JPH04132570A - 多層建築物の附室への加圧空気供給装置 - Google Patents

多層建築物の附室への加圧空気供給装置

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JPH04132570A
JPH04132570A JP25668590A JP25668590A JPH04132570A JP H04132570 A JPH04132570 A JP H04132570A JP 25668590 A JP25668590 A JP 25668590A JP 25668590 A JP25668590 A JP 25668590A JP H04132570 A JPH04132570 A JP H04132570A
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Tetsuo Hara
哲夫 原
Isao Kasahara
笠原 勲
Kazuyoshi Morita
和義 森田
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、防火扉が閉じることによって避難経路(非
常階段や非常用エレベータ等)入口の近傍に形成される
附室に、大気圧よりも高圧の空気(加圧空気)を供給す
ることにより、避難経路側への煙の進入を防止して避難
経路の安全性を確保するための加圧空気供給装置に関し
、特に、高層ビル等のような多層建築物に好適な加圧空
気供給装置に係る。
〔従来の技術〕
火災発生時の避難経路への煙の進入を防止するために、
防火扉で仕切られた附室内を高圧状態とする技術が従来
から存在する。
しかし、附室内を極端に高圧にしてしまうと、防火扉に
設けられた内開きのドアの開閉障害を生じ、人の避難の
妨げとなる恐れがあるため、適度な加圧制御が必要であ
り、従来は、送風機の出力を適宜調整して適度な加圧を
実現していた。
さらに、高層ビル等の多層建築物にあっては、加圧空気
供給用のダクト、特に、縦方向に延びるダクトが長くそ
の抵抗が大きいので、火災発生箇所が送風機から近い場
合と遠い場合とでは、加圧状態が大きく変わってしまい
、常に最適な制御を行うことは困難であった。
そこで、従来は、縦方向に延びるダクトのサイズを大き
くしてその抵抗を小さくすることにより、送風機からの
距離の違いによる影響を小さくする(第1の解決策)か
、或いは、縦方向に延びるダクトを幾つかに分割し、そ
れぞれに送風機を設置してダクトの抵抗の影響を小さく
する(第2の解決策)ことにより、多層建築物であって
も最適な加圧制御が行えるようにしていた。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、上記第1の解決策では、ダクトの抵抗を
無視できる程小さくするためには、かなり太いダクトを
用いなければならないので、その占有スペースが大きく
なってしまうし、コスト高となる欠点もある。また、上
記第2の解決策であっても、高層建築物にあっては、ダ
クトの抵抗による影響を充分小さくするために多数の送
風機を設置しなければならず、これもコスト高になると
いう欠点がある。
この発明は、このような従来の技術が有する未解決のr
JRに着目してなされたものであり、極端なコストの上
昇を招くことなく、即ち、1台の送風機で、且つ、ダク
トのサイズを過大にすることなく、何れの階で火災が発
生しても最適な加圧制御が行える多層建築物の附室への
加圧空気供給装置を提供することを目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、この発明は、防火扉が閉し
ることによって形成される附室に加圧空気を供給する多
層建築物の附室への加圧空気供給装置であって、前記多
層建築物の縦方向に延びる主ダクトと、この主ダクトか
ら分岐して前記多層建築物の各階の前記附室に到り且つ
その階に火災が発生した時に連通状態となる複数の分岐
ダクトと、前記主ダクトに加圧空気を供給する出力可変
の送風機と、前記多層建築物を高さ方向で複数のゾーン
に分割しそれら各ゾーン毎に設けられ且つ前記主ダクト
内の空気圧を検出する複数の圧力センサと、火災が発生
した階が何れのゾーンに含まれるかを判定する火災発生
ゾーン判定手段と、この火災発生ゾーン判定手段が判定
したゾーンに対応する前記圧力センサの検出値が所定値
を維持するように前記送風機を制御する制御手段と、を
備えた。
〔作用〕
多層建築物を高さ方向で分割した複数のゾーン毎に、圧
