JPH04128287A - ピロロ[2,3−d]ピリミジン誘導体,その製造法,用途及び中間体 - Google Patents

ピロロ[2,3−d]ピリミジン誘導体,その製造法,用途及び中間体

Info

Publication number
JPH04128287A
JPH04128287A JP41415990A JP41415990A JPH04128287A JP H04128287 A JPH04128287 A JP H04128287A JP 41415990 A JP41415990 A JP 41415990A JP 41415990 A JP41415990 A JP 41415990A JP H04128287 A JPH04128287 A JP H04128287A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
group
ring
compound
substituent
acid
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP41415990A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Akimoto
秋元 浩
Takenori Tobitaka
武憲 飛高
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Takeda Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Takeda Chemical Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Takeda Chemical Industries Ltd filed Critical Takeda Chemical Industries Ltd
Priority to JP41415990A priority Critical patent/JPH04128287A/ja
Publication of JPH04128287A publication Critical patent/JPH04128287A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Nitrogen Condensed Heterocyclic Rings (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [0001]
【産業上の利用分野】
本発明は抗腫瘍剤として有用な新規ピロロ[2,3−d
〕ピリミジン誘導体ならびにそれらの製造法に関する。 [0002]
【従来の技術】
葉酸およびその関連化合物は、生体内におけるギ酸やホ
ルムアルデヒドなどに由来する01単位の運搬体として
、核酸生合成系、アミノ酸・ペプチド代謝系およびメタ
ン生成系などの各種酵素反応の補酵素の役割を担ってい
る。特に、核酸生合成系においては、2つの経路すなわ
ちプリン合成系並びにチミジン合成系における01単位
の代謝・転移反応に必須である。通常、葉酸がその生物
活性を発揮するためには、2段階に還元を受は活性補酵
素型に変換されなくてはならない。その第2段階を支配
する酵素(ジヒドロ葉酸還元酵素)と強く結合し、ジヒ
ドロ葉酸からテトラヒドロ葉酸への還元を抑制する薬物
としてアメソプテリン(メントレキサート:MTX)お
よびその周辺化合物が知られている。これら薬物はDN
A合成に障害を与え、結果として細胞死を招来するため
、抗腫瘍剤として開発され臨床的に重要な地位を占めて
いる。さらに、ジヒドロ葉酸還元酵素阻害とは異なる作
用機序の葉酸拮抗剤、即ち、プリン生合成系の初期段階
に関与するグリシンアミド・リボヌクレオチド・トラン
スホルミラーゼ阻害を主作用機序とするテトラヒドロア
ミノプテリン系抗腫瘍剤(5,10−ジブアザ−5,6
,7゜8−テトラヒドロアミノプテリン:DDATHF
)[ジャーナル・オブ・メディシナル・ケミストリイ(
Journal  of  Medicinal  C
hemistry)28,914 (1985)]ある
いは]2−デオキシウリジルからチミジル酸への変換に
関与するチミジル酸シンセターゼ阻害を主作用機序とす
るキナゾリン系抗腫瘍剤(2−デスアミノ−2−メチル
−10−プロパルギル−58−ジデアザフォーレー) 
:DMPDDF)[)゛リティシュ・ジャーナル・オブ
・キャンサー(British  Journal  
of  Cancer)58241  (1988)]
などが報告されている。 [0003] 一方、これら6員環と6員環の縮合環を基本骨格とする
葉酸拮抗剤以外に、6員環と5員環の縮合環であるピロ
ロ〔2,3−d、lピリミジン骨格とグルタミン酸部分
とをフェニレン基を含む基で架橋した化合物にも抗腫瘍
活性の存在することが報告されている。しかしながら、
上記ピロロ(2,3−d、lピリミジン誘導体の架橋部
分は無置換フェニレン基を含む基のみに限定されている
。[特願平0l−72235] [0004]
【発明が解決しようとする課題】
現在、癌の治療薬に関して特に期待されていることは、
新しい作用機序を有し、癌細胞に対して高選択毒性を示
し、かつ優れた治療効果を挙げ得る薬剤を創製すること
である。葉酸に対する拮抗を主作用機序とした抗腫瘍剤
、MTXは、現在、臨床で広く使用されているが、比較
的毒性が強くかつ固形癌に対してあまり効果がないなど
、充分満足すべき治療効果が得られていない。また、こ
の種の薬剤に対する獲得耐性も大きな問題となってきて
いる。 [0005]
【課題を解決するための手段】
本発明者らは、上記事情に鑑み、鋭意研究を積み重ねた
結果、ピロロ〔2,3−d)ピリミジン骨格とグルタミ
ン酸部分とを置換基を有してもよいシクロアルキレン基
、置換基を有してもよいシクロアルケニレン基あるいは
置換基を有スるフェニレン基を含有する架橋で結合した
化合物に各種腫瘍細胞に対する高選択毒性およびMTX
耐性株に対する抗腫瘍効果を見い出し本発明を完成した
。 [0006] すなわち本発明は、 (1)一般式(I)
【化4】 X [式中、A環は水素化されていてもよいピロール環を、
Xはアミノ基、ヒドロキシル基またはメルカプト基を、
Yは水素原子またはヒドロキシル基を、−COOR1お
よび−C00R2は同一または異なってエステル化され
ていてもよいカルボキシル基を、B環は置換基を有して
いてもよいシクロアルキレン基、置換基を有していても
よいシクロアルケニレン基または置換基を有するフェニ
レン基を示し、Zは直列する2ないし4個の炭素原子か
らなる2価の基であって置換基を有していてもよい。]
で表される化合物またはその塩、(2)一般式(II)
【化5】 [式中、A環、X、Y、B環およびZは前記と同意義を
示す。]で表される化合物またはそのカルボキシル基に
おける反応性誘導体と一般式(III)[式中、−CO
OR1および−COOR2は前記と同異義を示す。]で
表される化合物とを反応させることを特徴とする前項(
1)記載の化合物の製造法、(3)前項(1)記載の化
合物(I)またはその塩を含有してなる抗腫瘍剤、(4
)一般式(IV)
【化6】 [式中、A環、X、Y、B環およびZは前記と同意義を
、−C○OR3はエステル化されていてもよいカルボキ
シル基を示す。]で表される化合物またはその塩に関す
る。 [0007] 上記式中、Xがヒドロキシル基またはメルカプト基の場
合およびYがヒドロキシル基の場合、化合物(I)、(
II)および(IV)はその互変異性体との平衡混合物
として存在することが出来る。下記に、互変異性可能な
部分構造式を掲げ、それらの間の平衡関係を示す。
【化7】 (χ= OI−[またはSl・t、X−=OまたはS)
[0008] 表示の便宜上、本明細書全般にわたって、ヒドロキシル
