JPH0412874B2 - - Google Patents

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JPH0412874B2
JPH0412874B2 JP60234254A JP23425485A JPH0412874B2 JP H0412874 B2 JPH0412874 B2 JP H0412874B2 JP 60234254 A JP60234254 A JP 60234254A JP 23425485 A JP23425485 A JP 23425485A JP H0412874 B2 JPH0412874 B2 JP H0412874B2
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Shigeru Kuroe
Kengo Nakajima
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は対象物の三次元位置を複数の画像を
用いて検出する三次元位置検出方法に関する。
(従来の技術) 近年、ロボツトを用いて物体の位置とか物体の
状態の変化等を観察したり監視したりすることが
一般的に行われており、また、そのためのロボツ
ト技術の研究及び開発が進められている。
このロボツトで測定対象物である物体を検出す
る際の重要な要素の一つは、対象物の位置を三次
元的に精度よく検出することである。
この三次元位置検出方法の一例が特開昭60−
57470号に開示されている。
従来の三次元位置検出方法の概略説明 先ず、この発明の説明に先立ち従来提案されて
いる三次元位置検出方法につき説明する。
第6図は従来の検出方法を説明するための三次
元画像生成装置を示すブロツク線図である。
同図において、10a及び10bはエリア型イ
メージセンサ及びレンズ系から成る同一構成の撮
像部で、位置Pa及びPbに光軸が互いに平行とな
るようにそれぞれ設置する。この撮像部を二台用
いる代りに一台の撮像部を平行移動させて、異な
る位置Pa及びPbにおいて画像を入力するように
構成する場合もあるが、以下、説明を簡単にする
ため、二台の撮像部10a及び10bを設置した
例につき説明する。
撮像部10a及び10bは同一対象物(図示せ
ず)からの互いに異なる視点での光情報を光電変
換し、続いてアナログ−デイジタル変換(以下
A/D変換と称する)を行つて、画像信号を後段
の対応する画像メモリ12a及び12bにそれぞ
れ出力する。
画像メモリ12a及び12bは画像信号を画像
データとして一旦記憶する。次に、画像処理回路
14は記憶された画像データを読み出し、この回
路内で所要に応じ画像データを適切に処理して濃
度(明るさ)の同一及び類似した画素の集まりに
分け、その結果、画像データが画像の濃度に基づ
いた領域に分割される。次に、この回路14にお
いて画像データに分割領域毎に異なつた番号(領
域番号)を付し、この異なる領域番号を有する画
像データすなわち多値化画像として後段の画像メ
モリ16a及び16bにそれぞれ記憶する。
この画像処理回路14において、さらに、画像
メモリ16a及び16bに記憶させた多値化画像
の画像データの領域毎の重心座標を算出し、各画
像メモリ16a及び16bに記憶された多値化画
像間での領域の対応付けを行う。
次に、演算回路18において、画素メモリ16
a及び16bに記憶されこのように対応付けされ
た多値化画像の各画素の座標の対応付けを行い、
この対応付けられた画素座標に基づいて対象物ま
での三次元距離例えばx,y,zを算出する。こ
のようにして、異なる視点からの二つの画像信号
を処理して撮像部10a及び10bのレンズの中
心から対象物までの三次元距離が求められる。
領域分割と領域の対応付け 既に説明したように、画像処理回路14におい
て、領域分割と、分割された領域の対応付けを行
つている。これにつき第7図及び第8図A及びB
を参照して説明する。
従来は領域分割を次のようにして行つている。
