JPH04135067A - 管内面取付溶接部の残留応力低減方法 - Google Patents
管内面取付溶接部の残留応力低減方法Info
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- JPH04135067A JPH04135067A JP2254613A JP25461390A JPH04135067A JP H04135067 A JPH04135067 A JP H04135067A JP 2254613 A JP2254613 A JP 2254613A JP 25461390 A JP25461390 A JP 25461390A JP H04135067 A JPH04135067 A JP H04135067A
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P10/00—Technologies related to metal processing
- Y02P10/20—Recycling
Landscapes
- Heat Treatment Of Articles (AREA)
- Butt Welding And Welding Of Specific Article (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
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Description
【発明の詳細な説明】
「産業上の利用分野」
本発明は、管内面取付溶接部の残留応力低減方法に係り
、特に、母管内面に部品等を溶接している場合の残留応
力を改善するものである。
、特に、母管内面に部品等を溶接している場合の残留応
力を改善するものである。
「従来の技術」
原子力発電関連プラント、各種エネルギ関連プラント、
化学プラント、火力発電プラント等には、その配管路の
途中に、サンプリング管、圧力検出用管、信号取り出し
管等が、管継手によって接続される場合がある。
化学プラント、火力発電プラント等には、その配管路の
途中に、サンプリング管、圧力検出用管、信号取り出し
管等が、管継手によって接続される場合がある。
沸騰水型原子炉における原子炉格納容器を例に取って、
第4図に基づいて説明すると、コンクリート製生体遮蔽
壁(原子炉建屋壁)■に囲まれた鋼製容器2の中に、原
子炉圧力容器3、原子炉ペデスタル4、原子炉遮蔽壁5
かそれぞれ収納されるとともに、ダイヤフラムフロア6
によって、ドライウェル7とサブレッノヨンチェンバ8
とか区画され、ドライウェル7に布設される主蒸気系配
管9には、その配管経路における破断事故時の最大蒸気
量を制限することと、蒸気流量を検出することとを目的
として、流量制限器10が設置されている。
第4図に基づいて説明すると、コンクリート製生体遮蔽
壁(原子炉建屋壁)■に囲まれた鋼製容器2の中に、原
子炉圧力容器3、原子炉ペデスタル4、原子炉遮蔽壁5
かそれぞれ収納されるとともに、ダイヤフラムフロア6
によって、ドライウェル7とサブレッノヨンチェンバ8
とか区画され、ドライウェル7に布設される主蒸気系配
管9には、その配管経路における破断事故時の最大蒸気
量を制限することと、蒸気流量を検出することとを目的
として、流量制限器10が設置されている。
該流量制限器10は、第5図に示すように、ラッパ管(
ベンチュリー管)状の絞り管11と、この絞り管11の
内部と主蒸気系配管(母管)9の外部とを連通させる貫
通穴I2及び連通管13と、該連通管13の外側に位置
して貫通穴12を外側に延長するように、母管9の外壁
に取り付けられるカップリング14と、カップリング1
4に接続されて内部圧力信号を所望箇所まで導く流量検
出管15と、母管9に絞り管11を固定するとともに連
通管13を貫通させている固定リング16と、母管9と
絞り管11との間に形成され蒸気の挿通がなされない停
滞部17と、母管9と固定リング16とを一体化する溶
接s wとを有する構造である。なお、第5図の各矢印
は流体の流れる方向を示している。
ベンチュリー管)状の絞り管11と、この絞り管11の
内部と主蒸気系配管(母管)9の外部とを連通させる貫
通穴I2及び連通管13と、該連通管13の外側に位置
して貫通穴12を外側に延長するように、母管9の外壁
に取り付けられるカップリング14と、カップリング1
4に接続されて内部圧力信号を所望箇所まで導く流量検
出管15と、母管9に絞り管11を固定するとともに連
通管13を貫通させている固定リング16と、母管9と
絞り管11との間に形成され蒸気の挿通がなされない停
滞部17と、母管9と固定リング16とを一体化する溶
