JPH0413112Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0413112Y2 JPH0413112Y2 JP1984163990U JP16399084U JPH0413112Y2 JP H0413112 Y2 JPH0413112 Y2 JP H0413112Y2 JP 1984163990 U JP1984163990 U JP 1984163990U JP 16399084 U JP16399084 U JP 16399084U JP H0413112 Y2 JPH0413112 Y2 JP H0413112Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ink
- thread
- reel
- insertion hole
- ink chamber
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Landscapes
- Conveying And Assembling Of Building Elements In Situ (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、大工道具に係る墨壺の改良に関する
ものである。
ものである。
従来から、一のケース内に、糸を収納するリー
ルを軸着内挿するとともに、該リール収容部に対
して仕切壁を介して墨室を形成し、該墨室内に墨
綿等の墨汁滲透材を充填し、前記仕切壁と墨室の
外端壁に糸挿通孔を穿設してなり、該両糸挿通孔
を通し、墨室内を通過させて糸を引き出すように
なる墨壺が知られている。
ルを軸着内挿するとともに、該リール収容部に対
して仕切壁を介して墨室を形成し、該墨室内に墨
綿等の墨汁滲透材を充填し、前記仕切壁と墨室の
外端壁に糸挿通孔を穿設してなり、該両糸挿通孔
を通し、墨室内を通過させて糸を引き出すように
なる墨壺が知られている。
しかしながら、上記従来の墨壺によると、仕切
壁と外端壁がそれぞれ単純な平板状に成形され、
この平板に糸挿通孔が形成されているに過ぎない
ため、当該墨壷を立てたり傾けたりすると、墨室
内の墨汁が糸挿通孔から漏出する問題点を有して
いる。
壁と外端壁がそれぞれ単純な平板状に成形され、
この平板に糸挿通孔が形成されているに過ぎない
ため、当該墨壷を立てたり傾けたりすると、墨室
内の墨汁が糸挿通孔から漏出する問題点を有して
いる。
また、墨室内を糸が繰り返し往復することによ
つて、糸と墨綿の間に僅かな隙間が生じると、糸
への墨汁の付着量が不足しやすくなる恐れがあつ
た。
つて、糸と墨綿の間に僅かな隙間が生じると、糸
への墨汁の付着量が不足しやすくなる恐れがあつ
た。
本考案の墨壷は、このような問題を解消するた
め、墨綿などの墨汁滲透材を内挿する墨室ケース
の壁部を該ケースの内部へ向けて漏斗状に凹設
し、該漏斗状凹部の底部に糸挿通孔を開設し、繰
り出し側の糸挿通孔は、墨室内へ臨む内端部が墨
室内へ向けて漸次大径になるテーパ面をなす構成
としたものである。
め、墨綿などの墨汁滲透材を内挿する墨室ケース
の壁部を該ケースの内部へ向けて漏斗状に凹設
し、該漏斗状凹部の底部に糸挿通孔を開設し、繰
り出し側の糸挿通孔は、墨室内へ臨む内端部が墨
室内へ向けて漸次大径になるテーパ面をなす構成
としたものである。
上記漏斗状凹部は、これを墨室内からみると、
頂部に糸挿通孔を開口した山状になり、その裾野
の部分に墨汁を溜めるため、頂部の糸挿通孔から
墨汁が漏出するのを防止することができる。
頂部に糸挿通孔を開口した山状になり、その裾野
の部分に墨汁を溜めるため、頂部の糸挿通孔から
墨汁が漏出するのを防止することができる。
また、糸を墨室内を通して繰り出し側の糸挿通
孔から引き出すときに、糸との摩擦によつて前記
糸挿通孔へ向けて引き込まれる墨汁滲透材の一部
が、糸挿通孔のテーパ面状の内端部によつて絞ら
れるので、墨汁滲透材が糸と確実に接触して墨汁
を付着させる。
孔から引き出すときに、糸との摩擦によつて前記
糸挿通孔へ向けて引き込まれる墨汁滲透材の一部
が、糸挿通孔のテーパ面状の内端部によつて絞ら
れるので、墨汁滲透材が糸と確実に接触して墨汁
を付着させる。
以下、本考案墨壺の一実施例を図面にしたがつ
て説明する。
て説明する。
当該墨壺1の全体を示す第1図および第2図に
おいて、符号2は略円盤状に形成された糸巻き
部、3は略円筒状に形成された墨室部であり、糸
4を矢示A方向に引き出すようになる。
おいて、符号2は略円盤状に形成された糸巻き
部、3は略円筒状に形成された墨室部であり、糸
4を矢示A方向に引き出すようになる。
糸巻き部2において、5と6は図上上下に一対
になり、それぞれ、互いに同芯になる円窓5a,
6aを形成され、拝み合わせ状に接合されたケー
スであつて、その内部に、糸4を捲回収納したリ
ール7が収められている。該リール7の一側端面
(図上下面)には、該リール7を手動回転させる
ときに使う掴み部7aが一体的に成形されてお
り、該掴み部7aは、一方のケース6の円窓6a
から外部へ露出した形となつている。該リール7
は、糸4を引き出すとき右回り(平面(矢示B)
からみて)し、糸4を巻き戻すときに左回りする
ものとする。8は、略独楽形状を呈し、前記リー
ル7の内周側に同芯的に収められたつまみ部材で
あつて、その筒軸部8aと前記リール7の内周壁
の間に、該両者7,8aに対し各一端(内端と外
端)を止着した渦巻きバネ9が介装されている。
前記リール7とつまみ部材8は、それぞれ、ケー
ス5,6に対して回動自在に内挿されるが、この
渦巻きバネ9の介装により関連動作するようにな
る。つまみ部材8の外端面は、前記他方のケース
5の円窓5aから外部へ露出している。また、こ
のつまみ部材8の外周面には、その周方向にそつ
て、第4図に示すようなラチエツト歯車10が形
成されており、該ラチエツト歯車10に対し、つ
まみ部材8に遊嵌外挿した円環状のラチエツト部
材11の内周面に傾斜突設した係止爪12が弾性
的に係合し、図上右回り(糸4の引き出し方向)
に共働回転し、左回り(糸4の巻き取り方向)に
フリー回転するラチエツト機構が構成される。こ
のラチエツト部材11は、前記リール7に対して
フリーになり、かつその上端面には係止突起13
が一体突設されている。14は、長円環状を呈し
(第5図および第6図参照)、前記つまみ部材8に
遊嵌外挿される形で装着されたクラツチレバー部
材であり、前記ケース5の円窓5a周縁部とつま
み部材8の周段部8bの間に、長径方向を当該墨
壺1の長手方向に向けて、同方向にスライド自在
に挟設されている。該クラツチレバー部材14の
下端面には、その両長径端部に、各1個計2個の
係止突起15,16が一体突設されるとともに、
一方(図上右端)の長径端部に、レバー17と、
コイルスプリング嵌合用の突起18が一体突設さ
れており、該突起18とケース5のフランジ5b
間に弾装したコイルスプリング19により、常態
(非操作時)において、図上左方向に弾性付勢さ
れている。該クラツチレバー部材14のスライド
ストロークは、前記レバー17が、該レバー17
を挿入したケース5のレバー孔5cを移動可能な
長さになり、第5図に示すストローク左限(常
態、非操作時)において、ラチエツト部材11の
係止突起13と該クラツチレバー部材14のレバ
ー17近傍側の係止突起15が円周方向に係合
し、第6図に示すストローク右限(操作時)にお
いて、ラチエツト部材11の係止突起13と該ク
ラツチレバー部材14の他方の係止突起16が円
周方向に係合するようになる。
になり、それぞれ、互いに同芯になる円窓5a,
6aを形成され、拝み合わせ状に接合されたケー
スであつて、その内部に、糸4を捲回収納したリ
ール7が収められている。該リール7の一側端面
(図上下面)には、該リール7を手動回転させる
ときに使う掴み部7aが一体的に成形されてお
り、該掴み部7aは、一方のケース6の円窓6a
から外部へ露出した形となつている。該リール7
は、糸4を引き出すとき右回り(平面(矢示B)
からみて)し、糸4を巻き戻すときに左回りする
ものとする。8は、略独楽形状を呈し、前記リー
ル7の内周側に同芯的に収められたつまみ部材で
あつて、その筒軸部8aと前記リール7の内周壁
の間に、該両者7,8aに対し各一端(内端と外
端)を止着した渦巻きバネ9が介装されている。
前記リール7とつまみ部材8は、それぞれ、ケー
ス5,6に対して回動自在に内挿されるが、この
渦巻きバネ9の介装により関連動作するようにな
る。つまみ部材8の外端面は、前記他方のケース
5の円窓5aから外部へ露出している。また、こ
のつまみ部材8の外周面には、その周方向にそつ
て、第4図に示すようなラチエツト歯車10が形
成されており、該ラチエツト歯車10に対し、つ
まみ部材8に遊嵌外挿した円環状のラチエツト部
材11の内周面に傾斜突設した係止爪12が弾性
的に係合し、図上右回り(糸4の引き出し方向)
に共働回転し、左回り(糸4の巻き取り方向)に
フリー回転するラチエツト機構が構成される。こ
のラチエツト部材11は、前記リール7に対して
フリーになり、かつその上端面には係止突起13
が一体突設されている。14は、長円環状を呈し
(第5図および第6図参照)、前記つまみ部材8に
遊嵌外挿される形で装着されたクラツチレバー部
材であり、前記ケース5の円窓5a周縁部とつま
み部材8の周段部8bの間に、長径方向を当該墨
壺1の長手方向に向けて、同方向にスライド自在
に挟設されている。該クラツチレバー部材14の
下端面には、その両長径端部に、各1個計2個の
係止突起15,16が一体突設されるとともに、
一方(図上右端)の長径端部に、レバー17と、
コイルスプリング嵌合用の突起18が一体突設さ
れており、該突起18とケース5のフランジ5b
間に弾装したコイルスプリング19により、常態
(非操作時)において、図上左方向に弾性付勢さ
れている。該クラツチレバー部材14のスライド
ストロークは、前記レバー17が、該レバー17
を挿入したケース5のレバー孔5cを移動可能な
長さになり、第5図に示すストローク左限(常
態、非操作時)において、ラチエツト部材11の
係止突起13と該クラツチレバー部材14のレバ
ー17近傍側の係止突起15が円周方向に係合
し、第6図に示すストローク右限(操作時)にお
いて、ラチエツト部材11の係止突起13と該ク
ラツチレバー部材14の他方の係止突起16が円
周方向に係合するようになる。
墨室部3は、円筒体23よりなり、周壁の一部
に片開きの扉式の蓋24が設けられている。円筒
体23の端面は、それぞれ、漏斗状に凹設され、
その底部に糸挿通孔26,28が開設されてい
る。そして、繰り出し側における糸挿通孔26
は、墨室内3′へ臨む内端部26aが墨室内3′へ
向けて漸次大径になるテーパ面をなしており、他
方の糸挿通孔28も同様の形状に形成されてい
る。第3図は、第1図および第2図に描いた円筒
体23の右端面を示し、前記漏斗状凹部25の周
縁に糸4係合用の切欠29……が等配(図上8等
配)形成されるとともに、該周縁に周設した環状
溝31内に、金属環30が、前記切欠29の底面
よりわずかに端面方向に突出する形で、嵌着され
ている。該円筒体23の他方の端面側の漏斗状凹
部27の外周には、前記糸巻き部2のケース5,
6に対する連結部分である連結部32が形成され
ている。すなわち、前記ケース5,6には該連結
部32に対応する連結部分である円筒部20が形
成されており、該円筒部20に連結部32を内挿
するようになるもので、連結部32の外周面に
は、第7図に示すように、その180度対称位置
(左右)に2つの外周係合突片33,34が一体
成形され、円筒部20の内周面には、第8図に示
すように、やはり180度対称位置(上下)に2つ
の内周係合突片21,22が一体成形されてお
り、両者20,32を図示した回転位置において
嵌合し、連結部32の外周係合突片33,34を
円筒部20の内周係合突片21,22の奥側へ嵌
入した後、相対的に略90度回転させることによ
り、係合突片21,33,22,34同士が係合
して抜け止め作用を奏するようになり、着脱自在
になるワンタツチ式の連結構造が構成される。3
5は該連結部分を保護強化するための、端面C形
になる保護環である。また、この円筒体23の連
結部32側端面には、第7図および第9図に示す
ように、ピン36が突設されている。このピン3
6は、第10図に示すように、前記円筒部20と
連結部32の連結回転に際して、ケース5,6内
に挿入されてリール7の側壁に圧接するようにな
り、該リール7の回動に対する一種のブレーキ機
構を構成する。また37は、前記円筒体23に対
し、その蓋閉め時に外挿嵌着されるゴム環であつ
て、一種のクツシヨン材として作用するようにな
る。
に片開きの扉式の蓋24が設けられている。円筒
体23の端面は、それぞれ、漏斗状に凹設され、
その底部に糸挿通孔26,28が開設されてい
る。そして、繰り出し側における糸挿通孔26
は、墨室内3′へ臨む内端部26aが墨室内3′へ
向けて漸次大径になるテーパ面をなしており、他
方の糸挿通孔28も同様の形状に形成されてい
る。第3図は、第1図および第2図に描いた円筒
体23の右端面を示し、前記漏斗状凹部25の周
縁に糸4係合用の切欠29……が等配(図上8等
配)形成されるとともに、該周縁に周設した環状
溝31内に、金属環30が、前記切欠29の底面
よりわずかに端面方向に突出する形で、嵌着され
ている。該円筒体23の他方の端面側の漏斗状凹
部27の外周には、前記糸巻き部2のケース5,
6に対する連結部分である連結部32が形成され
ている。すなわち、前記ケース5,6には該連結
部32に対応する連結部分である円筒部20が形
成されており、該円筒部20に連結部32を内挿
するようになるもので、連結部32の外周面に
は、第7図に示すように、その180度対称位置
(左右)に2つの外周係合突片33,34が一体
成形され、円筒部20の内周面には、第8図に示
すように、やはり180度対称位置(上下)に2つ
の内周係合突片21,22が一体成形されてお
り、両者20,32を図示した回転位置において
嵌合し、連結部32の外周係合突片33,34を
円筒部20の内周係合突片21,22の奥側へ嵌
入した後、相対的に略90度回転させることによ
り、係合突片21,33,22,34同士が係合
して抜け止め作用を奏するようになり、着脱自在
になるワンタツチ式の連結構造が構成される。3
5は該連結部分を保護強化するための、端面C形
になる保護環である。また、この円筒体23の連
結部32側端面には、第7図および第9図に示す
ように、ピン36が突設されている。このピン3
6は、第10図に示すように、前記円筒部20と
連結部32の連結回転に際して、ケース5,6内
に挿入されてリール7の側壁に圧接するようにな
り、該リール7の回動に対する一種のブレーキ機
構を構成する。また37は、前記円筒体23に対
し、その蓋閉め時に外挿嵌着されるゴム環であつ
て、一種のクツシヨン材として作用するようにな
る。
上記構成になる墨壺1は、円筒体23内に墨汁
を滲透させた墨綿やスポンジ(図示せず)を収容
するとともに、リール7に捲回した糸4を糸挿通
孔28,26を介して矢示A方向に引き出される
ようになつている。そして、この引き出しの過程
で、墨室内3′をA方向へ移動する糸4との摩擦
によつて糸挿通孔26側へ引き込まれる前記墨綿
あるいはスポンジからなる墨汁滲透材の一部が、
糸挿通孔26のテーパ面状の内端部26aによつ
て絞られるので、墨汁滲透材が糸4と確実に接触
して墨汁を付着する。したがつて、墨打ち作業に
おいて、明瞭な墨打ち線を得ることができる。ま
た、上記墨壷1は、つぎのように作動する。
を滲透させた墨綿やスポンジ(図示せず)を収容
するとともに、リール7に捲回した糸4を糸挿通
孔28,26を介して矢示A方向に引き出される
ようになつている。そして、この引き出しの過程
で、墨室内3′をA方向へ移動する糸4との摩擦
によつて糸挿通孔26側へ引き込まれる前記墨綿
あるいはスポンジからなる墨汁滲透材の一部が、
糸挿通孔26のテーパ面状の内端部26aによつ
て絞られるので、墨汁滲透材が糸4と確実に接触
して墨汁を付着する。したがつて、墨打ち作業に
おいて、明瞭な墨打ち線を得ることができる。ま
た、上記墨壷1は、つぎのように作動する。
(糸4の引き出し時)
糸4を引き出し、リール7を引き出し方向(以
下、右回りと称する、既述)に回転させると、該
リール7に対して止着された渦巻きバネ9とつま
み部材8は、これに従動回転しようとする。しか
しながら、つまみ部材8とラチエツト部材11は
ラチエツト機構により右回りに共働回転するよう
に構成され、かつラチエツト部材11の係止突起
13とクラツチレバー部材14の一方の係止突起
15が円周方向に係合してラチエツト部材14の
