JPH04126515U - 補綴物ホルダー - Google Patents

補綴物ホルダー

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JPH04126515U
JPH04126515U JP3146491U JP3146491U JPH04126515U JP H04126515 U JPH04126515 U JP H04126515U JP 3146491 U JP3146491 U JP 3146491U JP 3146491 U JP3146491 U JP 3146491U JP H04126515 U JPH04126515 U JP H04126515U
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holder
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JP3146491U
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英樹 西下
康治 袴塚
克規 田之口
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Olympus Corp
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Olympus Corp
Olympus Optical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】補綴物の着色や陶材塗布の際に、補綴物を回転
させても、これを安定に保持できる補綴物ホルダーを提
供することを目的とする。 【構成】補綴物を載置する載置部材11を有し、該補綴
物を該載置部材上に固定するための固定手段、該載置部
材を回転するための回転手段、および該載置部材をスラ
イドさせるための手段を具備する補綴物ホルダー。回転
手段はラチェット機構24からなり、および固定手段
は、載置部材に載置された補綴物を該載置部材上に押圧
する押えピン13からなる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、補綴物ホルダーに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、例えばキャスタブルセラミックス歯冠にステイン材を用いて着色したり 、陶材を盛る場合、クラウンを固定するために、図5に示すような先端開閉調節 ネジ51を有するピンセット50を用いている。即ち、図6の(a)に示すよう に、歯冠52の裏側の凹部にピンセット50の先端を入れ、その先端をネジ51 により開いて固定したり、あるいは図6の(b)に示すように歯冠52の裏側の 凹部にティッシュ・ペーパー53等をつめ込み、そこにピンセットの先端を突き 刺したり、その先端を開いて固定していた。そして、歯冠52の塗布個所を変え るために、歯冠を回転させる必要が生じるが、その場合、指で直接ピンセット5 0を回転させる必要がある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
このように指で直接ピンセットを回転させる際、あるいは歯冠をピンセットか ら取り外そうとする際に、往々にして歯冠がピンセットから偶発的に脱落して、 その着色面や陶材を塗った面が汚れ、再度着色や陶材塗り付け工程をやり直しし なければならず、作業効率を著しく悪いものとしていた。 従って本考案の課題は、補綴物の着色や陶材塗布の際に、補綴物を回転させて も、これを安定に保持できる補綴物ホルダーを提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本考案は、補綴物を載置する載置部材を有し、該 補綴物を該載置部材とともに該載置部材上に固定するための保持手段、該載置部 材を回転させるための回転手段、および該載置部材をスライドさせるための手段 を具備したことを特徴とする補綴物ホルダーを提供する。
【0005】 上記回転手段は、ラチェット機構で構成することができる。また、上記保持手 段は、載置部材に載置された補綴物を該載置部材上に押圧する押えピンで構成す ることができる。
【0006】 本考案の好ましい態様によれば、補綴物を載置する載置部材、補綴物を該載置 部材上に押圧力により固定するための押えピン、該押えピンに押圧力を付与する ための伸縮自在な手段、該載置部材を回転させるための、例えばラチェット機構 からなる、回転駆動手段、該載置部材を該ピン手段に対して相対的に円周方向に スライドさせるための第1のスライド手段、および該ピン手段を直線方向に自在 に移動させるための第2のスライド手段を備えた補綴物ホルダーが提供される。
【0007】
【作用】
上記の構成において、載置部材上に補綴物を載置した後、押えピン等の固定手 段で補綴物を固定するが、その際、押えピンの補綴物に対する当接位置は、円周 方向スライド手段と、直線方向スライド手段との調節により、任意に設定するこ とができる。また、作業時に補綴物の回転が必要となった場合は、載置部材をラ チェット機構のような回転駆動手段により任意に回転させることによりこれをお こなうことができる。その際、補綴物は、固定手段により載置部材上に安定に固 定されているので、脱落することがない。
【0008】
【実施例】
