JPH0413687B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0413687B2 JPH0413687B2 JP59126392A JP12639284A JPH0413687B2 JP H0413687 B2 JPH0413687 B2 JP H0413687B2 JP 59126392 A JP59126392 A JP 59126392A JP 12639284 A JP12639284 A JP 12639284A JP H0413687 B2 JPH0413687 B2 JP H0413687B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- liquid
- immersion oil
- oil
- diene polymer
- weight
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Landscapes
- Investigating Or Analysing Biological Materials (AREA)
- Sampling And Sample Adjustment (AREA)
- Microscoopes, Condenser (AREA)
Description
本発明は顕微鏡用液浸油に関し、さらに詳しく
は時に螢光顕微鏡用の液浸油として好適な液浸油
に関する。 顕微鏡の倍率を高める方法の1として対物レン
ズの開口数を大きくする液浸法が採用されてい
る。この場合に用いる液浸油としてはグリセリ
ン、シリコン油、ポリ塩化ビフエニル(PCB)
を主剤とするもの(以下、PCB油という。)等が
知られている。 しかしながら、グリセリンは吸湿性があり、屈
折率も低く、シリコン油は高粘度であり、屈折率
が低いという欠点がある。また、PCB油は人体
に有害であるという重大な欠点を有している。 本出願人は、上記欠点のない顕微鏡用液浸油と
して特定の鎖状炭化水素とジフエニルメタン等の
混合物を開発したが、この液浸油は螢光を発する
物体等の観察に用いられる螢光顕微鏡用液浸油と
しては不適当である。 そこで本発明者は、上記のような欠点がなく、
しかも螢光の発生も極力抑制された液浸油を開発
すべく検討を重ねた結果、液状ジエン系重合体を
基油とし、これに特定の化合物を配合したものが
有効であることを見出し、かかる知見に基いて本
発明を完成したのである。 すなわち本発明は、液状ジエン系重合体に、液
状オレフイン系重合体、液状飽和炭化水素、脂肪
族飽和アルコール、および脂環式アルコールの中
から選ばれた少なくとも1種の化合物を配合して
なる顕微鏡用液浸油を提供するものである。 本発明に用いる液状ジエン系重合体としてはポ
リブタジエン、ポリイソプレン、ポリクロロプレ
ンなどがあり、分子量500〜20000程度のものが好
適である。これらの中ではポリブタジエンが特に
好ましい。これら液状ジエン系重合体は水酸基や
カルボキシル基等の官能基を有していてもよい。 次に、該液状ジエン系重合体に配合する化合物
のうち液状オレフイン系重合体としてはポリエチ
レン、ポリプロピレン、ポリブテン、ポリイソブ
チレンなどがあり、分子量500〜20000のものが好
ましい。液状飽和炭化水素としては各種のものを
使用しうるが、ペンタン、ヘキサン、ヘブタン、
オクタン、ノナン、流動パラフインなどが好まし
い。また、脂肪族飽和アルコールとしてはメタノ
ール、エタノール、プロパノール、ブタノール、
ペンタノール、ヘキサノール、ヘプタノール、オ
クタノールなどが好適に用いられる。脂肪族環式
アルコールとしてはシクロブタノール、シクロペ
ンタノール、シクロヘキサノール、シクロヘプタ
ノール、シクロオクタノール、シクロブテノー
ル、シクロペンテノール、シクロヘキセノール、
シクロヘプテノール、シクロオクテノール、ジシ
クロペンタノール、ジシクロヘキサノール、ジシ
クロペンテノール、ジシクロヘキセノールなどが
ある。本発明ではこれらの化合物は単独で使用し
てもよく、2種以上を組合せて使用してもよい。
また、所望成分として、これらの化合物の他に、
エステルを使用することもでき、具体的には飽和
もしくは不飽和カルボン酸エステル(たとえば酢
酸メチル、酢酸エチル、酢酸ジシクロペンチル、
マレイン酸メチル、マレイン酸エチル、フマル酸
メチル、フマル酸エチルなど)やグリセリンエス
テル(トリエステル、ジエステル、モノエステ
ル)等がある。 液状ジエン系重合体と上記化合物を配合するに
あたつては、光の分散性、屈折率、粘度などの性
質が液浸油として適正なものとなるように配慮す
るべきである。まず、アツベ数で示される光の分
散性については40乃至58の範囲が適当であり、屈
折率は1.4乃至1.6が適当である。さらに、粘度に
ついては10〜50000cSt(37.8℃)、好ましくは20〜
10000cSt(37.8℃)とすべきである。そのほか不
乾性、低螢光性、耐候性、耐食性、透明性、解像
