JPH04158794A - 多糖類の抽出方法 - Google Patents

多糖類の抽出方法

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JPH04158794A
JPH04158794A JP28646190A JP28646190A JPH04158794A JP H04158794 A JPH04158794 A JP H04158794A JP 28646190 A JP28646190 A JP 28646190A JP 28646190 A JP28646190 A JP 28646190A JP H04158794 A JPH04158794 A JP H04158794A
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polysaccharide
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Kazue Minamisako
南迫 一栄
Akio Hayashi
林 彰男
Tatsuo Nakatani
中谷 龍男
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Mitsui Engineering and Shipbuilding Co Ltd
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Mitsui Engineering and Shipbuilding Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は多111の抽出方法に関し、さらに詳しくは強
酸または強アルカリを使用せずに微細藻体から多糖類を
抽出することができる多糖類の抽出方法に関する。
〔従来の技術〕
従来、微細藻体から多糖類を抽出する方法として、強酸
や強アルカリを使用する方法が知られている(特開昭5
8−201993号公報)。しかしながら、この方法で
回収される多I!類は、強酸や強アルカリで加水分解を
受けて分子の一部が低分子化するという問題があった。
またアルカリ処理中には硫酸基等の官能基が脱離したり
、アンヒドロ結合を形成するおそれがあった。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明の目的は、前記従来技術の問題を解決し、強酸や
強アルカリを使用せずに微細藻体がら多糖類を抽出する
ことができる多*類の抽出方法を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、藻培養液中の湿藻体から多糖類を抽出するに
際し、上記湿藻体の細胞を破壊した後、タンパク質分解
酵素および/または脂肪酸エステル分解酵素により酵素
反応を行うことを特徴とする多II類の抽出方法に関す
る。
本発明に用いられる微細藻体には特に制限はないが、紅
藻類に属するボルフイリジウム・クルエンツム(Por
phyridium cruentum海産性)、ポル
フィルシウム・アイロギニュウム(Porphyrid
iumaerugineum淡水性)などが多vM類を
多く含むために好ましい。これらの微細藻体は、通常、
公知の方法で培養して用いられる。
本発明に用いられるタンパク質分解酵素としては、例え
ば、中性または弱アルカリ性のエンド型またはエキソ型
プロテアーゼの混合酵素剤である、パパイン、プロテア
ーゼN「アマノ」 (大野製薬社製商品名)などが挙げ
られる。
本発明に用いられる脂肪酸エステル分解酵素としては、
α位またはβ位の脂肪酸を分解するリパーゼ、バクレア
チンなどが挙げられる。
藻培養液から多IIを抽出するには、例えば次のように
して行うことができる。
まず、藻培養液を遠心分離、濾過等の固液分離操作によ
り上清と湿藻体に分ける。
得られた湿藻体を密閉容器に入れて5〜7倍容の水を加
えた後、加熱および/またはホモジナイザー、ボールミ
ル等により細胞破壊を行う。細胞破壊の方法は藻体の状
態によって適宜選択されるが、細胞内の色素タンパクを
変性し、後述する酵素反応を容易にするためには加熱す
るのが好ましい。しかし、高温で長時間細胞破壊を行う
と細胞内の多糖類が分解されて低分子化するおそれがあ
るため、70〜120 ’Cの温度で10分〜60分間
程度で行うことが好ましく、より好ましくは120°C
で10分ないしは70°Cで30分加熱を行う。加熱の
前後にホモジナイザー、ボールミル等で充分破壊するの
がさらに好ましい。
次に破壊された細胞にタンパク質分解酵素および/また
は脂肪酸エステル分解酵素を添加して酵素反応を行う。
タンパク質分解酵素と脂肪酸エステル分解酵素は単独で
用いても、併用して用いてもよい。併用する場合には別
々に添加しても同時に添加してもよい。湿藻体100−
に対する添加量は、タンパク質分解酵素では通常10,
000〜50,0OOU(ユニット)であり、脂肪酸エ
ステル分解酵素では通常7,500〜30.000Uで
ある。酵素反応は、通常30〜80’C1より好ましく
は40〜60°Cの温度で、攪拌または振とうを行いな
がら30分〜24時間程度行う。
酵素反応終了後、水混和性有機溶媒を反応物の2〜3倍
容になるまで加え、多M類を浮遊物として析出させる。
水混和性有機溶媒としては、エタノール、イソプロパツ
ール等のアルコールなどが用いられる。浮遊物の回収は
濾過等の手段により行う。浮遊物を回収した後、必要に
応して水への再溶解工程および水混和性有機溶媒による
浮遊物の回収工程を数回繰り返し、多糖類の精製を行う
さらに必要に応して透析等による脱塩を行った後、乾燥
する。乾燥は、通常の真空乾燥、スプレー乾燥、凍結乾
燥等の方法により行う。
本発明の方法により得られる多糖類は、強酸および強ア
ルカリを使用しないため、多糖の分子が壊されることが
なく、高分子量の多糖を多く含む。
この高分子量の多糖を多く含む多糖類は、流体摩擦の抵
抗低減効果に優れ、種々の流体摩擦低減剤として有用で
ある。
〔実施例〕
以下、本発明を実施例により詳しく説明する。
