JPH04136563A - 自動変速機の変速制御装置 - Google Patents

自動変速機の変速制御装置

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JPH04136563A
JPH04136563A JP2261226A JP26122690A JPH04136563A JP H04136563 A JPH04136563 A JP H04136563A JP 2261226 A JP2261226 A JP 2261226A JP 26122690 A JP26122690 A JP 26122690A JP H04136563 A JPH04136563 A JP H04136563A
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Shinya Kamata
真也 鎌田
Hidetoshi Kanbara
蒲原 英敏
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は自動変速機の変速制御装置の改良に関し、特に
変速ショックの軽減対策に関する。
(従来の技術) 従来、自動変速機には、ワンウェイクラッチの作用によ
りエンジンブレーキの効く変速段があり、この変速段へ
の自動変速では、解放すべき摩擦要素が朱だしっかり締
結した状態で、締結すべき摩擦要素が早期に締結すると
、ワンウェイクラッチにより逆転が不能となり内部ロッ
クが生じ寸しまう不具合が生じる。
このため、本出願人は、特公昭6B−63778号公報
に開示されるように、ワンウェイクラッチの作用を司る
摩擦要素の締結を設定時間遅らせることにより、内部ロ
ックを有効に防止して、変速ショックの少ないスムーズ
な変速を可能にしたものを提案している。
(発明が解決しようとする課題) しかるに、上記提案のものでは、多くの場合は内部ロッ
クを有効に防止できるが、運転状態によっては希に内部
ロックが生じて変速ショックを運転者に与えたり、逆に
摩擦要素の締結が遅そ過ぎて車両の空走感等を与えるこ
とがあった。
本発明は斯かる点に鑑みてなされたものであり、その目
的は、ワンウェイクラッチの作用で内部ロックが生じる
変速段への変速時には、締結すべき摩擦要素の締結を遅
らせる遅延時間を運転状態に応じて適宜変更することに
より、摩擦要素の締結タイミングを運転状態に拘らず常
に適切にして、内部ロックに起因する変速ショックを効
果的に軽減又は解消すると共に、車両の空走感等を解消
することにある。
(課題を解決するための手段) 上記の目的を達成するため、本発明では、変速歯車機構
に備える複数の摩擦要素の締結及び解放を制御して変速
段を切換える切換手段と、エンジン負荷の低下によりエ
ンジンブレーキの作用する変速段に変速するとき、締結
すべき摩擦要素の締結を設定遅延時間だけ遅らせるよう
上記切換手段を補正する遅延手段とを設けるとともに、
上記変速時での変速機の入力側回転数を検出する回転数
検出手段と、該回転数検出手段により検出した入力側回
転数に基いて上記遅延手段の設定遅延時間を設定する遅
延時間設定手段とを設ける構成としている。
(作用) 以上の構成により、本発明では、エンジンブレーキの作
用する変速段に変速する場合、この変速がエンジン負荷
の低下による減速時等のときには、運転者は内部ロック
に起因する変速ショックを強く感じ易い。しかし、この
ような変速時には、その変速時毎に変速機の入力側回転
数が適切になった時点で摩擦要素の締結が初めて開始さ
れるので、内部ロックが運転状態に拘らず常に確実に防
止されて変速ショックが効果的に軽減、解消されると共
に、摩擦要素の締結遅れがなく、車両の空走感を防止し
て適切なエンジンブレーキを作用させることができる。
(発明の効果) 以上説明したように、本発明の自動変速機の変速制御装
置によれば、エンジンブレーキの効く変速段への変速時