力、色収差などが良好であることも液浸油に要求
される性質である。 上記要求性能を満足させるため、液状ジエン系
重合体10〜97重量部、好ましくは30〜95重量部と
前記化合物3〜90重量部、好ましくは5〜70重量
部の割合で配合する。 本発明の顕微鏡用液浸油を調製するには、上記
成分を配合し、10〜100℃の温度で撹拌しながら
十分に混合すればよい。 本発明の液浸油は前記した要求性能のすべてを
満足するものであり、人体に対する毒性もない。
また、従来の液浸油と比較して螢光の発生量が少
ないので、螢光顕微鏡用に適している。 次に、本発明の実施例を示す。 実施例 1〜7 液状ジエン系重合体と所定の化合物をそれぞれ
所定の割合(重量部)で配合し、撹拌槽にて50℃
にて4時間撹拌し十分に混合した。その後、室温
まで冷却して液浸油を得た。この液浸油について
各種性能の評価をした。結果を第1表に示す。 比較例 1、2 液浸油としてPCB油(比較例1)またはシリ
コン油(信越化学工業(株)製、KF−96H)(比較例
2)を用い、それぞれの性能を評価した。結果を
第1表に示す。
は時に螢光顕微鏡用の液浸油として好適な液浸油
に関する。 顕微鏡の倍率を高める方法の1として対物レン
ズの開口数を大きくする液浸法が採用されてい
る。この場合に用いる液浸油としてはグリセリ
ン、シリコン油、ポリ塩化ビフエニル(PCB)
を主剤とするもの(以下、PCB油という。)等が
知られている。 しかしながら、グリセリンは吸湿性があり、屈
折率も低く、シリコン油は高粘度であり、屈折率
が低いという欠点がある。また、PCB油は人体
に有害であるという重大な欠点を有している。 本出願人は、上記欠点のない顕微鏡用液浸油と
して特定の鎖状炭化水素とジフエニルメタン等の
混合物を開発したが、この液浸油は螢光を発する
物体等の観察に用いられる螢光顕微鏡用液浸油と
しては不適当である。 そこで本発明者は、上記のような欠点がなく、
しかも螢光の発生も極力抑制された液浸油を開発
すべく検討を重ねた結果、液状ジエン系重合体を
基油とし、これに特定の化合物を配合したものが
有効であることを見出し、かかる知見に基いて本
発明を完成したのである。 すなわち本発明は、液状ジエン系重合体に、液
状オレフイン系重合体、液状飽和炭化水素、脂肪
族飽和アルコール、および脂環式アルコールの中
から選ばれた少なくとも1種の化合物を配合して
なる顕微鏡用液浸油を提供するものである。 本発明に用いる液状ジエン系重合体としてはポ
リブタジエン、ポリイソプレン、ポリクロロプレ
ンなどがあり、分子量500〜20000程度のものが好
適である。これらの中ではポリブタジエンが特に
好ましい。これら液状ジエン系重合体は水酸基や
カルボキシル基等の官能基を有していてもよい。 次に、該液状ジエン系重合体に配合する化合物
のうち液状オレフイン系重合体としてはポリエチ
レン、ポリプロピレン、ポリブテン、ポリイソブ
チレンなどがあり、分子量500〜20000のものが好
ましい。液状飽和炭化水素としては各種のものを
使用しうるが、ペンタン、ヘキサン、ヘブタン、
オクタン、ノナン、流動パラフインなどが好まし
い。また、脂肪族飽和アルコールとしてはメタノ
ール、エタノール、プロパノール、ブタノール、
ペンタノール、ヘキサノール、ヘプタノール、オ
クタノールなどが好適に用いられる。脂肪族環式
アルコールとしてはシクロブタノール、シクロペ
ンタノール、シクロヘキサノール、シクロヘプタ
ノール、シクロオクタノール、シクロブテノー
ル、シクロペンテノール、シクロヘキセノール、
シクロヘプテノール、シクロオクテノール、ジシ
クロペンタノール、ジシクロヘキサノール、ジシ
クロペンテノール、ジシクロヘキセノールなどが
ある。本発明ではこれらの化合物は単独で使用し
てもよく、2種以上を組合せて使用してもよい。
また、所望成分として、これらの化合物の他に、
エステルを使用することもでき、具体的には飽和
もしくは不飽和カルボン酸エステル(たとえば酢
酸メチル、酢酸エチル、酢酸ジシクロペンチル、
マレイン酸メチル、マレイン酸エチル、フマル酸
メチル、フマル酸エチルなど)やグリセリンエス
テル(トリエステル、ジエステル、モノエステ
ル)等がある。 液状ジエン系重合体と上記化合物を配合するに
あたつては、光の分散性、屈折率、粘度などの性
質が液浸油として適正なものとなるように配慮す
るべきである。まず、アツベ数で示される光の分
散性については40乃至58の範囲が適当であり、屈
折率は1.4乃至1.6が適当である。さらに、粘度に
ついては10〜50000cSt(37.8℃)、好ましくは20〜
10000cSt(37.8℃)とすべきである。そのほか不
乾性、低螢光性、耐候性、耐食性、透明性、解像
力、色収差などが良好であることも液浸油に要求
される性質である。 上記要求性能を満足させるため、液状ジエン系
重合体10〜97重量部、好ましくは30〜95重量部と
前記化合物3〜90重量部、好ましくは5〜70重量
