JPH0412371Y2 - - Google Patents

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JPH0412371Y2
JPH0412371Y2 JP1986008034U JP803486U JPH0412371Y2 JP H0412371 Y2 JPH0412371 Y2 JP H0412371Y2 JP 1986008034 U JP1986008034 U JP 1986008034U JP 803486 U JP803486 U JP 803486U JP H0412371 Y2 JPH0412371 Y2 JP H0412371Y2
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dispersion
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tube
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  • Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、物質移動熱交換装置などに用いる
液分散装置に関するものである。
〔従来の技術〕
第6図は例えば特開昭59−225270号公報に示さ
れた従来の液分散装置を示す縦断面図である。第
6図において、1は液分散装置の側壁を構成する
胴、2は胴1内に水平に嵌合固定された分散板で
あり、分散板2には複数の円形の穴があけられて
いる。3は分散板2の穴を貫いて垂直に配置され
た円管3であり、円管3と分散板2の穴壁との間
に円環状の流下口すなわち分散口4が形成されて
いる。5は胴1と分散板2とによつて形成された
分散室であり、分散室5は液を一たん溜める役割
を持ている。6は分散口4から分散される液、7
は分散室5内の液柱高さ、8は分散板にあけた穴
の穴径、9は円管3の外径であり、穴径8と円管
3の外径9の差を以下直径差という。10は分散
板2の穴の中心と円管3の中心とのずれを示し、
以下偏心量という。11は分散口4の流路長さで
ある。
次に、以上のように構成された液分散装置の動
作について説明する。
液は、分散室5内に一たん溜められた後、分散
口4を通り円管3の外壁面に沿つて流下する。こ
の場合に、分散液量は、分散口4を液が通る時に
受ける流動抵抗と液柱高さ7による静圧が等しく
なるように決まる。上記流動抵抗は、直径差、偏
心量10、流路長さ11および分散口4での液流
速によつて決まる。すなわち、直径差が小さいほ
ど、偏心量10が小さいほど、流路長さ11が長
いほど流動抵抗は大きくなる。ところで、直径
差、流路長さ11は容易に設定できるが、偏心量
10は円管3に僅かな撓みが生ずると変わるの
で、設定することが困難である。
〔考案が解決しようとする問題点〕
従来の上述したような液分散装置では、円管3
が僅かでも変形していると偏心量が変わり、分散
口4から円管3に分散される液量、すなわち分散
液量が不均一になる。また、分散室5内の液の流
れによる分散液量の不均一もある。これらの改善
策として、例えば特開昭59−18326号公報に示さ
れているように、2重の分散板を用い、これらの
分散板の位置を変えることで分散口4の大きさを
変えたり、実開昭59−156760号公報に示されてい
るように、分散板2の厚さを階段状に変えたり、
実開昭60−50376号公報や実開昭60−50377号公報
に示されているように、分散口4に細い棒をスペ
ーサとして4個所に挿入することで偏心量を一定
にすることが提案されている。しかし、2枚の分
散板をスライドさせたり、分散板の厚さを変えた
りすることは、加工上むずかしく分散液量を均一
にする効果はあまり期待できない。また、スペー
サを分散口4に挿入することは、円管3の本数が
多い場合には組立が困難になるという問題点があ
つた。
また、従来の液分散装置では、分散液量が少な
い装置の設計、製作がむずかしい。分散液量を少
なくするには、液柱高さ7を低くすることや、分
散板2を厚くし流路長さ11を長くすることや、
直径差を小さくすることが考えられる。しかし、
分散板2を厚くすると、分散板の重量が増し材料
費が高くなる。直径を小さくすると、円管3を分
散板2の穴に通すことがむずかしくなるととも
に、液6中に混入したごみなどが分散口4に詰ま
りやすくなり、装置の寿命を縮める。したがつ
て、液柱高さ7を低くすることが中心となるが、
分散液量によつては、上記のような他の2つのこ
とも考えて設計することになり、上記の問題点が
生ずる。
この考案は、上記のような問題点を解決するた
めになされたもので、加工、組立を容易にすると
ともに、偏心量をなくし、分散板の厚さと無関係
に分散口の流路長さを設定できるようにして、そ
れぞれの分散口を流れる液流量を均一化すること
ができ、さらに分散口を大きくすることで、液中
のごみなどによる分散口の目詰りが起こりにくく
した液分散装置を提供することを目的としてい
る。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案に係る液分散装置は、嵌合先端側が小
径となるテーパ状に形成され、かつ先端部外周に
分散板の穴縁に係合して抜け止めとなる突出部
と、前記分散板の穴への嵌合により閉じて貫通さ
せた管を密着保持するように管貫通穴から外周に
至る半径方向に形成された細い開口部および該管
の外周面に沿つて液を流下させる分散口とを具備
する栓によつて、上記管を分散板に垂直に嵌合固
定したものである。
「作用」 この考案における栓は、分散板の穴への嵌合に
よつて半径方向に形成された細い開口部が閉じて
貫通させた管を密着保持するもので、組立が簡易
にできる。また、液の流動抵抗は、栓に設けられ
た分散口の形状や流路長さによつて決まり、分散
板の厚さ、偏心量、直径差には影響されず、各分
散口での液分散量の設定が容易となり、液分散量
が少ない場合は分散口の数を減らして口径を大き
くすることができ、分散口のごみなどによる閉塞
を防止できる。
〔実施例〕
以下、この考案の一実施例を第1図、第2図に
