JPH04139127A - 心疾患を予防または治療する薬剤 - Google Patents

心疾患を予防または治療する薬剤

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JPH04139127A
JPH04139127A JP2258635A JP25863590A JPH04139127A JP H04139127 A JPH04139127 A JP H04139127A JP 2258635 A JP2258635 A JP 2258635A JP 25863590 A JP25863590 A JP 25863590A JP H04139127 A JPH04139127 A JP H04139127A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、アミノベンゼンスルホン酸誘導体または薬学
的に許容される塩を有効成分とする心疾患を予防または
治療する薬剤に関する。
(従来の技術および発明が解決しようとする課題)心筋
あるいは、血管平滑筋細胞内へのカルシウムイオン(C
a”)の過蓄積は、心筋障害、心臓伝導障害異常あるい
は血管異常収縮等を招き、循環器系疾患の原因となる(
John A、 Watts 、 American 
Journal of Physiology、第23
8巻、909〜916ページ、1980年; Juni
chi Azuwa、5ulfur An+ino A
c1ds、第6巻、179〜201ページ、1983年
;Gordon L、 Todd、 Cardiova
scularResearch、第20巻、645〜6
51ページ、1986年; Hideyuki 0ht
a et al 、 CardiovascularR
esearch、第22巻、407〜413ページ、1
988年)。又、逆に細胞内Ca ”が著しく低下する
と、心筋あるいは血管の収縮が減少し、機能低下を引き
起こす(Adawia a Alousi et a 
I、Cardiovascular Re5earch
 、第19巻、483〜494ページ、1985年)。
従って、これらの細胞内Ca ”濃度を調節する薬剤は
、循環器系疾患、例えば虚血性心疾患(心筋梗塞、狭心
症等)、心不全、高血圧あるいは不整脈等に対して有用
な予防または治療薬となる。
従来、心筋あるいは血管平滑細胞内ca 2+の過蓄積
を抑制する薬剤として、例えばCa拮抗薬あるいはβ−
受容体遮断薬が知られている。しかしこれらの薬剤はそ
の使用量によっては、Ca拮抗剤の場合、細胞内Ca 
Z +濃度の低下により、又β−遮断薬の場合カテコー
ルアミン作用の遮断により、心臓の機能が抑制され、心
不全状態をひきおこすことが知られており(上田慶二、
綜合臨床、36巻、851〜854ページ、1987年
)、循環器疾患への通用範囲が限られていた。
(課題を解決するための手段) 本発明者らは細胞内Ca ”濃度を調節する化合物の探
索を行い、鋭意検討した結果、アミンベンゼンスルホン
酸誘導体が循環器系への副作用がな(、細胞内Ca ”
濃度を調節することを見出し、本発明に到達した。
即ち、本発明の要旨は、 下記−船人(I) (上記式中、R,は水素原子、c1〜Cbのアルキル基
、C8〜C1のシクロアルキル基、01〜C4のハロゲ
ン化アルキル基、ハロゲン原子またはC6〜C1□のア
リール基を表わし、R2は水素原子、C1〜C6のアル
キル基またはシアノ基、ニトロM、C,−C,のアルコ
キシ基、ハロゲン原子、CI”” Cbのアルキル基お
よびアミノ基がら選ばれる1つ以上の置換基を有してい
ても良いC7〜CI!のアラルキル基を表わし、nは1
〜4の整数を表わす。)で示されるアミノベンゼンスル
