JPH04122625U - 多段式気−液接触塔 - Google Patents

多段式気−液接触塔

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JPH04122625U
JPH04122625U JP5600691U JP5600691U JPH04122625U JP H04122625 U JPH04122625 U JP H04122625U JP 5600691 U JP5600691 U JP 5600691U JP 5600691 U JP5600691 U JP 5600691U JP H04122625 U JPH04122625 U JP H04122625U
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JP
Japan
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tower
gas
liquid contact
liquid
openings
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Application number
JP5600691U
Other languages
English (en)
Inventor
政己 庄子
喜志夫 庄子
Original Assignee
株式会社セイスイ
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ガス体と液体とを交流式に高効率で接触させ
ることにより気−液吸収反応を促進させると共に通気抵
抗損失を小さくさせ、多量のガスを比較的小型の設備で
経済的に処理できる気−液接触塔を提供する。 【構成】 上部に液体散布ノズルを備え、下部にガス送
入口を有する円筒状又は角筒状の竪型気−液接触塔であ
って、該塔内に一部切欠されて開口部を形成した棚段を
開口部が交互に逆方向に位置し、かつ上方へ傾斜させて
複数段装着し、各開口部に相対する塔内壁に水切フェン
スを設け、更に必要に応じて該塔頂部に水切サイクロン
を付設してなることを特徴とする多段式気−液接触塔で
ある。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、気体と液体を高効率で接触させることにより吸収反応を促進させ、 かつ通気及び通液抵抗損失の小さな多段式気−液接触塔に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
通常、吸収装置としては充填塔,棚段塔,スプレー塔に大別されるが、近来こ れらの混こう方式のスクラバー等が開発されている。これらの具備すべき条件は 多いが、特に操作的に安定域が広く、かつ負荷変動に対して一定の吸収効率が維 持できることが重要である。
【0003】 吸収装置の性能は、その単位容積当りのガス吸収速度と圧力損失で評価され、 吸収速度は境膜係数と平均推進力の積で与えられるが、圧損は近似的にガス流速 の1.5〜2乗に比例して増大するので、基本的には圧損に対するランニングコ ストと吸収速度に及ぼす影響因子を検討し、最適な吸収装置型式とその大きさを 決定する必要がある。
【0004】 しかしながら、吸収プロセスでは処理ガス量とその性状(濃度,圧力,湿度等 )に適した吸収剤、とりわけ再生あるいは廃液処理等も考慮しなければならず、 その選定基準は一概に規定できない。
【0005】 棚段塔の場合、ガス流速の変化に対応してガス通過孔が調節され、充填塔など と比較して安定した気−液分散接触が得られるが、気−液の接触様式から圧損を ある限界値以下に低減させることは極めて難しい。
【0006】 例えば、悪臭物質を微量に含む悪臭ガス等を脱臭処理する場合、即ち、比較的 低濃度で多量のガスを処理するに際し、吸収反応を促進させるためには、イ)気 −液の接触面積を大きくすることと、ロ)ガス速度を高めること、が必要である 。上記イ)の対策としては、塔内径を大きくして棚段面積を拡大したり、棚段数 を多くすることにより可能であるが、設備費が著しく高くなる。また、ロ)につ いては、上記したように通気抵抗(圧損)が増大することと、反応に必要な接触 時間の問題があって、ある限度以上に高めることはできない。
【0007】
【本考案が解決しようとする課題】
本考案ほ、気体と液体を高効率に接触させることにより気−液吸収反応を促進 させると共に、通気抵抗損失を小さくして、多量のガスを小型設備で処理できる 多段式気−液接触塔である。
【0008】
【課題を解決するための手段】
