JPH04126335U - テ−プレコ−ダの録音タイミング制御装置 - Google Patents

テ−プレコ−ダの録音タイミング制御装置

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JPH04126335U
JPH04126335U JP3257291U JP3257291U JPH04126335U JP H04126335 U JPH04126335 U JP H04126335U JP 3257291 U JP3257291 U JP 3257291U JP 3257291 U JP3257291 U JP 3257291U JP H04126335 U JPH04126335 U JP H04126335U
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  • Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】本考案は、煩雑な調整作業を必要とせず、所望
の録音開始タイミングを制御することができるテ−プレ
コ−ダの録音タイミング制御装置を提供することを目的
とする。 【構成】磁気テ−プ64に対して消去ヘッド44を接離
させる消去ヘッド支持レバ−38上に接点ばね46を設
置し、録再ヘッド支持レバ−14の為にテ−プレコ−ダ
のメインシャ−シ10上に取り付けられた停止柱24を
導電性材料で形成する。消去ヘッド支持レバ−は消去ヘ
ッドを磁気テ−プに接触させる位置に移動することによ
り接点ばねを停止柱に接触させ、この接触により録再ヘ
ッド16を録音ヘッドとして機能させるよう電気回路を
制御し、磁気テ−プに記録すべき音声信号を電気回路か
ら録再ヘッド16に供給させる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、テ−プレコ−ダの録音タイミング制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のテ−プレコ−ダにおいては、操作部材を用いて他のモ−ドから録音モ− ドに切り換える際に発生する機械的ノイズが磁気ヘッドを介して磁気テ−プに記 録されるのを防止するため、トランジェントスイッチと呼ばれるスイッチを設け て録音開始タイミングを制御している。さらに、このトランジェントスイッチを 動作させるために、録音モ−ドを設定するスライド式操作釦や、押し釦に連動し て回動する回動レバ−が設けられている。
【0003】 そして、録音モ−ドの設定時には上記回動レバ−によりトランジェントスイッ チを動作させ、スライド式操作釦等の操作の完了によりピンチロ−ラの移動等の 機械系のセットが完了し電気系が録音モ−ドに設定された直後に、電気系から録 音ヘッドに記録すべき信号が供給されるようにしている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
上述した如き従来のテ−プレコ−ダにおいては、トランジェントスイッチを最 適のタイミングで動作させるために、回動レバ−が操作部材と所定の関係をもっ て移動するように調整しなければならず、その調整作業が煩雑であった。
【0005】 この考案は、上記事情の下でなされ、煩雑な調整作業を必要とせず、所望の録 音開始タイミングを制御することができるテ−プレコ−ダの録音タイミング制御 装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上述したこの考案の目的を達成する為に、この考案に従ったテ−プレコ−ダの 録音タイミング制御装置は、永久磁石を用いた消去ヘッドが載置され該消去ヘッ ドが磁気テ−プに接する第1の位置と上記磁気テ−プから離間する第2の位置と の間で移動可能な消去ヘッドレバ−と、上記消去ヘッドレバ−の第1の位置への 移動に伴い録音開始のタイミングを制御するスイッチ機構と、を具備したことを 特徴としている。
【0007】
【作用】
上述した如く構成されたことを特徴としているこの考案に従ったテ−プレコ− ダの録音タイミング制御装置においては、永久磁石を用いた消去ヘッドが載置さ れ該消去ヘッドが磁気テ−プに接する第1の位置と上記磁気テ−プから離間する 第2の位置との間で移動可能な消去ヘッドレバ−が第1の位置へ移動されること によりスイッチ機構が録音開始のタイミングを制御する。