ホン酸誘導体またはその薬学的に許容し得る塩を有効成
分とする心疾患を予防または治療する薬剤に存する。
以下、本発明の詳細な説明する。
RIとしては、水素原子;メチル基、エチル基、n−プ
ロピル基、1so−プロピル基、n−ブチル基、t−ブ
チル基、n−ペンチル基、n−ヘキシル基等のC0〜C
6の直鎖又は分岐鎖アルキル基;シクロプロピル基、シ
クロブチル基、シクロペンチル基、シクロヘキシル基等
の03〜C1のシクロアルキル基;トリフルオロメチル
基等の01〜C4のハロゲン化アルキル基;フッ素原子
、塩素原子、臭素原子等のハロゲン原子;またはフェニ
ル基、トリル基、ナフチル基等のC6〜C1□のアリー
ル基が挙げられ、R2としては、水素原子−メチル基、
エチル基、n−プロピル基、is。
−プロピル基、n〜ブチル基、t−ブチル基、n−ヘン
チル基、n−ヘキシル基等のC1〜C6(7)直鎖また
は分岐鎖アルキル基;シアノ基、ニトロ基、メトキシ基
、エトキシ基、プロポキシ基、ブトキシ基、ペントキシ
基、ヘキシルオキシ基等のC2〜C8のアルコキシ基、
フッ素原子、塩素原子、臭素原子等のハロゲン原子、お
よびアミノ基から選ばれる1つ以上の置換基を有しでい
てもよい07〜CI□のベンジル基、フェネチル基、ナ
フチルメチル基等のアラルキル基が挙げられる。
下記−船人(1)で表される本発明の具体的な化合物と
しては、例えば下記表1に記載のものが挙げられる。
また上記化合物の薬学的に許容されうる塩類を有効成分
とする薬剤も本発明の範囲に包含される。
上記塩類は、アルカリ金属塩あるいはアルカリ土類金属
塩のような無毒性の塩であり、例えば、ナトリウム塩、
カリウム塩、マグネシウム塩、カルシウム塩、アルミニ
ウム塩等が挙げられる。アンモニウム塩、低級アルキル
アミン〔例えば、トリエチルアミン〕塩、ヒドロキシ低
級アルキルアミン〔例えば、2−ヒドロキシエチルアミ
ン、ビス−(2−ヒドロキシエチル)アミン、トリス(
ヒドロキシメチル)アミノメタンまたはN−メチル−D
−グルカミン〕塩、シクロアルキルアミン〔例えば、ジ
シクロヘキシルアミン]塩、ベンジルアミン[例えば、
N、N−ジベンジルエチレンジアミン]塩およびジベン
ジルアミン塩のような適切な無毒性のアミン塩も、同様
に好ましいものである。
本発明の化合物に含まれる窒素2個を含んだ複素環に着
目した場合、好ましい塩としては、塩酸塩、臭化水素酸
塩、硫酸塩、リン酸塩、フマル酸塩、コハク酸塩、シュ
ウ酸塩、乳酸塩等の無毒性の塩が挙げられる。
その具体的な化合物の1例を、下記表2に示す。
本発明に係わる化合物を心臓血管系用薬剤として用いる
場合、常法によりヒトに経口または非経口で通用される
。経口投与のための剤形としては、顆粒剤、細粒剤、散
剤、錠剤、硬カプセル剤、軟カプセル剤、シロップ剤、
乳剤、懸濁剤または液剤等が挙げられる。また、非経口
投与のための剤形としては、注射剤、座剤、経皮剤等が
挙げられる。
上記−船人(1)で示される化合物またはその薬学的に
許容されうる塩は、上記剤形中において、固体、もしく
は液体の医薬用担体または賦形剤、安定剤、潤滑剤、甘
味剤、保存剤、懸濁化剤等の通常用いられる医薬用添加
剤とともに含まれており、治療上の有効成分の担体成分
に対する含有割合は1重量%〜90重量%の範囲が好ま
しい。
用いられる固体担体の例としては、乳糖、白陶土、ショ
糖、結晶セルロース、コーンスターチ、タルク、寒天、
ペクチン、アカシア、ステアリン酸、ステアリン酸マグ
ネシウム、レシチン、塩化ナトリウムなどが挙げられる
。液状担体の例としては、シロップ、グリセリン、落花
生油、ポリビニルピロリドン、オリーブ油、エタノール
、ヘンシルアルコール、プロピレングリコール、水など
が挙げられる。