接s wとを有する構造である。なお、第5図の各矢印
は流体の流れる方向を示している。
[発明が解決しようとする課題」
このように母管9の内面に溶接F4wが形成されている
と、溶接部Wを形成する場合に、溶融状態の溶接金属か
凝固するときに収縮が伴うことに基ついて、その近傍に
引っ張り残留応力が残され易くなる。そして、母管9の
部分は、いわゆる耐圧部材であるために、特に、機械的
強度の優れた材料5TS49材等によって構成されてい
るが、その内面に剛性の高い固定リングI6が一体に設
けられていると、高温流体挿通時の熱過渡現象や温度差
の発生等により、第6図に示すように、母管9の内面に
おける溶接SWの近傍に引っ張り応力が付与され、亀裂
等の欠陥部Xが発生する原因となり得るため、十分な信
頼性を確保することが要求される。
と、溶接部Wを形成する場合に、溶融状態の溶接金属か
凝固するときに収縮が伴うことに基ついて、その近傍に
引っ張り残留応力が残され易くなる。そして、母管9の
部分は、いわゆる耐圧部材であるために、特に、機械的
強度の優れた材料5TS49材等によって構成されてい
るが、その内面に剛性の高い固定リングI6が一体に設
けられていると、高温流体挿通時の熱過渡現象や温度差
の発生等により、第6図に示すように、母管9の内面に
おける溶接SWの近傍に引っ張り応力が付与され、亀裂
等の欠陥部Xが発生する原因となり得るため、十分な信
頼性を確保することが要求される。
従来、溶接継手の残留応力を低減する方法として、金属
管を焼鈍する方法があるが、焼鈍温度及び焼鈍時間が例
えば615℃及び15時間程度であっても、母管9に取
り付けられている絞り管11や連通管13等の材質が例
えば5US304材であると、加熱された箇所の組織が
鋭敏化する新たな恐れが生じるとともに、焼鈍処理を行
なうことによって、母管9の機械的強度が低下すること
もあり得る。
管を焼鈍する方法があるが、焼鈍温度及び焼鈍時間が例
えば615℃及び15時間程度であっても、母管9に取
り付けられている絞り管11や連通管13等の材質が例
えば5US304材であると、加熱された箇所の組織が
鋭敏化する新たな恐れが生じるとともに、焼鈍処理を行
なうことによって、母管9の機械的強度が低下すること
もあり得る。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、母
管内面の溶接部近傍における欠陥部の発生を防止可能と
し、また、残留応力改善作業実施時の施工性を向上させ
るとともに、改善効果の程度の確認を容易にするもので
ある。
管内面の溶接部近傍における欠陥部の発生を防止可能と
し、また、残留応力改善作業実施時の施工性を向上させ
るとともに、改善効果の程度の確認を容易にするもので
ある。
「課題を解決するための手段」
かかる課題を解決するため三つの手段を提案している。
第1の手段は、母管内面に剛性部材を取り付けている溶
接部近傍の残留応力を改善する方法であって、溶接部か
ら管軸方向に離間した母管壁の表面に、溶接ビードを重
畳して肉盛り部を形成し、該肉盛り部の収縮力によって
母管の管壁の一部を変位させ、前記溶接部近傍における
母管の内面に圧縮方向の残留応力を付与することを特徴
とする管内面取付溶接部の残留応力低減方法としている
。
接部近傍の残留応力を改善する方法であって、溶接部か
ら管軸方向に離間した母管壁の表面に、溶接ビードを重
畳して肉盛り部を形成し、該肉盛り部の収縮力によって
母管の管壁の一部を変位させ、前記溶接部近傍における
母管の内面に圧縮方向の残留応力を付与することを特徴
とする管内面取付溶接部の残留応力低減方法としている
。
第2の手段は、溶接部の中心から肉盛り部の縁部まての
離間距離が(L)、母管の平均半径が(a)、母管壁の
厚さか(h)であるとき、 L≧0.6(a h )” −−(i )L+
W≦ 18(a h )0・5−−1ii )の条
件を満たす構成を第1の手段に付加した管内面取付溶接
部の残留応力低減方法としている。
離間距離が(L)、母管の平均半径が(a)、母管壁の
厚さか(h)であるとき、 L≧0.6(a h )” −−(i )L+
W≦ 18(a h )0・5−−1ii )の条
件を満たす構成を第1の手段に付加した管内面取付溶接
部の残留応力低減方法としている。
第3の手段は、溶接部の中心から肉盛り部の縁部までの
離間距離が(L)、母管壁の厚さ・が(h)であるとき
、 L≧2×h ・・・・・・(iii)
の条件を満たす構成を第1の手段または第2の手段に付
加した管内面取付溶接部の残留応力低減方法としている
。
離間距離が(L)、母管壁の厚さ・が(h)であるとき
、 L≧2×h ・・・・・・(iii)
