JPH0412791B2 - - Google Patents

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JPH0412791B2
JPH0412791B2 JP31128086A JP31128086A JPH0412791B2 JP H0412791 B2 JPH0412791 B2 JP H0412791B2 JP 31128086 A JP31128086 A JP 31128086A JP 31128086 A JP31128086 A JP 31128086A JP H0412791 B2 JPH0412791 B2 JP H0412791B2
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JP
Japan
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shear wall
insulating
wall
insulation
formwork
Prior art date
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JP31128086A
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Juji Kawamoto
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Shimizu Construction Co Ltd
Original Assignee
Shimizu Construction Co Ltd
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  • Buildings Adapted To Withstand Abnormal External Influences (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は鉄筋コンクリート造建築物の耐震壁の
構造に係り、詳しくは、耐震壁画上辺のみにおい
て梁に固定され、両側縁と下辺とにおいて、柱お
よび梁との間にスリツトを設け絶縁構造とされる
ときの絶縁部の構造とその施工方法に関するもの
である。
[従来の技術] 建築物の要所に耐震壁を配置し、柱、梁の構造
躯体に取付け、震力を負担させるに当り、地震の
大きさに対応して剛な構造体および可変剛性の構
造体として機能するような構造設計が行われ、そ
の手段の一つとして、耐震壁を、上辺下辺のいず
れかを剛に梁に固定し、両側辺を柱に固定せず、
3方に間〓を設けたものが知られており、特開昭
50−第159132号、特公昭51−第22738号などの公
報でその構造理念が開示されている。このとき、
3方の間〓内には、構造的な結合を持たないよう
に、発泡または多孔性のコンクリートや岩綿、石
綿などが充填されて、壁体としての実体部を形成
するようにしている。
一方、柱の両側に大きな開口部があり、壁体が
腰壁だけ、または腰壁と下がり壁である場合に、
柱がこの壁の方向に矩柱を形成するときの耐震構
造として、柱と壁の間にスリツトを設ける剪断対
策が取られており、この壁体は梁によつて1辺だ
けで支持されるものであることから、スリツトと
支持固定部との両方を構造的に両立させるような
柱と壁体との連結構造が各種提案されている。従
つて、この構造は本発明にも基本的に参照されて
いる。
[発明が解決しようとする問題点] 3方を構造躯体と絶縁する耐震壁は、構造的に
は理論上成立するが、例えば上辺を固定したもの
は吊下げの状態にあり、平時あるいは小さい耐震
に対して「剛な壁体」であるためには躯体部への
固定が不十分であり、「スリツト」として間〓を
のこしたままでは、その部分で通常の外壁、内
壁、間仕切壁としての実体部が欠如するから、仕
上げ工事のための下地を持たないことになつて、
仕上げ工事の障害となるばかりでなく、遮音など
の面でも「壁体」の用をなさない。そのためにス
リツト部を充填することは、結局構造スリツトと
相反関係になり、剛柔兼備のような構造の1例と
して、前記特公昭91−第22738号の支持固定法が