基およびメルカプト型が記載されそれに相当する命名法
が採用されているが、いずれの場合においても互変異性
体であるオキソ体およびチオキソ体をも含むものとする
。 [0009] また、本発明化合物(I)には複数の不整中心の存在が
可能であるが、グルタミン酸に由来する側鎖の不整炭素
原子の絶対配置がS (L)である以外、その他の不整
中心の絶対配置はS、R1あるいはR,S、の混合物い
ずれであってもよい。この場合、複数のジアステレオア
イソマーが存在するが必要とあれば通常の分離精製手段
により容易に分離することが出来る。このようにして分
離することが出来る上記総てのジアステレオアイソマー
は本発明の範囲内に属する。 [0010] 上記式中、A環で示される水素化されていてもよいピロ
ール環としては、たとえばピロール環およびピロリン環
が挙げられ、好ましくはピロール環が用いられる。 [0011] 上記式中、Zは直列する2ないし4個の炭素原子(厳密
には直列する2ないし4個の炭素原子と0ないし8個の
水素原子)からなる2価の基を示し、この様な2価の基
としてはたとえばエチレン、トリメチレン、テトラメチ
レンのC2−4アルキレン、たとえばビニレン、プロペ
ニレン、1−または2−ブテニレン、ブタジェニレンの
Cアルケニレン、たとえばエチニレン、1−または2−
ブ0ビニレン、1−または2−ブテニレン等のCアルキ
ニレン等が用いられる。Zとして特に好ましいものとし
てはCアルキレンがあげられ、より好ましくはトリメチ
レンが用いられる。Zで示される2価の基は、置換基を
1ないし2個有していてもよく、2個の場合は同一また
は相異なっていてもよい。この様な置換基としては、た
とえば、炭素数1ないし3のアルキル基(例、メチル。 エチル、プロピル、1so−プロピル基)、炭素数2ま
たは3のアルケニル基(例、ビニル、1−メチルビニル
、1−プロペニル、アリール、アレニル基)、炭素数2
または3のアルキニル基(エチニル、1−プロピニル、
プロパルギル基)またはシクロプロピル基などのほか、
フッ素、ヒドロキシル、オキソ、メトキシジメチルアミ
ノ、ジエチルアミノ、トリフルオロメチル、ホルミル、
ヒドロキシメチル、2−ヒドロキシエチル、メトキシメ
チル、2−エトキシエチル等が挙げられる。置換基とし
て特に好ましいものとしては、メチル、エチル、プロピ
ルアリール、プロパルギル、ホルミル、ヒドロキシメチ
ル、メトキシメチルなどが用いられる。 [0012] いてもよいカルボキシル基としては、たとえば、炭素数
1ないし5の低級アルキル基、置換基(例、ニトロメト
キシ、エトキシ等のCアルコキシ等)を有していてもよ
いベンジル基または置換基(例、ニトロメトキシ、エト
キシ等の01−4アルコキシ等)を有していてもよいフ
ェニル基などによりエステル化されたカルボキシル基が
挙げられる。該低級アルキル基としては、たとえばメチ
ル。 エチル、プロピル、1so−プロピル、n−ブチル、1
so−ブチル、5ec−ブチル、tert−ブチル、n
−ペンチル、1so−ペンチル、5ec−ペンチル、n
eo−ペンチル、tert−ペンチルなどが、該置換基
を有していてもよいベンゼルとしては、ベンジル、ニト
ロベンジル、メトキシベンジルなどが、また該置換基を
有していてもよいフェニルとしては、フェニル、ニトロ
フェニル。 メトキシフェニルなどが挙げられる。該エステル化され
たカルボキシル基の特に好ましい例としては、炭素数1
ないし5の低級アルキル基またはベンジル基によりエス
テル化されたカルボキシル基が用いられる。−COOR
1,−COOR2−COOR3の好ましい例としては、
カルボキシル基または炭素数1ないし5の低級アルキル
基によりエステル化されたカルボキシル基が用いられる
。 [0013] B環で示されるシクロアルキレン基としては5また6員
環基が好ましく、たとえば、シクロペンタン−1,3−
イレン、シクロヘキサン−(1,3−あるいは1.4−
)イレンが挙げられ好ましくはシクロヘキサン−1,4
−イレンが用いられる。B環で示されるシクロアルケニ
レン基としては5ないし6員環基が好ましく、たとえば
、シクロペンテン−(1,3−,1,4−あるいは3.
5−)イレン、シクロヘキセン−(1,3−,1,4−
,1,5−,3,5−あるいは36−)イレン、シクロ
ペンタジェン−(1,3−,1,4−あるいは2.5−
)イレン、1.3−シクロへキサジエン−(1,3−,
1,4−,1,5−,24−,2,5−あるいは2.6
−)イレン、1,4−シクロヘキサジエン−(1,3−
,1,4−あるいは1.5−)イレンが挙げられ、好ま
しくはシクロペンタジェン−2,5−イレンおよび1,
3−シクロへキサジエン−1,4−イレン等が用いられ
る。 [0014] 特開平4−128287 (jQ) B環で示されるシクロアルキレン基およびシクロアルケ
ニレン基は置換可能な位置に1ないし2個の置換基を有
していてもよく、2個の場合は同一または相異なってい
てもよい。B環で示される置換基を有するフェニレン基
の場合、置換基の個数は1ないし2個が好ましく、2個
の場合は同一または相異なっていてもよい。B環で示さ
れるシクロアルキレン基、シクロアルケニレン基および
フェニレン基における置換基としては、例えば、炭素数
1ないし3のアルキル基(例、メチル、 エチル、プロ
ピル、1so−プロピル基)、炭素数2または3のアル
ケニル基(例、ビニル、1−メチルビニル、1−プロペ
ニル、アリール、アレニル基)、炭素数2または3のア
ルキニル基(エチニル、1−プロピニル、プロパルギル
基)、シクロプロピル、ハロゲン(例、塩素、臭素、フ
ッ素、ヨウ素)、メトキシ、ジメチルアミノ、トリフル
オロメチル、オキソ、ホルミル、メトキシメチル、2−
エトキシエチルなどが挙げられ、好ましくはメチル、ハ
ロゲン、メトキシ、トリフルオロメチル等が用いられる
。B環の特に好ましい例としてはハロゲンで置換された
フェニレン、シクロヘキサン等が用いられる。 [0015] 一般式(I)で表される化合物の中で好ましいものとし
て、式
【化8】 (r) [式中、−COORlo および−C○OR2′ は同
一または相異なって低級アルキルまたはベンジルにより
エステル化されていてもよいカルボキシル基を、B環は
シクロアルキレン基またはハロゲンにより置換されたフ
ェニレン基を、Z゛は炭素数2ないし4のアルキレン基
を示す。]で表される化合物が用いられる。 [0016] 11開平4−12828? (11) −COOR”  および−COOR2−で示される同一
または相異なって低級アルキルによりエステル化されて
いてもよいカルボキシル基の低級アルキレン基としては
、たとえばメチル、エチル、プロピル、イソプロピル、
n−ブチル、イソ−ブチル、5ec−ブチル、tert
−ブチル、n−ペンチル、インペンチル、5ec−ペン
チル等のCアルキル等があげられ、好ましくはメチル、
エチル等のCアルキルが用いられる。B環で示されるシ
クロアルキレン基またはハロゲンにより置換されたフェ
ニレン基のシクロアルキレン基としては、5員また6員
環基が好ましく、たとえばシクロペンタン−1,3−イ
レン、シクロヘキサン−(1,3−あるいは1.4−)
イレン等があげられ好ましくはシクロヘキサン−1,4
−イレンが用いられる。また、ハロゲンで置換されたフ
ェニレン基のハロゲンとしては、フッ素、塩素、臭素、
ヨウ素等があげられ、好ましくは塩素が用いられる。Z
で示される炭素数2ないし4のアルキレン基としては、
メチレン、ジメチレン、トリメチレン、テトラメチレン
等があげられ、好ましくはトリメチレンが用いられる。 [0017] また、一般式(I)で表される化合物の中で好ましいも
のの具体例としては、後記の表1で表される化合物があ
げられる。
【表1】 X
【表2】
【表3】 [0018] 次に、本発明化合物(I)またはその塩の製造法につい
て説明する。 化合物(I)またはその塩は、式(III)で表される