には、締結すべき摩擦要素の締結タイミングを運転状態
に合せて適切にできるので、内部ロックを運転状態に拘
らず確実に防止して変速ショックを効果的に軽減できる
と共に、摩擦要素の締結が遅そ過ぎることを防止して、
運転者に与える車両の空走感を解消できる。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面に基いて説明する。
第1図は前進4段、後退1段の自動変速機Zを示し、1
はエンジン出力軸、2は、該エンジン出力軸1に連結さ
れたポンプ2aと、ステータ2bと、タービン2cとを
備えたトルクコンバータであって、ステータ2bは、該
ステータ2bをタービン2cと逆方向に回転させないた
めのワンウェイクラッチ3を介してケース4に固定可能
に設けられている。また、5は該トルクコンバータ2の
タービン2cに連結したコンバータ出力軸2dに連結さ
れた変速歯車機構である。
上記変速歯車機構5は、内部にラビニョオ型遊星歯車機
構7を備え、該遊星歯車機構7は、前後に配置した小径
サンギヤ8および大径サンギヤ9と、該小径サンギヤ8
に噛合するショートピニオンギヤ10と、上記大径サン
ギヤ9およびショートピニオンギヤ10に噛合するロン
グピニオンギヤ11と、該ロングピニオンギヤ11に噛
合するリングギヤ12とから成る。上記小径サンギヤ8
は、その後方に配置したフォワードクラッチ15及び該
クラッチ15に直列に接続され上記コンバータ出力軸2
dの逆駆動を阻止する第1ワンウエイクラツチ16を介
して上記トルクコンバータ2の出力軸2dに連結されて
いる。そして、上記フォワードクラッチ15と第1ワン
ウエイクラツチ16とを直列に接続した経路には、コー
ストクラッチ17が並列に接続配置されている。また、
上記大径サンギヤ9は、その斜め後方に配置した2−4
ブレーキ18および該2−4ブレーキ18の後方に配置
したリバースクラッチ19を介して上記トルクコンバー
タ2の出力軸2dに連結されている。また、上記ロング
ピニオンギヤ11には、その後部側キャリア20を介し
て該ロングピニオンギヤ11を固定するロールリバース
ブレーキ21と、ロングピニオンギヤ11のエンジン出
力軸1と同方向の回転を許容する第2ワンウエイクラツ
チ22とが並列に接続されていると共に、その前部側キ
ャリア23は、3−4クラツチ24を介して上記トルク
コンバータ2の出力軸2dに連結されている。さらに、
リングギヤ12は、その前方に配置したアウトプットギ
ヤ25に連結されている。尚、図中、27はエンジン出
力軸1とコンバータ出力軸2dとを直結するロックアツ
プクラッチ、28は中間軸29を介してエンジン出力軸
1により駆動されるオイルポンプである。
以上の構成において各変速段での各クラッチ、ブレーキ
の作動状態を第1表に示す。
ここに、上記第1表において、D位置は第1速から第4
速間の自動変速を、S位置は第1速から第3速間の自動
変速を、L位置は第1速及び第2速間の自動変速を各々
示す。
次に、第2図により上記2−4ブレーキ18等の各摩擦
要素に対して作動油を給排する油圧回路について説明す
る。ここで、上記各摩擦要素のうち、2−4ブレーキ1
8の油圧アクチュエータとしてのサーボ機構45はアプ
ライ室45aとリリース室45bとを有するサーボピス
トンで構成され、リリース室45bに解除圧が作用しな
いときにアプライ室45aに締結圧が作用するとき2−
4ブレーキ18を締結させると共に、アプライ室45a
への締結圧の作用、非作用に拘らずリリース室45bに
解除圧が作用するとき、2−4ブレーキ18を開放させ
るようになっている。また、その他の摩擦要素は通常の
油圧ピストンで構成され、作動油が供給された時に当該
摩擦要素を締結させるようになっている。
つまり、サーボ機構45の内部構成は、2−4ブレーキ
18にロッド18aを介して連結されたピストン45C
と、該ピストン45cにより図中上下に区画された油圧
のリリース室45b及びアプライ室45aと、該リリー
