JPH04136207U - 呼吸数測定装置 - Google Patents

呼吸数測定装置

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JPH04136207U JP5190591U JP5190591U JPH04136207U JP H04136207 U JPH04136207 U JP H04136207U JP 5190591 U JP5190591 U JP 5190591U JP 5190591 U JP5190591 U JP 5190591U JP H04136207 U JPH04136207 U JP H04136207U
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  • Measuring Pulse, Heart Rate, Blood Pressure Or Blood Flow (AREA)
  • Measurement Of The Respiration, Hearing Ability, Form, And Blood Characteristics Of Living Organisms (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 脈波のうねりに基づいて呼吸数を一層正確に
測定し得る呼吸数測定装置を提供する。 【構成】 ステップS3にて逐次検出される脈波の上ピ
ーク値からステップS4にて脈波のうねりを決定し、そ
のうねりの第1,第2区間の平均値をステップS6にて
それぞれ算出し且つ第1,第2,第3区間の中央値をス
テップS7にてそれぞれ算出する。ステップS8にて第
1,第2区間の平均中央値差ΔAM1,ΔAM2 をそれぞ
れ算出し、ステップS9にて第1,第2区間同士、第
2,第3区間同士の中央値差ΔMI12, ΔMI23をそれ
ぞれ算出する。ステップS10にてΔMI12の絶対値が
平均中央値差ΔAM1 の絶対値より小さく且つステップ
S11にてΔMI23の絶対値がΔAM2 の絶対値より小
さい場合における傾斜の小さな第1〜第3区間の脈波の
うねりを用いて呼吸数を決定する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、脈波のうねりに基づいて呼吸数を測定する呼吸数測定装置に関する ものである。
【0002】
【従来の技術】
手術中や手術後などにおける患者の状態を的確に把握するためにその患者の呼 吸数を測定して監視することが行われている。この呼吸数の測定に際しては、通 常、胸郭の変動を電気的に検出する方法などが採用されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のような方法により呼吸数を測定する装置においては、通 常、その装置の生体への装着部分が比較的大型となったり或いはその装着部分の 生体への装着箇所が多くなったりして、扱いが面倒であるとともに長時間装着さ れると患者に不快感を与えるなどの欠点があった。
【0004】 これに対し、たとえば本出願人が先に出願して公開された実開平2−1210 06号公報に記載されているように、脈波の低周波変動成分であるうねりに基づ いて呼吸数を測定するようにすれば、比較的小型の脈波センサを生体の一箇所に 装着するだけでよいため、扱い易くなるとともに患者に与える不快感が軽減され ると考えられる。しかし、この場合においても、未だ解決すべき問題を有してい る。すなわち、患者の実際の血圧値の変動により脈波のうねりが比較的大きく傾 斜してそのうねりにピークの無い部分を生ずると、呼吸数を正確に測定できなく なるという問題があったのである。
