JPH04137272U - ラジアルプランジヤポンプ - Google Patents

ラジアルプランジヤポンプ

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JPH04137272U
JPH04137272U JP4438091U JP4438091U JPH04137272U JP H04137272 U JPH04137272 U JP H04137272U JP 4438091 U JP4438091 U JP 4438091U JP 4438091 U JP4438091 U JP 4438091U JP H04137272 U JPH04137272 U JP H04137272U
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JP
Japan
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plunger
cylinder
pump
oil
radial
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Pending
Application number
JP4438091U
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English (en)
Inventor
聡 照井
千賀子 藤井
啓司 久原
Original Assignee
株式会社アツギユニシア
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 長期に亘り所望のポンプ効率でもってポンプ
作用をなす、耐久性のあるラジアルプランジャポンプの
提供。 【構成】 カム10によってシリンダ19内を往復作動
させられる有底筒状のプランジャ20に、このプランジ
ャ20の内部とシリンダブロック1の吸入室14とをプ
ランジャ20の下死点近傍で連通する複数の導入孔25
を形成してなるラジアルプランジャポンプであって、前
記プランジャ20の外周面及び/又はシリンダブロック
19の内周面に油溜めとしての円周溝26を形成してあ
る。この結果、プランジャ20とシリンダブロック19
との摺接面には円周溝26から油が供給され、プランジ
ャ20とシリンダ19の金属接触及びそれに起因するシ
リンダ19の摩耗を防止することが可能となる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は自動車のパワーステアリングやサスペンション装置等の圧力供給源 として使用されるラジアルプランジャポンプに関する。
【0002】
【従来の技術】
この種のラジアルプランジャポンプは、図4に示すように、シリンダ19内に 収容した有底筒状のプランジャ20をばね22でカム10に押圧し、このカム1 0によってプランジャ20を往復作動させるようになっている。そして、このラ ジアルプランジャポンプは、プランジャ20の下死点近傍でシリンダブロック1 の吸入室14とプランジャ20の導入孔25とを連通させてプランジャ20の内 部に油を導入し、プランジャ20が所定量上昇した位置で前記吸入室14と導入 孔25との連通を遮断し、以後プランジャ20の上死点位置までプランジャ20 の内部に導入した油を加圧して吐出路31へ吐出するようになっている(例えば 、特開昭63−100279号公報参照)。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、このようなラジアルプランジャポンプには、プランジャ20の 慣性質量を抑え、プランジャ20を正確に作動させる必要がある等の種々の設計 上の制約がある。そのため、プランジャ20の円筒部(胴部)24の肉厚も制限 される。その結果、圧縮行程時にプランジャ20の内圧が高くなると、プランジ ャ20の円筒部24が拡径変形し、プランジャ20の円筒部24の外周面がシリ ンダ19の内周面に強く押し付けられ、両者の摺接面の油膜切れを生ずることに なる。この場合、プランジャ20の硬度をシリンダ19の硬度よりも高くしてあ るため、硬度の低いシリンダ19側が摩耗し、シリンダ19とプランジャ20間 の隙間が増大して、その隙間を通ってシリンダ19内の高圧の油が吸入室14側 へ漏れ、ポンプ効率(吐出量)が比較的早期に低下するという不具合を生じるこ とがあった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は、上記不具合を解消することを目的として案出されたものであり、カ ムによってシリンダ内を往復作動させられる有底筒状のプランジャに、このプラ ンジャの内部とシリンダブロックの吸入室とをプランジャの下死点近傍で連通す る複数の導入孔を形成してなるラジアルプランジャポンプであって、前記プラン ジャの外周面及び/又はシリンダの内周面に油溜めを形成したことを特徴として いる。
【0005】 又、本考案は、上記プランジャの常時シリンダに接する部位に、プランジャの 内外を連通する穴を形成したことを特徴としている。
【0006】
【作用】
ポンプ作動時、即ちプランジャの往復作動時、プランジャとシリンダとの摺接 面に油溜めから油が供給され、プランジャとシリンダとの間に所望の油膜が形成 される。この結果、油膜切れによるプランジャとシリンダの金属接触が防止され る。
