JPH04154100A - 粒子加速器用パルス電磁石装置 - Google Patents
粒子加速器用パルス電磁石装置Info
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- JPH04154100A JPH04154100A JP27535490A JP27535490A JPH04154100A JP H04154100 A JPH04154100 A JP H04154100A JP 27535490 A JP27535490 A JP 27535490A JP 27535490 A JP27535490 A JP 27535490A JP H04154100 A JPH04154100 A JP H04154100A
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- Japan
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- magnetic pole
- magnetic
- pulsed
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[発明の目的コ
(産業上の利用分野)
本発明は粒子加速器に係り、特に加速される粒子の入射
、出射に用いられる粒子加速器用パルス電磁石装置に関
する。
、出射に用いられる粒子加速器用パルス電磁石装置に関
する。
(従来の技術)
粒子加速器は電子、陽子、イオンなどのビームを10億
電子ボルト(I G eV)以上の高エネルギ状態に加
速するものである。この加速器の一例としでは、素粒子
の研究分野で大形のものとして直径1−以上のものか建
設されている。最近の加速器として直径10m程度の小
形のものが建設されており、この加速器は例えば電子か
らの放射光(SOR光といわれる)を利用した超LSI
微細加工(リソグラフィ)など新しい分野に応用されて
いる。なお、加速粒子が電子、陽子、イオン等と異なっ
てもその加速原理は同一なので、以下は電子用加速器に
ついて説明する。
電子ボルト(I G eV)以上の高エネルギ状態に加
速するものである。この加速器の一例としでは、素粒子
の研究分野で大形のものとして直径1−以上のものか建
設されている。最近の加速器として直径10m程度の小
形のものが建設されており、この加速器は例えば電子か
らの放射光(SOR光といわれる)を利用した超LSI
微細加工(リソグラフィ)など新しい分野に応用されて
いる。なお、加速粒子が電子、陽子、イオン等と異なっ
てもその加速原理は同一なので、以下は電子用加速器に
ついて説明する。
ところで、加速器には多くの電磁石が用いられており、
その中にパルス電磁石がある。このパルス電磁石は電子
を入射するときに電子の軌道を曲げたり、又加速され定
格エネルギーとなった電子を出射するときに電子軌道を
曲げたりするのに用いられる。電子はほぼ光速に近い速
度で加速器に対して入射及び出射するので、電子軌道を
曲げるにはパルス的に磁場を印加する必要がある。この
磁場の立上り時間は短かいもので100ナノ秒、長いも
のでも数マイクロ秒と短時間なので、磁場の印加に非常
に速い応答が要求される。
その中にパルス電磁石がある。このパルス電磁石は電子
を入射するときに電子の軌道を曲げたり、又加速され定
格エネルギーとなった電子を出射するときに電子軌道を
曲げたりするのに用いられる。電子はほぼ光速に近い速
度で加速器に対して入射及び出射するので、電子軌道を
曲げるにはパルス的に磁場を印加する必要がある。この
磁場の立上り時間は短かいもので100ナノ秒、長いも
のでも数マイクロ秒と短時間なので、磁場の印加に非常
に速い応答が要求される。
第7図はかかる粒子加速器用パルス電磁石装置の断面図
である。上、下一対の磁極体1.2が設けられるととも
に、これら磁極体1.2に対して両端にそれぞれ継鉄3
.4が設けられている。そして、各継鉄3.4が設けら
れた側にはそれぞれ絶縁物5.6により電気絶縁された
各銅帯7.8か設けられている。各磁極体1.2及び継
鉄3.4はパルス磁場か印加されるので高周波磁気特性
の良好なフェライトにより形成されている。又、各銅帯
7.8は励磁コイルを形成しており、外部の図示しない
銅帯及びパルス電源に接続されている。これら銅帯7.
8は巻回数が多いとインダクタンスか大きくなって励磁
電源の電圧を高くしなければならないので、巻回数は通
常1ターンである。
である。上、下一対の磁極体1.2が設けられるととも
に、これら磁極体1.2に対して両端にそれぞれ継鉄3
.4が設けられている。そして、各継鉄3.4が設けら
れた側にはそれぞれ絶縁物5.6により電気絶縁された
各銅帯7.8か設けられている。各磁極体1.2及び継
鉄3.4はパルス磁場か印加されるので高周波磁気特性
の良好なフェライトにより形成されている。又、各銅帯
7.8は励磁コイルを形成しており、外部の図示しない
銅帯及びパルス電源に接続されている。これら銅帯7.
