JPH04138368U - 使い捨て枕 - Google Patents
使い捨て枕Info
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- JPH04138368U JPH04138368U JP5516791U JP5516791U JPH04138368U JP H04138368 U JPH04138368 U JP H04138368U JP 5516791 U JP5516791 U JP 5516791U JP 5516791 U JP5516791 U JP 5516791U JP H04138368 U JPH04138368 U JP H04138368U
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 使用前は全体に薄い扁平なシート状で空気を
吹き込むと膨張して頭部を快くホールドする形状になる
安価で量産容易な使い捨て枕を提供する。 【構成】 不織布とポリエチレンフィルムを積層した薄
い材料2,2′で不織布を表にして枕本体1を形成し、
枕本体を左右の高膨張区域9と中央の中・低膨張区域
8,7とにヒートシールで仕切り、内面に非熱溶着処理
をした貫通吹き込み路15と前記各区域9,8に開口す
る少なくとも1個の自封弁20と、好適には貫通吹き込
み路15と自封弁20との間にさらに自封弁17,1
7′及び迂回路18,18′とを有する吹き込みチュー
ブ10を枕本体に挿通し、貫通吹き込み路15に吹き込
み口12を接続して成る使い捨て枕。
吹き込むと膨張して頭部を快くホールドする形状になる
安価で量産容易な使い捨て枕を提供する。 【構成】 不織布とポリエチレンフィルムを積層した薄
い材料2,2′で不織布を表にして枕本体1を形成し、
枕本体を左右の高膨張区域9と中央の中・低膨張区域
8,7とにヒートシールで仕切り、内面に非熱溶着処理
をした貫通吹き込み路15と前記各区域9,8に開口す
る少なくとも1個の自封弁20と、好適には貫通吹き込
み路15と自封弁20との間にさらに自封弁17,1
7′及び迂回路18,18′とを有する吹き込みチュー
ブ10を枕本体に挿通し、貫通吹き込み路15に吹き込
み口12を接続して成る使い捨て枕。
Description
【0001】
本考案は使い捨て枕に関するもので、特に使用前は全体に薄い扁平なシート状
であるが空気を吹き込むと膨張して頭部を快くホールドする形状になる、安価で
量産容易な使い捨て枕に関するものである。
【0002】
従来も、不使用時は空気を抜いておき、使用時に吹き込み口から空気を吹き込
んで膨らませる枕は知られている。しかし従来の膨張式枕は膨らませた時に空気
の逆流を防止する逆止弁が比較的複雑な構造で高価であるので、一回限りの使用
で廃棄するには勿体ない。また、逆止弁は筒型の構造をしているものが多いので
枕本体の空気を抜いて薄くしても弁の部分だけが嵩張り、多数を重積して保存す
るにはデコボコして不便である。
【0003】
他方、航空機や新幹線列車などの座席は、頭部が当たる部分を白布で覆って一
便ごとにこの白布を取替えるようにしているが、頭をもたせかけた時の当り具合
は必ずしも快適なものではないい。しかし、この部分に快適な枕状のものを固定
的に設置すれば通常は高価につくから実現性に乏しい上、繰り返し使用するもの
とすれば他人の頭髪などがついて不快、不衛生である。
【0004】
従って本考案は、安価な自封式弁を内蔵し、不使用時は全く扁平で嵩張らず、
空気を吹き込むと頭を快適にホールドする形にふくらむ、全体に安価に量産可能
で、一回限りでな使い捨てとすることができる枕を実現することを課題とする。
【0005】
上記課題を実現するため本考案は、熱溶着性の不織布とポリエチレンフィルム
を積層した気密性ある薄いシート状材料を2枚合わせにして枕本体を形成し、こ
の中に扁平な自封式弁を備えた薄い空気吹き込みチューブを挿通し、枕本体と空
気吹き込みチューブとを数個所で一緒にヒートシールして、吹き込みチューブに
は枕全体に貫通する空気吹き込み路を、枕本体には低膨張区域、中膨張区域、高
膨張区域を形成するようにして使い捨て枕を構成するものである。
【0006】
本考案の使い捨て枕は、熱溶着性あるシート状材料に所定のパターンでヒート
シールするだけで、自封式弁を備えた、膨張程度の異なる諸区域を有するものと
して製作され得るから、大量生産により安価に提供することができる反面、使用