【0005】 本考案は以上の事情を背景として為されたものであって、その目的とするとこ ろは、脈波のうねりに基づいて呼吸数を一層正確に測定し得る呼吸数測定装置を 提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するための本考案の要旨とするところは、生体の動脈上に装着 された脈波センサにより逐次検出される脈波の低周波変動成分であるうねりに基 づいて、その生体の単位時間当たりの呼吸数を測定する呼吸数測定装置であって 、図1のクレーム対応図に示すように、(a) 前記脈波のうねりを検出するうねり 検出手段と、(b) そのうねり検出手段により検出された脈波のうねりの予め定め られた第1期間内の平均値を算出する平均値算出手段と、(c) 前記第1期間内お よびその第1期間に続く予め定められた第2期間内において、前記脈波のうねり の最大値と最小値との間の中央値をそれぞれ算出する中央値算出手段と、(d) 前 記第1期間における平均値とその第1期間における中央値との間の差である平均 中央値差を算出する平均中央値差算出手段と、(e) 前記第1期間および第2期間 における中央値間の差である中央値差を算出する中央値差算出手段と、(f) 前記 中央値差の絶対値が前記平均中央値差の絶対値より小さい場合において、前記第 1期間および前記第2期間の少なくとも一方の期間内の脈波のうねりを用いて前 記単位時間当たりの呼吸数を決定する呼吸数決定手段とを含むことにある。
【0007】
【作用および考案の効果】
かかる構成の呼吸数測定装置においては、脈波センサにより逐次検出される脈 波の低周波変動成分であるうねりがうねり検出手段により検出され、その脈波の うねりの予め定められた第1期間内の平均値が平均値算出手段により算出される とともに、その第1期間内およびその第1期間に続く第2期間内において脈波の うねりの最大値と最小値との間の中央値が中央値算出手段によりそれぞれ算出さ れる。また、第1期間における平均値とその第1期間における中央値との間の差 である平均中央値差が平均中央値差算出手段により算出されるとともに、第1期 間および第2期間における中央値間の差である中央値差が中央値差算出手段によ り算出され、呼吸数決定手段により、中央値差の絶対値が平均中央値差の絶対値 より小さい場合において第1期間および第2期間の少なくとも一方の期間内の脈 波のうねりを用いて単位時間当たりの呼吸数が決定される。この場合において、 第1期間と第2期間との間の中央値差の絶対値が第1期間の平均中央値差の絶対 値より小さいということは、第1期間および第2期間における脈波のうねりが殆 ど傾斜していないこと等を示していると考えられるため、それら第1期間および 第2期間の少なくとも一方の期間内における傾斜の小さい脈波のうねりを用いて 呼吸数を一層正確に測定することができるのである。
【0008】 なお、第1期間と第2期間との間の中央値差を求めるのに替えて両期間の間の 平均値差を求め、その平均値差の絶対値が前記平均中央値差の絶対値より小さい 場合の脈波のうねりを用いて呼吸数を決定することも考えられるが、この場合に おいては、平均値差は中央値差に比べてノイズの影響が少ないことから、比較的 大きなノイズが混入しても平均値差の絶対値が平均中央値差の絶対値より小さく なって呼吸数が決定されることにより、測定された呼吸数が不正確となる場合が ある。これに対し、本考案の呼吸数測定装置によれば、ノイズの影響の大きい中 央値差の絶対値が平均中央値差の絶対値より小さい場合において呼吸数が決定さ れるので、脈波のうねりが殆ど傾斜していなくても比較的大きなノイズが混入し た場合には中央値差の絶対値が平均中央値差の絶対値より大きくなって呼吸数の 決定が行われないため、ノイズの影響を好適に回避し得て呼吸数を一層正確に測 定することができるのである。
【0009】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
【0010】 図2は本考案が適用された呼吸数測定装置の一構成例を示す図である。図にお いて、10は容器状を成すハウジングであり、その開口端が患者の体表面12に 対向する状態でバンド14により手首16に着脱可能に取り付けられるようにな っている。ハウジング10の内部には、ダイヤフラム18を介して脈波センサ2 0が相対移動可能かつハウジング10の開口端からの突出し可能に設けられてお り、これらハウジング10およびダイヤフラム18等によって圧力室22が形成 されている。この圧力室22内には、流体供給源24から調圧弁26を経て圧力 エア等の圧力流体が供給されるようになっており、これにより、脈波センサ20 は圧力室22内の圧力に応じた押圧力で体表面12に押圧される。
