JPH04141934A - 受像管用電子銃 - Google Patents
受像管用電子銃Info
- Publication number
- JPH04141934A JPH04141934A JP26390290A JP26390290A JPH04141934A JP H04141934 A JPH04141934 A JP H04141934A JP 26390290 A JP26390290 A JP 26390290A JP 26390290 A JP26390290 A JP 26390290A JP H04141934 A JPH04141934 A JP H04141934A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electron gun
- electrode
- grid
- picture tube
- tube electron
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は受像管用電子銃に係り、特に、これを構成する
グリッド電極にカソードから蒸発したBa、BaO等が
付着しても、グリッド電極からの不要電子放出、いわゆ
るグリッドエミッション、の発生を抑制することのでき
る電極から構成される受像管用電子銃に関する。
グリッド電極にカソードから蒸発したBa、BaO等が
付着しても、グリッド電極からの不要電子放出、いわゆ
るグリッドエミッション、の発生を抑制することのでき
る電極から構成される受像管用電子銃に関する。
[従来の技術]
受像管等の電子管においては、従来から、カソードから
蒸発したBa、 BaO等が近傍のグリッド電極表面に
付着してその仕事関数を低下させ、電子管の動作上有害
なグリッドエミッションを発生させるという問題があっ
た。
蒸発したBa、 BaO等が近傍のグリッド電極表面に
付着してその仕事関数を低下させ、電子管の動作上有害
なグリッドエミッションを発生させるという問題があっ
た。
グリッドエミッションには熱電子放出によるものと電界
放出によるものとがあり、何れも電界強度と仕事関数の
変化に敏感に対応するが、特に電界放出の場合にそれら
の影響が顕著に現れる。このため、近年受像管の大型化
、平面化に対する要求が高まるに伴い陽極電圧を高くし
ていった場合に、電界放出によるグリッドエミッション
が大きな問題となる。
放出によるものとがあり、何れも電界強度と仕事関数の
変化に敏感に対応するが、特に電界放出の場合にそれら
の影響が顕著に現れる。このため、近年受像管の大型化
、平面化に対する要求が高まるに伴い陽極電圧を高くし
ていった場合に、電界放出によるグリッドエミッション
が大きな問題となる。
グリッドエミッションの抑制については、これまでに、
グリッド電極の表面にめっきあるいは蒸着等の方法で金
(Au)を付着させることが有効であることが知られて
いる。このような技術としては、例えば、ビー・オー・
ベーカー:“酸化物被覆陰極の存在下におけるグリッド
エミッション抑制物質としての金”;ブリティッシュ・
ジャーナル・オブ・アプライド・フィジックス第4巻(
1953年)第311〜315頁(B、00Baker
: Gold as a grid emissio
n1nhibitor in the presenc
e of an oxide−coated cath
ode;Br、J、Appl、Phys、 Vol
4 (1953)pp311〜315)等に記載され
ている。
グリッド電極の表面にめっきあるいは蒸着等の方法で金
(Au)を付着させることが有効であることが知られて
いる。このような技術としては、例えば、ビー・オー・
ベーカー:“酸化物被覆陰極の存在下におけるグリッド
エミッション抑制物質としての金”;ブリティッシュ・
ジャーナル・オブ・アプライド・フィジックス第4巻(
1953年)第311〜315頁(B、00Baker
: Gold as a grid emissio
n1nhibitor in the presenc
e of an oxide−coated cath
ode;Br、J、Appl、Phys、 Vol
4 (1953)pp311〜315)等に記載され
ている。
[発明が解決しようとする課題]
しかしながら、上記従来技術におけるグリッド電極表面
のAuによる被覆は、グリッドエミッション抑制に有効
ではあるが、コスト高につながるとともに受像管の動作
中にAu膜の剥離が発生する可能性が考えられるなど、
根本的な解決策とはなり得ていなかった。
のAuによる被覆は、グリッドエミッション抑制に有効
ではあるが、コスト高につながるとともに受像管の動作
中にAu膜の剥離が発生する可能性が考えられるなど、
根本的な解決策とはなり得ていなかった。
また、グリッド電極表面に酸化物の層を形成することに
よってもグリッドエミッションを有効に抑制することが
できるが、この場合には、グリッド電極周辺の電界分布
を変化させるなどの副作用があり、実用的な対策となっ
ていなかった。
よってもグリッドエミッションを有効に抑制することが
できるが、この場合には、グリッド電極周辺の電界分布
を変化させるなどの副作用があり、実用的な対策となっ
ていなかった。
本発明の目的は、上記従来技術の有していた課題を解決
して、カソードから蒸発したBa、 BaO等がグリッ
ド電極表面に付着しても、グリッドエミッションの発生
を抑制でき、しかも、安価でかつ副作用の心配のない電
極から構成される受像管用電子銃を提供することにある
。
して、カソードから蒸発したBa、 BaO等がグリッ
ド電極表面に付着しても、グリッドエミッションの発生
を抑制でき、しかも、安価でかつ副作用の心配のない電
極から構成される受像管用電子銃を提供することにある
。
[課題を解決するための手段]
上記内的は、電極材料中に微量含まれてし)るSi、M
n、 Cr等の活性金属を電極表面で選択的に酸化させ
ることによって、該表面に上記活性金属の酸化物層を不
連続状に形成した電極から構成した受像管用電子銃とす
ることによって達成することができる。
n、 Cr等の活性金属を電極表面で選択的に酸化させ
ることによって、該表面に上記活性金属の酸化物層を不
連続状に形成した電極から構成した受像管用電子銃とす
ることによって達成することができる。
なお、上記電極表面の不連続状の選択的酸化は、例えば
42%Ni−Fe合金を主体材料とする電極の場合、露
点20℃の加湿水素雰囲気中1100℃約IO分の加熱
を行うことによって得ることができる。すなわち、この
条件はSl、Mn、 Cr等に対しては酸化条件、隅、
Feに対しては還元条件となるため、Si、Mn、 C
r等が電極表面で選択的に酸化される。
42%Ni−Fe合金を主体材料とする電極の場合、露
点20℃の加湿水素雰囲気中1100℃約IO分の加熱
を行うことによって得ることができる。すなわち、この
条件はSl、Mn、 Cr等に対しては酸化条件、隅、
Feに対しては還元条件となるため、Si、Mn、 C
r等が電極表面で選択的に酸化される。
[作用]
上記不連続状の活性金属酸化物層を有する電極とするこ
とによって、カソードから蒸発したBa、BaO等が上
記電極表面に付着してもそれらの活性化が少なく、仕事
関数の低下が阻止されて、グリッドエミッションの発生
が抑制される。
とによって、カソードから蒸発したBa、BaO等が上
記電極表面に付着してもそれらの活性化が少なく、仕事
関数の低下が阻止されて、グリッドエミッションの発生
が抑制される。
また、形成された酸化物の層が不連続状であることによ
って、電極周辺の電界分布が変化する等の副作用がほと
んど発生しない。
って、電極周辺の電界分布が変化する等の副作用がほと
んど発生しない。
[実施例コ
以下、本発明受像管用電子銃について実施例によって具
体的に説明する。
体的に説明する。
第1図は本発明受像管用電子銃の一実施例である第2グ
リツド電極(G2)の構成を示す模式拡大断面図で、4
2%Ni−Fe合金を主体材料とする電極をプレス成形
によって作成した後、露点20℃の加湿水素雰囲気中で
1100’C10分間加熱することによって、電極基体
1の表面に、該基体中に微量含まれているSi、 Mn
、 Cr等の活性金属が選択酸化されて不連続状の酸化
物層2が形成されている状態を示す。
リツド電極(G2)の構成を示す模式拡大断面図で、4
2%Ni−Fe合金を主体材料とする電極をプレス成形
によって作成した後、露点20℃の加湿水素雰囲気中で
1100’C10分間加熱することによって、電極基体
1の表面に、該基体中に微量含まれているSi、 Mn
、 Cr等の活性金属が選択酸化されて不連続状の酸化
物層2が形成されている状態を示す。
上記構成からなるG2を用いた電子銃と、上記と同一合
金からなる電極をプレス成形によって作成した後露点−
40℃の乾燥水素雰囲気中1100℃IO分間の加熱を
行った、表面に不連続状酸化物層を持たない従来構成の
62を用いた電子銃とを、それぞれ、受像管に実装して
、G2からの電子放出が受像管の動作に有害なレベルに
達する第3グリツド電極(G3)の電圧の比較測定を行
った。その結果、本発明構成の62を用いた電子銃は従
来構成の62を用いた電子銃と比べて上記G3の電圧が
約18%(6,5〜7、7kV)高くなるという結果が
得られた。
金からなる電極をプレス成形によって作成した後露点−
40℃の乾燥水素雰囲気中1100℃IO分間の加熱を
行った、表面に不連続状酸化物層を持たない従来構成の
62を用いた電子銃とを、それぞれ、受像管に実装して
、G2からの電子放出が受像管の動作に有害なレベルに
達する第3グリツド電極(G3)の電圧の比較測定を行
った。その結果、本発明構成の62を用いた電子銃は従
来構成の62を用いた電子銃と比べて上記G3の電圧が
約18%(6,5〜7、7kV)高くなるという結果が
得られた。
なお、上記実施例で用いた42%Ni−Fe合金はSl
、Mn、 Crをそれぞれ0.14%、0.43%、1
.38%含有するものであったが、これらの含有量が総
計で0.1%以下の場合には上記表面酸化処理を施して
もグリッドエミッション抑制の効果は得られず、また、
総計が10%以上の場合には電極周辺の電界分布を変化
させてしまう結果となった。この結果から、電極材料中
の活性金属含有量は001〜10%の範囲が望ましいこ
とがわかる。この結果は、前者の場合は形成される選択
酸化物が離間し過ぎて主体材料の生地がそのまま露出す
ることによるものであり、後者の場合は形成される酸化
物が不連続状ではなく、連続層となってしまうことによ
るものである。
、Mn、 Crをそれぞれ0.14%、0.43%、1
.38%含有するものであったが、これらの含有量が総
計で0.1%以下の場合には上記表面酸化処理を施して
もグリッドエミッション抑制の効果は得られず、また、
総計が10%以上の場合には電極周辺の電界分布を変化
させてしまう結果となった。この結果から、電極材料中
の活性金属含有量は001〜10%の範囲が望ましいこ
とがわかる。この結果は、前者の場合は形成される選択
酸化物が離間し過ぎて主体材料の生地がそのまま露出す
ることによるものであり、後者の場合は形成される酸化
物が不連続状ではなく、連続層となってしまうことによ
るものである。
また、上記選択酸化の効果は電極材料中に含まれる活性
金属が31、Mn、 Crである場合に限定されるもの
ではなく、A1、Mg、 Sc、 Y、Ti、 Zr5
Hf、 V、Nd、 Ta等が含有されている場合にも
同様の効果を得ることができる。
金属が31、Mn、 Crである場合に限定されるもの
ではなく、A1、Mg、 Sc、 Y、Ti、 Zr5
Hf、 V、Nd、 Ta等が含有されている場合にも
同様の効果を得ることができる。
[発明の効果コ
以上述べてきたように、受像管用電子銃を本発明構成の
電子銃とすることによって、従来技術の有していた課題