ス室45bに縮装されてピストン45Cをアプライ室4
5a側に付勢するスプリング45dとを有する。そして
、上記ピストン45cは、その受圧面積が、リリース室
45bの方で大きく、アプライ室45aで小さくなるよ
う形成されていて、その受圧面積の差により、アプライ
室45Hの締結圧(ライン圧)の作用、不作用に拘らず
、リリース室45bに解除圧(ライン圧)が作用すれば
、その解除圧でもってピストン45cを図中下方に移動
させて、2−4ブレーキ18を開放側に動作させる構成
としている。そして、2−4ブレーキ18の締結要求時
には、アプライ室45aに締結圧を導入し且つリリース
室45bの解除圧を排圧することにより、ピストン45
cを図中上方に移動させて、2−4ブレーキ18を締結
する構成となっている。
次に、第2図の油圧回路60には、先ず、第1図に示す
オイルポンプ28からメインライン100に吐出された
作動油の圧力を所定のライン圧に調整するプレッシャ・
レギュレータバルブ61が設けられている。また、該プ
レッシャ・レギュレータバルブ61の近傍には、エンジ
ンのスロットル弁開度に応じたスロットル圧を発生させ
るスロットルバルブ62と、このスロットル圧を調整す
るスロットルモデュレータバルブ63と、バックアップ
バルブ93とが設けられている。
また、油圧回路60には、プレッシャ・レギュレータバ
ルブ61で生成したライン圧を、セレクトされたレンジ
に応じて各油圧ラインに選択的に送り出すマニュアルバ
ルブ64と、変速段に応じて作動してライン圧を上記各
摩擦要素に選択的に供給する1−2,2−3,3−4の
各シフトバルブ71,72.73が備えられている。
上記マニュアルバルブ64は、メインライン100から
ライン圧が導入される入力ポートfと、第1〜第5出力
ポートa −eとを有し、スプール64aの移動により
、上記入力ポートfが、Dレンジでは第1.第2出力ポ
ートa、bに、Sレンジでは第1.第2.第3出力ポー
トa、b、cに、Lレンジでは第1.第3.第4出力ボ
ートa、C。
dに、またRレンジでは第5出力ボートeにそれぞれ連
通されるようになっている。そして、各出力ポートa 
−eには、それぞれ第1〜第5出カライン101〜10
5が接続されている。
また、上記1−2.2−3.3−4シフトバルブ71,
72.73は、それぞれスプール71a。
72a、73aをスプリングにより図面上、右側に付勢
すると共に、これらのスプールの右側に制御ボート71
b、72b、73bを設けた構成である。そして、1−
2シフトバルブ71の制御ボート71bには上記メイン
ライン100から分岐された第1制御ライン106が、
2−3. 3−4シフトバルブ72.73の制御ボート
72b、73bには上記第1出カライン101から分岐
された第2.第3制御ライン107,108がそれぞれ
接続されていると共に、これらの制御ライン106.1
07,108には、それぞれ第1.第2第3ソレノイド
バルブ76.77.78が設けられている。これらのソ
レノイドバルブ76〜78は、それぞれOFFの時に当
該シフトバルブの制御ボート71b〜73b内に制御圧
を導入させて、スプール71a〜73aを図面上、左側
に位置させ、またONの時に上記制御ポート71b〜7
3b内の制御圧をドレンさせて、スプール71a〜73
aを右側に位置させるようになっている。
ここで、これらのソレノイドバルブ76〜78は、当該
自動車の車速とエンジンのスロ・ソトル弁開度とにより
、設定すべき変速段に応じてON。
OFF制御されるようになっているが、走行レンジの各
変速段における各ソレノイドバルブ76〜78のON、
OFFの組合せパターンは上記第1表の通りに設定され
ている。
一方、上記マニュアルバルブ64における各出カポ−)
 a −eに接続された第1〜第5出カライン101〜
105のうち、D、S、Lの各前進レンジでメインライ
ン100に連通される第1出カライン101は、ワンウ