以下、本考案を図面を参照してさらに詳しく説明する。以下の実施例は、ダウ エルピンが挿入された石膏模型支台歯(以下、被装着物という)を用いる場合の 本考案の補綴物ホルダーの構成例を示している。
【0009】 図1は、本考案の第1の実施例を示す。図示の補綴物ホルダー10は、補綴物 載置部材11、補綴物押えピン13、押えピン13を直線方向にスライドさせる ためのスライドアーム14、およびアッパーアーム15を備えている。アッパー アーム15にこれと直角に連設して、ホルダー10を直立把持し得るアッパーグ リップ部16が設けられ、このアッパーグリップ部16は、スライド棒19を介 してローアーグリップ部22に接続している。ローアーグリップ部22に直角に 連設してアッパーアーム15と平行にローアーアーム23が設けられ、このロー アーアーム23に載置部材11が接続している。
【0010】 本実施例において、載置部材11は、石膏模型支台歯のダウエルピンが挿通さ れるダウエルピン穴12を有するダウエルピン受け11により構成されている。 ダウエルピン受け12に被装着物(図示せず)を装着する。
【0011】 図1中水平に配置されたスライドアーム14は、アッパーアーム15に出退自 在に嵌合され、自在にスライドされる。スライドアーム14は、直角に屈曲した 拡径部14aを有し、スライドアーム14のアッパーアーム15内への退入は、 この拡径部14aにより停止される。
【0012】 押えピン13は、スライドアーム14の拡径部14aの下方先端部に設けられ ている。したがって、スライドアーム14のスライド駆動により、押えピン13 は、水平方向の所望の位置で補綴物を固定できる。
【0013】 アッパーグリップ部16は、その内部で、ピン17を介してコイルバネ18の 一端に取り付けられている。コイルバネ18の他端は、アッパーグリップ16内 をスライドし得るスライド棒19の先端に固定されている。このコイルバネ18 により、アッパーグリップ部16と、スライド棒19とは、常に一定の力で引き 合い、したがって、ダウエルピン受け11に装着された被装着物は、その引力で 付勢された押えピン13により適度な押圧力で固定される。
【0014】 スライド棒19の後端部は、ローアーグリップ部21に挿通され、スラスト玉 軸受け21を介してビス20によりローアーグリップと同軸的に連結されている 。したがって、ローアーグリップ部22は、ビス20を中心として自在に回転さ せることができる。このローアーグリップ22の回転により、これに連設したロ ーアーアーム23の先端に設けられたダウエルピン受け11を、ビス20を中心 とした円周方向に移動させることができる。これにより、ダウエルピン受け11 上に載置された補綴物に対して、押えピン13の位置を円周方向の任意の位置に 設定することができる。
【0015】 また、ローアーアーム23とダウエルピン受け11とは、ラチェット機構14 により接続されている。したがって、ダウエルピン受け11は、したがってその 上に載置された補綴物は、一方向のみ回転させることができる。
【0016】 以上説明したように、第1の実施例によれば、補綴物をバネ手段で付勢された 押えピンにより載置部材上に安定に固定されるので、ラチェット機構により載置 部材を回転させても、補綴物が載置部材から脱落することはない。しかも押えピ ンによる補綴物の押え位置は、スライドアーム14のスライド駆動と、ローアー アーム22の回転駆動により、任意の位置に設定できる。
【0017】 したがって、歯冠などの歯科補綴物の洗浄および着色その他の作業において、 複雑非定形状の歯科補綴物であってもその固定が容易になり、一度装着すれば、 ホルダーを持ち変える事なく、短時間且つ、スムーズな作業が可能となる。また 、押えピン13により、任意に固定位置を決定できるため、着色作業における塗 り残しがない。さらに、作業者の力を必要とせずに被装着物を固定でき、作業者 は作業に集中することができる。
【0018】 なお、図1に示す補綴物ホルダーにおいて、押えピンを付勢する手段として、 コイルバネの代わりに板バネの様な弾力性、又は反発性に富むものを使用してい てもよい。
【0019】 図2に、本考案の第2の実施例を示す。図2に示す補綴物ホルダー30は、押 えピンを付勢するコイルバネの代りに脚部一回交差型捩りコイルバネを用いた以 外は、第1の実施例と同様の構成を有する。即ち、載置部材37、補綴物押えピ ン35、押えピン35を直線方向にスライドさせるためのスライドアーム34、 およびアッパーアーム32を備えている。アッパーアーム32はビス33を介し て脚部一回交差型捩りコイルバネ31の一方の脚部31aと連設している。捩り コイルバネ31の他方の脚部31bはローアーアーム36と接続し、このローア ーアーム36に載置部材37が接続している。
【0020】 本実施例においても、第1の実施例と同様に、載置部材37は、石膏模型支台 歯のダウエルピンが挿通されるダウエルピン穴38を有するダウエルピン受け3 7により構成されている。ダウエルピン受け37に被装着物(図示せず)を装着 する。
【0021】 図2中水平に配置されたスライドアーム34、アッパーアーム32、直角に屈 曲した拡径部34a、および押えピン35は、図1中のスライドアーム14、ア ッパーアーム15、直角に屈曲した拡径部14a、および押えピン13にそれぞ れ対応し、同様の機能を有する。
