JPH04128365A - 包装用フィルムの製造方法 - Google Patents
包装用フィルムの製造方法Info
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- JPH04128365A JPH04128365A JP2249757A JP24975790A JPH04128365A JP H04128365 A JPH04128365 A JP H04128365A JP 2249757 A JP2249757 A JP 2249757A JP 24975790 A JP24975790 A JP 24975790A JP H04128365 A JPH04128365 A JP H04128365A
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- siox
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- sio
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、包装用フィルムの製造方法に係わり、さらに
言えば、防湿、保香、#I化防止等のガスバリア性に優
れ、かつ耐熱性および強度、可撓性の高く、無色透明の
包装用フィルムを生産性良く大量に製造する方法に関す
る。
言えば、防湿、保香、#I化防止等のガスバリア性に優
れ、かつ耐熱性および強度、可撓性の高く、無色透明の
包装用フィルムを生産性良く大量に製造する方法に関す
る。
〔従来の技術]
近年、家庭における電子レンジの普及に伴い、常温流通
が可能で、包材ごと電子レンジに適用できるフレキシブ
ルプラスチックフィルムからなる基材をヘースとした食
品包材の市場が拡大している。食品の包装用フィルムに
求められる特性としては、 ■ 防湿、保香、酸化防止等のガスバリア性に優れるこ
と、 ■ 強度、可撓性が充分であること、 ■ 加熱、加圧殺菌が適用出来ること、などがある。
が可能で、包材ごと電子レンジに適用できるフレキシブ
ルプラスチックフィルムからなる基材をヘースとした食
品包材の市場が拡大している。食品の包装用フィルムに
求められる特性としては、 ■ 防湿、保香、酸化防止等のガスバリア性に優れるこ
と、 ■ 強度、可撓性が充分であること、 ■ 加熱、加圧殺菌が適用出来ること、などがある。
従来、上記の特性を満たす材料として、フレキシブルプ
ラスチックフィルムを基体とし、この表面に、酸化アル
ミニウム、#I化マグネシウム、酸化ケイ素等の金属酸
化物を成膜し、成膜面に他のフィルムを積層した包装用
フィルムおよびその製造方法が捉案されている(特開昭
58−148759号、特開平1−206036号、特
開平1267036号、特開平2−34330号公報参
照)。
ラスチックフィルムを基体とし、この表面に、酸化アル
ミニウム、#I化マグネシウム、酸化ケイ素等の金属酸
化物を成膜し、成膜面に他のフィルムを積層した包装用
フィルムおよびその製造方法が捉案されている(特開昭
58−148759号、特開平1−206036号、特
開平1267036号、特開平2−34330号公報参
照)。
なかでも、酸化ケイ素を成膜した包装用フィルムは、耐
水性に優れるため、レトルト殺菌前後、あるいは包材や
食品が置かれる環境変化によるガスバリア性の劣化が少
なく、上記の特性を満たす包材として使用されつつある
。酸化ケイ素の成膜方法は、生産性を高め、コストを抑
えることを考慮して真空蒸着法が用いられることがほと
んどである。
水性に優れるため、レトルト殺菌前後、あるいは包材や
食品が置かれる環境変化によるガスバリア性の劣化が少
なく、上記の特性を満たす包材として使用されつつある
。酸化ケイ素の成膜方法は、生産性を高め、コストを抑
えることを考慮して真空蒸着法が用いられることがほと
んどである。
(発明が解決しようとする課題〕
しかし、酸化ケイ素薄膜層を用いた場合、■ 酸化ケイ
