JPH04123907U - 定形目地材 - Google Patents

定形目地材

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JPH04123907U
JPH04123907U JP3908991U JP3908991U JPH04123907U JP H04123907 U JPH04123907 U JP H04123907U JP 3908991 U JP3908991 U JP 3908991U JP 3908991 U JP3908991 U JP 3908991U JP H04123907 U JPH04123907 U JP H04123907U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 定形目地材により,溝部における完全な防水
を図ることを可能とする。 【構成】 定形目地材1は,隣接配置した外壁材の端面
間の溝部内に装入する目地部11と,外壁材の裏面に接
する一対の帯状部12とよりなる。目地部11は,外壁
材の端面に接する止水リップ112を有する。また帯状
部12は,外壁材の裏面に接する側に,粘接着剤2を充
填した貯蔵室121と止水リップ122とを有する。該
貯蔵室121は,仮閉塞された流出口1210を有す
る。定形目地材を外壁材に取り付けたときには,上記流
出口1210より貯蔵室121内の粘接着剤2が流出し
て,外壁材と帯状部との間の間隙を閉塞する。このよう
に,止水リップと粘接着剤との相互作用により完全防水
を行う。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は,建築,土木施工物等において生じる長尺状の溝部を閉塞するための 定形目地材に関する。
【0002】
【従来技術】
一般に建築,土木施工物等においては,外壁材の接合部に長尺状の溝部を生ず る。そのため,該溝部を水密,気密に閉塞することが要求される。その手段とし て,一般に定形目地材が用いられる。 従来の定形目地材は,ゴム,合成樹脂等の弾性体により楔状に形成してあり, 該定形目地材を溝部内に嵌め込むことにより,該溝部を閉塞するようにしている 。 しかしながら,上記定形目地材においては,溝部内に嵌め込むだけであるため ,衝撃等により該定形目地材が溝部から外れるおそれがある。また,溝部の幅寸 法が不均一な場合や,溝部の内壁面が粗面状である場合には,該溝部に対して定 形目地材が追従して変形できない。
【0003】 そこで,上記不具合を解決する手段として,実開昭63−10109号公報に 開示されるごとく,防水のための止水リップと,抜け止めのための帯状部とを有 する定形目地材が考え出された。 上記定形目地材は,図5及び図6に示すごとく,合成樹脂により作製した定形 目地材本体901と,該定形目地材本体901の裏面に沿って固着した補強用の 折曲板金902とより構成されている。
【0004】 また,定形目地材は,機能面から見れば,図5〜図7に示すごとく,隣接配置 した外壁材81の端面811の間の溝部810内に装入する目地部91と,外壁 材81の裏面812に接する一対の帯状部92とよりなる。該目地部91及び帯 状部92には,それぞれ止水リップ911,921を設けている。これらの止水 リップ911,921は,上記定形目地材本体901に一体的に形成している。 そして,使用に当たっては,上記止水リップ911が外壁材81の端面に接す ると共に上記止水リップ921が外壁材81の裏面に接するように,外壁材81 に定形目地材を取り付けるようにしている。 なお,図7において,82はバックアップ材,83は固定釘を示す。
【0005】
【解決しようとする課題】
しかしながら,従来の定形目地材においては,目地部及び帯状部に設けた止水 リップのみにより,防水性能を確保している。そのため,外壁材の端面及び裏面 が著しい粗面状である場合には,上記止水リップが十分に追従変形できず,漏水 が生ずるおそれがある。 また,暴風雨時等において,高圧負荷が目地部に加わった場合には,止水リッ プを乗り越えて漏水するおそれがある。
【0006】 このように,従来の定形目地材は,完全な防水性能を発揮することができなか った。 本考案は,かかる従来の問題点に鑑み,完全な防水性能を発揮することができ る,定形目地材を提供しようとするものである。
【0007】
【課題の解決手段】
本考案は,隣接配置した外壁材の端面間の溝部内に装入する目地部と,外壁材 の裏面に接する一対の帯状部とよりなり,上記目地部は外壁材の端面に接する止 水リップを有し,また上記帯状部は外壁材の裏面に接する側に粘接着剤を充填し た貯蔵室と止水リップとを有し,該貯蔵室は仮閉塞された流出口を有することを 特徴とする定形目地材にある。