【0022】 アッパーアーム32とローアーアーム36とを接続する脚部一回交差型捩りコ イルバネ31により、ダウエルピン受け37に装着された被装着物は、その引力 で付勢された押えピン35により適度な押圧力で固定される。
【0023】 アッパーアーム32は、ビス33を中心として自在に回転させることができる 。このアッパーアーム32の回転により、ダウエルピン受け37上に載置された 補綴物に対して、押えピン35の位置を円周方向の任意の位置に設定することが できる。
【0024】 また、ローアーアーム36の先端には、自由に回転できるダウエルピン穴38 を有するダウエルピン受け37が接続しており、被装着物を自由に回転させるこ とができる。
【0025】 以上説明したように、第2の実施例の場合も、補綴物は脚部一回交差型捩りコ イルバネで付勢された押えピンにより、載置部材上に安定に固定されるので、載 置部材を回転させても、補綴物が載置部材から脱落することはない。しかも、押 えピンによる補綴物の押え位置は、スライドアーム32のスライド駆動と回転駆 動により、任意の位置に設定できる。
【0026】 したがって、歯科補綴物を洗浄・着色する工程において、補綴物の装着時、お よび着色作業時の効率が向上する。即ち、装着時には、脚部一回交差型捩りコイ ルバネ31の根本部分を握る事により、ダウエルピン受け37と押えピン35と の間が広がり、補綴物を容易に装着できる。又、着色する際には、ホルダーを持 ち変える事なく作業することが可能となり、被装着物が自由に回転するために、 ホルダーを取り外す必要がない。さらに、押えピン35が任意の位置で被装着物 を押えることが可能なため、ピン先端による塗り残しがなくなる。
【0027】 押えピンは、補綴部上面を先端で押えたとき、表面に傷や圧痕が付かないよう に、プラスチック材料(ポリアセタール樹脂等)、ゴム材、硬度の低い貴金属合 金等により構成される。押えピン先端の形状は、図3に示すように、一点支持型 (a)、前歯のような薄い歯の場合に適した逆V字型(b)、および、歯冠を側 面から押えるための側方支持型(c)の形状が考えられる。さらに、押えピン部 を図4に示す構造とすることで、ネジカン41を回転させることにより、コイル バネ42が伸縮し、押えピン43の上下方向の微調整が可能になる。
【0028】
【考案の効果】
以上述べたように、本考案によれば、補綴物の着色や陶材塗布の際に、補綴物 を回転させても、これを安定に保持できる補綴物ホルダーを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例による補綴物ホルダーの
説明図。
【図2】本発明の第2の実施例による補綴物ホルダーの
説明図。
【図3】押えピン先端の種々の形状例を示す図。
【図4】押えピン部の構造を示す図。
【図5】従来の歯冠固定用のピンセットを示す図。
【図6】図5に示すピンセットの異なる固定方法を示す
図。
【符号の説明】
11…ダウエルピン受け,12…ダウエルピン穴,13
…押えピン14…スライドアーム,15…アッパーアー
ム,16…アッパーグリップ17…ピン,18…コイル
バネ,19…スライド棒,20…ビス21…スライド玉
軸受,22…ローア−グリップ,23…ローアーアーム
24…ラチェット機構

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 補綴物を載置する載置部材を有し、該補
    綴物を該載置部材上に固定するための固定手段、該載置
    部材を回転させるための回転手段、および該載置部材を
    スライドさせるための手段を具備したことを特徴とする
    補綴物ホルダー。
  2. 【請求項2】 回転手段が、ラチェット機構からなる請
    求項1記載の補綴物ホルダー。
  3. 【請求項3】 固定手段が、載置部材に載置された補綴
    物を該載置部材上に押圧する押えピンからなる請求項1
    または2記載の補綴物ホルダー。
JP1991031464U 1991-05-08 1991-05-08 補綴物ホルダー Expired - Lifetime JP2555966Y2 (ja)

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JP1991031464U JP2555966Y2 (ja) 1991-05-08 1991-05-08 補綴物ホルダー

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JPH04126515U true JPH04126515U (ja) 1992-11-18
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015529147A (ja) * 2012-09-21 2015-10-05 デンツプライ インターナショナル インコーポレーテッド 両頭ピンセット

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JPS63179062U (ja) * 1987-05-11 1988-11-18

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JP2555966Y2 (ja) 1997-11-26

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