素薄膜で、常温長期保存が可能なガスバリア性を持たせ
ようとすると、1500〜2000人成膜させなければ
ならず、コスト高である。
素薄膜で、常温長期保存が可能なガスバリア性を持たせ
ようとすると、1500〜2000人成膜させなければ
ならず、コスト高である。
■ 折り曲げにより膜にクラ・ンクが生じ易く、ガスバ
リア性および密着性に問題が生しる。そのため、スタン
ディング・パウチなど折り曲げる状態を避けることがで
きる包装形態に用途が限られる。
リア性および密着性に問題が生しる。そのため、スタン
ディング・パウチなど折り曲げる状態を避けることがで
きる包装形態に用途が限られる。
■ SiOを原料として、蒸着法で作成したS i O
X層は、透明ではあるが、薄黄色に着色しているので見
栄えが悪く、食品包材としては相応しくない。SiOを
蕉着中に0.ガスを導入し、無色透明なSiC2膜を得
ることができるが、■で述べたように充分なバリヤ性を
持つ膜は得られない。また、5iOzを原料とした場合
は、真空蒸着法により無色透明な5iOzlllが成膜
できるが、蒸気圧が低いので蒸発速度が遅く、包装用フ
ィルムのような大面積、大量生産に向かない。
X層は、透明ではあるが、薄黄色に着色しているので見
栄えが悪く、食品包材としては相応しくない。SiOを
蕉着中に0.ガスを導入し、無色透明なSiC2膜を得
ることができるが、■で述べたように充分なバリヤ性を
持つ膜は得られない。また、5iOzを原料とした場合
は、真空蒸着法により無色透明な5iOzlllが成膜
できるが、蒸気圧が低いので蒸発速度が遅く、包装用フ
ィルムのような大面積、大量生産に向かない。
などの欠点が依然解決されずに残っていた。
これらの欠点を解決するため、SiO2膜とフレキシブ
ルプラス千ツクフィルムの界面に、基材組織と相互に混
在したSiOx層(0≦Xく2)を持つことを特徴とす
る包装用フィルムの特許出願を先に行なった。前記包装
用フィルムの一部である、S i OX層(0≦χ〈2
)を作製する場合は、例えばSiOを原料として真空蒸
着を行なうと同時に、高周波を用いてArプラズマを発
生し、成膜粒子が基材組織に食い込むようなエネルギー
を付与し、Sin、層(0≦X〈2)を作製し、一方S
iO□膜の製造方法は、例えばSiOを原料として真空
蒸着法で成膜する場合、通常酸化度を上げるために、雰
囲気中に0□ガスを導入する。
ルプラス千ツクフィルムの界面に、基材組織と相互に混
在したSiOx層(0≦Xく2)を持つことを特徴とす
る包装用フィルムの特許出願を先に行なった。前記包装
用フィルムの一部である、S i OX層(0≦χ〈2
)を作製する場合は、例えばSiOを原料として真空蒸
着を行なうと同時に、高周波を用いてArプラズマを発
生し、成膜粒子が基材組織に食い込むようなエネルギー
を付与し、Sin、層(0≦X〈2)を作製し、一方S
iO□膜の製造方法は、例えばSiOを原料として真空
蒸着法で成膜する場合、通常酸化度を上げるために、雰
囲気中に0□ガスを導入する。
また、膜質を改善するために、0!ガス雰囲気でプラズ
マを発生し、成膜するという方法が考えられる。
マを発生し、成膜するという方法が考えられる。
〔発明が解決しようとする課題]
包装用フィルムの製造方法としては、包材という用途か
ら、低コストで、大面積に均一にかつ生産性良く製造で
きる方法が望ましい、具体的には、連続式巻取蒸着装置
で製造できれば適当である。
ら、低コストで、大面積に均一にかつ生産性良く製造で
きる方法が望ましい、具体的には、連続式巻取蒸着装置
で製造できれば適当である。
しかし、前記包装用フィルムはSiOx層(0≦X〈2
)とSi0g膜の二層構造であり、SiO++層(0≦
X〈2)を製造するには、S i Owを真空蒸着した
だけでは不十分であり、SiOx成膜粒子になんらかの
方法で基材組織に食い込むようなエネルギーを付与する
ことが必要である。先に述べたように高周波を用いてA