の条件を満たす構成を第1の手段または第2の手段に付
加した管内面取付溶接部の残留応力低減方法としている
。
「作用」
第1の手段にあっては、溶接部から離間した母管壁の表
面に、溶接ビードの重畳によって肉盛り部を形成すると
、肉盛り部の熱収縮にとしなって、肉盛り部の直下の管
壁か半径方向内方に押され、この変位が溶接部近傍にお
ける母管の内面に及ぶことにより、母管の内面に圧縮方
向の残留応力を付与するものである。
面に、溶接ビードの重畳によって肉盛り部を形成すると
、肉盛り部の熱収縮にとしなって、肉盛り部の直下の管
壁か半径方向内方に押され、この変位が溶接部近傍にお
ける母管の内面に及ぶことにより、母管の内面に圧縮方
向の残留応力を付与するものである。
第2の手段にあっても、第1の手段に準じて母管の内面
に圧縮方向の残留応力を付与するものであるが、(i)
(ii)式の条件を満たす場合に、圧縮方向への移行が
効果的に現れる。
に圧縮方向の残留応力を付与するものであるが、(i)
(ii)式の条件を満たす場合に、圧縮方向への移行が
効果的に現れる。
第3の手段にあっては、第1の手段及び第2の手段に準
じて、母管の内面に圧縮方向の残留応力を付与すること
に加えて、肉盛り部と溶接部との間に位置する母管表面
が解放され、超音波探傷試験等の検査域を供給するもの
である。
じて、母管の内面に圧縮方向の残留応力を付与すること
に加えて、肉盛り部と溶接部との間に位置する母管表面
が解放され、超音波探傷試験等の検査域を供給するもの
である。
「実施例」
第1図ないし第3図は、本発明に係る管内面取付溶接部
の残留応力低減方法を第5図に示した流量制限器10の
箇所の溶接部Wに適用した一実施例を示している。
の残留応力低減方法を第5図に示した流量制限器10の
箇所の溶接部Wに適用した一実施例を示している。
該−実施例では、母管9が炭素鋼管(5TS49材)で
あり、大きさか650A(外径 660.4mmX管壁
厚さ33.3+nm )である。そして、母管9の内面
に、溶接部Wによって取り付けられている剛性部材16
が、おおよそ管軸方向寸法100mmX半径方向厚さ
120II1mの525C材であるとする。
あり、大きさか650A(外径 660.4mmX管壁
厚さ33.3+nm )である。そして、母管9の内面
に、溶接部Wによって取り付けられている剛性部材16
が、おおよそ管軸方向寸法100mmX半径方向厚さ
120II1mの525C材であるとする。
また、母管9の内部に水を介在させた状態で、第1図に
示すように、溶接部Wから母管9の管軸方向両側に離間
した母管壁の表面に、溶接ヒートを重畳させた肉盛り部
21を形成することによって、母管9の管壁に第2図に
示すような変位を付与する。
示すように、溶接部Wから母管9の管軸方向両側に離間
した母管壁の表面に、溶接ヒートを重畳させた肉盛り部
21を形成することによって、母管9の管壁に第2図に
示すような変位を付与する。
発明者等の研究によれば、鋼管の表面に溶接金属を肉盛
りしたときの管の内面の応力及び変形は、管壁厚さが1
5mm以上であるものに対して、25キロジユール/C
+a以下の入熱で溶接を行なうと、残留応力が第3図(
A)(B)に示すような応力分布を示すことが知見され
た。
りしたときの管の内面の応力及び変形は、管壁厚さが1
5mm以上であるものに対して、25キロジユール/C
+a以下の入熱で溶接を行なうと、残留応力が第3図(
A)(B)に示すような応力分布を示すことが知見され
た。
即・ち、肉盛り部21の中心近傍では、半径方向に収縮
が生じることによって、第3図(B)に示すように、内
面の周方向応力が軸方向の距離3π/4βの範囲におい
て圧縮となる。しかし、軸方向応力は、肉盛り部21の
中心極近て引っ張りになるが、軸方向の距離π/4βの
範囲を越えると、圧縮に転じる。
が生じることによって、第3図(B)に示すように、内
面の周方向応力が軸方向の距離3π/4βの範囲におい
て圧縮となる。しかし、軸方向応力は、肉盛り部21の
中心極近て引っ張りになるが、軸方向の距離π/4βの
範囲を越えると、圧縮に転じる。
したかって、軸方向の距離π/4βないし3π/4βの
範囲では、周方向及び軸方向ともに圧縮残留応力とする
ことができる。
範囲では、周方向及び軸方向ともに圧縮残留応力とする
ことができる。
ただし、βは管の剛性パラメータであり、これから、ν
=0.3とすると、 β= 1.285/ (a h )”−−−−(iv
)となる。
=0.3とすると、 β= 1.285/ (a h )”−−−−(iv
)となる。
このような肉盛り部21を、第1図に示すように溶接部
Wをはさんでその両側に形成し、かつ、軸方向の距離π
/4βないし3π/4βの範囲が重複するように設定す
