JPH04126771U - 粘稠物用デイスペンサー - Google Patents

粘稠物用デイスペンサー

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JPH04126771U
JPH04126771U JP1991045893U JP4589391U JPH04126771U JP H04126771 U JPH04126771 U JP H04126771U JP 1991045893 U JP1991045893 U JP 1991045893U JP 4589391 U JP4589391 U JP 4589391U JP H04126771 U JPH04126771 U JP H04126771U
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cartridge
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直志 梅津
勇人 新井
邦雄 山本
修三 白木
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Abstract

(57)【要約】 【目的】押し出し板の動作をスムーズするとともに、粘
稠物用ディスペンサーの内容物の注出終了後など、内容
物の補充、交換の際にロッドの引き戻しが容易に行える
ようにする。 【構成】筒状の収納部2内に、一端の開口部からカート
リッジ25の開口部側肩部を表出させる長さ寸法に設け
られ、かつ他端の底部にロッド21の挿通孔30を有し
た有底の筒状インナーケース29を収納する。そして筒
状インナーケース29内に、カートリッジ25と押し出
し板20とを収納した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は粘稠物、特にはマヨネーズ、クリーム等の食用の粘稠物を収納し、一 定量ずつ注出するためのディスペンサーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、建築物の内外装で生じる空隙を埋めるため、コーキング剤等の内容 物を収納部に収納し、トリガーの操作により収納部を押圧して内容物を注出する ディスペンサーが使用されている(例えば特開昭51−115718号公報参照 )。この種のディスペンサーはカートリッジを押圧するためのロッドに直接トリ ガーが連結されており、摩擦を利用してトリガーの動力を内容物の押圧手段であ るロッドに伝達する構造である。
【0003】 ところで、このようなディスペンサーを調理用具として用い、マヨネーズ、ク リーム等の食用の粘稠物を注出させるようにする試みがある。特に最近では、レ ストランなどで多量数のサラダなどに効率よくマヨネーズをかけるときなど、こ のディスペンサーを用い、内容物の交換が便利なようにブロー成型した薄肉のカ ートリッジに内容物を収納してこれを押圧するようにしている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上述したような薄肉のカートリッジを押し出し板で押圧する場 合、カートリッジを収納するディスペンサーの収納部内径と押し出し板の外径と を同径とすると、押し出し板と前記収納部内面との間に、カートリッジの底部が 巻き込まれてしまい、押し出し板が進まなくなったり、巻き込まれた部分に内容 物が残留して内容物を全て注出できないという問題がある。 また巻き込みが生じない場合でも収納部内面にカートリッジ周面が密着して、 押し出し板が押圧方向に動きにくくなっていた。 そしてこれらの問題点を解決するために例えば実公昭64−1270号公報に 示されているように、摺動用外袋に、内容物を収容した容器を収納することによ ってスムーズな圧縮操作を可能にしようとするディスペンサーが提案されている が、前記容器の作製が面倒であり、特に使い捨ての容器であることから、コスト 的にも高いものとなっていた。
【0005】 そこで本考案は、カートリッジの巻き込みなどによる押し出し板の動作不良を 無くすことを課題とし、前記押し出し板の動作がスムーズであって、取り扱いが 容易な粘稠物用ディスペンサーを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案は、上記した課題を考慮してなされたもので、本体部に設けられたトリ ガーの操作によって筒状の収納部内の内容物を押圧し、注出する手動式粘着用テ ィスペンサーであり、前記収納部内に、柔軟な合成樹脂からなり先端に開口部を 有して前記内容物を収容するカートリッジを収納し、該カートリッジの底を押し 出し板により押圧して注出する粘稠物用ディスペンサーにおいて、前記筒状の収 納部内に、一端の開口部から前記カートリッジの開口部側肩部を表出させる長さ 寸法に設けられ、かつ他端の底部に押し出し板押圧手段用の挿通孔を有した有底 の筒状インナーケースを収納し、該筒状インナーケース内に、カートリッジと押 し出し板とを収納したことを特徴とする粘稠物用ディスペンサーを提供して、上 記課題を解消するものである。
【0007】
【作用】
