JPH04135465U - プラスチツク容器 - Google Patents
プラスチツク容器Info
- Publication number
- JPH04135465U JPH04135465U JP4875391U JP4875391U JPH04135465U JP H04135465 U JPH04135465 U JP H04135465U JP 4875391 U JP4875391 U JP 4875391U JP 4875391 U JP4875391 U JP 4875391U JP H04135465 U JPH04135465 U JP H04135465U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- container
- flange
- container body
- plastic
- film
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
- Packages (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 容器本体12の側面部12A に隙間14をあけてフ
ランジ15を延在して形成し、このフランジ15の少なくと
も下部15A を含んで容器本体12の側面部12A の周囲にP
VC等より成るシュリンクフィルム16を巻装する。この
容器11において、フランジ15の開口部13からフランジ下
端15B までの長さは、容器本体12の高さの1/4〜2/
3とするのが適当である。 【効果】 断熱性を有すると共に、展開倍率の大きな深
絞り容器の成形にも適し、かつコスト的にも安価なプラ
スチック容器が得られる。
ランジ15を延在して形成し、このフランジ15の少なくと
も下部15A を含んで容器本体12の側面部12A の周囲にP
VC等より成るシュリンクフィルム16を巻装する。この
容器11において、フランジ15の開口部13からフランジ下
端15B までの長さは、容器本体12の高さの1/4〜2/
3とするのが適当である。 【効果】 断熱性を有すると共に、展開倍率の大きな深
絞り容器の成形にも適し、かつコスト的にも安価なプラ
スチック容器が得られる。
Description
【0001】
本考案は、例えば高温の食品が入ったまま手で持つのに適したプラスチック容
器に関する。
【0002】
例えば、電子レンジの普及に伴って、中身の食品と共に加熱できるプラスチッ
ク容器が開発され、電子レンジに食品を容器ごと入れて加熱した後、この容器の
まま中の食品を食べている。
このようなプラスチック容器では、電子レンジの高温加熱に対する耐熱性と共
に、加熱後、高温の食品が入った状態の容器を手で持つ際の断熱性が要求される
。
【0003】
従来、例えば特公昭40-7385 号公報によれば、2重側壁を有する底深の容器の
真空成形方法が提案されている。この真空成形方法によって得られた容器は、そ
のフランジ(外側の側壁)が、容器本体の下面に達する長さを有し、このフラン
ジと容器本体との間に形成された空気層によって断熱性を得ている。
【0004】
上記特公昭40-7385 号公報に係る容器の場合、フランジが容器本体の下面に達
する程長いため、展開倍率(容器表面積/容器開口部面積)が3以上の深絞り容
器は成形しにくいという問題点がある。また、真空成形でフランジを形成するた
め、開口部の径より底部の径の方が大きい円錐台形状となって、ハンドリング性
が劣り、かつ外観も悪くなるというデザイン上の欠点もある。
【0005】
なお、前記断熱のためのフランジを形成する代わりに、容器本体を発泡スチロ
ール樹脂のような発泡プラスチックで成形することにより断熱性を持たせた容器
も実用化されているが、コスト的に高いものとなっている。
そこで、本考案は、断熱性を有すると共に、展開倍率の大きな深絞り容器の成
形にも適し、かつコスト的にも安価なプラスチック容器を提供することを目的と
する。
【0006】
本考案に係るプラスチック容器は、容器本体の側面部に沿って隙間をあけてフ
ランジを延在して形成し、このフランジの少なくとも下部を含んで前記容器本体
の側面部の周囲にプラスチックフィルムを巻装したことを特徴とする。
前記容器本体の材質は任意であり、一般に使用されているものが使用可能であ
る。例えば、PP(ポリプロピレン)、PET(ポリエチレンテレフタレート)
、PE(ポリエチレン)、PS(ポリスチレン)等を挙げることができる。
前記プラスチックフィルムの材質も任意であるが、シュリンク(収縮性)フィ
ルムの使用が密着性の点から好ましい。例えば、PVC(ポリ塩化ビニル)、P
P等より成るシュリンクフィルムを挙げることができる。
【0007】
この容器において、フランジの容器開口部からフランジ下端までの長さは、例
えば容器本体の高さの1/4〜2/3とするのが適当であり、2/3より大きい