’rプラズマを発生し、S i Ox成膜粒子にエネ
ルギーを付与するという方法では、巻取式蒸着装置のよ
うに連続成膜可能な装置を用いるには、SiOx層(0
≦X〈2)とSiO□膜を成膜する真空槽を別々に設け
なければならない。なぜならば、Sin、層(0≦X〈
2)とSin、膜を成膜する雰囲気圧および用いるガス
種類が異なるからである。そのため装置が大がかりで複
雑になり、コストも高い、また、プラズマ中で成膜粒子
にエネルギーを付与する方法は、プラズマの特性から、
その安定性および再現性を保つことが難しく、大面積に
均一に再現性良< S i Ox層を製造することは困
難である。
)とSi0g膜の二層構造であり、SiO++層(0≦
X〈2)を製造するには、S i Owを真空蒸着した
だけでは不十分であり、SiOx成膜粒子になんらかの
方法で基材組織に食い込むようなエネルギーを付与する
ことが必要である。先に述べたように高周波を用いてA
’rプラズマを発生し、S i Ox成膜粒子にエネ
ルギーを付与するという方法では、巻取式蒸着装置のよ
うに連続成膜可能な装置を用いるには、SiOx層(0
≦X〈2)とSiO□膜を成膜する真空槽を別々に設け
なければならない。なぜならば、Sin、層(0≦X〈
2)とSin、膜を成膜する雰囲気圧および用いるガス
種類が異なるからである。そのため装置が大がかりで複
雑になり、コストも高い、また、プラズマ中で成膜粒子
にエネルギーを付与する方法は、プラズマの特性から、
その安定性および再現性を保つことが難しく、大面積に
均一に再現性良< S i Ox層を製造することは困
難である。
このように、前記包装用フィルムを包材として利用する
ために、大量に生産性良くかつ優れた特性を損なうこと
なく製造する方法の確立が重要である。
ために、大量に生産性良くかつ優れた特性を損なうこと
なく製造する方法の確立が重要である。
本発明は、防湿、保香、酸化防止等のガスバリア性に優
れ、耐熱性および強度、可撓性の高く、かつ、無色透明
の包装用フィルムを生産性良く大量に製造する方法を提
供するものである。
れ、耐熱性および強度、可撓性の高く、かつ、無色透明
の包装用フィルムを生産性良く大量に製造する方法を提
供するものである。
すなわち、本発明は従来存在していた課題を解決するた
めになされたものであって、フレキシブルプラスチック
フィルムからなる基材の少なくとも片面に、前記基材の
組織と相互に混在した状態のSin、層(0≦X<2)
、SiO□膜が順次積層されてなる包装用フィルムを製
造する方法として、フレキシブルプラスチックフィルム
からなる基材の少なくとも片面に、まず5int膜を作
製し、その後5iOzl!u表面から5iOx(0≦X
〈2)をビームにして打ち込むことにより、前記基材の
組織と相互に混在した状態の5iC)+層(0≦Xく2
)を得る方法を考案することによって上記課題を解決し
た。
めになされたものであって、フレキシブルプラスチック
フィルムからなる基材の少なくとも片面に、前記基材の
組織と相互に混在した状態のSin、層(0≦X<2)
、SiO□膜が順次積層されてなる包装用フィルムを製
造する方法として、フレキシブルプラスチックフィルム
からなる基材の少なくとも片面に、まず5int膜を作
製し、その後5iOzl!u表面から5iOx(0≦X
〈2)をビームにして打ち込むことにより、前記基材の
組織と相互に混在した状態の5iC)+層(0≦Xく2
)を得る方法を考案することによって上記課題を解決し
た。
本発明に係わる包装用フィルムの製造方法は、基材の組
織と相互に混在した状態のS i O,層(0≦x〈2
)を得る際、イオン源を用いてSiO++(0≦X〈2
)をビームにしてSin、膜表面から打ち込む方法をと
ることにより、Si0g膜と前記基材の界面に、任意の
位置および厚さのSiOx層(0≦X〈2)を、大面積
に均一に、再現性良く製造することができる。よって、
防湿。
織と相互に混在した状態のS i O,層(0≦x〈2
)を得る際、イオン源を用いてSiO++(0≦X〈2
)をビームにしてSin、膜表面から打ち込む方法をと
ることにより、Si0g膜と前記基材の界面に、任意の
位置および厚さのSiOx層(0≦X〈2)を、大面積
に均一に、再現性良く製造することができる。よって、
防湿。
保香、酸化防止等のガスバリア性に優れ、耐熱性および
強度、可撓性の高く、かつ、無色透明の包装用フィルム
を生産性良く大量に得ることが可能になる。
強度、可撓性の高く、かつ、無色透明の包装用フィルム
を生産性良く大量に得ることが可能になる。
〔発明の詳細な
説明に係わる包装用フィルムの製造方法を以下に詳述す
る。
る。
本発明における製造方法により製造する包装用フィルム
は、先に述べたように、フレキシブルプラスチックフィ
ルムからなる基材の少なくとも片面に、前記基材の組織
と相互に混在した状態のSiOx層(0≦X<2)、5
iOt膜が順次積層されてなる二層構造を持つ0本発明
に用いる基材となるフレキシブルプラスチックフィルム
とは、ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレンを主成
分として含む共重合体、プロピレンを主成分として含む
共重合体などのオレフィン系樹脂、ポリエチレンテレフ
タレート、ポリエチレンテレフタレートなどのポリエス
テル類、ナイロン、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデ
ン、ポリビニルアルコールなどのフィルムがあげられる
。これらのフィルムはどの様な方法で製造されたもので
あってもよく、また未延伸のものでも、延伸されたもの
でもいずれであってもよい、基体の厚さは5〜1000
μmの範囲で選ぶのが好ましく、特に10〜100μm
の範囲が好ましい。
は、先に述べたように、フレキシブルプラスチックフィ
ルムからなる基材の少なくとも片面に、前記基材の組織
と相互に混在した状態のSiOx層(0≦X<2)、5
iOt膜が順次積層されてなる二層構造を持つ0本発明
に用いる基材となるフレキシブルプラスチックフィルム
とは、ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレンを主成
分として含む共重合体、プロピレンを主成分として含む
共重合体などのオレフィン系樹脂、ポリエチレンテレフ
タレート、ポリエチレンテレフタレートなどのポリエス
テル類、ナイロン、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデ
ン、ポリビニルアルコールなどのフィルムがあげられる
。これらのフィルムはどの様な方法で製造されたもので
あってもよく、また未延伸のものでも、延伸されたもの
でもいずれであってもよい、基体の厚さは5〜1000
μmの範囲で選ぶのが好ましく、特に10〜100μm
の範囲が好ましい。
基材にSiO□膜を作製する方法は、スパッタ法、CV
D法、真空蒸着法等が上げられるが、包材という用途か
らコストを抑えること、さらに生産性を高めるという観
点から真空蒸着法が好ましい、真空蒸着法における蒸発
源は、抵抗加熱方式、EB方式、誘導加熱方式などがあ
るが、どの方式でも適用可能である。SiO□膜を作製
するための原料は、蒸気圧の高いものの方が良く、Si
Oが適する。その際、酸化度を上げて無色透明なSin
、膜を得るために、雰囲気中に0.ガスを導入する、あ
るいはSiO蒸着と同時に蒸着面に、ECRイオン源等
を用いて発生した酸素イオンビームを照射し、ち密で無
色透明なS i O,膜を得るという工夫もできる。S
iO,膜のO/Si比が2であれば、無色透明な膜にな
るため、このような組成の膜が作成可能な方法であれば
、特に限定されるものではない、なお、SiOよ膜の厚
さであるが、薄ければ薄いほど製造コストの削減につな
がる一方、ガスバリア性劣化を招くこととなる。従来の
一包装用フィルムの様に、基材上に5iOzll!を成
膜する場合、通常1500人程度0膜厚で成膜されるが
、ガスバリア性が充分でない。本発明における包装用フ
ィルムでは、Sin。
D法、真空蒸着法等が上げられるが、包材という用途か
らコストを抑えること、さらに生産性を高めるという観
点から真空蒸着法が好ましい、真空蒸着法における蒸発
源は、抵抗加熱方式、EB方式、誘導加熱方式などがあ
るが、どの方式でも適用可能である。SiO□膜を作製
するための原料は、蒸気圧の高いものの方が良く、Si
Oが適する。その際、酸化度を上げて無色透明なSin
、膜を得るために、雰囲気中に0.ガスを導入する、あ
るいはSiO蒸着と同時に蒸着面に、ECRイオン源等
を用いて発生した酸素イオンビームを照射し、ち密で無
色透明なS i O,膜を得るという工夫もできる。S
iO,膜のO/Si比が2であれば、無色透明な膜にな
るため、このような組成の膜が作成可能な方法であれば
、特に限定されるものではない、なお、SiOよ膜の厚
さであるが、薄ければ薄いほど製造コストの削減につな
がる一方、ガスバリア性劣化を招くこととなる。従来の
一包装用フィルムの様に、基材上に5iOzll!を成
膜する場合、通常1500人程度0膜厚で成膜されるが
、ガスバリア性が充分でない。本発明における包装用フ
ィルムでは、Sin。
膜の膜厚が1500Å以下でも良好なガスバリア性を保
ち、好ましくはSin、Illの厚さは500〜120
0人の範囲である。
ち、好ましくはSin、Illの厚さは500〜120
0人の範囲である。
さて、このようにSin、膜を作製してから、フレキシ
ブルプラスチックフィルムと5iOzlKの界面にSi
n、層(0≦X〈2)を作成するわけであるが、そのた
めには、イオン源を用いて5iOx(0≦X〈2)をイ
オン化し、イオン引出し量およびその加速電圧を制御す
ることにより、Sing膜表面から5iOx(0≦X<
2) イオンビームを打ち込む方法が最適である。イオ
ン源の形式は、5iOx(0≦X〈2)を蒸気化、ある
いは原子、分子状にしてイオン化できるものを用いる。
ブルプラスチックフィルムと5iOzlKの界面にSi
n、層(0≦X〈2)を作成するわけであるが、そのた
めには、イオン源を用いて5iOx(0≦X〈2)をイ
オン化し、イオン引出し量およびその加速電圧を制御す
ることにより、Sing膜表面から5iOx(0≦X<
2) イオンビームを打ち込む方法が最適である。イオ
ン源の形式は、5iOx(0≦X〈2)を蒸気化、ある
いは原子、分子状にしてイオン化できるものを用いる。
たとえば、電子衝撃型イオン源、液体金属イオン源、ビ
ームプラズマ型イオン源、熱陰極アーク放電型イオン源
、マイクロ波イオン源、PIG型イオン源などがある。
ームプラズマ型イオン源、熱陰極アーク放電型イオン源
、マイクロ波イオン源、PIG型イオン源などがある。
このうち、PTG型イオン源の一つであるフリーマン型
イオン源は、帯状のイオンを大電流で得られるため、本
発明の製造方法において特に適するが、他のイオン源形
式においても、SiOx層を製造したいフレキシブルプ
ラスチックフィルムの幅方向に複数のイオン源を設置す
る、あるいはイオン源の引出し口の形状を加工する等の
方法により、本発明の製造方法において用いることが可
能である。S i O++(O≦Xく2)層の作製方法
は、Sing膜表面から打ち込まれたS i Ox (
0≦X < 2 )が、SiO!膜を通って基材組織に
食い込み、S i OX(0≦x〈2)層と基材の混在
層が作れるようにそのエネルギーおよび打ち込み量を制
御できる方法ならばこの限りではない。
イオン源は、帯状のイオンを大電流で得られるため、本
発明の製造方法において特に適するが、他のイオン源形
式においても、SiOx層を製造したいフレキシブルプ
ラスチックフィルムの幅方向に複数のイオン源を設置す
る、あるいはイオン源の引出し口の形状を加工する等の
方法により、本発明の製造方法において用いることが可
能である。S i O++(O≦Xく2)層の作製方法
は、Sing膜表面から打ち込まれたS i Ox (
0≦X < 2 )が、SiO!膜を通って基材組織に
食い込み、S i OX(0≦x〈2)層と基材の混在
層が作れるようにそのエネルギーおよび打ち込み量を制
御できる方法ならばこの限りではない。
5iOx(0≦x〈2)層の厚さは、SiO、イオン源
から引き出すS i Ox イオンビームの電流量で任
意に制御することができる。また、SiOx層の作製位
置は、SiOx イオンビームの加速電圧により打ち込
み深さを制御することにより、任意に決めることができ
る。
から引き出すS i Ox イオンビームの電流量で任
意に制御することができる。また、SiOx層の作製位
置は、SiOx イオンビームの加速電圧により打ち込
み深さを制御することにより、任意に決めることができ
る。
なお、5iOx(0≦X〈2)層の厚さは、所望のガス
バリア性を発現するためには、最低10人程度必要であ
る。また、5iOx(0≦X〈2)層の厚さが厚いと無
色透明性が失われるので50〜100人の範囲で設定す
ることが好ましい。
バリア性を発現するためには、最低10人程度必要であ
る。また、5iOx(0≦X〈2)層の厚さが厚いと無
色透明性が失われるので50〜100人の範囲で設定す
ることが好ましい。
本発明に係わる包装用フィルムの製造方法の一実施例を
第1図を用いて詳細に説明する。第1図中1は連続式巻
取蒸着装置、3は電子衝撃型イオン源、5は抵抗加熱方
式蒸発源、7は基材、9は、SiOをそれぞれ示す。
第1図を用いて詳細に説明する。第1図中1は連続式巻
取蒸着装置、3は電子衝撃型イオン源、5は抵抗加熱方
式蒸発源、7は基材、9は、SiOをそれぞれ示す。
第1図は、連続式巻取蒸着装置に、電子衝撃型イオン源
を組み込んだ成膜装置である。蒸発源は、抵抗加熱方式
である。基材として、厚さ12μmのPETフィルム(
ティジン(株)製)を用い、まず、0!ガス反応蒸着法
によりS i Ox膜を1100人成膜した。成膜中の
雰囲気圧は2.5 x 10−’To、rr、 P E
Tフィルム巻取リスピードは350m/ninであっ
た。蒸発材料は5iO(5〜10mesh 大阪チタ
ニウム (株)製)を用いた。
を組み込んだ成膜装置である。蒸発源は、抵抗加熱方式
である。基材として、厚さ12μmのPETフィルム(
ティジン(株)製)を用い、まず、0!ガス反応蒸着法
によりS i Ox膜を1100人成膜した。成膜中の
雰囲気圧は2.5 x 10−’To、rr、 P E
Tフィルム巻取リスピードは350m/ninであっ
た。蒸発材料は5iO(5〜10mesh 大阪チタ
ニウム (株)製)を用いた。
次に連続して、電子衝撃型イオン源を用い、SiOを原
料とし、イオン化電子電流500mAで製造したSin
、イオンビームを、S i Oz膜の表面から、加速電
圧40kVで打ち込むことにより、Sin、層を100
人作製した。Sin。
料とし、イオン化電子電流500mAで製造したSin
、イオンビームを、S i Oz膜の表面から、加速電
圧40kVで打ち込むことにより、Sin、層を100
人作製した。Sin。
イオンビーム照射形状は、PETフィルムの幅方向に帯
状に広く均一になるように、同しイオン源を3基並べて
用いた。
状に広く均一になるように、同しイオン源を3基並べて
用いた。
このようにして製造した包装用フィルムの構造を、光電
子分光分析法により測定した0手順としては、膜表面か
ら基材に向かって膜厚方向へのArイオンビームエツチ
ングを行って、深さ方向へのESCAスペクトル(S
l !P、 CIS+ ops)を測定した。その
結果、Otガス反応蒸着法により作製した部分には5i
−0の結合が存在し、S i O!膜が作製できている
ことがわかった。また、SiOx イオンビームを打ち
込んで作製したSiOx層には、5i−3i結合の存在
を示すスペクトルが現れた。SiOx層のX値は1.7