グルタミン酸誘導体を式(II)で表されるカルボン酸
またはそのカルボキシ基における反応性誘導体でアシル
化することにより得られる。上記アシル化の手段として
は、たとえば化合物(III)をカルボジイミド類、ジ
フェニルりん酸アジドあるいはシアノりん酸ジエチルの
存在下、化合物(II)またはその反応性誘導体でアシ
ル化する方法が挙げられる。化合物(III)の使用量
は、化合物(II)またはその反応性誘導体に対して一
般に約1−20モル当量であり、好ましくは約1−5モ
ル1N開平4−128287 (15) 当量である。カルボジイミド類は、化合物(II)に対
して、一般に約1−25モル当量、好ましくは約1−5
モル当量使用すればよい。 [0019] 該カルボジイミド類としては、ジシクロへキシルカルボ
ジイミドが実用上好ましく、その他のカルボジイミド類
、たとえばジフェニルカルボジイミド、ジー〇−トリル
カルボジイミド、ジーp−)リルカルボジイミド、ジー
tert−ブチルカルボジイミド1−シクロへキシル−
3−(2−モルホリノエチル)カルボジイミド、1−シ
クロヘキシル−3−(4−ジエチルアミノシクロヘキシ
ル)カルボジイミド、1−エチル−3−(2−ジエチル
アミノプロピル)カルボジイミドおよび1−エチル−3
−(3−ジエチルアミノプロピルカルポジイミドなどを
用いてもよい。本アシル化反応は、適宜の溶媒の存在下
に実施するのが好ましく、該溶媒としては、たとえば、
水、アルコール類(例、メタノール、エタノール)エー
テル類(例、ジメチルエーテル、ジエチルエーテル、テ
トラヒドロフランジオキサン、モノグリム、ジグリム)
、ニトリル類(例、アセトニトリル)エステル類(例、
酢酸エチル)、ハロゲン化炭化水素(例、ジクロロメタ
ン、クロロホルム、四塩化炭素)、芳香族炭化水素(例
、ベンゼン、トルエン、キシレン)、アセトン、ニトロ
メタン、ピリジン、ジメチルスルホキシド、ジメチルホ
ルムアミド、ヘキサメチルホスホルアミド、スルホラン
またはそれらの適宜の混合溶媒などが使用される。本反
応は、通常、pH約2ないし14、好ましくはpH約6
ないし9の範囲で、約−10℃からその反応溶媒の沸点
程度(約100℃まで)、好ましくは約Oないし50℃
での範囲の反応温度で、約1ないし100時間、好まし
くは4ないし50時間反応させて実施し得る。反応液の
pHは適宜、たとえば酸(例、塩酸、硫酸、リン酸、硝
酸、酢酸)、塩基(例、ナトリウムメチラート、ナトリ
ウムエチラート、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、
水酸化バリウム、水酸化リチウム、炭酸ナトリウム、炭
酸カリウム、炭酸バリウム、炭酸カルシウム、炭酸水素
ナトリウム、トリメチルアミン、トリエチルアミン、ト
リエタノールアミン、ピリジン)成るいは緩衝液(例、
リン酸緩衝液、ホウ酸緩衝液、酢酸緩衝液)などで必要
に応じて調整する。なお反応は、アシル化を促進しうる
触媒を用いることによりさらに有利に進行させる事が出
来る。このような触媒としては、たとえば塩基触媒、酸
触媒が挙げられる。かかる塩基触媒としては、たとえば
三級アミン(例、トリエチルアミンの如き脂肪族三級ア
ミン;ピリジン、α−1β−またはγ−ピコリン、2,
6−ルチジン、4−ジメチルアミノピリジン環、4−(
1−ピロリジニル)ピリジン、ジメチルアニリン、ジエ
チルアニリンの如き芳香族三級アミン)などが挙げられ
、酸触媒としては、たとえばルイス酸[例、無水塩化亜
鉛、無水塩化アルミニウム(AlCl2)、無水塩化第
二鉄、四塩化チタン(TiC1)、四塩化錫(S n 
Cl 4 ) 、五塩化アンチモノ、塩化コバルト、塩
化第二銅、三フッ化ホウ素エーテラート等]などが挙げ
られる上記触媒の中でも、4−ジメチルアミノピリジン
または4−(1−ピロリジニル)ピリジンなどが好まし
い場合が多い。触媒の使用量は、アシル化を促進し得る
触媒量程度がよく、通常化学物(II)にたいして約0
.01−10モル当量、好ましくは約0.1−10モル
当量である。カルボン酸(II)のカルボキシ基におけ
る反応性誘導体としては、たとえば、カルボン酸(II
)の酸ハライド(例、フルオライド、クロライド、ブロ
マイド、アイオダイド)、酸無水物(例、無水ヨード酢
酸、無水イソ酪酸)、低級モノアルキル炭酸エステル(
例、モノメチル炭酸エステル、モノエチル炭酸エステル
、モノプロピル炭酸エステルモノ1SO−プロピル炭酸
エステル、モノブチル炭酸エステル、モノi s o 
−ブチル炭酸エステル、モノ5ec−ブチル炭酸エステ
ル、モノtert−ブチル炭酸エステル)との混酸無水
物、活性エステル(例、シアノメチルエステル、エトキ
シカルボニルメチルエステル、メトキシメチルエステル
、フェニルエステル0−ニトロフェニルエステル、p−
ニトロフェニルエステル、p−カルボメトキシフェニル
エステル、p−シアノフェニルエステル、フェニルチオ
エステル)酸アジド、リン酸ジエステル(例、ジメチル
ホスフェート、ジエチルホスフェート、ジベンジルホス
フェート、ジフェニルホスフェート)との混酸無水物、
亜リン酸ジエステル(例、ジメチルホスファイト、ジエ
チルホスファイト、ジベンジルホスファイト、ジフェニ
ルホスファイト)との混酸無水物なども挙げられる。 この反応性誘導体を用いたアシル化手段において、pH
1溶媒、触媒、及び反応温度などは、前記カルボジイミ
ド類の存在下に行なうアシル化の場合と同様である。 [0020] なお、化合物(I)またはその塩のうち、−COOR1
および−C00R2がカルボキシル基である化合物(I
−1)またはその塩を製造する場合、化合物(I I 
I)のうち−COOR1および−COOR2がエステル
化されたカルボキシル基である化合物を化合物(II)
またはそのカルボキシル基における反応性誘導体と反応
させた後、自体公知の分解反応あるいは接触還元反応に
付して脱エステルするのが好ましい。該分解反応として
は、たとえば、塩基性条件下における加水分解反応(以
下11A法°°と称する)、酸性条件下における加水分
解反応(以下”B−1法°°と称する)、酸性非水条件
下における分解反応(以下”B−2法′°と称する)な
どが挙げられる。A法において用いられる塩基としては
、たとえば、ナトリウムメトキシド、ナトリウムエトキ
シド、ナトリウムブトキシド、カリウムブトキシドなど
の金属アルコキシド、水酸化ナトリウム、水酸化カリウ
ム水酸化リチウム、水酸化バリウムなどの金属水酸化物
、アンモニア、トリエチルアミン、ピリジンなどのアミ
ン類が挙げられ、B−1法において用いられる酸として
は、たとえば、塩酸、臭化水素酸、硫酸、硝酸、リン酸
などの鉱酸、トリフルオロ酢酸トリクロロ酢酸、メタン
スルホン酸、ベンゼンスルホン酸、p)ルエンスルホン
酸、カンファースルホン酸などの有機酸が挙げられ、B
−2法において用いられる触媒としては、たとえば、塩
化水素、臭化水素、過塩素酸、硫酸、硝酸、リン酸など
の鉱酸、トリフルオロ酢酸、トリクロロ酢酸、メタンス
ルホン酸、ベンゼンスルホン酸、p−)ルエンスルホン
酸、カンファースルホン酸などの有機酸、無水塩化亜鉛
、無水塩化アルミニウム(AlCl2)、無水塩化第二
鉄、四塩化チタン(TiC1)、四塩化錫(S n C
l 4 ) 、五塩化アンチモノ、塩化コバルト、塩化
第二銅、三フッ化ホウ素エーテラートなどのルイス酸が
挙げられる。分解反応は、いずれの場合も、適宜な溶媒
中O℃からその溶媒の沸点、好ましくは10−80℃の
範囲で、30分間−2日間、好ましくは1時間ないし2
4時間反応する事により行なわれる。反応溶媒としては
、A法およびB−1法の場合、たとえば、水、メタノー
ル、エタノール、プロパツール、ブタノール、エチレン
グリコール、メトキシエタノール、エトキシエタノール
、テトラヒドロフラン、ジオキサン、モノグリム、ジグ