あるが、壁体の水平辺方向の全長に対するスリツ
ト部の充填は、壁体の形成とは別途の独自の工程
を必要としている。
[問題点を解決するための手段] 本発明は、3方スリツトを有する耐震壁におけ
る絶縁部を完全に充填して充塞された壁体として
の一体化をはかつた構造の発明であつて、上述し
たような問題の鋭意改善を目的として開発された
ものである。この発明は、躯体部を形成するコン
クリート型枠内で、柱と壁体および梁と壁体との
間に構造的な剛結を避ける絶縁体を介在させ、コ
ンクリートを打設して、上記スリツトによる従来
のような間〓を形成することなく、躯体と一体の
耐震壁を形成することによつて、絶縁スリツトを
形成する位置に同等の絶縁部を構成することを要
旨とするものである。そしてこの絶縁部は発泡板
を壁厚の中心内部に有し、その両側の壁面側には
目地材を充填した目地を形成するものであり、と
くに、壁体下辺の梁上面の位置において、この絶
縁部を「へ」字形または段差状のような内外方向
に上下面に高低差のある絶縁板と内外面の目地材
とで形成するものであり、さらにこの絶縁板は、
発泡材を芯材として、両面に保護板を接着し、中
央の凸稜線を形成してこれを規制体として耐震壁
の面外への挙動を拘束することを特徴とし、さら
に上記のような絶縁部の施工方法を第2の発明と
している。
[実施例] 本発明のスリツト耐震壁の絶縁部の構造を図面
に基づいて説明する。第1図は耐震壁を設置した
建築物の構面を一般部分について示す立面図であ
つて、1は柱、2は下階の梁、3は上階の梁、4
は耐震壁である。この耐震壁4は鉄筋5によつて
剛に補強されており、上階梁3と接続筋6によつ
て剛に結合されている。両側縁7,7と下縁8に
おいては、絶縁スリツト9によつて構造的に絶縁
されており、この位置にそれぞれ絶縁部10,2
0が形成されている。
次に第2図は第1図のA−A線に沿う断面図で
あつて、絶縁スリツト9内の絶縁部10は、合成
樹脂製の発泡板の絶縁板11とコーキング材(弾
力性充填材)の目地材12とからなつており、絶
縁部10は柱1のコンクリート30と耐震壁4の
コンクリート40との間に介在している。
第3図は第1図のB−B線の断面図であつて、
絶縁スリツト9内の絶縁部20は、絶縁部21と
目地材12とからなり、絶縁板21はさらに、合
成樹脂製の発泡板の芯材22と、これを被覆する
保護板23とからなつている。絶縁板21は、内
外方向に、また、板の両面に高低差を形成する1
例として、大略「へ」字形に折曲形成されてお
り、中央の凸稜線24を上向きにして梁2の上面
に水平に据付けられている。保護板23はステン
レス板またはスチール板を加工成型して得られた
もので、芯材22の各面に接着されている。25
は梁2の上面に形成された据付け座であつて、絶
縁板21の下面をなじませている。26は、梁2
と耐震壁4との相対移動を、耐震壁4の面内、面
外方向に規制するためのボス部材で、ダボ材2
7、ダボ受材28からなつている。ダボ材27は
絶縁板21の上面に突設され、ダボ受材28はダ
ボ材27を壁体の長手方向に遊嵌させた状態で耐
震壁4の下縁に下向きに固定されている。
第2図の構造では絶縁板11として合成樹脂発
泡板を使用しているが、弾性体の実体介在物とし
て他の材料から得られる発泡板を使用してもよ
く、例えば管材を扁平化させたもの、また板体を
加工して中空扁平角管にしたもので代替させるこ
とができ、水平の絶縁板ではとくにステンレス製
が適している。
次に本発明の主要要素の水平の絶縁板21に
は、「内外方向に高低差のある」という要件から、
断面が段形の折曲板21Aを使用することがで
き、その例を第4図に示している。図中25Aは
前記の据付け座25に対応する絶縁板21Aの据
付け座であつて、梁2上面に段形の突条を形成し
ている。この場合には耐震壁4は梁2に対して内
方のみに移動を阻止されているから、絶縁板21
Aにはダボ材27を取付け、壁体下縁8に埋設さ
れるダボ受材28と係合させてボス部材26とす
ることが必須となる。さらに、図中の13は硬質
塩ビで成型した断面「コ」字形の目地材であつ
て、前記目地材12に相当する。
[作 用] 本発明の絶縁部の作用を第2の発明の施工方法
に基づいて詳細に説明する。第5図、第6図は第
2図、第3図に対応する図面であつて、図中50