ると、残留応力改善効果が高くなることが明らかである
。
Wをはさんでその両側に形成し、かつ、軸方向の距離π
/4βないし3π/4βの範囲が重複するように設定す
ると、残留応力改善効果が高くなることが明らかである
。
前述した一実施例における母管9について、般式で表す
と、溶接部Wの中心から肉盛り部21の縁部までの離間
距離が(L)、母管9の平均半径が(a)、母管壁の厚
さが(h)、肉盛り部21の軸方向の寸法(幅)が(W
)であるときには、L≧[1,6(a h )”
−−(i )L+w≦1.8(a h )” −
−(ii )の条件を満たすようにするとよい。
と、溶接部Wの中心から肉盛り部21の縁部までの離間
距離が(L)、母管9の平均半径が(a)、母管壁の厚
さが(h)、肉盛り部21の軸方向の寸法(幅)が(W
)であるときには、L≧[1,6(a h )”
−−(i )L+w≦1.8(a h )” −
−(ii )の条件を満たすようにするとよい。
さらに、溶接部Wの健全性を確認するために、母管9の
表面側から、超音波探傷試験を実施するものとして、超
音波の照射角度45度を考慮した場合、肉盛り部21と
溶接部Wとの間に位置する母管9の表面が検査域として
解放状態となっていればよく、この場合には、 L≧2xh ・・・・・・(iii)
の条件を満たすようにすればよい。
表面側から、超音波探傷試験を実施するものとして、超
音波の照射角度45度を考慮した場合、肉盛り部21と
溶接部Wとの間に位置する母管9の表面が検査域として
解放状態となっていればよく、この場合には、 L≧2xh ・・・・・・(iii)
の条件を満たすようにすればよい。
一方、肉盛り部21の高さ(b)は、溶接ビードが1層
であっても効果が生じるか、改善効果を確実なものとす
るためには、母管9の寸法に応じた高さ(b)とする必
要があり、 v−b≧h・(a−h )”’/10・・・・・lv
)の条件を満たすようにすればよい。
であっても効果が生じるか、改善効果を確実なものとす
るためには、母管9の寸法に応じた高さ(b)とする必
要があり、 v−b≧h・(a−h )”’/10・・・・・lv
)の条件を満たすようにすればよい。
外径660.4mmX管壁厚さ33.3mmの管につい
て試算すると、 w−b≧ 343 mm” となる。
て試算すると、 w−b≧ 343 mm” となる。
したかって、v=−50mmとすると、b=7mm程度
となり、通常の場合には、2〜3の溶接ビード層を形成
するとよい。
となり、通常の場合には、2〜3の溶接ビード層を形成
するとよい。
[他の実施例]
以上の一実施例における説明では、流量制限器10の箇
所の溶接部Wに適用したものとしたが、母管9の内面に
剛性を有する部材を溶接によって取り付けている構造物
について応用することができる。
所の溶接部Wに適用したものとしたが、母管9の内面に
剛性を有する部材を溶接によって取り付けている構造物
について応用することができる。
また、このような構造物であれば、母管9の内外両方を
空気等の雰囲気とすることによっても、内面の残留応力
改善を実施することができる。
空気等の雰囲気とすることによっても、内面の残留応力
改善を実施することができる。
「発明の効果」
以上説明したように、第1の発明、つまり、請求項(1
)に係る管内面取付溶接部の残留応力低減方法は、溶接
部から離間した母管壁の表面に、肉盛り部を形成し、そ
の収縮力によって管壁を変位させて、溶接部近傍におけ
る母管の内面に圧縮方向の残留応力を付与するものであ
るから、母管内面に部品等を溶接している場合の残留応
力を改善し、欠陥部の発生を防止することができる。ま
た、肉盛り部の形成に際して母管の内部の流体の有無や
、母管の周囲の環境に左右されることがなく、残留応力
改善作業実施時の施工性を向上させることかできる。さ
らに、必要箇所に肉盛り部を形成するものであるから、
応用性が高く母管内面に直接溶接部が形成されている多
くの構造物に適用することができる。
)に係る管内面取付溶接部の残留応力低減方法は、溶接
部から離間した母管壁の表面に、肉盛り部を形成し、そ
の収縮力によって管壁を変位させて、溶接部近傍におけ
る母管の内面に圧縮方向の残留応力を付与するものであ
るから、母管内面に部品等を溶接している場合の残留応
力を改善し、欠陥部の発生を防止することができる。ま
た、肉盛り部の形成に際して母管の内部の流体の有無や
、母管の周囲の環境に左右されることがなく、残留応力
改善作業実施時の施工性を向上させることかできる。さ
らに、必要箇所に肉盛り部を形成するものであるから、
応用性が高く母管内面に直接溶接部が形成されている多
くの構造物に適用することができる。
第2の発明、つまり、請求項(2)に係る管内面取付溶
