JPH0413580Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0413580Y2 JPH0413580Y2 JP16663085U JP16663085U JPH0413580Y2 JP H0413580 Y2 JPH0413580 Y2 JP H0413580Y2 JP 16663085 U JP16663085 U JP 16663085U JP 16663085 U JP16663085 U JP 16663085U JP H0413580 Y2 JPH0413580 Y2 JP H0413580Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- valve
- pressure side
- refrigerant
- compressor
- evaporator
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000003507 refrigerant Substances 0.000 claims description 41
- 238000001816 cooling Methods 0.000 claims description 20
- 239000010687 lubricating oil Substances 0.000 description 19
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 5
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 230000002411 adverse Effects 0.000 description 3
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 2
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 2
- 238000005461 lubrication Methods 0.000 description 2
- 239000003595 mist Substances 0.000 description 2
- 239000000428 dust Substances 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000012528 membrane Substances 0.000 description 1
- 239000010726 refrigerant oil Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Safety Valves (AREA)
- Temperature-Responsive Valves (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(作業上の利用分野)
本考案は、自動車用空気調和装置の冷房サイク
ルに組み込まれる自動膨張弁の改良に関する。
ルに組み込まれる自動膨張弁の改良に関する。
(従来の技術)
第4図に示すように、一般に自動車用空気調和
装置に使用されている冷房サイクル1は、エンジ
ン(図示せず)によりベルト及びプーリ2及びマ
グネツトクラツチ2aを介して駆動されるコンプ
レツサ3と、このコンプレツサ3で断熱圧縮して
高温高圧となつたガス状冷媒を外部の空気と熱交
換して低温高圧の液状冷媒とするコンデンサ4
と、この液状冷媒を一時貯留して冷媒中の水分や
塵埃を取り除くリキツドタンク5と、この液状冷
媒を絞り膨脹して低圧霧状の冷媒とする膨張弁6
と、この低圧霧状の冷媒を気化させて車室内へ吹
き出す空気を冷却するエバポレータ7と、を有し
ている。
装置に使用されている冷房サイクル1は、エンジ
ン(図示せず)によりベルト及びプーリ2及びマ
グネツトクラツチ2aを介して駆動されるコンプ
レツサ3と、このコンプレツサ3で断熱圧縮して
高温高圧となつたガス状冷媒を外部の空気と熱交
換して低温高圧の液状冷媒とするコンデンサ4
と、この液状冷媒を一時貯留して冷媒中の水分や
塵埃を取り除くリキツドタンク5と、この液状冷
媒を絞り膨脹して低圧霧状の冷媒とする膨張弁6
と、この低圧霧状の冷媒を気化させて車室内へ吹
き出す空気を冷却するエバポレータ7と、を有し
ている。
このような冷房サイクル1に使用されるコンプ