に快適であり、航空機や列車内での使用に、また家庭での使用に軽便に利用する
ことができ、従来にない使い勝手のよい使い捨て枕を提供することができるもの
である。
【0007】
図面を参照して本考案の実施例について説明する。図1は空気を吹き込む前の
扁平な本考案の枕を示す平面図で、図2は空気を吹き込んで所望形状に膨らませ
た本考案の使い捨て枕を示す斜視図である。図1のA−A、B−B、C−C線に
沿う断面をそれぞれ図3、図4、図5に示す。
【0008】
図1において、枕本体1は、前記のような熱溶着性の不織布とポリエチレンフ
ィルムをラミネートした薄い気密性の材料(以下不織布シートという)を表裏2
枚合わせにした長方形の形状をしている。不織布シートは、表2及び裏2′のシ
ート(図3参照)とも不織布の面を外側にし、ポリエチレンフィルムを内側にし
て用いる。不織布シート2及び2′は、後述する空気吹き込みチューブ10を長
辺沿いに挿通させてから、両短辺のシール3と両長辺のシール4とで周囲を閉じ
られるが、便宜枕本体の構造について先に説明する。枕本体1の全体をほゞ3分
の1ずつに仕切るように短辺に平行に仕切りシール5が設けられる。図示の例で
、仕切りシール5は2本ずつが小間隔5′を置いて形成されている。小間隔5′
は空気の入らない非膨張部分である。枕本体1の中央部分にはさらに中間シール
6が1本又は2本或いはそれ以上形成されている。中間シール6を施した領域は
、低膨張区域7を構成し、その上部に中膨張区域8が形成され、両側には高膨張
区域9が形成される。
【0009】
枕本体1に挿通される空気吹き込みチューブ10は、例えばナイロンとポリエ
チレンのラミネートフィルムなどのような熱溶着性のある気密性フィルム材料の
細長い2枚の条片から形成される。2枚のフィルムは図3に11,11′として
示してある。2枚のフィルム11,11′は、全長にわたり連続している一方の
側縁シール13と、間欠的に非溶着部(後述する主たる自封弁20)を残した他
方の側縁シール14とで両側を画成され、内部に枕全体を貫通している貫通空気
吹き込み路15と、この貫通吹き込み路に間欠シール16による自封弁17、及
び間欠シール19による自封弁17′で連通している迂回路18,18′とを有
している。迂回路は最終的に自封弁20を経て枕本体の内部に通じている。迂回
路18,18′は、貫通吹き込み路15と主たる自封弁20との間の自封作用を
強め、膨張後の枕からの空気漏れを防ぐ作用を強化するためのもので、自封弁1
7,17′と自封弁20とが、直線上に揃わないように迷路状に形成される。
【0010】
空気吹き込みチューブ10を形成するには、フィルム11,11′の少なくと
も一方の貫通吹き込み路15に相当する幅と長さ部分に、耐熱性の印刷インク、
或いは耐熱性のワニス、ペイント、溶剤などのような非溶着性材料を予め塗布そ
の他の方法により適用しておく。自封弁17,17′及び20を形成すべき部分
にも同様な非溶着性材料を塗布しておくことが好適である。ついで、側縁シール
13,14並びに間欠シール16、19を形成するに必要なパターンのヒートシ
ール用金型又はローラ等を用いてフィルム11,11′をヒートシールすること
により、空気吹き込みチューブ10が形成される。貫通吹き込み路15の一端に
は、空気吹き込み口12を接続する。空気吹き込み口12の内面も非溶着性処理
をしておく。
【0011】
このような空気吹き込みチューブ10を枕本体1の不織布シート2,2′の間
に挾み、側縁シール13を枕1の上方長辺シール4の部分に合わせて、長辺シー
ル4,4、短辺シール3,3、仕切りシール5及び中間シール6を適宜金型又は
熱ローラ等で一気にヒートシールすれば図1に示すような使い捨て枕が形成され
る。すなわち、枕本体1の表裏シート2,2′は各シール部で表裏接着されて、
低膨張区域7と中膨張区域8を両側の高膨張区域9と仕切って形成すると共に、
空気吹き込みチューブ10の上下フィルム11,11′の外面と表裏シート2,
2′の内面とも互いにに接着され、また空気吹き込みチューブの内面は、貫通吹
き込み路15を除いて各仕切りシール5の個所で各区域ごとに封じられる。空気
吹き込みチューブ10のこのように封じられた部分を、図1で便宜斜線を施して
示してある。
【0012】
図3は、膨らませる前の枕の断面を説明する図1のA−A線に沿う切断端面図
であり、実際はほとんど1枚のシートに見えるくらい薄い扁平な形であるが、こ
こでは説明のためほんの少し膨らんだように略示してある。空気吹き込みチュー