本考案の粘稠物用ディスペンサーは上記のような構成であり、トリガーの操作 によって押圧力が押し出し板に伝達され、この押し出し板が前進してカートリッ ジから内容物が定量注出される。このときカートリッジ周面と収納部内面との間 に筒状インナーケースがあり、カートリッジ周面の収納部内面への密着を無くす 。 またカートリッジの開口部側から肩部までが筒状インナーケースから開放され ていて、この開放されたカートリッジ開口部側が押し出し板の押圧時に少し縮み 、トリガー開放による押し出し板からの押圧力が無くなった時点で少し伸び、筒 状インナーケースと共に押し出し板を僅かに後退させることができるようになる 。そしてこの後退を行わせることによって、カートリッジ開口部側で内容物が戻 り、確実に内容物が切れるようになる。
【0008】
【実施例】
つぎに、本考案を図1から図 に示す実施例に基づいて詳細に説明する。図1 は本考案による粘稠物用ディスペンサーの実施例を示す。1は本体部、2は収納 部である。本体部1と収納部2は樹脂製であり、特に収納部2は透明性のある樹 脂から成型されている。また収納部2は本体部1に着脱自在に取り付けられてい る。グリップ部3にはトリガー4が支軸5を中心に揺動自在に組み込まれている 。トリガー4の後部中央にはバネ6が設けられ、バネ6の他端部はグリップ部3 の内側面に当接しており、このバネ6の復元力によってトリガー4が常に元の位 置に戻るように付勢されている。
【0009】 一方、トリガー4には一端に突部7を有する爪部材8が支軸9に対して一定角 度回転可能に設けられていて、これに対応する位置に歯車体10が上記支軸5を 中心に設けられている。この歯車体10は、支軸5上に同軸に設けられる大径の 第1の歯車11と小径の第2の歯車12の二つで構成されている。図2において 、時計廻り方向を順方向、反時計廻り方向を逆方向とすると、前記爪部材8には 弾性部材13によって支軸9を中心に逆方向の力が加わっており、これによって 突部7が第1の歯車11側に押圧され、噛合するようになっている。
【0010】 本体部1の後端部には、一端に突部14を有するストッパー15が、支軸16 を中心に一定角度回転可能に設けられている。また前記ストッパー15には操作 部17が連設されており、操作部17は本体部1から突出するようになっている 。そしてストッパー15は弾性部材18によって逆方向の力が加わっており、突 部14が第1の歯車11に噛合するようになっている。 このように第1の歯車11には上記爪部材8とストッパー15が噛合しており 、トリガー4の動力を爪部材8を介して第1の歯車11に伝達する(すなわち第 1の歯車11を逆方向に回転させる)とともに、トリガー4が元の位置に戻ると きにはストッパー15の作用によって第1の歯車11が逆回転しないようになっ ている。
【0011】 更に本体部1には、上記第2の歯車12と噛合するラック19を有し、先端に 押し出し板20が設けられたロッド21が、収納部2内に往復動可能に設けられ ている。また押し出し板20と反対側の端部には掴み部22が設けられている。 上記収納部2には注出口23を有する蓋部材24を取り付ける。
【0012】 収納部2内に収納されるカートリッジ25は、軟質フィルム材等からなる袋状 体、或は樹脂をブロー成形によって成形した円筒状体である。カートリッジ25 の開口部26には、例えばアルミ等の材料からなるシール材27が貼着されてお り、シール材27には内容物を注出するための穿孔28が穿設される(図1参照 )。 上記押し出し板20は裏面側にロット21の先端が着脱可能に装着できるもの であるが、この押し出し板20の先端が単に当接するようにしてもよい。そして この押し出し板20は表裏面形状を同一としてこの押し出し板から方向性を無く している。
【0013】 カートリッジ25と前記押し出し板20は、図2に示すように有底の筒状イン ナーケース29内に収納された状態でこの筒状インナーケース29とともに上記 収納部2内に収納される。そして筒状インナーケース29は、カートリッジ25 と前記押し出し板20とを収納して一端の開口からカートリッジ25の肩部まで が表出する長さ寸法に形成されているとともに、底部には上記ロッド21が通る 挿通孔30が開口されている。 上記カートリッジ25の外径と押し出し板20の外径との差は、このカートリ ッジ25の肉厚の4倍以上であり、筒状インナーケース29の内部において、カ ートリッジ25の底部が押し出し板20により押圧されると、押し出し板20の 外周と筒状インナーケース29の内面との間にカートリッジ25の底部側が折り 返された状態で送り出され、押し出し板20の移動が損なわれないように設けら れている。
【0014】 また上記カートリッジ25は、押し出し板20とともに筒状インナーケース2 9に収納された状態で用意されており、内容物の交換などにおいては筒状インナ ーケースとともに交換される。