【0008】
【実施例】
図1の平面図には、この考案の一実施例に従った録音タイミング制御装置を備 えたテ−プレコ−ダの要部が停止モ−ド設定状態で概略的に示されている。
【0009】 上記要部はテ−プレコ−ダのテ−プカセット格納凹所の底板を構成する金属製 で4角平板状のメインシャ−シ10を備えている。上記テ−プレコ−ダはマイク ロカセットと呼ばれているテ−プカセットを使用し、メインシャ−シ10の上面 の略中央にはテ−プカセットの1対のリ−ルハブに挿入され係合される1対のリ −ル軸12が支持されている。
【0010】 メインシャ−シ10の一側縁(図1では下縁)には上方(図1では紙面に垂直 に立ち上がる方向)に向かい立ち上がった側壁10aが形成されていて、メイン シャ−シ10の上面の一側縁部には側壁10aに沿って延出した録再ヘッド支持 レバ−14が配置されている。録再ヘッド支持レバ−14はその長手方向の中央 右寄りにテ−プガイド16a付きの録再ヘッド16を支持しており、上記長手方 向の中央左寄りが回動中心軸18によりメインシャ−シ10の上面に回動自在に 取り付けられている。
【0011】 録再ヘッド支持レバ−14の左端はメインシャ−シ10に形成されている開口 10bを介してメインシャ−シ10の下面側に突出した係合突起14aとなって おり、係合突起14aはメインシャ−シ10の下面に回動自在に取り付けられた 係合レバ−20の一端の係合フック20aに係合されている。
【0012】 係合レバ−20の他端は開口10bを介してメインシャ−シ10の上面側に突 出したカセット検知部20bを構成しており、係合レバ−20はメインシャ−シ 10の上面に支持されたねじりコイルばね22により上述した係合位置に付勢さ れている。カセット検知部20bは上記テ−プレコ−ダのテ−プカセット格納凹 所に格納されたテ−プカセットに押圧されて、係合レバ−20をねじりコイルば ね22の付勢力に抗して上述した係合位置から時計回り方向に回動させる。係合 レバ−20のこの回動は、録再ヘッド支持レバ−14の左端の係合突起14aに 対する係合レバ−20の一端の係合フック20aの係合を解除させる。
【0013】 録再ヘッド支持レバ−14の右端にはメインシャ−シ10との間に図示しない 引っ張りコイルばねが掛け渡されていて、録再ヘッド支持レバ−14はこの引っ 張りコイルばねの矢印Aで示す方向への付勢力により回動中心軸18の回りを反 時計回り方向に回動するよう付勢されている。録再ヘッド支持レバ−14はしか しながら係合レバ−20との上述した係合により上記付勢力に抗して図1に示す 停止位置に保持されている。
【0014】 メインシャ−シ10の上面上で録再ヘッド支持レバ−14の右端部よりも内方 (図1では上方)にはメインシャ−シ10の上面に固定された導電性材料の停止 柱24が位置している。この実施例で停止柱24は、金メッキされた鋼棒により 形成されていて、メインシャ−シ10にア−スされている。
【0015】 録再ヘッド支持レバ−14の上面の中央領域には、録再ヘッド支持レバ−14 の回動中心軸18の近傍でメインシャ−シ10の上面に固定された回動中心軸2 6に回動自在に支持されたピンチロ−ラ支持レバ−28が配置されている。ピン チロ−ラ支持レバ−28はその回動中心軸26と録再ヘッド支持レバ−14上の 録再ヘッド16との間でピンチロ−ラ30を回転自在に支持している。ピンチロ −ラ支持レバ−28はその回動中心軸26に巻装されピンチロ−ラ支持レバ−2 8とメインシャ−シ10の側壁10aとに両端が掛け渡されたねじりコイルばね 32により回動中心軸26の回りで反時計回り方向に付勢されているが、回動中 心軸26からメインシャ−シ10の開口10b中に延出する停止爪28aが録再 ヘッド支持レバ−14の内方縁の左端部に当接することによりねじりコイルばね 32の付勢力に抗して図1に示す停止位置に保持されている。
【0016】 ピンチロ−ラ支持レバ−28は、録再ヘッド支持レバ−14及びピンチロ−ラ 支持レバ−28の回動方向に略沿って録再ヘッド支持レバ−14及びメインシャ −シ10に細長く形成されている貫通孔を介してメインシャ−シ10の下面側ま で突出したピンチロ−ラ制御ピン28bをピンチロ−ラ30の回転中心軸の近傍 に有している。