【0011】 上記脈波センサ20は、たとえば、単結晶シリコン等から成る半導体チップの 押圧面28に感圧ダイオード等の感圧素子(図示せず)が設けられて成るもので あって、橈骨動脈32から発生して体表面12に伝達される圧力振動波である脈 波を検出し、その脈波を表す脈波信号SMを制御装置34に供給する。上記圧力 室22と調圧弁26との間には圧力センサ36が設けられており、圧力センサ3 6は圧力室22内の圧力を表す圧力信号SPを制御装置34へ供給する。本実施 例においては、上記橈骨動脈32がクレームにおける動脈に相当している。
【0012】 制御装置34は、CPU,ROM,RAM等から成る所謂マイクロコンピュー タを有して構成されており、CPUは、ROMに予め記憶されたプログラムに従 ってRAMの記憶機能を利用しつつ信号処理を実行し、調圧弁26を駆動して圧 力室22内の圧力を調節し、その圧力の変化過程で得られる脈波信号SMに基づ いて脈波センサ20の押圧力を決定し且つその決定された押圧力にホールドする とともに、その押圧力において脈波を検出し且つその検出した脈波の低周波変動 成分であるうねりを検出して、その脈波のうねりに基づいて患者の呼吸数を決定 し且つその決定した呼吸数を表示器38に逐次表示させる。
【0013】 次に、以上のように構成された呼吸数測定装置の作動を図3のフローチャート に従って説明する。
【0014】 まず、電源が投入されて図示しない起動スイッチがON操作されると、ステッ プS1が実行されて、脈波センサ20の好適な押圧力が決定され且つその決定さ れた押圧力にホールドされる。すなわち、たとえば、圧力室22内を比較的緩や かな一定速度で昇圧し、その昇圧過程で逐次採取された脈波信号SMが表す脈波 の振幅をそれぞれ算出して最大振幅の脈波が採取されたときの圧力室22内の圧 力を決定し、その決定された圧力に圧力室22内の圧力を設定するのである。
【0015】 次に、ステップS2が実行されて、呼吸数を測定するために脈波信号SMが読 み込まれる。次いで、ステップS3の上ピーク値検出ルーチンが実行されて、ス テップS2にて読み込まれた脈波信号SMが表す脈波の上ピーク値を決定するた めに良く知られた上ピーク値検出アルゴリズムが実行されるとともに、ステップ S4が実行されることにより、ステップS3にて検出された上ピーク値が、前記 RAMの所定の格納場所に順次格納されることにより、脈波の低周波変動成分を 表すうねりが決定される。続くステップS5においては、今回の呼吸数測定のた めの脈波信号SMの読込みが開始されてから予め設定された一定時間、たとえば 30秒間経過したか否かが判断される。未だ一定時間経過していない場合には、 ステップS2乃至ステップS5が繰り返し実行されるが、一定時間経過すると続 くステップS6が実行される。図4および図6は、以上のようにして決定された 脈波のうねりの一例を示す図であって、たとえば、10秒間毎に、第1区間,第 2区間,および第3区間の3つに区分される。なお、図4および図6においては 、脈波のうねりは、便宜上、各上ピーク値データを結ぶ包絡線として描かれてい る。本実施例においては、上記ステップS3およびステップS4がうねり検出手 段に対応する。
【0016】 上記ステップS6においては、第1区間における脈波のうねりデータの平均値 AV1 、および第2区間における脈波のうねりデータの平均値AV2 がそれぞれ 算出されるとともに、続くステップS7においては、第1区間,第2区間,およ び第3区間における脈波のうねりデータの中央値(最大値データと最小値データ との平均値)MI1 ,MI2 ,MI3 がそれぞれ算出される。次に、ステップS 8が実行されることにより、第1区間の平均値AV1 と中央値MI1 との間の差 である平均中央値差ΔAM1 が算出されるとともに、第2区間の平均値AV2 と 中央値MI2 との間の差である平均中央値差ΔAM2 が算出される。