8は巻回数が多いとインダクタンスか大きくなって励磁
電源の電圧を高くしなければならないので、巻回数は通
常1ターンである。
一方、パルス電磁石の内側には電子ビームか通過するた
めに超高真空に保持されたレーストラック形状の真空ダ
クト9、この真空ダクト9をへ一キングするためのヒー
ター10及び断熱材11が一体的に配置されている。な
お、真空ダクト9内に設置されるパルス電磁石もあるか
、設置位置は本発明に影響を与えないので、ここでは真
空ダクト9外へ設置されているとして説明する。
めに超高真空に保持されたレーストラック形状の真空ダ
クト9、この真空ダクト9をへ一キングするためのヒー
ター10及び断熱材11が一体的に配置されている。な
お、真空ダクト9内に設置されるパルス電磁石もあるか
、設置位置は本発明に影響を与えないので、ここでは真
空ダクト9外へ設置されているとして説明する。
かかる構成において、例えば左側の銅帯7に図面の表側
から裏側に向かう方向のパルス電流を流し、これと共に
右側の銅帯8にその逆方向のパルス電流を流すと、同図
破線に示すようなパルス磁場Bが発生する。
から裏側に向かう方向のパルス電流を流し、これと共に
右側の銅帯8にその逆方向のパルス電流を流すと、同図
破線に示すようなパルス磁場Bが発生する。
このパルス磁場Bは第8図に示すような解析結果の磁力
線を現す。同図では磁力線が対称性を現すので、電磁石
装置全体の左斜め上方4分の1を解析対象として示して
いる。同図により磁力線の間隔は同一となり、磁場分布
は均一となる。ここで、長さ方向の寸法を400 mm
とすると、インダクタンスは1.3マイクロヘンリー(
μH)、中心で1キロガウス(kG)を得るための電流
は4780Aとなる。従って、100ナノ秒で磁場1k
Gまで上げようとすると、 L (di/dt) = 1.3X10−6X (4
780/ 100XIO−9)−62,I KV の電圧が必要となる。実際には電源回路の浮遊インダク
タンスかあるため、この値よりは大きくなるか、浮遊イ
ンダクタンスはケーブル長やケーブルの配置法などで大
きく異なり、ここでは考慮しない。
線を現す。同図では磁力線が対称性を現すので、電磁石
装置全体の左斜め上方4分の1を解析対象として示して
いる。同図により磁力線の間隔は同一となり、磁場分布
は均一となる。ここで、長さ方向の寸法を400 mm
とすると、インダクタンスは1.3マイクロヘンリー(
μH)、中心で1キロガウス(kG)を得るための電流
は4780Aとなる。従って、100ナノ秒で磁場1k
Gまで上げようとすると、 L (di/dt) = 1.3X10−6X (4
780/ 100XIO−9)−62,I KV の電圧が必要となる。実際には電源回路の浮遊インダク
タンスかあるため、この値よりは大きくなるか、浮遊イ
ンダクタンスはケーブル長やケーブルの配置法などで大
きく異なり、ここでは考慮しない。
以上の解析結果から真空ダクト9内部のY方向座標「0
」面上におけるX方向の磁場分布Byはほぼ均一となっ
ている。電子は真空ダクト9内を図面表裏の方向に運動
し、パルス磁場BによりX軸方向(水平方向)の力を受
ける。これにより、電子の軌道は水平方向に曲げられる
。なお、パルス磁場Bにより真空ダクト9にはうず電流
が流れるために、このうず電流を小さ(抑えるか、又は
全く流さなくするために真空ダクト9は薄板ベローズ製
、又はセラミックス製により形成されている。
」面上におけるX方向の磁場分布Byはほぼ均一となっ
ている。電子は真空ダクト9内を図面表裏の方向に運動
し、パルス磁場BによりX軸方向(水平方向)の力を受
ける。これにより、電子の軌道は水平方向に曲げられる
。なお、パルス磁場Bにより真空ダクト9にはうず電流
が流れるために、このうず電流を小さ(抑えるか、又は
全く流さなくするために真空ダクト9は薄板ベローズ製
、又はセラミックス製により形成されている。
(発明か解決しようとする課題)
ところで、パルス電磁石は前述のように非常に速い立上
りが要求される。銅帯7.8のインダクタンスをL1励
磁電流の変化率をdf/dtとすると、銅帯7.8への
印加電圧はL di/dtで与えられる。例えば、印加
電圧は100ナノ秒の立上りとすると、数10kVの高
電圧となる。このため大きな高電圧電源が必要となるば
かりか、絶縁物3や図示しない電流導入端子の絶縁破壊
をまねき、パルス電磁石は加速器の構成機器の中で最も
こわれやすい機器の一つとなっている。
りが要求される。銅帯7.8のインダクタンスをL1励
磁電流の変化率をdf/dtとすると、銅帯7.8への
印加電圧はL di/dtで与えられる。例えば、印加
電圧は100ナノ秒の立上りとすると、数10kVの高
電圧となる。このため大きな高電圧電源が必要となるば
かりか、絶縁物3や図示しない電流導入端子の絶縁破壊
をまねき、パルス電磁石は加速器の構成機器の中で最も
こわれやすい機器の一つとなっている。
そこで本発明は、パルス電磁石の機能を損うことなくイ
ンダクタンスを小さくできて低い印加電圧で動作できる
粒子加速器用パルス電磁石装置を提供することを目的と
する。
ンダクタンスを小さくできて低い印加電圧で動作できる
粒子加速器用パルス電磁石装置を提供することを目的と
する。
[発明の構成]
(課題を解決するための手段)
本発明は、中央部及び両端側にそれぞれ切欠き部が形成
された一対の磁極体と、これら磁極体に取付けられて磁
気回路を形成する継鉄と、磁極体の両端側の各切欠き部
内に固定され電気絶縁物で巻かれた銅帯とを備えて上記
目的を達成しようとする粒子加速器用パルス電磁石装置
である。
された一対の磁極体と、これら磁極体に取付けられて磁
気回路を形成する継鉄と、磁極体の両端側の各切欠き部
内に固定され電気絶縁物で巻かれた銅帯とを備えて上記
目的を達成しようとする粒子加速器用パルス電磁石装置
である。
(作用)
本発明においては、磁極体の中央部及び両端側にそれぞ
れ切欠き部を形成し、かつ磁極体の両端側の各切欠き部
内に電気絶縁物で巻かれた銅帯を設けるので、粒子加速
器用として必要な領域の磁場は均一で、かつ磁極体を通
る磁束量は減る。
れ切欠き部を形成し、かつ磁極体の両端側の各切欠き部
内に電気絶縁物で巻かれた銅帯を設けるので、粒子加速
器用として必要な領域の磁場は均一で、かつ磁極体を通
る磁束量は減る。
これにより、インダクタンスが低減し、低い印加電圧で
の運転が可能となる。
の運転が可能となる。
(実施例)
以下、本発明の第1実施例について図面を参照して説明
する。なお、第7図と同一部分には同一符号を付してそ
の詳しい説明は省略する。
する。なお、第7図と同一部分には同一符号を付してそ
の詳しい説明は省略する。
第1図は粒子加速器用パルス電磁石装置の断面構成図で
ある。一対の磁極体20.21及び各継鉄3.4により
磁気回路か形成されている。これら磁極体20.21に
はそれぞれ中央部及び両端部にそれぞれ切欠き部22.
23.24及び25.26.27が形成されている。こ
れら切欠き部22.23.24及び25.26.27は
長手方向、つまり図面の表裏の方向に形成されている。
ある。一対の磁極体20.21及び各継鉄3.4により
磁気回路か形成されている。これら磁極体20.21に
はそれぞれ中央部及び両端部にそれぞれ切欠き部22.