先ず、例えば画素メモリ12aに記憶された撮
像領域内の画像が第7図に20で示すように形成
されているとする。この画像20はコントラスト
を有する画像である。まず、画像処理回路14に
おいてこの画像20に対しエツジを保つたまま明
るさの平滑化(スムージング)処理を行つて画像
信号の雑音に起因するゆらぎを除去する。このス
ムージングは同一方面(同一の明るさをもつた部
分)の濃度分布で高周波の変化を除くものであ
り、一様な濃度分布をもつ綺麗な画像20の場合
には行わなくても良い。第7図に示す画像20は
三つの直方体20a,20b,20cと、背景
(バツクグランド)20dとから成つている。こ
の直方体20a,20b,20cをそれぞれ〓〓
〓,〓〓〓,〓〓〓で示してあるが、これらは画
像20に対しスムージングされた後の同一濃度の
領域をそれぞれ表わしている。これら同一濃度の
領域は一般には照明の方向と、面の向きとによつ
て定まり、コントラストの有る画像である。
次にこれらスムージングされた濃度画像を濃度
差、従つて、〓〓〓20a,〓〓〓20b,〓〓
〓20cの画像データ間の差の最小値に基づいて
領域分割を行い、同一濃度をもつ画素のかたまり
を見つける。この画素データのかたまりが形成さ
れることによつて領域分割される。その結果を第
8図A及びBに示す。
第8図A及びBは画素メモリ16a及び16b
にそれぞれ記憶された多値化画像をそれぞれ示す
線図であつて、位置Pa及びPbの撮像部10a及
び10bで撮像した画像のデータを領域分割し、
その分割された領域の画像データに領域番号を付
して得られたものである。これらの図には、三個
の領域,及びと、バツクグランド領域と
がそれぞれ示されている。
次に、領域分割された、異なる視点位置Pa及
びPbでの多値化画像間において領域の対応付け
を行う。
そのために、先ず、第8図A及びBにおいて各
領域番号をもつ領域の重心座標をそれぞれ抽出す
る。次に、第8図Aの画像の領域番号iで示され
る重心座標iの近傍において第8図Bの画像に存
在する領域番号を探索し、探索した領域番号に対
応させる。第8図A及びBの実施例においてはA
図のとB図のとが対応付けられ、同様にA図
の,,がB図の,,にそれぞれ対応
付けられたことを示す。
このようにして得られた、異なる位置Pa及び
Pbでのそれぞれの多値化画像は位置を変えてと
らえた、換言すれば視差のある、同一物体に関す
る情報である。従つて、両画像データの対応関係
から三次元位置情報を得ることが出来る。この点
につき以下に説明する。
伸縮係数の算出及び画素単位毎の対応 次に、位置Paにおける多値化画像及び位置Pb
における多値化画像の対応付けられた各領域毎
に、三次元距離を求めるために用いる伸縮係数を
算出する。伸縮係数とは、視差の違いによる対象
物の面の位置的変化の度合、従つて対応する二つ
の分割領域の位置的変化の度合、を位置Paを基
準に表わしたものである。
この伸縮係数の算出を第6図に示す演算回路1
8で行い、その演算操作を第9図A及びBを用い
て簡単に説明する。
今、位置Pa及びPbで生成し、対応付けられた
一組の分割領域(領域番号)を取り出して伸縮
係数を求めるとする。その場合、この領域を適
当なx−y座標系内に置き、この領域が占める
x方向の長さを複数個のyの値に関して求める。
この例では、領域は四辺形であるので、第9図
A及びBの各図において例えばこれら図の右側に
示すように二つの辺を基準としたN個の長さK1
K2、……KN(第9図A)及びL1、L2……LN(第9
図B)をそれぞれ求める。
次に、これら長さKi及びLiの比Li/Kiの値を係
数として求める(但し、i=1、2、……N)、
これら係数からその平均値(1/N)ΣLi/Ki
求め、この平均値を領域の伸縮係数A1とする。
この伸縮係数Aj(但しj=1、2、……J)を
領域分割により生成された領域jの全数J、の場
合三つの領域,,について算出する。
両領域j間に得られた伸縮係数Ajを用いて、
位置Paでの領域jが有する全ての画素を位置Pb
