JPH0415877B2 - - Google Patents
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- JPH0415877B2 JPH0415877B2 JP59231679A JP23167984A JPH0415877B2 JP H0415877 B2 JPH0415877 B2 JP H0415877B2 JP 59231679 A JP59231679 A JP 59231679A JP 23167984 A JP23167984 A JP 23167984A JP H0415877 B2 JPH0415877 B2 JP H0415877B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- door
- rotation center
- side door
- arm
- side base
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Classifications
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E05—LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
- E05D—HINGES OR SUSPENSION DEVICES FOR DOORS, WINDOWS OR WINGS
- E05D3/00—Hinges with pins
- E05D3/06—Hinges with pins with two or more pins
- E05D3/10—Hinges with pins with two or more pins with non-parallel pins
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E05—LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
- E05Y—INDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASSES E05D AND E05F, RELATING TO CONSTRUCTION ELEMENTS, ELECTRIC CONTROL, POWER SUPPLY, POWER SIGNAL OR TRANSMISSION, USER INTERFACES, MOUNTING OR COUPLING, DETAILS, ACCESSORIES, AUXILIARY OPERATIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, APPLICATION THEREOF
- E05Y2900/00—Application of doors, windows, wings or fittings thereof
- E05Y2900/50—Application of doors, windows, wings or fittings thereof for vehicles
- E05Y2900/53—Type of wing
- E05Y2900/531—Doors
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Hinges (AREA)
- Body Structure For Vehicles (AREA)
Description
この発明は、4節回転リンクを利用した自動車
のサイドドアヒンジの改良に関する。
のサイドドアヒンジの改良に関する。
従来、自動車例えば乗用車におけるサイドドア
は、ほとんどの場合、ボデイ側に固定された1個
のヒンジを中心として回転かつ開閉するように取
付けられているが、乗員がサイドドアを開閉して
自動車に乗降するためにはサイドドアの全長に応
じたドア開き角度が要求され、この時、自動車の
側方のスペースが狭い場合は、ドアを十分に開く
ことができないために、乗員の乗降が困難な場合
が多い。 これに対して、例えば実開昭57−46014号ある
いは実開昭55−101263号公報に開示されるよう
に、自動車のボデイ側の相互に離れた2点及びサ
イドドア側の相互に離れた2点のうち、ボデイ及
びサイドドア各々の一方の1点を回転中心として
連結する回転リンクと、他方の1点を回転中心と
して連結する回転リンクと、前記ボデイ側の2つ
の回転中心間の部分と、前記サイドドアの2つの
回転中心間の部分と、により4節回転リンクを構
成してなる自動車のサイドドアヒンジが提案され
ている。 このような4節回転リンクを利用したサイドド
アヒンジは、乗員足元のスペースを確保しつつ、
必要な自動車側方のスペースを減少させることが
でき、従つて、自動車側方のスペースが狭い場合
でもサイドドアを開閉して乗員が乗降できるもの
である。 上記のような4節回転リンクを利用したサイド
ドアヒンジは、ボデイ側の回転中心軸に対してサ
イドドア側の回転中心軸が回転リンクの長さだけ
離れているので、該サイドドアヒンジに対するサ
イドドアの荷重に基づくモーメントが大きくな
り、且つ、該モーメントにより、サイドドア側の
回転軸の取付け部分にも大きな荷重がかかること
になる。 従つて、サイドドアの支持剛性を増大するため
には、ドアヒンジを上下方向に複数個配置して、
取付けなければならない。 しかしながら、このように、複数のサイドドア
ヒンジを上下方向に取付ける場合は、これらの回
転中心軸を上下方向に整列させなければならず、
その取付け作業及び調整が繁雑であるという問題
点がある。 更に、前記回転中心軸のボデイ側及びサイドド
ア側への取付け面、特に、サイドドア側の取付け
面の剛性は、かなり大きなものとしなければなら
ず、これを充足するためにはサイドドアの重量及
びドアヒンジの重量を増大させなければならない
という問題点が生じる。 即ち、サイドドアの剛性が小さいと、ドアヒン
ジ即ち回転リンクの長さが長いことと合わせて、
例えばサイドドアを開いた時のサイドドアの上下
剛性、ねじり剛性及び過開き剛性が小さくなり、
サイドドアが下方に変位したり、ねじれたり、あ
るいは、全開時における変形が生じるという問題
点がある。 更に、ドアを閉じた時でも、剛性が小さいと、
ボデイへの建付けが困難となるという問題点があ
る。
は、ほとんどの場合、ボデイ側に固定された1個
のヒンジを中心として回転かつ開閉するように取
付けられているが、乗員がサイドドアを開閉して
自動車に乗降するためにはサイドドアの全長に応
じたドア開き角度が要求され、この時、自動車の
側方のスペースが狭い場合は、ドアを十分に開く
ことができないために、乗員の乗降が困難な場合
が多い。 これに対して、例えば実開昭57−46014号ある
いは実開昭55−101263号公報に開示されるよう
に、自動車のボデイ側の相互に離れた2点及びサ
イドドア側の相互に離れた2点のうち、ボデイ及
びサイドドア各々の一方の1点を回転中心として
連結する回転リンクと、他方の1点を回転中心と
して連結する回転リンクと、前記ボデイ側の2つ
の回転中心間の部分と、前記サイドドアの2つの
回転中心間の部分と、により4節回転リンクを構
成してなる自動車のサイドドアヒンジが提案され
ている。 このような4節回転リンクを利用したサイドド
アヒンジは、乗員足元のスペースを確保しつつ、
必要な自動車側方のスペースを減少させることが
でき、従つて、自動車側方のスペースが狭い場合
でもサイドドアを開閉して乗員が乗降できるもの
である。 上記のような4節回転リンクを利用したサイド
ドアヒンジは、ボデイ側の回転中心軸に対してサ
イドドア側の回転中心軸が回転リンクの長さだけ
離れているので、該サイドドアヒンジに対するサ
イドドアの荷重に基づくモーメントが大きくな
り、且つ、該モーメントにより、サイドドア側の
回転軸の取付け部分にも大きな荷重がかかること
になる。 従つて、サイドドアの支持剛性を増大するため
には、ドアヒンジを上下方向に複数個配置して、
取付けなければならない。 しかしながら、このように、複数のサイドドア
ヒンジを上下方向に取付ける場合は、これらの回
転中心軸を上下方向に整列させなければならず、
その取付け作業及び調整が繁雑であるという問題
点がある。 更に、前記回転中心軸のボデイ側及びサイドド
ア側への取付け面、特に、サイドドア側の取付け
面の剛性は、かなり大きなものとしなければなら
ず、これを充足するためにはサイドドアの重量及
びドアヒンジの重量を増大させなければならない
という問題点が生じる。 即ち、サイドドアの剛性が小さいと、ドアヒン
ジ即ち回転リンクの長さが長いことと合わせて、
例えばサイドドアを開いた時のサイドドアの上下
剛性、ねじり剛性及び過開き剛性が小さくなり、
サイドドアが下方に変位したり、ねじれたり、あ
るいは、全開時における変形が生じるという問題
点がある。 更に、ドアを閉じた時でも、剛性が小さいと、
ボデイへの建付けが困難となるという問題点があ
る。
この発明は、上記従来の問題点に鑑みてなされ
たものであつて、サイドドアの重量を大幅に増大
させることなく、且つ、取付け調整作業が容易で
あつて、サイドドアを支持するのに充分な剛性を
備えた自動車のサイドドアヒンジを提供すること
を目的とする。
たものであつて、サイドドアの重量を大幅に増大
させることなく、且つ、取付け調整作業が容易で
あつて、サイドドアを支持するのに充分な剛性を
備えた自動車のサイドドアヒンジを提供すること
を目的とする。
【問題点を解決するための手段】
この発明は、4節回転リンクを利用したダブル
アームタイプであつて、ダブルアームの一方が、
主としてサイドドアの荷重を支えるメインアーム
であり、他方が、主としてサイドドアの移動を制
御するコントロールアームとされた自動車のサイ
ドドアヒンジにおいて、前記サイドドアの揺動基
端側の端部に沿つて上下方向に長く形成され、且
つ、該端部に取付けられるドアサイドベースと、
前記端部に隣接するボデイ側の表面に沿つて上下
方向に長く形成され、該表面に取付けられたボデ
イサイドベースと、前記ドアサイドベース及びボ
デイサイドベースの少なくとも上部及び下部の
各々2個所に支持された4個の上部回転中心軸及
び該上部回転中心軸の下方に整列する4個の下部
回転中心軸と、を有してなり、前記コントロール
アームは前記上部回転中心軸のうち、前記ボデイ
サイドベース及びドアサイドベースの各々の一方
の回転中心軸に両端が回転自在に連結された上部
コントロールアームと、この上部コントロールア