23.24及び25.26.27が形成されている。こ
れら切欠き部22.23.24及び25.26.27は
長手方向、つまり図面の表裏の方向に形成されている。
そして、これら切欠き部22.23・・・のうち両端側
の各切欠き部には23.24及び26.27にはそれぞ
れ絶縁物28.29.30.31により電気絶縁された
銅帯32.33.34.35が固定配置されている。こ
れら銅帯32と34及び33と35はそれぞれ左右の対
で1ターンの励磁コイルを形成しており、それぞれパル
ス電磁石装置の外部において図示しない銅帯により並列
接続されている。又、各銅帯32.33.34.35は
各継鉄3.4をできるだけ真空ダクト9側へ近づけコン
パクトにするために上、下つまり銅帯32と34.33
と35に配置し、かつ三角断面部を設けて必要導体断面
積を確保し、さらに磁極体20121の左右の切欠き部
23.24.26.27に対して固定し、磁力線を中心
部に寄せて全体の磁束量を低減させている。従って、各
銅帯32.33.34.35の横方向の幅を変えること
によっても磁場均一領域の大きさを調整できる。
の各切欠き部には23.24及び26.27にはそれぞ
れ絶縁物28.29.30.31により電気絶縁された
銅帯32.33.34.35が固定配置されている。こ
れら銅帯32と34及び33と35はそれぞれ左右の対
で1ターンの励磁コイルを形成しており、それぞれパル
ス電磁石装置の外部において図示しない銅帯により並列
接続されている。又、各銅帯32.33.34.35は
各継鉄3.4をできるだけ真空ダクト9側へ近づけコン
パクトにするために上、下つまり銅帯32と34.33
と35に配置し、かつ三角断面部を設けて必要導体断面
積を確保し、さらに磁極体20121の左右の切欠き部
23.24.26.27に対して固定し、磁力線を中心
部に寄せて全体の磁束量を低減させている。従って、各
銅帯32.33.34.35の横方向の幅を変えること
によっても磁場均一領域の大きさを調整できる。
以上の構成により真空ダクト9、ヒーター10及び断熱
材11は各磁極体20.21と接触するとともに各継鉄
3.4と接触して配置される。
材11は各磁極体20.21と接触するとともに各継鉄
3.4と接触して配置される。
かかる構成において、例えば銅帯33.35に紙面の表
側から裏側に向かう方向の電流を流し、これとともに銅
帯32.34にその逆方向の電流を流すと、第1図中の
破線で示すパルス磁場Bが発生する。
側から裏側に向かう方向の電流を流し、これとともに銅
帯32.34にその逆方向の電流を流すと、第1図中の
破線で示すパルス磁場Bが発生する。
第2図はかかるパルス磁場Bの解析の磁力線図であり、
図中の実線が磁力線である。尚、同図では、磁場発生の
対称性から全体の1/4を解析対象としている。又、第
3図はY方向の座標「0」面のY方向磁場BYのX方向
分布を描いたもので±50m+iの領域で均一な分布と
なっている。(X−〇のByを1として規格化しである
。)同図の磁場解析結果から中央部は磁力線の間隔が同
一で均一磁場となるが、中央部からずれた両端側では磁
場が若干乱れていることが分かる。第3図にY方向座標
「0」面での磁場ByのX方向分布を示す。この解析例
では22〜23mmまでは均一磁場となっているが、そ
れ以上で均一性が悪くなっている。しかし、パルス電磁
石の使い方にもよるが通常20〜30關まで均一性があ
れば十分であり、従来装置はどの磁場均一性は必要とし
ない。さらに磁場の均一領域が広く必要とするときは、
各切欠き部23.24.25.26の深さや形状を変え
ればよい。第2図に示すように寸法は第・8図に示す従
来装置より小さくなっている。
図中の実線が磁力線である。尚、同図では、磁場発生の
対称性から全体の1/4を解析対象としている。又、第
3図はY方向の座標「0」面のY方向磁場BYのX方向
分布を描いたもので±50m+iの領域で均一な分布と
なっている。(X−〇のByを1として規格化しである
。)同図の磁場解析結果から中央部は磁力線の間隔が同
一で均一磁場となるが、中央部からずれた両端側では磁
場が若干乱れていることが分かる。第3図にY方向座標
「0」面での磁場ByのX方向分布を示す。この解析例
では22〜23mmまでは均一磁場となっているが、そ
れ以上で均一性が悪くなっている。しかし、パルス電磁
石の使い方にもよるが通常20〜30關まで均一性があ
れば十分であり、従来装置はどの磁場均一性は必要とし
ない。さらに磁場の均一領域が広く必要とするときは、
各切欠き部23.24.25.26の深さや形状を変え
ればよい。第2図に示すように寸法は第・8図に示す従
来装置より小さくなっている。
これは全体の磁束量が従来装置より小さくなったためで
、継鉄3.4や磁極体20.21内の磁場の大きさは本
装置と従来装置とを比較してもほぼ同一の値となってい
る。
、継鉄3.4や磁極体20.21内の磁場の大きさは本
装置と従来装置とを比較してもほぼ同一の値となってい
る。
又、第2図に示すように長さ方向の寸法を400 mm
とすると、インダクタンスは0.89μHで従来装置の
68%である。なお、中央部の切欠き部13のため同一
の磁場(中心で1kG)を得るための電流値は若干上が
って、504OAであった。従って、従来装置と同様に
100ナノ秒で1 kGまで上げようとすると L (ai/dt) −0,89x to−6X (5
040/ 、1f)OX 1O−9)−44,5KV となり、従来装置の72%まで減少する。
とすると、インダクタンスは0.89μHで従来装置の
68%である。なお、中央部の切欠き部13のため同一
の磁場(中心で1kG)を得るための電流値は若干上が
って、504OAであった。従って、従来装置と同様に
100ナノ秒で1 kGまで上げようとすると L (ai/dt) −0,89x to−6X (5
040/ 、1f)OX 1O−9)−44,5KV となり、従来装置の72%まで減少する。
このように上記第1実施例においては、一対の磁極体2
0.21の中央部及び両端側にそれぞれ切欠き部23.