での領域jを形成する画素に対応付けを行うこと
が出来る。
この対応付けを例えば領域につき説明する
と、第10図A及びBに示すように、位置Paで
の領域の左端画素po(第10図A)及び位置Pb
での領域の左端画素qo(第10図B)を基準画
素として、この位置Paの領域の基準画素から△
Pだけ離間した画素piに対応する位置Pbの領域の
画素qiの位置はA1×△Pとなる。このように、画
素単位毎の対応付けが出来る。
三次元距離計算 次に、演算回路18は対応付けられた両画素か
ら、対象物の三次元位置を計算する。その概略に
つき第11図を参照して簡単に説明する。
第11図において、位置Paの撮像部の光軸と
位置Pbの撮像部の光軸とは平行とし、光軸をz
軸の負の方向する。位置Paの撮像部のレンズ中
心を座標系Aの原点Oaとする。撮像面は座標系
Aのxy平面と平行であり、原点Oaからの距離を
fとする。一方、位置Pbの撮像部のレンズ中心
を座標系Bの原点Obとする。この場合も撮像面
は座標系Bのxy平面と平行であり、原点Obから
の距離もfとする。二つの撮像部間の距離をlと
すると、原点Obの座標は座標系Aで表わすと
(l、0、0)となる。すなわち、座標系Bは座
標系Aを距離lだけ座標系Aのx軸方向に平行移
動したものであり、両座標系においてx、y及び
z軸はそれぞれ平行となる。尚、実際には、撮像
面はレンズ中心Oaの後方すなわちzが正の方向
に存在している。しかしながら、三次元位置を計
算する場合にはレンズ中心Oaの前方(zが負の
方向)に撮像面を置くほうが理解し易く、また、
そうしても原理は変らないので、図示例で説明す
る。
対象物の1点Q(x、y、z)は、位置Paで撮
像された時、撮像面上で点Qa(xa、ya)に対応
し、位置Pbで撮像された時、撮像面上で点Qb
(xb、yb)に対応しているものとする。対象物の
1点Qの三次元位置は次式(1)、(2)、(3)で計算され
る。
x=(xa/xa−xb)l (1) y=(ya/xa−xb)l (2) z=(f/xa−xb)l (3) ここで、座標Qa(xa、ya)は座標系Aで表わさ
れ、Qb(xb、yb)は座標系Bで表わされている。
対象物の1点Qの位置(x、y、z)は座標系A
で表わされている。
今、xa、ya、f及びlは予め知られているの
で、画素単位で対応付けからxbを求めれば、対象
物までの距離は式(1)〜(3)を用いて計算される。こ
れらの距離情報は、画像メモリ16a及び16b
にそれぞれ記憶されている画素に対応付けられ、
それぞれのメモリ16a及び16bに追加記憶さ
れる。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、上述した従来の方法では、同一
対象物に対し異なる視点での複数の画像間で画素
単位に対応付けを行つて、対応付けされた全ての
画素に対して対象物までの距離を計算しているの
で、距離算出の計算量が膨大となり、従つて実用
化が著しく困難であるという問題点があつた。
この発明の目的は、画素単位に行う対象物まで
の距離計算が膨大となる従来の欠点を除去し、対
象物までの距離計算を大幅に減らすことが出来、
従つて、実用化に好適な高速三次元位置検出方法
を提供することにある。
(問題点を解決するための手段) この目的の達成を図るため、この発明において
は、同一対象物を撮像して得られた視点の異なる
複数の画像毎に濃度に基づいた分割領域を定め、
異なる画像の分割領域間での対応付けを行い、こ
の分割領域を利用して前述の対象物の三次元位置
を検出する方法において、 前述の分割領域の輪郭近傍で特徴点で検出し、
三組以上の特徴点を用いて三次元空間における前
述の対象物の面が含まれる平面を決定し、 この平面上に前述の分割領域に対応する対象物
の面を抽出する ことを特徴とする。
この発明の実施に当つては、特徴点を画像濃度
が急激に変化している箇所(エツジ)すなわち画
像濃度の微分最大値の点とするのが好適である。
さらに、この発明の他の好適実施例では、この
