JPH04136155A - 硬質炭素膜の被覆方法 - Google Patents
硬質炭素膜の被覆方法Info
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- JPH04136155A JPH04136155A JP2254756A JP25475690A JPH04136155A JP H04136155 A JPH04136155 A JP H04136155A JP 2254756 A JP2254756 A JP 2254756A JP 25475690 A JP25475690 A JP 25475690A JP H04136155 A JPH04136155 A JP H04136155A
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- JP
- Japan
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- substrate
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- film
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- Crystals, And After-Treatments Of Crystals (AREA)
- Carbon And Carbon Compounds (AREA)
- Physical Vapour Deposition (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、各種材料の基板表面に硬質炭素膜を被覆する
方法に関する。
方法に関する。
[従来の技術]
種々の気相成長法によって、硬質炭素膜が作成されるよ
うになったが、従来の方法では、タングステンカーバイ
ドなどの限られた材料に対しては、実用に耐え得る程の
強い付着力でコーティングすることは可能とされていた
ものの、鉄系材料、セラミックス、プラスチンクス、な
どの各種材料に実用に耐え得る程の強い付着力で硬質炭
素膜をコーティングすることは困難であるとされていた
。
うになったが、従来の方法では、タングステンカーバイ
ドなどの限られた材料に対しては、実用に耐え得る程の
強い付着力でコーティングすることは可能とされていた
ものの、鉄系材料、セラミックス、プラスチンクス、な
どの各種材料に実用に耐え得る程の強い付着力で硬質炭
素膜をコーティングすることは困難であるとされていた
。
一方、ホールアクセラレータイオン源は従来、宇宙船推
進用のエンジン及び核融合炉の漏洩プラズマ利用を目的
として研究されてきた(H,C0Co1e+B、N、E
、S、Nuclear Fusion Reactor
Conference atCulham Labo
ratory (1969)、p508)。
進用のエンジン及び核融合炉の漏洩プラズマ利用を目的
として研究されてきた(H,C0Co1e+B、N、E
、S、Nuclear Fusion Reactor
Conference atCulham Labo
ratory (1969)、p508)。
[発明が解決しようとする課題]
本発明の目的は、各種材料の基板表面に実用に耐え得る
程の強い付着力で硬質炭素膜をコーティングする方法を
提供しようとするものである。
程の強い付着力で硬質炭素膜をコーティングする方法を
提供しようとするものである。
[課題を解決するための手段]
本発明は、定常ホールアクセラレータイオン源を用いて
、基板表面に硬質炭素膜を形成することを特徴とする硬
質炭素膜の被覆方法、及び定常ホールアクセラレータイ
オン源を用いて、酸素イオンビームを基板表面に照射し
た後に、同イオン源によって硬質炭素膜を形成すること
を特徴とする硬質炭素膜の被覆方法、及び上記の基板が
鉄系材料である硬質炭素膜の被覆方法を要旨とするもの
である。
、基板表面に硬質炭素膜を形成することを特徴とする硬
質炭素膜の被覆方法、及び定常ホールアクセラレータイ
オン源を用いて、酸素イオンビームを基板表面に照射し
た後に、同イオン源によって硬質炭素膜を形成すること
を特徴とする硬質炭素膜の被覆方法、及び上記の基板が
鉄系材料である硬質炭素膜の被覆方法を要旨とするもの
である。
本発明でいう硬質炭素膜あるいはダイヤモンド状炭素膜
と別称されているものは、次のようなものである。元素
の構成の主体は炭素であり、天然ダイヤモンドに準する
硬度を持ち、非晶質で電子線回折像はハローパターンを
示す。ラマンスペクトルでは1580CI−’付近と1
360cm−’付近に非晶質特有の広いピークを示す。
と別称されているものは、次のようなものである。元素
の構成の主体は炭素であり、天然ダイヤモンドに準する
硬度を持ち、非晶質で電子線回折像はハローパターンを
示す。ラマンスペクトルでは1580CI−’付近と1
360cm−’付近に非晶質特有の広いピークを示す。
硬質炭素膜を走査型電子顕微鏡で、10,000倍程度
に拡大して観察しても、結晶粒が認められない一様で平
滑な膜である。硬質炭素膜は一般に炭化水素化合物を原
料とした気相合成法によって生成され、アルゴンイオン
を用いたラザフォード散乱分析法によると40atom
%以下の水素を含有しており、水素が炭素原子のダング
リングボンドの部分に入ることにより非晶質状態が安定
化され、かつ高硬度の構造になると考えられている。
に拡大して観察しても、結晶粒が認められない一様で平
滑な膜である。硬質炭素膜は一般に炭化水素化合物を原
料とした気相合成法によって生成され、アルゴンイオン
を用いたラザフォード散乱分析法によると40atom
%以下の水素を含有しており、水素が炭素原子のダング
リングボンドの部分に入ることにより非晶質状態が安定
化され、かつ高硬度の構造になると考えられている。
適量の水素が存在することで、硬質炭素膜は天然ダイヤ
モンドに準する高い硬度を示すものと推測され、硬質炭
素膜中の水素が多過ぎると軟らかい有機質の膜になる。
モンドに準する高い硬度を示すものと推測され、硬質炭
素膜中の水素が多過ぎると軟らかい有機質の膜になる。
そのため水素の割合は、アルゴンイオンを用いたラザフ
ォード散乱分析法で測定した場合で、膜中に・35at
o−%以下、好ましくは20〜30atom%とするこ
とが好ましい。
ォード散乱分析法で測定した場合で、膜中に・35at
o−%以下、好ましくは20〜30atom%とするこ
とが好ましい。
次に本発明で炭素イオン源として用いるホールアクセラ
レータの構造について説明する0本発明で用いることの
できる定常ホールアクセラレータイオン源について、第
1図にその概略図を示す。
レータの構造について説明する0本発明で用いることの
できる定常ホールアクセラレータイオン源について、第
1図にその概略図を示す。
図中の1は陽極、2は中間電極、3は陰極であり、加速
領域軸方向に相当する電極間に電位差0〜2000 V
程度を印加することによりガスの電離、加速を行う。加
速領域径方向は同軸円筒状絶縁体4で囲まれた部分であ
る。加速領域には、電磁石5と鉄の磁気回路6により半
径方向に磁場が印加される。電磁石にIA程度の電流を
流した時に、上記磁気回路の半径方向に約10−”Tの
磁場が印加できることが望ましい。従って電磁石の巻数
はこの条件を満たす範囲で任意に選択する。これらの磁
気回路及び円筒状絶縁体は長時間プラズマにさらされる
ので強制冷却されている。7は真空チャンバーでコンダ
クタンスバルブ8を通じて排気系9に接続され、系内を
10−’Torr台の真空にすることができる。工0は
基板で、1.1は基板支持台である。基板は水冷管12
またはヒーター13によって所定の温度に保持すること
ができる。14はガス導入管でイオンビームをつくるた
めの原料ガスが供給される。
領域軸方向に相当する電極間に電位差0〜2000 V
程度を印加することによりガスの電離、加速を行う。加
速領域径方向は同軸円筒状絶縁体4で囲まれた部分であ
る。加速領域には、電磁石5と鉄の磁気回路6により半
径方向に磁場が印加される。電磁石にIA程度の電流を
流した時に、上記磁気回路の半径方向に約10−”Tの
磁場が印加できることが望ましい。従って電磁石の巻数
はこの条件を満たす範囲で任意に選択する。これらの磁
気回路及び円筒状絶縁体は長時間プラズマにさらされる
ので強制冷却されている。7は真空チャンバーでコンダ
クタンスバルブ8を通じて排気系9に接続され、系内を
10−’Torr台の真空にすることができる。工0は
基板で、1.1は基板支持台である。基板は水冷管12
またはヒーター13によって所定の温度に保持すること
ができる。14はガス導入管でイオンビームをつくるた
めの原料ガスが供給される。
ホールアクセラレータの動作原理は以下のようなもので
あり、これらは既に良く知られている。
あり、これらは既に良く知られている。
加速領域の半径方向の磁場の強さは
rtt(L(rtt
rL@+ r Li ’電子及びイオンのLarmo
r半径L :磁場領域の長さ の関係を満たすようにされているので、放電によって生
じた電子や冷陰極からの二次電子は直交磁場によって捕
捉される。そして中性ガスと衝突するまでは電子は方位
角方向にEXBドリフトによりE/Bの速度を持ってト
ロコイド運動を行う。
r半径L :磁場領域の長さ の関係を満たすようにされているので、放電によって生
じた電子や冷陰極からの二次電子は直交磁場によって捕
捉される。そして中性ガスと衝突するまでは電子は方位
角方向にEXBドリフトによりE/Bの速度を持ってト
ロコイド運動を行う。
衝突がなければ軸方向への運動はほぼ2r5.の範囲に
制限され、加速領域に電子が滞在する時間は長くなる。
制限され、加速領域に電子が滞在する時間は長くなる。
従って、この電子による負の空間電荷はイオンの正の空
間電荷を中和する効果を持つため、空間電荷制限を受け
ない大電流が得られる。
間電荷を中和する効果を持つため、空間電荷制限を受け
ない大電流が得られる。
一方、電子と中性ガスとの衝突電離によって生じたイオ
ンは、先の不等式の関係から磁場による大きな偏向を受
けることなく、静電界によって加速され、ホロー型陰極
からイオンビームとしてイオン源外部に引き出される。
ンは、先の不等式の関係から磁場による大きな偏向を受
けることなく、静電界によって加速され、ホロー型陰極
からイオンビームとしてイオン源外部に引き出される。
以上の動作原理に基づいてホールアクセラレータイオン
源は以下に示すような動作特性を有しており、本発明は
この特性を有効に活用したものである。
源は以下に示すような動作特性を有しており、本発明は
この特性を有効に活用したものである。
■ イオン発生にフィラメントを使用しないので、酸素
等反応性イオンビームの引き出しが可能である。
等反応性イオンビームの引き出しが可能である。
■ イオンの生成、加速が同一の空間で行われる。
■ 通常のイオン源におけるような空間電荷の制限なし
に大電流のイオン電流を引き出せる。
に大電流のイオン電流を引き出せる。
■ イオンは加速領域中の発生点での電位に対応するエ
ネルギーを持って引き出されるので、引き出しイオンビ
ームはエネルギー分布を持つ。
ネルギーを持って引き出されるので、引き出しイオンビ
ームはエネルギー分布を持つ。
■ 加速領域の磁場の強度と形状、印加電圧及びガス圧
力を変化させることにより、捕捉電子の状態が変化し、
放電及びイオンビームの特性を制御できる。
力を変化させることにより、捕捉電子の状態が変化し、
放電及びイオンビームの特性を制御できる。
図面をもとに、酸素イオンビームを基板に照射して基板
表面を清浄化してから硬質炭素膜を成膜する手順での装
置の運転方法を詳しく説明する。
表面を清浄化してから硬質炭素膜を成膜する手順での装
置の運転方法を詳しく説明する。
まず、真空チャンバー7とイオン源とを10− ’To
rr台の真空にする。磁気回路6の電磁石5に、電流を
流す。ガス導入管14より酸素ガスを流してイオン源内
圧力を10−’Torr以上にし中間電極2への印加を
徐々に上げて行くと、600v程度で加速領域内にプラ
ズマが発生する。その後、酸素ガス流量を少なくし、コ
ンダクタンスパルプ8を調整してイオン源内の圧力を5
X 10−2Torrに設定する。
rr台の真空にする。磁気回路6の電磁石5に、電流を
流す。ガス導入管14より酸素ガスを流してイオン源内
圧力を10−’Torr以上にし中間電極2への印加を
徐々に上げて行くと、600v程度で加速領域内にプラ
ズマが発生する。その後、酸素ガス流量を少なくし、コ
ンダクタンスパルプ8を調整してイオン源内の圧力を5
X 10−2Torrに設定する。
この時イオン源電極間の放電電流をIA程度に保つと、
中間電極2と陰極3との電位差つまり放電電圧は600
〜650vになる。この時、基板10は接地または1o
oov以下の負の電圧を印加する。
中間電極2と陰極3との電位差つまり放電電圧は600
〜650vになる。この時、基板10は接地または1o
oov以下の負の電圧を印加する。
以上の運転状態は任意の時間保つことが出来るが金属表
面を清浄にするためには、イオン源−基板距離が500
m以下の場合、1時間程度運転すれば充分である。
面を清浄にするためには、イオン源−基板距離が500
m以下の場合、1時間程度運転すれば充分である。
次に酸素ガス流量を徐々に減らし、メタンガス流量を徐
々に増加させながらイオン源内圧力を3、5 X 10
−’Torr程度に設定した後、酸素ガスの導入を停止
する。この様にするとイオン源内のプラズマを保持した
ままメタンイオンビームに切り替えることができ、プラ
ズマ再点火の手間が省ける。
々に増加させながらイオン源内圧力を3、5 X 10
−’Torr程度に設定した後、酸素ガスの導入を停止
する。この様にするとイオン源内のプラズマを保持した
ままメタンイオンビームに切り替えることができ、プラ
ズマ再点火の手間が省ける。
次に1を磁石5の電流を1. OAに設定する。この時
、イオン源の放電電圧は900〜l100Vの範囲にあ
り、基板電位はこの場合−300v程度が望ましく、イ
オン源−基板距離は100m〜500m1が望ましい。
、イオン源の放電電圧は900〜l100Vの範囲にあ
り、基板電位はこの場合−300v程度が望ましく、イ
オン源−基板距離は100m〜500m1が望ましい。
この状態で、硬質炭素膜を形成することが可能な状態と
なる。以上の条件下でイオン源−基板路M2O0IiI
11のときの成膜速度は、1n/h程度なので、イオン
源−基板距離と所望の膜厚に応じて任意の時間運転すれ
ばよい。尚、成膜前の酸素イオンビームの照射は、基板
表面の酸化膜及び汚れを除去し、膜の付着力を高めるの
に有効な方法であるが、基板が清浄な場合は最初からメ
タンガスを流してプラズマを点火して所定の運転条件に
設定すればよい。
なる。以上の条件下でイオン源−基板路M2O0IiI
11のときの成膜速度は、1n/h程度なので、イオン
源−基板距離と所望の膜厚に応じて任意の時間運転すれ
ばよい。尚、成膜前の酸素イオンビームの照射は、基板
表面の酸化膜及び汚れを除去し、膜の付着力を高めるの
に有効な方法であるが、基板が清浄な場合は最初からメ
タンガスを流してプラズマを点火して所定の運転条件に
設定すればよい。
以上、具体的な運転方法について述べたが、イオンビー
ムを引き出すためのイオン源内圧力は10−’Torr
台から10−’Torr台の範囲にわたっ”C任意に選
ぶことが出来る。また各種ガス流量は、得たい真空チャ
ンバー圧力とコンダクタンスバルブの開は具合いに応じ
て変化する。電磁石電流も、得たいイオンビームの性質
に応じて選択できる。具体的には、定常ホールアクセラ
レータイオン源では放電特性、加速領域内の物理量分布
に従って、グロー放電による方向性のないイオン及びマ
グネトロン放電による指向性の高いイオンビームを形成
することができる0例えば磁場が弱い場合はグロー放電
による方向性のないイオンが主となり、磁場が強い場合
はマグネトロン放電による指向性の高いイオンビームが
主となる。マグネトロン放電によるイオンビームエネル
ギーは放電電圧で制御でき、グロー放電によるイオンの
エネルギーは、基板に印加する電圧で制御できるので、
高い付着力の膜、高硬度の膜など得たい膜質に応じて適
宜制御することが望ましい。
ムを引き出すためのイオン源内圧力は10−’Torr
台から10−’Torr台の範囲にわたっ”C任意に選
ぶことが出来る。また各種ガス流量は、得たい真空チャ
ンバー圧力とコンダクタンスバルブの開は具合いに応じ
て変化する。電磁石電流も、得たいイオンビームの性質
に応じて選択できる。具体的には、定常ホールアクセラ
レータイオン源では放電特性、加速領域内の物理量分布
に従って、グロー放電による方向性のないイオン及びマ
グネトロン放電による指向性の高いイオンビームを形成
することができる0例えば磁場が弱い場合はグロー放電
による方向性のないイオンが主となり、磁場が強い場合
はマグネトロン放電による指向性の高いイオンビームが
主となる。マグネトロン放電によるイオンビームエネル
ギーは放電電圧で制御でき、グロー放電によるイオンの
エネルギーは、基板に印加する電圧で制御できるので、
高い付着力の膜、高硬度の膜など得たい膜質に応じて適
宜制御することが望ましい。
硬質炭素膜のコーティングの際、イオンが基板に衝突す
るエネルギーが約800eVとなるように基板電位を設
定することが望ましい0例えば、電磁石電流カ月、OA
、イオン源内圧力が3.5X10−’Torr、放電電
流が1. OAのときイオン源の放電電圧は900■〜
l100Vの範囲にある。この時基板に到達するイオン
のエネルギーは500eVを中心とした分布を持つので
、基板に衝突するイオンのエネルギーを約800eVに
するには、基板に一300■を印加すればよい。
るエネルギーが約800eVとなるように基板電位を設
定することが望ましい0例えば、電磁石電流カ月、OA
、イオン源内圧力が3.5X10−’Torr、放電電
流が1. OAのときイオン源の放電電圧は900■〜
l100Vの範囲にある。この時基板に到達するイオン
のエネルギーは500eVを中心とした分布を持つので
、基板に衝突するイオンのエネルギーを約800eVに
するには、基板に一300■を印加すればよい。
硬質炭素膜を得るための原料として、さきにメタンを例
示したが、以下に示す各種化合物が使用できる。
示したが、以下に示す各種化合物が使用できる。