【0015】 つぎに本考案による粘稠物用ディスペンサーの動作を説明する。 まず、グリップ部3を握りトリガー4を引くと、爪部材8は支軸9中心として 逆方向に回転し、第1の歯車11を逆方向に回転させる。 このように爪部材8によりトリガー4の引き絞りは歯車体10に回転運動とし て伝達され、更に歯車体10の回転はラック19に伝達され、ロッド21を前進 させる。このときストッパー15は弾性部材18により歯車体10方向への力を 受けて第1の歯車11に噛合しているが、歯車体10が逆方向に回転するときは 、弾性部材18に抗して支軸16を中心とし順方向(歯車体10から突部14が 離脱する方向)に回転できるので、歯車体10の回転を妨げない。 前記ロッド21が前進すると、押し出し板20がカートリッジ25を押圧する ので、穿孔28から内容物が注出される。
【0016】 つぎにトリガー4を開放すると、バネ6の力でトリガー4が元の位置に戻る。 この時ストッパー15は弾性部材18に押圧されているため、歯車体10を僅か に順方向に回転させた後その回転を停止させる。すなわち第1の歯車11と噛合 停止状態となる。 図3に示すように、第1の歯車11は、それぞれの歯部31の順方向側の斜面 (反ロッド送出回転方向側の斜面)31aの傾斜より、逆方向側の斜面(ロッド 送出回転方向側の斜面)31bの傾斜を緩やかにしたラチェット歯に形成されて いて、例えば歯部31の角度θが50°から70°程度に設定されている。そし て歯車体10に逆方向への回転駆動が加わらなくなると、スットパー15が押圧 力によって歯部31を押し、前記緩斜面である斜面31bがストッパー15の突 部14に対して摺接して谷部32に当接するまで第1の歯車11が上述したよう に、順方向に回転することになる。
【0017】 上述の歯車体10の順方向の回転(すなわち第2の歯車12の順方向の回転) によってロッド21が僅かに後退し、穿孔29付近の内容物をカートリッジ25 内に戻すが、その後ロッド21が後退することはない。トリガー4一回の操作に より、常に等しく歯車体10が回転するので、この動作を繰り返すことで常に一 定量の内容物を注出することができる。 トリガー4の開放時における歯車体10の上記順方向の回転によって、上述の ようにロッド21が後退し、この後退によってバックサクションが行われる。す なわち押し出し板20の前進によって内容物が注出されるとともに、カートリッ ジ25の開口部側の部分が若干縮小し、トリカーが開放され押し出し板が後退す ると前記カートリッジ25の開口部側の部分が戻る。そして図4に示すように、 トリガー4の開放時にロッド21が後退することから、またカートリッジ25と 収納部2とが接していないことから、上記カートリッジ25の後部と押し出し板 20と筒状インナーケース29とが共にスムーズに後退し、カートリッジ25の 開口部から内容物を引き、切れを良好にする。
【0018】 つぎに、内容物の再充填や交換について説明する。 ロッド21が前方に移動し、内容物を注出し終えたら、ストッパー15の操作 部17を操作してストッパー15を歯車体10から離脱した状態にして筒状イン ナーケースごと内容物の充填されたカートリッジを収納すればよく、ロッド21 は元の位置に押し戻される。これは前記ストッパー15を離脱させた時点で歯車 体10は自由回転状態となっているためである。 内容物の注出には本実施例のようにカートリッジ25に注出用の穿孔28を開 けておくだけで充分であるが、更に注出ノズルなどを取り付けるようにしてもよ い。また注出を終了して新しいカートリッジに交換するに際しては、まず筒状イ ンナーケースごと取り出す。つぎに上述したように筒状インナーケースに押し出 し板と新しいカートリッジを入れたものを新しく収納部内に収納することで交換 できる。
【0019】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案の粘稠物用ディスペンサーは、上記のような構成 であり、筒状の収納部内に、一端の開口部から前記カートリッジの開口部側肩部 を表出させる長さ寸法に設けられ、かつ他端の底部に押し出し板押圧手段用の挿 通孔を有した有底の筒状インナーケースを収納し、該筒状インナーケース内に、 カートリッジと押し出し板とを収納したので、押し出し板の動作がスムーズにな り、大きな力を必要とせずに連続して正確な定量排出が可能である。またトリガ ーの操作後のバックサクションを行わせて内容物の切れを良くし、注出口付近に 内容物が残ることを防ぐことができる。 また内容物の交換に際してはカートリッジを筒状インナーケースごと交換すれ ばよく、その交換作業が容易になり、取り扱いが極めて容易な粘稠物用ディスペ ンサーが提供できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る粘稠物用ディスペンサーの一実施
例を分解した状態で示す説明図である。
【図2】一実施例を断面で示す説明図である。
【図3】一実施例における第1の歯車を示す説明図であ
る。
【図4】一実施例における収納部を示す説明図である。
【符号の説明】
1…本体部 2…収納部 3…グリップ部 4…トリガー 8…爪部材 10…歯車体 11…第1の歯車 12…第2の歯車 15…ストッパー 20…押し出し板 21…ロッド 25…カートリッジ 29…筒状インナーケース
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 白木 修三 東京都世田谷区八幡山3−37−15−404