本発明の化合物を経口的に用いる場合は、その使用量は
成人に対して、1日0.01mg=1000111gの
範囲(好ましくは0.1 mg〜100 mg)にある
が、年令、性別、病態、症状、同時処理の有無等により
、適宜増減することが更に好ましい。また、投与回数は
、1日1回または適当な間隔をおいて、1日数回に分け
て投与してもよい。
本発明の化合物を注射剤として用いる場合には、成人に
対して1同量0.01mg〜100mgを連続投与また
は間欠投与することが好ましい。
次に本発明の化合物の製造方法について説明する。
本発明の化合物は、例えば次のような経1)で製造する
ことができる。
く経路(1)〉 (II) (I[[) (■) (上記式中、R,、R,およびnは既に定義した通りで
あり、R3は水素原子またはC+−C−の低級アルキル
基を表わし、)lよびYはそれぞれ独立してハロゲン原
子を表わし、Zはハロゲン原子または−CHを表わす。
〕 上記式(n)で示されるアニリンとイソシアン酸アルい
はイソシアン酸の塩、例えばイソシアン酸ナトリウム等
を酢酸あるいは酢酸と水の混合溶媒等の極性溶媒中で、
0″C〜100″Cで数分がら数時間反応させることに
より、またはイソシアン酸エステル、例えばイソシアン
酸メチル、イソシアン酸エチル等を酢酸エチル、テトラ
ヒドロフラン、N、N−ジメチルホルムアミド、トルエ
ン、ヘキサン、ジエチルエーテル、アセトン等のを機溶
媒中、あるいはその混合溶媒中で、O″C−100°C
で数分から数時間反応させることにより上記式(I[[
)で示される尿素化合物が得られる。
上記反応により得られた尿素化合物(III)に濃硫酸
、発煙硫酸、無水硫酸あるいはクロルスルホン酸等を一
20°C〜100°Cで数分から数時間反応させること
により、上記式(IV)で示されるウレイドベンゼンス
ルホン酸が得られる。
上記反応により得られたウレイドベンゼンスルホン酸(
IV)を塩酸、硫酸あるいは水酸化ナトリウム等の水溶
液で数分から数時間、室温〜150°Cで加水分解する
ことにより、上記式(V)で示されるアミノベンゼンス
ルホン酸が得られる。
上記反応により得られたアミノベンゼンスルホン酸(V
)を上記式(Vl)で示されるアミンと、水、エタノー
ル、N、N−ジメチルホルムアミドあるいはジメチルス
ルホキシド等の極性溶媒中、50〜200℃で数分から
数時間加熱することにより、上記式(■)で示される環
状アミノベンゼンスルホン酸が得られる。この場合、必
要ならば反応中に生成する酸成分を中和するため適当量
の塩基例えば水酸化ナトリウム、トリエチルアミン等を
加えても良い。
上記反応で得られた環状アミンベンゼンスルホン酸(■
)を上記式(■)で示されるハロゲン化合物(式中、Z
がハロゲン原子を表す場合)と水、エタノールあるいは
N、N〜ジメチルホルムアミド等の極性溶媒中、室温〜
150°Cで数分間から数時間加熱することにより、上
記式(1)で示される本発明の化合物であるアミノベン
ゼンスルホン酸が得られる。
また、上記式(■)で示される化合物が、アルデヒド化
合物(式中、Zが−CHを表す場合)のときは、該アル
デヒド化合物と上記反応で得られた環状アミノベンゼン
スルホン酸(■)をメタノール、エタノール、酢酸、ジ
メチルホルムアミド、水等の極性溶媒中でパラジウム等
の触媒存在下、常法により水素添加して、還元的アミノ
化反応を行うか、あるいは上記アルデヒド化合物(■)
と上記アミノベンゼンスルホン酸(■)を上記極性溶媒
中でシアノホウ素化水素ナトリウム等の還元剤を添加し
、0〜100″Cで数分間〜数時間反応させ、還元的ア
ミノ化反応を行うことによっても本発明の化合物である
アミノベンゼンスルホン酸(1)が得られる。
又、上記式(■)で示される環状アミノベンゼンスルホ
