JPH04122447U - エアー回転工具のブレーキ装置 - Google Patents

エアー回転工具のブレーキ装置

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JPH04122447U
JPH04122447U JP3648391U JP3648391U JPH04122447U JP H04122447 U JPH04122447 U JP H04122447U JP 3648391 U JP3648391 U JP 3648391U JP 3648391 U JP3648391 U JP 3648391U JP H04122447 U JPH04122447 U JP H04122447U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 エアー回転工具の安全性を高め、かつ、作業
効率を向上させる。 【構成】 バルブの開放状態において、バルブ外筒60
をハウジング後部14内で回転させると、バルブ内筒7
0が前進して流体流路72を閉鎖し、駆動用圧縮空気の
供給を停止する。これと同時に、バルブ外筒60の前端
部66がリテーナ82の後面に当接しながら前進するか
ら、圧縮コイルスプリング89に付勢されたブレーキロ
ッド85も前進し、ブレーキロッド85の前端面87が
ブレーキディスク92に当接してブレーキが働き、エア
ーモータ50の回転は直ちに停止する。ブレーキディス
ク92にかかる押圧力は圧縮コイルスプリング89の圧
縮力である。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はエアー回転工具のエアーモータに設けられるブレーキ装置に関するも のである。
【0002】
【従来の技術】
各種素材の研摩・研削作業にはグラインダーや研削機等のエアー回転工具が使 用されているが、これらのエアー回転工具は実開昭48−73387号公報によ って開示されているように、圧縮空気によって駆動されるエアータービンのよう な軽量のモータの回転軸両端をベアリングによって軸支する構造を採用し、当該 圧縮空気の供給・停止は適宜のバルブ手段により行うものである。
【0003】 斯かる軽量タイプのエアーモータはベーンタイプのエアーモータと異なり、バ ルブ手段によりエアーの供給を断ってもモータの回転は直ちには止まらず、回転 体の持つ慣性により、回転工具の種類および特性によっては、長時間回転し続け る。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、バルブ手段を閉鎖した後もエアー回転工具の回転が暫く続くの では安全性の点で問題がある。また、次の作業や、工程にスムーズに移ることが できないので作業効率が良くない。 本考案の目的は、エアー回転工具の前記問題点を解決したエアー回転工具に適 したブレーキ装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案のエアー回転工具のブレーキ装置は、弁体 の開閉運動によりエアーモータに圧縮空気の供給・停止を行うエアー回転工具に おいて、前記エアーモータに対向させて、前記弁体の開閉運動と連動するブレー キロッドを設けたことにより課題を解決したものである。
【0006】
【作用】
弁体を閉鎖してエアーモータへの圧縮空気の供給を停止すると、当該弁体の開 閉運動と連動するブレーキロッドがエアーモータに接近し、ブレーキロッドの先 端面がエアーモータの外周面に当接してブレーキが作動し、エアーモータの回転 は直ちに停止する。 他方、エアーモータに圧縮空気を供給すべく前記弁体を開放すると、この運動 にブレーキロッドが連動して、ブレーキロッドがエアーモータから離反する。
【0007】
【実施例】
以下、図面に基づいて本考案の好適な実施例を説明する。 図面は本考案に係るエアー回転工具のブレーキ装置の一実施例を示したもので 、図1はバルブを閉鎖した状態を示す縦断側面図であり、図2はバルブを開放し た状態を示す縦断側面図である。なお、以下の説明において、回転工具の研削部 材を接続する側を、前部、前面、前端部等と称し、圧縮空気を供給する側を、後 部、後面、後端部等という。
【0008】 符号12はエアー回転工具10の円筒状ハウジングで、小径に形成した前部ハ ウジング13の内部には、ベアリング16、17により回転軸20が軸支され、 この回転軸20の先端部21をチャック状に形成して、このチャック部21にエ アーグラインダー等、回転工具の研削部材(図示せず。)を差し込み、ナット2 2で締め付けることにより、回転軸20に研削部材を固着することができるよう になっている。24は、回転軸20の先端部を被うフロントカバーであり、26 と27はナット22を締め付ける際に、回転軸20が回転しないようにするため のピンを回転軸20に差し込むために、前部ハウジング13と回転軸20に半径 方向に設けた貫通孔である。
【0009】 ハウジング12の後部14は大径に形成し、後端部の内周面には雌ねじ15を 形成する。このハウジング後部14の内周面に、後部を前部より小径に絞ったケ ーシング30の大径前部31を嵌合し、更に、前部内外周面に雌ねじ41と雄ね じ42を有するキャップ40の雄ねじ42を、ハウジング後部14の雌ねじ15 にOリング44を介して螺合し、ケーシング30の、軸線に垂直な絞り部32の 後面にキャップ40の前端部43を当接させることにより、ハウジング後部14 内にケーシング30を固定する。
【0010】 前記のようにして、ハウジング後部14とケーシング30の大径前部31によ って空室49を形成し、同空室49の内部にエアーモータ50を配設する。エア ーモータ50は、本件出願の先願である実願平2−103290号に詳述したよ うに、回転軸20の後部に嵌合した噴射ノズル52を有する回転体53内に、複 数個のボール収容室54を形成し、各ボール収容室54に所要の質量を有する変 形可能なボール55を求遠心方向に移動自在に収容し、遠心力の大小により求遠 心方向に移動するボール55の変形を利用して回転体53内を流れる圧縮空気の 流量を制御して、エアーモータ50の回転速度を制御するものである。
【0011】 エアー回転工具のバルブ手段は、主として、後部の外径より大径の袴部61を 前部に有した円筒形のバルブ外筒60と、その後部内周面に一体として嵌着し、 バルブ外筒60の後部開放端62から圧縮空気の給気口71を突出したバルブ内 筒70とにより構成される。 バルブ外筒60の袴部61の外周面には雄ねじ63を形成し、同雄ねじ63を キャップ40の雌ねじ41に螺合させ、かつ、バルブ外筒60をキャップ40の 軸心方向に穿った大径の貫通孔45にOリング46を介して貫通し、同時に、バ ルブ外筒60内には、同外筒60の内周面前部から、前記ケーシング30の小径 後部33を摺動自在に嵌挿する。なお、符号34は、バルブ外筒60の内周面と ケーシング30の小径後部33の外周面とを密封するOリングである。
【0012】 バルブ外筒60の雄ねじ63をキャップ40の雌ねじ41に対して回転させれ ば、バルブ外筒60を軸方向に移動することができ、図1に示すバルブ外筒60 の最前進時において、ケーシング30の小径後部33の後端部テーパ面35に形 成した円周溝に嵌合したOリング36が、バルブ内筒70の前端部を逆テーパ面 として形成したバルブシート75に密着して、バルブ内筒70内の流体流路72 を閉鎖する。また、バルブ外筒60の後退位置は、袴部61がキャップ40の段 部47に当接することにより規制される。
【0013】 ケーシング30の小径後部33には半径方向に流通孔37を設け、小径後部3 3内の流体流路38とバルブ外筒60の内周面に形成した円周溝64とを連通さ せている。 バルブ内筒70の給気口71には、給気用のエアーホース73をホースバンド 74で固定して接続し、バルブ外筒60の後部開放端62には、前記エアーホー ス73を囲繞して排気ホース75を接続する。空室49で膨張した空気は、ケー シング30の絞り部32に穿設した排気孔39から、バルブ外筒60にその軸心 線と平行に設けた排気孔65を通って、排気ホース75に流通するように構成さ れている。
【0014】 次に、ブレーキ装置について説明する。 ケーシング30の絞り部32には、軸心線と平行して、その周囲に等間隔で複 数個の透孔81を穿設し、また、ケーシング30の小径後部33の外周には、円 板状のリテーナ82を緩挿して、該リテーナ82の後退位置をバルブ外筒60の 前端部66により規制する。リテーナ82には、前記透孔81より小さい透孔8 3を同心円上に、透孔81の位置に対応して同数穿設する。
【0015】 符号85は、前部を絞り部32に設けた透孔81より若干小径とし、後部を透 孔83より若干小径に形成したブレーキロッドであり、その前端部86は透孔8 1より大径にし、前端面87は平坦とする。ブレーキロッド85の前部をケーシ ング30の絞り部32の透孔81に、また、後部をリテーナ82の透孔83に夫 々緩挿し、ブレーキロッド85の段部88とリテーナ82の前面との間には圧縮 コイルスプリング89を介装して相互に弾発する。符号90は、ブレーキロッド 85の抜け止め用ストップリングであり、符号91はドーナツ形の皿ばねである 。 符号92は、回転体53の外径より小径のブレーキディスクであり、中心部を 回転軸20により貫通し、回転体53の後端面にナット93を螺着して固定する 。
【0016】 次に、この実施例の作用を説明する。 第1図に示すバルブの閉鎖状態において、バルブ外筒60をハウジング後部1 4内で回転して、バルブ外筒60を後退させると、バルブ外筒60と一体となっ たバルブ内筒70も後退し、バルブシート75がOリング36から離れて、バル ブ内筒70の流体流路72が開放される。 このとき、バルブ外筒60の前端部66が後退し、リテーナ82を後方から押 圧しなくなるので、リテーナ82は圧縮コイルスプリング89と皿ばね91によ って弾発され、ストップリング90に当接するまで後退する。
【0017】 バルブ内筒70の流体流路72からは、駆動用圧縮空気が、バルブ内筒70の 円周溝64、流通孔37、流体流路38を通ってエアーモータ50に供給され、 この圧縮空気は、噴射ノズル52から空室49に放出され、その反力により回転 体53および回転軸20を回転させ、この回転力は回転軸20を介して接続され た回転工具の研削部材に伝達される。 空室49に放出された空気は、排気孔39から排出され、その排気圧によって リテーナ82の前面を押圧する。すると、リテーナ82はブレーキロッド85と 共に後退し、ブレーキロッド85の前端面87がブレーキディスク92から離れ 、最後にブレーキロッド85の前端部86が絞り部32の前面に当接して停止す る。
【0018】 一方、回転工具の駆動を停止させるには、図2に示すバルブの開放状態から、 バルブ外筒60を前記操作と逆方向に回転させてゆくと、バルブ内筒70が前進 し、バルブシート75がOリング36に密着して、バルブ内筒70の流体流路7 2を閉鎖し、駆動用圧縮空気の供給が停止される。
【0019】 これと同時に、バルブ外筒60の前端部66がリテーナ82の後面に当接しな がら前進するから、圧縮コイルスプリング89に付勢されたブレーキロッド85 も前進する。前進したブレーキロッド85の前端面87がブレーキディスク92 に当接してブレーキが働き、エアーモータ50の回転は直ちに停止する。ブレー キディスク92にかかる押圧力は圧縮コイルスプリング89の圧縮力であり、圧 縮空気の供給停止時に手動操作でバルブ外筒60を回転させる速度や力には影響 されない。
【0020】
【考案の効果】
本考案に係るエアー回転工具のブレーキ装置は、弁体の閉鎖運動と連動してブ レーキ装置が働くので、エアーモータの回転は直ちに停止する。従って、回転工 具としての安全性が高く、作業効率が良い。また、ブレーキ装置のブレーキロッ ドが弁体の開閉運動と連動しているので、ブレーキ動作と弁体の開閉運動とを別 個に行う必要がなく、この点においても作業効率が良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】バルブを閉鎖した状態を示す、エアー回転工具
のブレーキ装置の縦断側面図である。
【図2】バルブを開放した状態を示す、エアー回転工具
のブレーキ装置の縦断側面図である。
【符号の説明】
20 回転軸 50 エアーモータ 60 バルブ外筒 70 バルブ内筒 75 バルブシート 82 リテーナ 85 ブレーキロッド 89 圧縮コイルスプリング 92 ブレーキディスク

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 弁体の開閉運動によりエアーモータに圧
    縮空気の供給・停止を行うエアー回転工具において、前
    記エアーモータに対向させて、前記弁体の開閉運動と連
    動するブレーキロッドを設けたことを特徴とするエアー
    回転工具のブレーキ装置。
JP1991036483U 1991-04-23 1991-04-23 エアー回転工具のブレーキ装置 Expired - Fee Related JP2537762Y2 (ja)

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KR92006498U KR950001368Y1 (ko) 1991-04-23 1992-04-20 에어 회전공구의 브레이크 장치
US07/871,049 US5261233A (en) 1991-04-23 1992-04-20 Brake device of pneumatic rotational tool
GB9208833A GB2256232B (en) 1991-04-23 1992-04-23 Brake device of pneumatic rotational tool
DE4213610A DE4213610C2 (de) 1991-04-23 1992-04-23 Bremseinrichtung für ein pneumatisch angetriebenes rotierendes Werkzeug
ITMI920964A IT1254907B (it) 1991-04-23 1992-04-23 Dispositivo frenante per utensile pneumatico a rotazione

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20170111291A (ko) * 2016-03-25 2017-10-12 삼성중공업 주식회사 에어 호이스트

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