【0007】 一方、プランジャにその内外を連通する穴を形成した場合には、プランジャの 内部の圧力が高圧になると、プランジャ内部の高圧の油の一部が穴及びプランジ ャとシリンダとの間の隙間を介して低圧の吸入室へ還流され、プランジャの拡径 変形が抑えられる。
【0008】
【実施例】
以下本考案の実施例を図面に基づき詳述する。
【0009】 図1は本考案の一実施例を示すラジアルプランジャポンプの断面図であり、こ の図において1はハウジング(シリンダブロック)である。このハウジング1は 、その一端のボス部2をベーンポンプ3を構成するセンターボディ4の取付穴5 に嵌合し、センターボディ4にボルト6で締め付け固定してある。
【0010】 7はカムシャフトである。このカムシャフト7は、ベーンポンプ3の回転軸を 兼ねており、その先端及び略中央部をコロ軸受8,9で支持してあり、偏心カム 10の近傍をフロントベアリング(玉軸受)11で支持してある。又、このカム シャフト7は、図2に示すように、そのカム10の外周側にコロ軸受12を介し て多角形のカムシート13を取り付けてある。
【0011】 そして、このカムシャフト7と同芯の環状吸入室14をハウジング1に形成し てある。この吸入室14は、カムシート13との間に所定の隙間が生じるような 寸法に形成してあり、軸方向孔15,環状空間16及び連通孔17からなる吸入 路18に連通し、図外の配管からその内部に液体が流入するようにしてある。
【0012】 そして、この吸入室14の外周側には、図2に示すように、放射状に複数のシ リンダ19を形成してある。このシリンダ19は吸入室14に開口させてあり、 その内部には有底筒状のプランジャ20をスライド可能に収容してある。このプ ランジャ20は、その底部21をばね22でカムシート13の平面部23に押し 付けてあり、その円筒部24に複数の導入孔25を形成してある。この導入孔2 5は、軸方向(図中上下方向)に長径が位置する楕円形状に形成してあり、プラ ンジャ20の下死点近傍で吸入室14とプランジャ20の内部とを連通し、吸入 室14内の液体をプランジャ20の内部に吸入するようにしてある。26は油溜 めとしての円周溝であり、この円周溝26はプランジャ20の円筒部24に複数 形成してある。この円周溝26は、吸入室14内や圧力室27内の油を捕捉し、 その捕捉した油をプランジャ20とシリンダ19との摺接部に供給する機能を有 している。
【0013】 28はシリンダ19の端部に螺着したプラグであり、このプラグ28によりシ リンダ19の外部側開口端を塞いでいる。このプラグ28の頭部下面29にリテ ーナ30を係合してあり、このリテーナ30によりばね22を支持すると共にそ の動きを案内するようにしてある。
【0014】 31はハウジング1とセンターボディ4に跨って形成した吐出路である。この 吐出路31は、図1〜図2に示すように、その一端がシリンダ19端部の圧力室 27に開口し、その他端が図外の液圧管路に連通するように形成してある。そし て、この吐出路31の途中にはチェックバルブ32を配置してある。
【0015】 尚、33,34は各係合部をシールするOリングである。又35はセンターボ ディ4とカムシャフト7の間を密封するオイルシールであり、36はフロントベ アリング11の外側に位置してハウジング1とカムシャフト7との間を密封する シール装置である。
【0016】 以上の実施例構造によれば、カムシャフト7が図外の動力源(例えばエンジン )により回動され、プランジャ20が下死点近傍位置にくると、導入孔25が吸 入室14に開口し、プランジャ20の内部に油が吸入される。
【0017】 カムシャフト7がさらに回動すると、プランジャ20がカム10によって所定 量押し上げられ、導入孔25と吸入室14との連通が遮断されて吸入行程が終了 し、以後圧縮・吐出行程へと移行する。
【0018】 プランジャ20の導入孔25がシリンダ19の壁面で塞がれてから上死点に至 るまでの圧縮・吐出行程時、プランジャ20の内部に導入された液体と同量の液 体がチェックバルブ32を押し開いて吐出路31から図外の液圧管路へ吐出され る。
【0019】 このように作用する本実施例のラジアルプランジャポンプは、プランジャ20 の導入孔25をプランジャ20の軸方向に長径が位置する楕円形状に形成してあ るから、導入孔25が真円形である従来例に比較して導入孔25,25間の寸法 を大きく確保することができ、(W1>W0;図1及び図4参照)、プランジャ2 0の円筒部24の機械的強度を高めることができるため、圧縮・吐出行程時にお ける円筒部24の拡径変形量を従来例よりも減少させることができる。又、ポン プ作動時、即ちプランジャ20の往復作動時、プランジャ20とシリンダ19と の摺接面には油溜めとしての円周溝26から油が供給されるため、プランジャ2 0とシリンダ19との間に所望の油膜を形成することができる。
【0020】 この結果、本実施例は、油膜切れによるプランジャ20とシリンダ19の金属 接触及びそれに起因するシリンダ19の摩耗を効果的に防止することができ、プ ランジャ20とシリンダ19との間の隙間から漏れる油量が経時的に増大するの を抑え、長期に亘り所望のポンプ効率でもって作動する。
【0021】 加えて、本実施例のラジアルプランジャポンプは、上記したようにプランジャ 20の導入孔25を楕円形状に形成してあるため、吸入行程から圧縮・吐出行程 への移行時における導入孔25の開口部面積、即ち吸入室14に開口している導 入孔25の面積の変化率が従来例よりも小さくなり、吸入室14からプランジャ 20の内部に流入する液体量の変化率が小さくなる。従って、液体の流れの変化 が緩和され、サージ圧力が従来例よりも小さくなり、サージ圧力に起因する振動 や脈動の発生を抑えることができる。
