JPH0412218Y2 - - Google Patents

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JPH0412218Y2
JPH0412218Y2 JP18176487U JP18176487U JPH0412218Y2 JP H0412218 Y2 JPH0412218 Y2 JP H0412218Y2 JP 18176487 U JP18176487 U JP 18176487U JP 18176487 U JP18176487 U JP 18176487U JP H0412218 Y2 JPH0412218 Y2 JP H0412218Y2
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plate
viscous
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  • Vibration Prevention Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は鉄骨高層建物の地震時の揺れを少なく
する大容量制震ダンパー装置に関するものであ
る。
〔従来の技術〕
従来、粘性体の粘性抵抗を利用して地震時建物
の震動を緩和させる制震ダンパーが開発されてい
る。
しかしながら前記従来の制震ダンパーの両面プ
レートの相対変位の回転半径は最大のものでも15
cm程度であつて、その制震効果は小さく、試算に
よれば30階を超す大形ビルでは一構面一層分とし
て50個も設置しないと効果がないことが判明して
いる。
そのため本考案の出願人は先に、制震ダンパー
の大容量化をはかり、高層大形建物にも少数の設
置で制震効果をあげることのできる制震ダンパー
を提供することを目的とし、中心に挿通したピン
を支点として相対回転変位可能な2枚のデイスク
間に粘性材を介在した粘性ダンパーを建物の上階
と下階の両梁間に梁方向垂直に配置し、該粘性ダ
ンパーの一側のデイスクの垂直直径線上、中心よ
り上方至近の一点を上階の梁に固着した高剛性支
持部材に枢着し、粘性ダンパーの他側のデイスク
の垂直直径線上、中心より下方至近の一点を下階
の梁に固着した高剛性支持部材に枢着すると共
に、該粘性ダンパーの垂直直径線上の上下各端縁
を前記上階および下階の梁に夫々固着したふれ止
め部材に夫々受承せしめた大容量制震ダンパー装
置を提案した。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら前記提案による大容量制震ダンパ
ー装置は従来のものより大幅の大容量化に成功し
たものであるが、形状が円形であるため建物に対
する納まりが悪く、壁面の有効利用上不都合であ
るという問題があつた。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は上記問題点に鑑みてなされたもので、
建物に対する納まりが良く壁面の有効利用が図ら
れると共に、更に小面積の粘性ダンパーで大きな
制震効果をあげうる大容量制震ダンパー装置を提
供することを目的とし、上記目的を達成するため
本考案の大容量制震ダンパー装置は、方形の2枚
のプレート間に粘性材を介在した粘性ダンパーを
建物の上階と下階の両梁間に垂直に配し、上記粘
性ダンパーの一面のプレートの下辺に至近の一点
を下階の梁に剛接した高剛性支持部材に枢動自在
に枢着すると共に、上記枢着点に至近の上方の一
点を上階の梁に剛接した高剛性支持部材に枢動自
在に枢着し、他面のプレートの上辺に至近の一点
を上階の梁に剛接した高剛性支持部材に枢動自在
に枢着すると共に、上記枢着点に至近の下方の一
点を下階の梁に剛接した高剛性支持部材に枢動自
在に枢着して成ることを特徴としている。
〔作用〕
地震が発生し、建物の上階と下階の梁に水平相
対変位が生じると、この水平相対変位は、上階お
よび下階の梁に夫々剛接した各高剛性支持部材の
各枢着点を着力点として粘性ダンパーの両面の各
プレートに伝えられ、この水平相対変位は両面の
各プレートに互いに逆方向の回転相対変位を与え
る。しかして各プレート上の各高剛性支持部材の
枢着点間の距離は至近であるから、上記枢着点か
ら遠い側のプレートの上端部または下端部では前
記回転相対変位は大倍率で拡大され、従つて互い
に逆方向に回転される両面のプレートの回転相対
変位は極めて大きくなる。この大きな回転相対変
位は両プレート間に介在される粘性材の粘性によ
つて抵抗され、極めて大きな制震力が作用して建
物の震動を緩和する。
〔実施例〕
以下本考案を図示の一実施例に基いて詳細に説
明する。
第1図は本考案装置の側面図、第2図は第1図
の−線断面図である。
図において1は粘性ダンパーで、2枚の方形鋼
板のプレート1a,1a′間にアスフアルトコンパ
ウンド等の粘性材2が介在されて成り、建物の下
階の梁3と上階の梁4との間に納まる最大高さ寸
法で両梁3,4に沿い垂直に配されている。そし
て上記粘性ダンパー1の一面のプレート1aは下
辺に至近の垂直中心線上の一点が下階の梁3に剛
接した板状の高剛性支持部材5にボルト6で枢動
自在に枢着されると共に、上記枢着点に至近の同
垂直中心線上、上方の一点が上階の梁4に剛接し
たアングル材等で成るV字状の高剛性支持部材7
にボルト8で枢動自在に枢着されている。なお、
アングル材等で成る高剛性支持部材はV字状に限
定される物ではなく、A字状、U字状、溝形状等
でも良い。また地面のプレート1a′は上辺に至近
の垂直中心線上の一点が上階の梁4に剛接した板
状の高剛性支持部材5′にボルト6′で枢動自在に
枢着されると共に、上記枢着点に至近の同垂直中
心線上、下方の一点が下階の梁3に剛接したアン
グル材等で成るV字状の高剛性支持部材7′にボ
ルト8′で枢動自在に枢着されている。
なお図中の9,10は下階および上階の梁3,
4の補強リブである。
叙上の本考案装置において、地震が発生し、建
物の下階と上階の梁3,4に水平相対変位δhが
生じると、この水平相対変位δhは、下階および
上階の梁3,4に夫々剛接した各高剛性支持部材
5,7および5′,7′の各枢着点、即ちボルト
6,8及び6′,8′を着力点として粘性ダンパー
1の両面の各プレート1a,1a′に伝えられ、こ
の水平相対変位δhの両面の各プレート1a,1
a′に、前記枢着点6,8および6′,8′の各中点
0,0′を回転中心とする互いに逆方向の回転相対