ブ10は、その貫通吹き込み路15が吹き込み口12に連通して枕1全体の端か
ら端まで開通していて、吹き込み口12の反対端で図1に鎖線を付して示したよ
うに閉じられている。貫通吹き込み路15には、間欠シール16により形成され
る第1の自封弁17を介して迂回路18が連通し、この迂回路18には間欠シー
ル19により形成される第2の自封弁17′を介し第2の迂回路18′が連通し
ている。なお、図1で中膨張区域8について示すように自封弁17′は1ヵ所に
限らず2ヵ所又はそれ以上設けてもよい。
【0013】
迂回路18′は吹き込みチューブの他側縁の間欠状シール14により形成され
る主たる自封弁20によって枕の各仕切りの内部に通じいる。貫通吹き込み路1
5、自封弁17,17′及び20、迂回路18,18′は空気を吹き込む前は上
下フィルム11,11′が互いに密着状になっているためすべて平らに閉じてい
る。
【0014】
枕本体1は、図4(図1のB−B線断面)に略示するように短辺シール3,3
と各仕切りシール5によって左右の高膨張区域9と中央の区域に仕切られ、中央
区域はさらに中間シール6によっていくつかの低膨張区域7に区切られている。
中間シール6は、中央区域を幅の細いいくつかの区域に区分することにより、空
気を吹き込んだ時の膨張程度を抑える。低膨張区域7の上方部は、中間シール6
が及ばないため、中膨張区域8となって、中程度に膨張する。
【0015】
図5は、図1のC−C線に沿う中膨張区域8を横断する切断端面図である。図
5に示される吹き込みチューブ10は貫通吹き込み路15の部分なので、上下フ
ィルム11,11′は枕の各区域9,8,9を通じて仕切りシール5により内面
を溶着されることなく端から端まで開通している。
【0016】
次に、図6を参照して空気の吹き込みによる膨張作用を説明する。図6は図1
のD−D線にほゞ沿う切断端面図である。吹き込み口12から、エアコンプレッ
サ又はエアインジェクタなどのような適宜機器により、又は人間の口から、空気
を吹き込むとと、まず貫通吹き込み路15が図6のように膨らみ、ついで自封弁
17、迂回路18、自封弁17′、迂回路18′を開かせて最後に主たる自封弁
20を開いて図示矢印のように空気を枕本体1内に吹き込む。中央の区域は中間
シール6が抑えとなっているので、最も膨らみ方が少なく低膨張区域7となり、
次に中膨張区域8を少し大きく膨らみ、左右の高膨張区域9は、鎖線で示すよう
に最も大きく膨らむ。
【0017】
このように吹き込み中は各自封弁20,17,17′が開いて空気を通すが、
吹き込みを止めると、図7に示すように各区域7,8,9内の空気圧(矢印)に
より吹き込みチューブ10が押し潰され、自封弁20,17,17′は上下フィ
ルム11,11′の密着により閉じ、迂回路18,18′も貫通吹き込み路15
もすべて扁平に閉じられるので、吹き込まれた空気は逃げ出すことがなく枕本体
1は膨張を維持する。
【0018】
膨張した状態の本考案の枕を図2に斜視図で示す。左右の高膨張区域9は大き
く膨らみ、中央の低膨張区域7は厚みが少ないので、枕の裏側を平らな部分に当
てると図2のように両側の高膨張区域9が持ち上がる。頭を枕の中央に当てると
後頭部が低膨張区域7に収まり、頭頂に近い部分は中膨張区域8に抑えられ、左
右からは高膨張区域9,9が挾みつけるよようになるから、頭全体が収まりよく
ホールドされる状態になり、快適なフィット感が得られる。
【0019】
本考案の枕は、使用前は図1のように全体に薄い扁平な形状であるから、これ
を小さく折りたたんで袋などに入れ、駅や空港の売店などで販売するのにも便で
あるし、或いは航空機や列車の無償又は有償の乗客サービス用として備え置き、
客の求めに応じて適宜膨らませて提供することもできる。
【0020】
使い終わった枕は、適宜刃物などで膨張部を突き刺せば、すぐに空気が漏れ、
薄い小体積になるから、廃棄にも場所を取らず便利である。
【0021】
以上説明したように本考案の枕は、比較的安価な材料に簡単な処理を施すだけ
で量産できるので、安価であって使い捨てに適している。枕本体は、中央に低膨
張区域と中膨張区域、左右に高膨張区域を有する構造なので、頭を乗せた時快く
ホールドする感じとなり、安らぎを与えることができる。
【0022】
本考案の使い捨て枕の空気吹き込みチューブは、ヒートシール処理による自封
弁を1個以上備え、これら自封弁と吹き込み貫通路とを迷路状の迂回路でつない
であるから、枕を膨張させた後の空気漏れは完全に防止され、安い捨て式ではあ
