JPH04136342U - フライホイール - Google Patents

フライホイール

Info

Publication number
JPH04136342U
JPH04136342U JP4385691U JP4385691U JPH04136342U JP H04136342 U JPH04136342 U JP H04136342U JP 4385691 U JP4385691 U JP 4385691U JP 4385691 U JP4385691 U JP 4385691U JP H04136342 U JPH04136342 U JP H04136342U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mass body
damper chamber
viscous fluid
crankshaft
flywheel
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP4385691U
Other languages
English (en)
Other versions
JP2604667Y2 (ja
Inventor
勲 伊藤
Original Assignee
株式会社アツギユニシア
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社アツギユニシア filed Critical 株式会社アツギユニシア
Priority to JP1991043856U priority Critical patent/JP2604667Y2/ja
Publication of JPH04136342U publication Critical patent/JPH04136342U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2604667Y2 publication Critical patent/JP2604667Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Sealing Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 クランクシャフト1に固定した質量体2に所
定角度相対回動できるように別の質量体12を組み付
け、これら両者2,12間を略円板状のシール部材19
で密封することにより両者2,12間にダンパ室21を
形成し、このダンパ室21内に粘性流体を充填してあ
る。そして、前記シール部材19の一端に階段状のシー
ルリップ部20を形成し、このシールリップ部20を質
量体2に凹凸係合させることにより、ダンパ室21のシ
ール性を高めてある。 【効果】 粘性流体の粘度が低下し、粘性流体の流動性
が増しても、粘性流体はダンパ室21から漏出すること
がない。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はクランクシャフトの端部に取り付けられるフライホイールに関する。
【0002】
【従来の技術】
この種のフライホイールは、エンジンのトルク変動に伴うクランクシャフトの 回転変動を少なくすると共に、クランクシャフトの捩り振動を低減し、クラッチ を介して出力軸に円滑に動力伝達できるように様々な工夫が施されている。
【0003】 このようなフライホイールのうち、図3に示すものは、クランクシャフト1に 固定した質量体40に別の質量体41を相対回動可能に組み付け、これら両質量 体40,41間を略円板状のシール部材42で密封することにより両質量体40 ,41間にダンパ室43を形成し、このダンパ室43内に両質量体40,41を 回動方向に弾性的に連繋するばね44を収容すると共に、粘性流体を充填するこ とにより、両質量体40,41の相対回動時にばね44の緩衝機能と粘性流体の 減衰機能を発揮させ、クランクシャフト1の捩り振動を効果的に低減している( 例えば、特開昭63−254248号公報参照)。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来技術にあっては、両質量体40,41間を密封 するシール部材42のシールリップ部45が一方の質量体40の側面46に平面 接触するようになっているため、雰囲気温度の上昇等により粘性流体の粘度が低 下すると、シールリップ部45と質量体40との接触部から粘性流体が外部へ漏 出する虞れのあることが指摘されていた。
【0005】 そこで、本考案は、このような不具合の発生の虞れのないフライホイールの提 供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
即ち本考案は、クランクシャフトに固定した質量体に所定角度相対回動できる ように別の質量体を組み付け、これら両者間を略円板状のシール部材で密封する ことにより両者間にダンパ室を形成し、このダンパ室内に粘性流体を充填してな るフライホイールであって、前記シール部材の一端に階段状のシールリップ部を 形成し、このシールリップ部をいずれか一方の質量体に凹凸係合させたことを特 徴としている。
【0007】
【作用】
粘性流体の粘度が低下し、その流動性が増しても、シールリップ部を質量体に 凹凸係合させてダンパ室のシール性を高めてあるため、ダンパ室から粘性流体が 漏出しない。
【0008】
【実施例】
以下本考案の実施例を図面に基づき詳述する。
【0009】 図1はフライホイールAの取付状態を示す断面図であり、この図において1は クランクシャフトである。このクランクシャフト1の軸端には、第1質量体2を レインフォースプレート3とともにボルト4で固定してある。
【0010】 この第1質量体2は、クランクシャフト1に内周端部を固定した略円板状のド ライブプレート5と、その外周端にボルト等の固定手段(図示せず)で固定した サブプレート6及び環状体7とからなっている。このうち、サブプレート6には 、その周方向複数箇所を切り起こしてばね受容部8を形成してある。一方、環状 体7には、その側面部9にサブプレート6のばね受容部8に対応するばね受容部 10を切り欠き形成すると共に、そのばね受容部10よりも内周側の側面部にシ ール受容部11を形成してある。