【0017】 メインシャ−シ10の上面で録再ヘッド支持レバ−14及びピンチロ−ラ支持 レバ−28と1対のリ−ル軸12との間には録再ヘッド支持レバ−14の内方縁 に沿った方向に相互に離間した1対のカセット位置決めピン34が固定されてお り、1対のカセット位置決めピン34の間でピンチロ−ラ30の内方への移動軌 跡上にはメインシャ−シ10に回転自在に支持されたキャプスタン軸36が配置 されている。
【0018】 メインシャ−シ10の上面で録再ヘッド支持レバ−14の右端部の外方縁(図 1では下方縁)とメインシャ−シ10の側壁10aとの間には側壁10aに沿い 延出した消去ヘッド支持レバ−38が配置されている。消去ヘッド支持レバ−3 8は合成樹脂の一体成型により形成され、録再ヘッド16及びピンチロ−ラ30 の近傍の左端部がメインシャ−シ10の上面に固定された回動中心軸40上に回 動自在に支持されている。消去ヘッド支持レバ−38は回動中心軸40に巻装さ れ両端がメインシャ−シ10の側壁10aと消去ヘッド支持レバ−38とに掛け 渡されたねじりコイルばね42の付勢力により回動中心軸40の回りで時計回り 方向に付勢されていて、側壁10aに当接することによりねじりコイルばね42 の付勢力に抗して図1に示す停止位置に保持されている。
【0019】 消去ヘッド支持制御レバ−38の右端部は録再ヘッド支持レバ−14上をメイ ンシャ−シ10の内方(図1では上方)に向かい突出しており、その突出端には 永久磁石により構成された消去ヘッド44が支持されている。上記右端部には消 去ヘッド44に隣接して、板状の金属製導電材料をプレス加工することにより形 成された接点ばね46が取り付けられている。この実施例で接点ばね46はりん 青銅製で金メッキされている。 図2の(a),(b)には、消去ヘッド支持レバ−38の右端部における接点 ばね46の支持構造が拡大されて示されている。
【0020】 消去ヘッド支持レバ−38の右端部には消去ヘッド44の基端を強固に保持す る為に消去ヘッド支持レバ−38の上面から消去ヘッド44の基端よりも大きく 立ち上がった消去ヘッド受けブロック38aが形成されている。消去ヘッド受け ブロック38aからは図2の(b)に特に良く示す如くメインシャ−シ10上の 停止柱24よりも高い位置において接点ばね支持係止突起38bが右方に突出し ている。
【0021】 接点ばね46は図2の(a)に特に良く示す如く平面形状が略U字形状をして おり、湾曲部で囲まれた空間には消去ヘッド支持レバ−38の右端部の上面で消 去ヘッド受けブロック38aの外方にこれに隣接して形成されている接点ばね取 り付けピン38cが挿通されている。略U字形状の接点ばね46の一片は消去ヘ ッド受けブロック38aの外方を向いた立ち上がり面に沿い接点ばね支持係止突 起38bの外方面上へと延出しており、延出端は図2の(b)に特に良く示す如 く消去ヘッド受けブロック38aの上面上と下方へと分岐され下方分岐部が弾性 接点46aを構成している。
【0022】 略U字形状の接点ばね46の他片は消去ヘッド受けブロック38aの上記立ち 上がり面に沿い上記一片と同様に消去ヘッド支持レバ−38の右端部の上面上を 延出した後、上記上面に形成されたもう1つの接点ばね取り付けピン38dに沿 い消去ヘッド受けブロック38aの立ち上がり面から遠ざかる方向(メインシャ −シ10の上面では外方)に向かい折れ曲がっている。もう1つの接点ばね取り 付けピン38dの上端には接点ばね46の上記他片の外方折曲端の上縁に当接し て消去ヘッド支持レバ−38の右端部の上面上からの接点ばね46の浮き上がり を防止する浮上防止つば38eが形成されている。
【0023】 上述した如く消去ヘッド受けブロック38aや接点ばね支持係止突起38bや 接点ばね取り付けピン38cやもう1つの接点ばね取り付けピン38dが形成さ れた消去ヘッド支持レバ−38の右端部の上面に対しては、以下のようにして略 U字形状の接点ばね46を取り付けることが出来る。