を解決して、カソードから蒸発したBa、 BaO等が
グリッド電極表面に付着しても、該電極からのグリッド
エミッションの発生を抑制でき、しかも、安価でかつ副
作用の心配のない電極から構成される受像管用電子銃を
提供することができた。
電子銃とすることによって、従来技術の有していた課題
を解決して、カソードから蒸発したBa、 BaO等が
グリッド電極表面に付着しても、該電極からのグリッド
エミッションの発生を抑制でき、しかも、安価でかつ副
作用の心配のない電極から構成される受像管用電子銃を
提供することができた。
第1図は本発明受像管用電子銃の一実施例の第2グリツ
ド電極の構成を示す模式拡大断面図である。 1・・・電極基体、2・・・不連続状酸化物層。 第1 図
ド電極の構成を示す模式拡大断面図である。 1・・・電極基体、2・・・不連続状酸化物層。 第1 図
Claims (1)
- 1、電極材料中に含まれる活性金属を電極表面で選択的
に酸化させることにより、該表面に上記活性金属の酸化
物層を不連続状に形成した電極から構成されていること
を特徴とする受像管用電子銃。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26390290A JPH04141934A (ja) | 1990-10-03 | 1990-10-03 | 受像管用電子銃 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26390290A JPH04141934A (ja) | 1990-10-03 | 1990-10-03 | 受像管用電子銃 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04141934A true JPH04141934A (ja) | 1992-05-15 |
Family
ID=17395849
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26390290A Pending JPH04141934A (ja) | 1990-10-03 | 1990-10-03 | 受像管用電子銃 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04141934A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2821205A1 (fr) * | 2001-02-19 | 2002-08-23 | Thomson Tubes & Displays | Canon a electrons a emission parasite reduite |
-
1990
- 1990-10-03 JP JP26390290A patent/JPH04141934A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2821205A1 (fr) * | 2001-02-19 | 2002-08-23 | Thomson Tubes & Displays | Canon a electrons a emission parasite reduite |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US2103267A (en) | Alloy for vacuum tube elements | |
| US2233917A (en) | Black coating for electron discharge devices | |
| JPH04141934A (ja) | 受像管用電子銃 | |
| JPS5816737B2 (ja) | 電子管用酸化物陰極 | |
| US3374385A (en) | Electron tube cathode with nickel-tungsten alloy base and thin nickel coating | |
| US1981620A (en) | Electrode for electron discharge devices | |
| US2586768A (en) | Vacuum tube electrode element | |
| JPS61211932A (ja) | 傍熱形陰極の製造方法 | |
| US6759799B2 (en) | Oxide-coated cathode and method for making same | |
| US2190695A (en) | Secondary electron emitter and method of making it | |
| US1762581A (en) | Cathode for thermionic devices and method of producing same | |
| JP2936460B2 (ja) | 電子管用陰極 | |
| JPH04220924A (ja) | 電子管用陰極 | |
| JPS61271732A (ja) | 電子管陰極 | |
| JP2585107Y2 (ja) | マグネトロンの陰極構体 | |
| JP2937145B2 (ja) | 電子管用陰極 | |
| JP3283116B2 (ja) | 酸化物陰極の製造方法 | |
| JPH04220925A (ja) | 電子管用陰極 | |
| JPH02201841A (ja) | 酸化物熱陰極 | |
| JPS6349393B2 (ja) | ||
| JPS61208719A (ja) | 電子管陰極 | |
| JPH04115437A (ja) | 酸化物陰極 | |
| JPS63254635A (ja) | 電子管用陰極 | |
| JPS61227341A (ja) | 電子管陰極 | |
| JPH11224619A (ja) | 電子銃およびブラウン管 |