JPH04127411U - ナツト固定構造 - Google Patents
ナツト固定構造Info
- Publication number
- JPH04127411U JPH04127411U JP1122491U JP1122491U JPH04127411U JP H04127411 U JPH04127411 U JP H04127411U JP 1122491 U JP1122491 U JP 1122491U JP 1122491 U JP1122491 U JP 1122491U JP H04127411 U JPH04127411 U JP H04127411U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- nut
- mounting hole
- plate
- cylindrical portion
- cylindrical part
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 簡単な工具で板20にナット10が取付されると
共に、ボルトのねじ込み方向および逆方向のいずれの捩
じりに対しても均等に強く、更に、側方からの衝撃に対
しても強い非溶接式のナット取付構造を提供する。 【構成】 ナット10の一端面内周縁部に薄肉の円筒部12
を設け、板20には円筒部12が挿入される多角形の取付孔
21を設ける。取付孔21に円筒部12を差し込んだ状態で、
取付孔21の形状に対応した多角形に円筒部12をポンチに
より拡径加工する。これにより、取付孔21の内面全周に
円筒部12の外周面を圧接させると共に、円筒部12の先端
部分を取付孔21の周囲に係合させる。拡径加工後の円筒
部12は、取付孔21内で簡単には回転せず、取付孔21から
抜け出るおそれもない。
共に、ボルトのねじ込み方向および逆方向のいずれの捩
じりに対しても均等に強く、更に、側方からの衝撃に対
しても強い非溶接式のナット取付構造を提供する。 【構成】 ナット10の一端面内周縁部に薄肉の円筒部12
を設け、板20には円筒部12が挿入される多角形の取付孔
21を設ける。取付孔21に円筒部12を差し込んだ状態で、
取付孔21の形状に対応した多角形に円筒部12をポンチに
より拡径加工する。これにより、取付孔21の内面全周に
円筒部12の外周面を圧接させると共に、円筒部12の先端
部分を取付孔21の周囲に係合させる。拡径加工後の円筒
部12は、取付孔21内で簡単には回転せず、取付孔21から
抜け出るおそれもない。
Description
【0001】
本考案は、ボルト止めされる板に予めナットを取付けるためのナット固定構造
に関する。
【0002】
金属板を重ねてボルト止めする場合、その板にナットを予め取付けておくこと
は、広く行われている。この場合のナットの固定には、電気抵抗溶接が多用され
ているが、2枚重ねの板に対しては、ナットを電気抵抗溶接することはできない
。そのため、ナットを取付けるべき板が2枚重ねの場合は、図3に示すように、
一方の板20が溶接チップと干渉しないように、そのボルト孔22を大きくして、他
方の1枚の板20にナット31を溶接固定することとなる。ところが、このような固
定構造では、ナット31の取付部分が1枚板となるので、取付部分の強度低下が避
けられず、ナット31にボルト38をねじ込んだ場合は、ボルトのねじ込みに伴って
ワッシャ等がボルト孔22に入り込むために、締付強度が不足するおそれもある。
そのため、ナットを取付けるべき板が2枚重ねの場合は、溶接によらないナット
固定構造が必要となる。
【0003】
溶接によらずに固定されるナットとしては、図4に示す押し込み式のものと、
図5に示す打ち込み式のものとがある。図4に示す押し込み式のナットは、ナッ
ト形状をしたナット本体32の一端面内周縁部に突設された円筒部33を有し、板に
予め開設した丸形の取付孔に円筒部33を押し込むことにより板に固定される。円
筒部33の先端部外周面には、抜け止めのためにスパイラル状のロ−レット加工部
34が形成されている。また、図5に示す打ち込み式のナットは、四角形をしたナ
ット本体35の一端面内周縁部に円筒状の突起36を有し、一端面の4隅部には三角
形の突起37を有する。突起36、37はポンチを兼ねており、板にナットを打ち込む
ことにより、突起36、37が板を貫通して、板にボルト孔が開設されると共に、突
起36、37間に板が挟まれることにより板にナットが固定される。
【0004】
しかるに、図4に示す押し込み式のナットは、ロ−レット加工部34のスパイラ
ルの方向(ボルトのねじ込み方向)に対して逆方向に捩じられると、板からいと
も簡単に外れるという欠点がある。また、側方からの衝撃に対しても、それぼと
強いとは言えない。その点、図5に示す打ち込み式のナットは、4つの突起37が
板を貫通するので、ボルトのねじ込み方向および逆方向のいずれの捩じりに対し
ても強い。しかし、側方からの衝撃に対しては存外弱く、板の運搬時等に外れ易
い。また、大掛かりな打ち込み機が必要であり、ナット取付部の寸法によっては
取付けが不可能な場合も生じる。
【0005】
本考案はかかる事情に鑑みて創案されたものであり、簡単な工具でナットの取
付けができると共に、ボルトのねじ込み方向および逆方向のいずれの捩じりに対
しても均等に強く、更に、側方からの衝撃に対しても強い非溶接式のナット固定
構造を提供することを目的とする。
【0006】
本考案にかかるナット固定構造は、板に取付けるべきナットの一端面内周縁部
に薄肉の円筒部を突設する一方、該円筒部がほぼ内接する多角形の取付孔を前記
板に開設し、該取付孔に挿入した前記円筒部の外周面が取付孔の内面全体に圧接
すると共に、前記円筒部の先端部分が取付孔の周囲に被さるように、前記円筒部
が取付孔の形状に応じた多角形に拡径加工されてなることを特徴としている。
【0007】
以下、図面を参照して本考案の実施例を説明する。図1は本考案にかかるナッ
ト固定構造の一例を破断して示した斜視図、図2は図1のナット固定構造に使用
されるナットおよび板を破断して示した斜視図である。
【0008】
図1のナット固定構造に使用されるナット10は、外周面が六角形のナット形状
をしたナット本体11を有する。ナット10を板20に取付ける際は、ナット本体11の
平坦な裏面が板20の表面に接触させられる。ナット本体11の裏面の内周縁部には
、薄肉の円筒部12が同心状に突設されている。ナット10の円筒部12は、ナット10
を板20に取付ける前は、図2に示すように、ナット本体11の裏面から直角に立ち
上がっており、その高さは板20の厚みより若干大きい。円筒部12の内周面は、ナ
ット本体11にねじ込まれるボルトに干渉しない内径とされ、先端に向かって外方
へテーパー状に傾斜している。
【0009】
ナット10が取付けられる板20のナット取付部には、正六角形の取付孔21が開設
されている。取付孔21は、その内周面にナット10の円筒部12がほぼ接して挿入さ
れるように、内接円が円筒部12の外径よりも僅かに大径とされている。取付孔21
の形状は、六角形に限らないが、四角形では、円筒部12を拡径させたときにその
外周面を取付孔21の内周面全周に接触させるのが難しく、八角形を超えるような
多角形では、ナット10に捩じりが加わったときの強度が低下するので、通常は六
ないし八角形が望ましい。
【0010】
板20にナット10を取付ける場合は、板20の取付孔21にナット10の円筒部12を差
し込み、ナット本体11の裏面を板20の表面に当接させた状態で、円筒部12を拡径
させるべく、その先端側から円筒部12内に、先端部が六角形とされたポンチを打
ち込む。その結果、図1に示すように、円筒部12が六角形に変形し、円筒部12の
外周面が取付孔21の内周面全体に圧接すると共に、円筒部12の先端部分が取付孔
21の周囲に被さって、板20にナット10が固定される。
【0011】
このようなナット固定構造によれば、板20にナット10が機械的に固定されるの
で、電気抵抗溶接機を必要としない。しかも、ポンチの如き簡単な工具で板20に
ナット10が固定されるので、図5に示す打ち込み式のナットに要求されるような
大型で高価な打ち込み機が不要となる。そのため、加工機械コストが節約される
と共に、寸法上の制約が大きいナット取付部にも、ナット10が問題なく取付けら
れる。
【0012】
板20に固定されたナット10は、円筒部12の先端部分が取付孔21の周囲に被さっ
ているので、側方から衝撃を受けても簡単には外れない。また、円筒部12が六角
形に変形し、その外周面が取付孔21の内周面全体に圧接しているので、ボルトの
ねじ込み方向および逆方向のいずれの捩じ力が加わっても簡単には回転せず、も
し回転したとしても、円筒部12の先端部分が取付孔21の周囲に係合しているので
、板20から外れるおそれはない。従って、ナット10の固定強度乃至取付け強度が
著しく改善される。
【0013】
以上、本考案にかかるナット固定構造による場合には、円筒部の拡径により板
にナットが固定されるので、ポンチの如き簡単な工具でナットの固定が可能とな
り、加工機械コストが節約されると共に、寸法上の制約が大きいナット取付部に
もナットが問題なく取付けられる。また、円筒部が取付孔の形状に応じた多角形
に拡径加工され、円筒部の外周面が取付孔の内面全体に圧接するので、ボルトの
ねじ込み方向および逆方向のいずれの捩じりに対しても均等に強く、更に、円筒
部の先端部分が取付孔の周囲に被さっているので、側方からの衝撃に対しても著
しく強い。従って、非溶接式のナット固定構造でありながら、ナットが固定され
た板の運送時やナットへのボルトのねじ込み時に、板からナットが不用意に外れ
るおそれがない。
【図1】本考案にかかるナット固定構造の一例を破断し
て示した斜視図である。
て示した斜視図である。
【図2】図1のナット固定構造に使用されるナットおよ
び板を破断して示した斜視図である。
び板を破断して示した斜視図である。
【図3】電気抵抗溶接で2枚重ねの板にナットを固定し
た場合の固定構造を示す断面図である。
た場合の固定構造を示す断面図である。
【図4】電気抵抗溶接によらない従来のナット取付構造
に使用されるナットの斜視図である。
に使用されるナットの斜視図である。
【図5】電気抵抗溶接によらない従来の他のナット取付
構造に使用されるナットの斜視図である。
構造に使用されるナットの斜視図である。
10 ナット
11 ナット本体
12 円筒部
20 板
21 取付孔
Claims (1)
- 【請求項1】 板に取付けるべきナットの一端面内周縁
部に薄肉の円筒部を突設する一方、該円筒部がほぼ内接
する多角形の取付孔を前記板に開設し、該取付孔に挿入
した前記円筒部の外周面が取付孔の内面全体に接触する
と共に、前記円筒部の先端部分が取付孔の周囲に被さる
ように、前記円筒部が取付孔の形状に応じた多角形に拡
径加工されてなることを特徴とするナット固定構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1122491U JPH04127411U (ja) | 1991-02-06 | 1991-02-06 | ナツト固定構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1122491U JPH04127411U (ja) | 1991-02-06 | 1991-02-06 | ナツト固定構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04127411U true JPH04127411U (ja) | 1992-11-19 |
Family
ID=31900637
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1122491U Pending JPH04127411U (ja) | 1991-02-06 | 1991-02-06 | ナツト固定構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04127411U (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004106468A (ja) * | 2002-09-20 | 2004-04-08 | Toyoda Iron Works Co Ltd | 樹脂製部品の締結部構造 |
| JP2012222009A (ja) * | 2011-04-05 | 2012-11-12 | Nippon Inter Electronics Corp | パワー半導体モジュール |
| US10916483B2 (en) | 2015-07-27 | 2021-02-09 | Mitsubishi Electric Corporation | Semiconductor device |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6052410B2 (ja) * | 1978-07-05 | 1985-11-19 | 駒村 正二 | アオリ装置付カメラ |
-
1991
- 1991-02-06 JP JP1122491U patent/JPH04127411U/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6052410B2 (ja) * | 1978-07-05 | 1985-11-19 | 駒村 正二 | アオリ装置付カメラ |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004106468A (ja) * | 2002-09-20 | 2004-04-08 | Toyoda Iron Works Co Ltd | 樹脂製部品の締結部構造 |
| JP2012222009A (ja) * | 2011-04-05 | 2012-11-12 | Nippon Inter Electronics Corp | パワー半導体モジュール |
| US10916483B2 (en) | 2015-07-27 | 2021-02-09 | Mitsubishi Electric Corporation | Semiconductor device |
| DE112015006738B4 (de) | 2015-07-27 | 2024-05-08 | Mitsubishi Electric Corporation | Halbleitervorrichtung |
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