【0008】 本考案において最も注目すべきことは,定形目地材の帯状部には流出口を有す る貯蔵室を形成し,該貯蔵室内には,目地材を外壁材とバックアップ材との間に 装入し,押圧した際に上記流出口より流出して隙間を完全に閉塞する粘接着剤を 充填したことにある。 本考案において,上記粘接着剤としては,ブチルゴム,シリコンゴム,チオコ ールゴム,ウレタン等がある。
【0009】 また,上記目地部と帯状部とは別体に構成し,目地部には係合部を設け,帯状 部には該係合部と係合するための係合受け部を設けることが望ましい。 これにより,共通の帯状部と複数種類の目地部とを用意し,外壁材の厚さ及び 溝部の幅に応じて目地部を選択的に帯状部に固定することが可能となる。また, 定形目地材を目地部と帯状部とに分割形成したことにより,該目地部の幅を大き く設定することが可能となる。そのため,幅の大きな溝部に用いる定形目地材の 製造が容易となる。また,外壁材の表側から目地部を装入するため,定形目地材 の配置,取り付け作業が容易となる。
【0010】
【作用及び効果】
本考案において,定形目地材を外壁材に取り付けるに当たっては,隣接配置し た外壁材の端面間の溝部内に,定形目地材の目地部を装入させる。また,外壁材 とバックアップ材との間に帯状部を位置させ,定形目地材の帯状部に対して外壁 材を押さえ付ける。 このとき,目地部の止水リップが外壁材の端面に接する。また帯状部の止水リ ップが外壁材の裏面に接する。これらの止水リップにより,防水を行う。
【0011】 また,上記帯状部に対する外壁材の押圧により,貯蔵室の流出口の仮閉塞状態 が解除される。その結果,該貯蔵室内の粘接着剤が流出口より外壁材と帯状部と の間に流出して,両者間の隙間をシールする。そのため,万一,上記目地部の止 水リップより帯状部側へ雨水が侵入しても,帯状部から室内側への漏水を完全に 防止することができる。このように,止水リップと粘接着剤との相互作用により 防水を行う。 それ故,本考案によれば,完全な防水性能を発揮することが可能な,定形目地 材を提供することができる。
【0012】
【実施例】
実施例1 本考案の実施例1にかかる定形目地材1につき,図1及び図2を用いて説明す る。 本例の定形目地材1は,隣接配置した外壁材81の端面811の間の溝部81 0内に装入する目地部11と,外壁材81の裏面812に接する一対の帯状部1 2とよりなる。該目地部11は,外壁材81の端面811に接する止水リップ1 12を有する。また,帯状部12は,外壁材81の裏面812に接する側に,粘 接着剤2を充填した貯蔵室121と止水リップ122とを有する。該貯蔵室12 1は,仮閉塞された流出口1210を有する。
【0013】 ところで,本例の定形目地材1は,軟質合成樹脂等により作製した軟質弾性体 101と,複合押出成形により該軟質弾性体101内に埋設した折曲板金102 とよりなり,長尺状に形成してある。 上記貯蔵室121は,貯蔵室部材1211内に形成してある。該貯蔵室部材1 211は,軟質弾性体101を帯状部12の端部より略く字状に延設すると共に その先端部を帯状部12に近接させて形成してある。この近接状態により,上記 流出口1210は,仮閉塞状態となっている。この近接状態とは,接着剤による 弱い仮固定状態をいう。 また,上記止水リップ112,122は,軟質弾性体101に一体的に形成し てある。 その他は,前記従来例と同様である。
【0014】 本例の定形目地材1は,上記のように構成されているので,次の作用効果を呈 する。 即ち,定形目地材1を外壁材81に取り付けるに当たっては,図2に示すごと く,予めバックアップ材82に定形目地材1を仮固定しておく。その後,外壁材 81を定形目地材1の帯状部12の上に載置する。そして,固定釘83により, 外壁材81及び定形目地材1をバックアップ材82へ固定する。これにより,定 形目地材1の取り付けが完了する。
【0015】 このとき,目地部11の止水リップ112は,外壁材81の端面811に接し て,該端面811側の防水を行う。また,帯状部12の止水リップ122は,外 壁材81の裏面812に接して,該裏面812側の防水を行う。 また,外壁材81により押圧されて,貯蔵室121の流出口1210の仮閉塞 状態が解除される。その結果,該貯蔵室121内の粘接着剤2が流出口1210 より外壁材81と帯状部12との間に流出して,両者間の隙間をシールする。