接部の残留応力低減方法によれば、加熱範囲、母管の大
きさ、母管壁の厚さ等の条件を加味して応力改善処理が
行なわれるので、第1の発明による効果に加えて、母管
内面の残留応力を効果的に圧縮方向に移行させて、残留
応力改善効果を確実なものとすることができる。そして
、各条件の通りに肉盛り部が形成されているか否かを寸
法等によって判別することにより、残留応力改善効果の
確認を容易に行なうことができる。
接部の残留応力低減方法によれば、加熱範囲、母管の大
きさ、母管壁の厚さ等の条件を加味して応力改善処理が
行なわれるので、第1の発明による効果に加えて、母管
内面の残留応力を効果的に圧縮方向に移行させて、残留
応力改善効果を確実なものとすることができる。そして
、各条件の通りに肉盛り部が形成されているか否かを寸
法等によって判別することにより、残留応力改善効果の
確認を容易に行なうことができる。
第3の発明、つまり、請求項(3)に係る管内面取付溶
接部の残留応力低減方法によれば、溶接部の中心から肉
盛り部の縁部までの離間距離が、母管壁の厚さに関連し
て設定されることによって、第1の発明及び第2の発明
による圧縮方向の残留応力を付与する効果に加えて、肉
盛り部と溶接部との間の母管表面を解放して、超音波探
傷試験等の検査域を提供し、母管の健全性の維持を確実
なものとすることができる。
接部の残留応力低減方法によれば、溶接部の中心から肉
盛り部の縁部までの離間距離が、母管壁の厚さに関連し
て設定されることによって、第1の発明及び第2の発明
による圧縮方向の残留応力を付与する効果に加えて、肉
盛り部と溶接部との間の母管表面を解放して、超音波探
傷試験等の検査域を提供し、母管の健全性の維持を確実
なものとすることができる。
第1図は本発明に係る管内面取付溶接部の残留応力低減
方法の一実施例を示す要部の正断面図、第2図は第1図
例の処理による母管の変位を示す正断面図、第3図(A
)は第1図例に準じて母管に肉盛り部を形成した場合の
軸方向応力分布図、第3図(B)は第1図例に準じて母
管に肉盛り部を形成した場合の周方向応力分布図、第4
図は沸騰水型原子炉の原子炉格納容器の例を示す正断面
図、第5図は第4図における鎖線v部分の拡大断面図、
第6図は第5図例の溶接部における欠陥部発生状態のモ
デル図である。 W・・・・・・溶接部、X・・・・・欠陥部、9・・・
・主蒸気系配管(母管)、10・・・・流量制限器、1
1・・・・絞り管、12・・・・・貫通穴、13・・・
・・連通管、14・・・カップリング、15・・・・・
・流量検出管、16・・・固定リング(剛性部材)、1
7・・・・・停滞部、21・・・・・肉盛り部、22・
・・・超音波探触子。 出願人 石川島播磨重工業株式会社 第1図 第4図
方法の一実施例を示す要部の正断面図、第2図は第1図
例の処理による母管の変位を示す正断面図、第3図(A
)は第1図例に準じて母管に肉盛り部を形成した場合の
軸方向応力分布図、第3図(B)は第1図例に準じて母
管に肉盛り部を形成した場合の周方向応力分布図、第4
図は沸騰水型原子炉の原子炉格納容器の例を示す正断面
図、第5図は第4図における鎖線v部分の拡大断面図、
第6図は第5図例の溶接部における欠陥部発生状態のモ
デル図である。 W・・・・・・溶接部、X・・・・・欠陥部、9・・・
・主蒸気系配管(母管)、10・・・・流量制限器、1
1・・・・絞り管、12・・・・・貫通穴、13・・・
・・連通管、14・・・カップリング、15・・・・・
・流量検出管、16・・・固定リング(剛性部材)、1
7・・・・・停滞部、21・・・・・肉盛り部、22・
・・・超音波探触子。 出願人 石川島播磨重工業株式会社 第1図 第4図
Claims (3)
- (1)母管内面に剛性部材を取り付けている溶接部近傍
の残留応力を改善する方法であって、溶接部から管軸方
向に離間した母管壁の表面に、溶接ビードを重畳して肉
盛り部を形成し、該肉盛り部の収縮力によって母管の管
壁の一部を変位させ、前記溶接部近傍における母管の内
面に圧縮方向の残留応力を付与することを特徴とする管
内面取付溶接部の残留応力低減方法。 - (2)溶接部の中心から肉盛り部の縁部までの離間距離
が(L)、母管の平均半径が(a)、母管壁の厚さが(
h)であるとき、 L≧0.6(ah)^0.5・・・ ・・・(i)L+
w≦1.8(ah)^0.5・・・ ・・・(ii)の
条件を満たすことを特徴とする請求項(1)記載の管内
面取付溶接部の残留応力低減方法。 - (3)溶接部の中心から肉盛り部の縁部までの離間距離
が(L)、母管壁の厚さが(h)であるとき、L≧2×
h・・・ ・・・(iii) の条件を満たすことを特徴とする請求項(1)または請