ついて説明する。
第1図において、第6図と同一符号は相当部分
を示し、12は分散板2に形成した複数の穴にそ
れぞれ嵌合固定された栓である。栓12は、外周
に下方が小径となるテーパが形成され、下端部外
周には、栓12が分散板2に組み付けられた後そ
の穴から抜け出さないようにするための抜け止め
13が突出されている。そして、第2図にも示す
ように栓12は、円管3を通す穴12aから外周
に至る半径方向の細い開口部14が軸方向の全長
にわたつて形成され、開口部14は凹溝状の分散
口15部に設けられている。また、16は隣接す
る円管3の中心間の管ピツチである。なお、この
実施例の上述した以外の構成は、第6図に示す従
来のものと同様である。
次に、この実施例による液分散装置の動作につ
いて説明する。円管3を分散板2に形成した穴に
通した後、栓12の中央部に設けた穴12aに円
管3を通す。この時、栓12の開口部14は開い
ていることで、栓12の穴12a壁と円管3の外
壁との摩擦を低減させている。栓12を分散板2
の穴に圧挿し、分散板2下面に下方から抜け止め
13を係止させることで、装置の組立を終わる。
組立を終わり、第1図に示す状態になると、栓1
2は、これの弾性によつて開口部14が閉じ、円
管3を密着保持し、分散口15が形成される。
この実施例の液分散装置では、分散口15を栓
12に設けたので、分散口15の形状、口径、流
路長さ11を、分散板2の厚さ、直径差、偏心量
と関係なく、自由に決定でき、各分散口15の流
動抵抗を所望の値に容易に設定できる。なお、流
動抵抗は、一般に知られている計算式、図を用い
て求めることができる。
また、分散板2の穴径8は、管ピツチ16によ
つて制約されるが、分散板2の機械的強度を保つ
程度に大きくでき、円管3は分散板2の穴に容易
に通すことができる。
なお、栓12の材料は弗素樹脂のような有機材
料や金属を用いることができるが、ある程度の弾
性を有していることが必要である。
上記実施例では、分散口15を栓12の穴壁の
1個所だけに設けたが、この考案は、第3図に示
すように、栓12の穴壁の円周方向の複数個所に
分散口15を設けてもよく、また分散口15は、
第4図、第5図に示すように、開口部14位置、
開口部14から離れた位置に形成した横断面円形
などの軸方向貫通穴としてもよく、分散口14の
形状、位置、数は適宜変更できる。さらに、抜け
止め13は、実施例の形状に限られることなく適
宜変更でき、省略することも可能である。
〔考案の効果〕
以上説明したように、この考案によれば、分散
板の穴へ管を貫通させた栓を嵌合固定することに
より、この栓に半径方向に形成された細い開口部
に閉じて管を密着保持する。また、栓に形成され
た分散口の形状、位置、数などによつて液分散量
の設定が容易となり、分散液量の均一化を図るこ
とができ、また分散口を大きくできるためごみな
どで分散口が閉じることを防止でき、さらに組立
が簡易にできる液分散装置を提供できるという効
果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例による液分散装置
を示す縦断面図、第2図は第1図の液分散装置に
用いた栓の平面図、第3図、第4図および第5図
は互いに異なる栓の変形例をそれぞれ示す平面
図、第6図は従来の液分散装置を示す縦断面図で
ある。 1……胴、2……分散板、3……円管、12…
…栓、14……開口部、15……分散口。 なお、図中同一符号は同一または相当部分を示
す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 胴内に水平に設けた分散板と、貫通させた管を
    垂直に支持するように前記分散板の穴に嵌合固定
    する栓とを有し、この栓は嵌合先端側が小径とな
    るテーパ状に形成され、かつ先端部外周に前記分
    散板の穴縁に係合して抜け止めとなる突出部と、
    前記分散板の穴への嵌合により閉じて上記管を密
    着保持するように管貫通穴から外周に至る半径方
    向に形成された細い開口部および該管の外周面に
    沿つて液を流下させる分散口とを具備することを
    特徴とする液分散装置。
JP1986008034U 1986-01-21 1986-01-21 Expired JPH0412371Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986008034U JPH0412371Y2 (ja) 1986-01-21 1986-01-21

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986008034U JPH0412371Y2 (ja) 1986-01-21 1986-01-21

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62118964U JPS62118964U (ja) 1987-07-28
JPH0412371Y2 true JPH0412371Y2 (ja) 1992-03-25

Family

ID=30792046

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1986008034U Expired JPH0412371Y2 (ja) 1986-01-21 1986-01-21

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JP (1) JPH0412371Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5494963U (ja) * 1977-12-14 1979-07-05

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Publication number Publication date
JPS62118964U (ja) 1987-07-28

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