平面の決定を四組以上の特徴点を用いて最小二乗
近似法によつて行うことが出来る。
(作用) 上述したように、この発明によれば異なる視点
の複数の画像を濃度に基づいて領域分割し、この
分割領域の輪郭近傍に存在する特徴点を複数の画
像に対して探索する。この特徴点は領域の本来の
境界を表わす点であり、領域の輪郭点とは必ずし
も一致するものではない。この発明ではこの特徴
点を数組、例えば三組、検出し、これら数組の特
徴点のみを用いて分割領域に対応する対象物の面
が存在すべき平面を決定し、この平面上に対象物
の当該面を抽出するようになしている。
従つて、従来の三次元位置検出方法の場合とは
異なり、画素単位の位置検出ではなく、面単位で
三次元位置を検出してしまうので、位置検出に要
する計算量を著しく減少出来、よつて装置の小型
化、低価格化及び演算速度の高速化を図ることが
出来る。
さらに、この特徴点を画像濃度の微分最大値の
点とする場合には、特徴点の検出は領域の輪郭の
近傍において濃度変化を測定することにより簡単
にかつ正確に求めることが出来る。
(実施例) 以下、図面を参照してこの発明の三次元位置検
出方法の一実施例につき説明する。尚、図中、従
来の説明に用いた図に示した構成成分と同一の構
成成分については同一符号を付して示し、それら
の詳細な説明を省略する。
[三次元位置検出方法の説明] 三次元位置検出を実施するための回路の概略 第1図はこの発明の三次元位置検出方法の一実
施例を説明するためのブロツク回路図であり、撮
影部10a,10b、画像メモリ12a,12
b、画像処理回路14、画像メモリ16a,16
bは第6図で説明した従来の構成成分にそれぞれ
対応する。
この発明を実施するため、画像メモリ12a,
12bに記憶されている濃淡画像データを読み出
して分割領域の特徴点を検出するための特徴点検
出回路22、例えば、必ずしもこれに限定される
ものではないが、濃度微分値の最大を求めるため
のエツジ検出回路を具えている。
さらに、この発明を実施するための回路には、
分割領域の特徴点を用いてその領域の三次元空間
上の平面の方程式を決定し、その平面上に対象物
の面を抽出するために、従来の演算回路の代わり
にこの演算回路を含めた平面決定回路24を具え
ている。
領域の対応付け この発明による三次元位置検出に当り、位置
Paの撮像部10a及び位置Pbの撮像部10bで
光電変換して得られ画像メモリ12a及び12b
に記憶された画像データは、従来と同様に画像処
理されて領域分割され、領域番号が付され、画像
メモリ16a及び16bに多値化画像として記憶
され、さらに、記憶されたデータの領域毎の重心
座標が算出されて二つの画像間で領域の対応付け
が行われる。
ところで、平面決定回路24で領域の三次元空
間上の平面の方程式を決定するためには、領域の
特徴点が必要となる。ここで領域の輪郭点を特徴
点としても良いが、通常領域分割するとき、本来
の境界を忠実に抽出することはむずかしく、特に
画像のコントラストが悪い場合は、領域の輪郭は
本来の境界を正しく表わしていないことが多い。
例えば、第3図Aに示すように、通常は実線で示
した分割領域の輪郭は点線で示した領域本来の境
界と一致していない。このように、領域の輪郭点
は、画像のコントラスト等の影響を受け、その位
置が不安定であるので、平面決定の特徴点として
用いることが出来ない。
そこで、この発明では、領域の輪郭近傍におい
て例えば濃度の急激に変化している点(エツジ)
を検出し、このエツジを領域の本来の境界とみな
して。領域の特徴点とする。
この特徴点の検出は第1図に示す特徴点検出回
路22で行う。特徴点としてエツジを検出する場
合には、濃度の急激に変化する点、従つて、濃度
微分値が最大となる点を検出する。
特徴点検出回路22でのエツジ検出の範囲の設
定につき、第3図A〜Cを参照して説明する。
第3図Aにおいて、xy座標系に領域番号の
領域を斜線で示し、その周囲の点線は領域の本来
の境界とする。y座標値y=yiとしたときの領域
番号の左端のx座標値をSiとする。
第3図Bに画像メモリ12aのy=yiでの濃度
データをx方向にプロツトして示して示す。画像
メモリ12aの各画像の濃度値をg(x、y)で
表わし、微分値をdで表わすと、 d=|g(x、y)−g(x−1、y)| (4) である。y=yiのときの微分値dをプロツトした
のが第3図Cである。
この場合、微分値dの最大値を探す範囲は第3
図Aに示すように、領域の左端の輪郭点の位置Si
の近傍である(Si−R)から(Si+R)までとす
る。ここで、Rは予め適当に決められた値であ
る。
次に特微点検出回路22の具体的回路構成と動
作を領域の左端の濃度微分値の最大を得る場合に
つき第2図を参照にして説明する。
第2図は特徴点特にエツジ検出回路22を示す
ブロツク線図である。30aは画像メモリ12a
及び12bから濃度データが入力する端子、30
bはカウンタの初期値(Si−R)が入力する端
子、30cはレジスタの初期値(Si+R)が入力
する端子、30dはエツジ検出回路22の出力端
子である。
この回路22は、先ず、エツジ検出制御回路3
2と、これによりカウンタ値が初期値(Si−R)
から1づつカウントアツプされるカウンタ34と
を具えている。さらに、エツジ検出制御回路32
により内容がクリアされるレジスタ36及び38
を設ける。例えば画像メモリ12aから読出され
た入力端子30aに送られた濃度データをレジス
タ36に一旦書込みし、次の濃度データが減算器
40に送られてきた時、この減算器40におい
て、この濃度データからレジスタ36の内容であ
る一つ前の濃度データを引算して出力し、絶対値
回路42に供給する。すなわち、この減算器40
においては現在の濃度値と、一つ前の濃度値との
差分が得られる。この回路42で差分出力は絶対
値化され、レジスタ38の内容である差分出力の
絶対値の現在までの最大値と比較器44で比較さ
れる。
この比較器44は絶対値回路42の出力がレジ
スタ38の内容よりも大きい場合、レジスタ38
及びレジスタ46にセツト信号を供給する。この
レジスタ46はカウンタ34からの出力を記憶す
る。従つて、レジスタ38は現在までの濃度値の
微分値の最大を記憶し、レジスタ46は微分値が
最大となる時のカウンタ34の値、すなわち、x
座標値を記憶する。
このエツジ検出回路22には最大値を探す範囲
の終りの点の位置を表わす(Si+R)をカウンタ
34のカウントの目標値として記憶するレジスタ
48を具えている。エツジ検出制御回路32から
の制御信号によりカウンタ34の内容が1つだけ
進められると、上述した操作をカウンタ34の内
容と、レジスタ48の内容が比較器50で比較さ
れて、両内容が一致するまで、上述した操作が繰
り返し行われる。両内容が一致すると、比較器5
0からエツジ制御回路32へと一致信号が送られ
てこの回路32を停止する。その時のレジスタ4
6に記憶されている内容が濃度微分値が最大とな
るx座標の位置Sfである。
上述した実施例は領域の左端について説明した
が、領域の右端の最大濃度微分値のx座標Efを左
端の場合と同様にして求めることが出来るので、
その詳細な説明は省略する。
平面決定 次に、第4図A及びBを参照して、対応付けら
れた領域番号の分割領域の平面の方程式を求め
る方法につき説明する。この平面の決定は、エツ
ジ検出回路22で検出した少なくとも三組の特徴
点、この実施例では濃度微分値が最大となる点、
に基づいて第1図に示す平面決定回路24で行わ
れる。
先ず、エツジ検出回路22は領域の輪郭近傍で
濃度の微分値か最大となる点を求める。
第4図A及びBは分割領域の平面方程式の算出
の説明図で、xy座標系に位置Pa及びPbでの分割
領域を示し、図中、分割領域の輪郭を実線で
及びこの領域本来の境界を点線で夫々示してあ
る。第4図Aに示すように、位置Paでの分割領
域の座標位置y=Y1におけるこの領域の左端
近傍での濃度微分値が最大となる点をS1fとし、
右端近傍で濃度微分値が最大となる点をE1fとす
る。同様に、y=Y2における濃度微分値が最大
