JPH04127480U - 電磁弁用ソレノイド - Google Patents

電磁弁用ソレノイド

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JPH04127480U
JPH04127480U JP4329191U JP4329191U JPH04127480U JP H04127480 U JPH04127480 U JP H04127480U JP 4329191 U JP4329191 U JP 4329191U JP 4329191 U JP4329191 U JP 4329191U JP H04127480 U JPH04127480 U JP H04127480U
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JP
Japan
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solenoid
guide member
spring
magnetic pole
fixed magnetic
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JP4329191U
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English (en)
Inventor
薫 野道
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Kawasaki Motors Ltd
Original Assignee
Kawasaki Jukogyo KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】熱歪を発生することなくガイド部材とバネ受部
材及びガイド部材と固定磁極を接合することが出来、各
部材の接合作業の作業能率を著しく高めソレノイドの製
作コストを低減し得るような電磁弁用ソレノイドを提供
する。 【構成】可動鉄心5が配設されるガイド部材4と固定磁
極10との接合部20及びガイド部材13と可動鉄心5
を付勢するバネ部材7を受け止めるバネ受部材13との
接合部30をロー付けにより接合する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は電磁弁用ソレノイドに関し、特にソレノイドを構成する部材同士の接 合作業の作業能率を高めソレノイドの製作コストを低減し得る電磁弁用ソレノイ ドに関する。
【0002】
【従来技術】
従来より、ソレノイドを備えた電磁開閉弁や電磁方向切換弁などの種々の電磁 弁は、建設機械や農業機械などの産業機械或いは自動車や航空機などの油圧系に 幅広く用いられている。 図4に示すように、前記従来の電磁弁用ソレノイド100は、磁性材料製の筒 状のケース101と、ケース101の内側の外周部に配設された筒状のソレノイ ド部材102と、ソレノイド部材102の内側に配設された非磁性材料製の筒状 ガイド部材103と、ガイド部材103内に配設された可動鉄心104と、可動 鉄心104を付勢するバネ部材105と、ケース101の左端側に配設されガイ ド部材103の左端部に接合固着された固定磁極106と、ケース101の右端 側に配設されガイド部材103の右端部に接合固着された磁性材料製のバネ受部 材107とを備え、ソレノイド100を組立るときには、先ずガイド部材103 とバネ受部材107との接合部110を溶接により接合した後、Oリング108 を装着した調整ネジ109、バネ部材105及び可動鉄心104を装着し、次に 固定磁極106をガイド部材103に係合させて配設し、その後ガイド部材10 3と固定磁極106との接合部111を溶接により接合していた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
前記従来の電磁弁用ソレノイドにおいては、ガイド部材とバネ受部材との接合 部及びガイド部材と固定磁極との接合部は溶接により接合されているので、各部 材の比較的肉厚の薄い接合部に熱歪が発生しやすいという問題がある。特に、ガ イド部材とバネ受部材との接合部においては、熱歪によりこれら部材の内径が歪 みやすく、また接合部の内面にビードが発生するため、溶接後ガイド部材とバネ 受部材の内周面に仕上加工を施さなければならず、作業能率が著しく低下するう えソレノイドの製作コストが高くなるという問題がある。加えて、ガイド部材と 固定磁極とを溶接するときに、バネ受部材に伝導する熱により調整ネジに装着さ れたOリングが熱劣化しやすく、そのためOリングは耐熱材料製のものを用いな ければならず、Oリングのコストが高くなるという問題がある。