リム、ピリジン、ジメチルホルム特開平4−12828
7 (1日) アミド、ジメチルスルホキシド、スルホランまたはそれ
らの適宜な混合物が使用され、B−2法の場合には、た
とえば、酢酸エチル、ジメチルエーテル、ジエチルエー
テル、テトラヒドロフラン、ジオキサン、モノグリム、
ジグリム、ジクロロメタン、クロロホルム、四塩化炭素
、アセトニトリル、ベンゼン、トルエン。 キシレン、ニトロメタン、ピリジンまたはそれらの適宜
の混合溶媒が使用される。該接触還元反応(以下“′C
法°゛と称する)としては、適宜な溶媒を用いて約−4
0℃からその反応溶媒の沸点、より好ましくは約0−5
0℃の範囲の範囲温度で実施される。使用される溶媒と
しては、水、アルコール類(例、メタノール。 エタノール、プロパツール、1so−プロパツール、ブ
チルアルコール、5ec−ブチルアルコール、tert
−ブチルアルコール、エチレングリコール、メトキシエ
タノール、エトキシエタノール)、酢酸エステル類(例
、酢酸メチル、酢酸エチル)、エーテル類(例、ジメチ
ルエーテル、ジエチルエーテル、テトラヒドロフラン、
ジオキサン、モノグリム、ジグリム)、芳香族炭化水素
(例、ベンゼン、トルエン、キシレン)、ピリジン、ジ
メチルホルムアミド、並びにそれらの適宜の混合溶媒が
挙げられる。接触還元の触媒としては、例えば、パラジ
ウム白金、ロジウム、ラネーニッケルなどが用いられる
。この際、微量の酢酸、トリフルオロ酢酸、塩酸、硫酸
などを添加すると反応を有利に進行させ得ることがある
。いずれの反応によって化合物(I−1)へ誘導するか
は−COOR1および−COOR2の性質によっても異
なるが、通常、−COOR1および−co。 R2がメチル、エチル、プロピル、ブチル、5ec−ブ
チル、フェニルあるいは置換フェニル基によりエステル
化されたカルボキシル基のときはA法またはB−1法、
−COOR’および−COOR2が1so−プロピルあ
るいはtert−ブチル基によりエステル化されたカル
ボキシル基のときはB−2法、また、ベンジル基あるい
は置換ベンジル基によりエステル化されたカルボキシル
基のときはB−1法またはC法が有利に適用される。な
お、−COOR1および−COOR2が異なる場合、上
記A法、B−1法、B−2法およびC法を適宜組み合わ
せればよい。 [0021] 次に原料化合物(II)の製造法について説明する。 化合物(II) は、 たとえば次に示す反応工程により製造し得る。
【化9】
【化101 ■ ま た は ■ (1’/−1)または(IV −2) [0022] 上記工程中、X、Y、R3,B環およびZは前記と同意
義を有し、R4は式−COOR6で示されるエステル化
されたカルボキシル基を、R5はシアノ基または式−C
OOR6で示されるエステル化されたカルボキシル基を
、Lはハロゲン原子(例、塩素原子、臭素原子、ヨウ素
原子)またはヒドロキシル基から容易に誘導され得る脱
離可能な基(例、メタンスルホニルオキシ基、ベンゼン
スルホニ7N開平4−128287 (21) ルオキシ基、p−)ルエンスルホニルオキシ基、トリフ
ルオロメタンスルホニル基)を示す。式−〇〇OR6で
示されるエステル化されたカルボキシル基におけるR6
としては、炭素数1ないし4の低級アルキル(例、メチ
ル、エチル、プロピル、1so−プロピル、ブチル、5
ec−ブチル、tert−ブチル、など)あるいはベン
ジルまたは置換ベンジル(例、p−ニトロベンジル、p
−メトキシベンジルなど)が挙げられる。 [0023] 以下、上記反応工程について詳しく説明する。 第1工程 原料化合物(V)は、塩基性の条件下、マロノニトリル
あるいはシアノ酢酸工ステル〔NC−CH2COOR;
Rは前記と同意義〕との縮合反応に付すことにより化合
物(V I )へと変換することが出来る。使用する塩
素、溶媒1反応条件などは自体公知の方法が採用され得
る。 [0024] 第2工程 化合物(V I )を、グアニジンで処理するとシアノ
基あるいはエステル基と反応し、ついで閉環・環化を起
こし、新たにピロロ(2,3−d)ピリミジン環が形成
される。閉環の際、塩基性条件下で行なうと反応を有利
に進行させる事も出来る。用いられる塩基としては、例
えば、ナトリウムメトキシド、ナトリウムエトキシド、
カリウムter t−ブトキシドなどの金属アルコキシ
ドが挙げられる。反応媒体としては、例えば、メタノー
ル、エタノール、プロパフール、tert−ブチルアル
コール、ジメチルスルホキシド、ヘキサメチルホスホル
アミドなどがあり、反応温度は0−150℃、好ましく
は20−100℃、また、反応時間は1−48時間好ま
しくは2−24時間である。 [0025] 第3工程 V−2:X=OH,Y=OH) は、その工人チル残基
〔−cooR3〕を化合物(I−1)の製造の際に用い
た脱エステル化反応に付し、化合物(エニー1:Xr目
ii1士4−1ごうと57(tt)とが出来る。 [0026] 第4工程 第3工程で得られる化合物(II−1あるいはll−2
)を還元反応に付すことにより化合物(II−1,およ
びll−1”  :X=NH2,Y=H1あるいはll
−2’  およびI I−2”  :X=OH,Y=H
)を製造することができる。還元反応の条件は、自体公
知であるが、金属ヒドリド(例、ボラン、アラン、ある
いはそれらのアート錯体)による還元反応などが適用さ
れ得る。 [0027] また、第3工程と第4工程はその適用順序を逆にして実
施してもよい。すなわち、第5工程において、化合物(
IV−1あるいはIV−2)を第4工程と同様ノ還元反
応で処理し化合物(IV−1,およびIV−1”  :
X=NH2,Y=Hあルイハ、IV−2’ およびIV
−2°’  :X=OH,Y=H) とftし、ツイテ
、第6エ程で第3工程と同様の脱エステル反応に付すと
化合物(II−1’ およびll−1”′ あるいはl
l−2’ およびll−2”)が得られる。脱エステル
反応と還元反応のいずれを先に実施するかは化合物(I
V−1あるいはIV−2)の置換基などの性質に応じて
適宜選択され得る。 [0028] また、前記化合物(II)および(IV)のうちYが水
素である化合物は下記に示す反応工程により製造するこ
とも出来る。 【化11】 1z 一■− [0029] 基を示す。R7およびR8で示される炭化水素残基とし
ては、炭素数1なり・し5の低級アルキル基(例、メチ
ル、エチル、プロピル、1so−プロピル、n−ブチル
、1so−ブチル、5ec−ブチル、tert−ブチル
、n−ペンチル、1SO−ペンチル、5eC−ペンチル
、neo−ペンチル、tert−ペンチル)ベンジル基
またはフェニル基などが挙げられる。これら低級アルキ
ル基、ベンジル基またはフェニル基は1ないし3個の置
換基を有していてもよく2個以上の場合は同一または相
異なっていてもよい。かかる置換基としてはハロゲン原
子(例、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素)ニトロ基、シア
ノ基、炭素数1ないし4程度のアルコキシ基(例、メト
キシ、エトキシ、プロポキシ、1so−プロポキシ。 n−ブトキシ、1so−ブトキシ、5ec−ブトキシ、
tert−ブトキシ基)炭素数1ないし4のアルキル基
(例、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチ
ル、イソブチル、5eC−ブチル、tert−ブチル基
)、炭素数1ないし4程度のアルカノイル基(例、ホル
ミル、アセチル、プロピオニル、n−ブチリル、1so
−ブチリル基)、トリフルオロメチル基などが挙げられ
る。式−COOR9−C8OR9または−C8SR9基
におけるR9としてはR7およびR8で詳述されている
炭化水素残基が挙げられる。 [0030] 以下、上記反応工程について詳しく説明する。 第7エ程 を付加させて化合物(VIIIを製造する工程である。 化合物(VII)に対すル当量である。本反応は、適宜