はコンクリート型枠、51は支保材、52は型枠
緊結材として使用されるセパレータである。型枠
50を支保材51で建込み組立てたのち、セパレ
ータ52によつて緊結する。耐震壁4の端部近傍
に設けられるセパレータ52の中央部で直交し、
柱1の方向に向けて支持杆53を水平方向に設
け、この基端部をセパレータ52に溶接によつて
固着し、約45cm間隔に上下に複数段取付ける。こ
の自由端までの長さは柱1の外面よりも内部に突
入する長さとし、座金とナツト54を使用して合
成樹脂発泡板の絶縁板11を柱面に沿うように縦
に支持する。一方、型枠50の内面には、発泡板
の絶縁板11の両側に位置するように目地形成材
55を取付け、この桟木と絶縁板11とによつ
て、型枠50の内部を柱1の部分と耐震壁4の部
分とに仕切る。ここで両部分の当該階のコンクリ
ート30,40を打設すると、第1図に示すよう
に、構造上の絶縁スリツト9と耐震壁4の側縁7
とが形成される。コンクリートの硬化後、型枠5
0を脱型し、目地形成材55を除去し、この溝部
分にコーキング材(弾力性充填材)の目地材12
を充填すると、絶縁板11と目地材12とで絶縁
部10が形成される。絶縁板11に使用する合成
樹脂の発泡板は、独立発泡の比較的硬質のもので
あつて、コンクリート30,40がこれに向けて
打設されるから、絶縁スリツト9は空〓部ではな
く実体物を内蔵していて、壁面の仕上げが十分可
能な「壁体」を形成する。この施工方法では、絶
縁板11がコンクリート中に埋設されていて、柱
1と側縁7との間の後詰めではないことと、型枠
の組立時に所定位置に正確に位置づけされるこ
と、目地が形成されて後詰めのコーキング材(弾
力性充填材)の充填が行われ、ことに外壁におけ
る採用において絶縁部が屋外からの浸水漏水に対
する防水処理を兼ねるものとして有利である点な
どが特徴である。
次に第6図によつて耐震壁4の下縁8部分の施
工方法を説明する。下階の梁2の先行コンクリー
ト60の打設時に、耐震壁4の位置のコンクリー
ト上面に、コンクリートまたはモルタルによつて
据付け座25を形成する。この3角断面の突条
は、絶縁板21の下面がなじむように15〜30゜の
斜面に造りだしておく。ついでこの据付け座25
上に断面「へ」字形の絶縁板21を伏せて据付
け、下階から延長する外面型枠50と梁2の上面
に固定する支保材51に取り付けた目地形成材5
5を介在させ、挾みつけるようにして位置づけす
る。この位置は厳密な高さの精度を要しないか
ら、据付け座25の上面にさらに敷きトロを加え
るようにしてもよい。その後にこの階の耐震壁4
の型枠50を上方に建て込み、組立てて柱1のコ
ンクリート30と同時にコンクリート40を打設
する。コンクリート硬化後の脱型は柱1の部分と
同時に同様に行われ、目地形成材55を除去して
コーキング材(弾力性充填材)の充填を行う。こ
の目地は水平方向であるから、外壁外面では目地
形成材55の断面は脱型の容易さのほかに水切り
に有利な外方へ向かつて下方への傾斜面となるよ
うにする。水平方向の絶縁部20を梁材の上面に
介在させて梁材上面のスリツトを形成するときの
特徴も前記の絶縁部10の形成と同様に後詰め充
填ではなく、下階のコンクリート60がこの階の
コンクリート40に先行している点と、絶縁板2
1が屈曲板として中央部を高く両縁を傾斜させて
いる点が異なり、柱と壁の間、梁と壁の間が絶縁
されている。
梁材の上面に介在する水平の絶縁部20は上階
の梁3と耐震壁4との剛結に対応して、構造上重
要な意味を有し、そのように形成されている。す
なわち、水平に「へ」字形の絶縁部20は、梁2
と耐震壁4との相対変位を、その面内方向に許容
するとともに、面外方向には拘束する構造であ
る。これは躯体の層間変位に対して有効に作用
し、しかも架構面での耐震壁の機能を維持してい
る。前記したボス部材26は、絶縁部20の作用
をさらに明確にさせるものであつて、耐震壁4の
面外変位を抑えると共に、面内の相対変位を許容
している。
このようなボス部材26を使用するときには絶
縁板21は第4図のような段形の断面を有するも
のに構成することができ、例示の絶縁板21Aは
とくに外壁用として好適である。また、目地材1
3の例はコンクリート打設時の目地形成材55と
兼用としてもよく、目地内に挿入して化粧目地と
してもよい。
[発明の効果] 本発明は上記のように構成したスリツト耐震壁
の絶縁部の構造であり、また第2の発明としてそ
の施工方法を完成したものであるから、上辺を上
階梁に剛結し、他の3辺で柱および下階梁との間
に構造上の絶縁スリツトを設けた耐震壁におい
て、その下縁において絶縁部を有し、しかも面外
変位を拘束しながら面内変位を許容しているか
ら、躯体の壁体として誠に安定した耐震壁となつ
ている。そして、絶縁スリツト内の絶縁部は第2
の発明によつて内蔵構造部として形成され、コン
クリートの打設と同時に構成されるから、後詰め
充填の工程は目地部だけとすることに成功した。
しかも、垂直と水平の絶縁部の形成は正確であ
り、特に水平絶縁部は簡単な構造で高低差を達成
し絶縁スリツトを有効に充塞している等、誠に顕
著な発明というべきであつて、建設業に貢献する
ところが大きい。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の好適な実施例を示すとともに、
スリツト耐震壁の絶縁部についてその構造と施工
方法を説明するためのものである。第1図は建築
物の一般部分について、躯体の架構と耐震壁の関
係ならびに本発明の主要な構成を示す立面図であ
り、第2図と第3図はそれぞれ第1図のA−A
線、B−B線に沿う詳細断面図である。第4図は
第3図の要部に対する他の変更実施例の垂直断面
図、第5図、第6図はそれぞれ第2図、第3図の
構造の施工方法の説明図である。 1…柱、2…下階梁、3…上階梁、4…耐震
壁、6…接続筋、7…側縁、8…下縁、9…絶縁
スリツト、10…絶縁部、11…発泡板、絶縁
板、12…目地材、20…絶縁部、21,21A
…絶縁板、22…発泡板、芯材、23…保護板、
25,25A…据付け座、26…ボス部材、3
0,40,60…コンクリート、50…型枠、5
2…型枠緊結材、セパレータ、53…支持材、5
5…目地形成材。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 耐震壁の両側縁と柱との間および下縁と下階
    梁との間に絶縁スリツトを設けたコンクリート造
    耐震壁の絶縁部の構造において、柱側のスリツト
    には、耐震壁の端部の厚さ方向の中央部に位置す
    る発泡板の絶縁板と壁面側に形成する後詰めの目
    地材とからなる絶縁部を介在させてあり、梁材の
    上面のスリツトには、発泡板を芯材として両面に
    保護板を接着した内外方向に高低差を有する絶縁
    板とその内外縁に位置する目地材とからなる絶縁
    部を介在させてあることを特徴とするスリツト耐
    震壁の絶縁部の構造。 2 耐震壁の両側縁と柱との間および下縁と下階
    梁との間に絶縁スリツトを設けたコンクリート造
    耐震壁の絶縁部の施工方法において、耐震壁およ
    び柱と耐震壁との接合部にコンクリート型枠を建
    て込む工程、耐震壁の型枠の間に、柱に沿う垂直
    方向と下階梁の上面の水平方向とに絶縁板と目地
    形成材を設置する工程、ついで型枠内にコンクリ
    ートを打設する工程、型枠と目地形成材との脱型
    後、目地内に目地材を充填する工程を包含するこ
    とを特徴とするスリツト耐震壁の絶縁部の施工方
    法。 3 垂直方向の絶縁板を耐震壁の型枠緊結材から
    水平な支持杆で柱の外面に位置づけて支持するこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第2項記載のスリ
    ツト耐震壁の絶縁部の施工方法。 4 水平方向の絶縁板は、内外方向に高低差を有
    し、この絶縁板を下階梁の上面に形成した据付け
    座になじませて据え付けることを特徴とする特許
    請求の範囲第2項記載のスリツト耐震壁の絶縁部
    の施工方法。
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JP6553467B2 (ja) * 2015-09-25 2019-07-31 鹿島建設株式会社 鉄筋コンクリート造壁の振れ止め材保持用縁切り材及びその取付構造

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