レツサには、容量可変の斜板式コンプレツサが多
用されている(特開昭58−158382号公報参照)。
この斜板式コンプレツサは、シリンダにおける圧
縮室内の容量をコンプレツサの吸込圧に応じて変
化せしめて、コンプレツサの吐出量を変化させ、
コンプレツサの吸込圧が一定になるようにしたも
のである。
レツサには、容量可変の斜板式コンプレツサが多
用されている(特開昭58−158382号公報参照)。
この斜板式コンプレツサは、シリンダにおける圧
縮室内の容量をコンプレツサの吸込圧に応じて変
化せしめて、コンプレツサの吐出量を変化させ、
コンプレツサの吸込圧が一定になるようにしたも
のである。
(考案が解決しようとする問題点)
ところが、このような容量可変の斜板式コンプ
レツサでは、第5図に示す圧縮室8の内容積を変
化させるために、駆動斜板9の駆動軸10に対す
る傾斜角度を変化させているので、多数の摺動部
(スラスト軸受11、ラジアル軸受部12、ボー
ル軸受部13,14等)を必要とし、その潤滑性
の向上が問題となつていた。
レツサでは、第5図に示す圧縮室8の内容積を変
化させるために、駆動斜板9の駆動軸10に対す
る傾斜角度を変化させているので、多数の摺動部
(スラスト軸受11、ラジアル軸受部12、ボー
ル軸受部13,14等)を必要とし、その潤滑性
の向上が問題となつていた。
従来では、第5図に示すようにクランク室15
内のケーシング16の下部に潤滑油0を貯留して
おき、駆動軸10の回転に伴なう駆動棒10a及
び駆動斜板9の回転によりこの貯留してある潤滑
油0を跳ね上げ、各摺動部に跳ねかけるようにし
ているが、十分ではない。
内のケーシング16の下部に潤滑油0を貯留して
おき、駆動軸10の回転に伴なう駆動棒10a及
び駆動斜板9の回転によりこの貯留してある潤滑
油0を跳ね上げ、各摺動部に跳ねかけるようにし
ているが、十分ではない。
しかも、前記冷房サイクルではコンプレツサ3
から吐出される冷媒に潤滑油0が混入して吐出さ
れ、冷媒と一緒に冷房サイクル中を流れるので、
前記コンプレツサ3内に最も潤滑油0が必要とな
る冷房運転中に減少することになつている。
から吐出される冷媒に潤滑油0が混入して吐出さ
れ、冷媒と一緒に冷房サイクル中を流れるので、
前記コンプレツサ3内に最も潤滑油0が必要とな
る冷房運転中に減少することになつている。
特に、この潤滑油0がコンプレツサ3に帰還す
るのを妨げている要因は主として膨張弁6にあ
る。例えば外気温が低く、熱負荷が小さいときに
はエバポレータ7に流入する冷媒量を少なくする
ために膨張弁6はその開度を絞るが、このような
場合には冷媒がエバポレータ7中に流入しないの
みでなく、潤滑油0がエバポレータ7に流れ込ま
ない。特に、従来の膨張弁にはこのような状態で
の弁閉止時に冷媒をバイパスさせる構造とはなつ
ていない(実開昭54−49655号公報、実開昭55−
111068号公報参照)。その結果コンプレツサ3に
帰還する冷媒量は低減し、この冷媒とともに循環
する潤滑油0のコンプレツサ3に帰還する量も低
減することになる。
るのを妨げている要因は主として膨張弁6にあ
る。例えば外気温が低く、熱負荷が小さいときに
はエバポレータ7に流入する冷媒量を少なくする
ために膨張弁6はその開度を絞るが、このような
場合には冷媒がエバポレータ7中に流入しないの
みでなく、潤滑油0がエバポレータ7に流れ込ま
ない。特に、従来の膨張弁にはこのような状態で
の弁閉止時に冷媒をバイパスさせる構造とはなつ
ていない(実開昭54−49655号公報、実開昭55−
111068号公報参照)。その結果コンプレツサ3に
帰還する冷媒量は低減し、この冷媒とともに循環
する潤滑油0のコンプレツサ3に帰還する量も低
減することになる。
しかし、前述したような状態でも膨張弁6の絞
りを開けば潤滑油6はコンプレツサ3に戻るが、
冷媒もエバポレータ7に多量に流入することにな
るので、エバポレータ7が必要以上の冷房性能を
発揮し、自動車用空気調和装置として所望の温調
状態が得られなくなる虞れがある。
りを開けば潤滑油6はコンプレツサ3に戻るが、
冷媒もエバポレータ7に多量に流入することにな
るので、エバポレータ7が必要以上の冷房性能を
発揮し、自動車用空気調和装置として所望の温調
状態が得られなくなる虞れがある。
本考案は、このうよな実情に鑑みてなされたも
のであり、コンプレツサの潤滑油帰還を妨げてい
る膨張弁を改良して冷房性能に悪影響を与えるこ
となく潤滑油をコンプレツサに戻すことを目的と
する。
のであり、コンプレツサの潤滑油帰還を妨げてい
る膨張弁を改良して冷房性能に悪影響を与えるこ
となく潤滑油をコンプレツサに戻すことを目的と
する。
(問題点を解決するための手段)
かかる目的を達成するために、本考案は、ボー
ル弁が開閉する冷媒通路のスロート部をバイパス
するバイパス路をケース内に形成し、該バイパス
路に形成した弁座の高圧側開口と低圧側開口にそ
れぞれ弁体を設けるとともに両弁体を前記弁座の
両開口を閉塞するようにばねにより付勢し、この
ばねの弾発力を、前記両弁体にかかる高圧側の圧
力と低圧側の圧力の差が所定値より小さくなると
低圧側弁体が高圧側弁体を押圧して前記弁座を解
放するように設定したことを特徴とする。
ル弁が開閉する冷媒通路のスロート部をバイパス
するバイパス路をケース内に形成し、該バイパス
路に形成した弁座の高圧側開口と低圧側開口にそ
れぞれ弁体を設けるとともに両弁体を前記弁座の
両開口を閉塞するようにばねにより付勢し、この
ばねの弾発力を、前記両弁体にかかる高圧側の圧
力と低圧側の圧力の差が所定値より小さくなると
低圧側弁体が高圧側弁体を押圧して前記弁座を解
放するように設定したことを特徴とする。
(作用)
上述した手段を採用すれば、高圧側と低圧側の
圧力差が小さい低負荷時にボール弁が冷媒流路を
閉塞した状態でもバイパス通路が解放され、冷媒
とともに潤滑油をコンプレツサに戻し、コンプレ
ツサの摺動部を確実に潤滑することができること
になる。
圧力差が小さい低負荷時にボール弁が冷媒流路を
閉塞した状態でもバイパス通路が解放され、冷媒
とともに潤滑油をコンプレツサに戻し、コンプレ
ツサの摺動部を確実に潤滑することができること
になる。
(実施例)
以下、本考案の実施例について図面を参照して
説明する。
説明する。
第1図は本考案の実施例に係る自動膨張弁を示
す断面図であり、第2図は第1図の要部を示す拡
大断面図、第3図はバイパス弁を解放する状態を
示す説明図である。
す断面図であり、第2図は第1図の要部を示す拡
大断面図、第3図はバイパス弁を解放する状態を
示す説明図である。
一般に第4図に示すような冷房サイクル1に使
用される膨張弁6は、エバポレータ7の熱的負荷
の変動に応じて、必要冷房能力に合つた冷媒流量
を自動調節しつつ、冷媒の流量制御を行なうもの
であり、ケーシング20内には入口側流路21と
出口側流路22とが形成され、これらの入口側流
路21と出口側流路22とを結ぶ冷媒流路23中
には減径されたスロート弁25が設置されてい
る。入口側流路21は配管により第4図に示すコ
ンデンサ4にリキツドタンク5を介して接続され
出口側流路22は配管によりエバポレータ7に接
続されている。
用される膨張弁6は、エバポレータ7の熱的負荷
の変動に応じて、必要冷房能力に合つた冷媒流量
を自動調節しつつ、冷媒の流量制御を行なうもの
であり、ケーシング20内には入口側流路21と
出口側流路22とが形成され、これらの入口側流
路21と出口側流路22とを結ぶ冷媒流路23中
には減径されたスロート弁25が設置されてい
る。入口側流路21は配管により第4図に示すコ
ンデンサ4にリキツドタンク5を介して接続され
出口側流路22は配管によりエバポレータ7に接
続されている。
ケーシング20には均圧ケース26が取付けら
れ、この均圧ケース26内に設けられたダイアフ
ラム27の外側には圧力室28が形成されてい
る。この圧力室28はエバポレータ7の出口側に
取付けられ内部に冷媒が封入された感温筒29に
連通されており、感温筒29内の冷媒の温度変化
による圧力室28内の圧力変化によりダイアフラ
ム27が作動するようになつている。ダイヤフラ
ム27は作動棒30によりボール弁25に連結さ
れ、前記ダイアフラム27の膜動によりストロー
ク部24の弁開度を調節するようになつている。
このボール弁25に当接するリテーナ31と、出
口側流路22内にねじ止めされたばね押え32と
の間には、コイルばね33が設けられ、このコイ
ルばね33によりボール弁25にはスロート部2
4を閉じる方向の弾発力が付与されている。図示
する膨張弁6は内部均圧式膨張弁と呼ばれるタイ
プのものであり、ケーシング20に形成された連
通孔34によりダイアフラム27の内側と出口側
流路22とが連通されている。
れ、この均圧ケース26内に設けられたダイアフ
ラム27の外側には圧力室28が形成されてい
る。この圧力室28はエバポレータ7の出口側に
取付けられ内部に冷媒が封入された感温筒29に
連通されており、感温筒29内の冷媒の温度変化