力センサが主ダクト内の空気圧を検出する一方、火災が
発生した時には、火災発生ゾーン判定手段が、火災が発
生した階が何れのゾーンに含まれているかを判定する。
そして、制御手段が、その判定されたゾーンの圧力セン
サの検出値が所定値を維持するように、送風機の出力を
制御する。
このため、送風機の出力は、火災発生階と送風機との間
の距離に応じて可変となるが、火災発生階が含まれるゾ
ーンの主ダクト内の圧力は所定の圧力に調整されること
になるから、鮒室内の圧力は、火災発生階が何階であっ
ても略一定圧に制御される。
〔実施例〕
以下、この発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は本発明の一実施例を示す図である。
先ず、構成を説明すると、下端部が回転数可変の送風機
1の吐出側に接続された主ダクト2は、図示しない高層
建築物の縦方向に延びていて、その途中から複数の分岐
ダクト3.・・・、3が分岐されている。
高層建築物の各階には、火災発生時等に防火扉が閉しる
ことにより(常時閉している防火扉であっても同様であ
る。)、非常階段や非常用エレベータの入口を囲むよう
に形成される附室(図示せず)が設けられていて、各附
室のそれぞれに空気吹き出し口が形成され、そして、そ
の空気吹き出し口が、分岐ダクト3.・・・、3の一つ
を介して主ダクト2に連通している。
また、各分岐ダクト3.・・・、3の途中には、通常は
閉状態であるが、対応する階に火災が発生したときに連
通状態となるダンパ4が介装されている。
そして、本実施例では、高層建築物の各階を高さ方向で
複数に分割して、A、B及びCという三つのゾーンを設
定し、それぞれのゾーンに対応して、各ゾーンの最下位
置に、主ダクト2内の空気圧を測定する圧力センサ5a
、5b及び5Cを設けている。
一方、高層建築物の各階には、例えば煙センサや熱セン
サ等から構成される火災検知装置(図示せず)が設置さ
れていて、それら火災検知装置の出力が、通常の火災警
報器(図示せず)とともに、判定回路6にも供給されて
いる。
判定回路6は、各階の火災検知装置の検知信号に基づき
、火災発生の有無を判定するとともに、火災が発生した
階が、A、B及びCの何れのゾーンに含まれているかを
判定し、それらの判定結果を、選択回路7に供給する。
この選択回路7には、各圧力センサ5a、5b及び5c
の検出値が入力されていて、そして、選択回路7は、判
定回路6の判定結果に応じ、火災が発生していない場合
には何も出力しないが、火災が発生している場合には、
圧力センサ5a、5b及び5Cの検出値の内、火災が発
生しているゾーンに対応する検出値を選択して、これを
制御回路8に供給する。
制御回路8には、選択回路7の出力とともに、耐室内の
目標圧力を設定する設定回路9の設定値が供給されてい
て、制御回路8は、これらの値に基づいて、送風機10
回転数を制御する。
次に、本実施例の動作を説明する。
即ち、火災が発生すると、防火扉が閉じて附室が形成さ
れるとともに、火災検知装置の信号が判定回路6に供給
され、何れの階で火災が発生しているかが判定され、そ
の判定結果が選択回路7に供給される。
また、各圧力センサ5a、5b及び5Cの検出価が選択
回路7に供給され、これらの内、火災が発生しているゾ
ーンに対応する検出値が選択されて、制御回路8に供給
される。
そして、制御回路8は、選択回路7から供給される検出
値を参照しつつ、火災が発生した階の耐室内の圧力が設
定口N19で設定された目標圧力に調圧されるように、
送風機1に制御信号を出力してその回転数を調整する。
具体的に説明すると、第2図に示すように、耐室内の目
標圧力、即ち煙の進入を防止するのに充分な圧力をP 
I 、附室からの吹き出し損失をP。
とすると、各ゾーンの最上階の主ダクト内2の圧力がP
、−!−P、となれば、ゾーン内の全ての耐室内の圧力
は、目標圧力P、を上回ることになり、煙の進入は防止
される。なお、この例では、分岐ダクト3の抵抗を無視
している。
つまり、ゾーン内の主ダクト2での圧力低下分をΔPと
すれば、圧力センサ5a〜5Cの配設高さでの主ダクト
2内の圧力が、P+ +Po+ΔPとなれば、ゾーン内
の全ての耐室内の圧力は、目標圧力P、を上回るように
なる。
そして、この場合、ゾーン最下階の耐室内の圧力は、P
1+ΔPに調圧されるが、この圧力が、耐室内へ入るた
めのドアの開閉に支障とならない圧力であればよい(換
言すれば、圧力P1+ΔPが、ドアの開閉に支障となら
ない圧力以下になるように、ゾーン内の主ダクト2での
