JPH04129936U - 車両用デイスクブレ―キ - Google Patents
車両用デイスクブレ―キInfo
- Publication number
- JPH04129936U JPH04129936U JP3593791U JP3593791U JPH04129936U JP H04129936 U JPH04129936 U JP H04129936U JP 3593791 U JP3593791 U JP 3593791U JP 3593791 U JP3593791 U JP 3593791U JP H04129936 U JPH04129936 U JP H04129936U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sleeve
- pad
- friction pad
- ceiling opening
- retaining pin
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】摩擦パッドに対するパッドスプリングのセット
荷重を、条件変化に応じて変更する。またパッドスプリ
ングもキャリパボディと共に他車種に共用する。 【構成】パッドスプリング11の取付け部11bにスリ
―ブ10を差込む。このスリ―ブ10を、キャリパボデ
ィ3のブリッジ部3cに架設される抜止めピン8の軸部
8bに外挿して、天井開口部3eにスリ―ブ10を回転
不能に挟み込む。パッドスプリング11の脚片11a,
11aで裏板7bの上面を押圧し、摩擦パッド7,7を
ディスク中心方向へ弾発する。スリ―ブ10の挿通孔1
0aを、中心軸から偏位させ、スリ―ブ10を抜止めピ
ン8の軸部8b回りに回動することによって、摩擦パッ
ド7に対するセット荷重を変更する。
荷重を、条件変化に応じて変更する。またパッドスプリ
ングもキャリパボディと共に他車種に共用する。 【構成】パッドスプリング11の取付け部11bにスリ
―ブ10を差込む。このスリ―ブ10を、キャリパボデ
ィ3のブリッジ部3cに架設される抜止めピン8の軸部
8bに外挿して、天井開口部3eにスリ―ブ10を回転
不能に挟み込む。パッドスプリング11の脚片11a,
11aで裏板7bの上面を押圧し、摩擦パッド7,7を
ディスク中心方向へ弾発する。スリ―ブ10の挿通孔1
0aを、中心軸から偏位させ、スリ―ブ10を抜止めピ
ン8の軸部8b回りに回動することによって、摩擦パッ
ド7に対するセット荷重を変更する。
Description
【0001】
本考案は、自動車や自動二輪車等の各種の走行車両に搭載されるディスクブレ
―キであって、詳しくは、キャリパボディのブリッジ部に形成された天井開口部
を通して、摩擦パッドを抜き差しするようにした車両用ディスクブレ―キに関す
る。
【0002】
ディスクロ―タの両側に配設される摩擦パッドをキャリパボディへ着脱する場
合に、ディスクロ―タの外側を跨ぐキャリパボディのブリッジ部に形成された天
井開口部を通して、摩擦パッドが抜き差しできるようにしたものがある。
【0003】
この摩擦パッドは、裏板上部の吊下げ腕をブリッジ部に係止するか、若しくは
キャリパボディのディスク内周側に突設したパッド受け腕にて支持され、更に裏
板の上部にハンガ―ピンを挿通したり、裏板上面を受け止める抜止めピンをブリ
ッジ部に挿通して抜止めされる。
【0004】
このうち、抜止めピンで摩擦パッドを抜止めする構造では、走行振動や制動作
用で、摩擦パッドの裏板が抜止めピンに当たって当接音が発生することがないよ
うに、摩擦パッドをパッドスプリングによってディスク中心方向へ弾発する構造
が想定される。
【0005】
この場合に、パッドスプリングには、摩擦パッドへ一定の荷重がかかるように
スプリング力や配置が設定される。しかし、この設定荷重は、摩擦パッドの取付
け当初に、摩擦パッドの重量や、シリンダ孔に内挿されるピストンを、外的要因
によって必要以上に押し戻してしまういわゆるノックバックの発生を防止する等
の諸条件を勘案して決められるが、ライニングの摩耗に連れて摩擦パッドの重量
が軽くなって行くと、パッドスプリングの設定荷重が摩擦パッドに過荷重として