右回り回転を阻止しているため(第5図)、つま
み部材8は回転せず、従来品における芯棒と同様
な働きをなし、渦巻きバネ9を締め込むようにな
る。
下、右回りと称する、既述)に回転させると、該
リール7に対して止着された渦巻きバネ9とつま
み部材8は、これに従動回転しようとする。しか
しながら、つまみ部材8とラチエツト部材11は
ラチエツト機構により右回りに共働回転するよう
に構成され、かつラチエツト部材11の係止突起
13とクラツチレバー部材14の一方の係止突起
15が円周方向に係合してラチエツト部材14の
右回り回転を阻止しているため(第5図)、つま
み部材8は回転せず、従来品における芯棒と同様
な働きをなし、渦巻きバネ9を締め込むようにな
る。
(解除機構の作動時)
糸4をある程度まで引き出すと、渦巻きバネ9
が限度まで締め込まれてリール7が回転しなくな
り、糸4をそれ以上引き出すことが不可能とな
る。
が限度まで締め込まれてリール7が回転しなくな
り、糸4をそれ以上引き出すことが不可能とな
る。
この状態において、クラツチレバー部材14の
レバー17を引いて、該クラツチレバー部材14
の一方の係止突起15とラチエツト部材11の係
止突起13の係合を解除すると、ラチエツト部材
11とつまみ部材8は、渦巻きバネ9の弾性復帰
力により勢い良く右回りし始め、半周回つたとこ
ろで、ラチエツト部材11の係止突起13がクラ
ツチレバー部材14の他方の係止突起16に衝接
係合して、その回転が停止せしめられ(第6図)、
レバー17を戻すと、該係合が解除されて、ラチ
エツト部材11とつまみ部材8は、ラチエツト部
材11の係止突起13がもとの係止突起15に衝
接係合するまで、再び半周するようになる。すな
わちつまみ部材8は、レバー17を引くと半周、
レバー17を戻すと半周というように右回り回転
し、該回転分だけ渦巻きバネ9の締め込みを緩め
るもので、このような操作の後、渦巻きバネ9の
緩められた分だけ、再びこれを締め込む形で、余
分に糸4を引き出す。
レバー17を引いて、該クラツチレバー部材14
の一方の係止突起15とラチエツト部材11の係
止突起13の係合を解除すると、ラチエツト部材
11とつまみ部材8は、渦巻きバネ9の弾性復帰
力により勢い良く右回りし始め、半周回つたとこ
ろで、ラチエツト部材11の係止突起13がクラ
ツチレバー部材14の他方の係止突起16に衝接
係合して、その回転が停止せしめられ(第6図)、
レバー17を戻すと、該係合が解除されて、ラチ
エツト部材11とつまみ部材8は、ラチエツト部
材11の係止突起13がもとの係止突起15に衝
接係合するまで、再び半周するようになる。すな
わちつまみ部材8は、レバー17を引くと半周、
レバー17を戻すと半周というように右回り回転
し、該回転分だけ渦巻きバネ9の締め込みを緩め
るもので、このような操作の後、渦巻きバネ9の
緩められた分だけ、再びこれを締め込む形で、余
分に糸4を引き出す。
(糸4の収容時)
前記渦巻きバネ9の弾性復帰力に抗して糸4を
引き出していた力を除くと、リール7は該弾性復
帰力により自動的に糸4の巻き取り方向(左回
り)へ回転して糸4を捲回収納するようになる。
このとき、つまみ部材8は、同弾性復帰力により
右回りに回転しようとするが、既述のとうり、こ
の動きは、つまみ部材8、ラチエツト部材11お
よびクラツチレバー部材14の係合により阻止さ
れ、つまみ部材8が回転することはない。渦巻き
バネ9がフリー状態に戻り、リール7の回転が自
然停止したとき、前記解除機構によつて余分に引
き出された糸4は、リール7に捲回されることな
く、そのまま残ることになる。したがつてリール
7の掴み部7aを掴んで、手動により、リール7
を巻き取り方向に回転させ、糸4の残り分を捲回
収納する。このとき、該リール7に対して渦巻き
バネ9を介して連結されたつまみ部材8が同方向
に従動回転しようとするが、該左回りの回転は、
前記ラチエツト機構の係合方向からしてラチエツ
ト部材11に対してフリーであるため、なんら支
障なくそのまま従動回転するようになる。
引き出していた力を除くと、リール7は該弾性復
帰力により自動的に糸4の巻き取り方向(左回
り)へ回転して糸4を捲回収納するようになる。
このとき、つまみ部材8は、同弾性復帰力により
右回りに回転しようとするが、既述のとうり、こ
の動きは、つまみ部材8、ラチエツト部材11お
よびクラツチレバー部材14の係合により阻止さ
れ、つまみ部材8が回転することはない。渦巻き
バネ9がフリー状態に戻り、リール7の回転が自
然停止したとき、前記解除機構によつて余分に引
き出された糸4は、リール7に捲回されることな
く、そのまま残ることになる。したがつてリール
7の掴み部7aを掴んで、手動により、リール7
を巻き取り方向に回転させ、糸4の残り分を捲回
収納する。このとき、該リール7に対して渦巻き
バネ9を介して連結されたつまみ部材8が同方向
に従動回転しようとするが、該左回りの回転は、
前記ラチエツト機構の係合方向からしてラチエツ
ト部材11に対してフリーであるため、なんら支
障なくそのまま従動回転するようになる。
糸4のすべてを収納した後、リール7の掴み部
7aをおさえ、かつレバー17を引いた状態で、
つまみ部材8を手動によつて数回左回転させ、そ
の後、レバー17を戻す。これにより渦巻きバネ
9がわずかに締め込まれた状態におかれ、次回動
作において、糸4を少しだけ引き出した場合も、
バネ9の弾性復帰力が大きくなつて該糸4を巻き
戻すことが容易となる。
7aをおさえ、かつレバー17を引いた状態で、
つまみ部材8を手動によつて数回左回転させ、そ
の後、レバー17を戻す。これにより渦巻きバネ
9がわずかに締め込まれた状態におかれ、次回動
作において、糸4を少しだけ引き出した場合も、
バネ9の弾性復帰力が大きくなつて該糸4を巻き
戻すことが容易となる。
つぎに上記墨壺1の使用方法を説明する。従来
の墨壺を使用する場合には、糸の先端に結んだか
るこを所望の個所に止着し、糸を引き出し、手指
でこれを押えて墨打ち作業を行なつてきた。これ
に対し、上記墨壺1は糸4を押える労を省くよう
にしたもので、すなわち、第11図に示すよう
に、当該墨壺1の墨室部3の端面を被墨打ち部材
aに当接させる形で、立てて使用し、該端面に設
けた切欠29から糸4を引き出すようにしたもの
で、糸4は金属環30上を滑るがごとくに引き出
される。また該墨室部3の円筒体23両端面に、
漏斗状凹部25,27が設けられているため、前
記使用時や搬送途中などにおいて、円筒体23内
の墨汁が外部や糸巻き部2内に流れ難い構造とな
つている。ケース5,6と円筒体23間における
円筒部20と連結部32の連結は、ボルト・ナツ
トやビス等専用の連結部品を用いることなく、係
合突片21,33,22,34同士の係合のみで
なされるため、構造および着脱操作の双方ともき
わめて簡便である。
の墨壺を使用する場合には、糸の先端に結んだか
るこを所望の個所に止着し、糸を引き出し、手指
でこれを押えて墨打ち作業を行なつてきた。これ
に対し、上記墨壺1は糸4を押える労を省くよう
にしたもので、すなわち、第11図に示すよう
に、当該墨壺1の墨室部3の端面を被墨打ち部材
aに当接させる形で、立てて使用し、該端面に設
けた切欠29から糸4を引き出すようにしたもの
で、糸4は金属環30上を滑るがごとくに引き出
される。また該墨室部3の円筒体23両端面に、
漏斗状凹部25,27が設けられているため、前
記使用時や搬送途中などにおいて、円筒体23内
の墨汁が外部や糸巻き部2内に流れ難い構造とな
つている。ケース5,6と円筒体23間における
円筒部20と連結部32の連結は、ボルト・ナツ
トやビス等専用の連結部品を用いることなく、係
合突片21,33,22,34同士の係合のみで
なされるため、構造および着脱操作の双方ともき
わめて簡便である。
本考案の墨壺は、以上説明したように、墨綿な
どの墨汁滲透材を内挿する墨室ケースの壁部を該
ケースの内部へ向けて漏斗状に凹設し、該漏斗状
凹部の底部に糸挿通孔を形成したため、特に専用
のシール材を設けなくても墨室内の墨汁が漏出す
るのを防止することができる。
どの墨汁滲透材を内挿する墨室ケースの壁部を該
ケースの内部へ向けて漏斗状に凹設し、該漏斗状
凹部の底部に糸挿通孔を形成したため、特に専用
のシール材を設けなくても墨室内の墨汁が漏出す
るのを防止することができる。
しかも、糸を引き出すときに、糸との摩擦によ
つて繰り出し側の糸挿通孔へ向けて引き込まれる
墨汁滲透材の一部が、糸挿通孔のテーパ面状の内
端部で絞られることにより、糸と確実に接触して
墨汁を付着させるため、明瞭な墨打ち線を打ち出
すことができるといつた優れた効果を奏する。
つて繰り出し側の糸挿通孔へ向けて引き込まれる
墨汁滲透材の一部が、糸挿通孔のテーパ面状の内
端部で絞られることにより、糸と確実に接触して
墨汁を付着させるため、明瞭な墨打ち線を打ち出
すことができるといつた優れた効果を奏する。
第1図は本考案の一実施例に係る墨壺の平面
図、第2図は同正断面図、第3図は円筒体の右側
面図、第4図はつまみ部材とラチエツト部材の係
合状態を示す説明図、第5図および第6図はラチ
エツト部材とクラツチレバー部材の係合状態を示
す説明図、第7図は円筒体の左側面図、第8図は
ケースの右側面図、第9図は第7図におけるC−
C線断面図、第10図は円筒体のピンとリールの
係合状態を示す説明図、第11図は当該墨壺の使
用状態説明図である。 1……墨壺、2……糸巻き部、3……墨室部、
4……糸、5,6……ケース、7……リール、9
……渦巻きバネ、20……円筒部、21,22,
33,34……係合突片、23……円筒体、24
……蓋、26,28……糸挿通孔、32……連結
部。
図、第2図は同正断面図、第3図は円筒体の右側
面図、第4図はつまみ部材とラチエツト部材の係
合状態を示す説明図、第5図および第6図はラチ
エツト部材とクラツチレバー部材の係合状態を示
す説明図、第7図は円筒体の左側面図、第8図は
ケースの右側面図、第9図は第7図におけるC−
C線断面図、第10図は円筒体のピンとリールの
係合状態を示す説明図、第11図は当該墨壺の使
用状態説明図である。 1……墨壺、2……糸巻き部、3……墨室部、
4……糸、5,6……ケース、7……リール、9
……渦巻きバネ、20……円筒部、21,22,
33,34……係合突片、23……円筒体、24
……蓋、26,28……糸挿通孔、32……連結
部。
Claims (1)
- 墨綿などの墨汁滲透材を内挿する墨室ケースの
壁部を該ケースの内部へ向けて漏斗状に凹設し、
該漏斗状凹部の底部に糸挿通孔を開設し、繰り出
し側の糸挿通孔は、墨室内へ臨む内端部が墨室内
へ向けて漸次大径になるテーパ面をなすことを特
徴とする墨壷。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1984163990U JPH0413112Y2 (ja) | 1984-10-31 | 1984-10-31 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1984163990U JPH0413112Y2 (ja) | 1984-10-31 | 1984-10-31 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6178590U JPS6178590U (ja) | 1986-05-26 |
| JPH0413112Y2 true JPH0413112Y2 (ja) | 1992-03-27 |
Family
ID=30721855
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1984163990U Expired JPH0413112Y2 (ja) | 1984-10-31 | 1984-10-31 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0413112Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4522799Y1 (ja) * | 1966-10-15 | 1970-09-08 |
-
1984
- 1984-10-31 JP JP1984163990U patent/JPH0413112Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6178590U (ja) | 1986-05-26 |
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