ェイオリフィス80を介してフォワードクラッチ15に
導かれている。従って、上記り、S、Lレンジで、フォ
ワードクラッチ15が常時締結されることになる。尚、
上記第1出カライン101には、フォワードクラッチ締
結時の緩衝用のN−Dアキュムレータ81が設けられて
いる。
また、この第1出カライン101からはライン111が
分岐されて上記1−2シフトバルブ71に導かれている
と共に、この分岐ライン111は、上記第1ソレノイド
バルブ76がONになってスプール71aが右側へ移動
した時に、ワンウェイオリフィス82を介してサーボ機
構45のアプライ室45aに至るサーボアプライライン
112に連通される。従って、D、S、Lレンジで第1
ソレノイドバルブ76がONの時、即ち、Dレンジでの
2. 3.4速、Sレンジの2,3速、及びLレンジの
2速で、上記アプライ室45aに締結圧が導入されるこ
とになる。尚、上記サーボアプライライン112にも、
サーボ機構45 (2−4ブレーキ)締結時の緩衝用と
して1−2アキュムレ−夕83が備えられている。
また、D、Sレンジでメインライン100に連通する上
記第2出カライン102は、2−3シフトバルブ72に
導かれている。そして、該ライン102は、第2ソレノ
イドバルブ77がOFFでスプール72aが左側に位置
する時にワンウェイオリフィス84を介して3−4クラ
ツチ24のアクチユエータ43gに至る3−4クラツチ
ライン113に連通される。従って、D、Sレンジで第
2ソレノイドバルブ77がOFFの時、即ちDレンジの
3,4速、及びSレンジの3速で3−4クラツチ24が
締結されることになる。尚、上記3−4クラツチライン
113には、ワンウェイオリフィス84に並列にバイパ
スバルブ85と2−3タイミングバルブ86とが設けら
れ、3−4クラツチ24の締結タイミングを調整するよ
うになっていると共に、該3−4クラツチライン]13
にも3−4クラッチ締結時の緩衝用の2−3アキユムレ
ータ87が備えられている。
更に、上記3−4クラツチライン113から分岐された
ライン114と、上記第1出カライン101から分岐さ
れたライン115とが3−4シフトバルブ73に導かれ
ている。そして、第3ソレノイドバルブ78がOFFで
スプール73aが左側に位置する時に3−4クラツチラ
イン113から分岐されたライン114が、ワンウェイ
オリフィス88を介してサーボ機構45のリリース室4
5bに至るサーボリリースライン116に、また第1出
カライン101から分岐されたライン115か、ワンウ
ェイオリフィス89を介してコーストクラッチ17に至
るコーストクラッチライン117にそれぞれ連通される
。従って、D、Sレンジで第2.第3ソレノイドバルブ
77.78がともにOFFの時、即ちDレンジの3速及
びSレンジの3速で、サーボ機構45のリリース室45
bに解除圧か導入されて2−4ブレーキ18か開放され
、またり、S、Lレンジで第3ソレノイドバルブ78が
OFFの時、即ちDレンジの3速、Sレンジの3速、及
びLレンジの2速、並びにSレンジのホールドスイッチ
操作時における2速及び3速、Lレンジのホールドスイ
ッチ操作時における1速及び2速においてコーストクラ
ッチ17が締結されることになる。
ここで、上記3−4クラツチライン113と、該ライン
113から分岐された上記ライン114との間には、そ
れぞれの分岐ライン118,119を介して3−4クラ
ツチ圧及びサーボ機構45のリリース室45bへの解除
圧の排出タイミングを調整する3−2タイミングバルブ
90と3−2キヤパシテイバルブ91とが備えられてい
る。また、上記コーストクラッチライン117にはワン
ウェイオリフィス89をバイパスするバイパスライン1
20が設けられ、該ライン120を開通、遮断する3−
4キヤパシテイバルブ92が備えられている。このバル
ブ92は、上記3−4クラツチ圧が発生している時、及
び上記マニュアルバルブ64がSレンジ又はLレンジに
セレクトされて第3出カライン103がメインライン1
00に連通されている時に上記バイパスライン120を
開通させ、コーストクラッチ圧の排出タイミングを調整
するようになっている。
また、マニュアルバルブ64によりLレンジでメインラ
イン100に連通される第4出カライン104は、ロー
レゾユースバルブ94及びライン122を介して1−2
シフトバルブ71に導かれている。そして、該ライン1
22は、第1ソレノイドバルブ76がOFFでスプール
71aが左側に位置する時に、ワンウェイオリフィス9
5及びシャトルバルブ96を介してロー及リバースブレ
ーキ21に至るロー及リバースブレーキライン123に
連通される。したがって、Lレンジで第1ソレノイドバ
ルブ76かOFFの時、即ち゛Lレンジの1速でロー及
リバースブレーキ21が締結される。
更に、Rレンジでメインライン100に連通する第5出
カライン105は、ワンウェイオリフィス97及び上記
シャトルバルブ96を介して上記ロー及リバースブレー
キライン123に連通すると共に、該第5出カライン1
05からはワンウェイオリフィス98を介してリバース
クラッチ19に至るリバースクラッチライン124が分
岐されている。従って、Rレンジでは、常にロー&リバ
ースブレーキ21とリバースクラッチ19とが締結され
る。尚、上記リバースクラッチライン124にもリバー
スクラッチ締結時の緩衝用のN−Rアキュムレータ99
が備えられている。また、上記第5出カライン105か
ら分岐されたライン125がレギュレータバルブ61の
増圧側に導かれ、Rレンジでライン圧を増圧させるよう
になっている。
尚、以上の構成に加えて、この油圧回路60には第1図
に示すトルクコンバータ2内のロックアツプクラッチ2
7を作動させるためのロックアツプバルブ201が備え
られている。このバルブ201には、プレッシャ・レギ
ュレータバルブ61からトルクコンバータライン202
が導かれていると共に、一端の制御ポート201bには
メインライン100が制御ライン203として接続され
ている。そして、該制御ライン203に設けられたロッ
クアツプ用ソレノイドバルブ204かONとされている
時に、制御ボート201b内の制御圧がドレンされてス
プール201aが右側に位置することにより、上記トル
クコンバータライン202がトルクコンバータ2内に通
じるライン205に連通し、これにより該トルクコンバ
ータ2の内圧が高まってロックアツプクラッチ27が締
結される。また、上記ソレノイドバルブ204がOFF
となって制御ボート201b内に制御圧が導入されるこ
とによりスプール201aが左側へ移動すると、上記ト
ルクコンバータライン202がロックアツプ開放ライン
206に連通し、トルクコンバータ2内にロックアツプ
開放圧が導入されて、ロックアツプクラッチ27が開放
されるように構成されている。
上記の各変速制御は、CPU等を内部に有する第2図に
示すコントローラ150により行われ、該コントローラ
150による第1表の変速制御により、変速歯車機構5
に備える複数の摩擦要素の締結及び解放を制御して変速
段を切換える切換手段153を構成している。
上記コントローラ150には、同図に示すように、エン
ジンのスロットル弁開度を検出する開度センサ151と
、トルクコンバータ2のタービン2cの回転数により自
動変速機Zの入力側回転数を検出する回転数検出手段と
しての回転数センサ152とが接続されている。
次に、2→3変速時(2−4ブレーキ18の締結−解放
、及び3−4クラツチ24の解放−締結の各制御)の変
速制御を第3図の制御フローに基いて説明する。
スタートして、ステップS1でスロットル弁開度θが微
小な設定値(例えば1/32開度値)未満か否かを判別
し、θ< 1/32のエンジン負荷の低下状態では、ス
テップS2でソレノイドバルブ76〜78の制御パター
ンを下記N2表の第1中間位置に選択する。これにより
、第5図に示すようにサーボ機構45のアプライ室45
aに作用している締結圧を解放すると共に、3−4クラ
ツチ24に締結圧を供給し、第3速を形成し始める。
その後、第3速をエンジンブレーキの効く変速段にする
ために設定時間後にコーストクラッチ17を締結するべ
く、先ずステップS3で変速開始時の実際のタービン回
転数TREVOを読み取り、ステップS4で変速終了後
の予測タービン回転数TREVIを演算する。そして、
ステップS5で第4図に示すように予めコントローラ1
50のROMに記憶したマツプデータから、上記変速後
の予測回転数TREVIよりある程度高い回転数TRE
VBを、実際のタービン回転数TREVOに対応させて
読み出す。
ここに、第4図のマツプデータは、実際のタービン回転
数TREVOが高いほど上記上乗せ回転数TREVBが
高くなる設定である。これは、変速開始時の実際のター
ビン回転数TREVOか高いほど変速時のタービン回転
数の変化幅が大きいので、コーストクラッチ17の締結
タイミングを各変速の間で一定にするためである。そし
て、ステップS6で上記変速後の予測回転数TREVI
に上乗せ回転数Tl?EVBを加WL、コノ回転数TR
EVA  (−TREVI+TREVB)を締結開始回
転数とする。
その後は、ステップS7で再び実際のタービン回転数T
l?EVを読込み、ステップS8でこのタービン回転数
TREVを上記締結開始回転数TREVAと比較するこ
とを繰返して、TREV(TREV^になった時点で、
ステップS9でソレノイドバルブ76〜78の制御パタ
ーンを上記第2表の第2中間位置に選択する。これによ
り、サーボ機構45のリリース室45bに締結圧を作用
させると共に、第5図に示すようにコーストクラッチ1
7に締結圧を供給して締結し、これにより第1ワンウエ
イクラツチ16をロックしてエンジンブレーキの効きを
確保する。
そして、その後は上記第2表の第3速を選択して、第1
ソレノイドバルブ76のON作動により予めサーボ機構
45のアプライ室45aに締結圧を供給しておいて、終
了する。
一方、上記ステップS1でθ≧1/32のエンジン負荷
の増大状態では、コーストクラッチ17の締結を設定時
間Tの間だけ一律に遅らせるべく、ステップS10でス
テップSごでソレノイドバルブ76〜78の制御パター
ンを上記第2表の第1中間位置に選択した後、ステップ
Sl+で第2中間位置に選択することとする。
よって、上記第3図の制御フローにおいて、ステップS
1.S2.S7〜S9により、スロットル弁開度θがθ
< 1/32となったエンジン負荷の低下によって、エ
ンジンブレーキの作用する第3速への変速段に変速する
ときには、第1ワンウエイクラツチ16の作用によりエ
ンジンブレーキの効きを司るコーストクラッチ17(第
3速時に締結すべき摩擦要素)の締結を、実際タービン
回転数TREVが設定回転数TREVA未満になるまで
の設定遅延時間toの間だけ、第2表の第1中間位置を
取ることによって遅らせるように切換手段153を補正
するようにした遅延手段155を構成している。
また、同制御フローのステップ83〜S6により、変速
開始時の実際のタービン回転数TREVに基いて、変速
後の予測回転数TREVIに第4図から求まる上乗せ回
転数TREVBを加算した設定回転数値TREVAを求
め、実際のタービン回転数TREVが二の設定回転数値
Tl?EV^未満になるまでコーストクラッチ17の締
結を遅らせるように、上記遅延手段155の設定遅延時
間toを設定するようにした遅延時間設定手段156を
構成している。
したがって、上記実施例においては、2→3変速時には
、第5図に示すようにエンジンブレーキの効きを司るコ
ーストクラッチ17への締結圧の作用が設定遅れ時間t
oの間だけ遅れ、この遅れ時間toは、実際のタービン
回転数TREVが運転状態に応じた設定回転数、つまり
変速後の予想タービン回転数TREVIに第4図から求
まる上乗せ回転数TREVBを加算した設定回転数TR
EVAになるまでの適切な時間であるので、同図に示す
ように、車両の前後加速度G及びタービン回転数は滑か
に変化する。よって、従来のようにコーストクラッチ1
7の締結が極めて早い第7図(a)に示すような場合で
の内部ロックを確実に防止して、前後加速度Gの一時的
な減少及びタービン回転数の一時的な低下を解消し、変
速ショックを効果的に軽減できると共に、コーストクラ
ッチ17の締結が比較的早い同図(b)に示すような場
合での突き上げショック(前後加速度Gの唐突な増大)
を防止できるし、コーストクラッチ17の締結が遅い同
図(C)に示すような場合でのエンジンブレーキが効か
ず締結前に空走する状態、及び締結時の引き込みショッ
ク(前後加速度Gの唐突な低下)を防止できる。
また、第6図は他の実施例を示し、上記実施例では2−
3変速時に適用したのに代え、3−4変速時(コースト
クラッチ17の締結→解放、及び2−4ブレーキ18の
解放−締結の各制御)に適用したものである。
つまり、第3表に示すように、ソレノイドバルブ76〜
78の制御パターンに第3速と第4速とに加えて中間位
置を追加し、第3速から第4速への変速時には、第6図
に示すように上記設定遅れ時間t o (TREVdR
EV^になるまでの期間)の間は、第3表の中間位置を
取って、コーストクラッチ17の締結は直ちに解除する
が、第2ワンウエイクラツチ22の作用によるエンジン
ブレーキの効きを司る2−4ブレーキ18の締結状態(
サーボ機構45のアプライ室45aに締結圧が作用して
いる状態)を−旦強制的に解除し、この遅れ時間toが
経過した時点で、再び上記アプライ室45aに締結圧を
作用させて2−4ブレーキ18を再度締結するようにし
たものである。
よって、本実施例においても、コーストクラッチ17の
解放動作と2−4ブレーキ18の締結動作とを両者の間
で適切に行りて、その両者の同時係合による内部ロック
を確実に防止できると共に、2−4ブレーキ18の締結
動作の遅れによる車両の空走感及び引き込みショックを
効果的に軽減できる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第6図は本発明の実施例を示し、第1図は
自動変速機のスケルトン図、第2図は油圧回路図、第3
図は2−3変速時の制御を示すフローチャート図、第4
図は実際のタービン回転数に対する上乗せ回転数の特性
を示す図、第5図は作動説明図、第6図は他の実施例を
示す作動説明図である。第7図は従来例を示す作動説明
図である。 5・・・変速歯車機構、17・・・コーストクラッチ、
18・・・2−4ブレーキ、24・・・3−4クラツチ
、152・・・回転数センサ(回転数検出手段)、15
3・・・切換手段、155・・・遅延手段、156・・
・遅延時間設定手段。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)変速歯車機構に備える複数の摩擦要素の締結及び
    解放を制御して変速段を切換える切換手段と、エンジン
    負荷の低下によりエンジンブレーキの作用する変速段に
    変速するとき、締結すべき摩擦要素の締結を設定遅延時
    間だけ遅らせるよう上記切換手段を補正する遅延手段と
    、上記変速時での変速機の入力側回転数を検出する回転
    数検出手段と、該回転数検出手段により検出した入力側
    回転数に基いて上記遅延手段の設定遅延時間を設定する
    遅延時間設定手段とを備えたことを特徴とする自動変速
    機の変速制御装置。
  2. (2)遅延時間設定手段は、変速機の入力側回転数が変
    速終了時の入力側回転数に対して所定の関係となる回転
    数になるまでの期間を設定遅延時間に設定するものであ
    る請求項(1)記載の自動変速機の変速制御装置。
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