ン酸は下記経路(2)によっても製造することができる
〈経路(2)〉 (IX) (X) (■) 上記式(IX)で示される。−フルオロアニリンを亜硝
酸すl−IJウム等の亜硝酸塩と塩酸、硫酸等の酸中で
、−20〜10°Cでジアゾ化し、続いて酢酸、ジオキ
サン等の極性溶媒中、二酸化イオウと一20〜40°C
で反応させて、スルホニルクロリドとし、これらを水、
エタノール、メタノールあるいはそれらの混合溶媒中で
水酸化ナトリウム等の強アルカリ存在下、加水分解する
ことにより上記式(X)で示される。−フルオロスルホ
ン酸が得られる。
この反応で得られた0−フルオロスルホン酸(X)をN
、N−ジメチルホルムアミド等の極性溶媒中あるいは無
溶媒で上記式(XI)で示される環状ジアミンと、場合
によっては銅粉、ヨウ化銅等の触媒の存在下、50〜2
00 ’Cで数時間がら数十時間加熱することにより、
上記式(■)で示される環状アミノヘンゼンスルホン酸
が得られる。
(実施例) 以下、合成例および実施例により本発明を更に具体的に
説明するが、本発明は、その要旨を超えない限り、以下
の合成例および実施例によって限定されるものではない
。又、合成例および実施例中の化合物随は前記表1また
は表2中の化合物随に対応する。
参考例1 2−7ミ/−5−n−プロピルベンゼンスルホン酸の合
成 パーy−n−プロピルアニリン31.4 gを酢酸11
6n+1、および水232m1に溶解しイソシアン酸ナ
トリウム130gと水900m1からなる混合溶液20
0m1に上記溶液を滴下した後、水浴中で30分間攪拌
し、析出した結晶を濾取、水洗後、乾燥して38.88
 gの4−n−プロピルフェニルウレアを得た。この4
−n−プロピルフェニルウレアを20%発煙硫酸107
.6ml中に少しずつ添加した後60°Cで2時間反応
させ、水浴にて冷却下、氷約40On+1を加え、4時
間加熱還流し、冷却して析出してくる結晶を濾取、水洗
後、乾燥して下記物性の上記目的物30.09g(収率
64.1%)を得た。融点:261.7〜262.3°
C参考例2 2−フルオロ−5−n−プロピルベンゼンスルホン酸の
合成 2−フルオロ−5−n−プロピルアニリン12゜53g
を濃硫酸73m1及び水120m1の混合溶液に溶解し
、−10°Cに冷却し、この中に亜硝酸ナトリウム6、
15 gを水15m1に溶かした亜硝酸ナトリウム水溶
液を一5°C以下で滴下後、25分間この温度で攪拌し
、ジアゾニウム塩溶液を調整した。このジアゾニウム塩
溶液を、2酸化イオウ飽和酢酸120m1と塩化銅2.
92+wlを水20m1に溶解した混合溶液の中に、温
度−20’Cで滴下し、−10°Cで30分間さらに0
°Cで1時間攪拌した後、分離してきた油状物質を酢酸
エチルで抽出した。この抽出液から酢酸エチルを減圧留
去した残金に2規定の水酸化ナトリウム90m1および
ジオキサン200o+1を加え、100°Cで5分間加
熱後、酢酸にて中和し、反応生成物をシリカゲルカラム
クロマトグラフィーにて精製しく展開溶媒;クロロホル
ム:メタノール:酢酸=500 : 50 : 6)、
上記目的物7.13g(収率39.9%)をペースト状
として得た。
NMR(DMSO−d6)δp p m : 0.86
8(t、3H) 、1.536 (m、2H)、2.5
1(t、2H)、7.00 (q、IH) 、7.15
5(m、IH)、7.468 (dd、LH)合成例1 2− (1−ピペラジニル)−5−メチルベンゼンスル
ホン酸の合成(化合物No、12)2−フルオロ−5−
メチルベンゼンスルホン酸0、76 gとピペラジン3
.44 gをヨウ化銅0.76gおよび銅粉0.26 
gの共存下で、封管中160°Cで8時間反応させた後
、反応生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに
て精製しく展開溶媒;クロロホルム:メタノール:酢酸
=100:100:3)、下記物性の上記目的物0.6
7 g(収率65.0%)を得た。
融点=271°C(分解) 同様の方法にて化合物Nα95を得た(収率33゜7%
) 融点:300°C以上 合成例2 2−(1−ピペラジニル)−5−n−プロピルベンゼン
スルホン酸の合成(化合物No、 14 )水500d
に2−アミノ−5−n−プロピルベンゼンスルホン酸5
0.0 g及び炭酸ナトリウム6゜28gを加え、加熱
溶解した。この溶液にビス(2−クロロエチル)アミン
塩酸塩88.13 gを加えた後、3時間加熱還流した
。この反応溶液に炭酸ナトリウム26.25 gを63
o+1の水に懸濁した液を更に加え、12時間加熱還流
した。反応液を減圧濃縮後、メチルアルコールで抽出し
、メチルアルコールを減圧濃縮後、その残金に水200
11を加え、炭酸ナトリウムでpHを約8.0に調整し
たのち、クロロホルム500alを加え、攪拌した。
析出した結晶を濾過し、クロロホルムで洗浄し、乾燥さ
せて、上記目的物44.83g(収率67.9%)を得
た。
融点:286°C(分解) 同様の方法で以下の化合物を得た。
化合物随  収率(%)  融点(°C)91    
27.6   290(分解)93    50.7 
  230(分解)94    18.7   270
(分解)合成例3 2−(1−ピペラジニル)−5−n−プロピルベンゼン
スルホン酸塩酸塩の合成(化合物No、 12−(1−
ピペラジニル)−5−n−プロピルベンゼンスルホン酸
50.0 gをエチルアルコール200m1及び1規定
の塩酸185n+1の混合溶液に加え、加熱溶解した後
、減圧濃縮し、析出した結晶をアセトン洗浄し、乾燥す
ることにより、上記目的物51.46g(収率95.4
%)を得た。
融点:275°C(分解) 同様にして以下の化合物を得た。
化合物漱     融点(°C) 111     220(分解) 112     225(分解) 合成例4 2−(1−ホモピペラジニル) −5−n−プロピルベ
ンゼンスルホン酸の合成(化合物Nα86)合成例2と
同様の方法により、2−フルオロ−5−n−プロピルベ
ンゼンスルホン酸0.61gとホモピペラジン2.80
 gから、下記物性の上記目的物o、3tg(収率37
.2%)を得た。
融点=205〜210°C(分解) 合成例5 2− (4−(2,3,4−トリメトキシベンジル)−
1−ピペラジニル]−5−n−プロピルベンゼンスルホ
ン酸の合成(化合物に69)0、10 gのシアノホウ
素化水素ナトリウムを2mlのメタノール溶液に溶解し
、これに塩化亜鉛0゜logを加えて5分間攪拌した後
、2−(1−ピペラジニル) −5−n−プロピルベン
ゼンスルホン酸0.40 gと2.3.4−1−リメト
キシベンズアルデヒド0.58 gを加え、室温で、2
時間反応させ、食塩水およびテトラヒドロフランを加え
、有機層を抽出し、この抽出液からテトラヒドロフラン
を減圧留去後、残金をシリカゲルカラムクロマトグラフ
ィーにて精製しく展開溶媒;クロロホルム:メタノール
:酢酸=500 : 100 : 6)、下記物性の上
記目的物0.39g(収率58.5%)をガラス状固体
として得た。
融点:175〜180°C(分解) NMR(DMSO−d6)δp p m : 0.87
0(t、3H,J=7.4Hz)、1.529 (m、
2H)、2.458 (t、2H,J=7.8Hz)、
2゜637 (broad  m、4H)、3.090
 (broad  m、4H)、3.601 (bro
ads、2H) 、3.752 (s、3H) 、3.
788(s、3H)、3.817 (s、3H)、6.