圧力低下分ΔPを考慮しつつ、ゾーンの高さを設定する
ことが必要である。)。
従って、制御回路8は、火災が発生した階が含まれるゾ
ーンの圧力センサ5a〜5Cの検出値が、所定値Ps 
 (P+ +P、十ΔP)を維持するように、送風機1
の出力を調整する。
そして、火災が発生した階の附室に通じる分岐ダクト3
のダンパ4が開状態となるから、その耐室内に適度な加
圧空気が供給され、煙の進入が防止されて避難経路が安
全性が確保される。また、上述したように、ドア開閉に
支障となるような圧力にはならないから、人の避難の妨
げとなるようなことは防止される。
このように、本実施例であれば、主ダクト2のサイズを
大きくする必要がないし、送風機1も1台で済むし、圧
力センサもゾーン毎に設けたため制御の支障とならない
範囲で最小限の個数で済むから、多層建築物に好適な加
圧空気供給装置を低コストで実現することができる。
また、ドアの開閉に支障をきたす圧力と、圧力P、十Δ
Pとの差に適度な余裕をもたせることが望ましい、これ
は、二つの階にまたがって火災が発生し且つそれら二つ
の階が別々のゾーンに含まれる場合に、煙の進入を確実
に防止するために上層階が含まれるゾーンの圧力センサ
の出力を優先して制御を行っても、下層階のドアの開閉
に大きな支障をきたさなくて済むからである。
ここで、本実施例では、各階に設けられた火災検知装置
及び判定回路6が火災発生ゾーン判定手段に対応し、選
択回路7及び制御回路8が制御手段に対応している。
なお、上記実施例では、高層建築物を高さ方向に三つの
ゾーンに分割しているが、ゾーンの間隔及び個数は、実
施される高層建築物の規模や主ダクト2の抵抗に応して
任意である。
また、上記実施例では、圧力センサ5a〜5cを各ゾー
ンの最下位置に配設した場合について説明したが、配役
位置はこれに限定されるものではなく、ゾーン内であれ
ばよい、但し、高さ位置によって所定値P、が変わるこ
とは勿論である。
〔発明の効果〕 以上説明したように、本発明によれば、多層建築物を高
さ方向で複数のゾーンに分割し、それらゾーン毎に圧力
センサを設け、そして、火災が発生した階が含まれるゾ
ーンの圧力センサの検出値に基づいて送風機を制御する
ようにしたため、多層建築物に好適な加圧空気供給装置
を、低コストで実現することができるという効果がある
。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す構成図、第2図は本実
施例の具体的な制御方法を説明するための圧力と高さと
の関係を示すグラフである。 1・・・送風機、2・・・主ダクト、3・・・分岐ダク
ト、4・・・ダンパ、5a、5b、5c・・・圧力セン
サ、6・・・判定回路、7・・・選択回路、8・・・制
御回路、9・・・設定回路、A、B、C・・・ゾーン

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)防火扉が閉じることによって形成される附室に加
    圧空気を供給する多層建築物の附室への加圧空気供給装
    置であって、前記多層建築物の縦方向に延びる主ダクト
    と、この主ダクトから分岐して前記多層建築物の各階の
    前記附室に到り且つその階に火災が発生した時に連通状
    態となる複数の分岐ダクトと、前記主ダクトに加圧空気
    を供給する出力可変の送風機と、前記多層建築物を高さ
    方向で複数のゾーンに分割しそれら各ゾーン毎に設けら
    れ且つ前記主ダクト内の空気圧を検出する複数の圧力セ
    ンサと、火災が発生した階が何れのゾーンに含まれるか
    を判定する火災発生ゾーン判定手段と、この火災発生ゾ
    ーン判定手段が判定したゾーンに対応する前記圧力セン
    サの検出値が所定値を維持するように前記送風機を制御
    する制御手段と、を備えたことを特徴とする多層建築物
    の附室への加圧空気供給装置。
JP25668590A 1990-09-26 1990-09-26 多層建築物の附室への加圧空気供給装置 Expired - Fee Related JP2962798B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003019221A (ja) * 2001-07-09 2003-01-21 Taisei Corp 附室加圧排煙システム

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