っても枕の使用感を損なわない効果である。
【0023】
本考案の使い捨て枕は、使い終わったあとは適宜刃物などで破って空気を抜き
薄いシート状として廃棄できるから、航空機や列車、バスなどでの一回限り使用
に最適であり、衛生感、快適感を高める効果がある。
【図1】図1は本考案に係る使い捨て枕の扁平な状態で
の平面図である。
の平面図である。
【図2】図2は本考案に係る使い捨て枕の空気を吹き込
んで膨張させた状態の斜視図である。
んで膨張させた状態の斜視図である。
【図3】図3は図1のA−A線に沿う切断端面図であ
る。
る。
【図4】図4は図1のB−B線に沿う切断端面図であ
る。
る。
【図5】図5は図1のC−C線に沿う切断端面図であ
る。
る。
【図6】図6は本考案の枕に空気を吹き込みつつある状
態を示す図1のD−D線に沿う切断端面図である。
態を示す図1のD−D線に沿う切断端面図である。
【図7】図7は空気を吹き込み終わって膨張している状
態の枕を示す図6と同様な切断端面図である。
態の枕を示す図6と同様な切断端面図である。
1 枕本体
2,2′ 表裏の不織布シート
3 短辺のシール
4 長辺のシール
5 仕切りシール
6 中間シール
7 低膨張区域
8 中膨張区域
9 高膨張区域
10 吹き込みチューブ
11,11′ フィルム材料
13 側縁シール
14 側縁間欠シール
15 貫通吹き込み路
16,19 間欠シール
17,17′ 自封弁
18,18′ 迂回路
20 主たる自封弁
Claims (5)
- 【請求項1】 不織布とポリエチレンフィルムを積層し
て成る薄い熱溶着性、気密性ある材料2,2′を合わせ
て枕本体1を形成し、その中に熱溶着性、気密性あるフ
ィルム材料11,11′で貫通吹き込み路15と自封弁
20を備えて形成した空気吹き込みチューブ10を挿通
して、枕本体の短辺3と長辺4、並びに仕切り5及び中
間6の各シールにより、低膨張区域7、中膨張区域8及
び高膨張区域9を形成したことを特徴とする使い捨て
枕。 - 【請求項2】 吹き込みチューブ10は、連続した側縁
シール13と、反対側で低膨張区域7及び中膨張区域8
と2つの高膨張区域9とにそれぞれ少なくとも1つの自
封弁20を形成する間欠側縁シール14とにより両側縁
を画成され、側縁シール13に沿って貫通吹き込み路1
5が仕切りシール5の下でも開通して形成され、貫通吹
き込み路15と自封式弁20との間に1列又はそれ以上
の間欠シール16,19により自封弁17,17′と迂
回路18,18′が形成されている請求項1に記載の使
い捨て枕。 - 【請求項3】 貫通吹き込み路15の一端に吹き込み口
12が接続され枕外に突出している請求項2に記載の使
い捨て枕。 - 【請求項4】 仕切りシール5は小間隔5′を置いて2
本ずつが低膨張区域7と左右の高膨張区域9との間に形
成されている請求項3に記載の使い捨て枕。 - 【請求項5】 貫通吹き込み路15には予め非熱溶着性
材が適用されている請求項1に記載の使い捨て枕。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5516791U JPH04138368U (ja) | 1991-06-21 | 1991-06-21 | 使い捨て枕 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5516791U JPH04138368U (ja) | 1991-06-21 | 1991-06-21 | 使い捨て枕 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04138368U true JPH04138368U (ja) | 1992-12-25 |
Family
ID=31929741
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5516791U Pending JPH04138368U (ja) | 1991-06-21 | 1991-06-21 | 使い捨て枕 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04138368U (ja) |
-
1991
- 1991-06-21 JP JP5516791U patent/JPH04138368U/ja active Pending
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