となる点を、第4図Aに示すように、S2f及びE2f
とする。また、位置Pbでの領域の濃度微分値
が最大となる点を、第4図Bに示すように、S1g
E1g、S2g、E2gとする。
ここで、(S1f、Y1)は(S1g、Y1)と対応し、
(E1f、Y1)は(E1g、Y1)と対応し、(S2f、Y2
は(S2g、Y2)と対応し、(E2f、Y2)は(E2g
Y2)と対応している。
この四組の対応点のうち最初の三組を用いて平
面の方程式を求める。先ず、三組の対応点から三
点の三次元位置を前述した式(1)、(2)及び(3)を用い
て計算する。三点の三次元位置を(x1、y1、z1)、
(x2、y2、z2)及び(x3、y3、z3)とすると、こ
れらの座標位置は次のような式で表わせる。
x1=(S1f/S1f−S1g)l y1=(Y1/S1f−S1g)l z1=(f/S1f−S1g)l x2=(E1f/E1f−E1g)l y2=(Y1/E1f−E1g)l z2=(f/E1f−E1g)l x3=(S2f/S2f−S2g)l y3=(Y2/S2f−S2g)l z3=(f/S2f−S2g)l これらの三点(x1、y1、z1)、(x2、y2、z2)及
び(x3、y2、z3)を通る平面の方程式は次式で求
められる。
x y z 1 x1 y1 z1 1 x2 y2 z2 1 x3 y3 z3 1=0 (5) この(5)式で決定される平面に第4図Aの領域
を投影して得られる面がこの領域に対応する対
象物の面である。この対象物の面の抽出を第5図
を参照して説明する。
第5図は対象物の面の抽出の説明に供する図で
ある。今、xyz座標系の原点をOaとし、撮像面T
上の分割領域番号の領域とする。撮像面Tは
xy面上の、z軸の負の方向の距離fのところに
あるとする。撮像面T上の領域の形状をどのよ
うな形状と想定しても良いが、説明を簡単にする
ため、その形状を四角形とす。この四角形の頂点
の座標値を(x4、y4、f)、(x5、y5、f)、(x6
y6、f)及び(x7、y7、f)とする。
一方、(5)式を展開すると、次式となる。
Ax+By+Cz=D (6) この(6)式で与えられる面は撮像面Tの後方の、
無限遠の拡がりを有する面Iである(図中一点破
線で示す)。
第5図において、原点Oaと点(x4、y4、f)
を結ぶ直線は次式てい表わされる。
x/x4=y/y4=z/f (7) 従つて、領域の頂点(x4、y4、f)の三次元
位置は(7)式で決る直線と、(6)式で決る平面との
交点(x40、y40、z40)である。この交点交点
(x40、y40、z40)は x40=D/{A+(y4/x4)B +(f/x4)C} y40=D/{(x4/y4)A+B +(f/y4)C} z40=D/{(x4/f)A +(y4/f)B+C} である。同様にして、領域の他の頂点(x5
y5、f)、(x6、y6、f)及び(x7、y7、f)の平
面I上での三次元位置(x50、y50、z50)、(x60
y60、z60)及び(x70、y70、z70)を求めることが
出来る。
従つて三次元空間上で四つの点(x40、y40
z40)、(x50、y50、z50)、(x60、y60、z60)及び
(x70、y70、z70)で決る四角形が領域に対応す
る対象物の面Mである。
このように、三次元位置を画像の、濃度に基づ
いて得られた分割領域の少なくとも三組の特徴点
の三次元位置を求めることによつて当該分割領域
単位の面毎の当該面全体の三次元位置を容易に決
定出来るので、対象物全体の三次元位置を計算す
るための計算量を従来方法に比べて大幅に低減出
来、その結果処理速度の高速化を図ることが出来
る。
この発明は上述した実施例にのみに限定される
ものではない。例えば上述した説明では、領域の
平面の方程式を求めるために、三組の対応点を用
いたが、四組以上の対応点を用いる場合には、数
学で一般的な最小二乗近似法によつて平面を決定
する方法もある。
また、上述の対象物の面の位置を求める計算は
単純であるので、通常、平面決定回路24をマイ
クロプロセツサで容易に形成することが出来る。