第1の考案は、上部に液体散布用ノズルを備え、下部に気体送入口を設けた円 筒状又は角塔状の竪型気−液接触塔であって、該塔内部に一部切欠されて開口部 を形成した棚段を塔内壁面に対して直角あるいは上方に傾斜させ、かつ上記開口 部が交互に逆向きに位置するように複数段配設してなり、各棚段の開口部に相対 する塔内壁面に気体が衝突して該気体中に分散した液滴を分離して落下させる水 切フェンスを取付け、上記各棚段上には気−液接触用充填物を所定厚さに搭載し てなる多段式気−液接触塔であり、第2の考案は、上記のように構成された気− 液接触塔の頂部に水切サイクロンを付設した多段式気−気接触塔である。
【0009】 本考案の気−液接触塔によれば、低濃度で多量のガス例えば悪臭ガス等を比較 的小型な接触塔で高効率かつ高脱臭率で脱臭処理することができるのである。
【0010】
【実施例】
次に、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。 1は角筒状又は円筒状の多段式竪型気−液接触塔で、その上部には液体(吸収 液)散布用ノズル8を備え、下部に気体送入口9が設けられ、底部に貯液槽7を 有している。該接触塔1内部には複数段の棚段3が設けられ(本実施例では図1 に示したように4段)、塔1内壁面には水切フェンス6が複数枚取付けられてい る。更に、該接触塔1頂部には塔1内から排出されるガスの水切りを行なう水切 サイクロン10が付設されており、塔1底部は貯液槽7となっている。
【0011】 上記棚段3は通気抵抗損失を少なくするために格子状に形成され、その片側の 一部が切欠されて開口部4を形成し、塔1内壁に傾斜して装着されており、該開 口部4は塔1内断面積の1/2〜1/5、好ましくは2/5〜1/3であり、本 実施例では1/3が切欠されて開口部4を形成している。
【0012】 この一部切欠されて開口部4を形成した格子状の棚段3は、塔内壁面に対して 開口部4を上にして上方へ傾斜させて装着されており、その傾斜角度(θ)は0 〜30°の範囲がよく(θ:0°は直角)、13〜17゜程度が好ましい。更に 上記棚段3は、上下に相対する棚段3,3′の開口部4,4′が相互に逆向きに 位置し、かつ逆方向に上向きに傾斜して装着されているのである(図1参照)。
【0013】 上記の水切フェンス6は各棚段3,3′,3″,3′′′層の開口部4,4′ ,4″,4′′′に相対する塔1内壁面に対向する壁面に(図3に例示したよう に)複数枚取付けられており(円筒状接触塔の場合は円弧状板)、気体送入口9 から送入されたガスの一部は気流線18に沿って塔1内を上昇しながら水切フェ ンス6に衝突し、該ガス中に分散した液滴が分離されて塔1内壁を伝わって落下 し、貯液槽7に入る。そして、吸収液は貯液槽から循環ポンプ14により循環パ イプ15を介して液体散布ノズル8から塔1内へ散布される。
【0014】 次に、上記格子状の各棚段3(格子状に限定されることなく孔の形状は円形, 楕円形,多角形状のいずれでも通気抵抗損失の小さいものであればよい)上面に はラシヒリング,レッシングリング,ベルルサドル,インタロックスサドル,テ ラレッテパッキング又はポーリンクから選ばれた少なくとも1種のステンレス製 ,プラスチック製,カーボン製又はセラミックス触媒製の充填物5が所定厚さに 搭載される。本実施例では、セラミックス触媒製のラシヒリングを約5cm厚に 搭載している。上記気−液接触用充填物5は、空隙率が大で、ガス流に対する抵 抗が少なく、フラッディングや偏流を起こし難く、容積係数が大きくて耐食性が あり、比重が小さくかつ機械的強度が大きく安価であることが望ましい。
【0015】 10は水切サイクロンであり、接触塔1の頂部に付設されており、気体送入口 9から送入されたガスが塔1上部の液体散布ノズル8から散布された吸収液と充 填物層5を介して向流式に接触した後、吸引ファン12の助力により水切サイク ロン10に送入される,かくして、ガス中に分散した液滴はサイクロン10で分 離されてドレン口19から接触塔1内に戻され、一方排ガスは排気ダクトから排 出される。また、吸収用循環液は定期的に貯液槽7から一部抜き出し、浄液して 吸収液成分の調整を行なう。上記接触塔,棚段,水切フェンスや水切サイクロン は、機械的強度が大きくて耐食性を有するF.R.P製又はP.P製が好ましい 。
【0016】 本考案の気−液接触塔の上記のように構成されてなり、例えば3m(W)×4 m(L)×6m(H)の断面四角形のP.P製角型塔であり、該塔1内には開口 部4の面積が塔1断面積の1/3になるように形成された格子状棚段3がθ=1 5°の上向傾斜を有し、該開口部4が交互に逆方向に位置するように4段に装着 され、各棚段4面上にはセラミックス触媒製のラシヒリングを5cm厚に搭載し 、各棚段3の開口部4に対向する塔1内壁には各複数枚の水切フェンス6が取付 けられ、更に図1に示すように水切サイクロンが塔1頂部に付設されているので ある。