と展開倍率が3以上の深絞り容器が成形しにくくなり、また1/4より小さいと
手で持ちにくくなる。
なお、蓋は必要に応じて設けてもよく、この材質も一般に使用されているもの
が使用可能である。例えば、PET、ナイロン、PP、PE、Al等の単層フィ
ルム及びこれらの単層フィルムの積層体を挙げることができる。
【0008】
本考案に係るプラスチック容器では、容器を持つ際、手が触れる部分であるフ
ランジと容器本体との間に隙間が形成されているため、この隙間の空気層が断熱
層となって、良好な断熱性を有する容器が得られるようになる。
このような構成で断熱性を持たせているため、容器本体に発泡プラスチック等
の高価な断熱材を使用して断熱性を持たせる必要がなくなり、容器本体とフラン
ジのいずれも比較的安価な材料を使用でき、容器価格の低減化が可能になる。
【0009】
また、フランジの少なくとも下部を含んで容器本体の側面部の周囲にシュリン
クフィルムを巻装するようにしたため、フランジと容器本体との隙間が隠れて、
外観上も好ましいものとなる。
更に、フランジの容器開口部からフランジ下端までの長さを容器本体の高さの
1/4〜2/3としたことによって、手で持った際のハンドリング性の良好なも
のとなる。
【0010】
【実施例】実施例1
図1に示すように、本実施例に係るプラスチック容器11は、円筒形の容器本体
12と、その開口部13から側面部12A の外側に屈曲し、側面部12A に沿って若干の
隙間14をあけて形成されたフランジ15と、このフランジ15の下部15A を含んで容
器本体12の側面部12A の周囲に巻装されたプラスチックフィルム16とを有して構
成されている。この容器本体12は、3倍の展開倍率で成形されたものである。
この容器11では、フランジ15の開口部13からフランジ下端15B までの長さは、
容器本体12の高さの略2/5となっている。
前記容器本体12とフランジ15は、厚さ 1.6mmの同じPPシートより成っている
。
【0011】
前記プラスチックフィルム16は、PVCシュリンクフィルムより成り、厚さは
50μm である。
このプラスチック容器11を使用し、次の要領で断熱性についての試験を行った
。
即ち、容器11内に 100℃のたれを入れ、容器11を手で持った場合、何時間継続
して持っていられるかを測った。これを10人の被験者がそれぞれ行い、その平均
時間を算出した。これをグリップ時間という。但し、最長 120秒まで測定し、そ
れ以上は何秒でもグリップ可能であった。
この実施例に係る容器11の場合、グリップ時間は、 120秒であった。
【0012】実施例2〜4
各実施例に係るプラスチック容器11は、実施例1と同様の構造を有するが、材
質又は展開倍率のみを下記のように変更したものである。そして、各実施例に係
るプラスチック容器11についても、実施例1と同様の断熱性試験を行った。
即ち、実施例2の場合、容器本体12とプラスチックフィルム16は、実施例1と
同じであるが、展開倍率のみを4としたものである。この容器11の場合、グリッ
プ時間は、 120秒であった。
【0013】
実施例3の場合、展開倍率は実施例1と同じであるが、容器本体12がタルクが
添加されたPPシートより成り、またプラスチックフィルム16がPPシュリンク
フィルムより成る。この容器11の場合、グリップ時間は、 120秒であった。
実施例4の場合、材質は実施例3と同じであるが、展開倍率のみを4としたも
のである。この容器11の場合、グリップ時間は、 120秒であった。
【0014】
上記実施例1〜4に係るプラスチック容器11によれば、容器11を持つ際、手が
触れる部分であるフランジ15と容器本体12との間に隙間14が形成されているため
、この隙間14の空気層が断熱層となって、断熱性試験のグリップ時間が示す通り
、良好な断熱性を有していることがわかる。
従って、容器本体12自体に発泡プラスチック等の高価な断熱材を使用して断熱
性を持たせる必要がなくなり、容器本体12とフランジ15のいずれにも比較的安価
な材料を使用して、容器価格を低減化させることができる。
【0015】
また、フランジ15の下部15A を含んで容器本体12の側面部12A の周囲にシュリ
ンクフィルム16を巻装したため、フランジ15と容器本体12との隙間が隠れて外部
から見えなくなり、外観上も好ましいものとなる。
フランジ15の容器開口部13からフランジ下端15B までの長さを容器本体12の高
さの略2/5としたことにより、手で持った際のハンドリング性が良好になる。
更に、実施例2,4のように、展開倍率を4倍にした深絞りの容器11であって
も、支障なく成形することができる。
【0016】比較例1
図2に示すように、この比較例に係るプラスチック容器1は、逆円錐台形状の
容器本体2より成る。この容器本体2は、PPシート(厚さ 1.6mm)より成り、