であった。
子分光分析法により測定した0手順としては、膜表面か
ら基材に向かって膜厚方向へのArイオンビームエツチ
ングを行って、深さ方向へのESCAスペクトル(S
l !P、 CIS+ ops)を測定した。その
結果、Otガス反応蒸着法により作製した部分には5i
−0の結合が存在し、S i O!膜が作製できている
ことがわかった。また、SiOx イオンビームを打ち
込んで作製したSiOx層には、5i−3i結合の存在
を示すスペクトルが現れた。SiOx層のX値は1.7
であった。
さらに、基材であるPETが露出したときの同様な測定
において、PETの存在を示すCISとSiの存在を示
す5jzrスペクトルが同時に現れた。このことにより
、基材と5iOx層の界面において両者の組織が混在し
た状態にあり、さらに5izrスペクトルピ一ク位置か
ら、5i−3i結合が存在することが判った。
において、PETの存在を示すCISとSiの存在を示
す5jzrスペクトルが同時に現れた。このことにより
、基材と5iOx層の界面において両者の組織が混在し
た状態にあり、さらに5izrスペクトルピ一ク位置か
ら、5i−3i結合が存在することが判った。
上記のような工程で製造された包装用フィルムの酸素透
過度を、25°C,100%RHの酸素雰囲気中で測定
した。また、光線の透過率を、分光器で測定した。測定
波長域は190μm〜700μmである。測定結果を表
1に示す。
過度を、25°C,100%RHの酸素雰囲気中で測定
した。また、光線の透過率を、分光器で測定した。測定
波長域は190μm〜700μmである。測定結果を表
1に示す。
〔実施例2]
実施例1と同様な基材を用い、その上に実施例1と同様
な方法’T: S i O1層(X=1.7)を50人
、SiO□膜を1150人作製した。上記の包装用フィ
ルムの酸素透過率と光線の透過率を実施例と同様な方法
で測定した。測定結果を表1に示す。
な方法’T: S i O1層(X=1.7)を50人
、SiO□膜を1150人作製した。上記の包装用フィ
ルムの酸素透過率と光線の透過率を実施例と同様な方法
で測定した。測定結果を表1に示す。
(比較例1〕
実施例1と同様な基材を用い、実施例1と同様な方法で
、SiO□膜を1200人作製した。
、SiO□膜を1200人作製した。
上記の包装用フィルムの酸素透過率と光線の透過率を実
施例と同様な方法で測定した。測定結果を表1に示す。
施例と同様な方法で測定した。測定結果を表1に示す。
〔比較例2〕
実施例1と同様な基材を用い、実施例1と同様な方法で
、Sin、層を1200人作製した。
、Sin、層を1200人作製した。
上記の包装用フィルムの酸素透過率と光線の透過率を実
施例と同様な方法で測定した。測定結果を表1に示す。
施例と同様な方法で測定した。測定結果を表1に示す。
(以下余白)
表1
〔発明の効果〕
本発明の包装用フィルム製造方法において、SiO++
(0≦X〈2)層の作製にイオン源を利用することによ
り、SiOヨ (0≦Xく2)粒子に付与するエネルギ
ーおよび注入量が任意に制御可能となった。それゆえ、
SiO++(0≦X〈2)層をS40g膜と基材の界面
の任意の位置に、任意の厚さで再現性良く作製すること
が可能となった。さらに、イオン源の設置位置および設
置個数を調整することにより、幅の広いフィルム面に均
一に5iOx(0≦X〈2)層を作製することが可能と
なった。また、連続巻取式蒸着装置にイオン源を設置す
るだけでSiOx(0≦x〈2)層とS i Oz膜の
製造を同一真空槽内で連続しておこなうことができるた
め、装置の構造が簡単で大がかりにはならずにすむとい
う利点もある。
(0≦X〈2)層の作製にイオン源を利用することによ
り、SiOヨ (0≦Xく2)粒子に付与するエネルギ
ーおよび注入量が任意に制御可能となった。それゆえ、
SiO++(0≦X〈2)層をS40g膜と基材の界面
の任意の位置に、任意の厚さで再現性良く作製すること
が可能となった。さらに、イオン源の設置位置および設
置個数を調整することにより、幅の広いフィルム面に均
一に5iOx(0≦X〈2)層を作製することが可能と
なった。また、連続巻取式蒸着装置にイオン源を設置す
るだけでSiOx(0≦x〈2)層とS i Oz膜の
製造を同一真空槽内で連続しておこなうことができるた
め、装置の構造が簡単で大がかりにはならずにすむとい
う利点もある。
本発明の包装用フィルム製造方法によって、防湿、保香
、酸化防止等のガスバリア性に優れ、かつ耐熱性および
強度、可撓性の高く、無色透明な包装用フィルムを大量
に、コストを抑えて再現性良く生産することが可能にな
った。
、酸化防止等のガスバリア性に優れ、かつ耐熱性および
強度、可撓性の高く、無色透明な包装用フィルムを大量
に、コストを抑えて再現性良く生産することが可能にな
った。
第1図は本発明に係わる包装用フィルムの製造方法の一
実施例を示す説明図である。 l・・・連続式巻取蒸着装置 3・・・電子衝撃型イオン源 5・・・抵抗加熱方式蒸発源 7・・・基材 9・・・SiO 特 許 出 願 人 凸版印刷株式会社 代表者 鈴木和夫 第 図
実施例を示す説明図である。 l・・・連続式巻取蒸着装置 3・・・電子衝撃型イオン源 5・・・抵抗加熱方式蒸発源 7・・・基材 9・・・SiO 特 許 出 願 人 凸版印刷株式会社 代表者 鈴木和夫 第 図
Claims (1)
- (1)フレキシブルプラスチックフィルムからなる基材
の少なくとも片面に、SiO_x層(0≦X<2)、S
iO_2膜が順次積層されてなる包装用フィルムの製造
方法であって、 フレキシブルプラスチックフィルムにSiO_2膜を成
膜後、イオン源を用いてSiO_xをイオンビーム化し
、SiO_2膜表面からSiO_2膜とフレキシブルプ
ラスチックフィルムの界面に打ち込むことを特徴とした
包装用フィルムの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2249757A JPH04128365A (ja) | 1990-09-19 | 1990-09-19 | 包装用フィルムの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2249757A JPH04128365A (ja) | 1990-09-19 | 1990-09-19 | 包装用フィルムの製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04128365A true JPH04128365A (ja) | 1992-04-28 |
Family
ID=17197778
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2249757A Pending JPH04128365A (ja) | 1990-09-19 | 1990-09-19 | 包装用フィルムの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04128365A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014172286A (ja) * | 2013-03-08 | 2014-09-22 | Toppan Printing Co Ltd | ガスバリア性フィルム |
-
1990
- 1990-09-19 JP JP2249757A patent/JPH04128365A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014172286A (ja) * | 2013-03-08 | 2014-09-22 | Toppan Printing Co Ltd | ガスバリア性フィルム |
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