795(d、LH,J=8.7Hz)、6.909 (
d、IH,J=8Hz)、7.050 (d、2H,J
−8゜7Hz)、7.638  (d、  IH,J=
2.0Hz)同様の方法により、化合物Na66をガラ
ス状固体として得た(収率91.1%)。
実施例 合成例で得られたアミノベンゼンスルホン酸誘導体の心
疾患に対する薬剤としての有用性を示す薬理試験および
2.性毒性試験について、以下に示す。
1、モルモ         いる 本発明の化合物の薬理活性である細胞内Ca”の過蓄積
の抑制の程度を評価するために、本発明の化合物による
イソプロテレノール作用の抑制を測定した。
すなわち、イソプロテレノールは心筋細胞内へCa ”
を過剰に流入させることによりCa”の過蓄積を起こす
ことが知られているので(F 1 e ckenste
in  A、   Janke  J、   Dori
ng  H,Leder  O;  Recent  
advances  in  5tudieson  
cardiac  5tructure  and  
 metabolism、   myocardial
   biology、Vol、4.563−580.
1974)、イソプロテレノールの作用を抑制する化合
物は細胞内Ca ”過蓄積を抑制するといえる。
〈方法〉 雄性ハートレイ系モルモット(体重250〜350g)
より摘出した右心室乳頭筋を栄養液(クレブスーヘンゼ
ライト液)を満たした臓器浴中に懸垂した。栄養液の温
度は32°Cに保ち、95%酸素と5%二酸化炭素の混
合ガスを通気した。乳頭筋には、約0.5gの静止張力
をかけ白金電極を介して持続1ミリ秒、頻度1ヘルツ、
闇値より15%高い電圧の矩形波により電気刺激した。
乳頭筋の収縮力は、張カドランスジューサーを介して測
定し、ポリグラフにて記録した。約90分間標本を安定
させた後、収縮が100%以上増加する様に臓器浴中に
イソプロテレノール(10−’〜10−’M)を加え最
大反応が得られた時点に本発明の化合物を同様に臓器浴
中に加え、イソプロテレノールによる収縮増加が何%抑
制されるかを測定することにより、その抑制率を求めた
〈結果〉 各化合物の抑制率を下記表3に示す。
表 上記表3によれば本発明の薬剤はイソプロテレノールに
よる心筋収縮を抑制しているため、イソプロテレノール
の作用を抑制することが明らかであり、従って本発明の
薬剤はCa”の細胞内への過蓄積を抑制することがわか
る。
2、虚血心筋保護作用 心筋が虚血状態に陥ると、Ca ”が心筋細胞へ大過剰
に流入し、その結果、静止張力は上昇し、また、心筋収
縮機能が著しく低下するが、虚血心筋保護作用をもつ薬
物によりこれらの障害が軽減されることが報告されてい
る(Araki、H。
& Lefer、  AM、 :Role  of  
prostacyclin  in  the  pr
eservation  of  ischemicm
yocardial  tissue  in  th
e  perfused  cat  heartCi
rc、  Res、、  47:757−9763゜1
980)。
そこで、本発明の薬剤の虚血心筋保護作用を評価するた
めに、ラット摘出心臓を用いた心筋虚血モデルで心筋障
害の指標である2つのパラメーター(静止張力の上昇、
収縮張力の低下)に対する作用を検討した。以下その方
法と結果を示す。
〈方 法〉 雄性ウィスター系ラット(250〜350 g)より心
臓を摘出し、ランゲンドルフ法に従いクレブスーヘンゼ
ライト液(37°C395%0□−5%COzを通気)
で潅流した。心尖部につけた糸を張カドランスデューサ
ーに接続し、1.5gの静止張力をかけて収縮張力を測
定した。1時間の安定化後、潅流圧を80c111水柱
圧から12CI+1水柱圧に低下させることにより虚血
状態を誘発し、又、潅流圧の低下と同時に、各濃度の本
発明の薬剤を潅流液に注入し、90分間低圧による潅流
を続けた。90分後、本発明の薬剤の注入を止め、元の
潅流圧で再潅流した。再潅流直前の静止張力の上昇Cg
)と再潅流30分後の収縮張力〔%〕 (虚血誘発前の
収縮力を100%として規格化)を測定した。
〈結 果〉 結果を下記表4に示す。
表 上記表4によれば、本発明の薬剤は虚血状態による静止
張力の上昇を抑制し、又、虚血状態により引き起こされ
る心筋障害に伴い心筋収縮力が低下することを防いでい
る。
従って本発明の薬剤は虚血状態にある心筋に対して保護
作用を有することが明らかである。
3、ノ゛1  モー゛ルに番るt 高用量のβ遮断薬を投与して細胞内Ca ”を減少させ
ることにより心機能が低下したイヌを用いて、本発明の
薬剤の心不全改善作用を検討した。
以下にその方法と結果を示す。
く方法〉 雑犬を30■/kg (静注)のベンドパルビタールで
麻酔し、人工呼吸を行った。左開胸後、電磁血流計に接
続した血流測定プローブを大動脈基始部に装着し、心拍
出量を測定した。左頚動脈より左心室にカテ先マノメー
ターを挿入し、左心室内圧を測定し、それにより電気的
に左心室内圧の変化率(dP/dt)を測定した。動物
が安定した後、成松らの方法に従い(Arzneimi
ttel  Forshung  37 (1)、39
8406.1987)、β遮断薬であるプロプラノロー
ル1.5■/kgを静脈内投与し、引き続いて0゜09
■/kg/minの割合でプロプラノロールの静脈内投
与を続け、左室不全を惹起した。プロプラノロールの投
与を開始してから30分後に本発明の薬剤を静脈内投与
し、45分間観察を行った。
なお、対照として本発明の薬剤の代わりに生理食塩水を
投与した系を用いた。
〈結果〉 左心室の収縮力を表す、指標としてd P/d tma
xを用い、試験開始前の左心室dP/dtmaxを10
0としたときのプロプラノロール投与後、および本発明
の薬剤もしくは生理食塩水投与45分後の値を下記表5
に示す。
上記表5によれば、本発明の薬剤はプロプラノロールに
より細胞内Ca”が著しく減少したことにより低下した
左心室収縮力を上昇させているため、本発明の薬剤が心
不全の改善作用を有することがわかる。
4.2血亙ユ 本発明化合物のうち、階110の化合物についてマウス
における急性毒性を検討した。
〈方法〉 雄性マウス(18〜25g)に化合物No、 110の
生理的食塩水(0,9%塩化す) IJウム)を投与し
、50%致死量LDs。を算出した。投与経路は尾静脈
内投与(LD、、算出はup  and  d。
wn法によるもの)、並びに、経口投与(LDs。
算出はprobit法によるもの)の2経路とした。
〈結果〉 結果を下記表6に示す。
表 (発明の効果) 本発明の薬剤は、心筋または血管平滑筋の細膣内Ca”
濃度を調節する作用を有するので、各種の循環器系疾患
、例えば狭心症、心筋梗塞、高抑圧、心不全あるいは不
整脈等の予防または治療に有用である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)下記一般式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼ (上記式中、R_1は水素原子、C_1〜C_6のアル
    キル基、C_3〜C_7のシクロアルキル基、C_1〜
    C_4のハロゲン化アルキル基、ハロゲン原子またはC
    _6〜C_1_2のアリール基を表わし、R_2は水素
    原子、C_1〜C_6のアルキル基またはシアノ基、ニ
    トロ基、C_1〜C_6のアルコキシ基、ハロゲン原子
    、C_1〜C_6のアルキル基およびアミノ基から選ば
    れる1つ以上の置換基を有していても良いC_7〜C_
    1_2のアラルキル基を表わし、nは1〜4の整数を表
    わす。)で示されるアミノベンゼンスルホン酸誘導体ま
    たはその薬学的に許容し得る塩を有効成分とする心疾患
    を予防または治療する薬剤。
  2. (2)R_1が水素原子、C_1〜C_6のアルキル基
    、C_5〜C_6のシクロアルキル基、トリフルオロメ
    チル基、ハロゲン原子またはフェニル基を表わし、R_
    2が水素原子、C_1〜C_3のアルキル基またはC_
    1〜C_3のアルキル基、C_1〜C_3のアルコキシ
    基もしくはハロゲン原子で置換されていてもよいC_7
    〜C_1_2のアラルキル基を表わし、nが2または3
    を表わすことを特徴とする請求項1記載の薬剤。
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