展開倍率は3倍である。
この比較例に係るプラスチック容器1についても、実施例1と同様の断熱性試
験を行った。その結果、グリップ時間は、5秒であった。
【0017】比較例2
図2に示すように、この比較例に係るプラスチック容器1は、逆円錐台形状の
容器本体2と、この容器本体2の側面部12A の周囲に積層するようにして形成さ
れたフィルム3とで構成される。
前記容器本体2は、PPシート(厚さ 1.6mm)より成り、また前記フィルム3
は、PVCシュリンクフィルム(厚さ50μm )より成るものである。
この容器1の場合、グリップ時間は、5秒であった。
【0018】比較例3〜5
各比較例に係るプラスチック容器1は、比較例2と同様の構造を有するが、材
質のみを下記のように変更したものである。そして、各比較例の容器1について
も断熱性試験を行った。
即ち、比較例3の場合、容器本体2は、タルクが添加されたPPシート(厚さ
1.0mm)より成り、また前記フィルム3は、PPシュリンクフィルム(厚さ20μ
m )より成るものである。この容器1の場合、グリップ時間は、5秒であった。
【0019】
比較例4の場合、容器本体2は、PPシート(厚さ 1.6mm)より成り、また前
記フィルム3は、発泡性PPシュリンクフィルム(厚さ 260μm )より成るもの
である。この容器1の場合、グリップ時間は、15秒であった。
比較例5の場合、容器本体2は、PPシート(厚さ 1.6mm)より成り、また前
記フィルム3は、発泡性PSシュリンクフィルム(厚さ 300μm )より成るもの
である。この容器1の場合、グリップ時間は、45秒であった。
【0020】
上記比較例1によれば、容器1が、PPシートの容器本体2より成るため、グ
リップ時間が示すように、断熱性が不良であることがわかる。
また、比較例2,3によれば、容器本体2の上にフィルム3を積層しているが
、フィルム3が断熱性を有していないため、依然としてグリップ時間の向上は見
られない。
更に、比較例4,5によれば、容器本体1の上に断熱性を有するフィルム3を
積層しているため、比較例2,3と比べて、グリップ時間の向上が見られるもの
の、実施例と比べると断熱性が劣っていることがわかる。
【0021】
本考案によれば、断熱性を有すると共に、展開倍率の大きな深絞り容器の成形
にも適し、かつコスト的にも安価なプラスチック容器が得られる。
【図1】本考案の実施例に係るプラスチック容器の断面
図である。
図である。
【図2】比較例に係るプラスチック容器の断面図であ
る。
る。
11 プラスチック容器
12 容器本体
12A 容器本体の側面部
13 容器開口部
14 隙間
15 フランジ
15A フランジの下部
15B フランジの下端
16 プラスチックフィルム
Claims (3)
- 【請求項1】 容器本体の側面部に沿って隙間をあけて
フランジを延在して形成し、このフランジの少なくとも
下部を含んで前記容器本体の側面部の周囲にプラスチッ
クフィルムを巻装したことを特徴とするプラスチック容
器。 - 【請求項2】 前記フランジの容器開口部からフランジ
下端までの長さを容器本体の高さの1/4〜2/3とし
たことを特徴とする請求項1記載のプラスチック容器。 - 【請求項3】 前記プラスチックフィルムをシュリンク
フィルムとしたことを特徴とする請求項1又は2記載の
プラスチック容器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4875391U JPH04135465U (ja) | 1991-05-30 | 1991-05-30 | プラスチツク容器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4875391U JPH04135465U (ja) | 1991-05-30 | 1991-05-30 | プラスチツク容器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04135465U true JPH04135465U (ja) | 1992-12-16 |
Family
ID=31927043
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4875391U Pending JPH04135465U (ja) | 1991-05-30 | 1991-05-30 | プラスチツク容器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04135465U (ja) |
-
1991
- 1991-05-30 JP JP4875391U patent/JPH04135465U/ja active Pending
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19971028 |