の溶媒の存在下、約−10℃からその反応溶媒の沸点程
度(約100℃まで)、好ましくは約Oないし50℃の
範囲の反応温度で、約30分間ないし48時間好ましく
は1ないし24時間反応させて実施し得る。反応に使用
される溶媒としては、たとえば、アルコール類(例、メ
タノール。 エタノール)、エーテル類(例、ジメチルエーテル、ジ
エチルエーテル、テトラヒドロフラン、ジオキサン、モ
ノグリム、ジグリム)、ニトリル類(例、アセトニトリ
ル)、エステル類(例、酢酸エチル)、ハロゲン化炭化
水素(例、ジクロロメタン、クロロホルム、四塩化炭素
)、芳香族炭化水素(例、ベンゼン、トルエン、キシレ
ン)またはそれらの適宜の混合溶媒などが使用される。 反応に際して、光をあてるかあるいは有機過酸化物を加
えるとさらに有利に進行させる事も出来る。該有機過酸
化物としては、たとえば、t−ブチルハイポクロリド、
過酢酸、過安息香酸、p−クロロ過安息香酸などが挙げ
られる。この様にして得られる化合物(VIII)は比
較的反応性に富んでおり、この段階で単離してもよいが
、単離せず直接法の工程に進むことも出来る。 [0031] 第8工程 第7エ程で得られる化合物(VIII)は、R8J2 
 Hで示されるアルコール類あるいはチオール類と、適
宜の溶媒の存在下、約−10℃からその反応溶媒の沸点
程度(約100℃まで)、好ましくは約Oないし50℃
の範囲の反応温度で、約10分間ないし24時間好まし
くは20分間ないし12時間反応させて化合物(IX)
とするとかできる。反応に使用される溶媒としては、た
とえば、エーテル類(例、ジメチルエーテル、ジエチル
エーテル、テトラヒドロフラン。 ジオキサン、モノグリム、ジグリム)、ニトリル類(例
、アセトニトリル)、エステル類(例、酢酸エチル)、
ハロゲン化炭化水素(例、ジクロロメタン、クロロホル
ム、四塩化炭素)、芳香族炭化水素(例、ベンゼン、ト
ルエン、キシレン)またはそれらの適宜の混合溶媒など
が使用される。また、R8J2  Hで示されるアルコ
ール類あるいはチオール類自体を過剰に用いて溶媒とし
てもよい。 [0032] 第9工程 11開平4−128287 (26) 化合物(IX)を、適宜な溶媒中、グアニジンで処理す
るとシアノ基、エステル残基あるいはチオエステル残基
と反応し、環化を起こすとともにピリミジン環が形成さ
れ化合物(X)が生成する。本反応の反応温度は0−1
50℃、好ましくは20−100℃、また反応時間は1
−48時間好ましくは2ないし24時間程度である。ま
た、塩基性条件下で行なうと反応を有利に進行させる事
も出来る。用いられる塩基としては、例えばナトリウム
メトキシド、ナトリウムエトキシド、カリウムtert
−ブトキシドなどの金属アルコキシドが挙げられる。反
応溶媒としては、例えば、メタノール、エタノール、プ
ロパツール、tert−ブチルアルコール、ジメチルス
ルホキシド、ヘキサメチルホスホルアミドまたはそれら
の適宜の混合溶媒などが使用される。 [0033] 第10工程 化合物(X)の 基をカルボキシル基(>C=O)に復元し、自発的に分
子内閉環反応を惹起せしめ、化合物(IV)へと変換す
る反応である。カルボニル基への復元反応は、たとえば
、化合物(X)をそれ自体または適当な反応溶媒を用い
て、約−10℃からその反応溶媒の沸点程度(約100
℃まで)、好ましくは約O〜50℃の範囲の反応温度で
、約10分ないし10000時間好ましくは20分間な
いし48時間分解反応に付すことにより実施し得る。該
分解反応としては、たとえば、酸性条件下における加水
分解反応(B−1法)、酸性非水条件下における分解反
応(B−2法)、接触還元反応(C法)、金属塩を用い
る分解反応(以下”D法′′と称する)あるいは酸化剤
を用いる分解反応(以下“E法″と称する)などが挙げ
られる。B−1法、B−2法およびC法は、式−COO
R1および−COOR2の分解反応において詳述されて
いる方法がそのまま準用出来る。D法において用いられ
る金属塩としては、たとえば、塩化第二銅、硝酸銀、酸
化銀、塩化第二水銀、テルル塩(例、硝酸テルル、トリ
フロロ酢酸テルル)などが挙げられ、E法において用い
られる酸化剤としては、酸素−光、過酸化水素、過安息
香酸、m−クロロ香安息香酸、過塩素酸塩(例、過塩素
酸リチウム、過塩素酸銀、過塩素酸第二水銀、過塩素酸
テトラブチルアンモニウム)、ニトロシル硫酸、アルキ
ル亜硝酸(例、イソアミル亜硝酸)、ハロゲン(例、ヨ
ウ素、臭素、塩素)、N−ブロモコハク酸イミド、塩化
スルフリル、クロラミンTなどが挙げられる。いずれの
方法を適用してカルボキシル基(>C=O)に復元する
かは−J1−R7および−J2  R8の化学的性質な
どによって適宜選択し得る。反応溶媒としては、D法お
よびE法の場合には、たとえば、水、アルコール類(例
、メタノール、エタノール、プロパツール、1so−プ
ロパツール、ブチルアルコール、5ec−ブチルアルコ
ール、tert−ブチルアルコール、エチレングリコー
ル、メトキシエタノール、エトキシエタノール)、エー
テル類(例、ジメチルエーテル、ジエチルエーテル、テ
トラヒドロフラン、ジオキサン、モノグリム、ジグリム
)芳香族炭化水素(例、ベンゼン、トルエン、キシレン
)、ハロゲン化炭化水素(例、ジクロロメタン、クロロ
ホルム、四塩化炭素)、アセトン、アセトニトリルまた
はそれらの適宜の混合溶媒が使用される。化合物(IV
)を製造する工程における分子内閉環反応は、通常、カ
ルボニル基(>C=O)へ復元する過程あるいは復元し
た後、ピリミジン環上のアミノ基と自発的に縮合しピロ
ロ(2,3−d〕ピリミジン環を形成する。この際、酸
触媒が存在すると閉環反応を速やかにかつ高収率に進行
させることも出来る。かかる酸触媒としては、B−1法
およびB−2法で詳述されている鉱酸、有機酸あるいは
ルイス酸などが挙げられる。 [0034] 第11工程 第10工程で得られるA環がピロール環である化合物(
IV)は、必要とあれば、接触還元反応に付しA環がピ
ロリン環である化合物(IV”)へと容易に変換するこ
とが出来る。B環がシクロアルキレン基あるいは置換基
有するフェニレン基の場合、本工程あるいは第1工程か
ら第10工程のうち適宜な工程においてこれらの基を接
触還元反応に付すことにより対応するシクロアルキレン
基あるいはシクロアルケニレン基に変換することが出来
る。さらに、B環が無置換シクロアルケニレン基あるい
は無置換シクロヘキセニレン基の場合、これらの基は無
置換フェニレン基を接触還元反応に付して得ることも出
来る。該接触還元反応としては、前述のC法がそのまま
有利に適用される。 [0035] また、化合物(IV)あるいは化合物(IV”)は、必
要とあれば、第3工程と同様にして脱エステル化反応に
付し、化合物(II)あるいは化合物(I I’”)へ
と変換することが出来る。 [0036] 上記1工程から第10工程、あるいは原料化合物(II
I)、(V)および(VI)などの製造工程において実
施または使用される反応、試薬1反応条件および必要に
応じて使用される各官能基に対する保護基の適用などに
関しては、次に掲げる文献において公知であり詳細に解
読されている。[”J、F、W、マツクオミン(J、F
、W、McOmi ne) 、プロテクテイブ・グルー
プス・イン・オルガニック・ケミストリー(Prote
ctive  Groups  in  Organi
c  ChemiStry) 、プレナムス・プレス 
ロンドン アンドニューヨーク(Plenum  Pr
ess  London  and  New  Yo
rK)(1973))、〔パイン・ヘンドリクソン・ハ
モンド、有機化学(第4版)〔■〕−〔■■〕、法用書
店(1982))および[M、Fieserand  
L、  Fieser、リージェント・フォア・オルガ