24.25.26を形成し、かつ各切欠き部23.24
.25.26内に各銅帯32.33.34.35を設け
たので、インダクタンスを小さくてき、低い印加電圧で
パルス電磁石を所定の磁場まで立上げることかでき、し
かも粒子加速器により要求される領域内は磁場の均一性
を確保できて磁場発生の無駄か無くなる。さらに磁極体
20.21及び継鉄3.4は小型化されるので、軽量で
廉価とすることができる。従って、この状態で電子ビー
ムの入射、出射の際に電子ビームを曲げることかできる
。
0.21の中央部及び両端側にそれぞれ切欠き部23.
24.25.26を形成し、かつ各切欠き部23.24
.25.26内に各銅帯32.33.34.35を設け
たので、インダクタンスを小さくてき、低い印加電圧で
パルス電磁石を所定の磁場まで立上げることかでき、し
かも粒子加速器により要求される領域内は磁場の均一性
を確保できて磁場発生の無駄か無くなる。さらに磁極体
20.21及び継鉄3.4は小型化されるので、軽量で
廉価とすることができる。従って、この状態で電子ビー
ムの入射、出射の際に電子ビームを曲げることかできる
。
次に本発明の第2実施例について説明する。
磁場の均一度は中央部の各切欠き部22.25の深さや
幅に大きく依存するが、又その形状にも大きく依存する
。第4図は切欠き部を台形の断面形状に形成したもので
ある。このように切欠き部を台形の断面形状に形成する
と、磁場の均一領域を広くできる。第5図はかかる台形
断面での磁場解析の磁力線図を示す。同図に示すように
台形のテーパ一部より垂直に磁場か出射するため均一領
域か長くなる。Y方向の座標「0」面におけるX方向の
磁場分布B3/を第3図に図示する。同図に示すように
均一磁場の領域が30mmまでひろかっており、広い磁
場領域が必要なパルス電磁石に向いている。ただし、第
5図に示す磁場の解析結果では全磁束量は変わらず、従
ってインダクタンスは第2図の解析結果と同一となる。
幅に大きく依存するが、又その形状にも大きく依存する
。第4図は切欠き部を台形の断面形状に形成したもので
ある。このように切欠き部を台形の断面形状に形成する
と、磁場の均一領域を広くできる。第5図はかかる台形
断面での磁場解析の磁力線図を示す。同図に示すように
台形のテーパ一部より垂直に磁場か出射するため均一領
域か長くなる。Y方向の座標「0」面におけるX方向の
磁場分布B3/を第3図に図示する。同図に示すように
均一磁場の領域が30mmまでひろかっており、広い磁
場領域が必要なパルス電磁石に向いている。ただし、第
5図に示す磁場の解析結果では全磁束量は変わらず、従
ってインダクタンスは第2図の解析結果と同一となる。
なお、同実施例においても上記第1実施例と同様の効果
を奏することは言うまでもない。
を奏することは言うまでもない。
第6図は中央部の切欠き部の他の実施例を示し、三角形
の断面形状にすることにより、磁場の均一領域を大きく
する例である。かかる切欠き部の形状であっても上記各
実施例と同様の効果を奏することかできる。
の断面形状にすることにより、磁場の均一領域を大きく
する例である。かかる切欠き部の形状であっても上記各
実施例と同様の効果を奏することかできる。
従って、上記各実施例によれば、パルス電磁石の磁極形
状を所定のものとすることにより、従来よりかなり低い
電圧でパルス磁場を印加できる。
状を所定のものとすることにより、従来よりかなり低い
電圧でパルス磁場を印加できる。
パルス電磁石はその高い印加電圧のため絶縁破壊を起こ
しやすく、加速器の構成機器の中でも信頼性に欠けるも
のであったが、本発明により絶縁破壊が防止でき、信頼
性か向上する。さらにフェライトの鉄心か小型となるの
でパルス電磁石の低廉化が図れ、かつパルス電源も安価
となる。
しやすく、加速器の構成機器の中でも信頼性に欠けるも
のであったが、本発明により絶縁破壊が防止でき、信頼
性か向上する。さらにフェライトの鉄心か小型となるの
でパルス電磁石の低廉化が図れ、かつパルス電源も安価
となる。
この結果、信頼性の高い高性能のパルス電磁石装置か提
供でき、加速器全体としても高性能化、高信頼性化、低
廉化が図れる。
供でき、加速器全体としても高性能化、高信頼性化、低
廉化が図れる。
[発明の効果コ
以上詳記したように本発明によれば、パルス電磁石の機
能を損うことなくインダクタンスを小さくできて低い印
加電圧で動作できる粒子加速器用パルス電磁石装置を提
供できる。