【0011】 12は第1質量体2に所定角度相対回動できるように組み付けた第2質量体で ある。この第2質量体12は、環状体13とこの環状体13にリベット14で固 定した略円板状の出力部材15とからなり、その内周端をベアリング16を介し てレインフォースプレート3に回動可能に支持してある。そして、出力部材15 の外周端部をサブプレート6と環状体7の側面部9との間に係合してある。そし て、その出力部材15の外周端には、サブプレート6及び環状体7のばね受容部 8,10に対応するばね受容部17を形成してあり、これらばね受容部8,10 ,17にばね(例えば圧縮コイルばね)18を収容してある(図2参照)。これ により、サブプレート6及び環状体7(第1質量体2)と出力部材15(第2質 量体12)とがばね18で回動方向に弾性的に連繋されることとなる。
【0012】 19は略円板状の樹脂材製シール部材であり、このシール部材19はその内周 端部を前記出力部材15とともに環状体13に固定し、外周端部に形成した階段 状のシールリップ部20を前記環状体13のシール受容部11に凹凸係合させて ある。このようにして第1質量体2と第2質量体12との間の空間をシール部材 19で密封し、両質量体2,12間にダンパ室21を形成して、そのダンパ室2 1の内部にグリース等の粘性流体を充填してある。
【0013】 22は摩擦力発生手段であり、この摩擦力発生手段22は相対回動するドライ ブプレート5と出力部材15との間に配置してある。この摩擦力発生手段22は 、摩擦板23,リテーナ24及びこれらをドライブプレート5側へ付勢する皿ば ね25とで構成してあり、第1質量体2と第2質量体12とが相対回動した際に 摩擦抵抗力を発生するようになっている。尚、リテーナ24は、その一端に形成 した爪26を出力部材15の溝27に係合してあり、出力部材15とともに回動 するようにしてある。
【0014】 28は環状体7の外周に固着したリングギヤであり、このリングギヤ28は図 外のスタータモータのピニオンギヤに噛合され、エンジン始動時にスタータモー タの回動力を第1質量体2を介してクランクシャフト1に伝達する。
【0015】 29はサブプレート6と出力部材15との間の隙間であり、この隙間29に位 置する粘性流体が相対回動するサブプレート6と出力部材15とにより剪断され て粘性抵抗力を発生する。
【0016】 尚、第2質量体12の環状体13にはクラッチカバー組立体(図示せず)が取 り付けられ、環状体13の図中右側側面にはクラッチフェーシング(図示せず) が接合するようになっている。
【0017】 以上の実施例構造によれば、第2質量体12の環状体13にクラッチフェーシ ング(図示せず)が接合して、エンジンの動力がクランクシャフト1からフライ ホイールA及びクラッチ(図示せず)を介して図外の出力軸に伝達される際に、 エンジンの回転変動及びそれに起因するクランクシャフト1系の捩り振動は、フ ライホイールAの慣性モーメントと、第1質量体2と第2質量体12とを連繋す るばね18の緩衝機能と、粘性流体の粘性抵抗及び摩擦力発生手段22の摩擦抵 抗に基づく振動減衰機能とにより、効果的に吸収・減衰される。その結果、エン ジンの動力はクランクシャフト1からフライホイールA及びクラッチ(図示せず )を介して図外の出力軸に円滑に伝達される。
【0018】 この動力伝達時,フライホイールAには、第2質量体12とクラッチフェーシ ング(図示せず)とが摺接して生じる摩擦熱や、摩擦力発生手段22で発生する 摩擦熱等が蓄積される。そのため、フライホイールAが温度上昇し、ダンパ室2 1内の粘性流体はその粘度が低下して流動性を増す。しかし、本実施例は、シー ル部材19の階段状のシールリップ部20を環状体7のシール受容部11に凹凸 係合させてダンパ室21のシール性を高めてあるため、ダンパ室21の内部から 外部へ粘性流体が漏出することがない。従って、本実施例のフライホイールAは 、前記した諸機能を長期に亘り安定して発揮する。
【0019】 尚、本実施例に限られず、シール部材の内周端部に階段状のシールリップ部を 形成し、シール部材の外周端部を第1質量体に固定する一方、第2質量体にシー ルリップ部と凹凸係合するシール受容部を形成するようにしてもよい。又、シー ル部材は、全体を金属で形成し、相手部材に摺接するシールリップ部に樹脂をコ ーティングしたものでもよい。
【0020】
【考案の効果】
以上の説明から明らかなように本考案は、クランクシャフトに固定した質量体 に所定角度相対回動できるように別の質量体を組み付け、これら両者間を略円板 状のシール部材で密封することにより両者間にダンパ室を形成し、このダンパ室 内に粘性流体を充填してなるフライホイールであって、前記シール部材の一端に 階段状のシールリップ部を形成し、このシールリップ部をいずれか一方の質量体 に凹凸係合させることにより、ダンパ室のシール性を高めてあるため、粘性流体 の粘度が低下しても、粘性流体がダンパ室から漏出するのを防止することができ 、エンジンの回転変動及びクランクシャフト系の捩り振動を長期に亘り安定して 吸収・減衰することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示すフライホイールの取付
状態の断面図。
【図2】一部を切り欠いて示す図1のB方向矢視図。
【図3】従来のフライホイールの要部断面図。
【符号の説明】
A…フライホイール、1…クランクシャフト、2…質量
体(第1質量体)、12…質量体(第2質量体)、19
…シール部材、20…シールリップ部、21…ダンパ
室。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クランクシャフトに固定した質量体に所
    定角度相対回動できるように別の質量体を組み付け、こ
    れら両者間を略円板状のシール部材で密封することによ
    り両者間にダンパ室を形成し、このダンパ室内に粘性流
    体を充填してなるフライホイールにおいて、前記シール
    部材の一端に階段状のシールリップ部を形成し、このシ
    ールリップ部をいずれか一方の質量体に凹凸係合させた
    ことを特徴とするフライホイール。
JP1991043856U 1991-06-12 1991-06-12 フライホイール Expired - Fee Related JP2604667Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1991043856U JP2604667Y2 (ja) 1991-06-12 1991-06-12 フライホイール

