JPH04127065U - 応荷重装置 - Google Patents

応荷重装置

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JPH04127065U
JPH04127065U JP4321491U JP4321491U JPH04127065U JP H04127065 U JPH04127065 U JP H04127065U JP 4321491 U JP4321491 U JP 4321491U JP 4321491 U JP4321491 U JP 4321491U JP H04127065 U JPH04127065 U JP H04127065U
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貢 綱澤
雅民 山中
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株式会社ナブコ
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 積空ブレーキなどに採用される応荷重装置に
おいて、故障時や保守点検時などに車体側と積載荷重の
被検出部とを取り外すときの作業効率を向上させる。被
検出部側の走行時の振動が応荷重弁の入力部に伝達され
にくくする。 【構成】 車体100側に応荷重弁と測重部Cとを設け
る。測重部Cの変換部40を被検出部Dに当接させる。
ばね部材90で常時緊張されている可撓性のケーブル8
2で応荷重弁の入力部と測重部Cの出力端50とを接続
する。測重部Cの変換部40と出力端50との間にダン
パー機構60を設ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、車体の積載荷重に応じてブレーキ力が調整されるブレーキ装置に 用いられる応荷重装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
この種の応荷重装置が実開昭49−15393号公報に記載されている。この この公報の第4図に記載された従来の応荷重装置は、積載荷重に応じて変位する 車体側にリレーバルブでなる応荷重弁が設けられ、懸架装置を介して車体を支持 し、かつ車輪の取り付けられる被検出部(たとえばリヤアクスル)に測重部が設 けられていると共に、応荷重弁と測重部との間にばね部材とケーブルとでなる荷 重検出機構が設けられた構成であった。
【0003】 従来の応荷重装置のように、測重部が車輪側、すなわちリヤアクスルのような 被検出部に取り付けられた構成であると、車両故障時や保守点検時などに被検出 部を車体から取り外す場合に、車体側と被検出部側との間に介在されている懸架 装置を取り外す作業以外に、測重部を被検出部から取り外す手間が必要になり、 作業性が悪いという問題があった。
【0004】 また、従来の応荷重装置では、応荷重弁の入力部と測重部とがばね部材とケー ブルとでなる荷重検出機構で直接連結されているので、車体の積載荷重のみなら ず、車両の走行に伴って発生する被検出部側の振動をも前記入力部に伝達される ことになり、その入力部が早期に損傷したり、積載荷重に見合ったブレーキ力が 得られにくいという問題があった。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
以上の問題は、測重部が車輪側に取り付けられていることが原因で生じている 。そこで、この考案は、応荷重弁のみならず、測重部をも車体側に設ける構成と したものであって、車体側と被検出部側とを取り外すときの作業効率を向上させ ることのできる応荷重装置を提供することを第1の課題とする。
【0006】 また、このように構成された応荷重装置において、被検出部側の走行時の振動 が応荷重弁の入力部に伝達されにくくして、入力部の早期の損傷を防ぎ、同時に 荷重に見合ったブレーキ力が得られにくいという問題点を解決することのできる 応荷重装置を提供することを第2の課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1の考案の応荷重装置は、車体側に応荷重弁と測重部とを設け、積載荷 重に応じ車体に対して相対変位する被検出部に当接される検出部を前記測重部に 設け、応荷重弁の入力部と測重部とを接続する可撓性のケーブルとこのケーブル の一端を前記応荷重弁の入力部に引込む方向に引っ張る圧縮ばねとケーブルの他 端を前記測重部の検出部に引込む方向に引っ張る圧縮ばねとでなる荷重検出機構 を設けると共に、これらの圧縮ばねでケーブルを常時緊張させるようになし、前 記ケーブルの一端を応荷重弁の入力部に接続し、他端を測重部の検出部に接続し たものである。