による圧力室28内の圧力変化によりダイアフラ
ム27が作動するようになつている。ダイヤフラ
ム27は作動棒30によりボール弁25に連結さ
れ、前記ダイアフラム27の膜動によりストロー
ク部24の弁開度を調節するようになつている。
このボール弁25に当接するリテーナ31と、出
口側流路22内にねじ止めされたばね押え32と
の間には、コイルばね33が設けられ、このコイ
ルばね33によりボール弁25にはスロート部2
4を閉じる方向の弾発力が付与されている。図示
する膨張弁6は内部均圧式膨張弁と呼ばれるタイ
プのものであり、ケーシング20に形成された連
通孔34によりダイアフラム27の内側と出口側
流路22とが連通されている。
ボール弁25の開度は、圧力室28内のガスの
圧力により弁体25を開く方向に作用する力と、
連通孔34を介してダイアフラム27の内側に作
用する冷媒の圧力及びコイルばね33の弾発力に
よりボール弁25を閉じる方向に作用する力との
釣り合いによつて定まり、その開度に応じた流量
の冷媒がエバポレータ7内に流入することにな
る。
圧力により弁体25を開く方向に作用する力と、
連通孔34を介してダイアフラム27の内側に作
用する冷媒の圧力及びコイルばね33の弾発力に
よりボール弁25を閉じる方向に作用する力との
釣り合いによつて定まり、その開度に応じた流量
の冷媒がエバポレータ7内に流入することにな
る。
特に本実施例では、前記ボール弁25が開閉す
る冷媒流路23のスロート部24をバイパスして
冷媒を流すバイパス路35をケーシング20内に
形成してあり、このバイパス路35内には第2図
に詳示するようにバイパス弁体36,37を設け
ている。
る冷媒流路23のスロート部24をバイパスして
冷媒を流すバイパス路35をケーシング20内に
形成してあり、このバイパス路35内には第2図
に詳示するようにバイパス弁体36,37を設け
ている。
この高圧側のバイパス弁体36は前記バイパス
路35に形成した弁座38の高圧側開口38aを
閉塞する球弁であり、前記バイパス路35に螺合
されたばね押え39により弾発力が所定値に調整
されたコイルばね40により前記高圧側開口38
aに弾接している。
路35に形成した弁座38の高圧側開口38aを
閉塞する球弁であり、前記バイパス路35に螺合
されたばね押え39により弾発力が所定値に調整
されたコイルばね40により前記高圧側開口38
aに弾接している。
他方の低圧側のバイパス弁体37は弁座38の
低圧側開口38bを閉塞する断面逆T字状をした
もので、この弁体37もバイパス路35に螺合さ
れたばね押え41により弾発力が所定値に調節さ
れた、コイルばね42により前記低圧側開口38
bに弾接するようになつている。
低圧側開口38bを閉塞する断面逆T字状をした
もので、この弁体37もバイパス路35に螺合さ
れたばね押え41により弾発力が所定値に調節さ
れた、コイルばね42により前記低圧側開口38
bに弾接するようになつている。
この低圧側のバイパス弁体37に設けられた突
出棒43は前記高圧側のバイパス弁体36を押し
上げるためのものである。
出棒43は前記高圧側のバイパス弁体36を押し
上げるためのものである。
ここに前記コイルばね40,42の弾発力はば
ね押え39,41によりそれぞれ調整されている
が、その弾発力は両バイパス弁体36,37にか
かる高圧側の圧力P1と低圧側の圧力P2の差が所
定値以下になると両バイパス弁体36,37がと
もに弁座38の開口38a,38bを開放するよ
う設定されている。
ね押え39,41によりそれぞれ調整されている
が、その弾発力は両バイパス弁体36,37にか
かる高圧側の圧力P1と低圧側の圧力P2の差が所
定値以下になると両バイパス弁体36,37がと
もに弁座38の開口38a,38bを開放するよ
う設定されている。
つまり熱負荷が小さくエバポレータ7が冷房性
能を発揮する必要のないときには、ボール弁25
は冷媒流路23を閉じているが、このような場合
には冷媒がコンプレツサ3に戻らない。このコン
プレツサ3に帰還する冷媒がないということは冷
媒とともに循環する潤滑油もコンプレツサ中に存
在する潤滑油量が少ない場合には潤滑不足とな
り、コンプレツサは焼付く虞れがある。
能を発揮する必要のないときには、ボール弁25
は冷媒流路23を閉じているが、このような場合
には冷媒がコンプレツサ3に戻らない。このコン
プレツサ3に帰還する冷媒がないということは冷
媒とともに循環する潤滑油もコンプレツサ中に存
在する潤滑油量が少ない場合には潤滑不足とな
り、コンプレツサは焼付く虞れがある。
そこで本実施例ではボール弁25が冷媒流路3
3を閉じた状態でもスロート部24をバイパスす
るバイパス路35を開き、冷媒とともに潤滑油が
コンプレツサ3に戻るようにしている。
3を閉じた状態でもスロート部24をバイパスす
るバイパス路35を開き、冷媒とともに潤滑油が
コンプレツサ3に戻るようにしている。
特に、冷房サイクル中を冷媒が流れるというこ
とはエバポレータ7あるいは配管中に存在してい
る潤滑油を冷媒がコンプレツサによつていわば押
し出されることになり、コンプレツサ3における
潤滑性能は向上することになる。
とはエバポレータ7あるいは配管中に存在してい
る潤滑油を冷媒がコンプレツサによつていわば押
し出されることになり、コンプレツサ3における
潤滑性能は向上することになる。
なお、この場合バイパス路23を通つた冷媒は
当然エバポレータ7を通つてコンプレツサ3に戻
すことになるが、このためにエバポレータ7では
不必要な冷媒が流入し、冷力がさらに高まる虞れ
がある。しかしこの冷力の上昇はきわめてわずか
であり、実質的にはほとんど問題にならない程度
である。
当然エバポレータ7を通つてコンプレツサ3に戻
すことになるが、このためにエバポレータ7では
不必要な冷媒が流入し、冷力がさらに高まる虞れ
がある。しかしこの冷力の上昇はきわめてわずか
であり、実質的にはほとんど問題にならない程度
である。
次に作用を説明する。
例えば秋期または冬期のように外気温が低く、
エバポレータ7に加わる熱負荷が小さい場合に、
車室内が高温であるため冷房運転を行なうと、エ
バポレータ7に対する熱負荷が小さいので、膨張
弁6ではボール弁25がスロート部24を閉じ
る。
エバポレータ7に加わる熱負荷が小さい場合に、
車室内が高温であるため冷房運転を行なうと、エ
バポレータ7に対する熱負荷が小さいので、膨張
弁6ではボール弁25がスロート部24を閉じ
る。
したがつてコンプレツサ3から吐出された冷媒
は膨張弁6により流れが停止されコンプレツサに
戻つてこない。
は膨張弁6により流れが停止されコンプレツサに
戻つてこない。
しかし、この膨張弁6において高圧側圧力P1
と低圧側圧力P2との差が所定以下になるとコイ
ルばね42の弾発力によつて低圧側バイパス弁体
37が高圧側バイパス弁体36の押圧力に抗して
突出棒43により押し上げ、弁座38を開く。こ
の弁座38の開放により冷媒流路23の冷媒及び
潤滑油はバイパス路35を通りエバポレータ7中
に流入する。
と低圧側圧力P2との差が所定以下になるとコイ
ルばね42の弾発力によつて低圧側バイパス弁体
37が高圧側バイパス弁体36の押圧力に抗して
突出棒43により押し上げ、弁座38を開く。こ
の弁座38の開放により冷媒流路23の冷媒及び
潤滑油はバイパス路35を通りエバポレータ7中
に流入する。
この冷媒等の流れにより、エバポレータ7等内
に溜つていた潤滑油は流れてコンプレツサに戻さ
れ、コンプレツサの各摺動部分の潤滑に寄与する
ことになる。
に溜つていた潤滑油は流れてコンプレツサに戻さ
れ、コンプレツサの各摺動部分の潤滑に寄与する
ことになる。
なお、前記冷房が流入したエバポレータ7では
必要以上に冷房性能を発揮することになるが、こ
れが原因でエバポレータから吹き出される空気の
温度が低下するのはきわめて僅かであり、実質的
に問題は生じない。
必要以上に冷房性能を発揮することになるが、こ
れが原因でエバポレータから吹き出される空気の
温度が低下するのはきわめて僅かであり、実質的
に問題は生じない。
したがつて、実質的にエバポレータの冷房性能
に悪影響を与えることなく、コンプレツサの焼付
等という不具合を完全に解消することができるよ
うになる。
に悪影響を与えることなく、コンプレツサの焼付
等という不具合を完全に解消することができるよ
うになる。
(考案の効果)
以上述べたように、本考案によれば、ボール弁
が開閉する冷媒通路のスロート部をバイパスする
バイパス路をケース内に形成し、該バイパス路に
形成した弁座の高圧側開口と低圧側開口にそれぞ
れ弁体を設けるとともに両弁体を前記弁座を閉塞
するようにばねにより付勢し、このばねの弾発力
を、前記両弁体にかかる高圧側の圧力と低圧側の
圧力の差が所定値より小さくなると、低圧側弁体
が高圧側弁体を押圧して前記弁座を開放するよう
に設定したため、冷房性能に悪影響を与えること
なく潤滑油をコンプレツサに戻し、コンプレツサ
の潤滑油を確実にすることができることになる。
が開閉する冷媒通路のスロート部をバイパスする