さらに、例えば特徴点は上述した濃度微分値の
最大となる点を長さ測定の基準として説明した
が、分割領域の境界を正確に定めることが出来る
他の任意好適な点を設定しても良い。
(発明の効果) 上述した説明から明らかなように、この発明に
よれば、同一対象物について得られた視点の異な
る複数の画像から当該対象物の三次元位置を検出
するため、領域分割された領域の輪郭近傍におい
て、複数個の特徴点を探索し、これら特徴点を用
いて分割領域の平面の方程式を算出し、その平面
の一部を対象物の面として抽出し、よつて面単位
毎に三次元位置を検出する方法である。
これがため、従来の検出方法とは異なり、分割
領域の画素単位毎に全ての画素に対して距離計算
を行う必要はなく、従つて対象物の三次元位置算
出の計算量を大幅に低減することが出来、その結
果処理の高速化、検出装置の小型化及びコストの
低減化を図ることが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の三次元位置検出方法の説明
に供する三次元位置検出回路のブロツク線図、第
2図はこの発明の三次元位置検出方法に用いる特
徴点検出回路の説明に供するブロツク線図、第3
図A〜Cは特徴点の一例であるエツジの検出を説
明するための線図、第4図はこの発明の説明に供
する、分割領域の平面方程式の算出を説明するた
めの説明図、第5図はこの発明の説明に供する、
対象物の面の抽出の説明図、第6図は従来の三次
元位置検出方法の説明に供する回路構成を示すブ
ロツク線図、第7図は従来及びこの発明の領域分
割の説明に供する説明図、第8図A及びBは従来
及びこの発明の領域分割と分割領域の対応付けの
説明に供する説明図第9図A及びBは従来の伸縮
係数の求めかたを説明するための説明図、第10
図A及びBは従来の分割領域の画像の画素単位の
対応付けを説明するための説明図、第11図は従
来の三次元位置検出方法の原理を説明するための
説明図である。 10a,10b……撮像部、12a,12b,
16a,16b……画像メモリ、14……画像処
理回路、22……特徴点検出回路、24……平面
決定回路、30a〜30d……端子、32……エ
ツジ検出制御回路、34……カウンタ、36,3
8,46,48……レジスタ、40……減算器、
42……絶対値回路、44,50……比較器、T
……撮像面、I……平面(Ax+By+Cz=D)、
M……(平面I上に抽出された)対象物の面。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 同一対象物を撮像して得られた視点の異なる
    複数の画像毎に濃度に基づいた分割領域を定め、
    異なる画像の分割領域間での対応付けを行い、 該分割領域を利用して前記対象物の三次元位置
    を検出する方法において、 前記分割領域から特徴点を検出し、 三組以上の特徴点を用いて三次元空間における
    前記対象物の面が含まれる平面を決定し、 該平面上に前記分割領域に対応する対象物の面
    を抽出する ことを特徴とする三次元位置検出方法。 2 特徴点を分割領域の輪郭近傍で画像濃度の微
    分最大値の点としたことを特徴とする特許請求の
    範囲第1項記載の三次元位置検出方法。 3 前記平面の決定を四組以上の特徴点を用いて
    最小二乗近似法によつて行うことを特徴とする特
    許請求の範囲第1項記載の三次元位置検出方法。
JP60234254A 1985-10-19 1985-10-19 三次元位置検出方法 Granted JPS6293765A (ja)

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JPH0381878A (ja) * 1989-08-24 1991-04-08 Hideo Fujimoto ステレオ画像を用いた距離計測用画像認識装置
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