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体部に設けられたトリガーの操作によ
    って筒状の収納部内の内容物を押圧し、注出する手動式
    粘着用ティスペンサーであり、前記収納部内に、柔軟な
    合成樹脂からなり先端に開口部を有して前記内容物を収
    容するカートリッジを収納し、該カートリッジの底を押
    し出し板により押圧して注出する粘稠物用ディスペンサ
    ーにおいて、前記筒状の収納部内に、一端の開口部から
    前記カートリッジの開口部側肩部を表出させる長さ寸法
    に設けられ、かつ他端の底部に押し出し板押圧手段用の
    挿通孔を有した有底の筒状インナーケースを収納し、該
    筒状インナーケース内に、カートリッジと押し出し板と
    を収納したことを特徴とする粘稠物用ディスペンサー。
  2. 【請求項2】 前記押し出し板と押し出し板押圧手段と
    が分離可能である請求項1に記載の粘稠物用ディスペン
    サー。
JP4589391U 1991-04-26 1991-04-26 粘稠物用ディスペンサー Expired - Lifetime JP2514624Y2 (ja)

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JP4589391U JP2514624Y2 (ja) 1991-04-26 1991-04-26 粘稠物用ディスペンサー
KR1019920703360A KR950013988B1 (ko) 1991-04-26 1992-04-27 점조물용(粘稠物用) 디스펜서
PCT/JP1992/000546 WO1992019389A1 (en) 1991-04-26 1992-04-27 Dispenser for viscous material
CA002085996A CA2085996A1 (en) 1991-04-26 1992-04-27 Dispenser for viscous material
US07/958,119 US5375740A (en) 1991-04-26 1992-04-27 Manual dispenser for dispensing predetermined amounts of viscous material through actuation of a trigger

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JPH04126771U true JPH04126771U (ja) 1992-11-18
JP2514624Y2 JP2514624Y2 (ja) 1996-10-23

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