【0016】 該粘接着剤2は,長期間に亘って,粘性を維持する。そのため,外壁材81の 粗面及び凹凸にも十分に対応することができる。また,施工後の地震等による外 壁材81の移動,変形等にも十分に対応することができる。 そのため,万一,目地部11の止水リップ112より帯状部12側へ雨水が侵 入しても,帯状部12から室内側への漏水を完全に防止することができる。 このように,止水リップ112,122と粘接着剤2との相互作用により防水 を行う。それ故,本例の定形目地材1は,完全な防水性能を発揮することができ る。
【0017】 実施例2 本例の定形目地材3につき,図3及び図4を用いて説明する。 本例においては,目地部31と帯状部32とを別体に構成する。そして,該目 地部31の下部には,係合部312を設ける。また,帯状部32の幅方向中間部 には,該係合部312と係合するための係合受け部323を設ける。 上記係合部312は,係合ツメ3120を有する。また,上記係合受け部32 3は,該係合ツメ3120を係止するための係止突起3230を有する。 また,本例においては,前記実施例1に示した帯状部12の止水リップ122 に代えて,止水リップ322を用いている。 また,本例においては,前記実施例1に示した貯蔵室部材1211に代えて, 断面略半円弧状の貯蔵室部材321を用いている。該貯蔵室部材321の一部に は切り欠き3210を設けてあり,この切り欠き3210により流出口1210 が仮閉塞状態となっている。 その他は,前記実施例1と同様である。
【0018】 本例の定形目地材3は,上記のように構成されているので,次の作用効果を呈 する。 即ち,外壁材81に対する定形目地材3の取り付けに当たっては,前記実施例 1と同様にして,まず外壁材81とバックアップ材82との間に帯状部32を固 定する。このとき,止水リップ322が,外壁材81の位置決めを行う。 その後,溝部810内に目地部31を挿入すると共に,帯状部32の係合受け 部323に対して,目地部31の係合部312を係合させる。このとき,係合受 け部323の係止突起3230に対して,係合部312の係合ツメ3120を係 止させる。
【0019】 その他の作用効果は,前記実施例1と同様である。 それ故,本例においても,完全な防水性能を発揮することができる。更に,本 例においては,前述のごとく,帯状部32と目地部31とが別体となっているの で,外壁材81の厚さ及び溝部810の幅に応じて,目地部31の大きさを使い 分けることが可能となる。それ故,帯状部32は汎用性が増し,コスト安となる 。 また,このように定形目地材3を目地部31と帯状部32とに分割形成したこ とにより,該目地部31の幅を大きく設定することが可能となる。そのため,幅 の大きな溝部に用いる定型目地材の製造が容易となる。また,外壁材81の表側 から目地部31を装入するため,定形目地材3の配置,取り付け作業が容易とな る。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1にかかる定形目地材の一部断面斜視
図。
【図2】実施例1の定形目地材を外壁材に取り付けた状
態を示す断面図。
【図3】実施例2にかかる定形目地材の一部断面斜視
図。
【図4】実施例2の定形目地材を外壁材に取り付けた状
態を示す断面図。
【図5】従来の定形目地材の分解断面図。
【図6】従来の定形目地材の完成状態の断面図。
【図7】従来の定形目地材を外壁材に取り付けた状態を
示す断面図。
【符号の説明】
1...定形目地材, 11...目地部, 112...止水リップ, 12...帯状部, 121...貯蔵室, 1210...流出口, 122...止水リップ, 2...粘接着剤, 3...定形目地材, 31...目地部, 312...係合部, 32...帯状部, 323...係合受け部, 81...外壁材, 810...溝部,

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 隣接配置した外壁材の端面間の溝部内に
    装入する目地部と,外壁材の裏面に接する一対の帯状部
    とよりなり,上記目地部は外壁材の端面に接する止水リ
    ップを有し,また上記帯状部は外壁材の裏面に接する側
    に粘接着剤を充填した貯蔵室と止水リップとを有し,該
    貯蔵室は仮閉塞された流出口を有することを特徴とする
    定形目地材。
  2. 【請求項2】 請求項1において,上記目地部と帯状部
    とは別体に構成されており,上記目地部は係合部を有
    し,一方上記帯状部は上記目地部の係合部と係合するた
    めの係合受け部を有することを特徴とする定形目地材。
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