次いで、ス テップS9が実行されることにより、第1区間の中央値MI1 と第2区間の中央 値MI2 との差である中央値差ΔMI12が算出されるとともに、第2区間の中央 値MI2 と第3区間の中央値MI3 との差である中央値差ΔMI23が算出される 。したがって、本実施例においては、上記ステップS6が平均値算出手段に、上 記ステップS7が中央値算出手段に、上記ステップS8が平均中央値差算出手段 に、上記ステップS9が中央値差算出手段にそれぞれ対応するとともに、上記第 1区間を第1期間とすると上記第2区間が第2期間に相当し、その第2区間を第 1期間とすると上記第3区間が第2期間に相当する。
【0017】 次のステップS10においては、第1区間と第2区間との中央値差ΔMI12の 絶対値が第1区間の平均中央値差ΔAM1 の絶対値より小さいか否かが判断され る。この判断が肯定された場合には、続くステップS11が実行されることによ り、第2区間と第3区間との間の中央値差ΔMI23の絶対値が第2区間の平均中 央値差ΔAM2 の絶対値より小さいか否かが判断される。この判断が肯定された 場合、すなわちステップS10およびステップS11の判断が共に肯定された場 合には、たとえば図4に示すように脈波のうねりが殆ど傾斜していないと考えら れるため、続くステップS12が実行されて、今回検出された脈波のうねりに基 づいて呼吸数が決定されるが、ステップS10の判断が否定された場合およびス テップS11の判断が否定された場合には、たとえば図6に示すように脈波のう ねりが大きく傾斜してそのうねりにピークが無い場合が考えられるため、今回の 脈波のうねりに基づいて呼吸数を決定することなくステップS2に戻される。し たがって、本実施例においては、ステップS10乃至ステップS12が呼吸数決 定手段に対応する。
【0018】 上記ステップS12の呼吸数決定ルーチンにおいては、図5に示すように、ま ずステップSS1が実行されることにより、上記ステップS4にて決定された脈 波のうねりについて下ピーク値の検出が開始されて、検出された下ピーク値が標 準下ピーク値Pd* として決定され、その後ステップSS2が実行されることに より、上ピーク値の検出が開始されて、検出された上ピーク値が標準上ピーク値 Pu* として決定される。標準下ピーク値Pd* および標準上ピーク値Pu* が 決定された後、ステップSS3が実行されて次の下ピーク値Pdが決定される。 次のステップSS4においては、標準下ピーク値Pd* と下ピーク値Pdとの差 の絶対値が標準下ピーク値Pd* の20%以内にあるか否かが判断される。この 判断が否定された場合には、ノイズを避けるために、ステップSS5が実行され て前記標準下ピーク値Pd* と下ピーク値Pdとの平均値に標準下ピーク値Pd * が更新された後、ステップSS2以下が再び実行される。
【0019】 上記ステップSS4の判断が肯定された場合には、ステップSS6が実行され て、下ピーク値Pdに続く上ピーク値Puが決定される。次に、ステップSS7 が実行されて、標準上ピーク値Pu* と上ピーク値Puとの差の絶対値が標準上 ピーク値Pu* の20%以内にあるか否かが判断される。この判断が肯定された 場合には、ステップSS8が実行されて、標準上ピーク値Pu* と、ステップS S6にて上ピーク値Puが決定された際のその上ピーク値Puの次に位置するデ ータ値Dpとの差の絶対値が標準上ピーク値Pu* の20%以内にあるか否かが 判断される。この判断が肯定された場合、すなわち、ステップSS7およびステ ップSS8の判断が共に肯定された場合には、ステップSS9が実行されて、ス テップSS6にて決定された上ピーク値Puが2個目であるか否かが判断される 。ステップSS9の判断が否定された場合には、決定された上ピーク値Puは1 個目であるため、ステップSS6にて2個目の上ピーク値Puが決定された後ス テップSS7乃至ステップSS9が再び実行される。このときには、ステップS S9の判断は肯定されるので、ステップSS10が実行されることにより、一対 の上ピーク値Pu間の時間(秒)が呼吸周期Tとして求められ且つその呼吸周期 Tで単位時間たとえば60秒を除することにより1分間当たりの呼吸数が算出さ れる。なお、図示はしないが、上記ステップSS2,ステップSS3,ステップ SS6において、脈波のうねりデータが足りなくなって予め定められた一定時間 (たとえば10秒間)経過しても標準上ピーク値Pu* ,下ピーク値Pd,上ピ ーク値Puが決定されない場合には、呼吸数決定ルーチンが終了させられるよう になっている。