【0004】 本考案の目的は、熱歪を発生することなくガイド部材とバネ受部材及びガイド 部材と固定磁極を接合することが出来、各部材の接合作業の作業能率を著しく高 めソレノイドの製作コストを低減し得るような電磁弁用ソレノイドを提供するこ とである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案に係る電磁弁用ソレノイドは、磁性材料製の筒状のケースと、ケースの 内側の外周部に配設された筒状のソレノイド部材と、ソレノイド部材の内側に配 設された非磁性材料製の筒状ガイド部材と、ガイド部材内に配設された可動鉄心 と、可動鉄心を付勢するバネ部材と、ケースの一端側に配設されガイド部材の一 端部に接合固着された固定磁極と、ケースの他端側に配設されガイド部材の他端 部に接合固着された磁性材料製バネ受部材とを備えた電磁弁用ソレノイドにおい て、前記固定磁極とガイド部材との接合部及びガイド部材とバネ受部材との接合 部はロー付けにより接合されたものである。
【0006】
【作用】
本考案に係る電磁弁用ソレノイドにおいては、固定磁極とガイド部材との接合 部及びガイド部材とバネ受部材との接合部はロー付けにより接合されているので 、各部材に熱歪が発生することはなく、特にガイド部材とバネ受部材とにおける 熱歪による内径の歪み及びガイド部材とバネ受部材とを溶接した場合における接 合部の内面へのビードの発生問題が解消されるので、これら部材の接合後の仕上 加工を省略することが出来、接合作業の能率が著しく高められソレノイドの製作 コストを低減することが出来る。加えて、バネ受部材とガイド部材との接合及び 固定磁極とガイド部材との接合を同時に行うことが可能になるので、接合作業の 作業能率を更に高めることが出来る。また、Oリングを使用する場合には、耐熱 材料製のものでなく通常のものを用いることができるので、Oリングのコストを 低減することが出来る。
【0007】
【考案の効果】
本考案に係る電磁弁用ソレノイドによれば以上作用の項で説明したように、固 定磁極とガイド部材との接合部及びガイド部材とバネ受部材との接合部はロー付 けにより接合されているので、各部材の熱歪の問題を解消出来、ガイド部材とバ ネ受部材に対する仕上加工を省略出来、接合作業の能率が著しく高められソレノ イドの製作コストを低減することが出来ること、バネ受部材とガイド部材との接 合及び固定磁極とガイド部材との接合を同時に行うことが可能になるので、接合 作業の作業能率を更に高めることが出来ること、Oリングを使用する場合には、 耐熱材料製のものでなく通常のものを用いることができるので、Oリングのコス トを低減することが出来ること、などの効果が得られる。
【0008】
【実施例】
以下、本考案の実施例について図面に基いて説明する。 本実施例は、電磁方向切換弁に設けられるソレノイドSに本考案を適用したも のである。 図1に示すように、磁性材料製の筒状のケース1の内側の外周部には、筒状の ボビン2に巻装されたソレノイド部材3が装着され、ボビン2の内側には非磁性 材料製の筒状のガイド部材4が内嵌装着され、ガイド部材4の内側には可動鉄心 5が左右方向に摺動自在に配設され、可動鉄心5の左部にはロッド部材6が左右 方向向きに設けられ、可動鉄心5の右部には可動鉄心5を左方に付勢するバネ部 材7を収容するバネ収容穴5aが形成されている。 ケース1の左端側には固定磁極10が配設され、固定磁極10とガイド部材4 とは接合部20で接合固着され、ロッド部材6は固定磁極10に形成されたロッ ド挿通孔10a及びバネ収容孔10bを挿通して固定磁極10の左端側に突出し ている。固定磁極10の左端部には、電磁方向切換弁の弁本体Vが取付けられる ネジ部10c形成され、固定磁極10と可動鉄心5の間にはスペーサ11が設け られている。尚、符号12はOリングである。
【0009】 ケース1の右端側には磁性材料製のバネ受部材13が配設され、バネ受部材1 3とガイド部材4とは接合部30で接合固着され、バネ受部材13のネジ孔13 aには、バネ部材7のバネ力を調整する為の調整ネジ14が螺着されている。調 整ネジ14の左端部にはバネ部材7が係合する突起部14aが形成され、調整ネ ジ14の右端部には調整ネジ14を調整するときに操作具を係合させる操作部1 4bが形成され、調整ネジ14にはシール用樹脂がネジ溝に埋設されたシールナ ット15が螺着されている。尚、ネジ孔13aの内径はバネ部材7の外経よりも 大径に形成されている。
【0010】 ケース1とバネ受部材13との間には略リング状の磁性材料製の2つの継鉄部 材16がボビン2の右端部に当接状に配設され、継鉄部材16の右側近傍でケー ス1とバネ受部材13との間にはゴム製のブッシュ17が配設され、外部からソ レノイド部材3に励磁電流を供給するソレノイド部材3の2本のリード線18は 、ブッシュ17の突起部17aを挿通してケース1内に配設されている。 図2に示すように、各継鉄部材16には、2本のリード線18をボビン2側に 通過させる為の切欠部16aが夫々扇状に形成され、切欠部16aに対応するブ ッシュ17の左端部のバネ受部材13側の部分には、各切欠部16aに係合して 継鉄部材16の回動を規制する突出部17bが一体に形成されている。 ケース1の右端部には、ブッシュ17の突起部17aが係合挿通する挿通孔8 aが形成された側板部材8が配設され、側板部材8はバネ受部材13に装着され たリング部材9によりケース1に固定されている。