ニック・シンセシス第1−13巻(Reagents 
 for  Organic  5ynthes i 
s  Vo 1.  1−13) 、ウィレー・インタ
ーサイエンス、ニー ニー−1−’70ンドン、シトニ
ー アンド トロシト(Wi 1ey−Intersc
 1ence、New  YorK、London、5
ydney  Snd  Toronto)(1969
−1988)) [0037] さらに、化合物(I)、  (II)および(IV)に
おいてXで示されるアミノ基、ヒドロキシル基あるいは
メルカプト基は、必要に応じて、文献公知のピリミジン
環上の置換基変換反応により互いに変換することも出来
る。〔別冊蛋白質核酸酵素、核酸の化学合金、共立出版
(1968))[0038] なお、これらの工程により製造される本発明化合物(I
)、  (II)および(TV)、あるいは各工程にお
ける原料化合物ならびに生成物などは通常の分離精製手
段、例えば濃縮、溶媒抽出、クロマトグラフィー、再結
晶などにより、反応混合物から単離することが出来る。 [0039] 本発明の製造法によって得られる化合物(I)、  (
II)および(IV)は塩を形成してもよい。塩基の塩
としては、 アルカリ金属、アルカリ土類金属、非毒性
金属、アンモニウムおよび置換アンモニウム、例えば、
ナトリウム、カリウム、リチウム、カルシウム、マグネ
シウム、アルミニウム、亜鉛、アンモニウムトリメチル
アンモニウム、トリエチルアンモニウム、トリエタノー
ルアンモニウム、ピリジニウム、置換ピリジニウムなど
の塩が挙げられる。酸の塩としては、例えば、塩酸、硫
酸、硝酸、リン酸、ホウ酸などとの鉱酸塩、シュウ酸、
酒石酸、酢酸、トリフルホロ酢酸、メタンスルホン酸、
ベンゼンスルホンWLp)ルエンスルホン酸、カンファ
ースルホン酸などとの有機酸塩が挙げられる。 [0040] 本発明化合物(I)またはその塩は、葉酸およびその関
連化合物を基質として利用する1種類以上の酵素に対し
て阻害作用を有する。従ってこれら化合物は、現在まで
MTXで治療されて来たしゆう毛癌、白血病、乳房腺癌
9頭頚部表皮癌偏平上皮癌、小細胞肺癌およびリンパ肉
腫はもとよりその他の各種腫瘍を治療する目的で単独あ
るいは他の抗腫瘍剤と併用で使用することが可能である
。 [0041] 抗腫瘍剤として用いる場合、化合物(I)またはそれら
の塩を、それ自体あるいは通常用いられる方法により薬
理学的に許容されうる担体、賦形剤、希釈剤などを使用
して、例えば、粉末、顆粒9錠剤、カプセル剤、坐剤、
駐車剤などの形態として、経口的または非経口的に投与
し得る。投与量は、対象動物、疾患、症状、化合物の種
類、投与経路などにより異なるが、例えば、経口投与の
場合は本発明化合物として、マウス、ラット、ウサギ、
イヌ、ネコ、ヒトなどの温血動物に1日当たり約2.0
−100mg/kg体重であり、好ましくは40−80
mg/kg体重である。非経口投与の場合は1日当たり
約1.0−50mg/kg体重好ましくは20−40m
g / k g体重である。注射剤としての投与方法と
しでは、筋肉内注射、腹腔内注射、皮下注射、静脈注射
などが挙げられ・る。 [0042] 上記製剤化は、自体公知の方法に従って行なわれる。上
記経口製剤、例えば、錠剤を製造する際には、結合剤(
例、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシプロピ
ルメチルセルロース、マクロゴールなと)、崩壊剤(例
、デンプン、カルボキシメチルセルロースカルシウムな
ど)、滑沢剤(例、ステアリン酸マグネシウム、タルク
なと)などを適宜配合することが出来る。 [0043] また、非経口製剤、例えば、注射剤を製造する際には、
等張化剤(例、ブドウ糖、D−ソルビトール、D−マン
ニトール、塩化ナトリウムなど)、防腐剤8例ベンジル
アルコール、クロロブタノール、パラオキシ安息香酸メ
チル、パラオキシ安息香酸プロピルなど)、緩衝剤(例
、リン酸塩緩衝液、酢酸ナトリウム緩衝液など)などを
適宜配合することが出来る。 [0044] 錠剤の製造の具体例としては、例えば1錠当たりの使用
量として本発明化合物的1.0−25mg、乳糖100
−500mg、 コーンスターチ約50−100mg、
ヒドロキシプロピルセルロース約5−20mgを常法に
より混合し、顆粒化し、コーンスターチおよびステアリ
ン酸アグネシウムと混和後、打錠して、1錠約100−
500mg、直径的3−10mmの錠剤とする。また、
この錠剤を1錠当たりの使用量として、ヒドロキシプロ
ピルメチルセルロースフタレート(約10−10−2O
とヒマシ油(約0 、 5−2 m g )とを濃度的
5−10%となるように溶解したアセトン−エタノール
混液を用いて、コーティングすることにより腸溶性の被
環錠とすることも出来る。 [0045] 注射剤の調整の具体例としては、例えば、1アンプル当
たりの使用量として、本発明化合物のナトリウム塩約2
.0−50mgを(i)約2mlの生理食塩水に溶解し
たものをアンプルに注入した後密封をし、これを約11
0℃で約30分間熱滅菌するか、あるいは(i i)約
10−40mgのマンニトールまたはソルビトールを約
2mlの滅菌した蒸留水にとがしたものに溶解した後に
アンプルに注入し、これを凍結乾燥して封をすることに
よっても調整することが出来る。凍結乾燥した化合物の
使用量に際しては、該アンプルを開封し、例えば生理食
塩水に化合物の濃度が約1.0−25mg/mlとなる
ように溶解した溶液とし、皮下、静脈または筋肉内に投
与する注射剤とすることが出来る。 [0046]
【参考例および実施例】
以下に参考例と実施例を挙げて本発明を具体的に説明す
る。しかしこれらは単なる例であって本発明を何ら限定
するものではない。 以下の実施例のNMRスペクトルは内部基準としてテト
ラメチルシランを用いてジェミニ(Gemin 1)2
00 (200MH2)型スヘクトロメーターで測定し
、全δ値をppmで示した。実施例中の記号は次のよう
な意味を有する。 S   :シングレット d   :ダブレット t    ニトリプレット ABq  :AB型クりルテット dd  :ダブル ダブレット dt  :ダブル トリブレッド td   :)リプル ダブレット ddd  :ダブル ダブル ダブレットtdd  :
)リプル ダブル ダブレットm   :マルチプレッ
ト br、   :幅広い brs  :幅広いシングレット J   :カツプリング定数 Sh  :ショルダー [0047] 参考例1 3−クロロ−4−(5−メトキシ−4−ペンテニル)安
息香酸t−ブチルの製造:(メトキシメチル)トリフェ
ニルホスホニウムクロリド(3,77g)のトルエン溶
液(12ml)に0℃でカリウムtert−ブトキシド
の1゛、0モルテトラヒドロフラン溶液(11,0m1
)を加え10分間撹拌後、同温度で3−クロロ−4−(
4−オキソブチル)安息香酸t−ブチル(2,84g)
のトルエン溶液(10ml)を滴下し0℃で20分間攪
拌した。反応液にエーテル(40ml)を加えて有機層
を分取、有機層は水、飽和食塩水で順次洗浄後、無水硫
酸ナトリウムで乾燥した。減圧下に溶媒を留去、得られ
た残渣にヘキサンを加えて生じたトリフェニルホスフィ
ンオキシトを濾去した。濾液は減圧下に濃縮し、残渣を
カラムクロマトグラフィー(シリカゲル80g、エーテ
ル、ヘキサン=1:20)で精製すると表題化合物(1
,92g)が得られた。 [0048] IR(Neat):2980,2940,2860,1
710,1665,1605.860,845cm−1 [0049] IH−NMR(CDCl 3)δ: 1.53−1.7
4 (2H,m) 、 1.60(9H,s)、1.9
6 (0,6H,dt、J=7Hz、7Hz)、2.1
1  (0,4H,tdd、J=7Hz、7Hz、7H
z)、2.65 (2H,t、  J=8Hz)、3.