ームの両端の上部回転中心軸に整列する前記下部
回転中心軸に両端が回転自在に連結された下部コ
ントロールアームと、他方の上部回転中心軸及び
からなり、前記メインアームは他方の2個の2個
の下部回転中心軸に、上下の幅方向両端部が回転
自在に連結された上下方向に一体の部材として自
動車のサイドドアヒンジを構成して上記目的を達
成するものである。
アームタイプであつて、ダブルアームの一方が、
主としてサイドドアの荷重を支えるメインアーム
であり、他方が、主としてサイドドアの移動を制
御するコントロールアームとされた自動車のサイ
ドドアヒンジにおいて、前記サイドドアの揺動基
端側の端部に沿つて上下方向に長く形成され、且
つ、該端部に取付けられるドアサイドベースと、
前記端部に隣接するボデイ側の表面に沿つて上下
方向に長く形成され、該表面に取付けられたボデ
イサイドベースと、前記ドアサイドベース及びボ
デイサイドベースの少なくとも上部及び下部の
各々2個所に支持された4個の上部回転中心軸及
び該上部回転中心軸の下方に整列する4個の下部
回転中心軸と、を有してなり、前記コントロール
アームは前記上部回転中心軸のうち、前記ボデイ
サイドベース及びドアサイドベースの各々の一方
の回転中心軸に両端が回転自在に連結された上部
コントロールアームと、この上部コントロールア
ームの両端の上部回転中心軸に整列する前記下部
回転中心軸に両端が回転自在に連結された下部コ
ントロールアームと、他方の上部回転中心軸及び
からなり、前記メインアームは他方の2個の2個
の下部回転中心軸に、上下の幅方向両端部が回転
自在に連結された上下方向に一体の部材として自
動車のサイドドアヒンジを構成して上記目的を達
成するものである。
この発明において、上下の4リンクドアヒンジ
における回転軸が、サイドドア側に取付けられる
ドアサイドベースに、又、ボデイ側に取付けられ
るボデイサイドベースにそれぞれ支持されること
によつて、上下方向に長い一体のドアヒンジが形
成され、これによつて、組付け及び調整が容易と
されると共に、ヒンジ自体の剛性の増大並びにサ
イドドアとボデイへの取付け状態での組付け剛性
を増大するものである。
における回転軸が、サイドドア側に取付けられる
ドアサイドベースに、又、ボデイ側に取付けられ
るボデイサイドベースにそれぞれ支持されること
によつて、上下方向に長い一体のドアヒンジが形
成され、これによつて、組付け及び調整が容易と
されると共に、ヒンジ自体の剛性の増大並びにサ
イドドアとボデイへの取付け状態での組付け剛性
を増大するものである。
以下本発明の実施例を図面を参照して説明す
る。 この実施例は、第1図乃至第4図に示されよう
に、4節回転リンクを利用したダブルアームタイ
プであつて、ダブルアームの一方が、主としてサ
イドドアの荷重を支えるメインアームであり、他
方が、主としてサイドドアの移動を制御するコン
トロールアームとされた自動車のサイドドアヒン
ジ10において、自動車(全体図示省略)のサイ
ドドア12の揺動基端側の端部であるエンドパネ
ル14に沿つて上下方向に長く形成され、且つ、
該エンドパネル14に取付けられるドアサイドベ
ース16と、前記エンドパネル14に隣接するボ
デイ側のフロントピラー18の表面18Aに沿つ
て上下方向に長く形成され、該表面18Aに取付
けられたボデイサイドベース20と、前記ドアサ
イドベース16及びボデイサイドベース20の上
部及び下部の各々2個所に支持された4個の上部
回転中心軸22A,24A,26A,28A及び
該上部回転中心軸22A,24A,26A,28
Aの下方に整列する4個の下部回転中心軸22
B,24B,26B,28Bと、を設け、前記コ
ントロールアームは前記上部回転中心軸22A,
24A,26A,28Aのうち、前記ドアサイド
ベース16及びボデイサイドベース20の各々の
車体幅方向外側の上部回転中心軸22A,26A
に両端が回転自在に連結された上部コントロール
アーム30Aと、この上部コントロールアーム3
0Aの両端の上部回転中心軸22A,26Aに整
列する前記下部回転中心軸22B,26Bに両端
が回転自在に連結された下部コントロールアーム
30Bと、から構成し、メインアーム32は、他
方の上部回転中心軸24A,28A及び下部回転
中心軸24B,28Bに上下及び幅方向端部が回
転自在に連結された上下方向に一体の部材から構
成したものである。 ここで、第2図及び第3図に示されるように、
前記サイドドア12における、インナパネル12
A及びアウタパネル12Bは、前記エンドパネル
14よりも更に前方に、外側面に沿つて延在され
て、延長部12Cを形成している。この延長部1
2Cは、ドア開時にフロントサイドフエンダ11
と干渉しない範囲で前方に延長され、前端の車体
前後方向位置が、フロントピラー18の前端近傍
とされ、且つ、該フロントピラー18の外側の表
面18Aとの間に前記サイドドアヒンジ10が収
納されるスペース34を形成している。 前記メインアーム32は、前記上部コントロー
ルアーム30A及び下部コントロールアーム30
Bよりも車体幅方向内側に配置され、平面視で、
サイドドア12の閉状態でフロントピラー18の
後外側角部に沿つて及び表面18Aに沿つて外側
が凸となるように湾曲して形成配置されている。 即ち、サイドドア12の全閉時に、車体幅方向
内側のメインアーム32がフロントピラー18と
干渉することなく、且つ、該フロントピラー18
にできるだけ接近して収納されるようにしたもの
である。 一方、メインアーム32に対して車体幅方向外
側に配置される前記上部コントロールアーム30
A及び下部コントロールアーム30Bは、サイド
ドア12の全開時に、フロントサイドフエンダ1
1の後端部11Aと干渉しないで、且つ、全開状
態でのサイドドア12ができるだけ車体前方にス
ライドされ得るように車体幅方向内方に凸となる
ようにわずかに屈曲されている。 前記ドアサイドベース16は、サイドドア12
のエンドパネル14の形状に沿つた水平断面が略
クランク形状とされると共に、その上端部におい
て2個所、下端部において2個所に形成されたボ
ルト孔16A,16Bにおいて、前記エンドパネ
ル14にボルト(図示省略)により締付け固定さ
れている。 前記上部回転中心軸22A,24Aは、前記ド
アサイドベース16における前記上側のボルト孔
16Aの近傍であつてこれよりも下方にオフセツ
トした位置で水平方向に張出した軸受け支持部1
7Aに略鉛直方向に取付け支持されている。 又、前記下部回転中心軸22B,24Bは、ド
アサイドベース16の下側のボルト孔16B近傍
であつてこれよりも上方にオフセツトした位置で
水平方向に張出した軸受け支持部17Bに、略鉛
直方向に支持されている。 又、前記ボデイサイドベース20には、その上
端部及び下端部に各々2個所のボルト孔20A,
20B並びに、上端側ボルト孔20Aの近傍下方
に1個所のボルト孔20Cが形成され、これらの
ボルト孔20A,20B,20Cに挿通されるボ
ルト(図示省略)によりフロントピラー18の車
体幅方向外側の表面18Aに締付け固定されるよ
うになつている。 ここで、該ボデイサイドベース20は、上半部
が水平断面において鈍角に屈曲され、これによつ
て断面剛性が増大されている。 前記上部回転中心軸26A,28Aは、ボデイ
サイドベース20におけるボルト孔20Cより上
方で、且つ、上側のボルト孔20A近傍であつて
その下方にオフセツトした位置で、水平方向に張
出した軸受け支持部21Aを備え、前記上部回転
中心軸26A,28Aを略鉛直方向に支持するよ
うにされている。 又、ホデイサイドベース20における下側のボ
ルト孔20B近傍であつて、これよりも上方にオ
フセツトされた位置には、水平方向に張出した軸
受け支持部21Bが形成され、この軸受け支持部
21Bは、前記下部回転中心軸26B,28を略
鉛直方向に支持するようにされている。 前記上部回転中心軸22A,24A,26A,
28Aに対して、下部回転中心軸22B,24
B,26B,28Bは、サイドドアヒンジ10の
下方にある仮想点10Aにおいて交差するよう
に、鉛直軸から僅かに傾斜された傾斜軸上で整列
されている。 図の符号36は前記ドアサイドベース16及び
ボデイサイドベース20それぞれに形成された軽
量化のための肉抜き孔を示す。 前記メインアーム32は、前記上部及び下部コ
ントロールアーム30A,30Bが、細径で主と
してサイドドア12の過開きき荷重、ねじり荷重
を受持つと同時に、サイドドア12の重量モーメ
ント及び過負荷によるサイドドア12のねじれ防
止を図り、更にサイドドア12の揺動軌跡をコン
トロールするものであるのに対して、主としてサ
イドドア12の重量を支えるようにされている。 又、該メインアーム32は、第4図に示される
ように、略K字形状とされ、K字の縦辺部分は、
上端嵌合穴33Aが前記ボデイ側の上部回転中心
軸28Aに、又、下端嵌合穴33Bがボデイ側の
下部回転中心軸28Bにそれぞれ嵌合される大径
のパイプ部33とされ、又、K字の上辺部分は上
側縁が水平、下側縁が傾斜した略三角形の上部ア
ーム38Aとされ、その先端の嵌合穴39Aが、
前記ドアサイドベース16側の上部回転中心軸2
4Aに嵌合され、下辺部分は上側縁が傾斜し、下
側縁が水平の略三角形の下部アーム38Bとさ
れ、その先端の嵌合穴39Bが、ドアサイドベー
ス16側の下部回転中心軸24Bに嵌合されてい
る。 前記上部アーム38Aと下部アーム38Bのパ
イプ部33への接続部間には、上下方向の隙間が
形成されている。又上部アーム38Aは、下部ア
ーム38Bよりも上方方向に長く、即ち縦断面が
大きくされて、主としてサイドドア12の荷重を
受け持つようにされている。 図の符号32Aは軽量化のために上部アーム3
8A及び下部アーム38Bに形成された肉抜き
孔、32Bは上部アーム38A及び下部アーム3
8Bそれぞれの上端縁並びに下端縁に沿つて板厚
方向に突出形成された補強用リブをそれぞれ示
す。 前記メインアーム32を支持するための上部回
転中心軸24A,28A及び下部回転中心軸24
B,28Bは、第5図に示されるように、対応す
る軸受け支持部17A,21A,17B及び21
Bに上方及び下方から挿入されるセレーシヨン4
4A、つば44B及び挿入部44Cを備えた片持
ピンとされている。 メインアーム32の嵌合穴33A,33B,3
9A及び39Bには、外端側から挿入されるつば
46Aを備えたブツシユ46(第6図参照)が圧
入され、このブツシユ46に対して、前記片持ピ
ン像の上部回転中心軸24A,28A及び各回転
中心軸24B,28Bの先端の挿入部44Cが挿