【0011】 次に、ガイド部材4と固定磁極10との接合部20及びガイド部材4とバネ受 部材13との接合部30について説明する。 図3に示すように、接合部20の固定磁極10側には段部21が環状に形成さ れ、固定磁極10とガイド部材4とを係合させた状態において、段部21とガイ ド部材4の左端部とで線状のロー材Mを配設するための環状溝22が形成され、 段部21より右側のガイド部材4と当接する固定磁極10の周面には溝部23が 環状に形成されている。 一方、接合部30のガイド部材4側には段部31と係合部32とが夫々環状に 形成され、接合部30のバネ受部材13側には係合部32が係合する段部33が 形成され、バネ受部材13とガイド部材4とを係合させた状態で段部31とバネ 受部材13の左端部とで線状のロー材Mを配設するための環状溝34が形成され 、係合部32の内周面及びバネ受部材13の内周面と可動鉄心5の右部の外周面 との間には数百ミクロンの比較的大きな隙間35が形成されている。
【0012】 各接合部20・30を接合するときには、図3に示すように、可動鉄心5をガ イド部材4内に配設するとともに、固定磁極10とバネ受部材13を夫々ガイド 部材4に係合させ、各環状溝22・34に例えば銅からなるロー材Mを夫々配設 し、その状態で真空炉内でロー材Mを溶融して接合部20・30をロー付けする 。 ロー付け時、溶融したロー材Mは夫々環状溝22・34に充填されるとともに 、それらの一部が夫々接合部20のガイド部材4と固定磁極10との接触面及び 接合部30のガイド部材4とバネ受部材13との接触面に浸透し、接合部20・ 30を強固に接合する。また、固定磁極10に形成された環状溝23及び可動鉄 心5とバネ受部材13間の隙間35により、溶融したロー材Mが接合部20・3 0以外のガイド部材4やバネ受部材13の内周面に流れ出たり、可動鉄心5にロ ー材Mが流れ落ちて付着するのを確実に防止することが出来る。 このように接合部20・30をロー付けした後、ソレノイド部材3、継鉄部材 16、ブッシュ17、調整ネジ14及びケース1などを組付ける。バネ部材7は 調整ネジ14を組付けるときに、調整ネジ14とともにネジ孔13aから挿入し 、調整ネジ14を介してバネ部材7のバネ力を調整した後、シールナット15を 調整ネジ14に螺着して調整ネジ14をシールする。このようにシールナット1 5を用いることにより、可動鉄心5とバネ受部材13間のエア抜きが必要な場合 には、シールナット15を緩め調整ネジ14をバネ受部材13から取り外すこと により簡単にエア抜きが出来ようになっている。
【0013】 このように構成されたソレノイドSの作用について説明する。 ガイド部材4と固定磁極10との接合部20及びガイド部材4とバネ受部材1 3との接合部30はロー付けにより接合されているので、各部材4・10・13 に熱歪が発生することはなく、特にガイド部材4とバネ受部材13の熱歪による 内径の歪みが防止されるとともに、ガイド部材4とバネ受部材13との接合部3 0の内面へのロー材Mの流出が確実に防止されるので、これら部材4・13の接 合後の仕上加工を省略することが出来、接合作業の能率が著しく高められソレノ イドSの製作コストを低減することが出来る。加えて、複数個のソレノイドSに ついて夫々の接合部20・30の接合を炉内で同時に行うことが可能になるので 、接合作業の作業能率を飛躍的に高めることが出来る。 尚、ロー付け時の炉内の雰囲気は真空に限らず、不活性ガスや窒素ガスを用い ることも有り得るし、ロー材Mは銀ローや合金ローを用いることも有り得る。ま た、前記ソレノイドは、電磁方向切換弁に限らず電磁開閉弁や電磁パイロット弁 など種々の電磁弁に適用出来ることは勿論である。
【図面の簡単な説明】
【図1】電磁弁用ソレノイドの断面図である。
【図2】継鉄部材とブッシュの斜視図である。
【図3】固定磁極とガイド部材とバネ受部材とを係合さ
せた状態を示す部分拡大断面図である。
【図4】従来の電磁弁用ソレノイドの断面図である。
【符号の簡単な説明】
S 電磁弁用ソレノイド 1 ケース 3 ソレノイド部材 4 ガイド部材 5 可動鉄心 7 バネ部材 10 固定磁極 13 バネ受部材 20・30 接合部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁性材料製の筒状のケースと、ケースの
    内側の外周部に配設された筒状のソレノイド部材と、ソ
    レノイド部材の内側に配設された非磁性材料製の筒状ガ
    イド部材と、ガイド部材内に配設された可動鉄心と、可
    動鉄心を付勢するバネ部材と、ケースの一端側に配設さ
    れガイド部材の一端部に接合固着された固定磁極と、ケ
    ースの他端側に配設されガイド部材の他端部に接合固着
    された磁性材料製バネ受部材とを備えた電磁弁用ソレノ
    イドにおいて、前記固定磁極とガイド部材との接合部及
    びガイド部材とバネ受部材との接合部はロー付けにより
    接合されたことを特徴とする電磁弁用ソレノイド。
JP4329191U 1991-05-13 1991-05-13 電磁弁用ソレノイド Pending JPH04127480U (ja)

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