求項(2)記載の管内面取付溶接部の残留応力低減方法
。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25461390A JP2969882B2 (ja) | 1990-09-25 | 1990-09-25 | 管内面取付溶接部の残留応力低減方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25461390A JP2969882B2 (ja) | 1990-09-25 | 1990-09-25 | 管内面取付溶接部の残留応力低減方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04135067A true JPH04135067A (ja) | 1992-05-08 |
| JP2969882B2 JP2969882B2 (ja) | 1999-11-02 |
Family
ID=17267470
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP25461390A Expired - Fee Related JP2969882B2 (ja) | 1990-09-25 | 1990-09-25 | 管内面取付溶接部の残留応力低減方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2969882B2 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009012030A (ja) * | 2007-07-03 | 2009-01-22 | Hitachi Ltd | 配管内面の残留応力改善方法、内面の残留応力を改善した配管 |
| EP1731824A3 (en) * | 2005-06-07 | 2009-05-06 | Doosan Babcock Energy Limited | Method of Impeding Crack Propagation |
| WO2016052722A1 (ja) * | 2014-10-03 | 2016-04-07 | 新日鐵住金株式会社 | 溶接構造部材及びその製造方法 |
| JP2023000606A (ja) * | 2021-06-18 | 2023-01-04 | 日立Geニュークリア・エナジー株式会社 | 容器又は配管接続機構 |
-
1990
- 1990-09-25 JP JP25461390A patent/JP2969882B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1731824A3 (en) * | 2005-06-07 | 2009-05-06 | Doosan Babcock Energy Limited | Method of Impeding Crack Propagation |
| JP2009012030A (ja) * | 2007-07-03 | 2009-01-22 | Hitachi Ltd | 配管内面の残留応力改善方法、内面の残留応力を改善した配管 |
| WO2016052722A1 (ja) * | 2014-10-03 | 2016-04-07 | 新日鐵住金株式会社 | 溶接構造部材及びその製造方法 |
| CN106794554A (zh) * | 2014-10-03 | 2017-05-31 | 新日铁住金株式会社 | 焊接结构构件以及其制造方法 |
| JPWO2016052722A1 (ja) * | 2014-10-03 | 2017-06-29 | 新日鐵住金株式会社 | 溶接構造部材及びその製造方法 |
| CN106794554B (zh) * | 2014-10-03 | 2019-08-27 | 日本制铁株式会社 | 焊接结构构件以及其制造方法 |
| US10688580B2 (en) | 2014-10-03 | 2020-06-23 | Nippon Steel Corporation | Welded structure member and manufacturing method thereof |
| JP2023000606A (ja) * | 2021-06-18 | 2023-01-04 | 日立Geニュークリア・エナジー株式会社 | 容器又は配管接続機構 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2969882B2 (ja) | 1999-11-02 |
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