バイパス路をケース内に形成し、該バイパス路に
形成した弁座の高圧側開口と低圧側開口にそれぞ
れ弁体を設けるとともに両弁体を前記弁座を閉塞
するようにばねにより付勢し、このばねの弾発力
を、前記両弁体にかかる高圧側の圧力と低圧側の
圧力の差が所定値より小さくなると、低圧側弁体
が高圧側弁体を押圧して前記弁座を開放するよう
に設定したため、冷房性能に悪影響を与えること
なく潤滑油をコンプレツサに戻し、コンプレツサ
の潤滑油を確実にすることができることになる。
第1図は、本考案の一実施例を示す縦断面図、
第2図は、第1図のA部拡大図、第3図は、バイ
パス弁体の作動状態を示す説明図、第4図は、一
般的な冷房サイクルを示す説明図、第5図は従来
の斜板式コンプレツサを示す断面図である。 20……ケース、23……冷媒流路、24……
スロート部、25……ボール弁、35……バイパ
ス路、36,37……弁体、38……弁座、38
a……高圧側開口、38b……低圧側開口、4
0,42……ばね。
第2図は、第1図のA部拡大図、第3図は、バイ
パス弁体の作動状態を示す説明図、第4図は、一
般的な冷房サイクルを示す説明図、第5図は従来
の斜板式コンプレツサを示す断面図である。 20……ケース、23……冷媒流路、24……
スロート部、25……ボール弁、35……バイパ
ス路、36,37……弁体、38……弁座、38
a……高圧側開口、38b……低圧側開口、4
0,42……ばね。
Claims (1)
- コンプレツサ、コンデンサ、及びエバポレータ
とともに、冷房サイクルを構成し、前記エバポレ
ータの熱負荷に応じて、ケース内の形成した冷媒
通路23の開度をボール弁25により制御するよ
うにした自動膨張弁において、前記ボール弁25
が開閉する前記冷媒通路23のスロート部24を
バイパスするバイパス路35を前記ケース20内
に形成し、該バイパス路35に形成した弁座38
の高圧側開口38aと低圧側開口38bにそれぞ
れ弁体36,37を設けるとともに両弁体36,
37を前記弁座38の両開口38a,38bを閉
塞するようにばね40,42により付勢し、この
ばね40,42の弾発力を、前記両弁体36,3
7にかかる高圧側の圧力と低圧側の圧力の差が所
定値より小さくなると、低圧側弁体37が高圧側
弁体36を押圧して前記弁座38を解放するよう
に設定したことを特徴とする自動膨張弁。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16663085U JPH0413580Y2 (ja) | 1985-10-31 | 1985-10-31 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16663085U JPH0413580Y2 (ja) | 1985-10-31 | 1985-10-31 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6276884U JPS6276884U (ja) | 1987-05-16 |
| JPH0413580Y2 true JPH0413580Y2 (ja) | 1992-03-30 |
Family
ID=31097793
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16663085U Expired JPH0413580Y2 (ja) | 1985-10-31 | 1985-10-31 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0413580Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2017150730A (ja) * | 2016-02-24 | 2017-08-31 | 株式会社デンソー | 冷凍サイクル装置 |
| JP6565737B2 (ja) * | 2016-02-24 | 2019-08-28 | 株式会社デンソー | 冷凍サイクル装置 |
-
1985
- 1985-10-31 JP JP16663085U patent/JPH0413580Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6276884U (ja) | 1987-05-16 |
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