【0008】 請求項2の考案の応荷重装置は、前記構成に加え、測重部に設けた検出部に、 被検出部の車体に対する相対変位を力に変換する変換部と、この変換部の出力の 出力端と、変換部の出力を出力端に伝達するダンパー機構とを設け、荷重伝達機 構のケーブルの他端を前記検出部の出力端に接続したものである。
【0009】
【作用】
請求項1の考案によると、ケーブルとこのケーブルの両端を常時緊張させる圧 縮ばねとを有する荷重検出機構を設けたので、測重部の検出部を被検出部側に当 接させておくだけで、車体側と被検出部側との相対変位が圧縮ばね及びケーブル を介して確実に応荷重弁の入力部に伝達される。
【0010】 請求項2の考案によると、車両の積載荷重の変動による車体側と被検出部側と の相対変位が、測重部に設けた検出部の変換部とダンパー機構とを介して検出部 の出力端に伝達される。これに対し、車両走行時の被検出部の振動は変換部とダ ンパー機構の緩衝作用により打ち消されるために前記出力端に伝達されにくい。
【0011】
【実施例】
図1はこの考案の実施例による応荷重装置の応荷重弁Aと荷重伝達機構Bの一 部を示す断面図、図2は前記応荷重装置の測重部Cと荷重伝達機構Bの他部を示 す断面図、図3は測重部Cの取付状態を説明するための断面図である。
【0012】 図1の応荷重弁Aにおいて、1は弁箱であり、その内部に押棒ガイド2によっ て水平スライド自在に支持された押棒3が配設されており、その押棒2の中間部 にピン4を介してレバー5が揺動自在に取り付けられ、このレバー5の端部にコ ロ6が回転自在に取り付けられている。弁箱1内における押棒3の下方の空間部 分に、ダイヤフラム7を介して取り付けられた第1指令ピストン8と、ダイヤフ ラム9を介して取り付けれた第2指令ピストン10と、ピン11によって弁箱1 側のブラケット12に揺動自在に支持された梃子レバー13とが配備され、第1 指令ピストン8と第2指令ピストン10とが第1連結ピン14で連係され、さら に第2指令ピストン10と梃子レバー13の先端部とが第2連結ピン15で連係 されている。他方、弁箱1内における押棒3の上方の空間部分に、弁座16を備 えた弁室17と、この弁室17内にダイヤフラム18を介して取り付けられた供 給弁19と、弁室17内で供給弁19を前記弁座16に常時押し付けて弁孔を閉 じる方向に付勢するばね20と、ダイヤフラム21を介して取り付けられ前記供 給弁19に対向する排気弁棒22と、排気弁棒22を前記供給弁19から遠ざけ る方向に常時付勢するばね23と、ピン24によって弁箱1側のブラケット25 に揺動自在に支持された第2梃子レバー26とが配備され、排気弁棒22と第2 梃子レバー26とが第3連結ピン27で連係されている。ACは指令ポート、M Rは入力ポート、BCはブレーキシリンダに通じる出力ポートであり、指令ポー トACに供給される指令圧は第1指令ピストン8に形成されている連通空気通路 8aを経て第1指令ピストン8にも供給されるようになっている。入力ポートM Rは弁室17に連通し、また、出力ポートBCには弁座16で囲まれた弁孔を介 して前記入力ポートMRが通じている。
【0013】 他方、前記応荷重弁Aには入力部30が具備されている。この入力部30は押 棒3の一端部に取り付けた端部金具31を弁箱1の端部に取り付けたケーシング 32の内部に臨ませることによって形成されている。
【0014】 以上説明した入力部30を具備する応荷重弁Aは車両の車体100側に配備さ れる。
【0015】 上述した応荷重弁Aにおいて、入力部30を形成している押棒3が図1の左ま たは右に変位すると、その変位幅に見合ってコロ6が第1梃子レバー13の上を 転動して左または右に変位し、このコロ6及び第1,第2梃子レバー13,26 によるテコ比が増減する。このため、指令ポートACに供給された所定値の指令 圧で第1指令ピストン8と第2指令ピストン10とが押し上げられるときの力が そのときのテコ比で第1梃子レバー13及びコロ6を介して第2梃子レバー26 に伝わって第2梃子レバー26が上向きに揺動し、それに伴って排気弁棒22が 押し上げられて供給弁19がばね10の力に抗して弁座16から離れる。したが って、入力ポートMCに供給されている供給圧力が弁室17と弁孔を経て出力ポ ートBCに達し、この出力ポートBCからブレーキシリンダに伝わる。
【0016】 測重部Cは、後述する被検出部Dの車体100に対する相対変位を力に変換す る変換部40と、変換部40で変換された力を出力するための出力端50と、変 換部40の出力を出力端50に伝達するダンパー機構60とを有し、これら3者 で検出部70が構成されている。