能を損うことなくインダクタンスを小さくできて低い印
加電圧で動作できる粒子加速器用パルス電磁石装置を提
供できる。
第1図は本発明の粒子加速器用パルス電磁石装置の第1
実施例を示す断面図、第2図は同装置の磁場解析の磁力
線図、第3図は中心面上での磁場分布を示す図、第4図
は本発明装置の第2実施例の切欠き部を示す断面図、第
5図は同切欠き部の形状での磁場解析の磁力線図、第6
図は本発明装置の他の実施例の切欠き部を示す断面図、
第7図は従来装置の断面図、第8図は同装置の磁場解析
の磁力線図である。 20.21・・・磁極体、3,4・・・継鉄、2223
.24,25,26.27・・・切欠き部、28゜29
.30.31・・・絶縁物、32,33.3435・・
・銅帯、9・・・真空ダクト、10・・・ヒーター11
・・・断熱材。
実施例を示す断面図、第2図は同装置の磁場解析の磁力
線図、第3図は中心面上での磁場分布を示す図、第4図
は本発明装置の第2実施例の切欠き部を示す断面図、第
5図は同切欠き部の形状での磁場解析の磁力線図、第6
図は本発明装置の他の実施例の切欠き部を示す断面図、
第7図は従来装置の断面図、第8図は同装置の磁場解析
の磁力線図である。 20.21・・・磁極体、3,4・・・継鉄、2223
.24,25,26.27・・・切欠き部、28゜29
.30.31・・・絶縁物、32,33.3435・・
・銅帯、9・・・真空ダクト、10・・・ヒーター11
・・・断熱材。
Claims (1)
- 中央部及び両端側にそれぞれ切欠き部が形成された一対
の磁極体と、これら磁極体に取付けられて磁気回路を形
成する継鉄と、前記磁極体の両端側の各切欠き部内に固
定され電気絶縁物で巻かれた銅帯とを具備したことを特
徴とする粒子加速器用パルス電磁石装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27535490A JPH04154100A (ja) | 1990-10-16 | 1990-10-16 | 粒子加速器用パルス電磁石装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27535490A JPH04154100A (ja) | 1990-10-16 | 1990-10-16 | 粒子加速器用パルス電磁石装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04154100A true JPH04154100A (ja) | 1992-05-27 |
Family
ID=17554307
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27535490A Pending JPH04154100A (ja) | 1990-10-16 | 1990-10-16 | 粒子加速器用パルス電磁石装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04154100A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002164200A (ja) * | 2000-11-28 | 2002-06-07 | Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd | パルス超強磁場偏向電磁石 |
| JP2010182575A (ja) * | 2009-02-06 | 2010-08-19 | Mitsubishi Electric Corp | 加速器装置 |
-
1990
- 1990-10-16 JP JP27535490A patent/JPH04154100A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002164200A (ja) * | 2000-11-28 | 2002-06-07 | Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd | パルス超強磁場偏向電磁石 |
| JP2010182575A (ja) * | 2009-02-06 | 2010-08-19 | Mitsubishi Electric Corp | 加速器装置 |
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