50 (1,8H,S)、3.58 (1,2H,s)
、4.35 (0,4H,td、J=7Hz、6Hz)
、4.74 (0,6H,dt、J=13Hz、7Hz
)、5.90 (0,4H,dt、J=6Hz、IHz
)、6.30(0,6H,d、J=13Hz)、7.3
5 (LH,d、J=8Hz)、7.90 (LH,d
、J=8Hz)  7.95 (IH,s)[0050
] 参考例2 3−クロロ−4−(5,5−ジシアノ−4−(ジメトキ
シメチル)ペンチル〕安息香酸t−ブチルの製造:アル
ゴン雰囲気下、ブロモマロノニトリル(1,27g)お
よび参考例1の化合物(1,91g)をジクロロメタン
(66ml)に溶解し、モレキュラーシープ(3A、1
.0g)を加えた後、フィルターをはずした分析用紫外
線ランプで紫外線を2時間照射した。反応液にメタノー
ル(4ml)を加えて10分間攪拌後、2規定炭酸カリ
ウム水溶液(5ml)を含む氷水に注加し、ジクロロメ
タンで抽出、有機層は水洗後無水硫酸ナトリウムで乾燥
した。減圧下に溶媒を留去し、得られた残渣をカラクロ
マトグラフィー(シリカゲル75g、酢酸エチル−ヘキ
サン=1:10)で精製すると表題化合物(2,08g
)が無色油状物として得られた。 [0051] IR(Neat):2970,2930,2245,1
710,1605,860.845cm  ’ 1H−NMR(CDCl 3)δ: 1.59 (9H
,s) 、 1.60−1.91(4H,m)、2.1
9−2.31  (LH,m)、2.71 (2H,t
、J=7Hz)、3.40 (3H,s)、3.45 
(3H,s)、4.10 (LH,d。 J=4Hz)、4.30 (IH,d、J=5Hz)、
7.36 (LH,d、J=8Hz)、7.90 (L
H,d、J=8Hz)、7.96 (IH,s)[00
52] 参考例3 3−クロロ−4−(4−(2,4,6−トリアミノピリ
ミジン−5−イル)−5,5−ジメトキシペンチル〕安
息香酸t−ブチルの製造:アルゴン雰囲気下、塩酸グア
ニジン(640mg)のtert−ブチルアルコール懸
濁液(30ml)に1. 0モルカリウムtert−ブ
トキシドのテトラヒドロフラン溶液(6゜70m1)を
加えて10分間攪拌後、参考例2の化合物(2,20g
)のtert−ブチルアルコール溶液(10ml)を加
えて2時間加熱還流した。反応液を1.0規定硫酸水素
カリウム水溶液(1m l )を含む水(200ml)
に加えてジクロロメタンで抽出、有機層は無水硫酸ナト
リウムで乾燥した。減圧下に溶媒を留去し、得られた残
渣をカラクロマトグラフィー(シリカゲル50g、ジク
ロロメタン−メタノール=30:1→15:1)で精製
すると表題化合物(2゜27g)が白色非晶質粉末とし
て得られた。 [0053] IR(KBr): 34,80,3375,3150,
2980,2940,1715.1605,1570,
1435,850,805cm−1(9H,s)、 1
.73−2.06 (LH,m)、 2.60 (2H
,’t、 J=7Hz)、2.79 (LH,ddd、
J=11Hz、3Hz、IHz)、3.45(3H,s
) 、 3.50 (3H,s) 、 4.33 (L
H,J=3Hz) 、 4.45 (4H,brs) 
、 5.17 (2H,brs) 、 7.34 (I
H,d、 J=8Hz)、7.88 (LH,d、J=
8Hz)、7.94 (IH,s)[0054] 実施例I N−〔3−クロロ−4−(3−(2,4−ジアミノ−7
H−ピロロ[2,3−d〕ピリミジン−5−イル)−プ
ロピル〕ベンゾイル) −L−グルタミン酸ジエチルの
製造:実施例3の化合物(200mg)をトリフルオロ
酢酸(1ml)および水(20mg)に溶解し、室温で
2時間撹拌した。減圧下トリフルオロ酢酸を留去し、さ
らに70℃で真空乾燥、得られた残渣とグルタミン酸ジ
エチル塩酸塩(172mg)とをジメチルホルムアミド
(2ml)に懸濁し、0℃でシアノリン酸ジエチル(8
2mg)のジメチルホルムアミド溶液(2ml)を加え
15分間攪拌した。次いで、同温度でトリエチルアミン
(218mg)のジメチルホルムアミド溶液(2ml)
を滴下し、0℃で30分間、室温で2時間攪拌後、減圧
下に溶媒を留去、得られた残渣をカラムクロマトグラフ
ィー(シリカゲル15g、濃アンモニア水と分液したジ
クロロメタン→ジクロロメタンー10%アンモニア含有
エタノール40:1→30:1)で精製すると表題化合
物(175mg)が無色非晶質粉末として得られた。 [0055] IR(KBr):3320,3160,1735,16
30,1575,1540、1500,1200cm 
 ’ IH−NMR(CDCl 3)δ: 1.17 (3H
,t、 J=7Hz) 、 1.21 (3H,t、J
=7Hz)、1.82−2.20 (4H,m)、2.
42 (2H,t、J=7Hz)、2.66 (2H,
t、J=7Hz、)、2.72 (2Ht、J=7Hz
)、4.07 (2H,q、J=7Hz)、4.12 
(2H,qJ=7Hz)、4.34−4.51 (LH
,m)、5.33 (2H,s)、595 (2H,s
)、6.40 (LH,s)、7.38 (LH,d、
J=8Hz1:!F開平4−128287 (35))
、7.82 (LH,d、J=8Hz)、7.88 (
LH,s)、8.62 (LH,d、J=8Hz)、1
0.49  (LH,s)[0056] 実施例2 N−〔3−クロロ−4−(3−(2,4−ジアミノ−7
H−ピロロ(2,3−d)ピリミジン−5−イル)−プ
ロピル〕ベンゾイル〕−L−グルタミン酸の製造:実施
例1の化合物(80mg)のテトラヒドロフラン−水温
液(2:1.3m1)に、1.0規定水酸化ナトリウム
水溶液(0,497m1)を加えて室温で1時間攪拌し
た。減圧下、1.0mlまで溶媒を濃縮し、生じた不溶
物をミリポアフィルタ−で濾別液、濾液を0℃に冷却し
酢酸(0・1 m l )を加えた。生成した結晶を濾
取し、氷水でよく洗浄、減圧下に70℃で乾燥すると表
題化合物(64mg)が白色結晶として得られた。 IR(KBr):3340,3200,2940,16
60,1632,1540.1500.1397cm 
 ’ IHNMR(Me So d6)δ: 1.76−2.
21 (4H,m) 、 234 (2H,t、J°=
7Hz)、2.68 (2H,t、J=7Hz)、2.
72  (2H,t、J=7Hz)、4.29−4.4
8  (IH,m)、5.50 (2H,brs)、6
.13  (2H,s)、6.45  (LH,s)、
7゜41(IHd、J=8Hz)、7.84  (IH
,d、J=8Hz)、7.90 (LH,s)、8.5
0 (LH,d、J=8Hz)、10.53  (LH
,s)[0057] 実施例3 N−〔4−(’3− (2,4−ジアミノ−7H−ピロ
ロ〔2,3−d)ピリミジン−5−イル)−プロピルク
シクロヘキシルカルボニル〕−L−グルタミン酸ジエチ
ルの製造:実施例1の化合物(531mg)を酢酸(2
0ml)に溶解し、二酸化白金(100mg)を加えた
後、4 k g / c m 2(1)水素雰囲気下、
40℃で15時間激しく撹拌した。触媒を濾去し、減圧
下に溶媒を留去して得られな残渣をシリカゲルカラムク
ロマトグラフィー[展開溶媒;クロロホルム:エタノー
ル=19:1]で精製すると表題化合物(180mg)
が得られた。 IR(KBr):3330,3165,1730,16
30,1570.1540cm’ 1H−NMR(Me SO−d s )δ: 1.15
 (3H,t、 J=7Hz)1.19 (3H,t、
J=7Hz)、1.26−2.15 (16H,m)、
2゜26−2.39 (2H,m)、2.54−2.6
7 (2H,m)、4.03 (2H,q、 J=7H
z) 、 4.10 (2H,q、 J=7Hz) 、
 4. 14−4.27 (IH,m)、 5.35 
(2H,s)、 5.90(2H,s)、 6.38(
LH,d、 J=1.8Hz)、 7.96−8.09
 (LH,m)、  10.34 (IH,d、J=1
.8Hz) [0058] 実施例4 N−[4−(3−(2,4−ジアミノ−7H−ピロロ(
2,3−d、lピリミジン−5−イル)−プロピルクシ
クロへキシルカルボニル〕−L−グルタミン酸の製造:
実施例3の化合物(151mg)を実施例2と同様の反
応に付すと表題化合物(112mg)が得られた。 IR(KBr):3340,3250,2930,16
55,1630.1540cm  ’ IHNMR(Me SOds)δ: 1.30−2.1
2 (16H,m)2.27 (2H,t、J=7Hz
)、2.52−2.67 (2H,m)、4.10−4
.23 (IH,m)、5.54 (2H,s)、6.
14 (2H,s)、641 (LH,s)、7.80
−7.93 (LH,m)、10.47 (LH,s[
0059]
【発明の効果】
本発明によれば、抗腫瘍剤として使用可能な新規なピロ
ロ(2,3−d)ピリミジン誘導体が提供される。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (1)一般式 【化1】 ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、A環は水素化されていてもよいピロール環を、
    Xはアミノ基、ヒドロキシル基またはメルカプト基を、
    Yは水素原子またはヒドロキシル基を、−COOR^1
    および−COOR^2は同一または異なってエステル化
    されていてもよいカルボキシル基を、B環は置換基を有
    していてもよいシクロアルキレン基、置換基を有してい
    てもよいシクロアルケニレン基または置換基を有するフ
    ェニレン基を示し、Zは直列する2ないし4個の炭素原
    子からなる2価の基であって置換基を有していてもよい
    。]で表される化合物またはその塩。
  2. 【請求項2】 (2)一般式 【化2】 ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、A環は水素化されていてもよいピロール環を、
    Xはアミノ基、ヒドロキシル基またはメルカプト基を、
    Yは水素原子またはヒドロキシル基を、B環は置換基を
    有していてもよいシクロアルキレン基、置換基を有して
    いてもよいシクロアルケニレン基または置換基を有する
    フェニレン基を示し、Zは直列する2ないし4個の炭素
    原子からなる2価の基であって置換基を有していてもよ
    い。]で表される化合物またはそのカルボキシル基にお
    ける反応性誘導体と一般式▲数式、化学式、表等があり
    ます▼ [式中、−COOR^1および−COOR^2は同一ま
    たは異なってエステル化されていてもよいカルボキシル
    基を示す。]で表される化合物とを反応させることを特
    徴とする請求項1記載の化合物の製造法。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の化合物またはその塩をが含有してなる抗
    腫瘍剤。
  4. 【請求項4】 一般式 【化3】 ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、A環は水素化されていてもよいピロール環を、
    Xはアミノ基、ヒドロキシル基またはメルカプト基を、
    Yは水素原子またはヒドロキシル基を、−COOR^3
    はエステル化されていてもよいカルボキシル基を、B環
    は置換基を有していてもよいシクロアルキレン基、置換
    基を有していてもよいシクロアルケニレン基または置換
    基を有するフェニレン基を示し、Zは直列する2ないし
    4個の炭素原子からなる2価の基であって置換基を有し
    ていてもよい。]で表される化合物またはその塩。
JP41415990A 1989-12-08 1990-12-07 ピロロ[2,3−d]ピリミジン誘導体,その製造法,用途及び中間体 Withdrawn JPH04128287A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP41415990A JPH04128287A (ja) 1989-12-08 1990-12-07 ピロロ[2,3−d]ピリミジン誘導体,その製造法,用途及び中間体

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1-320174 1989-12-08
JP32017489 1989-12-08
JP41415990A JPH04128287A (ja) 1989-12-08 1990-12-07 ピロロ[2,3−d]ピリミジン誘導体,その製造法,用途及び中間体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04128287A true JPH04128287A (ja) 1992-04-28

Family

ID=26569985

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP41415990A Withdrawn JPH04128287A (ja) 1989-12-08 1990-12-07 ピロロ[2,3−d]ピリミジン誘導体,その製造法,用途及び中間体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH04128287A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100751847B1 (ko) * 2000-11-12 2007-08-23 (유)오비티 새로운 안티포레이트인 퓨로[2,3-d]피리미딘 유도체의 합성 및 특성

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100751847B1 (ko) * 2000-11-12 2007-08-23 (유)오비티 새로운 안티포레이트인 퓨로[2,3-d]피리미딘 유도체의 합성 및 특성

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10865210B2 (en) Synthesis of n-(heteroaryl)-pyrrolo[3,2-d]pyrimidin-2-amines
EP1193270B1 (en) Pyrrolobenzodiazepines
KR960015967B1 (ko) 피롤로피리미딘유도체,그의제조및용도
CA2018875C (en) Production of pyrrolopyrimidines and intermediates therefor
EP0438261A2 (en) Condensed heterocyclic glutamic acid derivatives, their production and use
EP0492316A1 (en) Condensed heterocyclic oligoglutamate derivatives, their production and pharmaceutical compositions containing them
JPH0228162A (ja) 縮合ピリミジン誘導体
US5496822A (en) Compounds and methods for treating tumors
US5354754A (en) Pyrrolopyrimidines, their production and use
JPH04211063A (ja) 縮合三環性複素環化合物、その製造法、用途及び中間体
JP3015957B2 (ja) ピロロ[2,3―d]ピリミジン誘導体およびその製造法
NZ210254A (en) Mitosane derivatives
JPH04128287A (ja) ピロロ[2,3−d]ピリミジン誘導体,その製造法,用途及び中間体
EP0431953A2 (en) Pyrrolopyrimidine derivatives, their production and use
AU2001276510B2 (en) Derivatives of variolin b
JPH0578362A (ja) 縮合複素環化合物,その製造法,用途及び中間体
GB2196006A (en) Preparation of mitomycin derivatives
JPH04117381A (ja) 縮合複素環化合物,その製造法,用途及び中間体
AU704735B2 (en) Pyridonecarboxylic acid derivatives and intermediates for the synthesis thereo
JP3425676B2 (ja) 縮合ピリミジン誘導体、その製造法および用途
ITOH et al. Syntheses of some tricyclic heterocycles from 5, 6-diamino-1, 3-dimethyluracil
CA2085950A1 (en) Condensed pyrimidine derivatives, their production and use
JPH05306226A (ja) 慢性免疫疾患治療剤
JPH04235986A (ja) ピリドピリミジン誘導体、その製造法および用途
JPH02167281A (ja) ピロロピリミジン誘導体,その製造法および用途

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19980312