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1991043856U JP2604667Y2 (ja) 1991-06-12 1991-06-12 フライホイール

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04136342U true JPH04136342U (ja) 1992-12-18
JP2604667Y2 JP2604667Y2 (ja) 2000-05-22

Family

ID=31924123

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1991043856U Expired - Fee Related JP2604667Y2 (ja) 1991-06-12 1991-06-12 フライホイール

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2604667Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012050039A1 (ja) * 2010-10-14 2012-04-19 アイシン精機株式会社 トルク変動吸収装置

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61256041A (ja) * 1985-05-03 1986-11-13 フイヒテル・ウント・ザツクス・アクチエンゲゼルシヤフト 内燃機関用のはずみ車ユニツト
JPS62112343U (ja) * 1985-12-30 1987-07-17

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61256041A (ja) * 1985-05-03 1986-11-13 フイヒテル・ウント・ザツクス・アクチエンゲゼルシヤフト 内燃機関用のはずみ車ユニツト
JPS62112343U (ja) * 1985-12-30 1987-07-17

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012050039A1 (ja) * 2010-10-14 2012-04-19 アイシン精機株式会社 トルク変動吸収装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2604667Y2 (ja) 2000-05-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3624020B2 (ja) 摩擦クラッチと共働するトルク伝達装置
JP3338045B2 (ja) 振動減衰装置
JP3091002B2 (ja) 振動減衰装置
JP3701982B2 (ja) ころがり軸受
JP3027355B2 (ja) ねじり振動を減衰する装置
US5125872A (en) Apparatus for damping torsional vibrations with a slip clutch between input and output members
US5135092A (en) Apparatus for transmitting torque
EP0476707B1 (en) Flywheel for an internal combustion engine
GB2309283A (en) Torsional vibration damper
US4200004A (en) Zero slip torsional vibration damper
JPS6326425A (ja) 捩り振動減衰装置
GB2194835A (en) Torsional vibration damper
JP3543822B2 (ja) 特に自動車用のトーション減衰装置
GB2328266A (en) Torsion vibration damper with planetary gearing
CN101124418A (zh) 减震装置,特别用于一个双惯量飞轮
GB2231123A (en) Torsion damping device with a dynamic vibration damper, in particular for automotive vehicles
JPH11315889A (ja) 回転振動を緩衝する装置
JPH04136342U (ja) フライホイール
US5401106A (en) Bearing assembly with inner race bearing support means
JP3008177U (ja) メカニカルシールの自励振動防止機構
JPH05346138A (ja) トルク伝達装置
CN206234317U (zh) 用于机动车的传动系的双质量飞轮
JPH04316745A (ja) フライホイール
JPH0681862A (ja) スタータクラッチ
JP2004003678A (ja) 動力伝達装置

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees