JPH04136491A - スクロールとその加工装置及びその方法 - Google Patents
スクロールとその加工装置及びその方法Info
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- JPH04136491A JPH04136491A JP25692690A JP25692690A JPH04136491A JP H04136491 A JPH04136491 A JP H04136491A JP 25692690 A JP25692690 A JP 25692690A JP 25692690 A JP25692690 A JP 25692690A JP H04136491 A JPH04136491 A JP H04136491A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、固定スクロールと駆動要素により回転駆動さ
れる旋回スクロールによって圧縮動作を行うスクロール
圧縮機に係り、特にスクロールとその製造方法及びその
装置に関する。
れる旋回スクロールによって圧縮動作を行うスクロール
圧縮機に係り、特にスクロールとその製造方法及びその
装置に関する。
鋳造による鋳鉄で成形されている。また、特公昭61−
232020号公報に記載のように粉末冶金法による鉄
系焼結体で成形されている。
232020号公報に記載のように粉末冶金法による鉄
系焼結体で成形されている。
一方、固定及び旋回スクロールの塑性加工法として、特
r昭59−13541号公報に記載の冷間鍛造法及び特
公昭64−54806号公報に記載の熱間鍛造法が用い
られている。
r昭59−13541号公報に記載の冷間鍛造法及び特
公昭64−54806号公報に記載の熱間鍛造法が用い
られている。
固定及び旋回スクロールのラップ高さHと肉厚tとの比
(以後、アスペクト比と略す)が大きいので、従来技術
の鋳造では抜き勾配を設ける必要があり、型抜き後の成
形精度が悪い。そのため、鋳造後の機械加工代が大きく
なり、加工時間が長いことなどの理由から製造コストが
高価になる問題があった。また、ラップの肉厚tが薄い
ので、鋳造欠陥が生じ易い。
(以後、アスペクト比と略す)が大きいので、従来技術
の鋳造では抜き勾配を設ける必要があり、型抜き後の成
形精度が悪い。そのため、鋳造後の機械加工代が大きく
なり、加工時間が長いことなどの理由から製造コストが
高価になる問題があった。また、ラップの肉厚tが薄い
ので、鋳造欠陥が生じ易い。
粉末冶金法では、焼結後の部品に数%の気孔が残存する
ので強度が低下する欠点があった。さらに、焼結時には
十数異収縮するので、寸法精度が悪く、機械加工代が大
きくなる問題があった。
ので強度が低下する欠点があった。さらに、焼結時には
十数異収縮するので、寸法精度が悪く、機械加工代が大
きくなる問題があった。
冷間鍛造法では、素材の変形抵抗が大きいので一回の鍛
造比が大きくできない。そのため、アスペクト比が大き
なスクロールを成形する場合、鍛造加工を数回に分け、
その間に焼なましを行う必要があった。また、加工力が
大きくなるので、金型が変形して寸法精度が悪くなるこ
とや、鍛造プレスが大形になる問題があった。
造比が大きくできない。そのため、アスペクト比が大き
なスクロールを成形する場合、鍛造加工を数回に分け、
その間に焼なましを行う必要があった。また、加工力が
大きくなるので、金型が変形して寸法精度が悪くなるこ
とや、鍛造プレスが大形になる問題があった。
熱間鍛造法では、素材の加熱・冷却等の寸法変化で寸法
精度が悪くなるので、機械加工代が太きくなる問題があ
った。また、アルミ合金の線膨張率を低下させるために
Siを多量に添加した素材を用いて鍛造加工を行う場合
、変形抵抗が大きいので加工力が大きくなり、金型が変
形して寸法精度が悪くなる問題があった。さらに、ラッ
プの中央部と外周部では、鍛造加工過程での塑性流動状
態が異なるので、中央部のラップ高さが外周部より低く
なる。そのため、伸び特性の悪い素材では。
精度が悪くなるので、機械加工代が太きくなる問題があ
った。また、アルミ合金の線膨張率を低下させるために
Siを多量に添加した素材を用いて鍛造加工を行う場合
、変形抵抗が大きいので加工力が大きくなり、金型が変
形して寸法精度が悪くなる問題があった。さらに、ラッ
プの中央部と外周部では、鍛造加工過程での塑性流動状
態が異なるので、中央部のラップ高さが外周部より低く
なる。そのため、伸び特性の悪い素材では。
ラップ高さが急変する箇所で割れが生じる問題があった
。
。
本発明の目的は、上記した従来技術の問題点を解決した
スクロール鍛造品とその製造方法及びその装置を提供す
ることにある。
スクロール鍛造品とその製造方法及びその装置を提供す
ることにある。
上記目的は、鍛造加工法において被加工材に押付ける金
型のスクロール鏡板の外周部に対向する部分に軸方向の
逃げ(軸方向の段付部)を設けることにより達成される
。
型のスクロール鏡板の外周部に対向する部分に軸方向の
逃げ(軸方向の段付部)を設けることにより達成される
。
また、上記金型に設けられた渦巻状の彫型部をスクロー
ルラップを成形するランドと逃げ角を設けた逃げ部から
構成することにより、スクロール部品の高寸法精度が達
成できる。
ルラップを成形するランドと逃げ角を設けた逃げ部から
構成することにより、スクロール部品の高寸法精度が達
成できる。
本発明は円板状の鏡板部分とこの鏡板部分上に突出した
渦巻状のラップ部分とを備えたスクロールにおいて、ラ
ップの高さが実質的に均一でかつ少なくともこのラツプ
部分表面は全面鍛造面が露出していることを特徴とする
。
渦巻状のラップ部分とを備えたスクロールにおいて、ラ
ップの高さが実質的に均一でかつ少なくともこのラツプ
部分表面は全面鍛造面が露出していることを特徴とする
。
また本発明はラップ部分の高さが実質的に均一であり、
かつ少なくともこのラップ部分が鍛造品であって、Si
:10−42重量%、Fe、Niから選ばれる少なくと
も1種:1〜10重量%、Cu、Mgから選ばれる少な
くとも1種:1〜10重量%、残部AlからなるAf1
合金製であることを特徴とする。
かつ少なくともこのラップ部分が鍛造品であって、Si
:10−42重量%、Fe、Niから選ばれる少なくと
も1種:1〜10重量%、Cu、Mgから選ばれる少な
くとも1種:1〜10重量%、残部AlからなるAf1
合金製であることを特徴とする。
更に本発明は銀板部分とラップ部分とが一体に成形され
た鍛造品であり、かつラップ部分の高さが実質的に均一
であることを特徴とする。
た鍛造品であり、かつラップ部分の高さが実質的に均一
であることを特徴とする。
いずれにせよ鏡板部分をラップ部分と一体の鍛造とする
に際し、ラップ高さを実質均一とするには型の周辺域に
逃げを設けておくことが必須であり、従って鏡板周辺に
はこの逃げの部分が突出されるが、各種装置にこのスク
ロールを組み込むにはこの突出部が邪魔となるので切削
することになり、従って鍛造品の鏡板周辺に切削痕がで
きる。
に際し、ラップ高さを実質均一とするには型の周辺域に
逃げを設けておくことが必須であり、従って鏡板周辺に
はこの逃げの部分が突出されるが、各種装置にこのスク
ロールを組み込むにはこの突出部が邪魔となるので切削
することになり、従って鍛造品の鏡板周辺に切削痕がで
きる。
ラップ部分が実質的均一とは、鏡板とラップ部分の総厚
さ約15mmの場合には±0.5m+の高低差以内の均
一度のものをいう。
さ約15mmの場合には±0.5m+の高低差以内の均
一度のものをいう。
本発明のスクロールの加工装置は、スクロール鏡板の外
周部に対向する部位に所定寸法の段付を設けた金型を備
えたことを特徴とする。この段付部の形状は、最外周の
スクロールラップにおける塑性流動量に対応した体積量
とすることが望ましい。
周部に対向する部位に所定寸法の段付を設けた金型を備
えたことを特徴とする。この段付部の形状は、最外周の
スクロールラップにおける塑性流動量に対応した体積量
とすることが望ましい。
また本発明の加工装置は、スクロールのラップを成形す
る金型の渦巻状彫型部にランドと所定の逃げ角を備えた
逃げ部を設けたことを特徴とする。
る金型の渦巻状彫型部にランドと所定の逃げ角を備えた
逃げ部を設けたことを特徴とする。
更に本発明の加工装置は、被加工材の外周に拘束型を備
え、拘束型の内周面に半径方向の逃げを設けたことを特
徴とする。尚、逃げ部は鏡面部の外周に沿って徐々に容
積が変化していることが好ましい。
え、拘束型の内周面に半径方向の逃げを設けたことを特
徴とする。尚、逃げ部は鏡面部の外周に沿って徐々に容
積が変化していることが好ましい。
本発明のスクロールの加工方法は、被加工材としてSi
が10〜42重量%、Fe、Niの一種以上が1〜10
重景%、Cu、Mgの一種以上が1〜10重量%、残部
がAlから成るアルミニウム粉末合金とすることが好ま
しい。
が10〜42重量%、Fe、Niの一種以上が1〜10
重景%、Cu、Mgの一種以上が1〜10重量%、残部
がAlから成るアルミニウム粉末合金とすることが好ま
しい。
スクロール鏡板の外周部に対向する部分に軸方向の逃げ
(軸方向の段付部)を設けた金型を用いた鍛造加工する
ことにより、ラップ外周部に塑性流動する余分の被加工
材を鏡板の外周部に塑性流動させることができるので、
ラップ高さが全域にわたって均一に成形することができ
る。
(軸方向の段付部)を設けた金型を用いた鍛造加工する
ことにより、ラップ外周部に塑性流動する余分の被加工
材を鏡板の外周部に塑性流動させることができるので、
ラップ高さが全域にわたって均一に成形することができ
る。
また、金型の渦巻状の彫型部にランドと逃げ部を設ける
ことにより、鍛造加工時に生じる金型と被加工材との摩
擦係数を低減できるので、塑性流動性の悪いAl−高S
i合金の被加工材を成形することができる。
ことにより、鍛造加工時に生じる金型と被加工材との摩
擦係数を低減できるので、塑性流動性の悪いAl−高S
i合金の被加工材を成形することができる。
以下、本発明の実施例を図面を参照して詳細に説明する
。
。
第1図は本発明の実施例に係るスクロール圧縮機用スク
ロールの鍛造装置とその鍛造方法の説明図である。
ロールの鍛造装置とその鍛造方法の説明図である。
図のように鍛造装置は、被加工材1を支持して鍛造荷重
の反力を分担する下型2と、スクロールラップ13を成
形する渦巻形状の彫型部4を設けた上型3と、上型3の
変形を拘束するために渦巻状彫型に嵌入され、彫型に連
通した空気抜き孔6を設けた上型拘束部材5と、上型3
を支持するホルダー8と、被加工材の半径方向変形を拘
束する拘束型9と、ボス10から構成されてい゛る。
の反力を分担する下型2と、スクロールラップ13を成
形する渦巻形状の彫型部4を設けた上型3と、上型3の
変形を拘束するために渦巻状彫型に嵌入され、彫型に連
通した空気抜き孔6を設けた上型拘束部材5と、上型3
を支持するホルダー8と、被加工材の半径方向変形を拘
束する拘束型9と、ボス10から構成されてい゛る。
スクロールの鍛造は1次のようにして行う。すなわち、
第1図の左側に示すように、所定の温度に加熱された被
加工材1を下型2及び拘束型9に挿入する。この状態で
第1図の右側に示すように渦巻彫型部4を設けた上型3
を鍛造プレスラム(図示省略)によって被加工材1に押
し付ける。
第1図の左側に示すように、所定の温度に加熱された被
加工材1を下型2及び拘束型9に挿入する。この状態で
第1図の右側に示すように渦巻彫型部4を設けた上型3
を鍛造プレスラム(図示省略)によって被加工材1に押
し付ける。
上型3の下降に伴い、スクロールの鏡板部11とボス部
12が成形されると共に、上型3の彫型内に被加工材1
が塑性流動してスクロールのラップ部13が形成される
。7は突起である。
12が成形されると共に、上型3の彫型内に被加工材1
が塑性流動してスクロールのラップ部13が形成される
。7は突起である。
鏡板部11及びラップ部13の成形が完了した後、上型
3を後退させ(図示上側)、次にノックアウトポンチ(
図示省略)により下型2を介してスクロール成形品を拘
束型9から突出して取り出す。
3を後退させ(図示上側)、次にノックアウトポンチ(
図示省略)により下型2を介してスクロール成形品を拘
束型9から突出して取り出す。
次に本実施例の作用について説明する。
円板状の被加工材1に上型3を押し付けて第2図に示す
ような渦巻状のスクロールラップ13を成形した場合、
ラップ中央部13aとラップ外周部13bでは塑性流動
状態が異なる。すなわち、ラップ中央部13aでは鏡板
部11の肉厚方向からのみ塑性流動が生じ、ラップ外周
部13bでは鏡板部11の半径及び肉厚方向から塑性流
動が生じる。このようにラップ中央部13aと外周部1
3bで塑性流動量が異なるので、成形されたラップ高さ
Hは第3図に示すように外周部に比べ中央部が低くなる
。また、ラップ高さHが急変する箇所において大きな引
張応力が生じ、伸び特性の悪いAl−高Si合金材では
割れが発生する。第3図に示したようなラツプ高さの分
布は、スクロールを塑性流動状態が異なる3つのパーツ
に分割して、体積一定の関係(鍛造により減少した鏡板
部の体積と盛り上がったラツプの体積が等しい)を用い
ることにより推定することができる。
ような渦巻状のスクロールラップ13を成形した場合、
ラップ中央部13aとラップ外周部13bでは塑性流動
状態が異なる。すなわち、ラップ中央部13aでは鏡板
部11の肉厚方向からのみ塑性流動が生じ、ラップ外周
部13bでは鏡板部11の半径及び肉厚方向から塑性流
動が生じる。このようにラップ中央部13aと外周部1
3bで塑性流動量が異なるので、成形されたラップ高さ
Hは第3図に示すように外周部に比べ中央部が低くなる
。また、ラップ高さHが急変する箇所において大きな引
張応力が生じ、伸び特性の悪いAl−高Si合金材では
割れが発生する。第3図に示したようなラツプ高さの分
布は、スクロールを塑性流動状態が異なる3つのパーツ
に分割して、体積一定の関係(鍛造により減少した鏡板
部の体積と盛り上がったラツプの体積が等しい)を用い
ることにより推定することができる。
そこで、ラップ中央部13aと外周部13bに生じる塑
性流動量を同じにするため、第4図4こ示すようにスク
ロール鏡体11の外周部に対向する上型3の部分に軸方
向の逃げ3a (#方向の段付部)を設けた。このよう
にしてラップ外周部13bに塑性流動する余分の被加工
材を鏡板部11の外周部に塑性流動させることにより、
ラップの高さを均一に成形することができる。
性流動量を同じにするため、第4図4こ示すようにスク
ロール鏡体11の外周部に対向する上型3の部分に軸方
向の逃げ3a (#方向の段付部)を設けた。このよう
にしてラップ外周部13bに塑性流動する余分の被加工
材を鏡板部11の外周部に塑性流動させることにより、
ラップの高さを均一に成形することができる。
また、渦巻形状になっている上型3の彫型部4は、鍛造
加工時にスクロールラップ13を成形するランド4aと
逃げ角αを設けた逃げ部4bから構成した。このように
ランド4aによりラップの高寸法精度を確保し、逃げ部
4bを設けることにより加工時の被加工材1との摩擦抵
抗を低減した。
加工時にスクロールラップ13を成形するランド4aと
逃げ角αを設けた逃げ部4bから構成した。このように
ランド4aによりラップの高寸法精度を確保し、逃げ部
4bを設けることにより加工時の被加工材1との摩擦抵
抗を低減した。
これにより、塑性流動性が悪いAl−高Si合金の被加
工材の成形性を著しく向上することができ、かつ加工力
を低減することができる。
工材の成形性を著しく向上することができ、かつ加工力
を低減することができる。
さらに、第1図に示したように拘束型9の内周面に半径
方向の逃げ9aを設け、該部に被加工材1を塑性流動さ
せ、上型3を後退させる時の抵抗になるようにした。こ
れにより、スクロール成形品の上型3への食い付きを防
止し、ノックアウトポンチで容易に排呂できるようにし
た。
方向の逃げ9aを設け、該部に被加工材1を塑性流動さ
せ、上型3を後退させる時の抵抗になるようにした。こ
れにより、スクロール成形品の上型3への食い付きを防
止し、ノックアウトポンチで容易に排呂できるようにし
た。
なお、本実施例の上型3の彫型部4の渦巻形状には、ス
クロールラップの設計形状に対して、ラツプ各部におけ
る加工後の冷却時の熱収縮量に対応したオフセット量を
連続的に設けている。また、第1図に示したように上型
3の彫型部4に、渦巻状の凸部7を備えた上型拘束部材
5を嵌入させて、加工時に発生する上型3の巻径方向変
形を拘束している。
クロールラップの設計形状に対して、ラツプ各部におけ
る加工後の冷却時の熱収縮量に対応したオフセット量を
連続的に設けている。また、第1図に示したように上型
3の彫型部4に、渦巻状の凸部7を備えた上型拘束部材
5を嵌入させて、加工時に発生する上型3の巻径方向変
形を拘束している。
こうして鍛造成型されたスクロールの平面図を第5図に
、断面図を第6図に示す。逃げ部3aとして鏡板外周に
突出部が形成されるが、これは切削除去しても差し支え
ない。
、断面図を第6図に示す。逃げ部3aとして鏡板外周に
突出部が形成されるが、これは切削除去しても差し支え
ない。
一方、鍛造加工する被加工材としてアルミニウム粉末合
金を用いる。該合金は急冷凝固させた粉末を圧縮成形後
、熱間押出及び熱間鍛造によりプリフォームとしたもの
である。
金を用いる。該合金は急冷凝固させた粉末を圧縮成形後
、熱間押出及び熱間鍛造によりプリフォームとしたもの
である。
本発明に用いるアルミニウム粉末合金は、熱膨張率を低
下させる元素としてSiを10〜42重量%含有してお
り、Si粒を保持するマトリックスの強度、硬さを増大
するために第二の遷移元素としてFe、Niの一種以上
を1〜10重量%添加し、第三の遷移元素としてCu、
Mgの一種以上を1〜10重量%添加している。これら
の元素を添加することにより、高温で安定な金属間化合
物が微細に分散し、高温強度が向上する。
下させる元素としてSiを10〜42重量%含有してお
り、Si粒を保持するマトリックスの強度、硬さを増大
するために第二の遷移元素としてFe、Niの一種以上
を1〜10重量%添加し、第三の遷移元素としてCu、
Mgの一種以上を1〜10重量%添加している。これら
の元素を添加することにより、高温で安定な金属間化合
物が微細に分散し、高温強度が向上する。
Siが10重量%未満であるとAl地金に高硬度の耐摩
耗性を付与する機能が消失する。逆に42重量%を越え
るとAlにSiを含有させる限界を超える。
耗性を付与する機能が消失する。逆に42重量%を越え
るとAlにSiを含有させる限界を超える。
Fe、Niが計1重量%未満であると高温強度が落ち、
また線膨張係数を下げる効果が得られなくなる。一方、
10重量%を超えると硬くなり、Al本来の加工性が阻
害される。またCu、Mgが計1重量%未満であると、
高温強度が落ち、10重量%を超えると硬くなるばかり
か、製品使用過程にて自硬変形が生じる危険性がある。
また線膨張係数を下げる効果が得られなくなる。一方、
10重量%を超えると硬くなり、Al本来の加工性が阻
害される。またCu、Mgが計1重量%未満であると、
高温強度が落ち、10重量%を超えると硬くなるばかり
か、製品使用過程にて自硬変形が生じる危険性がある。
すなわち、これら元素の添加量は、1wt%以下ではそ
の効果が少なく、10wt%を越えても効果が増大する
ことは期待できず、逆に鍛造加工性に悪影響を与える。
の効果が少なく、10wt%を越えても効果が増大する
ことは期待できず、逆に鍛造加工性に悪影響を与える。
本実施例によれば、上型の外周部に軸方向の逃げを設け
てラップ外周部に塑性流動する余分の被加工材を鏡板部
の外周部に塑性流動させているので、ラップ中央部と外
周部で高さを均一に成形することができる。これにより
、ラップ高さが急変する箇所が生じないので、伸び特性
の悪いへ〇−高Si合金材でも割れが発生しないで成形
することができる。また、上型の彫型部にランドと逃げ
部を設けているので、寸法精度の高いスクロール部材を
得ることができると共に、塑性流動性の悪いAl−高S
i合金の被加工材を成形することができる。さらに、ア
ルミニウム粉末合金を素材に用いているので、鍛造加工
後の高温強度が高く。
てラップ外周部に塑性流動する余分の被加工材を鏡板部
の外周部に塑性流動させているので、ラップ中央部と外
周部で高さを均一に成形することができる。これにより
、ラップ高さが急変する箇所が生じないので、伸び特性
の悪いへ〇−高Si合金材でも割れが発生しないで成形
することができる。また、上型の彫型部にランドと逃げ
部を設けているので、寸法精度の高いスクロール部材を
得ることができると共に、塑性流動性の悪いAl−高S
i合金の被加工材を成形することができる。さらに、ア
ルミニウム粉末合金を素材に用いているので、鍛造加工
後の高温強度が高く。
経時変化がほとんどない。
本発明によれば、固定及び旋回スクロールを一回の鍛造
加工で、ラップ高さが全域にわたって均一に、かつ高い
寸法精度に成形できる。従って。
加工で、ラップ高さが全域にわたって均一に、かつ高い
寸法精度に成形できる。従って。
鍛造加工後の機械加工が短縮、又は省略され、製造コス
トも下がる。
トも下がる。
さらに本発明によれば、高温強度が高く、長時間の加熱
にもスクロール部材に経時変化が生じない。
にもスクロール部材に経時変化が生じない。
第1図は本発明の一実施例のスクロール部材の加工装置
の縦断面図、第2図はスクロール部材のラップの説明の
ための平面図、第3図はスクロールラップの高さ分布の
説明のための特性図、第4図は本発明の一実施例の上型
の縦断面図、第5図は本発明のスクロールの一実施例を
示す平面図、第6図は同じく縦断面図である。 1・・・被加工材(スクロール)、2・・・下型、3・
・・上型、3a、3a ・・・逃げ部、4・・・彫型
部、4a。 4b・・・逃げ部、5・・・上型拘束部材、6・・・空
気抜き孔、7・・・突起、8・・・ホルダー、9・・・
拘束型、10・・・ボス、11・・・鏡板部、12・・
・ボス部、13・・・スY 1 図 (成形削 (へ形稜) 7 公か 第 Z 図 不 図 A悪角崖 θ (°) 第 図
の縦断面図、第2図はスクロール部材のラップの説明の
ための平面図、第3図はスクロールラップの高さ分布の
説明のための特性図、第4図は本発明の一実施例の上型
の縦断面図、第5図は本発明のスクロールの一実施例を
示す平面図、第6図は同じく縦断面図である。 1・・・被加工材(スクロール)、2・・・下型、3・
・・上型、3a、3a ・・・逃げ部、4・・・彫型
部、4a。 4b・・・逃げ部、5・・・上型拘束部材、6・・・空
気抜き孔、7・・・突起、8・・・ホルダー、9・・・
拘束型、10・・・ボス、11・・・鏡板部、12・・
・ボス部、13・・・スY 1 図 (成形削 (へ形稜) 7 公か 第 Z 図 不 図 A悪角崖 θ (°) 第 図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、円板状の鏡板部分と該鏡板部分上に突出した渦巻状
のラツプ部分とを備えたスクロールにおいて、前記ラツ
プの高さが実質均一でかつ少なくとも該ラツプ部分表面
は全面鍛造面が露出していることを特徴とするスクロー
ル。 2、円板状の鏡板部分と該鏡板部分上に突出した渦巻状
のラツプ部分とを備えたスクロールにおいて、前記ラツ
プの高さが実質均一でかつ少なくとも該ラツプ部分は鍛
造品であり、Si:10〜42重量%、Fe,Niから
選ばれる少なくとも1種:1〜10重量%、Cu,Mg
から選ばれる少なくとも1種:1〜10重量%、残部A
lからなるAl合金製であることを特徴とするスクロー
ル。 3、円板状の鏡板部分と該鏡板部分上に突出した渦巻状
のラツプ部分とを備えたスクロールにおいて、前記鏡板
部分とラツプ部分とは一体に成形された鍛造品であり、
かつ前記ラツプ部分の高さが実質的に均一であることを
特徴とするスクロール。 4、請求項1乃至3のいずれか記載において、前記鏡板
部分をラツプ部分と一体の鍛造品とし、該鏡板部分の外
周に切削痕のあることを特徴とするスクロール。 5、固定スクロールと駆動要素により回転駆動される旋
回スクロールとによつて圧縮動作を行なうスクロール圧
縮機用スクロールの鍛造加工装置において、スクロール
鏡板の外周部に対向する部位に所定寸法の段付を設けた
金型を備えたことを特徴とするスクロールの加工装置。 6、請求項5の記載において、前記段付部の形状は、最
外周のスクロールラツプにおける塑性流動量に対応した
体積量としたスクロールの加工装置。 7、固定スクロールと駆動要素により回転駆動される旋
回スクロールとによつて圧縮動作を行うスクロール圧縮
機用スクロールの鍛造加工装置において、スクロールの
ラツプを成形する金型の渦巻状彫型部にランドと所定の
逃げ角を備えた逃げ部を設けたことを特徴とするスクロ
ールの加工装置。 8、固定スクロールと駆動要素により回転駆動される旋
回スクロールとによつて圧縮動作を行なうスクロール圧
縮機用スクロールの鍛造加工装置において、被加工材の
外周に拘束型を備え、該拘束型の内周面に半径方向の逃
げを設けたことを特徴とするスクロールの加工装置。 9、請求項5乃至8のいずれかに記載の加工装置を用い
たスクロール圧縮機用スクロールの鍛造加工方法におい
て、Siが10〜42重量%、Fe,Niの一種以上が
1〜10重量%、Cu,Mgの一種以上が1〜10重量
%、残部がAlから成るアルミニウム粉末合金を被加工
材として用いて成形することを特徴とするスクロールの
加工方法。 10、請求項8の記載において、前記逃げ部は鏡面部の
外周に沿つて徐々に容積が変化していることを特徴とす
るスクロールの加工装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25692690A JPH04136491A (ja) | 1990-09-28 | 1990-09-28 | スクロールとその加工装置及びその方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25692690A JPH04136491A (ja) | 1990-09-28 | 1990-09-28 | スクロールとその加工装置及びその方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04136491A true JPH04136491A (ja) | 1992-05-11 |
Family
ID=17299298
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP25692690A Pending JPH04136491A (ja) | 1990-09-28 | 1990-09-28 | スクロールとその加工装置及びその方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04136491A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0623474A (ja) * | 1992-03-27 | 1994-02-01 | Nichidai:Kk | 平板内にラップを有するスクロールの加工方法 |
| JP2010000515A (ja) * | 2008-06-19 | 2010-01-07 | Kagoshima Prefecture | マグネシウム合金の鍛造加工方法 |
| JP2010000516A (ja) * | 2008-06-19 | 2010-01-07 | Kagoshima Prefecture | マグネシウム合金の精密鍛造加工方法 |
| EP1874509A4 (en) * | 2005-04-26 | 2013-01-16 | Gkn Sinter Metals Inc | IMPROVED TOOL EQUIPMENT AND ASSEMBLY METHOD FOR POWDER METAL PROCESS |
| CN111347001A (zh) * | 2020-03-17 | 2020-06-30 | 华域三电汽车空调有限公司 | 涡旋盘模具 |
-
1990
- 1990-09-28 JP JP25692690A patent/JPH04136491A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0623474A (ja) * | 1992-03-27 | 1994-02-01 | Nichidai:Kk | 平板内にラップを有するスクロールの加工方法 |
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| JP2010000515A (ja) * | 2008-06-19 | 2010-01-07 | Kagoshima Prefecture | マグネシウム合金の鍛造加工方法 |
| JP2010000516A (ja) * | 2008-06-19 | 2010-01-07 | Kagoshima Prefecture | マグネシウム合金の精密鍛造加工方法 |
| CN111347001A (zh) * | 2020-03-17 | 2020-06-30 | 华域三电汽车空调有限公司 | 涡旋盘模具 |
| CN111347001B (zh) * | 2020-03-17 | 2021-11-12 | 华域三电汽车空调有限公司 | 涡旋盘模具 |
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