カーボンブラック2部、耐候安定剤0.8部を添
加したM+−1のポリプロピレンを紡糸IL 度280
℃で溶融紡糸し、エジェクターノズルを用いて引き取り
、捕集ネット上に目標重量50g/+w”の繊維ウェブ
(繊維ウェブ−1)と、目標重量70g/w1”の繊維
ウェブ(繊維ウェブ−2)となるように堆積サセて2枚
のスパンボンド長繊維不織布を得た。 このスパンポンド長繊維不織布は上記不織布シート(1
)の両面に積層してカレンダーロールで熱プレスし、緻
密化と不織布シートとの一体化処理をして平均重量14
3g/m”の積層シートCI)を得た。 この積層シートは耐水度738書醜H,O1通気度5
、2cc/ c rn ” / s e c、透湿度7
250g/m”/24hrの特性値を有していた。 得られた積層シート〔■〕を、丘陵地の南斜面にあるみ
かん栽培地の上部、中部、下部の各10本の果樹にマル
チシートとして敷設した。その結果、無敷設栽培地のみ
かんの色着きと、色着き時期には殆ど変わりが無いが、
実の太りがよく、収穫時の糖度が前者が平均11度であ
ったのに対して、シート敷設栽培地のものは平均13.
5度であって、甘いみかんが得られた。特に、丘陵地の
下部では糖度差が大きく、無敷設栽培地が平均10度で
あるのに対して、敷設栽培地が平均13度と、地中水分
の多くなる部分で敷設効果が大きい。更に、果樹の機痛
みによる樹勢の低下も見られなかった。 また、積層シー)(1)はIシーズンの使用後でも十分
再使用できる強度性能を保持した状態にあった。 比較のために、金属粉を配合して製膜した遮光性シルバ
ービニルシートを10本の果樹に敷設したところ、地温
の上昇、地中の酸素不足などのI;め根痛みが著しく、
落果や寅の成熟不良のものが発生し、糖度の上昇効果は
殆ど認められなかった。 実施例2 実施例1の積層シート〔I〕を白桃畑の敷き藁の上にマ
ルチシートとして敷設して白桃栽培をした。 その結果、盛夏時の地温上昇の抑制、水分の管理が容易
になり、実の太りが良く、通常栽培の白桃の平均糖度1
3度に対して、シート敷設栽培の白桃の平均糖度15度
と高いものであった。
本発明の果樹のマルチシートを果樹の根元部分あるいは
その周囲に敷設使用することで、外気の急激な変動や雨
水などによる地中水分の変動を規制して十分な果樹の栽
培管理ができ、根痛みを防止し、果莢の精度を向上させ
て出荷管理を容易Iこ行うことができる。また、長期間
敷き放しにしても果樹を傷めることがないため、天候の
変化に応じて敷いたり剥がしたりする必要がなく省力化
できる。更に、遮光性によりマルチシート下部の雑草の
成長を抑制するため腺草作業が少なくてすみ省力化でき
る。
その周囲に敷設使用することで、外気の急激な変動や雨
水などによる地中水分の変動を規制して十分な果樹の栽
培管理ができ、根痛みを防止し、果莢の精度を向上させ
て出荷管理を容易Iこ行うことができる。また、長期間
敷き放しにしても果樹を傷めることがないため、天候の
変化に応じて敷いたり剥がしたりする必要がなく省力化
できる。更に、遮光性によりマルチシート下部の雑草の
成長を抑制するため腺草作業が少なくてすみ省力化でき
る。
第1図は本発明のマルチシートを敷設した状態を示す図
、第2図ないし第4図は本発明のマルチシートの断面模
式図であり、第2図はメルトブローン極細繊維不織布シ
ートの断面図、第3図はメルトブローン極細繊維不織布
シートの一面に高通気性シートを積層した積層シートの
断面図、第4図はメルトブローン極細繊維不織布シート
の両面に高通気性シートを積層した積層シートの断面図
である。 l・・・果樹、 2・・・地面、 3・・・マルチ
シート、4・・・メルトブローン極細繊維不織布シート
、5・・・不織布の緻密化部分、 6.6′・・・高通気性シート。
、第2図ないし第4図は本発明のマルチシートの断面模
式図であり、第2図はメルトブローン極細繊維不織布シ
ートの断面図、第3図はメルトブローン極細繊維不織布
シートの一面に高通気性シートを積層した積層シートの
断面図、第4図はメルトブローン極細繊維不織布シート
の両面に高通気性シートを積層した積層シートの断面図
である。 l・・・果樹、 2・・・地面、 3・・・マルチ
シート、4・・・メルトブローン極細繊維不織布シート
、5・・・不織布の緻密化部分、 6.6′・・・高通気性シート。
Claims (2)
- (1)遮光性物質を含有する疎水性熱可塑性重合体のメ
ルトブローン極細繊維不織布シートであって、該メルト
ブローン極細繊維不織布シートの少なくとも一面が緻密
化されており、シートの耐水度が500mmH_2O以
上、通気度が2cc/cm^2/sec以上であること
を特徴とする果樹のマルチシート。 - (2)疎水性熱可塑性重合体のメルトブローン極細繊維
不織布シートと遮光性物質を含有する高通気性シートの
積層シートであって、シートの耐水度が500mmH_
2O以上、通気度が2cc/cm^2/sec以上であ
ることを特徴とする果樹のマルチシート。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24167590A JP2957666B2 (ja) | 1990-09-11 | 1990-09-11 | 果樹のマルチシート |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24167590A JP2957666B2 (ja) | 1990-09-11 | 1990-09-11 | 果樹のマルチシート |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04121122A true JPH04121122A (ja) | 1992-04-22 |
| JP2957666B2 JP2957666B2 (ja) | 1999-10-06 |
Family
ID=17077850
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24167590A Expired - Fee Related JP2957666B2 (ja) | 1990-09-11 | 1990-09-11 | 果樹のマルチシート |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2957666B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH1189699A (ja) * | 1997-09-16 | 1999-04-06 | Kuraray Co Ltd | 紫外線遮蔽衣類カバー |
| JP2002354941A (ja) * | 2001-06-01 | 2002-12-10 | Toray Ind Inc | 糖度アップ用シート |
| JP2023125192A (ja) * | 2022-02-28 | 2023-09-07 | 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構 | 果樹の栽培方法及び果樹の栽培装置 |
-
1990
- 1990-09-11 JP JP24167590A patent/JP2957666B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH1189699A (ja) * | 1997-09-16 | 1999-04-06 | Kuraray Co Ltd | 紫外線遮蔽衣類カバー |
| JP2002354941A (ja) * | 2001-06-01 | 2002-12-10 | Toray Ind Inc | 糖度アップ用シート |
| JP2023125192A (ja) * | 2022-02-28 | 2023-09-07 | 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構 | 果樹の栽培方法及び果樹の栽培装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2957666B2 (ja) | 1999-10-06 |
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