【0017】 ダンパー機構60は、内部空間であるダンパー室にダンパーオイル62が封入 されたシリンダ61と、ダンパー室に収容されたピストン63と、ピストン63 から下向きに突出されたピストンロッド64と、ピストン63から上向きに突出 されたダンパー軸65と、を備えており、ピストン63には絞り通路66が形成 されている。なお、ピストンロッド64とシリンダ61との摺動部分や、ダンパ ー軸65とシリンダ61の上蓋61aとの摺動部分は、Oリング67a,67b やダストシール68a,68bでシールされている。
【0018】 変換部40は、部分球面状の下面を有するヘッド部41と、このヘッド部41 が先端に取り付けられた中空の胴部42と、胴部42に摺動自在に嵌入された摺 動体43と、摺動体43とヘッド部41との相互間に介在された圧縮ばね44と 、とを有しており、胴部42の上板部42aを貫通して胴部42の内部に突出さ れた前記ピストンロッド64の先端部が前記摺動体43にナット45で固着され ている。
【0019】 出力端50は、前記ダンパー軸65の上端にスプリングピン51を介して回転 自在に連結されたケーブル調整ナット52と、ケーブル調整ナット52に螺合し た後述する先端金具87に螺合されるロックナット53と、後述する外筒81の 取付蓋54と、を有している。
【0020】 そして、ダンパー機構60のシリンダ61と変換部40の胴部42の上端およ び出力端50の取付蓋54との間にはそれぞれラバーカバー71,72が配設さ れている。なお、73はダンパー機構60のシリンダ61と出力端50の取付蓋 54とに固着された取付用金具である。
【0021】 以上説明した測重部Cにおいて、ダンパー機構60に対して変換部40が上方 または下方に相対変位すると、その変位が圧縮ばね44を介し摺動体43に伝わ り、ピストンロッド64とピストン63とダンパー軸65とが上方または下方に 変位し、その変位が出力端50のロックナット53から出力される。
【0022】 荷重伝達機構Bは、チューブ状の外筒81に可撓性のケーブル82を摺動自在 に挿通した押引部材80と、前記ケーブル82を常時緊張させるためのばね部材 90とを備えている。そして、ばね部材90は、前記応荷重弁Aの入力部30に 装備された圧縮ばね91と、前記測重部Cの検出部70に装備された圧縮ばね9 2とで構成されている。
【0023】 押引部材80の外筒81の一端は応荷重弁Aにおける入力部30のケーシング 32にナット83で締付固定された保持金具84に固定され、その他端は測重部 Cにおける出力端50の取付蓋54にナット85で締付固定されている。また、 押引部材80のケーブル82の一端は応荷重弁Aにおける入力部30の端部金具 31にねじ止めされており、そのようにねじ止めされたケーブル82の一端に嵌 合保持されたばね受け86と前記保持金具84との間に前記圧縮ばね91が介在 されている。したがって、この圧縮ばね91はケーブル82の一端を応荷重弁A の入力部30に引込む方向に常時引っ張っている。これに対し、押引部材80の ケーブル82の他端には先端金具87が固着されており、その先端金具87が測 重部Cにおける検出部70の出力端50を形成しているロックナット53とケー ブル調整ナット52に螺合締付されていると共に、ロックナット53に嵌合保持 されたばね受け88と前記取付蓋54との間に前記圧縮ばね92が介在されてい る。したがって、この圧縮ばね92はケーブル82の他端を測重部Cの検出部7 0に引込む方向に常時引っ張っている。
【0024】 応荷重弁Aは車体側に装備され、また、測重部Cも図3のように取付用金具7 3を介して車体100側に装備される。車体100は台車110にばねなどでな る懸架装置120を介して支持される。さらに、2つのリンク131,132の 端部同士をピン133で揺動自在に連結した2連リンク130が略直角に折り曲 げられ、その一端がピン134で車体100に揺動自在に連結されていると共に 、その他端がピン135で台車110に揺動自在に連結されている。そして、2 連リンク130の水平部を形成しているリンク131によって被検出部Dが形成 され、この被検出部Dに前記測重部Cにおける検出部70の変換部40に具備さ ているヘッド部が当接されている。
【0025】 この構成であると、車体の積載荷重が増大すると、それに応じて懸架装置12 0が変位して測重部Cの変換部40が被検出部Dに押し付けられ、変換部40が 上方に変位する。このため、上述した測重部Cの作用により、変換部40の変位 が出力端50に伝わり、その出力端50のロックナット53から出力される。こ のロックナット53からの出力によって荷重伝達機構Bのケーブル82が緊張状 態のまま外筒81に対して変位し、その変位によって応荷重弁Aの押棒3が図1 の左方に変位する。これにより、押棒3の変位幅に見合ってコロ6が第1梃子レ バー13の上を転動して左方に変位すると、そのときのテコ比が増大し第1梃子 レバー13及びコロ6を介して第2梃子レバー26が上向きに揺動し、それに伴 って排気弁棒22が押し上げられ、供給弁19がばね20の力に抗して弁座16 から離れて入力ポートMRに供給されている供給圧力が弁室17と弁孔を経て出 力ポートBCに達し、この出力ポートBCからブレーキシリンダに伝わる。車体 の積載荷重が減少した場合には以上と逆の作用が行われる。