【0024】 まず略U字形状の接点ばね46の両片をつまんで両片を接近させた状態で接点 ばね46を上記右端部の上方から上記右端部の上面に接近させ、接点ばね46の 湾曲部で囲まれた空間を上記右端部の上面の接点ばね取り付けピン38cに被せ る。次に接点ばね46の両片に加えていたつまみ力を解除し両片の接近を解除す ると、前述の一片は前述し図2の(a),(b)に示す如く接点ばね支持係止突 起38bの外方面上の所定の位置に載置され、また前述の他片はもう1つの接点 ばね取り付けピン38dに前述した如く掛け止めされる。
【0025】 接点ばね46の上記他片の外方折曲端には前述の図示しないテ−プレコ−ダの 本体中の電気回路に電気的に接続された導線48が接続されている。そして、消 去ヘッド支持レバ−38が後に詳述する如くメインシャ−シ10の内方に回動さ れ接点ばね46の弾性接点46aがメインシャ−シ10上の停止柱24に接触し てア−スされたとき録再ヘッド16を録音ヘッドとして機能させるべく、上記電 気回路を磁気テ−プに記録すべき信号が上記電気回路中の記録用に切り換えられ たアンプから録再ヘッド16に供給されるよう制御する。
【0026】 即ち、接点ばね46と停止柱24は、テ−プレコ−ダに録音モ−ドが設定され る際にこれら相互の接触以前に上記電気回路中で記録用に切り換えられているア ンプから磁気テ−プに記録すべき信号が録再ヘッド16に供給されるタイミング を制御する為のいわゆるトランジェントスイッチやミュ−トスイッチと呼ばれて いる録音タイミング制御スイッチを構成している。そして、接点ばね46の弾性 接点46aが停止柱24に接触しているときには上記電気回路中で記録用に切り 換えられているアンプからの音声信号が録再ヘッド16に供給され、接点ばね4 6の弾性接点46aが停止柱24から離間しているときには上記電気回路中で記 録用に切り換えられているアンプからの音声信号が録再ヘッド16に供給されな いよう録音タイミングを制御している。
【0027】 図1に示す如くメインシャ−シ10の下面には、前述した一側縁の左端部から 側壁10aの外方に突出したエジェクト釦50を有するエジェクトレバ−50a と早送り釦52を有する早送りレバ−52aとが配置されており、さらには前述 した一側縁の右端部から側壁10aの外方に突出したスライド式操作釦54を有 するスライドレバ−54aが配置されている。図1においてエジェクト釦50, 早送り釦52,そしてスライド式操作釦54の夫々は休止位置に配置されており 、前述のテ−プレコ−ダのテ−プカセット格納凹所にはテ−プカセットが格納さ れていない。
【0028】 スライド式操作釦54は上記休止位置から右方に一段そして左方に2段階移動 することが出来、上記休止位置と右方の一段目と左方の一段目の位置には図示し ないクリック機構により所定の力で保持される。左方の二段目の位置にはスライ ド式操作釦54に負荷されるテ−プレコ−ダの操作者の指力によりスライドレバ −54aとメインシャ−シ10の下面との間に掛け渡されたテ−プレコ−ダの図 示しない付勢手段の付勢力に抗して保持することが出来る。
【0029】 なおこの実施例においてスライド式操作釦54の上記休止位置は停止モ−ド設 定位置であり、右方の一段目の移動位置は録音モ−ド設定位置であり、左方の一 段目の移動位置は再生モ−ド設定位置であり、そして左方の二段目の移動位置は 早巻き戻しモ−ド設定位置である。
【0030】 スライドレバ−54aにはテ−プレコ−ダの電気回路中のアンプ回路を記録用 または再生用に切り換えるスライドスイッチと呼ばれるアンプ回路切換スイッチ が連結されており、アンプ回路切換スイッチはスライド式操作釦54が録音モ− ド設定位置に配置されるときアンプ回路を記録用に切り換え、再生モ−ド設定位 置に配置されるときアンプ回路を再生用に切り換える。
【0031】 スライド式操作釦54は消去ヘッド支持レバ−38の左端部の回動中心軸40 に対向しており、消去ヘッド支持レバ−38の左端部には回動中心軸40の左右 両側からスライド式操作釦54に向かい突出した強制押し出し受動突起56と強 制引っ込み受動突起58とが形成されている。