実施例1 微小藻体(ポリフイリジウム・タルエンツム)を、培地
としてASWを使用し、光源としてハロゲンランプを使
用して5〜10kp!、xの光を照射し、25°Cにお
いて、約2週間、CO□5%を含む空気を通気しながら
培養を行い、藻培養液を得た。
得られた藻培養液を遠心分離にかけ、上清と湿藻体に分
離した。湿藻体(固形分13重量%)l廟に対し、蒸留
水5rを加えて10.OOOrpmで5分間ホモジナイ
ズした。次にこれを80゛cで10分間加熱した後、4
0°Cに冷却し、タンパク質分解酵素であるパパイン(
大野製薬社製)を13g加え、50°Cで24時間酵素
反応を行った。
反応終了後、エタノールを等量加え、浮遊する多W類を
ナイロンメツシュで濾過し、水およびエタノールを除去
した。得られた多IIIを再び蒸留水51に溶解させ、
パパインを13gjJOえ、50°Cで24時間酵素反
応を充分に行った。その後、エタノールを等量加えて浮
遊する多W、類を回収した。
この多#M類をエタノールで充分洗浄し、真空乾燥法で
乾燥した。
得られた多IIの分子量分布を、GPC(gelper
meation chromatohraphy)を用
いて測定し、結果を第1図に示した。
比較例I 藻体を含む培養液にNa OHを加えてpH10〜12
に調整し、100°Cで1〜2時間加熱した。
これを室温まで冷却した後、HCIを加えてpH2〜4
に調整し、エタノールを2〜3倍容加え、浮遊した多糖
を回収した。回収した多糖を2MのCaCl2を含む蒸
留水に溶解させた。その後、90°Cで多糖が完全に溶
解するまで攪拌し、溶解したら、35°Cまで冷却し、
これにさらにエタノールを2〜3倍容加えて多1!類を
回収し、40°Cで真空乾燥させた。
得られた多糖類の分子量分布を実施例1と同様にして測
定し、その結果を第3図に示した。
第1図と第3図の比較から、本発明の方法で得られた多
糖類は、酸・アルカリ処理による場合よりも、高分子量
の多糖を多く含むことがわかった。
実施例2 実施例1で用いた藻培養液を遠心分離にかけて上清と湿
藻体に分離した。得られた湿藻体1kg’こ対して蒸留
水3βを加え、100°Cで30分間加熱した。加熱後
、蒸留水を31加え、さらにプロテアーゼN「アマノ」
 (大野製薬社製商品名)25gを加えて40゛Cで2
4時間酵素反応を行った。
反応後、エタノール71を加えて浮遊する多糖類を濾過
により回収した。この多糖類を再び蒸留水に溶解し、プ
ロテアーゼN「アマノ」を25gを加えて24時間酵素
反応を充分に行った。その後、エタノールを加えて多糖
類を浮遊させ、濾過により回収した。この多糖類を蒸留
水に再溶解し、水に対して4°Cにおいて48時間透析
を行い、その後凍結乾燥させた。
得られた多糖類の分子量分布を実施例1と同様にして測
定したが、本発明の方法で得られた多糖類は、比較例1
と比較して高分子量の多糖を多く含むことがわかった。
実施例3 実施例1で用いた藻培養液を遠心分離にかけて上清と湿
藻体に分離した。湿藻体1 k、gに対し、蒸留水5r
を加えて10.OOOrpmで5分間ホモジナイズし、
その後、80 ”Cで10分間加熱した。これを20°
Cに冷却した後、リパーゼ(天野製薬社製)を35g加
え、30″Cで24時間反応させた。反応終了後、エタ
ノールを等量加えて浮遊する多1mをナイロンメツシュ
で濾過し、水およびエタノールを除去した。得られた多
糖類を再び水5rに充分溶解させた後、パパイン13g
を加え、50″Cで24時間酵素反応を充分に行い、エ
タノールを等量加えて浮遊する多糖類を回収した。これ
をエタノールで充分に洗浄し、室温で真空乾燥した。
得られた多糖類の分子量分布を実施例1と同様に測定し
、結果を第2図に示したが、本発明の方法で得られた多
糖類は、比較例1と比較して高分子量の多糖を多く含む
ことがわかった。
実施例4 実施例1で用いた藻培養液を遠心分離にかけて上清と湿
藻体に分離した。湿藻体1kgに対し、蒸留水21を加
え、80°Cで20分間加熱を行った。
その後、7000rpmで5分間ホモジナイズし、蒸留
水2pを加えて攪拌した。30’Cに冷却させた後、バ
ンクレアチン(天野製薬社製)50gを加えて40°C
で24時間反応を行った。反応紡了後、等量のエタノー
ルを加えて浮遊する多tlTをナイロンメツシュでt7
.遇し、水とエタノールを除去した。回収した多糖類Q
こさらにT留水5rを加えて溶解し、パンクレアチン5
0g’ullえ、40°C24時間反応を行った。再び
エタノールを等量加えて多糖類を回収し、水に対して透
析を4°Cで48時間行った後、凍結乾燥した。
得られた多糖類を実施例1と同様にして分子量分布を測
定したが、本発明の方法で得られた多糖類は、比較例1
と比較して高分子量の多糖を多く含むことがわかった。
[発明の効果〕 本発明の抽出方法によれば、強酸や強アルカリを使用し
ないため、多IIの分子を損なうことなく、高分子量の
多糖を多く含む多糖類を回収することができる。この高
分子量の多糖を多く含む多i類は流体摩擦低減効果に優
れるため、種りの流体摩擦低減剤として有用である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、プロテアーゼで酵素処理して得られた多IR
類の分子量分布曲線、第2図は、リパーゼとプロテアー
ゼで酵素処理して得られた多糖類の分子量分布曲線、第
3図は、酸およびアルカリ処理して得られた多IR類の
分子量分布曲線である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)藻培養液中の湿藻体から多糖類を抽出するに際し
    、上記湿藻体の細胞を破壊した後、タンパク質分解酵素
    および/または脂肪酸エステル分解酵素により酵素反応
    を行うことを特徴とする多糖類の抽出方法。
JP28646190A 1990-10-24 1990-10-24 多糖類の抽出方法 Expired - Lifetime JPH074266B2 (ja)

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