入されるようになつている。 上記上部回転中心軸24A,28A及び下部回
転中心軸24B,28Bの、ブツシユ46に挿入
される挿入部44Cには、円周方向に油溝44D
が形成され、潤滑油が封入されるようになつてい
る。 又、ブツシユ46のつば46Aの外端面におけ
る、前記挿入部44Cの外周に隣接する部分にも
円周方向等角度間隔で4本の放射方向の油溝46
Bが形成されている(第6図参照)。 又、前記上部コントロールアーム30A及び下
部コントロールアーム30Bを支持するための上
部回転中心軸22A,26A及び下部回転中心軸
22B,26Bは、第7図に示されるように、そ
れぞれつば48A、挿入部48B及びセレーシヨ
ン48Cを備えた片持ちピンとされている。 又、前記上部コントロールアーム30A及び下
部コントロールアーム30Bの両端には、軸受け
支持部17A,21A,17B及び21Bの側か
らつば50Aを備えたブツシユ50が圧入されて
いる。 前記上部回転中心軸22A,26A及び下部回
転中心軸22B,26Bは、その挿入部48Bに
おいて、前記ブツシユ50に挿入され、且つ、先
端のセレーシヨン48Cが前記軸受け支持部17
A,21A,17B及び21Bにそれぞれ圧入嵌
合され、該セレーシヨン48Cの先端でかしめる
ことによつて固定されている。 前記挿入部48Bの外周には、円周方向に油溝
48Dが形成されると共に、ブツシユ50のつば
50Aの外端面にも、その内周から放射方向に等
角度間隔で4本の油溝50Bが形成される潤滑油
が封入されるようになつている。 前記メインアーム32におけるパイプ部33の
上端部及び下端部には、水平方向に突出するスト
ツパ52A及び52Bがそれぞれ形成されてい
る。 これらストツパ52A,52Bに対応して、前
記ボデイサイドベース20側には、サイドドア1
2の全開位置の時、ストツパ52A,52Bが当
接してサイドドア12の全開位置規制をするスト
ツパ面54A,54Bが形成されている突起部5
6A,56Bが、設けられている。 これら突起部56A,56Bは、前記軸受け支
持部21Aの下面とボデイサイドベース20の内
側面との角部及び軸受け支持部21Bとの上面と
ボデイサイドベース20の内側面との角部にそれ
ぞれ突出形成されている。 又、前記メインアーム32におけるパイプ部3
3は、その上下方向の略中央位置で水平方向に突
出形成されたトーシヨンバーフツク58と前記ボ
デイサイドベース20の軸受け支持部21Aとの
間にドアチエツク機構60が構成されている。 このドアチエツク機構60は、トーシヨンバー
62と、ローラ64と、カムプレート66とから
構成されている。 前記トーシヨンバー62は、第1図及び第8図
に示されるように、その下端において、先端が直
角に折曲げられた略U字形状巻き込み形状部62
Aを備え、そのU字の底辺63A及び直角折曲げ
部63Bの2軸により前記パイプ部33のトーシ
ヨンバーフツク58を上下から挟み込むことによ
つて、軸方向の位置決めをするようにされてい
る。又、U字の2軸部63C,63Dにより、ト
ーシヨンバーフツク58を左右から挟み込んで回
転方向の位置決めをするようにされている。 前記トーシヨンバー62の上端側はクランク形
状部62Bとされ、上端から前記ローラ64が回
動自在、且つ、軸方向摺動自在に嵌合されるよう
になつている。 第4図の符号58Aはトーシヨンバーフツク5
8に形成された、前記トーシヨンバー62の回転
方向位置決め凹部、68A,68Bは前記メイン
アーム32における上部アーム38Aに形成さ
れ、トーシヨンバー32を挟み込む位置決め用の
突起をそれぞれ示す。 前記カムプレート66は、前記軸受け支持部2
1Aの上面の、ドアサイドベース16に対向する
部分に取付けられた平板形状部材であつて、その
カム面66Aが、パイプ部33の中心軸線と平行
になるようにされている。 又、このカム面66Aは、前記パイプ部33の
中心軸線からのリフトが、サイドドア12の開閉
時に、適宜位置で、節度間を形成するべく変化さ
れている。 前記ローラ64は、第8図に示されるように、
前記カムプレート66のカム面66Aに、トーシ
ヨンバー62により、常に線接触するように弾力
的に圧接されている。 又、該ローラ64は、上下につば64Aを備
え、このつば64Aにおいて前記カムプレート6
6を上下から挟み込むようにして転接し、これに
よつて上下方向の位置決めがなされるようになつ
ている。 該ローラ64のつば64Aの間の転接部64B
の内周側には円周方向のグリス溝64Cが形成さ
れここに耐熱グリスが封入されることによつて、
ローラ64の耐久性が増大されるようになつてい
る。 サイドドア12における電動ウインドレギユレ
ータ(図示省略)等のためのドア用のワイヤハー
ネス70は、フロントピラー18側に形成された
ハーネス孔72から、このハーネス孔72から下
方にオフセツトした位置で、サイドドア12のエ
ンドパネル14に形成されたハーネス孔74に至
る間に略S字形状に配線されている。 ここで、ワイヤハーネス70は、前記メインア
ーム32におけるパイプ部33のサイドドア12
側面に沿つて、更に該メインアーム32における
上部及び下部コントロールアーム30A,30B
間のV字部を通るようにされている。 前記ワイヤハーネス70は、パイプ部33近傍
位置で、ハーネスクランプ76を介して、前記ボ
デイサイドベース20から突出形成されたハーネ
スクランプブラケツト78に固定されている。前
記ハーネスクランプ76は樹脂製であつて、その
輪状部76Aにおいて前記ワイヤハーネス20を
保持すると共に、先端部76Bにおいて、前記ハ
ーネスクランプブラケツト78の先端位置に形成
された取付け孔78Aに挿入固定されている。 又、前記メインアーム32におけるパイプ部3
3の、ワイヤハーネス70に隣接する位置即ち、
上部アーム38Aと下部アーム38Bの、パイプ
部33への接続部間の上下方向の隙間には樹脂性
のプロテクタ80が取付けられ、これによつて、
ワイヤハーネス70がパイプ部33に接触して生
じるパイプ部33の塗装はがれを防止するように
されている。 前記プロテクタ80は、第4図に示されるよう
に、上下方向に縦断するスリツト80Cによつて
拡開できるようにされた略円筒形状部材であつ
て、その上端及び下端に各々1箇所の切欠き80
A,80Bが形成されている。 一方、前記パイプ部33側には、前記プロテク
タ80の切欠き80A,80Bに対応する位置及
びスリツト80Cに対応する位置に突起82A,
82B,82Cが形成され、該プロテクタ80を
パイプ部33Aに弾力的に嵌め込んだ時に、これ
ら突起82A〜82Cに切欠き80A,80B及
びスリツト80Cが係合して、プロテクタ80の
位置決めするようにされている。 ここで、前記サイドドア12におけるインナパ
ネル12Aの車室側前端角部は、第3図に示され
るように、前記エンドパネル14の車体幅方向内
側、即ち、サイドドアヒンジ10よりも車体幅方
向内側位置で、前記ドアサイドベース16の車室
84側の後端面よりも前方に突出されると共に、
該突出部12Dにおいて、略L字形状のウエザス
トリツプ取付部86を形成している。 このウエザストリツプ取付部86には、ドアウ
エザストリツプ88が取付けられている。 一方、前記フロントピラー18の、該ドアウエ
ザストリツプ88に対応した、ウエザストリツプ
当り面18Bが、前記表面18Aから車室84側
にオフセツトして形成され、サイドドア12の全
閉時に、該ウエザストリツプ当り面18Bが前記
ウエザストリツプ88の車室84側の面に接触す
るようにされている。 この場合、ウエザストリツプ当り面18Bの角
部、即ち、フロントピラー18の後端面18Cの
前後方向位置は、前記ウエザストリツプ取付部8
6の前後方向位置に対応して、通常の場合と比較
して前方にオフセツトされている。 前記ドアサイドベース16及びボデイサイドベ
ース20は、前記サイドドア12のエンドパネル
14へ、又、フロントピラー18の表面18A
へ、それぞれボルトにより締付け固定されるもの
であるが、ドアサイドベース16のエンドパネル
14への対向面90は、該エンドパネル14と接
触する取付面90Aと、非接触の浮上り面90B
とから構成されている。 この取付面90Aは、第9図乃至第12図に示
されるように、ドアサイドベース16における上
下のボルト孔16A,16Bの周囲のみとされ、
他の部分は浮上り面90Bとされている。 又、第13図乃至第16図に示されるように、
前記ボデイサイドベース20における対向面92
は、前記フロントピラー18における表面18A
と接触する取付面92Aと、非接触の浮上り面9
2Bとから構成されている。 この取付面92Aは、第11図において斜線で
示されるように、ボデイサイドベース20におけ
る上下のボルト孔20A,20B及び中間のボル
ト孔20Cの周囲及びこれらの周囲を連続する部
分のみ形成され、他の部分は浮上り面92Bとさ
れている。 次に上記実施例の作用を説明する。 全閉状態から、サイドドア12を開けると、メ
インアーム32は上部回転中心軸28A及び下部
回転中心軸28Bを中心として第3図において反
時計方向に揺動し、又、上部コントロールアーム
31は上部回転中心軸26Aを中心として、又、
下部コントロールアーム30Bは下部回転中心軸
26Bを中心として、それぞれ第3図において反
時計方向に揺動される。 前記メインアーム32及び上部、下部コントロ
ールアーム30A,30Bは4節回転リンクを構
成しているので、サイドドア12の瞬間回転中心
が徐々に変化し、車体側方に開きつつ前方にスラ
イドされることになる。 このとき、前記上部回転中心軸22A,24
A,26A,28Aと下部回転中心軸22A,2
2B,24B,26Bは、下方の一点10Aで交
差する傾斜軸線上に整列されているので、全開と
されたサイドドア12はその上端側が外側に傾い
て、乗員の乗降を容易とする。 サイドドア開閉時には、ドアチエツク機構60
におけるトーシヨンバー62に回転自在に取付け
られたローラ64が、サイドドア12の揺動と共
にカムプレート66のカム面66Aに転接される
(第17図参照)。 ローラ64を支持するトーシヨンバー62は、
巻き込み形状部62Aにおいてメインアーム32
のトーシヨンバーフツク58に巻き付けられ、
又、その上端がクランク形状部62Bとされてい
るので、該トーシヨンバー62はサイドドア12
の開方向の揺動に従つて、カムプレート66のカ
ム面66Aからねじり力を受ける。 従つて、該ねじり力の反力としてローラ64が
カムプレート66のカム面66Aに圧接される。 カムプレート66のカム面66Aは、上部回転
中心軸28Aからの距離が適宜変化されているの
で、該カム面66Aのリフト量の変化に従つて、
トーシヨンバー62に加わるねじり力が変化され
る。 従つて、サイドドア12の開閉操作時に節度感
が形成されることになる。 サイドドア12が全開位置になると、メインア
ーム32のパイプ部33に突出して設けられたス
トツパ52A,52Bがボデイサイドベース20
に設けられた突起部56A,56Bのストツパ面
54A,54Bに当接し、これによつて全開位置
規制がなされることになる。 前記ワイヤハーネス70は、サイドドア12の
エンドパネル14からサイドドアヒンジ10内を
通つてフロントピラー18の表面18Aに至る間
に略S字形状に配置されているが、パイプ部33
近傍位置において、ハーネスクランプ76を介し
てボデイサイドベース20側のハーネスクランプ
ブラケツト78に保持されているので、サイドド
ア12の開閉時には、ハーネスクランプ76を中
心として揺動され、又、メインアーム32は略K
字形状とされていて、上部アーム38Aと下部ア
ーム38Bの交差するV字部分を、ワイヤハーネ
ス70が通過しているので、第17図に示される
ように、サイドドア12の開閉時にワイヤハーネ
ス70がメインアーム32、ドアサイドベース1
6あるいはボデイサイドベース20の間に挟み込
まれたりすることがない。 又、ワイヤハーネス70はメインアーム32に
おけるパイプ部33の内側に隣接して配置されて
いるが、該パイプ部33には、その突起82A乃
至82Cに樹脂製のハーネスプロテクタ80が弾
力的に嵌合されていて、このハーネスプロテクタ
80において、前記ワイヤハーネス70と接触可
能とされているので、ワイヤハーネス70によつ
てパイプ部33の塗装がはがれたり、あるいはパ
イプ部33によつてワイヤハーネス70が損傷さ
れたりすることを防止できる。 上記実施例において、サイドドアヒンジ10
は、上下方向に離間した各々4個の上部回転中心
軸22A,24A,26A,28A及び22A,
24B,26B,28Bと、これらを上下方向に
長い1個のドアサイドベース16及び1個のボデ
イサイドベース20により支持すると共に、サイ
ドドア12の重量を主として支えるメインアーム
を上下方向に一体とし、且つ、上部コントロール
アーム30A及び下部コントロールアーム30B
を細軸の別体として構成しているので、サイドド
アヒンジ10の重量及びサイドドア12の重量を
大幅に増大させることなく、サイドドア12を支
持するのに充分な剛性を得ることができると共
に、サイドドアヒンジ10のサイドドア12及び
フロントピラー18Aの取付け調整作業を極めて
容易とすることができる。 又、前記上下方向に一体のメインアーム32
は、上部コントロールアーム30A及び下部コン
トロールアーム30Bに対して車体幅方向内側に
配置されているので、サイドドア12の車体幅方
向の重心位置にメインアーム32を配置すること
ができ、従つて、サイドドアヒンジ10にかかる
サイドドア12の荷重を理想的に配分することが
できる。 このため、サイドドアヒンジ10自体も、重量
の無駄がなく、最小の重量で、最大の剛性を付与
することができる。 特に、メインアーム32は、上下一体とされて
いるのみならず、上部回転中心軸28A及び下部
回転中心軸28Bに嵌合される1本の太径のパイ
プ部33を備えているので、メインアーム32の
全体の重量を大幅に増大させることなく、剛性を
増大させることができる。ここで、パイプ部33
は主としてねじり荷重を、又上部アーム38A及
び下部アーム38B、特に上部アーム38Aはサ
イドドア12の荷重を受け持つ。 又、前記メインアーム32は、サイドドア12
の全閉状態で、車体幅方向外側に凸となる略くの
字形状とされ、フロントピラー18の車体幅方向
外側の表面18Aの形状に沿つて配置されている
ので、フロントピラー18と干渉することなく、
スペース効率良くスペース34内に収納されるこ
とになる。 同様に、上部コントロールアーム30A及び下
部コントロールアーム30Bも、サイドドア12
の全閉状態で、車体幅方向内側凸となる略くの字
形状に屈曲されているので、第2図に示されるよ
うに、サイドドア12の全開状態で、フエンダ1
1の後端部11Aと干渉することなく、サイドド
ア12を最大限前方にスライドさせることができ
る。 又、前記ワイヤハーネス70は、サイドドア1
2のエンドパネル14側のハーネス孔74に対し
て、フロントピラー18側のハーネス孔72が上
下方向にオフセツトされているので、サイドドア
12の開閉時に生じるワイヤハーネス70のねじ
り力が該オフセツトによつて吸収されるという利
点がある。 又、前記ドアサイドベース16及びボデイサイ
ドベース20におけるボルト孔16A,16B及
び20A,20Bは、各々の上下端に形成され、
且つ、4節回転リンクの回転中心軸を支持するた
めの軸受け支持部17A,17B及び21A,2
1Bが、上記ボルト孔16A,16B,20A,
20Bに接近して形成されているので、サイドド
アヒンジ10を上下方向に可能な限り長く形成し
て、剛性を増大させると共に、サイドドア12の
荷重を効果的に分散させることができる。 又、ボルト孔と軸受け支持部が接近されている
のでドアサイドベース16及びボデイサイドベー
ス20に無理な集中荷重がかかることを防止でき
る。 更に、上記ドアサイドベース16及びボデイサ
イドベース20のそれぞれのエンドパネル14及
びフロントピラー18に対向する対向面90及び
92は、それぞれのボルト孔16A,16B及び
20A,20B,20Cの周囲のみが、エンドパ
ネル14又はフロントピラー18の表面18Aに
接触する取付面90A,92Aとされ、他の部分
は非接触の浮上り面90B,92Bとされている
ので、サイドドアヒンジ10によつてサイドドア
12を取付けた状態で自動車を塗装工程に入れた
場合、サイドドア12のエンドパネル14面及び
フロントピラー18の表面18Aとドアサイドベ
ース16及びボデイサイドベース20との間に塗
料が入り易くなる。 又、塗装乾燥炉での加熱によつても、ドアサイ
ドベース16及びボデイサイドベース20とエン
ドパネル14及びフロントピラー18の接触面が
少ないので、これらエンドパネル14及び表面1
8Aの昇温の妨げが少なく、従つて、乾燥不足と
なるようなことが抑制される。 又、上記実施例において、サイドドア12の全
開位置規制をするためのストツパ52A,52B
は、メインアーム32のパイプ部33における上
端及び下端に、即ち、ボデイサイドベース20の
ボルト孔20A,20B及び20Cに近い位置に
形成されているので、ストツパ52A,52Bが
ボデイサイドベース20のボデイ側への取付部に
対して変形し易い傾向が抑制される。 更に、前記ストツパ52A,52Bに当接する
ストツパ面54A,54Bを形成する突起部56
A,56Bはボデイサイドベース20の内側面と
上下一対の軸受け支持部21A,21Bの角部に
形成されているので、ストツパ52A,53Bと
の当接によつて生じる衝撃力を確実に受止めるこ
とができる。 又、上記実施例におけるドアチエツク機構60
は、前述の如く、トーシヨンバー62、ローラ6
4及びカムプレート66とから構成されているの
で、従来のドアチエツク機構と比較して、塗料の
付着によつても作動不良を生じることなく、又、
塗装乾燥炉の高温の雰囲気にも耐えることがで
き、従つて、サイドドアヒンジ10を、塗装前に
組付けることができる。 又、従来のドアチエツクが、砂や泥等が入込み
にくい所に取付けられているのに対して、上記実
施例においては、水、砂、泥等が比較的入込み易
いスペース34に取付けられているが、この実施
例におけるドアチエツク機構60は、水、砂ある
いは泥の付着に対して影響を受けることが少ない
という利点がある。 特に、ドアチエツク力を構成するローラ64と
カムプレート66のカム面66Aとの間に砂、あ
るいは泥等が付着しても、これらが噛込まれるこ
とによつてローラ64のカム面66Aに対する転
設が不能となつたりすることがなく、従つて、サ
イドドア12の開閉操作力が増大したり、故障を
生じることがない。 特に、ローラ64の内側にはグリス溝64Cが
形成され、ここに耐熱グリスが封入されているの
で、ローラ64の円滑な回転が保たれると共に、
グリスを封入した状態のまま塗装乾燥炉を通過さ
せることができる。 又、前記ローラ64は、トーシヨンバー62の
クランク形状部62Bに軸方向に摺動自在に取付
けられているので、トーシヨンバー62が取付け
られるメインアーム32側のトーシヨンバーフツ
ク58、ボデイサイドベース20側の軸受け支持
部21Aに取付けられるカムプレート66及びト
ーシヨンバー62の、相互の組付け誤差及び製作
誤差を吸収して、ローラ64がカムプレート66
のカム面66Aに接触できる。 特に、ローラ64はその上下に一対のつば64
Aを備え、カムプレート66を上下から挟込むよ
うにされているので、ローラ64のカム面66A
に対する転設状態は確実に維持されることにな
る。 又、前記カムプレート66は、上部回転中心軸
28Aと直交する軸受け支持部21A上に取付け
られた平板形状部材であるので、そのカム面66
Aを上部回転中心軸28A即ちメインアーム32
におけるパイプ部33の回転中心線と平行に容易
に形成することができる。 従つて、サイドドア12の開閉時にローラ64
はカム面66Aに対して常に一定条件で摺動する
ことかでき、両者が傾いたり、あるいはこじれた
りすることがない。 又、前記メインアーム32におけるパイプ部3
3は、中空状態とされているので、重量を大幅に
増大することなく、メインアーム32の剛性を大
きく増大させることができ、更に、上部回転中心
軸28A及び下部回転中心軸28Bは、それぞれ
別部材として、パイプ部33の上端及び下端の嵌
合孔33A,33Bに挿入されるようになつてい
るので、上下方向に一体の回転中心軸とした場合
と比較して、重量軽減及び組付け性を向上させる
ことができる。 又、上記実施例において、サイドドア12にお
けるインナパネル12Aの車室84側の前端角部
が前方に突出されてウエザストリツプ取付部86
とされ、ここにドアウエザストリツプ88が取付
けられると共に、ボデイ側のフロントピラー8の
後端面18Cが、前記ウエザストリツプ取付部8
6に対応してウエザストリツプ当り面18Bが形
成され、これがドアウエザストリツプ88に対し
て車体幅方向に当接するようにされているので、
サイドドアヒンジ10が配置されるスペース34
を小さく構成できると共に、フロントピラー18
の後端面18Cが通常よりも前方にオフセツトさ
れることによつて、乗員の乗降性が改善される。 更に、4節回転リンク機構を利用したサイドド
アヒンジ10におけるサイドドア12の開閉軌跡
に合わせたシール構造とすることができ、従つ
て、サイドドア12の全閉時におけるシールを確
実に行うことができる。 なお上記実施例において、上下方向に一体にメ
インアーム32はパイプ部33と、上部アーム3
8A及び下部アーム38Bとからなる略K字形状
とされているが、本発明はこれに限定されるもの
でなく、メインアーム32は、上下方向に一体で
あつて、上部回転中心軸24A,28A及び下部
回転中心軸24B,28Bに回転自在に支持され
るものであればよい。 従つて、例えば、サイドドア12側の上部回転
中心軸24A及び下部回転中心軸24Bに嵌合さ
れるパイプ部を設け、メインアーム32を枠形状
とするようにしてもよい。 但し、第1図に示される実施例の如く、メイン
アーム32を略K字形状とした場合は、ワイヤハ
ーネス76との干渉を避けると共に、重量の軽減
をも図ることができるという利点がある。 又、上記実施例において、ドアチエツク機構6
0におけるカムプレート66は平板形状であつ
て、ボデイサイドベース20の上部の軸受け支持
部21Aに取付けられることによつて、そのカム
面66Aがメインアーム32のパイプ部33の回
転中心軸線と平行となるようにしたものである
が、これは、カムプレート66の形状に拘わら
ず、カム面66Aがパイプ部33の回転中心軸線
と平行となるようにしたものであればよく、従つ
て、カムプレート66は必ずしも平板形状でなく
てもよい。 又、カム面66Aを例えば上部の軸受け支持部
21A自体に直接形成するようにしてもよい。 又、第18図に示されるように、カムプレート
66をドアサイドベース16の上部の軸受け支持
部17Aに設けるようにしてもよく、更には第1
9図に示されるように、トーシヨンバー62を上
部コントロールアーム30A及び下部コントロー
ルアーム30Bに取付けると共に、カムプレート
66をボデイ側の上部回転中心軸26Aを中心と
して軸受け支持部21Aに取付けるようにしても
よい。
る。 この実施例は、第1図乃至第4図に示されよう
に、4節回転リンクを利用したダブルアームタイ
プであつて、ダブルアームの一方が、主としてサ
イドドアの荷重を支えるメインアームであり、他
方が、主としてサイドドアの移動を制御するコン
トロールアームとされた自動車のサイドドアヒン
ジ10において、自動車(全体図示省略)のサイ
ドドア12の揺動基端側の端部であるエンドパネ
ル14に沿つて上下方向に長く形成され、且つ、
該エンドパネル14に取付けられるドアサイドベ
ース16と、前記エンドパネル14に隣接するボ
デイ側のフロントピラー18の表面18Aに沿つ
て上下方向に長く形成され、該表面18Aに取付
けられたボデイサイドベース20と、前記ドアサ
イドベース16及びボデイサイドベース20の上
部及び下部の各々2個所に支持された4個の上部
回転中心軸22A,24A,26A,28A及び
該上部回転中心軸22A,24A,26A,28
Aの下方に整列する4個の下部回転中心軸22
B,24B,26B,28Bと、を設け、前記コ
ントロールアームは前記上部回転中心軸22A,
24A,26A,28Aのうち、前記ドアサイド
ベース16及びボデイサイドベース20の各々の
車体幅方向外側の上部回転中心軸22A,26A
に両端が回転自在に連結された上部コントロール
アーム30Aと、この上部コントロールアーム3
0Aの両端の上部回転中心軸22A,26Aに整
列する前記下部回転中心軸22B,26Bに両端
が回転自在に連結された下部コントロールアーム
30Bと、から構成し、メインアーム32は、他
方の上部回転中心軸24A,28A及び下部回転
中心軸24B,28Bに上下及び幅方向端部が回
転自在に連結された上下方向に一体の部材から構
成したものである。 ここで、第2図及び第3図に示されるように、
前記サイドドア12における、インナパネル12
A及びアウタパネル12Bは、前記エンドパネル
14よりも更に前方に、外側面に沿つて延在され
て、延長部12Cを形成している。この延長部1
2Cは、ドア開時にフロントサイドフエンダ11
と干渉しない範囲で前方に延長され、前端の車体
前後方向位置が、フロントピラー18の前端近傍
とされ、且つ、該フロントピラー18の外側の表
面18Aとの間に前記サイドドアヒンジ10が収
納されるスペース34を形成している。 前記メインアーム32は、前記上部コントロー
ルアーム30A及び下部コントロールアーム30
Bよりも車体幅方向内側に配置され、平面視で、
サイドドア12の閉状態でフロントピラー18の
後外側角部に沿つて及び表面18Aに沿つて外側
が凸となるように湾曲して形成配置されている。 即ち、サイドドア12の全閉時に、車体幅方向
内側のメインアーム32がフロントピラー18と
干渉することなく、且つ、該フロントピラー18
にできるだけ接近して収納されるようにしたもの
である。 一方、メインアーム32に対して車体幅方向外
側に配置される前記上部コントロールアーム30
A及び下部コントロールアーム30Bは、サイド
ドア12の全開時に、フロントサイドフエンダ1
1の後端部11Aと干渉しないで、且つ、全開状
態でのサイドドア12ができるだけ車体前方にス
ライドされ得るように車体幅方向内方に凸となる
ようにわずかに屈曲されている。 前記ドアサイドベース16は、サイドドア12
のエンドパネル14の形状に沿つた水平断面が略
クランク形状とされると共に、その上端部におい
て2個所、下端部において2個所に形成されたボ
ルト孔16A,16Bにおいて、前記エンドパネ
ル14にボルト(図示省略)により締付け固定さ
れている。 前記上部回転中心軸22A,24Aは、前記ド
アサイドベース16における前記上側のボルト孔
16Aの近傍であつてこれよりも下方にオフセツ
トした位置で水平方向に張出した軸受け支持部1
7Aに略鉛直方向に取付け支持されている。 又、前記下部回転中心軸22B,24Bは、ド
アサイドベース16の下側のボルト孔16B近傍
であつてこれよりも上方にオフセツトした位置で
水平方向に張出した軸受け支持部17Bに、略鉛
直方向に支持されている。 又、前記ボデイサイドベース20には、その上
端部及び下端部に各々2個所のボルト孔20A,
20B並びに、上端側ボルト孔20Aの近傍下方
に1個所のボルト孔20Cが形成され、これらの
ボルト孔20A,20B,20Cに挿通されるボ
ルト(図示省略)によりフロントピラー18の車
体幅方向外側の表面18Aに締付け固定されるよ
うになつている。 ここで、該ボデイサイドベース20は、上半部
が水平断面において鈍角に屈曲され、これによつ
て断面剛性が増大されている。 前記上部回転中心軸26A,28Aは、ボデイ
サイドベース20におけるボルト孔20Cより上
方で、且つ、上側のボルト孔20A近傍であつて
その下方にオフセツトした位置で、水平方向に張
出した軸受け支持部21Aを備え、前記上部回転
中心軸26A,28Aを略鉛直方向に支持するよ
うにされている。 又、ホデイサイドベース20における下側のボ
ルト孔20B近傍であつて、これよりも上方にオ
フセツトされた位置には、水平方向に張出した軸
受け支持部21Bが形成され、この軸受け支持部
21Bは、前記下部回転中心軸26B,28を略
鉛直方向に支持するようにされている。 前記上部回転中心軸22A,24A,26A,
28Aに対して、下部回転中心軸22B,24
B,26B,28Bは、サイドドアヒンジ10の
下方にある仮想点10Aにおいて交差するよう
に、鉛直軸から僅かに傾斜された傾斜軸上で整列
されている。 図の符号36は前記ドアサイドベース16及び
ボデイサイドベース20それぞれに形成された軽
量化のための肉抜き孔を示す。 前記メインアーム32は、前記上部及び下部コ
ントロールアーム30A,30Bが、細径で主と
してサイドドア12の過開きき荷重、ねじり荷重
を受持つと同時に、サイドドア12の重量モーメ
ント及び過負荷によるサイドドア12のねじれ防
止を図り、更にサイドドア12の揺動軌跡をコン
トロールするものであるのに対して、主としてサ
イドドア12の重量を支えるようにされている。 又、該メインアーム32は、第4図に示される
ように、略K字形状とされ、K字の縦辺部分は、
上端嵌合穴33Aが前記ボデイ側の上部回転中心
軸28Aに、又、下端嵌合穴33Bがボデイ側の
下部回転中心軸28Bにそれぞれ嵌合される大径
のパイプ部33とされ、又、K字の上辺部分は上
側縁が水平、下側縁が傾斜した略三角形の上部ア
ーム38Aとされ、その先端の嵌合穴39Aが、
前記ドアサイドベース16側の上部回転中心軸2
4Aに嵌合され、下辺部分は上側縁が傾斜し、下
側縁が水平の略三角形の下部アーム38Bとさ
れ、その先端の嵌合穴39Bが、ドアサイドベー
ス16側の下部回転中心軸24Bに嵌合されてい
る。 前記上部アーム38Aと下部アーム38Bのパ
イプ部33への接続部間には、上下方向の隙間が
形成されている。又上部アーム38Aは、下部ア
ーム38Bよりも上方方向に長く、即ち縦断面が
大きくされて、主としてサイドドア12の荷重を
受け持つようにされている。 図の符号32Aは軽量化のために上部アーム3
8A及び下部アーム38Bに形成された肉抜き
孔、32Bは上部アーム38A及び下部アーム3
8Bそれぞれの上端縁並びに下端縁に沿つて板厚
方向に突出形成された補強用リブをそれぞれ示
す。 前記メインアーム32を支持するための上部回
転中心軸24A,28A及び下部回転中心軸24
B,28Bは、第5図に示されるように、対応す
る軸受け支持部17A,21A,17B及び21
Bに上方及び下方から挿入されるセレーシヨン4
4A、つば44B及び挿入部44Cを備えた片持
ピンとされている。 メインアーム32の嵌合穴33A,33B,3
9A及び39Bには、外端側から挿入されるつば
46Aを備えたブツシユ46(第6図参照)が圧
入され、このブツシユ46に対して、前記片持ピ
ン像の上部回転中心軸24A,28A及び各回転
中心軸24B,28Bの先端の挿入部44Cが挿
入されるようになつている。 上記上部回転中心軸24A,28A及び下部回
転中心軸24B,28Bの、ブツシユ46に挿入
される挿入部44Cには、円周方向に油溝44D
が形成され、潤滑油が封入されるようになつてい
る。 又、ブツシユ46のつば46Aの外端面におけ
る、前記挿入部44Cの外周に隣接する部分にも
円周方向等角度間隔で4本の放射方向の油溝46
Bが形成されている(第6図参照)。 又、前記上部コントロールアーム30A及び下
部コントロールアーム30Bを支持するための上
部回転中心軸22A,26A及び下部回転中心軸
22B,26Bは、第7図に示されるように、そ
れぞれつば48A、挿入部48B及びセレーシヨ
ン48Cを備えた片持ちピンとされている。 又、前記上部コントロールアーム30A及び下
部コントロールアーム30Bの両端には、軸受け
支持部17A,21A,17B及び21Bの側か
らつば50Aを備えたブツシユ50が圧入されて
いる。 前記上部回転中心軸22A,26A及び下部回
転中心軸22B,26Bは、その挿入部48Bに
おいて、前記ブツシユ50に挿入され、且つ、先
端のセレーシヨン48Cが前記軸受け支持部17
A,21A,17B及び21Bにそれぞれ圧入嵌
合され、該セレーシヨン48Cの先端でかしめる
ことによつて固定されている。 前記挿入部48Bの外周には、円周方向に油溝
48Dが形成されると共に、ブツシユ50のつば
50Aの外端面にも、その内周から放射方向に等
角度間隔で4本の油溝50Bが形成される潤滑油
が封入されるようになつている。 前記メインアーム32におけるパイプ部33の
上端部及び下端部には、水平方向に突出するスト
ツパ52A及び52Bがそれぞれ形成されてい
る。 これらストツパ52A,52Bに対応して、前
記ボデイサイドベース20側には、サイドドア1
2の全開位置の時、ストツパ52A,52Bが当
接してサイドドア12の全開位置規制をするスト
ツパ面54A,54Bが形成されている突起部5
6A,56Bが、設けられている。 これら突起部56A,56Bは、前記軸受け支
持部21Aの下面とボデイサイドベース20の内
側面との角部及び軸受け支持部21Bとの上面と
ボデイサイドベース20の内側面との角部にそれ
ぞれ突出形成されている。 又、前記メインアーム32におけるパイプ部3
3は、その上下方向の略中央位置で水平方向に突
出形成されたトーシヨンバーフツク58と前記ボ
デイサイドベース20の軸受け支持部21Aとの
間にドアチエツク機構60が構成されている。 このドアチエツク機構60は、トーシヨンバー
62と、ローラ64と、カムプレート66とから
構成されている。 前記トーシヨンバー62は、第1図及び第8図
に示されるように、その下端において、先端が直
角に折曲げられた略U字形状巻き込み形状部62
Aを備え、そのU字の底辺63A及び直角折曲げ
部63Bの2軸により前記パイプ部33のトーシ
ヨンバーフツク58を上下から挟み込むことによ
つて、軸方向の位置決めをするようにされてい
る。又、U字の2軸部63C,63Dにより、ト
ーシヨンバーフツク58を左右から挟み込んで回
転方向の位置決めをするようにされている。 前記トーシヨンバー62の上端側はクランク形
状部62Bとされ、上端から前記ローラ64が回
動自在、且つ、軸方向摺動自在に嵌合されるよう
になつている。 第4図の符号58Aはトーシヨンバーフツク5
8に形成された、前記トーシヨンバー62の回転
方向位置決め凹部、68A,68Bは前記メイン
アーム32における上部アーム38Aに形成さ
れ、トーシヨンバー32を挟み込む位置決め用の
突起をそれぞれ示す。 前記カムプレート66は、前記軸受け支持部2
1Aの上面の、ドアサイドベース16に対向する
部分に取付けられた平板形状部材であつて、その
カム面66Aが、パイプ部33の中心軸線と平行
になるようにされている。 又、このカム面66Aは、前記パイプ部33の
中心軸線からのリフトが、サイドドア12の開閉
時に、適宜位置で、節度間を形成するべく変化さ
れている。 前記ローラ64は、第8図に示されるように、
前記カムプレート66のカム面66Aに、トーシ
ヨンバー62により、常に線接触するように弾力
的に圧接されている。 又、該ローラ64は、上下につば64Aを備
え、このつば64Aにおいて前記カムプレート6
6を上下から挟み込むようにして転接し、これに
よつて上下方向の位置決めがなされるようになつ
ている。 該ローラ64のつば64Aの間の転接部64B
の内周側には円周方向のグリス溝64Cが形成さ
れここに耐熱グリスが封入されることによつて、
ローラ64の耐久性が増大されるようになつてい
る。 サイドドア12における電動ウインドレギユレ
ータ(図示省略)等のためのドア用のワイヤハー
ネス70は、フロントピラー18側に形成された
ハーネス孔72から、このハーネス孔72から下
方にオフセツトした位置で、サイドドア12のエ
ンドパネル14に形成されたハーネス孔74に至
る間に略S字形状に配線されている。 ここで、ワイヤハーネス70は、前記メインア
ーム32におけるパイプ部33のサイドドア12
側面に沿つて、更に該メインアーム32における
上部及び下部コントロールアーム30A,30B
間のV字部を通るようにされている。 前記ワイヤハーネス70は、パイプ部33近傍
位置で、ハーネスクランプ76を介して、前記ボ
デイサイドベース20から突出形成されたハーネ
スクランプブラケツト78に固定されている。前
記ハーネスクランプ76は樹脂製であつて、その
輪状部76Aにおいて前記ワイヤハーネス20を
保持すると共に、先端部76Bにおいて、前記ハ
ーネスクランプブラケツト78の先端位置に形成
された取付け孔78Aに挿入固定されている。 又、前記メインアーム32におけるパイプ部3
3の、ワイヤハーネス70に隣接する位置即ち、
上部アーム38Aと下部アーム38Bの、パイプ
部33への接続部間の上下方向の隙間には樹脂性
のプロテクタ80が取付けられ、これによつて、
ワイヤハーネス70がパイプ部33に接触して生
じるパイプ部33の塗装はがれを防止するように
されている。 前記プロテクタ80は、第4図に示されるよう
に、上下方向に縦断するスリツト80Cによつて
拡開できるようにされた略円筒形状部材であつ
て、その上端及び下端に各々1箇所の切欠き80
A,80Bが形成されている。 一方、前記パイプ部33側には、前記プロテク
タ80の切欠き80A,80Bに対応する位置及
びスリツト80Cに対応する位置に突起82A,
82B,82Cが形成され、該プロテクタ80を
パイプ部33Aに弾力的に嵌め込んだ時に、これ
ら突起82A〜82Cに切欠き80A,80B及
びスリツト80Cが係合して、プロテクタ80の
位置決めするようにされている。 ここで、前記サイドドア12におけるインナパ
ネル12Aの車室側前端角部は、第3図に示され
るように、前記エンドパネル14の車体幅方向内
側、即ち、サイドドアヒンジ10よりも車体幅方
向内側位置で、前記ドアサイドベース16の車室
84側の後端面よりも前方に突出されると共に、
該突出部12Dにおいて、略L字形状のウエザス
トリツプ取付部86を形成している。 このウエザストリツプ取付部86には、ドアウ
エザストリツプ88が取付けられている。 一方、前記フロントピラー18の、該ドアウエ
ザストリツプ88に対応した、ウエザストリツプ
当り面18Bが、前記表面18Aから車室84側
にオフセツトして形成され、サイドドア12の全
閉時に、該ウエザストリツプ当り面18Bが前記
ウエザストリツプ88の車室84側の面に接触す
るようにされている。 この場合、ウエザストリツプ当り面18Bの角
部、即ち、フロントピラー18の後端面18Cの
前後方向位置は、前記ウエザストリツプ取付部8
6の前後方向位置に対応して、通常の場合と比較
して前方にオフセツトされている。 前記ドアサイドベース16及びボデイサイドベ
ース20は、前記サイドドア12のエンドパネル
14へ、又、フロントピラー18の表面18A
へ、それぞれボルトにより締付け固定されるもの
であるが、ドアサイドベース16のエンドパネル
14への対向面90は、該エンドパネル14と接
触する取付面90Aと、非接触の浮上り面90B
とから構成されている。 この取付面90Aは、第9図乃至第12図に示
されるように、ドアサイドベース16における上
下のボルト孔16A,16Bの周囲のみとされ、
他の部分は浮上り面90Bとされている。 又、第13図乃至第16図に示されるように、
前記ボデイサイドベース20における対向面92
は、前記フロントピラー18における表面18A
と接触する取付面92Aと、非接触の浮上り面9
2Bとから構成されている。 この取付面92Aは、第11図において斜線で
示されるように、ボデイサイドベース20におけ
る上下のボルト孔20A,20B及び中間のボル
ト孔20Cの周囲及びこれらの周囲を連続する部
分のみ形成され、他の部分は浮上り面92Bとさ
れている。 次に上記実施例の作用を説明する。 全閉状態から、サイドドア12を開けると、メ
インアーム32は上部回転中心軸28A及び下部
回転中心軸28Bを中心として第3図において反
時計方向に揺動し、又、上部コントロールアーム
31は上部回転中心軸26Aを中心として、又、
下部コントロールアーム30Bは下部回転中心軸
26Bを中心として、それぞれ第3図において反
時計方向に揺動される。 前記メインアーム32及び上部、下部コントロ
ールアーム30A,30Bは4節回転リンクを構
成しているので、サイドドア12の瞬間回転中心
が徐々に変化し、車体側方に開きつつ前方にスラ
イドされることになる。 このとき、前記上部回転中心軸22A,24
A,26A,28Aと下部回転中心軸22A,2
2B,24B,26Bは、下方の一点10Aで交
差する傾斜軸線上に整列されているので、全開と
されたサイドドア12はその上端側が外側に傾い
て、乗員の乗降を容易とする。 サイドドア開閉時には、ドアチエツク機構60
におけるトーシヨンバー62に回転自在に取付け
られたローラ64が、サイドドア12の揺動と共
にカムプレート66のカム面66Aに転接される
(第17図参照)。 ローラ64を支持するトーシヨンバー62は、
巻き込み形状部62Aにおいてメインアーム32
のトーシヨンバーフツク58に巻き付けられ、
又、その上端がクランク形状部62Bとされてい
るので、該トーシヨンバー62はサイドドア12
の開方向の揺動に従つて、カムプレート66のカ
ム面66Aからねじり力を受ける。 従つて、該ねじり力の反力としてローラ64が
カムプレート66のカム面66Aに圧接される。 カムプレート66のカム面66Aは、上部回転
中心軸28Aからの距離が適宜変化されているの
で、該カム面66Aのリフト量の変化に従つて、
トーシヨンバー62に加わるねじり力が変化され
る。 従つて、サイドドア12の開閉操作時に節度感
が形成されることになる。 サイドドア12が全開位置になると、メインア
ーム32のパイプ部33に突出して設けられたス
トツパ52A,52Bがボデイサイドベース20
に設けられた突起部56A,56Bのストツパ面
54A,54Bに当接し、これによつて全開位置
規制がなされることになる。 前記ワイヤハーネス70は、サイドドア12の
エンドパネル14からサイドドアヒンジ10内を
通つてフロントピラー18の表面18Aに至る間
に略S字形状に配置されているが、パイプ部33
近傍位置において、ハーネスクランプ76を介し
てボデイサイドベース20側のハーネスクランプ
ブラケツト78に保持されているので、サイドド
ア12の開閉時には、ハーネスクランプ76を中
心として揺動され、又、メインアーム32は略K
字形状とされていて、上部アーム38Aと下部ア
ーム38Bの交差するV字部分を、ワイヤハーネ
ス70が通過しているので、第17図に示される
ように、サイドドア12の開閉時にワイヤハーネ
ス70がメインアーム32、ドアサイドベース1
6あるいはボデイサイドベース20の間に挟み込
まれたりすることがない。 又、ワイヤハーネス70はメインアーム32に
おけるパイプ部33の内側に隣接して配置されて
いるが、該パイプ部33には、その突起82A乃
至82Cに樹脂製のハーネスプロテクタ80が弾
力的に嵌合されていて、このハーネスプロテクタ
80において、前記ワイヤハーネス70と接触可
能とされているので、ワイヤハーネス70によつ
てパイプ部33の塗装がはがれたり、あるいはパ
イプ部33によつてワイヤハーネス70が損傷さ
れたりすることを防止できる。 上記実施例において、サイドドアヒンジ10
は、上下方向に離間した各々4個の上部回転中心
軸22A,24A,26A,28A及び22A,
24B,26B,28Bと、これらを上下方向に
長い1個のドアサイドベース16及び1個のボデ
イサイドベース20により支持すると共に、サイ
ドドア12の重量を主として支えるメインアーム
を上下方向に一体とし、且つ、上部コントロール
アーム30A及び下部コントロールアーム30B
を細軸の別体として構成しているので、サイドド
アヒンジ10の重量及びサイドドア12の重量を
大幅に増大させることなく、サイドドア12を支
持するのに充分な剛性を得ることができると共
に、サイドドアヒンジ10のサイドドア12及び
フロントピラー18Aの取付け調整作業を極めて
容易とすることができる。 又、前記上下方向に一体のメインアーム32
は、上部コントロールアーム30A及び下部コン
トロールアーム30Bに対して車体幅方向内側に
配置されているので、サイドドア12の車体幅方
向の重心位置にメインアーム32を配置すること
ができ、従つて、サイドドアヒンジ10にかかる
サイドドア12の荷重を理想的に配分することが
できる。 このため、サイドドアヒンジ10自体も、重量
の無駄がなく、最小の重量で、最大の剛性を付与
することができる。 特に、メインアーム32は、上下一体とされて
いるのみならず、上部回転中心軸28A及び下部
回転中心軸28Bに嵌合される1本の太径のパイ
プ部33を備えているので、メインアーム32の
全体の重量を大幅に増大させることなく、剛性を
増大させることができる。ここで、パイプ部33
は主としてねじり荷重を、又上部アーム38A及
び下部アーム38B、特に上部アーム38Aはサ
イドドア12の荷重を受け持つ。 又、前記メインアーム32は、サイドドア12
の全閉状態で、車体幅方向外側に凸となる略くの
字形状とされ、フロントピラー18の車体幅方向
外側の表面18Aの形状に沿つて配置されている
ので、フロントピラー18と干渉することなく、
スペース効率良くスペース34内に収納されるこ
とになる。 同様に、上部コントロールアーム30A及び下
部コントロールアーム30Bも、サイドドア12
の全閉状態で、車体幅方向内側凸となる略くの字
形状に屈曲されているので、第2図に示されるよ
うに、サイドドア12の全開状態で、フエンダ1
1の後端部11Aと干渉することなく、サイドド
ア12を最大限前方にスライドさせることができ
る。 又、前記ワイヤハーネス70は、サイドドア1
2のエンドパネル14側のハーネス孔74に対し
て、フロントピラー18側のハーネス孔72が上
下方向にオフセツトされているので、サイドドア
12の開閉時に生じるワイヤハーネス70のねじ
り力が該オフセツトによつて吸収されるという利
点がある。 又、前記ドアサイドベース16及びボデイサイ
ドベース20におけるボルト孔16A,16B及
び20A,20Bは、各々の上下端に形成され、
且つ、4節回転リンクの回転中心軸を支持するた
めの軸受け支持部17A,17B及び21A,2
1Bが、上記ボルト孔16A,16B,20A,
20Bに接近して形成されているので、サイドド
アヒンジ10を上下方向に可能な限り長く形成し
て、剛性を増大させると共に、サイドドア12の
荷重を効果的に分散させることができる。 又、ボルト孔と軸受け支持部が接近されている
のでドアサイドベース16及びボデイサイドベー
ス20に無理な集中荷重がかかることを防止でき
る。 更に、上記ドアサイドベース16及びボデイサ
イドベース20のそれぞれのエンドパネル14及
びフロントピラー18に対向する対向面90及び
92は、それぞれのボルト孔16A,16B及び
20A,20B,20Cの周囲のみが、エンドパ
ネル14又はフロントピラー18の表面18Aに
接触する取付面90A,92Aとされ、他の部分
は非接触の浮上り面90B,92Bとされている
ので、サイドドアヒンジ10によつてサイドドア
12を取付けた状態で自動車を塗装工程に入れた
場合、サイドドア12のエンドパネル14面及び
フロントピラー18の表面18Aとドアサイドベ
ース16及びボデイサイドベース20との間に塗
料が入り易くなる。 又、塗装乾燥炉での加熱によつても、ドアサイ
ドベース16及びボデイサイドベース20とエン
ドパネル14及びフロントピラー18の接触面が
少ないので、これらエンドパネル14及び表面1
8Aの昇温の妨げが少なく、従つて、乾燥不足と
なるようなことが抑制される。 又、上記実施例において、サイドドア12の全
開位置規制をするためのストツパ52A,52B
は、メインアーム32のパイプ部33における上
端及び下端に、即ち、ボデイサイドベース20の
ボルト孔20A,20B及び20Cに近い位置に
形成されているので、ストツパ52A,52Bが
ボデイサイドベース20のボデイ側への取付部に
対して変形し易い傾向が抑制される。 更に、前記ストツパ52A,52Bに当接する
ストツパ面54A,54Bを形成する突起部56
A,56Bはボデイサイドベース20の内側面と
上下一対の軸受け支持部21A,21Bの角部に
形成されているので、ストツパ52A,53Bと
の当接によつて生じる衝撃力を確実に受止めるこ
とができる。 又、上記実施例におけるドアチエツク機構60
は、前述の如く、トーシヨンバー62、ローラ6
4及びカムプレート66とから構成されているの
で、従来のドアチエツク機構と比較して、塗料の
付着によつても作動不良を生じることなく、又、
塗装乾燥炉の高温の雰囲気にも耐えることがで
き、従つて、サイドドアヒンジ10を、塗装前に
組付けることができる。 又、従来のドアチエツクが、砂や泥等が入込み
にくい所に取付けられているのに対して、上記実
施例においては、水、砂、泥等が比較的入込み易
いスペース34に取付けられているが、この実施
例におけるドアチエツク機構60は、水、砂ある
いは泥の付着に対して影響を受けることが少ない
という利点がある。 特に、ドアチエツク力を構成するローラ64と
カムプレート66のカム面66Aとの間に砂、あ
るいは泥等が付着しても、これらが噛込まれるこ
とによつてローラ64のカム面66Aに対する転
設が不能となつたりすることがなく、従つて、サ
イドドア12の開閉操作力が増大したり、故障を
生じることがない。 特に、ローラ64の内側にはグリス溝64Cが
形成され、ここに耐熱グリスが封入されているの
で、ローラ64の円滑な回転が保たれると共に、
グリスを封入した状態のまま塗装乾燥炉を通過さ
せることができる。 又、前記ローラ64は、トーシヨンバー62の
クランク形状部62Bに軸方向に摺動自在に取付
けられているので、トーシヨンバー62が取付け
られるメインアーム32側のトーシヨンバーフツ
ク58、ボデイサイドベース20側の軸受け支持
部21Aに取付けられるカムプレート66及びト
ーシヨンバー62の、相互の組付け誤差及び製作
誤差を吸収して、ローラ64がカムプレート66
のカム面66Aに接触できる。 特に、ローラ64はその上下に一対のつば64
Aを備え、カムプレート66を上下から挟込むよ
うにされているので、ローラ64のカム面66A
に対する転設状態は確実に維持されることにな
る。 又、前記カムプレート66は、上部回転中心軸
28Aと直交する軸受け支持部21A上に取付け
られた平板形状部材であるので、そのカム面66
Aを上部回転中心軸28A即ちメインアーム32
におけるパイプ部33の回転中心線と平行に容易
に形成することができる。 従つて、サイドドア12の開閉時にローラ64
はカム面66Aに対して常に一定条件で摺動する
ことかでき、両者が傾いたり、あるいはこじれた
りすることがない。 又、前記メインアーム32におけるパイプ部3
3は、中空状態とされているので、重量を大幅に
増大することなく、メインアーム32の剛性を大
きく増大させることができ、更に、上部回転中心
軸28A及び下部回転中心軸28Bは、それぞれ
別部材として、パイプ部33の上端及び下端の嵌
合孔33A,33Bに挿入されるようになつてい
るので、上下方向に一体の回転中心軸とした場合
と比較して、重量軽減及び組付け性を向上させる
ことができる。 又、上記実施例において、サイドドア12にお
けるインナパネル12Aの車室84側の前端角部
が前方に突出されてウエザストリツプ取付部86
とされ、ここにドアウエザストリツプ88が取付
けられると共に、ボデイ側のフロントピラー8の
後端面18Cが、前記ウエザストリツプ取付部8
6に対応してウエザストリツプ当り面18Bが形
成され、これがドアウエザストリツプ88に対し
て車体幅方向に当接するようにされているので、
サイドドアヒンジ10が配置されるスペース34
を小さく構成できると共に、フロントピラー18
の後端面18Cが通常よりも前方にオフセツトさ
れることによつて、乗員の乗降性が改善される。 更に、4節回転リンク機構を利用したサイドド
アヒンジ10におけるサイドドア12の開閉軌跡
に合わせたシール構造とすることができ、従つ
て、サイドドア12の全閉時におけるシールを確
実に行うことができる。 なお上記実施例において、上下方向に一体にメ
インアーム32はパイプ部33と、上部アーム3
8A及び下部アーム38Bとからなる略K字形状
とされているが、本発明はこれに限定されるもの
でなく、メインアーム32は、上下方向に一体で
あつて、上部回転中心軸24A,28A及び下部
回転中心軸24B,28Bに回転自在に支持され
るものであればよい。 従つて、例えば、サイドドア12側の上部回転
中心軸24A及び下部回転中心軸24Bに嵌合さ
れるパイプ部を設け、メインアーム32を枠形状
とするようにしてもよい。 但し、第1図に示される実施例の如く、メイン
アーム32を略K字形状とした場合は、ワイヤハ
ーネス76との干渉を避けると共に、重量の軽減
をも図ることができるという利点がある。 又、上記実施例において、ドアチエツク機構6
0におけるカムプレート66は平板形状であつ
て、ボデイサイドベース20の上部の軸受け支持
部21Aに取付けられることによつて、そのカム
面66Aがメインアーム32のパイプ部33の回
転中心軸線と平行となるようにしたものである
が、これは、カムプレート66の形状に拘わら
ず、カム面66Aがパイプ部33の回転中心軸線
と平行となるようにしたものであればよく、従つ
て、カムプレート66は必ずしも平板形状でなく
てもよい。 又、カム面66Aを例えば上部の軸受け支持部
21A自体に直接形成するようにしてもよい。 又、第18図に示されるように、カムプレート
66をドアサイドベース16の上部の軸受け支持
部17Aに設けるようにしてもよく、更には第1
9図に示されるように、トーシヨンバー62を上
部コントロールアーム30A及び下部コントロー
ルアーム30Bに取付けると共に、カムプレート
66をボデイ側の上部回転中心軸26Aを中心と
して軸受け支持部21Aに取付けるようにしても
よい。
本発明は上記のように構成したので、4節回転
リンクを利用した自動車のザイドドアヒンジに、
サイドドアあるいは、ザイドドアヒンジ自体の重
量を大幅に増大させたりすることなく、取付は調
整作業が容易とすると共に、該サイドドアを支持
するのに充分な剛性を付与することができるとい
う優れた効果を有する。
リンクを利用した自動車のザイドドアヒンジに、
サイドドアあるいは、ザイドドアヒンジ自体の重
量を大幅に増大させたりすることなく、取付は調
整作業が容易とすると共に、該サイドドアを支持
するのに充分な剛性を付与することができるとい
う優れた効果を有する。
第1図は本発明に係る自動車のサイドドアヒン
ジの実施例を示す斜視図、第2図は同実施例に係
るサイドドアヒンジを取付けたフロントピラー及
びサイドドアの位置関係を示す略示断面図、第3
図は第2図の要部を拡大して示す断面図、第4図
は同実施例におけるメインアーム及びハーネスプ
ロテクタを示す分解斜視図、第5図は同実施例に
おけるメインアームの回転中心軸の取付け状態を
示す断面図、第6図は第5図における回転中心軸
と嵌合されるブツシユを示す斜視図、第7図は上
記実施例におけるコントロールアーム側の回転中
心軸の取付け状態を示す断面図、第8図は同実施
例におけるドアチエツク機構の要部を示す断面
図、第9図は同実施例におけるドアサイドアーム
の取付状態を示す側面図、第10図乃至第12図
は第9図のX−乃至XII−XII線視図、第13図は
上記実施例におけるボデイサイドベースの取付状
態を示す側面図、第14図乃至第16図は第13
図のX−X線乃至X−X線視図、第17
図は上記実施例のサイドドアヒンジにおけるサイ
ドドア開閉時の状態を示す平面図、第18図及び
第19図は本発明におけるドアチエツク機構の他
の実施例を示す斜視図である。 10……サイドドアヒンジ、11……フロント
サイドフエンダ、12……サイドドア、14……
エンドパネル、16……ドアサイドベース、18
……フロントピラー、18A……表面、20……
ボデイサイドベース、22A,24A……上部回
転中心軸(ドアサイド)、26A,28A……上
部回転中心軸(ボデイサイド)、22B…24B
……下部回転中心軸(ドアサイド)、26B,2
8B……下部回転中心軸(ボデイサイド)、30
A……上部コントロールアーム、30B……下部
コントロールアーム、32……メインアーム、3
8A……上部アーム(メインアーム)、38B…
…下部アーム(メインアーム)。
ジの実施例を示す斜視図、第2図は同実施例に係
るサイドドアヒンジを取付けたフロントピラー及
びサイドドアの位置関係を示す略示断面図、第3
図は第2図の要部を拡大して示す断面図、第4図
は同実施例におけるメインアーム及びハーネスプ
ロテクタを示す分解斜視図、第5図は同実施例に
おけるメインアームの回転中心軸の取付け状態を
示す断面図、第6図は第5図における回転中心軸
と嵌合されるブツシユを示す斜視図、第7図は上
記実施例におけるコントロールアーム側の回転中
心軸の取付け状態を示す断面図、第8図は同実施
例におけるドアチエツク機構の要部を示す断面
図、第9図は同実施例におけるドアサイドアーム
の取付状態を示す側面図、第10図乃至第12図
は第9図のX−乃至XII−XII線視図、第13図は
上記実施例におけるボデイサイドベースの取付状
態を示す側面図、第14図乃至第16図は第13
図のX−X線乃至X−X線視図、第17
図は上記実施例のサイドドアヒンジにおけるサイ
ドドア開閉時の状態を示す平面図、第18図及び
第19図は本発明におけるドアチエツク機構の他
の実施例を示す斜視図である。 10……サイドドアヒンジ、11……フロント
サイドフエンダ、12……サイドドア、14……
エンドパネル、16……ドアサイドベース、18
……フロントピラー、18A……表面、20……
ボデイサイドベース、22A,24A……上部回
転中心軸(ドアサイド)、26A,28A……上
部回転中心軸(ボデイサイド)、22B…24B
……下部回転中心軸(ドアサイド)、26B,2
8B……下部回転中心軸(ボデイサイド)、30
A……上部コントロールアーム、30B……下部
コントロールアーム、32……メインアーム、3
8A……上部アーム(メインアーム)、38B…
…下部アーム(メインアーム)。
Claims (1)
- 1 4節回転リンクを利用したダブルアームタイ
プであつて、ダブルアームの一方が、主としてサ
イドドアの荷重を支えるメインアームであり、他
方が、主としてサイドドアの移動を制御するコン
トロールアームとされた自動車のサイドドアヒン
ジにおいて、前記サイドドアの揺動基端側の端部
に沿つて上下方向に長く形成され、且つ、該端部
に取付けられるドアサイドベースと、前記端部に
隣接するボデイ側の表面に沿つて上下方向に長く
形成され、該表面に取付けられたボデイサイドベ
ースと、前記ドアサイドベース及びボデイサイド
ベースの少なくとも上部及び下部の各々2個所に
支持された4個の上部回転中心軸及び該上部回転
中心軸の下方に整列する4個の下部回転中心軸
と、を有してなり、前記コントロールアームは、
前記上部回転中心軸のうち、前記ボデイサイドベ
ース及びドアサイドベースの各々の一方の回転中
心軸に両端が回転自在に連結された上部コントロ
ールアームと、この上部コントロールアームの両
端の上部回転中心軸に整列する前記下部回転中心
軸に両端が回転自在に連結された下部コントロー
ルアームと、からなり、前記メインアームは他方
の2個の上部回転中心軸及び他方の2個の下部回
転中心軸に、上下の幅方向両端部が回転自在に連
結された上下方向に一体の部材からなることを特
徴とする自動車のサイドドアヒンジ。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59231679A JPS61110618A (ja) | 1984-11-02 | 1984-11-02 | 自動車のサイドドアヒンジ |
| US06/793,246 US4713862A (en) | 1984-11-02 | 1985-10-31 | Side door hinge mechanism in motor vehicle |
| EP85113886A EP0180232B1 (en) | 1984-11-02 | 1985-10-31 | Side door hinge mechanism in motor vehicle |
| DE8585113886T DE3575758D1 (de) | 1984-11-02 | 1985-10-31 | Scharniermechanismus fuer eine kraftfahrzeugseitentuer. |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59231679A JPS61110618A (ja) | 1984-11-02 | 1984-11-02 | 自動車のサイドドアヒンジ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61110618A JPS61110618A (ja) | 1986-05-28 |
| JPH0415877B2 true JPH0415877B2 (ja) | 1992-03-19 |
Family
ID=16927285
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59231679A Granted JPS61110618A (ja) | 1984-11-02 | 1984-11-02 | 自動車のサイドドアヒンジ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61110618A (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4768048B2 (ja) * | 2009-04-08 | 2011-09-07 | スガツネ工業株式会社 | ヒンジ装置及びヒンジ装置用取付部材 |
| JP6781447B2 (ja) * | 2016-04-27 | 2020-11-04 | 株式会社サンセイアールアンドディ | 遊技機 |
| JP6889456B2 (ja) * | 2016-04-27 | 2021-06-18 | 株式会社サンセイアールアンドディ | 遊技機 |
-
1984
- 1984-11-02 JP JP59231679A patent/JPS61110618A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61110618A (ja) | 1986-05-28 |
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Legal Events
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|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |