JPH04130421A - 光書き込み型液晶ライトバルブ - Google Patents

光書き込み型液晶ライトバルブ

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JPH04130421A
JPH04130421A JP2253066A JP25306690A JPH04130421A JP H04130421 A JPH04130421 A JP H04130421A JP 2253066 A JP2253066 A JP 2253066A JP 25306690 A JP25306690 A JP 25306690A JP H04130421 A JPH04130421 A JP H04130421A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、光プリンターの中間記録媒体、画像表示装置
、光シャフタ、画像処理装置、光情報処理システム等に
使用される光書き込み型液晶ライトバルブに関するもの
である。
〔発明の概要〕
本発明は、暗時には高抵抗率、光照射時には高い導電率
を示す高感度な光導電層と、適度な導電率と高い反射率
を有する誘電体ミラーとを組み合わせた光書き込み型液
晶ライトバルブに関するものである。
液晶ライトバルブに用いる光反射層は遮光層と増反射層
の機能を有する2種類の多層膜を組み合わせた誘電体ミ
ラーであり、遮光層の機能を有する多層膜は光吸収が大
きいSiとGeの化合物Si−Geからなる層と510
2層とを交互に積層した誘電体ミラーで該5t−Geは
その分子式をSi+−XGe++としたとき、0.1 
≦x≦0.60の組成とした。また、増反射層の機能を
有する多層膜は光吸収の小さな誘電体材料を用いた誘電
体多層膜ミラーである。
本発明による光反射層を有する光書込み型液晶ライトバ
ルブを用いる事により、読み出し光の損失が少なく、高
精細な画像表示が可能であり、書込み速度も速く動画表
示可能な光書込み型画像投射装置や光情報処理に用いら
れる空間光変調器などを提供する事ができる 〔従来の技術〕 従来より光情報処理、光パターン認識の研究においては
インコヒーレント光情報をコヒーレント光情報に変換す
るためや、光情報を空間光変調するため光書き込み型液
晶ライトバルブが数多く研究されてきた。
特に、反射型で光情報を読み出すような型の光書き込み
型液晶ライトバルブにおいては反射率が高く、液晶駆動
回路パラメータに適合した電気特性を持つ誘電体ミラー
としてSi/SiO2多層膜ミラーが応用されてきた。
その他にも反射率の高いZr○z / S i O□。
S 40./Ti1t 、ZnS/MgFzなどの組合
せによる誘電体ミラーを形成する研究が試みられてきた
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、上記のような従来のSi/SiO7で誘
電体ミラーを作製した場合では、ミラー面内方向での比
抵抗が低すぎるため、光を照射すると強誘電性液晶層の
全面に電圧が印加されたり、その度合によって画像がぼ
けたり、むらができたり、画像を書き込む事ができなか
ったりするため、解像度を上げることができないという
問題があった。また、反射型で光情報を読み出すような
型の光書き込み型液晶ライトバルブにおいては反射率を
より高くし、読み出し光に対する遮光性を増さなければ
ならないという問題点があった。また、光導電膜である
水素化アモルファスシリコン(後述ではa−3t:Hと
記号で表す)と誘電体ミラーの半導体接合によっても上
記と同様な特性を示すという問題点があった。
〔課題を解決するための手段〕
上記問題点を解決する為に本発明は、光反射層の反射率
および遮光性を増すため、光反射層を遮光層と増反射層
の2種類の機能を有する多層膜の組合せの構造である誘
電体ミラーとした。該遮光層には、Siに比べて比抵抗
が大きく、光吸収の大きなSi−GeとSin、とを交
互に積層し、増反射層には光吸収の小さな誘電体材料を
用いた高反射率の誘電体多層膜ミラーを用いた。すなわ
ち、5j−GeとSin、との対を用いて光反射層を構
成することにより、SiとS i Otとの対を用いて
光反射層を構成する場合に比べて、該光反射層の比抵抗
を高くし、読み出し光に対する遮光性がよくなるため、
より解像度が高く、読みだし光の光導電層に対する影響
の少ない光書き込み型液晶ライトバルブを構成すること
ができ上記問題点を解決した。
また、増反射層を設けることにより、読み出し光に対す
る高い反射率を実現し、読み出し光損失の小さい光書き
込み型液晶ライトバルブとすることができ上記問題点を
解決した。
さらに、光導電膜であるa−3i:Hと誘電体ミラーの
半導体接合をなくす為、a−3i:Hの上には絶縁膜で
あるSin、を形成し、その上に誘電体ミラーを形成す
ることにより、a−8i:HとSi−Geの半導体接合
を回避し、上記問題点を解決した。
[実施例] 第1図は、暗時には高抵抗率、光照射時には高い導電率
を示す高感度な光導電層と、適度な導電率と高い反射率
を有する誘電体ミラーを組み合わせた本発明の光書き込
み型液晶ライトバルブの構造を示す断面図である。
本実施例においては、先ず透明基板1a、lbとして透
明ガラス基板を用意し、1aと1bの外側表面には無反
射コーティング6a、6bを形成した。透明電極層2a
、’lbとして、前記透明基板1aと1bの内側表面に
ITO透明電極層を形成した。
また、光書き込み側透明電極層2a上には、SiF、を
生体とするガスを放電分解して厚さ2〜3μmのイント
リンンノクなa−3i:Hを形成し、光導電層4とした
さらに、前記光導電層上に、Si−Ge層とSiO2層
を交互に6層反復積層して遮光層7を形成した。その上
に、TlO2層と3402層を6層反復積層して増反射
層8とした。これら増反射層8と遮光N7が、本発明の
液晶ライトバルブの光反射層を構成する。また、前記増
反射層8及び投影側の透明電極2bの上に、−酸化珪素
(SiO)を基板の法線方向に対して82度の角度で且
つ蒸着の法線方向にセットした膜厚計で200nmの厚
さに斜方蒸着して液晶配向層3a、3bを形成した。透
明基板1a、lbはその配向膜層3a、3b側を対向さ
せ、直径1゜5μmのグラスファイバーを加えた接着剤
よりスペーサ9を介して間隙を制御、形成し、強誘電性
液晶層5を挟持するようにした。封入した強誘電性液晶
組成物は、エステル系SmC液晶混合物として、4 (
(4″−オクチル)フェニル)安息香酸(3′−フルオ
ロ、4″−オクチルオキシ)フェニルエステルと、4−
14° −オクチルオキシ)安息香酸(3゛フルオ0.
4”オクチルオキシ)フェニルエステルを1:1に混合
したものを用い、これに光学活性物質として5〜オクチ
ルオキンナフタレンカルボン酸、1゛−シアノエチルエ
ステルを、25重量%を加えて強誘電性液晶組成物とし
たものを用いた。もちろん、本発明の液晶ライトバルブ
に前記強v?Jt性液晶組成物以外の液晶組成物を用い
てもよいことは言うまでもない。
第2図は、第1図の増反射層8と遮光層7近傍を拡大し
て示したものであり、本発明に関する光反射層の構成を
示す断面図である。光導電層4の上にSi−Ge層15
を約58nmとS r Oz層14aを約89nmとの
対をn回繰り返しくnは自然数)、その上に前記Si−
Ge層と同一組成のSi−Ge層15を約58nm形成
した遮光層7と、該遮光N7上にS iOt jiF 
14 bを約94nmとT r Oz層13を約60n
mとの対をm回繰り返した(mは自然数)増反射M8を
組み合わせた構造である。これら遮光層7と増反射層8
を構成する各層の膜厚は、所定の光の波長λに対するメ
/4膜(膜厚=λ/ 4 n : nは各層の屈折率)
となるように設定するのが好ましい。
光導電層4としては、第1図の実施例で説明したのと同
様にして作製されたa−3i:)(を用いた。さらに、
前記遮光層7と増反射層8は電子ビーム加熱による真空
蒸着法を用いて作製した。また、Si−Ge層15は、
S i 0.59G e O,41の組成の薄膜とした
。ただし、前記Si−Ge層15の組成は、オージェ分
光分析法を用いて、核層を組成分析して求めた値である
。なお、前記遮光層7あるいは増反射層8の作製方法と
しては、真空蒸着法以外にもスパッタ法や化学的気相成
長法などを用いてもよいことは言うまでもない。
また、光導電層4としてのa−3i:Hと遮光層7との
間には、絶縁層12としてSiQtを挟持した。これに
より、光導電層4と遮光層7に用いたSi−Ge層15
との半導体接合を回避した。
これによって面内方向での比抵抗が低すぎるために生し
る、光を照射すると全面に電圧が印加されたり、記録さ
れた画像かにじんで解像度が劣下する現象を防ぐことが
できた。今回は絶縁層12にSingを用いたが、他に
Ge○z 、 T r Ox、AI、O□などの絶縁層
を用いることが可能である。
第3図は、本発明に用いたSi−Ge層に用いたS i
 −Ge薄膜の組成比に対する比抵抗の特性を示したも
のである。なお、該S i −Gem膜は上記のように
電子ビーム加熱を用いた真空版着法で作製したものであ
る。本発明の液晶ライトバルブの強誘電性液晶の比抵抗
は、10目〜1o12Ωχ。T:a−3i:Hの比抵抗
は明暗ではlOSΩX cm、暗時では10” 〜10
”Ωχ。であり、液晶ライトバルブを駆動するには誘電
体ミラーの比抵抗は109〜1010Ωχ。とするのが
好ましい。横軸にSt+−xGe、lの組成比Xを取り
、縦軸にその組成時の比抵抗ρを取った。第3図より誘
電体ミラーの比抵抗が109〜10I0Ωχ。になる時
は組成比Xが0.25〜0.50の時であることがわか
った。第3図の実線で示す特性においては、Xの値は上
記の範囲で変化しているが、Si、−ウGe、の比抵抗
が蒸着条件、すなわち蒸着真空度や基板温度や蒸着レー
トなどにより図中のAvAとBlの範囲で変動すること
がわかったため組成比は0.1≦x≦0.60とするの
が好ましいものと思われる。
第4図は、本発明の液晶ライトバルブに関する光反射層
の分光特性と従来の光反射層の比較を示したグラフであ
る。第4図において、16は本発明に関する光反射層の
分光反射率、17は本発明に関する光反射層の分光透過
率、18は従来の光反射層の分光反射率、19は従来の
光反射層の分光透過率を示す曲線である。従来の光反射
層としては、ガラス基板上に、膜厚が各々約58nmと
約89nmのSi層とSiO□層の対を7回繰り返した
上に、膜厚が約58nmのSt層を形成したものを用い
た。また、本発明に関する光反射層としては、ガラス基
板の上にSi−Ge層を約58nmとSin!層を約8
9nmとの対を3回繰り返し、その上に前記Si−Ge
層と同一組成のSi−Ge層を約58nm形成した遮光
層と、該遮光層上にSin、層を約94nmとTiO□
層を約60nmとの対を3回繰り返した増反射膜8を組
み合わせた構造のものを用いた。第4図に示す所定の波
長において、本発明に関する光反射層の分光反射率は9
9.95%以上であり、分光透過率は0.05%以下で
あり、従来の光反射層の同一波長における分光反射率8
6%および分光透過率0.18%と比較して、極めて優
れた特性を有していることがわかった。このように本発
明に関する光反射層を用いることにより、所定の光の波
長に対して、分光反射率が高く、分光透過率の低い光反
射層を形成することが可能となり、従来の光反射層を用
いた液晶ライトバルブよりも強い読み出し光を照射しな
がら画像の書き込みを行っても、該読み出し光は液晶ラ
イトバルブを構成する上記光導電層に影響を与えること
なく前記画像の書き込みを行うことができた。
また、本発明に関する光反射層を用いた光書き込み型液
晶ライトバルブを用いて解像度チャートの画像の書き込
み・読み出しを行ったところ、限界解像度約1501p
/mmという極めて高い解像度を得た。従来の光書き込
み型液晶ライトバルブにおいては、光反射層を形成する
と、その解像度が極めて悪くなることが知られていたに
もかかわらず、本発明に関する光反射層を用いた光書き
込み型液晶ライトバルブは、強誘電性液晶を用い、光反
射層を有しない従来の光書き込み型液晶ライトバルブと
ほぼ同じ解像度を持っている。これは、本発明に関する
光反射層が、従来の光反射層に比べて少ない膜層数で高
い分光特性を実現することができるために、該光反射層
面内での電荷の散逸がより少ないことと、該光反射層の
比抵抗が上記のように適切な値を持っているためにイン
ピーダンス整合が優れているためと推測できる。
本発明による光書き込み型液晶ライトバルブに画像情報
等をLDやLED等を用いて書き込む場合は、先ず第一
に液晶ライトバルブの全面に光照射を行い動作しきい値
電圧よりも十分に大きな直流電圧を印加する、もしくは
光照射を行わない場合には暗時の動作しきい値電圧より
も十分に大きい直流バイアス電圧を印加して強誘電性液
晶を一方向の安定状態に揃え、その状態でメモリさせる
工程を行う。
次に、光照射を行わないで、暗時には動作しきい4rL
電圧以下であり、光照射時には動作しきい値電圧以上と
なる逆極性の直流電圧を与えておき、レーザビームやL
ED等の光書き込み手段を用いて投射表示したい画像情
報を光で書き込む、ここで用いている光導電層は700
〜850nmの波長の光に対して十分高い感度を有して
いるため、例えば780nmの中心波長を持つ半導体レ
ーザを照射すると光照射を受けた光導電膜15はキャリ
アを発生して低抵抗状態となり、印加されていたバイア
ス電圧は抵抗分割された形で液晶層に印され液晶分子を
励起する。光照射を受けない領域は高抵抗を保持したま
まであり、従って液晶分子には殆ど電圧が印加されない
ため液晶分子は励起されず、この結果光照射部と非光照
射部の液晶分子の配列方向を異にしたままメモリされる
事になる。
この様にして書き込まれた画像情報は、偏光子を通った
直線偏光の投射光を照射すると反射層で反射され、検光
子を通ってスクリーン上に投射表示される。偏光子、検
光子に偏光度99.9%、単体透過率38%の偏光板を
用いて、双安定状態間でのコントラスト比を測定したと
ころ、400;1以上の極めて高い値を示した。双安定
性及びメモリ性を持たないTN型、DSM型等の液晶表
示モードでは、液晶分子は直接液晶分子に印加された電
圧によって反射光量が変調される事になるが、その画像
保持時間は究めて短い。
上記の光書き込み型液晶ライトバルブの動作方式は、画
像の書き込みあるいは(および)読み出しに、ヘリウム
ネオンレーザやアルゴンレーザなどのガスレーザを用い
たり、YAGレーザなどの固体レーザを用いてもよいこ
とは言うまでもない。
一方、本発明によれば光反射率は、その動作しきい値特
性、双安定メモリ性から中間調をとり得ず1か0となる
が、書き込まれた画像は、外部からの動作しきい値電圧
以上の電圧印加あるいは強い圧力等を受けぬ限り、半永
久的に保持される事になる。画像を形成後電圧をオーブ
ン状態にして3日後再度測定したところ殆どコントラス
ト比が変化しておらず極めて優れたメモリ性を有してい
る事も確認されている。
次に、本発明の液晶ライトバルブの応用例としてインコ
ヒーレント・コヒーレント変換器とする場合について説
明する。この場合、第1図の光導電層4としてCdSを
真空蒸着したもの、もしくはSe、5eTe等、あるい
は有機物、また、機能分離型の多層構成のものを使用す
る。その他の構成は前述のものと同しものであるので、
その説明を省略する。
上記のようなインコヒーレント/コヒーレント変換器に
よれば、セル外面からのインコヒーレントな書き込み光
によって強誘電性液晶層に像形成が行われ、書き込みに
より形成された像は、あらかしめ書き込み時の印加方向
と逆の電界印加により揃えられた液晶分子の配向方向(
またはそれに直角方向)に偏光軸を合わせた偏光子を通
したコヒーレントな投影光の照射、及び、全消去時の反
射光の偏光方向に直角(または平行)な方向の検光子を
通した投影により読み出すことができる。
また、第1図において、本発明の液晶ライトバルブを高
速に動作させようとする場合は、書き込み光と読み出し
光を常に照射しながら透明電極層2a側の電圧極性が正
、負、零電圧の順に繰り返されるようなパルス電圧を、
透明電極層2aおよび2b間に連続して印加し、正電圧
時に消去、負電圧時に書き込み、読み出し、零電圧時に
読み出しが行われるような駆動方式を用いるのが好まし
い。この書き込み時には、a−3t:H光導電層4には
、書き込み側、読み出し側両面に電子、正孔対が発生し
ていることになる。a−3i:H光導電層の場合には、
電子の易動度は正孔の易動度よりも数倍から数十倍大き
く、光伝導現象は電子が支配的となっている。そのため
、この液晶ライトバルブの透明電極層に、透明電極層2
a側の電圧極性が正、負、零電圧の順に繰り返されるよ
うなパルス電圧を印加しておくと、該液晶ライトバルブ
の両端に印加されているパルス電圧の透明電極2a側の
極性が正の場合は、読み出し光によって発生した電子が
キャリアになって透明電極2b側へ移動し、強誘電性液
晶分子を全面反転させることになり、前記極性が負の場
合は、書き込み光を受けた領域で発生した電子は液晶側
に向かって移動し、結果的にその領域の強誘電性液晶分
子のみが逆極性に対応した安定状態に反転し所望の画像
を記録できることになる。しかしながら、aSi :H
光導電層4に到達する読み出し光の強度が強すぎると、
パルス電圧の透明電極2a側の極性が負の場合でも、該
読み出し光の照射されている領域全面に渡って該光導電
層の膜深部に過剰の正孔を発生せしめる。その結果、該
光導電層には、書き込み光が照射されている領域のみな
らず、読み出し光が照射されている領域にも液晶側に電
子が移動し、前記液晶ライトバルブ全面が書き込み状態
となる。したがって、前記光導電層に到達する読み出し
光強度は所定の値よりも小さいことが要求される0例え
ば、第1図に示した構成の液晶ライトバルブを用いた場
合に、ヘリウムネオンレーザを用いて強度160μW/
cm2の書き込み光を用いるならば、読み出し光強度は
60〜70μW/cm2以下であることが望ましいこと
がわかっている。 しかしながら、光情報処理に用いら
れるインコヒーレント/コヒーレント変換器などの空間
光変調器あるいは画像投影表示装置等に光書き込み型液
晶ライトバルブを応用しようとする場合は、読み出し光
として1〜100mW/cm2程度の強い光を用いる場
合が多い。第4図18と19に示すような従来の光反射
層を有する光書き込み型液晶ライトバルブを用いる場合
は、1〜40mW/cm2程度の読み出し光しか用いる
ことができず、上記仕様を完全に満足させることができ
ない。しかしながら、本発明に関する光反射層を用いた
光書き込み型液晶ライトバルブでは、第4図16と17
かられかるように、140mW/cm2以下の読み出し
光であれば用いることができ、上記仕様は満足される。
双安定性及びメモリ性を持たないTN型、DSM型等の
液晶を本発明の光書き込み型液晶ライトバルブに適用さ
せる場合にも、上記と同様の問題が生じる。この場合は
該光書き込み型液晶ライトバルブはメモリ特性を持たな
いために、書き込み光と読み出し光を同時に照射して使
用しなければならないためである。しかしながら、上記
と同様の理由によって、該問題は本発明に関する光反射
層を用いることにより回避することができる。
〔発明の効果〕 以上説明したように、本発明の反射率および遮光性が高
い光反射層を有する光書き込み型液晶ライトバルブによ
れば、反射率および遮光性が高くコントラスト比が大き
い上に、応答速度が速いためレーザー光などによる高速
書き込みが可能で、解像度の高い液晶ライトバルブが作
製できる。そのため、解像度が高く、大面積で高速なイ
ンコヒーレント・コヒーレント変換器などの空間光変調
器、及びコントラスト比が大きく、高速にレーザーなど
の光でアドレッシングが可能であり、消去書き替えが可
能で、かつバックアップを源が不要な高密度光双安定メ
モリが実現でき、もって光プリンターの中間記録媒体、
画像表示装置、光シヤツター、可干渉光相関システムそ
の他の画像処理装置、光情報処理・計測システム等の性
能・応用範囲を飛躍的に増大せしめるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の光書き込み型液晶ライトバルブの構成
を示す断面図、第2図は本発明に関する光反射層の構成
を示す断面図、第3図は本発明に関する光反射層に用い
たSi−Ge層であるSi+−xaexの組成比Xに対
する比抵抗ρの関係を示すグラフ、第4図は本発明に関
する光反射層の分光特性を示すグラフである。 Ia、Ib・・・透明基板 2a、2b・・・透明電極層 3a、3b・・・配向膜層 4・・・光導電層 5・・・強誘電性液晶層 6a、6b・・・無反射コーティング層7・・・遮光層 8・・・増反射層 9・・・スペーサ 10・・・書き込み光 11・・・読み出し光 12・・・絶縁層 13・・・Ti02層 14・・・SiO□層 15 a、 15 b−Si −Ge層16・・・本発
明に関する光反射層の分光反射率17・・・本発明に関
する光反射層の分光透過率18・・・従来の光反射層の
分光反射率19・・・従来の光反射層の分光透過率以 上

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)レーザビーム、LEDなどの光による書き込み手
    段と、光導電層、光反射層、液晶配向層、液晶層、電圧
    印加手段が形成された光書込型液晶ライトバルブにおい
    て、上記光反射層は遮光層と増反射層の機能を有する2
    種類の多層膜を組み合わせた誘電体ミラーであることを
    特徴とする請求項1記載の書き込み型液晶ライトバルブ
  2. (2)該光反射層の遮光層の機能を有する多層膜はSi
    とGeとの化合物Si−Geからなる層とSiO_2層
    とを交互に積層した誘電体ミラーで、該Si−Geはそ
    の分子式をSi_1_−_xGe_xとしたとき、0.
    1≦x≦0.60の組成である請求項1記載の光書き込
    み型液晶ライトバルブ。
  3. (3)増反射層の機能を有する多層膜は光吸収の小さな
    誘電体材料を用いた誘電体多層膜ミラーであることを特
    徴とする請求項1または2記載の光書き込み型液晶ライ
    トバルブ。
  4. (4)該光導電層と該遮光層の間に絶縁層を有すること
    を特徴とする請求項1、2、3記載の光書き込み型液晶
    ライトバルブ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09274168A (ja) * 1996-04-08 1997-10-21 Herutsu Kogyo Kk 多重反射素子

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JPH09274168A (ja) * 1996-04-08 1997-10-21 Herutsu Kogyo Kk 多重反射素子

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