作用し、摩擦パッドの移動性が悪くなるという問題がある。
【0006】
また、このキャリパボディを他車種に共用する場合に、摩擦パッドも適用車種
に合ったライニングが選択されるが、例えば焼結ライニングとノンアスベストの
ライニングとでは重量が異なるため、これによってパッドスプリングも多種類を
用意しなければならなかった。
【0007】
本考案は、このような実情に鑑みてなされたもので、その目的とするところは
、パッドスプリングに設定されるセット荷重を、条件変化に応じて任意に変更す
ることができ、またパッドスプリングもキャリパボディと同様に共用することの
できる構造を提供することにある。
【0008】
上述の目的に従い、本考案は、ディスクロ―タの外側を跨ぐキャリパボディの
ブリッジ部に天井開口部を形成し、該天井開口部を通して抜き差しされる摩擦パ
ッドを、ディスクロ―タの両側でキャリパボディに係止すると共に、摩擦パッド
を抜止めする抜止めピンを、前記ブリッジ部に天井開口部を貫いてディスク軸方
向へ架設した車両用ディスクブレ―キにおいて、前記抜止めピンに、前記天井開
口部のディスク軸方向の長さを持ったスリ―ブを外挿して、該スリ―ブを天井開
口部内に挟持し、更にこのスリ―ブに前記摩擦パッドの上部を弾発するパッドス
プリングを係合すると共に、前記抜止めピンが差込まれるスリ―ブの挿通孔を、
中心軸より偏位させたことを特徴としている。
【0009】
かかる構成によれば、スリ―ブを抜止めピンの軸回りに回動させることにより
、スリ―ブと摩擦パッド間の間隙が変わり、摩擦パッドに対するパッドスプリン
グの荷重が変更され、例えばライニングの摩耗によって摩擦パッドの重量が変化
した場合には、これに合わせてセット荷重が変えられる。
【0010】
以下、本考案の一実施例を図1乃至図4に基づいて説明する。
【0011】
ディスクブレ―キ1は、車輪と一体に回転するディスクロ―タ2の両側に、キ
ャリパボディ3を構成するボディ半体3a,3bを対向配置して、ディスクロ―
タ2の外周を跨ぐブリッジ部3cの両側部を、それぞれ2本の連結ボルト4,4
にて連結し、これらボディ半体3a,3bに設けられたシリンダ孔5,5のそれ
ぞれにピストン6を内挿したピストン対向型で、キャリパボディ3は、一方のボ
ディ半体3aに延設された一対の取付け腕3d(一方は図示せず)を車体にボル
ト止めして取付けられる。
【0012】
ブリッジ部3cには、矩形の天井開口部3eが形成されており、その下方には
、一対の摩擦パッド7,7がディスクロ―タ2を挟んで対向配置されている。各
摩擦パッド7は、ディスクロ―タ2と摺接するライニング7aと、天井開口部3
eに連続して設けられた対向壁3f,3f間に配設される裏板7bとからなって
おり、裏板7bの下隅部を、対向壁3f,3fの下端から互いに突出するパッド
受け腕3g,3gにて、ディスク軸方向へ移動可能に支持され、更に天井開口部
3eを通して抜き差しされるようになっている。
【0013】
ブリッジ部3cには、上述のように配設された摩擦パッド7を抜止めする抜止
めピン8が、天井開口部3eを貫いてディスク軸方向に架設されている。この抜
止めピン8は、大径頭部8aと、軸部8bの先端に螺着されるナット9とで、天
井開口部3eに分断されたブリッジ部3cの外側を挟むようにして取付けられる
。また、軸部8bには、抜止めピン8の取付け時に、天井開口部3eのディスク
軸方向の長さを持った円筒状のスリ―ブ10が外挿され、該ピン8を上述のよう
に固定することによって、天井開口部3eに回転不能に挟み込まれる。
【0014】
上記スリ―ブ10は、抜止めピン8の軸部8bが差込まれるスリ―ブ10の挿
通孔10aが、中心軸から偏位し、また端面10bには、回り止め用のギザやエ
ンボス,マット加工が施されている。このスリ―ブ10は、ナット9の締め上げ
時や、キャリパボディ3に制動トルクがかかった際にも、ブリッジ部3cが変形
することがないように剛性力を確保するほか、摩擦パッド7をディスク中心方向
へ弾発するパッドスプリング11の取付けにも利用される。
【0015】
パッドスプリング11は、弾性板材の中央部を湾曲させて山形に折曲げ、両端
部を弾性板材の幅よりもやや突出させて脚片11a,11aとなし、折曲げ頂部
に2条のスリットを長さ方向に切込んで、両側の2片を、中央に残される1片と
略対向するように下側に湾曲させて取付け部11bとしている。このパッドスプ
リング11は、予め取付け部11bに組付け前のスリ―ブ10が差込まれ、スリ
―ブ10が上述ようにして天井開口部3eに挟み込まれると、両脚片11a,1
1aが裏板7bの上面を押圧して、摩擦パッド7,7をディスク中心方向へ弾発
する(図1乃至図3参照)。
【0016】
摩擦パッド7に対するパッドスプリング11の荷重は、スリ―ブ10の挿通孔
10aを、前述の如く中心軸から偏位させているので、該スリ―ブ10を抜止め
ピン8の軸部8b回りに回動して、スリ―ブ10と摩擦パッド7間の間隙を変え
ることによって変更できるようになっている。組付け初期に設定されるパッドス
プリング11の初期セット荷重は、摩擦パッド7の重量やピストン6のノックバ
ック防止等を始めとする諸条件を勘案して決定されるもので、スリ―ブ10の外
周面に、標線や記号等を刻設或いは印刷しておくと、諸条件に応じた設定が簡便
に行なえて好ましい。
【0017】
本実施例はこのように構成されているので、例えば使用の繰返しでライニング
7aの摩耗によって摩擦パッド7の重量が軽くなった場合には、スリ―ブ10を
これに合わせて、上述の標線や記号を目印に抜止めピン8の軸部8b回りに回動
してセット荷重を変更する。これにより、パッドスプリング11から摩擦パッド
7にかかるセット荷重が摩擦パッド7の重量変化に応じて再設定され、パッドス
プリング11の初期設定荷重が摩擦パッド7に過荷重として作用することがなく
なる。従って、制動解除時にはディスクロ―タ2から摩擦パッド7を確実に引戻
すことができるので、引摺りによるライニング7aの偏摩耗や、ディスクロ―タ
2の歪み変形等の外的要因によるピストン6のノックバックを有効に防止するこ
とができる。
【0018】
また、本実施例のキャリパボディ3を他車種に共用する場合には、摩擦パッド
7も適用車種に合ったライニング7aが選択されるため、ライニンク7aの材料
変更による摩擦パッド重量を含めた諸条件を勘案して、摩擦パッド7に対するパ
ッドスプリング11の荷重が設定される。これにより、従来ではライニング材質
の変更を始め、適用車種に合わせて多種類のパッドスプリングを用意しなければ
ならなかったが、本実施例構造によれば、1枚のパッドスプリング11をキャリ
パボディ3と共に共用できるので、頗る経済的である。
【0019】
図5に示す他の実施例では、四角の外面を持ったスリ―ブ20の内部に、挿通
孔20aが中心軸から偏位して設けられ、挿通孔20aから四角の外面までの距
離が不等測となっており、各外面に目印の標線や記号等が設けられるほか、端面
20bに回り止め用加工が施される。本実施例は、スリ―ブ20を抜止めピンの
軸部回りに回動することにより、パッドスプリングに4つの荷重を設定すること
ができるようにしており、パッドスプリングと平面的に係合するので、スリ―ブ
20が妄りに回転力することがなく、パッドスプリングに弾発力を有効に作用さ
せることができる。
【0020】
尚本考案では、スリ―ブの外形状を、実施例で示した円形や四角形以外の多角
形としてもよく、またスリ―ブと摩擦パッドの係合も、摩擦パッドを弾発できる
形状であればよい。
【0021】
本考案は、以上説明したように、キャリパボディのブリッジ部に天井開口部を
貫いてディスク軸方向へ架設される抜止めピンに、天井開口部のディスク軸方向
の長さを持ったスリ―ブを外挿して、該スリ―ブを天井開口部内に挟持し、この
スリ―ブに摩擦パッドの上部を弾発するパッドスプリングを係合すると共に、抜
止めピンが差込まれるスリ―ブの挿通孔を中心軸から偏位させたから、スリ―ブ
を抜止めピンの軸回りに回動させることによって、パッドスプリングに摩擦パッ
ドの重量変化に対応した荷重を自由に設定することができ、ライニングの偏摩耗
やピストンのノックバックを有効に防止することができる。また、このパッドス
プリングをキャリパボディと共に他車種に共用することができるので、車種条件
に合わせて複数のパッドスプリングを用意する必要がなくなり、頗る経済的であ
る。
【図1】図2のI―I断面図
【図2】本考案の一実施例を示すディスクブレ―キの一
部断面平面図
部断面平面図
【図3】図1のIII ―III 断面図
【図4】抜止めピン,スリ―ブ,パッドスプリング及び
ナットの分解斜視図
ナットの分解斜視図
【図5】本考案の他の実施例を示すスリ―ブの斜視図
1…ディスクブレ―キ、2…ディスクロ―タ、3…キャ
リパ、3a,3b…ボディ半体、3c…ブリッジ部、3
e…天井開口部、3g…パッド受け腕、7…摩擦パッ
ド、7a…ライニング、7b…裏板、8…抜止めピン、
8b…抜止めピン8の軸部、9…ナット、10…スリ―
ブ、10a…スリ―ブ10に偏位して設けられた挿通
孔、10b…スリ―ブ10の端面、11…パッドスプリ
ング、11a…脚片、11b…取付け部
リパ、3a,3b…ボディ半体、3c…ブリッジ部、3
e…天井開口部、3g…パッド受け腕、7…摩擦パッ
ド、7a…ライニング、7b…裏板、8…抜止めピン、
8b…抜止めピン8の軸部、9…ナット、10…スリ―
ブ、10a…スリ―ブ10に偏位して設けられた挿通
孔、10b…スリ―ブ10の端面、11…パッドスプリ
ング、11a…脚片、11b…取付け部
Claims (1)
- 【請求項1】ディスクロ―タの外側を跨ぐキャリパボデ
ィのブリッジ部に天井開口部を形成し、該天井開口部を
通して抜き差しされる摩擦パッドを、ディスクロ―タの
両側でキャリパボディに係止すると共に、摩擦パッドを
抜止めする抜止めピンを、前記ブリッジ部に天井開口部
を貫いてディスク軸方向へ架設した車両用ディスクブレ
―キにおいて、前記抜止めピンに、前記天井開口部のデ
ィスク軸方向の長さを持ったスリ―ブを外挿して、該ス
リ―ブを天井開口部内に挟持し、更にこのスリ―ブに前
記摩擦パッドの上部を弾発するパッドスプリングを係合
すると共に、前記抜止めピンが差込まれるスリ―ブの挿
通孔を、中心軸より偏位させたことを特徴とする車両用
ディスクブレ―キ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3593791U JPH04129936U (ja) | 1991-05-21 | 1991-05-21 | 車両用デイスクブレ―キ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3593791U JPH04129936U (ja) | 1991-05-21 | 1991-05-21 | 車両用デイスクブレ―キ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04129936U true JPH04129936U (ja) | 1992-11-30 |
Family
ID=31917988
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3593791U Pending JPH04129936U (ja) | 1991-05-21 | 1991-05-21 | 車両用デイスクブレ―キ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04129936U (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007032720A (ja) * | 2005-07-27 | 2007-02-08 | Advics:Kk | オープントップ型のキャリパを備える対向型ディスクブレーキ |
-
1991
- 1991-05-21 JP JP3593791U patent/JPH04129936U/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007032720A (ja) * | 2005-07-27 | 2007-02-08 | Advics:Kk | オープントップ型のキャリパを備える対向型ディスクブレーキ |
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