変位δrを与える。しかして各プレート1a,1
a′上の各高剛性支持部材5,7および5′,7′の
枢着点、即ち各ボルト6,8および6′,8′間の
距離dは小さく、一方前記回転中心0,0′から各
プレート1a,1a′の枢着点6,8または6′,
8′から遠い側のプレート1aまたは1a′の上端
部または下端部までの距離Dは大きい。従つて各
プレート1a,1a′の各上下端部における回転相
対変位δr=δh×D/d/2となつて、上下階の梁3, 4の水平相対変位δhは各プレート1aまたは1
a′の上端部または下端部で極めて大きな回転相対
変位δrに拡大され、この大きな回転相対変位δrは
両プレート1a,1a′間に介在される粘性材2の
粘性によつて抵抗され、極めて大きな制震力が作
用して建物の震動を緩和する。
ここで本考案による大容量制震ダンパー装置を
従来使われている一般の制震ダンパー装置および
本考案の出願人が先に提案した大容量制震ダンパ
ー装置と各減衰力を以下に比較してみる。
従来の制震ダンパーの両面プレートの相対変位
の回転半径は最大のものでも15cm程度であり、ま
た先の提案の大容量制震ダンパーは円板状である
ため相対変位の回転半径は最大にとつても階高の
ほぼ1/2となるから、これを105cmとし、本考案の
大容量制震ダンパーは方形のプレートの上下端部
近くに回転中心をとれるから殆んど階高に近い回
転半径をとることができるので、回転半径、即ち
高さを210cm、幅を120cmの長方形とし、なお実験
結果より減衰力は相対変位量の1/2乗に比例する
ことが判つていることから、従来の制震ダンパー
装置に対して本考案の大容量制震ダンパー装置
は、 ダンパーの両面の相対変位量:210cm/15cm=
14(倍) ダンパーの面積:210cm×120cm/(15cm)2π≒
36(倍) 減衰力:14×36≒135(倍) また、先の提案の大容量制震ダンパー装置に対
して本考案の大容量制震ダンパー装置は、 ダンパーの両面の相対変位量:210cm/105cm≒
2(倍) ダンパーの面積:210cm×120cm/(105cm)2π
≒0.73(倍) 減衰力:2×0.73≒1.0(倍) 以上より本考案および先の提案の大容量制震ダ
ンパー装置は共に、従来の制震ダンパー装置の
100倍以上の制震効果があり、また本考案の大容
量制震ダンパー装置は、先の提案の大容量制震ダ
ンパー装置より小さいダンパー面積で同等の制震
効果を発揮することがわかる。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案の大容量制震ダンパ
ー装置は、方形の2枚のプレート間に粘性材を介
在した粘性ダンパーを建物の上階と下階の両梁間
に垂直に配し、上記粘性ダンパーの一面のプレー
トの下辺に至近の一点を下階の梁に剛接した高剛
性支持部材に枢動自在に枢着すると共に、上記枢
着点に至近の上方の一点を上階の梁に剛接した高
剛性支持部材に枢動自在に枢着し、他面のプレー
トの上辺に至近の一点を上階の梁に剛接した高剛
性支持部材に枢動自在に枢着すると共に、上記枢
着点に至近の下方の一点を下階の梁に剛接した高
剛性支持部材に枢動自在に枢着して成るもので、
粘性ダンパーが方形であるから円形のものに比べ
建物に対する納まりが良く、また壁面の有効利用
が図られる。そして円形の粘性ダンパーに対しダ
ンパーの両面の相対変位量が約2倍となるから、
円形の粘性ダンパーと同面積でもより大きい制震
力が発揮される。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示し、第1図は本考
案装置の側面図、第2図は第1図の−線断面
図である。 1……粘性ダンパー、1a,1a′……プレー
ト、2……粘性材、3……下階の梁、4……上階
の梁、5,5′,7,7′……高剛性支持部材、
6,6′,8,8′……枢着点のボルト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 方形の2枚のプレート間に粘性材を介在した粘
    性ダンパーを建物の上階と下階の両梁間に垂直に
    配し、上記粘性ダンパーの一面のプレートの下辺
    に至近の一点を下階の梁に剛接した高剛性支持部
    材に枢動自在に枢着すると共に、上記枢着点に至
    近の上方の一点を上階の梁に剛接した高剛性支持
    部材に枢動自在に枢着し、他面のプレートの上辺
    に至近の一点を上階の梁に剛接した高剛性支持部
    材に枢動自在に枢着すると共に、上記枢着点に至
    近の下方の一点を下階の梁に剛接した高剛性支持
    部材に枢動自在に枢着して成ることを特徴とする
    大容量制震ダンパー装置。
JP18176487U 1987-11-28 1987-11-28 Expired JPH0412218Y2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18176487U JPH0412218Y2 (ja) 1987-11-28 1987-11-28

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JP18176487U JPH0412218Y2 (ja) 1987-11-28 1987-11-28

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Publication Number Publication Date
JPH0186648U JPH0186648U (ja) 1989-06-08
JPH0412218Y2 true JPH0412218Y2 (ja) 1992-03-25

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ID=31473238

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JP18176487U Expired JPH0412218Y2 (ja) 1987-11-28 1987-11-28

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JPH0186648U (ja) 1989-06-08

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