JPH04135937U - コロナ放電処理装置 - Google Patents
コロナ放電処理装置Info
- Publication number
- JPH04135937U JPH04135937U JP5116791U JP5116791U JPH04135937U JP H04135937 U JPH04135937 U JP H04135937U JP 5116791 U JP5116791 U JP 5116791U JP 5116791 U JP5116791 U JP 5116791U JP H04135937 U JPH04135937 U JP H04135937U
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- Japan
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- electrode
- corona discharge
- discharge treatment
- plastic molded
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Abstract
(57)【要約】
【目的】プラスチック成型品が凹凸の多い複雑な形状で
あっても、その多数個を、次から次と連続して能率的に
かつ凹凸部分の隅々までムラなくコロナ放電処理できる
ようにする。 【構成】高電圧を印加される複数本の可撓性電極子13
を、モータ9で回転される電極支持台6に、互いに間隔
をおいて突設する。
あっても、その多数個を、次から次と連続して能率的に
かつ凹凸部分の隅々までムラなくコロナ放電処理できる
ようにする。 【構成】高電圧を印加される複数本の可撓性電極子13
を、モータ9で回転される電極支持台6に、互いに間隔
をおいて突設する。
Description
【0001】
本考案は、プラスチック成型品等の表面の水分濡れ性(親水性)や、印刷イン
ク、接着剤、塗料等の付着性などを高めるために、その表面をコロナ放電により
改質するコロナ放電処理装置に関する。
【0002】
従来、この種の装置として例えば特開昭62−106934号公報に記載のも
のがあった。このコロナ放電処理装置は、電極移動機構によりX・Yの水平2方
向及びZ方向(垂直方向)に移動できる1本の棒状放電電極の先端部(下端部)
を球体とし、その球面に多数の溝や孔や突起を設け、コロナ放電の誘発性を良く
すると共に、その放電が放射状に生ずるようにしたものである。
【0003】
しかし、この従来の装置は、その装置自体複雑で高価なものになるばかりでな
く、処理しようとするプラスチック成型品が凹凸の多い複雑な形状の場合には、
1本の棒状放電電極の位置を水平及び垂直に移動させながら、各部分毎に局部的
に処理を繰り返していかなければならず、プラスチック成型品1個当たりの所要
時間が長く、能率が非常に悪いのに加え、棒状放電電極の移動操作に高度の技術
を要し、しかも形状の異なるプラスチック成型品に対する対応性も悪く、処理コ
ストが非常に高価になる問題があった。
【0004】
本考案の目的は、プラスチック成型品が凹凸の多い複雑な形状であっても、そ
の多数個を、次から次と連続して能率的にかつ凹凸部分の隅々までムラなくコロ
ナ放電処理できるコロナ放電処理装置を提供することにある。
【0005】
本考案のコロナ放電処理装置では、高電圧を印加される複数本の可撓性電極子
を、モータ等で回転される電極支持台に、互いに間隔をおいて突設する。その電
極子は、例えば金属線材の一部をコイル状にしたものである。
【0006】
電極支持台を回転させると、複数本の電極子が、それぞれの先端からコロナ放
電をシャワーのように放射状に発生させながら、互いに間隔を保持したまま同時
に旋回し、複数個所から発生したコロナのシャワーが同時に旋回移動するような
様相を呈する。従って、プラスチック成型品の表面に対し、複数のコロナシャワ
ーを同時に浴びせることができると共に、その浴びせる面と方向とを変化させる
ことができる。
【0007】
各電極子は可撓性を有しているため、それにプラスチック成型品の凸部が衝突
すると、撓んで逃げながらその凸部表面にコロナシャワーを浴びせ、また凹部が
あると、その中に突入して凹部内面にコロナシャワーを浴びせる。電極子の一部
をコイル状にすると、可撓性ばかりでなく伸縮性も有することになり、凹凸部の
変化に対する追従性が良くなる。
【0008】
以下、本考案の一実施例を図面に基づき詳細に説明する。
本実施例のコロナ放電処理装置は、その全体が図1に示すように水平な架設板
1の下側に装置されている。すなわち、この架設板1に固着されたネジ受ブロッ
ク2に、高さ調整ネジ棒3が垂直に螺合され、該高さ調整ネジ棒3の下端に碍子
4が取り付けられている。そして、この碍子4の下端に軸受部材5が固着され、
更に軸受部材5の下端に、板状の電極支持台6の上面中央のプーリ7が、垂直軸
8により回転自在に軸支されている。かかる軸支により、電極支持台6は軸受部
材5の下側に水平に架設され、垂直軸8を中心に回転自在となっている。
【0009】
また、架設板1の下側には、モータ9が碍子4とは別に図示しない手段により
垂直に取り付けられている。そして、該モータ9の出力軸10に固着した駆動プ
ーリ11と、電極支持台6のプーリ7との間にベルト12が掛け渡され、電極支
持台6がモータ9によって回転されるようになっている。
【0010】
電極支持台6は例えば図2(底面図)に示すような形状で、その下面には、複
数本(図の例では8本)の可撓性電極子13が円周方向に間隔をおいて垂設され
ている。図3にそのうちの1本の構造を示す。各電極子13は、1本の金属線材
の一部をコイル状にし、そのコイル部13a において可撓性をもたせると共に、
上下方向に伸縮性をもたせたものである。そして、各電極子13は、そのコイル
部13a の一端(上端)を、電極支持台6に貫通させたボルト14で緊締して電
極支持台6の下面に固定されている。電極子13相互は、その全て又は一部につ
いて、電極支持台6の回転中心からの距離が異なる配置関係となっている。
【0011】
全電極子13は、例えば次のような電気接続構成により高電圧を印加される。
図1において、金属製の垂直軸8の上端に、高電圧電源(図示せず)からの高圧
ケーブル15の先端が接続されている。この垂直軸8は、プーリ7と共に電極支
持台6の上面中央に固着された金属円板16と一体になっている。図2に示すよ
うに、この金属円板16と一本の電極子13のボルト14とがコード17により
接続され、また該1本の電極子13のボルト14から隣接する電極子13のボル
ト14へ、更にそれから次の電極子13のボルト14へと順次にコード18によ
り接続されている。従って、高電圧電源をオンにすると、全電極子13に一斉に
高電圧が印加される。
【0012】
このように構成されたコロナ放電処理装置に対し、処理しようとするプラスチ
ック成型品19は、電極子13の下方を通過するようにターンテーブル又はコン
ベア20によって搬送される。ターンテーブル又はコンベア20は、それ自体を
アースするか、又はその下側にアース板21を重合してあるため、全電極子13
に高電圧を印加すると、プラスチック成型品19の有無に拘らず全電極子13の
先端よりコロナ放電が生ずる。そして、電極子13は、電極支持台6が回転する
ことにより旋回しながら下方に向かってシャワーのようにコロナ放電を発生し続
ける。
【0013】
従って、電極子13の下方へ搬送されてきたプラスチック成型品19は、複数
個所から発生するコロナシャワーを同時に浴びると共に、その複数のコロナシャ
ワーが同時に旋回移動し、しかもプラスチック成型品19自体も移動するので、
コロナシャワー浴を受ける面及び方向が複雑に変化することとなり、電極子13
の本数が少なくしかも間隔があっても、コロナ放電処理を広い範囲にわたり緻密
にかつ短時間に行える。
【0014】
また、電極子13は可撓性及び伸縮性を有するため、プラスチック成型品19
が、図1に示すように皿状でしかもその内部に凹部と凸部とがあるような複雑な
形状であっても、電極子13とプラスチック成型品19とが衝突するような高さ
関係にしておけば、電極子13はプラスチック成型品の凸部に衝突したときは、
撓むか収縮して逃げながらその凸部表面にコロナシャワーを浴びせ、また凹部が
あると、その中に突入して凹部内面にコロナシャワーを浴びせる。従って、凹凸
部の隅々までもコロナ放電処理できる。
【0015】
以上、本考案の一実施例を説明したが、本考案はこれに限られるものではない
。すなわち、電極支持台6を回転させる機構は、ギヤーを用いたもの、又はモー
タに直結した構造、更にモータ以外の他の駆動手段によるものでも良い。また、
電極子13と高電圧電源との接続も、コードによらない電気接続構成を採ること
ができる。更に、電極支持台6を垂直又は斜めに支承して電極子13から水平又
は斜め方向にコロナ放電を発生させれば、プラスチック成型品を側方からコロナ
放電処理できる。電極子13の一部を上記のようにコイル状にした場合には、可
撓性と伸縮性の両方をもたせることができるが、可撓性のみをもたせたものであ
っても構わない。
【0016】
本考案によれば、電極支持台を回転させると、複数本の電極子が、それぞれの
先端からコロナ放電をシャワーのように放射状に発生させながら、互いに間隔を
保持したまま同時に旋回し、複数個所から発生したコロナのシャワーが同時に旋
回移動するような様相を呈するので、プラスチック成型品等の表面に対し、複数
のコロナシャワーを同時に浴びせることができると共に、その浴びせる面と方向
とを変化させることができ、電極子の本数が少なくしかも間隔があっても、コロ
ナ放電処理を広い範囲にわたり緻密にかつ短時間にしかも流れ作業で連続的に能
率良く行える。
【0017】
【図1】本考案の一実施例のコロナ放電処理装置の一部
を省略した正面図である。
を省略した正面図である。
【図2】同装置の電極支持台の一部切欠下面図である。
【図3】同電極支持台に支持された電極子とその支持構
造を示す斜視図である。
造を示す斜視図である。
6 電極支持台
9 モータ
13 電極子
13a コイル部
Claims (4)
- 【請求項1】高電圧を印加される複数本の可撓性電極子
を、モータ等で回転される電極支持台に、互いに間隔を
おいて突設したことを特徴とするコロナ放電処理装置。 - 【請求項2】前記電極支持台を回転自在に水平に軸受け
し、該電極支持台に前記可撓性電極子を垂設したことを
特徴とする請求項1に記載のコロナ放電処理装置。 - 【請求項3】前記複数の可撓性電極子相互において、前
記電極支持台の回転中心からの距離を異ならせたことを
特徴とする請求項1又は2に記載のコロナ放電処理装
置。 - 【請求項4】前記可撓性電極子が、金属線材の一部をコ
イル状にしたものである請求項1ないし3のいずれかに
記載のコロナ放電処理装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991051167U JPH0721546Y2 (ja) | 1991-06-07 | 1991-06-07 | コロナ放電処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991051167U JPH0721546Y2 (ja) | 1991-06-07 | 1991-06-07 | コロナ放電処理装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04135937U true JPH04135937U (ja) | 1992-12-17 |
| JPH0721546Y2 JPH0721546Y2 (ja) | 1995-05-17 |
Family
ID=31928234
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1991051167U Expired - Lifetime JPH0721546Y2 (ja) | 1991-06-07 | 1991-06-07 | コロナ放電処理装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0721546Y2 (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008021543A (ja) * | 2006-07-13 | 2008-01-31 | Kasuga Electric Works Ltd | コロナ表面処理装置 |
| WO2012090550A1 (ja) * | 2010-12-28 | 2012-07-05 | 株式会社コガネイ | イオン発生装置 |
| WO2013132694A1 (ja) * | 2012-03-08 | 2013-09-12 | 株式会社コガネイ | イオン発生装置 |
| EP2384096A3 (de) * | 2010-04-30 | 2014-03-12 | tantec Oberflächenbehandlung GmbH | Rotationskopf für eine Vorrichtung zur Coronabehandlung von Oberflächen |
| CN114988171A (zh) * | 2022-05-30 | 2022-09-02 | 广西萃发科技有限公司 | 一种负氧离子的发生装置 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS57119931A (en) * | 1980-12-01 | 1982-07-26 | Freudenberg Carl | Corona discharge treating device for formed body surface comprising thermoplastic resin |
| JPH0231835A (ja) * | 1988-07-19 | 1990-02-01 | Nippon Paint Co Ltd | コロナ放電処理装置 |
-
1991
- 1991-06-07 JP JP1991051167U patent/JPH0721546Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| CN103190203A (zh) * | 2010-12-28 | 2013-07-03 | 株式会社小金井 | 离子发生装置 |
| US8890070B2 (en) | 2010-12-28 | 2014-11-18 | Koganei Corporation | Object neutralization with flexible discharge electrode |
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| CN114988171A (zh) * | 2022-05-30 | 2022-09-02 | 广西萃发科技有限公司 | 一种负氧离子的发生装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0721546Y2 (ja) | 1995-05-17 |
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