【0020】 このようにして呼吸数が算出されてステップS12の呼吸数決定ルーチンが終 了すると、続くステップS13が実行されて、表示器38に表示される呼吸数の 表示値がステップS12にて決定された値に更新された後、再びステップS2以 下が実行されて、同様にして呼吸数の測定が続行されることとなる。
【0021】 このように本実施例の呼吸数測定装置によれば、脈波のうねりの第1区間と第 2区間との間の中央値差ΔMI12の絶対値が第1区間の平均中央値差ΔAM1 の 絶対値より小さく且つ第2区間と第3区間との間の中央値差ΔMI23の絶対値が 第2区間の平均中央値差ΔAM2 の絶対値より小さい場合において、第1区間乃 至第3区間内の脈波のうねりを用いて単位時間当たりの呼吸数が決定されるよう に構成されており、このように中央値差ΔMI12の絶対値が平均中央値差ΔAM 1 の絶対値より小さく且つ中央値差ΔMI23の絶対値が平均中央値差ΔAM2 の 絶対値より小さい場合には、前述のように、第1区間乃至第3区間内の脈波のう ねりは実際の血圧値の変動に基づいて殆ど傾斜していないと考えられるため、そ の脈波のうねりを用いて呼吸数を一層正確に測定することができる。
【0022】 因みに、従来においては、脈波のうねりが比較的大きく傾斜してその脈波のう ねりにピークの無い部分が存在する場合においても、その脈波のうねりを用いて 呼吸数の測定が行われるため、たとえば図7に示すように、決定される呼吸周期 Tが実際より大幅に大きくなって呼吸数の測定値が実際より大幅に小さくなり、 呼吸数の測定が不正確となる場合があるのである。これに対し、本実施例によれ ば、大きく傾斜してピークの無い脈波のうねりにおいては、たとえば図6に示す ように、中央値差ΔMI12の絶対値が平均中央値差ΔAM1 の絶対値より大きく なり且つ中央値差ΔMI23の絶対値が平均中央値差ΔAM2 の絶対値より大きく なるため、大きく傾斜してピークの無い脈波のうねりは呼吸数の測定対象から除 外されて、殆ど傾斜していない脈波のうねりに基づいてだけ呼吸数の測定が行わ れることとなり、これにより、呼吸数の測定が一層正確となるのである。
【0023】 また、本実施例によれば、中央値差ΔMI12の絶対値が平均中央値差ΔAM1 の絶対値より小さく且つ中央値差ΔMI23の絶対値が平均中央値差ΔAM2 の絶 対値より小さい場合の脈波のうねりに基づいて呼吸数が算出されるため、ノイズ の影響を好適に回避することができる利点がある。すなわち、中央値差ΔMI12 ,ΔMI23に替えて第1区間と第2区間との間の平均値差および第2区間と第3 区間との間の平均値差を用いることもできるが、中央値差は平均値差に比べてノ イズの影響が大きいことから、比較的大きなノイズが混入した場合においては、 中央値差の絶対値が平均中央値差の絶対値より大きくなって呼吸数が決定されな いため、ノイズの影響を好適に回避し得て呼吸数を一層正確に測定することがで きるのである。
【0024】 また、本実施例によれば、呼吸数を測定するのに好適な脈波のうねりが決定さ れた後、その脈波のうねりから下ピーク値Pdや一対の上ピーク値Puを求めて 呼吸数を決定するに際し、ステップSS4,ステップSS7,およびステップS S8においてそれら下ピーク値Pdおよび上ピーク値Puがノイズでないか否か が判断されることとなるので、呼吸数の測定が更に正確となる。
【0025】 なお、前記実施例では、脈波の上ピーク値に基づいてうねりが検出されている が、脈波の下ピーク値などに基づいてうねりを検出するようにしてもよい。
【0026】 また、前記実施例では、ステップS5において、今回の呼吸数測定に際して脈 波信号SMの読込みが開始されてから一定時間経過したか否かが判断されている が、脈波の上ピーク値あるいは下ピーク値が予め定められた一定数検出されたか 否かを判断するように構成することもできる。
【0027】 また、前記実施例では、決定された一定時間の脈波のうねりが3つの区間に区 分されているとともに、それら3つの区間の脈波のうねりを用いて呼吸数が決定 されるように構成されているが、必ずしもその必要はなく、たとえば、クレーム における第1期間および第2期間に相当する2つの区間に区分して両区間あるい は何れか一方の区間のうねりを用いて呼吸数を決定するように構成することもで きるし、4つ以上の区間に区分しても差し支えない。
【0028】 また、前記実施例では、1周期の呼吸周期に基づいて呼吸数が算出されている が、呼吸周期を複数求めてそれらを平均した平均呼吸周期に基づいて呼吸数を算 出するように構成することも可能である。
【0029】 また、前記実施例において、単位時間当たりの脈拍数を求めて、脈拍数と呼吸 数との間の予め定められた関係から、ステップS12の呼吸数決定ルーチンにて 決定された呼吸数が異常値であるか否かを推定するように構成してもよい。
【0030】 また、前記実施例では、表示器38には呼吸数のみが表示されるが、それに加 えて脈波の波形や脈拍数などを表示するようにしてもよい。
【0031】 また、前記実施例では、脈波センサ20は橈骨動脈32上に装着されているが 、足背動脈や頸動脈などの他の動脈に装着されるものであってもよいことは勿論 である。
【0032】 その他、本考案はその趣旨を逸脱しない範囲において種々変更が加えられ得る ものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】クレーム対応図である。
【図2】本考案が適用された呼吸数測定装置の一例を示
す図であって、その構成を示す図である。
【図3】図2の装置の作動を説明するためのフローチャ
ートである。
【図4】図3のフローチャートで検出された脈波のうね
りの一例を示す図であって、呼吸数の測定対象となるう
ねりの一例を示す図である。
【図5】図3の呼吸数決定ルーチンを説明するためのフ
ローチャートである。
【図6】図3のフローチャートで検出された脈波のうね
りの他の例を示す図であって、呼吸数の測定対象から除
外される傾斜の大きなうねりの一例を示す図である。
【図7】従来の呼吸数測定装置を用いて傾斜の大きな脈
波のうねりから決定される呼吸周期の一例を示す図であ
る。
【符号の説明】
20 脈波センサ 32 橈骨動脈(動脈)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 生体の動脈上に装着された脈波センサに
    より逐次検出される脈波の低周波変動成分であるうねり
    に基づいて、該生体の単位時間当たりの呼吸数を測定す
    る呼吸数測定装置であって、前記脈波のうねりを検出す
    るうねり検出手段と、該うねり検出手段により検出され
    た脈波のうねりの予め定められた第1期間内の平均値を
    算出する平均値算出手段と、前記第1期間内および該第
    1期間に続く予め定められた第2期間内において、前記
    脈波のうねりの最大値と最小値との間の中央値をそれぞ
    れ算出する中央値算出手段と、前記第1期間における平
    均値と該第1期間における中央値との間の差である平均
    中央値差を算出する平均中央値差算出手段と、前記第1
    期間および第2期間における中央値間の差である中央値
    差を算出する中央値差算出手段と、前記中央値差の絶対
    値が前記平均中央値差の絶対値より小さい場合におい
    て、前記第1期間および前記第2期間の少なくとも一方
    の期間内の脈波のうねりを用いて前記単位時間当たりの
    呼吸数を決定する呼吸数決定手段とを含むことを特徴と
    する呼吸数測定装置。
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