【0026】 また、車両走行時に生じる台車110の振動は被検出部Dの揺動運動として現 れ、その揺動運動が測重部Cの変換部40に伝わる。しかし、変換部40と出力 端50との間にはダンパー機構60が介在されているため、変換部40が振動し てもその振動が直接出力端50から出力されることはない。すなわち、ダンパー 機構60ではピストン63が上下に変位するときには、ピストン63の絞り通路 66をダンパーオイル62が通過するときの流動抵抗がピストン63の上下運動 の速度を規制するため、変換部40とダンパー機構60との間で緩衝作用が発揮 され、その緩衝作用によって被検出部Dの振動はバネ44をたわませるのみで前 記出力端50に伝達されにくい。したがって、応荷重弁Aのコロ6が被検出部D の振動によって移動することはない。
【0027】 荷重伝達機構Bの2つの圧縮ばね91,92において、測重部C側に設けら れた圧縮ばね92の付勢力は応荷重弁A側に設けられた圧縮ばね91のそれより も強くしてある。これは、車両が積車状態から空車状態に変化したときには測重 部Cの検出部70も同様に変化する必要があるためであり、仮に圧縮ばね91, 92の付勢力が同じ強さであると、ケーブル82の摺動部分などに生じる摩擦抵 抗により、検出部70が空車状態の位置に復帰しなくなるおそれがある。また、 荷重伝達機構Bにおけるケーブルの緊張状態を調整するときは、ロックナット5 3を一旦緩めた後、ケーブル調整ナット52を回転させて先端金具87を上下動 させるだけでよい。
【0028】
【考案の効果】
請求項1の考案によれば、応荷重装置を構成する応荷重弁と測重部の両方を車 体側に設けているため、車両故障時や保守点検時などに被検出部を車体から取り 外す場合に、車体側と被検出部側との間に介在されている懸架装置を取り外すだ けで済み、測重部を被検出部から取り外す必要がないので車体側と被検出部側と を取り外すときの作業効率が向上するという効果がある。
【0029】 請求項2の考案によれば、車両走行時に生じる被検出部側の振動が応荷重弁の 入力部に伝達されにくくなり、入力部の早期の損傷が防止されると同時に、積載 荷重に見合ったブレーキ力を得やすくなるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の実施例による応荷重装置の応荷重弁
と荷重伝達機構の一部を示す断面図である。
【図2】応荷重装置の測重部と荷重伝達機構の他部を示
す断面図である。
【図3】測重部Cの取付状態を説明するための断面図で
ある。
【符号の説明】
A 応荷重弁 B 荷重伝達機構 C 測重部 D 被検出部 30 入力部 40 変換部 50 出力端 60 ダンパー機構 70 検出部 82 ケーブル 90 ばね部材 91,92 圧縮ばね 100 車体

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両の積載荷重が伝達される入力部の変
    位に基づいてブレーキ圧力を増減出力する応荷重弁を車
    体側に設け、積載荷重に応じて車体に対し相対変位する
    被検出部の変位を検出する測重部を有し、応荷重弁の入
    力部と測重部とを接続する可撓性のケーブルとこのケー
    ブルを常時緊張させるばね部材とを有する荷重伝達機構
    を設けた応荷重装置において、測重部を車体側に設ける
    と共に、この測重部に前記被検出部に当接される検出部
    を設け、荷重伝達機構のばね部材を、前記ケーブルの一
    端を前記応荷重弁の入力部に引込む方向に引っ張る圧縮
    ばねと、他端を前記測重部の検出部に引込む方向に引っ
    張る圧縮ばねとで構成すると共に、前記ケーブルの一端
    を応荷重弁の入力部に接続し、他端を測重部の検出部に
    接続したことを特徴とする応荷重装置。
  2. 【請求項2】 測重部に設けた検出部に、被検出部の車
    体に対する相対変位を力に変換する変換部と、この変換
    部の出力の出力端と、変換部の出力を出力端に伝達する
    ダンパー機構とを設け、荷重伝達機構のケーブルの他端
    を前記検出部の出力端に接続した請求項1の応荷重装
    置。
JP1991043214U 1991-05-13 1991-05-13 応荷重装置 Expired - Lifetime JP2545733Y2 (ja)

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