部の割合で配合する。 本発明の顕微鏡用液浸油を調製するには、上記
成分を配合し、10〜100℃の温度で撹拌しながら
十分に混合すればよい。 本発明の液浸油は前記した要求性能のすべてを
満足するものであり、人体に対する毒性もない。
また、従来の液浸油と比較して螢光の発生量が少
ないので、螢光顕微鏡用に適している。 次に、本発明の実施例を示す。 実施例 1〜7 液状ジエン系重合体と所定の化合物をそれぞれ
所定の割合(重量部)で配合し、撹拌槽にて50℃
にて4時間撹拌し十分に混合した。その後、室温
まで冷却して液浸油を得た。この液浸油について
各種性能の評価をした。結果を第1表に示す。 比較例 1、2 液浸油としてPCB油(比較例1)またはシリ
コン油(信越化学工業(株)製、KF−96H)(比較例
2)を用い、それぞれの性能を評価した。結果を
第1表に示す。
【表】
【表】
また、通常の場合、螢光顕微鏡は光源として超
高圧水銀ランプなどを使用して螢光を励起させる
紫外線を発する。この場合に用いられる励起光と
してはU励起、V励起、B励起、G励起があり、
各励起光において螢光の発生量が少ないことが望
ましい。実施例1〜4および比較例1、2の各励
起光における螢光強度(相対強度)を第2表に示
す。
高圧水銀ランプなどを使用して螢光を励起させる
紫外線を発する。この場合に用いられる励起光と
してはU励起、V励起、B励起、G励起があり、
各励起光において螢光の発生量が少ないことが望
ましい。実施例1〜4および比較例1、2の各励
起光における螢光強度(相対強度)を第2表に示
す。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 液状ジエン系重合体に、液状オレフイン系重
合体、液状飽和炭化水素、脂肪族飽和アルコール
および脂環式アルコールの中から選ばれた少なく
とも1種の化合物を配合してなる顕微鏡用液浸
油。 2 液状ジエン系重合体30〜95重量部と液状オレ
フイン系重合体、液状飽和炭化水素、脂肪族飽和
アルコールおよび脂環式アルコールから選ばれた
少なくとも1種の化合物5〜70重量部とを配合し
てなる特許請求の範囲第1項記載の液浸油。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12639284A JPS617438A (ja) | 1984-06-21 | 1984-06-21 | 顕微鏡用液浸油 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12639284A JPS617438A (ja) | 1984-06-21 | 1984-06-21 | 顕微鏡用液浸油 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS617438A JPS617438A (ja) | 1986-01-14 |
| JPH0413687B2 true JPH0413687B2 (ja) | 1992-03-10 |
Family
ID=14934001
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12639284A Granted JPS617438A (ja) | 1984-06-21 | 1984-06-21 | 顕微鏡用液浸油 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS617438A (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0760215B2 (ja) * | 1986-12-16 | 1995-06-28 | 出光石油化学株式会社 | 顕微鏡用液浸油 |
| JPH0334713A (ja) * | 1989-06-30 | 1991-02-14 | Nippon Dempa Kogyo Co Ltd | 表面実装型圧電振動子 |
| JP4490915B2 (ja) * | 2003-04-02 | 2010-06-30 | 出光興産株式会社 | 顕微鏡用液浸油 |
| KR20070095399A (ko) * | 2005-01-25 | 2007-09-28 | 제이에스알 가부시끼가이샤 | 액침형 노광 시스템, 액침형 노광용 액체의 리사이클 방법및 공급 방법 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS50105144A (ja) * | 1974-01-28 | 1975-08-19 |
-
1984
- 1984-06-21 JP JP12639284A patent/JPS617438A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS617438A (ja) | 1986-01-14 |
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