【0032】 スライド式操作釦54は消去ヘッド支持レバ−38の左端部の強制押し出し受 動突起56の左縁に当接した強制押し出し駆動突起60と強制引っ込み受動突起 58の外方突出端にわずかの隙間を介して対向した強制引っ込み駆動突起62と が形成されている。なおここにおいて強制引っ込み駆動突起62は消去ヘッド支 持レバ−38の強制引っ込み受動突起58の外方突出端にわずかの隙間を介して 対向している内方面が図における左斜め外方に傾斜している。 次に上述した如く構成されたこの考案の一実施例に従った録音タイミング制御 装置の動作を図3及び図4を参照しながら詳細に説明する。
【0033】 上述した録音タイミング制御装置を備えたテ−プレコ−ダにおいてテ−プカセ ット格納凹所の開口はカンガル−ポケット型のカセット蓋により覆われており、 エジェクト釦50を押圧することによりこのカセット蓋を開位置に移動させるこ とが出来る。開位置においてカセット蓋のカンガル−ポケットに所定の姿勢で所 定のテ−プカセットを装着した後にカセット蓋を閉位置に移動させるとテ−プカ セット格納凹所に上記テ−プカセットを格納させることが出来る。メインシャ− シ10の開口10bからメインシャ−シ10の上面側に突出している係合レバ− 20のカセット検知部20bはこのとき上記テ−プカセットに押圧される。する と係合レバ−20がねじりコイルばね22の付勢力に抗して図1の係合位置から 時計回り方向に回動し、図3に示す如く録再ヘッド支持レバ−14の左端の係合 突起14aに対する係合レバ−20の一端の係合フック20aの係合が解除され る。
【0034】 すると録再ヘッド支持レバ−14は右端部に連結された図示しない引っ張りコ イルばねの矢印A方向への付勢力により自身の回動中心軸18の回りで反時計回 り方向に回動する。録再ヘッド支持レバ−14のこの回動は、その内方縁の右端 部が図3に示す如くメインシャ−シ10の上面の停止柱24に当接することによ り停止する。ここにおいて録再ヘッド支持レバ−14上の録再ヘッド16は1対 のテ−プガイド16aとともに上記テ−プカセットの図示しないヘッド挿入窓に 侵入してテ−プカセット中の磁気テ−プ64に当接する。
【0035】 ピンチロ−ラ支持レバ−28は自身とメインシャ−シ10の側壁10aとの間 に掛け渡されたねじりコイルばね32の付勢力により録再ヘッド支持レバ−14 の上記回動に追従して自身の回動中心軸26の回りで反時計回り方向に回動する 。ピンチロ−ラ支持レバ−28の右端部のピンチロ−ラ制御ピン28bは録再ヘ ッド支持レバ−14及びメインシャ−シ10の前述の貫通孔中を移動し、スライ ド式操作釦54のスライドレバ−54aに形成されている図示しないカム面に当 接することによりピンチロ−ラ30が磁気テ−プ64に接触する直前でピンチロ −ラ支持レバ−28の上記回動を停止させる。ピンチロ−ラ支持レバ−28のこ の位置はスタンバイ位置である。 このように上記テ−プレコ−ダではテ−プカセット格納凹所に所定のテ−プカ セットが格納されるだけでスタンバイモ−ドが自動的に設定される。
【0036】 次にスライド式操作釦54を図3に示された休止位置(停止モ−ド設定位置) から右方の一段目の移動位置(録音モ−ド設定位置)へと移動させると、ピンチ ロ−ラ支持レバ−28はスライド式操作釦54のスライドレバ−54aの上述の 図示しないカム面による回転規制が解除され、図4に示す如くピンチロ−ラ30 で磁気テ−プ64をキャプスタン36上に押圧し、ピンチロ−ラ30はキャプス タン36と協働して磁気テ−プ64を挟持する。
【0037】 上述した如く移動されるスライド式操作釦54は強制押し出し駆動突起60に より消去ヘッド支持レバ−38の左端部の強制押し出し受動突起56の左縁を右 方に押圧し、これにより消去ヘッド支持レバ−38は自身とメインシャ−シ10 の側壁10aとの間に掛け渡されたねじりコイルばね42の付勢力に抗して自身 の回動中心軸40の回りで反時計回り方向に押圧される。
【0038】 この押圧力により反時計回り方向に回動しようとする消去ヘッド支持レバ−3 8は、スライド式操作釦54の上述した右方への移動にともない、スライド式操 作釦54の強制引っ込み駆動突起62の左斜め外方に傾斜している前述の内方面 上における消去ヘッド支持レバ−38の左端部の強制引っ込み受動突起58の外 方突出端の対向位置が上記内方面上の右端から左端へと移動するので、反時計回 り方向に回動することにより強制引っ込み受動突起58の外方突出端がスライド 式操作釦54の強制引っ込み駆動突起62の傾斜した内方面に当接することを防 止されている。
【0039】 即ち、スライド式操作釦54の上述した右方への移動が生じさせる消去ヘッド 支持レバ−38の反時計回り方向への回動は、スライド式操作釦54の強制引っ 込み駆動突起62の前述の内方面に対する消去ヘッド支持レバ−38の左端部の 強制引っ込み受動突起58の外方突出端の衝突により阻止されることはない。
【0040】 スライド式操作釦54の右方の一段目の移動位置(録音モ−ド設定位置)への 移動が終了すると、スライド式操作釦54の強制押し出し駆動突起60により強 制押し出し受動突起56を押圧されて反時計回り方向に回動していた消去ヘッド 支持レバ−38も上記回動を停止し、ねじりコイルばね42の付勢力によりその 強制押し出し受動突起56の外方縁が強制押し出し駆動突起60に当接すること によりその停止位置が決まる。また消去ヘッド支持レバ−38の右端部に設けら れた接点ばね46は図4に示す如く弾性接点46aをメインシャ−シ10の上面 の停止柱24に当接させており、この当接により接点ばね46はしなり弾性接点 46aをその弾性力により停止柱24に押圧させている。さらに接点ばね46は 消去ヘッド支持レバ−38の接点ばね支持係止突起38bから離間する。
【0041】 ここにおいて消去ヘッド支持レバ−38上の消去ヘッド44は前述のテ−プカ セットの図示しないヘッド挿入窓に侵入してテ−プカセット中の磁気テ−プ64 に当接する。
【0042】 メインシャ−シ10上の停止柱24に対する消去ヘッド支持レバ−38上の接 点ばね46の弾性接点46aの当接は前述した如く図示しないテ−プレコ−ダの 本体中の電気回路を制御し、磁気テ−プ64に記録すべき音声信号を上記電気回 路中の記録用に既に切り換えられているアンプ回路から録再ヘッド16に供給さ せる。例えば上記電気回路は停止柱24に対して弾性接点46aが当接(即ち、 録音のための機械系及び電気系のセットが終了した直後)することにより直ちに 音声信号を録再ヘッド16に供給する。なお録再ヘッド16への音声信号の供給 は必要に応じて遅らせることが出来る。
【0043】 スライド式操作釦54には前述の図示しないテ−プレコ−ダの本体中の電気回 路のモ−タ・オン/オフスイッチが連動していて、録音モ−ド設定位置へのスラ イド式操作釦54の配置によりモ−タ・オン/オフスイッチがオンし前述の図示 しないテ−プレコ−ダの本体中のモ−タが所定の速度で所定の方向に回転軸を回 転させる。
【0044】 モ−タの回転軸の回転はキャプスタン36を所定の速度で図4において時計回 り方向に回転させるとともに図1において左側のリ−ル軸12を所定の速度で時 計回り方向に駆動する。磁気テ−プ64はこの結果、上記テ−プカセットにおい て図1の右側のリ−ル軸12に装着された図示しないリ−ルハブから左側のリ− ル軸12に装着された図示しないリ−ルハブへと所定の速度で巻き取られ、この 間に消去ヘッド44により一旦磁気記録信号が消去された磁気記録面に前述の図 示しないテ−プレコ−ダの本体に設けられているマイクロホンから入力された音 を録音ヘッドとして機能する録再ヘッド16により磁気記録する。
【0045】 即ち上述した一実施例においては、消去ヘッド支持レバ−38に支持された接 点ばね46とメインシャ−シ10上の停止柱24とは消去ヘッド支持レバ−38 の作動位置(接触位置)への移動に伴い録音開始タイミングを制御するいわゆる トランジェントスイッチまたはミュ−トスイッチと呼ばれる録音タイミングスイ ッチ機構を構成している。
【0046】 次にスライド式操作釦54を図4に示す録音モ−ド設定位置から図3に示す停 止モ−ド設定位置へと復帰させると、スライド式操作釦54に連動している前述 のモ−タ・オン/オフスイッチがオフし前述のモ−タが回転軸の回転を停止させ る。これにより磁気テ−プ64の上述した走行は停止される。またスライド式操 作釦54に連動している前述のアンプ回路切換スイッチは、録再ヘッド16を録 音ヘッドとして機能させることを停止させるよう上記電気回路を制御させる。
【0047】 スライド式操作釦54の上記復帰は、スライド式操作釦54の強制引っ込み駆 動突起62の左斜め外方に傾斜している前述の内方面による消去ヘッド支持レバ −38の左端部の強制引っ込み受動突起58の外方突出端の押圧を生じさせ、こ の押圧力とねじりコイルばね42の付勢力とにより消去ヘッド支持レバ−38は 図4に示す作動位置(接触位置)から図3に示す休止位置(非接触位置)へと移 動する。さらにピンチロ−ラ支持レバ−28もスライド式操作釦54のスライド レバ−54aの前述の図示しないカム面による回動規制が再設定され、図4に示 す作動位置(接触位置)から図3に示す休止位置またはスタンバイモ−ド設定位 置(非接触位置)へと移動する。
【0048】 なおスライド式操作釦54の録音モ−ド設定位置から停止モ−ド設定位置への 移動の初期の段階に消去ヘッド支持レバ−38上の接点ばね46の弾性接点46 aがメインシャ−シ10上の停止柱24から離間してマイクロホンから録再ヘッ ド16への音声信号の供給が停止されるので、これ以降にスライド式操作釦54 の上記移動に伴って発生するいわゆるトランジェントノイズは磁気テ−プ64に 記録されない。
【0049】 次にスライド式操作釦54を図3に示された休止位置(停止モ−ド設定位置) から左方の一段目の移動位置(再生モ−ド設定位置)へと移動させると、ピンチ ロ−ラ支持レバ−28はスライド式操作釦54のスライドレバ−54aの上述の 図示しないカム面による回動規制が解除され、上述した録音モ−ド設定時と同様 に図4に示す如くピンチロ−ラ30で磁気テ−プ64をキャプスタン36上に押 圧し、ピンチロ−ラ30はキャプスタン36と協働して磁気テ−プ64を挟持す る。
【0050】 上述した如く移動されるスライド式操作釦54の強制引っ込み係合突起62の 前述の内方面は消去ヘッド支持レバ−38の左端部の強制引っ込み受動突起58 の外方突出端の下方を通過するので、スライド式操作釦54の上記移動にともな い消去ヘッド支持レバ−38が図3に示す休止位置(非接触位置)から移動する ことはない。
【0051】 またスライド式操作釦54の上記移動によりテ−プレコ−ダの電気回路中のア ンプ回路は再生用に切り換えられ、録再ヘッド16は再生ヘッドとして機能する 。
【0052】 再生モ−ド設定位置へのスライド式操作釦54の配置はモ−タ・オン/オフス イッチのオンを生じさせ、前述の図示しないテ−プレコ−ダの本体中のモ−タが 所定の速度で所定の方向に回転軸を回転させる。
【0053】 モ−タの回転軸の回転はキャプスタン36を所定の速度で図3において時計回 り方向に回転させるとともに図1において左側のリ−ル軸12を所定の速度で時 計回り方向に駆動する。磁気テ−プ64はこの結果、上記テ−プカセットにおい て図1の右側のリ−ル軸12に装着された図示しないリ−ルハブから左側のリ− ル軸12に装着された図示しないリ−ルハブへと所定の速度で巻き取られ、この 間に再生ヘッドとして機能する録再ヘッド16は磁気テ−プ64の磁気記録面に 磁気記録されている情報を検出し、検出された情報は前述の図示しないテ−プレ コ−ダの本体に設置されているスピ−カまたは上記本体に接続されたイヤホンを 介して再生される。
【0054】 スライド式操作釦54を図3に示された休止位置(停止モ−ド設定位置)から 左方の二段目の移動位置(早巻き戻しモ−ド設定位置)へと移動させることによ り上述した図示しないテ−プレコ−ダに設定される早巻き戻しモ−ドや、早送り 釦52を図3に示された休止位置から押圧することにより上述した図示しないテ −プレコ−ダに設定される早送りモ−ドについては、この考案の一実施例にかか る録音タイミング制御装置の動作とは無関係なので説明を省略する。
【0055】 上述した図示しないテ−プレコ−ダにおいてエジェク釦50はスライド式操作 釦54が図3に示された休止位置(停止モ−ド設定位置)に配置されているとき のみ押圧することが可能であり、押圧されることにより前述した如くカセット蓋 を開位置に移動させることが出来る。そしてカセット蓋が開位置に移動すること でカセット蓋のカンガル−ポケット中のテ−プカセットもテ−プカセット格納凹 所から排出される。
【0056】 上述した実施例では、接点ばね46が細長い消去ヘッド支持レバ−38上で回 動中心軸40とは反対側の端に配置されていて回動中心軸40から十分離れてい る。従って、消去ヘッド支持レバ−38が休止位置(非作動位置)と接触位置( 作動位置)との間で回動中心軸40の回りを回動する際には、メインシャ−シ1 0上の停止柱24に対する接点ばね46の接触状態と離間状態との間の切り換え の速度が早い。この為、録音タイミングの制御をより精密に行うことが出来る。 なおこの考案は上述した一実施例の態様に限定されるものでない。
【0057】 例えば、停止柱24はメインシャ−シ10から切り開き側壁10aの如く立ち 上げることによっても構成することが出来る。この場合には停止柱24の為の独 立した部品を準備し、メインシャ−シ10に組み付け、そして在庫管理をする必 要がなくなる。
【0058】 また停止柱24は録再ヘッド支持レバ−14のストッパとして機能するもので なくとも良く、録再ヘッド支持レバ−14のストッパは停止柱24とは独立して メインシャ−シ10上に設け、停止柱24は接点ばね46の接触の為だけに設け ることも出来る。しかし停止柱24を録再ヘッド支持レバ−14のストッパとし て機能するものとした方が、部品数の削減や組み立ての簡易化や部品在庫管理を 容易とすることは明らかである。
【0059】 また上述した一実施例の態様とは逆に停止柱24をメインシャ−シ10から絶 縁するとともにテ−プレコ−ダの電気回路と電気的に接続させ、そして接点ばね 46をメインシャ−シ10に対してア−スすることによっても、上述した一実施 例の場合と同様に機能するスイッチ機構を構成することが出来る。
【0060】 なお上述した一実施例では録音タイミングを制御するスイッチ機構を構成して いる停止柱24と接点ばね46等の電気接点部材がメインシャ−シ10上とメイ ンシャ−シ10に対して相対的に回動自在な消去ヘッド支持レバ−38上とに分 かれて配置されていたが、両方の電気接点部材をメインシャ−シ10上または消 去ヘッド支持レバ−38上のいずれか一方にのみ配置して消去ヘッド支持レバ− 38が接触位置(作動位置)に配置されることによりスイッチオンとするよう構 成することも出来る。要は、上記スイッチ機構が消去ヘッド支持レバ−に応動し て動作する構成であれば良い。
【0061】 以上詳述した如く、この考案の一実施例に係るテ−プレコ−ダの録音タイミン グ制御装置においては、録音モ−ド設定に密接な関連があり、かつ、録音のため に正確な位置決め等がなされている消去ヘッド支持レバ−により、いわゆるトラ ンジェントスイッチのオン・オフ制御をしているので、そのスイッチングのタイ ミングを所望の状態に設定することが容易である。
【0062】
【考案の効果】
この考案に従ったテ−プレコ−ダの録音タイミング制御装置においては、録音 タイミングを制御するスイッチ機構の動作が消去ヘッドレバ−の移動に連動して いるので組立て時に煩雑な調整作業をしなくても所望の録音開始タイミングが得 られ、その結果、いわゆるトランジェントノイズを記録するような不具合が解消 される。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例に従った録音タイミング制
御装置を備えたテ−プレコ−ダの要部を停止モ−ド設定
状態で概略的に示す平面図である。
【図2】(a),(b)を含み、(a)は図1の録音タ
イミング制御装置の要部を拡大して示す平面図であり、
(b)は(a)の拡大された要部の右側面図である。
【図3】図1のテ−プレコ−ダの要部をスタンバイモ−
ド設定状態で概略的に示す平面図である。
【図4】図1のテ−プレコ−ダの要部を録音モ−ド設定
状態で概略的に示す平面図である。
【符号の説明】
24…停止柱(スイッチ機構),38…消去ヘッド支持
レバ−,44…消去ヘッド,46…接点ばね(スイッチ
機構),54…スライド式操作釦,64…磁気テ−プ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 永久磁石を用いた消去ヘッドが載置さ
    れ、該消去ヘッドが磁気テ−プに接する第1の位置と上
    記磁気テ−プから離間する第2の位置との間で移動可能
    な消去ヘッドレバ−と、上記消去ヘッドレバ−の第1の
    位置への移動に伴い録音開始のタイミングを制御するス
    イッチ機構と、を具備したことを特徴とするテ−プレコ
    −ダの録音タイミング制御装置。
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