【0022】 尚、本実施例は、プランジャ20にのみ油溜めとしての円周溝26を形成する 態様を示したが、シリンダ19にのみ油溜めとしての円周溝を形成するようにし てもよく、又、プランジャ20及びシリンダ19の両者に円周溝を形成するよう にしてもよい。又、円周溝26は、その断面形状がU字形やV字形等の種々の形 状のものが考えられるが、応力集中を生じない形状が好ましい。更に、円周溝2 6は、全周に亘り形成するのが好ましいが、周方向に分割して形成してもよい。 加えて、導入孔25及び円周溝26の大きさとその数は適宜設定される。更に加 えて、導入孔25を真円形状としても、前記したように油溜めとしての円周溝2 6からプランジャ20とシリンダ19との摺接面に油が供給されるため、油膜切 れによるプランジャ20とシリンダ19の金属接触及びそれに起因するシリンダ 19の摩耗を防止することができる。
【0023】 図3は本考案の他の実施例を示すものである。即ち、本実施例は、プランジャ 20の円筒部24に複数の導入孔25を形成する他に、プランジャ20の常時シ リンダ19に接する部位に、プランジャ20の内外を連通する穴37を複数形成 してある。
【0024】 このように構成することにより、圧縮・吐出行程時においてプランジャ20の 内部圧力が高圧になると、プランジャ20内部の高圧の油の一部を穴37及びプ ランジャ20とシリンダ19との間の隙間を介して低圧の吸入室14へ還流させ ることができ、プランジャ20の円筒部24の拡径変形を抑えることができる。 従って、プランジャ20とシリンダ19との間に所望の油膜を形成・維持するこ とができ、油膜切れによるプランジャ20とシリンダ19の金属接触及びそれに 起因するシリンダ19の摩耗を防止することができ、前記実施例と同様の効果を 奏し得る。
【0025】 尚、本実施例は、導入孔25を真円形に形成する態様を示したが、前記実施例 のように導入孔25を楕円形にすれば、円筒部24の拡径変形をより一層効果的 に抑えることができる。又、穴37の数は適宜設定される。
【0026】
【考案の効果】
以上の説明から明らかなように、本考案は、プランジャとシリンダとの摺接面 に油溜めから油を供給し、プランジャとシリンダとの間に所望の油膜が形成され るようにしてあるため、プランジャとシリンダとの金属接触及びそれに起因する シリンダの摩耗を防止することができ、長期に亘り、所望のポンプ効率でもって ポンプ作用を行うことができる。
【0027】 また、プランジャの常時シリンダに接触する部位に、プランジャの内外を連通 する穴を形成することにより、プランジャの内圧が高圧になった際に、プランジ ャ内部の高圧の油の一部を穴及びプランジャとシリンダとの間の隙間を介して低 圧の吸入室へ還流させることができるため、プランジャの拡径変形を抑え、プラ ンジャとシリンダとの間に所望の油膜を形成・維持することができ、プランジャ とシリンダの金属接触及びそれに起因するシリンダの摩耗を防止することができ 、長期に亘り、所望のポンプ効率でもってポンプ作用を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示すラジアルプランジャポ
ンプの断面図。
【図2】図1のA−A線に沿う断面図。
【図3】本考案の他の実施例を示すラジアルプランジャ
ポンプの要部断面図。
【図4】従来のラジアルプランジャポンプの要部断面
図。
【符号の説明】
1…ハウジング(シリンダブロック)、10…カム、1
4…吸入室、19…シリンダ、20…プランジャ、25
…導入孔、26…油溜め(円周溝)、37…穴。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カムによってシリンダ内を往復作動させ
    られる有底筒状のプランジャに、このプランジャの内部
    とシリンダブロックの吸入室とをプランジャの下死点近
    傍で連通する複数の導入孔を形成してなるラジアルプラ
    ンジャポンプにおいて、前記プランジャの外周面及び/
    又はシリンダの内周面に油溜めを形成したことを特徴と
    するラジアルプランジャポンプ。
  2. 【請求項2】 カムによってシリンダ内を往復作動させ
    られる有底筒状のプランジャに、このプランジャの内部
    とシリンダブロックの吸入室とをプランジャの下死点近
    傍で連通する複数の導入孔を形成してなるラジアルプラ
    ンジャポンプにおいて、前記プランジャの常時シリンダ
    に接する部位に、プランジャの内外を連通する穴を形成
    したことを特徴とするラジアルプランジャポンプ。
JP4438091U 1991-06-13 1991-06-13 ラジアルプランジヤポンプ Pending JPH04137272U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016223350A (ja) * 2015-05-29 2016-12-28 三菱重工業株式会社 ラジアルピストン式油圧機械および風力発電装置、並びにシール施工方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016223350A (ja) * 2015-05-29 2016-12-28 三菱重工業株式会社 ラジアルピストン式油圧機械および風力発電装置、並びにシール施工方法

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