【0017】 上記の気−液接触塔1に10万NM/Hr(2M/sec)の悪臭ガスを気 体送入口9から送入し、含塩素酸塩アルカリ水溶液をL/G:1/15の割合で 散布ノズル8から塔1内へ散布した。そして、運転開始してから10時間後、排 ガス中の悪臭物質(硫化水素,メルカプタン,アンモニヤ等)を測定した結果、 脱臭率は平均99.5%であった。なお、従来の装置では、10万NM/Hr のガスを処理するためには少なくとも6m×(W)6m(l)×10m(H)以 上の膨大な設備が必要である。
【0018】
【考案の効果】
上述の通り、本考案の気−液接触塔によれば、従来1塔では処理限界とされて いる10万NM/Hr以上の多量のガスを比較的小型な装置で高効率で処理す ることができ、特に稀薄で多量なガス例えば悪臭ガス等の処理に適するのである 。
【0019】 また、本考案では塔内の棚段が傾斜しているので通気抵抗損失を小さくでき、 棚段面に開口部が設けられているので気流線が段数に応じて長くなり、従って、 従来方式と比較して同一ガス速度で気−液接触時間を長くとれるので、接触反応 効率が著しく向上する。更に、水切フェンスや水切サイクロンが設けられている ので、特別なデミスター等を必要とせず、上記のように小型な装置で多量のガス が処理できるので、設備費も安く極めて経済的である。
【0020】 なお、本考案の装置が化学工学的に気−液接触反応を必要とする多くの分野で 利用できることは勿論である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す説明的側面断面図であ
る。
【図2】図1のA−A断面図である。
【図3】水切フェンスの取付状態例を示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
1−気−液接触塔 2−塔壁 3−棚段 4−開口部 5−充填物 6−水切フェンス 7−貯液槽 8−液体散布ノズル 9−気体送入口 10−水切サイクロン 11−排気ダクト 12−吸引ファン 13−循環液抜出口 14−循環ポンプ 15−循環パイプ 16−補給水入口 17−送液口 18−気流線 19−ドレン口 θ−棚段傾斜角度

Claims (6)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上部に液体散布用ノズルを備え、下部に
    気体送入口を設けた円筒状又は角筒状の竪型気−液接触
    塔であって、該塔内部に一部切欠されて開口部を形成し
    た棚段を塔内壁面に対して直角あるいは上方に傾斜させ
    かつ上記開口部が交互に逆向きとなるようにして複数段
    配設してなり、各棚段の開口部に相対する塔内壁面に水
    切フェンスを設け、上記各棚段上には気−液接触用充填
    物を搭載してなることを特徴とする多段式気−液接触
    塔。
  2. 【請求項2】 上部に液体散布用ノズルを備え、下部に
    気体送入口を設けた円筒状又は角筒状の竪型気−液接触
    塔であって、該塔内部に一部切欠されて開口部を形成し
    た棚段を塔内壁面に対して直角あるいは上方に傾斜させ
    かつ上記開口部が交互に逆向きとなるようにして複数段
    配設してなり、各棚段の開口部に相対する塔内壁面に水
    切フェンスを設け、上記各棚段上には気−液接触用充填
    物を搭載し、更に塔頂部には水切サイクロンを付設して
    なることを特徴とする多段式気−液接触塔。
  3. 【請求項3】 前記各棚段が開口部を上に塔内壁面に対
    して0〜30゜上方へ傾斜させて等間隔で複数段配設さ
    れてなる請求項1又は請求項2の多段式気−液接触塔。
  4. 【請求項4】 前記各棚段の開口部の面積が塔内断面積
    の1/2〜1/5である請求項1,請求項2又は請求項
    3の多段式気−液接触塔。
  5. 【請求項5】 前記各棚段向には形状が格子状,円形,
    楕円形あるいは多角形状のうち少なくとも一種の孔が全
    面に穿孔されている請求項1,請求項2,請求項3又は
    請求項4の多段式気−液接触塔。
  6. 【請求項6】 各棚段上に所定厚さに搭載する充填物が
    ラシヒリング,レッシングリング,ベルルサドル・イン
    タロックスサドル,テラレッテパッキングあるいはポー
    リングから選ばれる少なくとも一種である多段式気−液
    接触塔。
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