飽和炭化水素二メタン、エタン、プロパン、ブタン、シ
クロヘキサン等 不飽和炭化水素:エチレン、プロピレン、ブチレン、ア
セチレン、シクロヘキセン等 芳香m炭化水素、ベンゼン、トルエン、キシレン等 アルコール類:メタノール、エタノール、プロパツール
、ブタノール等 エーテル類ニジメチルエーテル、メチルエチルエーテル
等 ケトン基を含むもの:アセトン、メチルエチルケトン、
ジエチルケトン、アセトフェノン等ケテン基を含むもの
ニジメチルケテン、フェニルケテン アセチル基を含むもの:酢酸、無水酢酸、アセトフェノ
ン エステル系:酢酸メチル、酢酸エチル、酢酸イソアミル アルデヒド基を含むもの:ホルムアルデヒド、アセトア
ルデヒド、プロピオンアルデヒド〔窒素含有化合物〕 アミン類:メチルアミン、エチルアミン、イソプロピル
アミン、ジメチルアミン、トリメチルアミン ニトリル基を含むものニアセトニトリル、ベンゾニトリ
ル、アクリロニトリル アミド基を含むもの;アセトアミド ニトロ基化合物:ニトロエタン、ニトロメタン。
クロヘキサン等 不飽和炭化水素:エチレン、プロピレン、ブチレン、ア
セチレン、シクロヘキセン等 芳香m炭化水素、ベンゼン、トルエン、キシレン等 アルコール類:メタノール、エタノール、プロパツール
、ブタノール等 エーテル類ニジメチルエーテル、メチルエチルエーテル
等 ケトン基を含むもの:アセトン、メチルエチルケトン、
ジエチルケトン、アセトフェノン等ケテン基を含むもの
ニジメチルケテン、フェニルケテン アセチル基を含むもの:酢酸、無水酢酸、アセトフェノ
ン エステル系:酢酸メチル、酢酸エチル、酢酸イソアミル アルデヒド基を含むもの:ホルムアルデヒド、アセトア
ルデヒド、プロピオンアルデヒド〔窒素含有化合物〕 アミン類:メチルアミン、エチルアミン、イソプロピル
アミン、ジメチルアミン、トリメチルアミン ニトリル基を含むものニアセトニトリル、ベンゾニトリ
ル、アクリロニトリル アミド基を含むもの;アセトアミド ニトロ基化合物:ニトロエタン、ニトロメタン。
ニトロベンゼン、ニトロプロパン
含酸素化合物ニー酸化炭素、二酸化炭素過酸化物:過酢
酸、L−ブチルパーオキサイド以上の化合物は一種また
は二種以上を混合して用いることができる。
酸、L−ブチルパーオキサイド以上の化合物は一種また
は二種以上を混合して用いることができる。
本発明が適用できる基板材料には、各種合金材料、セラ
ミックス、プラスチックスなどが挙げられるが、その中
でも各種用途に適用され、これまでの成膜方法では密着
性の良好な硬質炭素膜が形成されにくかった鉄系材料を
対象とした場合に特に有効である。具体的には、純鉄、
炭素を特に多く含む炭素鋼、クロムを主に含むステンレ
ス綱、珪素を主に含む珪素鋼等の市販の合金鋼を含む鉄
鋼材料と鉄系アモルファス合金及び、これらの材料表面
にイオン打ち込みや浸炭処理等で他の元素を注入したも
のが挙げられる。硬質炭素膜をコーティングする面は仕
上げ荒さは問わないが、付着力の強い膜をコーティング
するためには、油脂、錆び等の付着物をあらかじめ除去
しておくことが望ましい。
ミックス、プラスチックスなどが挙げられるが、その中
でも各種用途に適用され、これまでの成膜方法では密着
性の良好な硬質炭素膜が形成されにくかった鉄系材料を
対象とした場合に特に有効である。具体的には、純鉄、
炭素を特に多く含む炭素鋼、クロムを主に含むステンレ
ス綱、珪素を主に含む珪素鋼等の市販の合金鋼を含む鉄
鋼材料と鉄系アモルファス合金及び、これらの材料表面
にイオン打ち込みや浸炭処理等で他の元素を注入したも
のが挙げられる。硬質炭素膜をコーティングする面は仕
上げ荒さは問わないが、付着力の強い膜をコーティング
するためには、油脂、錆び等の付着物をあらかじめ除去
しておくことが望ましい。
[実施例]
実施例1
基板に珪素鋼板(Si含有率3%)を使用し、第1図に
示す定常ホールアクセラレータイオン源を用いて以下に
示す条件で硬質炭素膜を被覆した。
示す定常ホールアクセラレータイオン源を用いて以下に
示す条件で硬質炭素膜を被覆した。
イオン源−基板距11f200mm
その結果膜の物性と構造は以下のようになった。
膜厚:1.2n
10gf加重Vickers硬度: 4500kgf/
am”引掻き試験法による膜の付着カニ 5 X10’
N/m”ラマンスペクトル: 1580cm−’付近と
1360cm−’付近に幅の広いピークを示す。
am”引掻き試験法による膜の付着カニ 5 X10’
N/m”ラマンスペクトル: 1580cm−’付近と
1360cm−’付近に幅の広いピークを示す。
水素含有1: 28 atom%
電子線回折像:明確な回折線の見られないハローパター
ン 実施例2 基板に5US304を使用し、第1図に示す定常ホール
アクセラレータイオン源を用いて以下に示す条件で硬質
炭素膜を被覆した。
ン 実施例2 基板に5US304を使用し、第1図に示す定常ホール
アクセラレータイオン源を用いて以下に示す条件で硬質
炭素膜を被覆した。
イオン源−基板距離 250mm
その結果膜の物性と構造は以下のようになった。
膜厚:1.5p
10gf加重Vickers硬度: 5000kgf7
mm”引掻き試験法による膜の付着カニ 3 X10’
N/m”ラマンスペクトル: 1580cm−’付近と
1360cm−’付近に幅の広いピークを示す。
mm”引掻き試験法による膜の付着カニ 3 X10’
N/m”ラマンスペクトル: 1580cm−’付近と
1360cm−’付近に幅の広いピークを示す。
水素含有量: 27atom%
電子線回折像:明確な回折線の見られないハローパター
ン 実施例3 基板にタングステンをイオン注入した珪素鋼板(Si含
有率3%)を使用し、第1図に示す定常ホールアクセラ
レータイオン源を用いて以下に示す条件で成膜を行った
。
ン 実施例3 基板にタングステンをイオン注入した珪素鋼板(Si含
有率3%)を使用し、第1図に示す定常ホールアクセラ
レータイオン源を用いて以下に示す条件で成膜を行った
。
タングステンイオン注入条件
エネルギー:192keV 注入量:5X10”to
ns/cm”の注入に加えて エネルギー:82keV 注入量:5X10”1o
ns/cm”で最表層に注入 イオン源−基板距離 200III11その結果膜の物
性と構造は以下のようになった。
ns/cm”の注入に加えて エネルギー:82keV 注入量:5X10”1o
ns/cm”で最表層に注入 イオン源−基板距離 200III11その結果膜の物
性と構造は以下のようになった。
膜厚:1.2n
10gf加重Vickers硬度: 4500kgf/
++n”引掻き試験法による膜の付着カニ 25 X
10’N/m”ラマンスペクトル: 1580cm−’
付近と1360cm−’付近に幅の広いピークを示す。
++n”引掻き試験法による膜の付着カニ 25 X
10’N/m”ラマンスペクトル: 1580cm−’
付近と1360cm−’付近に幅の広いピークを示す。
水素含有量:28ato−%
電子線回折像:明確な回折線の見られないハローパター
ン 実施例4 基板に珪素鋼板(Si含有率3%)を使用し、第1図に
示す定常ホールアクセラレータイオン源を用いて以下に
示す条件で事前スパッター及び成膜を行った。
ン 実施例4 基板に珪素鋼板(Si含有率3%)を使用し、第1図に
示す定常ホールアクセラレータイオン源を用いて以下に
示す条件で事前スパッター及び成膜を行った。
イオン源−基板路#200+++m
その結果膜の物性と構造は以下のようになった。
膜厚:1.24
10gf加重Vickers硬度: 4500kgf/
vw’引掻き試験法による膜の付着カニ 18 X 1
0’N/s”ラマンスペクトル: 1580cm−’付
近と1360cm−’付近に幅の広いピークを示す。
vw’引掻き試験法による膜の付着カニ 18 X 1
0’N/s”ラマンスペクトル: 1580cm−’付
近と1360cm−’付近に幅の広いピークを示す。
水素含有量:28ato−%
電子線回折像:明確な回折線の見られないハローパター
ン 実施例1と比較すると、酸素イオンビームを事前に照射
した場合、膜の付着力は3倍以上向上する。
ン 実施例1と比較すると、酸素イオンビームを事前に照射
した場合、膜の付着力は3倍以上向上する。
実施例5
基板に5US304を使用し、第1図に示す定常ホール
アクセラレータイオン源を用いて以下に示す条件で事前
スパッター及び成膜を行った。
アクセラレータイオン源を用いて以下に示す条件で事前
スパッター及び成膜を行った。
イオン源−基板距離 250111Illその結果膜の
物性と構造は以下のようになった。
物性と構造は以下のようになった。
膜厚:1.5p
10gf加重Vickers硬度: 5000kgf/
av”引掻き試験法による膜の付着カニ 20X10’
N/+”ラマンスペクトル=1580clI−1付近と
1360cm−’付近に幅の広いピークを示す。
av”引掻き試験法による膜の付着カニ 20X10’
N/+”ラマンスペクトル=1580clI−1付近と
1360cm−’付近に幅の広いピークを示す。
水素含有量:27ato閉%
電子線回折像:明確な回折線の見られないハローパター
ン 実施例2と比較すると、酸素イオンビームを事前に照射
した場合、膜の付着力は6倍以上向上する。
ン 実施例2と比較すると、酸素イオンビームを事前に照射
した場合、膜の付着力は6倍以上向上する。
実施例6
基板に炭化珪素セラミックスを使用し、第1図に示す定
常ホールアクセラレータイオン源を用いて以下に示す条
件で事前スパッター及び成膜を行った。
常ホールアクセラレータイオン源を用いて以下に示す条
件で事前スパッター及び成膜を行った。
イオン源−基板路M250mm
その結果膜の物性と構造は以下のようになった。
膜厚:1.2即
1.0gf加重Vickers硬度: 5500kgf
/nm2引掻き試験法による膜の付着カニ 180 X
10’N/*”ラマンスペクトル: 1580c++
+−’付近と1360cm−’付近に幅の広いピークを
示す。
/nm2引掻き試験法による膜の付着カニ 180 X
10’N/*”ラマンスペクトル: 1580c++
+−’付近と1360cm−’付近に幅の広いピークを
示す。
水素含有量:2Bato剛%
電子線回折像:明確な回折線の見られないハローパター
ン 実施例7 基板にカルド型ポリマーシートを使用し、第1図に示す
定常ホールアクセラレータイオン源を用いて以下に示す
条件で事前スパッター及び成膜を行った。
ン 実施例7 基板にカルド型ポリマーシートを使用し、第1図に示す
定常ホールアクセラレータイオン源を用いて以下に示す
条件で事前スパッター及び成膜を行った。
イオン源−基板距離 2501I1m
その結果膜の物性と構造は以下のようになった。
膜厚:1.2n 鉛筆硬度:9H
ラマンスペクトル: 1580cm−’付近と1360
cm−’付近に幅の広いピークを示す。
cm−’付近に幅の広いピークを示す。
水素含有量:28ato−%
電子線回折像:明確な回折線の見られないハローパター
ン 実施例8 基板にアモルファス合金Fets、sSi+3.sB*
Cu+Nb3(atom%)を使用し、第1図に示す定
常ホールアクセラレータイオン源を用いて以下に示す条
件で事前スパッター及び成膜を行った。
ン 実施例8 基板にアモルファス合金Fets、sSi+3.sB*
Cu+Nb3(atom%)を使用し、第1図に示す定
常ホールアクセラレータイオン源を用いて以下に示す条
件で事前スパッター及び成膜を行った。
イオン源−基板距離 250mm
その結果膜の物性と構造は以下のようになった。
膜厚:1.3n
ラマンスペクトル: 1580cm−’付近と1360
c+w−’付近に幅の広いピークを示す。
c+w−’付近に幅の広いピークを示す。
水素含有量: 29atom%
電子線回折像:明確な回折線の見られないハローパター
ン [発明の効果コ 本発明によって、各種材料に実用に耐え得る程の強い付
着力で硬質炭素膜をコーティングできる。
ン [発明の効果コ 本発明によって、各種材料に実用に耐え得る程の強い付
着力で硬質炭素膜をコーティングできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明で用いる定常ホールアクセラレータイオ
ン源の概略図を示したものである。 1・・・陽極、2・・・中間電極、3・・・陰極、4・
・・同軸円筒状絶縁体、5・・・電磁石、6・・・磁気
回路、7・・・真空チャンバー、8・・・コンダクタン
スパルプ、9・・・排気系、10・・・基板、11・・
・基板支持台、12・・・水冷管、13・・・ヒーター
14・・・ガス導入管。
ン源の概略図を示したものである。 1・・・陽極、2・・・中間電極、3・・・陰極、4・
・・同軸円筒状絶縁体、5・・・電磁石、6・・・磁気
回路、7・・・真空チャンバー、8・・・コンダクタン
スパルプ、9・・・排気系、10・・・基板、11・・
・基板支持台、12・・・水冷管、13・・・ヒーター
14・・・ガス導入管。
Claims (3)
- (1)定常ホールアクセラレータイオン源を用いて、基
板表面に硬質炭素膜を形成することを特徴とする硬質炭
素膜の被覆方法。 - (2)定常ホールアクセラレータイオン源を用いて、酸
素イオンビームを基板表面に照射した後に、同イオン源
によって硬質炭素膜を形成することを特徴とする硬質炭
素膜の被覆方法。 - (3)基板の材質が鉄系材料である請求項1または2記
載の硬質炭素膜の被覆方法。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2254756A JP2819431B2 (ja) | 1990-09-25 | 1990-09-25 | 硬質炭素膜の被覆方法 |
| US08/197,018 US5455081A (en) | 1990-09-25 | 1994-02-15 | Process for coating diamond-like carbon film and coated thin strip |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2254756A JP2819431B2 (ja) | 1990-09-25 | 1990-09-25 | 硬質炭素膜の被覆方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04136155A true JPH04136155A (ja) | 1992-05-11 |
| JP2819431B2 JP2819431B2 (ja) | 1998-10-30 |
Family
ID=17269446
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2254756A Expired - Fee Related JP2819431B2 (ja) | 1990-09-25 | 1990-09-25 | 硬質炭素膜の被覆方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2819431B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0737258A4 (en) * | 1993-12-21 | 1998-07-15 | Commw Scient Corp | METHOD FOR COATING DIAMOND-LIKE, ELECTRICALLY-CONDUCTING AND ELECTRON-EMITTING FILMS ON A CARBON-BASED BASE |
| JP2005500435A (ja) * | 2001-06-22 | 2005-01-06 | ティッセンクルップ エレクトリカル スティール エーベーゲー ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング | 電気的絶縁被覆を含む方向性電磁鋼板 |
| JPWO2007114188A1 (ja) * | 2006-03-31 | 2009-08-13 | Hoya株式会社 | イオン銃システム、蒸着装置、及びレンズの製造方法 |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62157602A (ja) * | 1985-04-18 | 1987-07-13 | 鐘淵化学工業株式会社 | 硬質カ−ボン膜 |
| JPS63169372A (ja) * | 1987-01-06 | 1988-07-13 | Nissin Electric Co Ltd | 膜形成方法 |
| JPH02814A (ja) * | 1989-02-12 | 1990-01-05 | Minolta Camera Co Ltd | 自動焦点調節機能付きのカメラ |
-
1990
- 1990-09-25 JP JP2254756A patent/JP2819431B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62157602A (ja) * | 1985-04-18 | 1987-07-13 | 鐘淵化学工業株式会社 | 硬質カ−ボン膜 |
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| JPWO2007114188A1 (ja) * | 2006-03-31 | 2009-08-13 | Hoya株式会社 | イオン銃システム、蒸着装置、及びレンズの製造方法 |
| US9074283B2 (en) | 2006-03-31 | 2015-07-07 | Hoya Corporation | Ion gun system, vapor deposition apparatus, and method for producing lens |
| EP2003225B1 (en) * | 2006-03-31 | 2016-09-14 | Hoya Corporation | Ion gun system, vapor deposition apparatus and process for producing lens |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2819431B2 (ja) | 1998-10-30 |
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